2010年10月18日月曜日

惨敗と完敗の向こうに

今年も南部リーグが開幕。今日は午前と午後の2試合Wヘッダー。
南部リーグとは、宮前連盟主催の公式戦とは違い、区を南部・北部に分けて、有志のチームが集まって行うもの。もうすぐ卒業となる6年生たちに最後の想い出にと、古豪野川レッドパワーズさんが南部各チームに参加を呼びかけて始まったもの。筆者がフレンズに関わるようになった15年前にはすでにあったから、歴史はもっと古いのだろう。言い出しっぺのレッパさんが提供した立派な優勝旗には、ウチの「○○年優勝有馬フレンズ」の短冊がザックザク。今でもレッパさんはニガ笑いしながら恨めしげに言う。しかし近年、うちはサッパリ優勝旗とは縁遠くなってしまった。

その初戦が対レッドパワーズ戦。試合結果は惨敗。
先発ピッチャーKawaharaは球の球威が増したようで、決して悪くはなかった。10失点のうち自責点はたったの1点。つまりは守備のエラーで周りが足を引っ張った結果である。試合途中、攻守交代の時に選手たちにスコアブックを見せて「喝!」を入れたのだけど効き目なし。まあ、スコアブックを見せたところで奮起出来るわけもないのだけど、今日はいても立ってもいられなかった。
3個も失策を重ねてベストプレイヤーをあげるのはいかがなものか、と自分でもおもうのだけど、ひとつはOhtakeに。いつもボテボテの内野ゴロが多いのだけど、今日は中堅手右横を深く破る久々のタイムリーツーベースを放ったからね。
もうひとつはやはり孤軍奮闘のエースKawaharaに。

第2戦目はお隣チームの有馬子ども会。試合結果は完敗。
惨敗の次は完敗である。ウチは内野安打の1本だけ。8失点のサヨナラコールド負けだ。どんな負け試合でも、光ったプレーをした選手にBP賞をあげるのがこのブログでのコンセプト。しかしながらさすがにこの試合ではいいところナシ。
試合後今年入部した子の父親でもあり、飲み仲間でもあるTanakaさんが筆者にボソリ。
「なんか覇気がないですよね。野球がうまい下手以前の問題のような気がします」と。同感。技術指導うんぬんの前にそこの根本的なところをどうにかしないといけないと思う。抜本的に大ナタを振るうにしても、そのための原因を求めない限りは同じ事の繰り返しであろう。自分も含めて指導陣に名を連ねている以上、これを他人任せ・他人事とせず、正面から向き合う必要があると思う。
その「解」はどこにあるのだろう?
そこかしこの道ばたに落ちているわけではないと知りつつも、足もとの地面ばかりを見ながらトボトボ帰路についた。

さて、気分を変えて!
写真は6年生5人組の一枚。

試合開始前の選手整列とギャラリーたち。

シートノックをするKawakamiコーチ。
会社のチームでは監督兼選手をやっているKawakamiちゃん。今日はうちのチームでの監督代行デビュー戦だった。試合後彼も筆者にボソリ。「デビュー戦が完封負け試合とは...トホホ」
膨大な数の写真を撮っていると、偶然こんな一枚に出くわす。ノッカーが持っているべきノックバットが消えて、まるで素手でノックをしているかのような写真。実は腕の向こうにバットが重なり見えていないだけなんだけどね。

随分前のブログでも同じ現象の写真を載せたことがあった。こちらは更にもうひとつの偶然が重なりちょっと面白い.....この記事は2009年2月の松風スラッガーズ戦だったけど、当時いろいろトラブルがあり、この「晴耕雨読」の初期のブログ記事をかなりの数を削除したのだった。写真だけはWeb上にあったので再掲載しよう。
Kohtaのバットのグリップだけが見えて、バット本体は消えている。代わりにその向こうの黄色いトンボが重なり...黄色い棒切れでバッティングしたかのようでしょ!?(^^)
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