2011年2月28日月曜日

啓蟄(けいちつ)

春季大会初戦なんである。いよいよ開幕、とうとう開幕、やっと開幕、もう開幕。
...と思ったとたんにすでに閉幕...。
春に勝てるかどうかで、いやがうえでも今年の自軍を占ってしまうのは私だけではあるまい。しかしまだ春季とはいえ2月。急に強くなれるわけではないから、あせらず諦めず頑張るしかないのだろう。子どもたちもそうだけど、指導陣はもっとそうあるべき。サジを投げるのは簡単だ。でもそれは自分から逃げることでもあるわけで...。
宮前区少年野球の甲子園、第一公園球場での開会式。
いつものことだけど共同写真のカメラマンたちが各チームの写真を撮る。
昨年同様プロカメラマンの後ろから小生が撮影。選手たちの笑顔を引き出すため、ヘン顔をしてみせパシャリ。更に私のうしろでは監督がもっとヘン顔をしていたはずだ。来年はこっそり監督のヘン顔を撮ってやろうか。

「啓蟄」(けいちつ)=春に目覚めて土の中からモゾモゾ虫たちが動き出す季節を言うことは万人の知るところ。
宮前指導陣も始動。我々は次の大会に向けて頑張らねば...。
負けたけれどベストプレイヤーは、2打数2安打2塁打2打点のTaguchiだね。
大振りで三振も多いが好きな高めに来た時はドンピシャリの長打を放つ。
脇を締めて選球眼を養えばもっといいバッターになれるぞ。

さて話変わって、連盟20周年記念誌のこと。表紙デザインにまつわるメールのやりとり。今日は写真の合成加工を試作。細かい話は抜きにして、以下小生が打ったメール文をコピペしちゃう。明日も早いからもう寝なきゃね(^^)
発刊前なので、肝心の写真を掲載出来ないのは残念。

※記念誌プロジェクトメンバーに送ったメール文を引用↓↓↓↓

どうにもこうにもTeです。
夜分にすみません。パソコンからなので携帯では読みにくい文章です。
春季大会、みなさまのチームにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
昨日のNemoto師匠の写真を基本に、とりあえずマウンドのバージョンを加工してみました。今日の開会式前に社長、編集局長立ち会いのもとに昨日メールしたミッションを実行しました。春季初戦敗退し涙をこらえて帰宅後、合成作業に没頭することで悔しさを忘れようとした次第です(^^)
さて加工合成内容を列記します。
1.モンタ&ブラザース....じゃなかったモンタ&ワイルダースの帽子マーク部分のみをヘルメに貼付け。
2.Pプレート上下に「20」と「みやまえ」の手書き文字を合成。
3.Pプレートを少し白く加工。
4.画像全体を正対称になるようシンメトリーに調整。
以上です。
直感的におわかりかと思いますが、「20」はまだいいとしても「みやまえ」の文字が若干わざとらしいですね。
原本の写真と今日撮ったグランドの土の色が全く違ったためこれが限界です。
人為的、作為的な写真は見る人にはわかっちゃうものです。
よって、次の提案をしたいと思います。
A.このまま加工合成したものでいく。
B.「20」だけは残し「みやまえ」は削除。
C.「20」も「みやまえ」も削除して、モンタ&ワイルダースの合成だけにし、ほぼ原本どおりにする。
以上です。今日は遅いので明日にでもパソコンでご確認いただき、忌憚のないご意見をどうぞ。
原本の写真も添えて送信します。
(Nishimuraさんへ。加工した写真はPSデータで60MB。JPGなら5MB。320×220mm。解像度300pixel/inch。メール添付ファイルは800KBまで落しました)

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2011年2月27日日曜日

野球の「や」の字

低学年のキミたちへ。
野球の「や」の字。
や....やっぱりおもしろい「やきゅう」
き....きっとおもしろい「やきゅう」
ゆ....ゆっくりがんばってみよう「やきゅう」
う....うんとがんばれば、もっとおもしろくなる「やきゅう」

全然違う話になるけれども、今TVで楢崎のPKファインセーブ3連発のスポーツ映像を観て、サッカー小憎だった筆者は俄然PKとフリーキックを蹴りたくなった。
わざとゴールの横バーを狙って当てられる確率は、10本蹴って1,2本なら自信がある。プロなら7本くらいかな。
こんな気になれるのはスポーツの種類問わずですね。
今の少年野球小僧たちが40、50歳になった時に、またバットを握ってみたいと思うような子になって欲しい。
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2011年2月24日木曜日

プレハブの東京都庁

月曜日。
デジカメ一眼レフをPENTAX本社に修理に持ち込んだInoueコーチから、夜の都庁の夜景の写真が送られて来た。

火曜日。
筆者は新宿のバーを設計する打合のために、西新宿に現場調査に来た。すぐ近くから携帯で昼の都庁を撮影。

水曜日。このブログを書いている。
ずいぶん昔、丸の内から新宿へ都庁が移転した。その丸の内旧都庁舎ビルのパブリックゾーンを改装デザインする仕事をしたことがある。この写真を見て今突然思い出した。
この新宿都庁舎は鈴木都知事時代に大々的にデザインコンペを開催し、確か10社くらいの建築設計事務所が参加し、結果、丹下健三建築設計事務所に決まったもの。当時は鈴木都知事と丹下さんが蜜月関係にあったためデキレースに違いないと、業界では巷間まことしやかに囁かれたものだ。
さてこの巨大で立派な建築物。実は「プレハブ建築」なのをご存知だろうか?
「プレハブ」=「Prefabrication」=プレ-ファブリケーション=前もってあらかじめ壁などを工場で製造し、現場では単に組み立てるだけの建築工法...なんである。
その最たるものが建築現場でよく見かけるペラペラの「現場事務所」のプレハブ。イナバ物置などもその範疇に入るだろう。
都庁舎もしかりなんである。
工場で数メーター×数メーターの巨大な壁をPC板(プレキャストコンクリート)やALC板(気泡入り軽量コンクリート)と呼ばれる軽いコンクリートで作り、一見窓風に見える凹凸をつけてグレーの色をつけ製造。これを何百枚も作って現場で組み立てるわけだ。遠くから臨むと複雑な幾何模様に見えている窓のようなものは、実はただの模様にすぎない。(もちろん本当のサッシュ窓もたくさんあるけれど)
巨大なプレハブ建築物であり、壮大なハリボテの積み木のようでもある。
今日はちょっぴり専門的なことを書いちゃいました。
これがイナバ物置ならば、100人どころか10,000人乗っても大丈Vだろうね。
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2011年2月21日月曜日

驚きアリーナ

朝から等々力アリーナ近くの多摩川グランドで練習試合。
超久しぶりにイタズラゴコロが、真夏の入道雲のようにむくむくとわき上がる。
こんな看板があったら、そりゃ驚くよね(^^)/

対戦相手は井田つくしさん。小さい子が多いチーム、勝敗や点差などは関係ない。18:1で勝つには勝ったけど、問題は内容だ。安打での得点は数えるほど。ほとんどが相手エラーや未熟なプレーによるもの。これではダメ。相手に合わせた野球をしてしまうのがウチの悪いところ。
それにしても寒かった。河川敷グランドを本拠地にしてるチームは全国のどこにでもあるが、風が強いので冬場はめっぽう寒いから大変だ。
今日のベストプレイヤーは二人。
2の2の2、いずれもバントヒットで2打点のSyouyaと、二番手投手TeruがP前凡飛をダイビングキャッチしたプレー。
おっと、そうだ、もう一人。
筆者はスコアブックに目を落していて見逃したけれど、スクイズのサインでお尻のうしろを通過する暴投に対して瞬時に芸術的バントを決めちゃったOnoにもあげようね。いくらスクイズでも普通は手を出さないけど(^^)

夕方からは春季大会の壮行会を開催。
子どもらは単に楽しい食事会としか認識してなかったかもだが。
まあ、大人も似たようなものだけどね。こうしてチーム全体で交流を図ることは大事なこと。季節ごとにやってもいいくらいだ。筆者が現役オヤジの頃はチームの黄金期で壮行会というより、祝勝会をしょっちゅうやっていたなあ。
今のチームは残念ながら祝勝会がほとんどない。
規模もぐっと縮小かい?...なんて(^^)
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2011年2月20日日曜日

かんかんがくがく

宮前区少年野球連盟20周年記念誌プロジェクト。
今日は夕方から10名ほどが参集し侃々諤々の会議開催。
※かんかんがくがく[ト・タル][文][形動タリ]正しいと思うことを堂々と主張するさま。また、盛んに議論するさま。「〜と意見をたたかわす」....Yahoo!辞書より。
...1月3日は「和気藹々」から「喧々囂々」(けんけんごうごう)だったけれどね(^^)


各ページについての具体的な討議や意見交換などを経て、最後に筆者担当ページの説明。仕事柄自然と身に付いた自己流プレゼン手法にて資料を配付。持って来たA4サイズの資料を最初に一気に全部配ると、ほとんどの人は説明を聴かずにパラパラめくりはじめて、インパクトのあるものだけに目がいってしまうものだ。これを避けるために、順序立ててAの説明をする時はAだけの資料を配り、次のBの説明の時に改めてBの資料を配付するというもの。小出しにして集中させるテクニック。自分のイチオシは最初か最後に配付するのが効果的。


「戦国絵巻」「群雄割拠」風にチームマップをデザイン作成。
区内の20チームが本丸を目指してしのぎを削る様を、戦国絵巻風に遊び心でデザイン。これをブログにアップしたいのだけどNishimura編集局長からマッタがかかった。発刊前に公開はマズイのじゃないかと。確かに筆者もそう思うので、ここはぐっとこらえよう。9月にはお披露目出来ると思う。
ただ、男なら甘い誘惑にかられて我慢出来ずについ発射...おっと、いけない発表しちゃうかも。編集局長には内緒でコッソリと。いやいや、このブログはNishimura編集局長も見ているので無理か(^^)
当初このページはモノクロで編集後記の下半分に割当てられていた。A4の半分だ。それが前回会議でカラーでA4丸ごと1ページ分になった。更に今日の打合でA4見開き、つまり2ページ分に昇格。
出世魚。肩書きのない新入社員が飛び級で係長を越えていきなり課長になったかと思う間もなく、ついに取締役に抜擢されたようなものだ。
そのぶん、作者としては責任重大だけどね。
これに加え表紙デザインのサンプル2案もプレゼン。
写真が重要なカギになるはず。ラフを描きながら思ったのは、こんな写真を自分も撮ってみたいという欲求。ここでうまく説明は出来ないけれど、そのうちラフスケッチだけならここでアップしちゃおうと思う。完成形の公開はやはり9月かな。
このブログを書いてる途中にも、記念誌メンバーのメーリングリストの携帯がぶるぶる唸りを上げる。
ヤバイ!明日は練習試合で遠征だ。
もう寝なきゃ。あともう一杯だけグラスに注いでから...。

2011年2月18日金曜日

イメージ降臨?

宮前区少年野球連盟・設立20周年記念誌。
このメンバーに選ばれて数チーム協同でプロジェクトを組み、昨年から仕事を進めて来たことは何度か書いた。編集長は偶然にも広告代理店勤務のプロのNishimura氏が辣腕ぶりを発揮し、みんな大船にのっかってオールを漕いできた。
小生は荷が重いプレッシャーのかかる数ページのデザインを担当することに。
特に表紙。このテイストが全体を左右しちゃうので、編集長はリキが入るのは当然。小生は重圧がかかるのが必然。
ずず、ずっとイメージが湧かずに制作できず...というのは言い訳で、実際は仕事でクタクタになり頭がまわらなかったのが現実。満員電車を降りてポケットの煙草を取り出したら箱がぺちゃんこになってたようにクタクタ。
しかし、今週の土曜にまたミーティングがある。アイディアスケッチを持っていかネバダ。
先日フッと天からイメージが降臨した。
おもむろにスケッチを描きはじめたら、つるつると30分で8案描いた。
ホッ。
そのうちの2案をここで披露。なぜならこの案はたぶん採用されないと思うのでいいだろう。表紙に使う写真のアイディアスケッチだ。以前ブログで娘の写真を載せたけれど、ひとつはそこからイメージが派生したもの。この他にも映画「愛と青春の旅立ち」からヒントを得たものなど盛りだくさん。
いつかここで公開したいと思う。ん、発刊前にWebで公開はマズイかな?...。
別ページの「宮前区チームマップ」なども楽しいページになりそうだ。
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2011年2月15日火曜日

バスにまつわる男たち

変なタイトルではある。
小生は駅へ行く通勤にはバスを利用する。通勤じゃない時は歩くようにしているけれど。朝の通勤時間帯のバスはとても混む。時には前扉から乗車できずに後ろの降車扉から乗車することもある。その際は料金が払えないので、終点の駅について、いったん降りてからバス運転者に直に料金を渡すわけだ。飽くまで紳士協定という暗黙の了解というやつ。
先日の話。この日も超満員、運転手のアナウンスで後ろから乗車どうぞとのこと。乗ったのは小生を含めた中年男性3人と同じ中年の女性3人。駅に着いて一番に運転手にパスモを渡し200円を引いてもらう。続いて男性乗客2人が続く。...ん、あとの女性3人はどーした?見ると3人ともナニクワヌ顔をして駅の改札へ立ち去っていった。この確信犯的無賃乗車はもちろん男もやる。この時はたまたま3対3の中年男女だったから、余計に印象が際立ったのかもしれないが、オトナとしていかがなものか。女性の一人などは200円のバス代の1,000倍はするであろう、高そうな毛皮のコート(フェイクかもしれないけど)を身につけていた。
それまで「中年女性」の乗客というコトバは、一瞬にして「中年ババア」に切り替わったのは言うまでもない。

今晩の雪には驚いた。何年ぶりだろうこんな大雪は。神保町を出た時は舗道に1,2センチ積もっていた程度。傘がない小生はマフラーを頭からかぶり駅へと急いだ。駅の1階のエレベーターの横には誰かが忘れたであろうビニール傘が立てかけてあった。持ち主があわてて戻って来るかもしれない。小生は横目で見ながらエレベーターへ。あとから乗り込もうとした別のこれまた中年男性が声をかけてきた。
「傘、お忘れじゃありませんか?」
「あっ、いえ、私のではありません。ありがとうございます」

鷺沼駅へ着いた。乗車時間40分少々。雪の影響で運行が遅れているらしい。こちらではもう10センチくらいの積雪。バス乗り場では長蛇の列をなしていた。またまたマフラーをかぶり列に並ぶ。気がつくとすぐ後ろの方が黙って小生にも傘を半分さしかけてくれていた。
「すみません」
待つこと15分。やっとバスが鈍いチェーンの音を鳴らしながら到着。バス亭の屋根の下に入りマフラーを取る。後ろを振り向き深々と頭を下げた。
「わざわざご親切にありがとうございました。おかげで助かりました」
「いえいえ」
と言いながらにっこり微笑んだその人は、小生と同年代くらいのやはり中年男性だった。
その笑顔を見た瞬間、想い出した。自分もかつて同じシチュエーションで、かつて他人に同じことをしてあげたことを。
中年男性諸氏、世の中捨てたもんじゃないよね。

これで終わりではない。
バスに乗り込んだら、またうしろから肩をたたく人。
今度は同じマンションに住む知り合いの大学教授だった。互いの近況を話し合っているうちに、やっとバスは雪道をのろのろと発車したのだった。

2011年2月13日日曜日

最初はGoo!邪険にポン!

北国の方が読んだら笑われてしまいそうだけど、今朝グランドへ行く小生の足元は路面のアイスバーンにビクビクし、いつもの倍の時間がかかってしまった。山形生まれのくせに、すでに雪や凍結に軟弱な足腰になっちまったことはくやしいけど認めざるを得ない。脳みそまでがシャーベット状になってるようだ。

本日はグリーンカップ大会。連盟主催ではないものの、プロでいえばオープン戦のようなもの。しかしながら上位に食い込みたいものだ。開会式時点では地面が凍りつきグランドがカキンコキン和歌集状態。ブラシどころかトンボも歯が立たない。ところが日が昇るに徒然草、霜柱が溶け始めグチョグチョになり整備すればするほど最悪の展開。これではお先真っ暗の草子。結局開会式のみで、午後会場を別のグランドに変更して初戦開催の運びとなった。
優勝旗の中に平成6年のうちの短冊を発見。今は昔、今昔物語。

午後宮崎モンスターズとの試合。
うちが序盤に大量5点を一気呵成に先取したかと思えば、急転直下すぐに大量5点を返され振り出しに戻る人生ゲーム。更に1点加点しリードを奪えば、すかさず1点取られまた元のモクアミ。夏のボーナスを貯金にまわそうと思い、銀行に行く途中でドブ川に落してしまって秋の木枯らしに身をさらす気分。
最終回を終えて6:6の同点。この時季の大会なので子どもの健康や日照時間を勘案してのルールなのだろう、延長戦はない。ジャンケンである。
まるでサッカーのPK戦だ。最後のキッカーがゴールを外しあえなく敗退。今年の初戦にしてはまあまあの内容だっただけに、ジャンケンで負けるというのも悔しいものだ。「最初はGoo!邪険にポン!」

今日のベストプレイヤー賞は大盤振る舞い...。
先制点の痛烈な左中間を抜く2点タイムリーを放ち、投げては救援でピンチを凌いだOhsumi。初めて4番らしい仕事をした1打点のTaguchi。センターで9番ながら2打数2安打2得点、S.Koutaの3人にあげちゃおう。
今年もとりあえずスタートを切った。
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2011年2月11日金曜日

日本野球発祥の地

...なんて書くと大袈裟だけれど、ホントなんである。

朝は蒲田へ直行。現場打合ののち昼はあんかけ野菜ラーメンなるものを食し、200円コーヒーと煙草で一服、午後神保町へ向かった。地下鉄のA9出口を出ていつものように100円缶コーヒーを買おうと左へターン。しかし顔は右を向いたまま5メートルほど進む。むむむ?アレ何?どこかで見たような球形の懐かしいカタチ。

東京、神保町の学士会館の一角にこれがあった。
碑文を簡潔にまとめてみると...。
「明治5年、ここには東京大学及びその前身である開成学校があった。アメリカ人教師ホートレス・ウィルソン氏が招かれて教鞭をとるかたわら、生徒に野球を教えた。翌年には立派なグランドが造られ本格的な試合も出来るようになった。氏の野球が東京英語学校へ伝わり、やがて全国へ広まった。これが日本の野球発祥の地となった所以である」
とこんな感じ。
思わず携帯カメラでカシャリ。
この球を148kmで投げられたら松井がバッターボックスに立っても打ち返せないだろう。

松井じゃなく本物のゴジラなら可能かもしれない(^^)
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2011年2月9日水曜日

雨天結構

小雨でもやっちゃうのが運動会の「雨天決行」と、縄文時代の昔から決まっているのは日本人の常識。
その決行じゃなくって、「雨天結構」なんである。
1月はホントに雨が降らなかったと思いませんか?(東京神奈川)
傘をさした記憶がほとんどないのだ。たまには雨が恋しくなることもある。
筆者、夏の日の朝起きたときに聞こえてくる耳を優しくなでる雨音が大好きだ。
野球大好きオヤジでも「今日は練習中止だっ!寝坊が出来る!」と判断した時のシアワセったらない。もうひとつの理由は、雨が路面をたたくさまやシトシトザーザーの雨音を聴いたりするのが、単純に好きなんである。
今晩は雨または雪らしいけど、果たしていかがなものか....。

先ほどまで連盟20周年記念誌の表紙デザインについて、土橋ウルフNishimura編集局長とメールのやりとり。以前から持っていた頭の中の漠然としたイメージが、一気に具象化し映像になった。カオスの中に一点の光が見えて、全体が収斂しつつ焦点を結び始めると、加速度的にイメージが固まっていく。ただ問題は、もっといいアイディアが他にもあるんじゃないか?という疑念が自分の中で払拭できないことだ。
悩み多き中年の悶絶の日々。

村上春樹の「国境の南、太陽の西」を読了。
更に書棚から、明日からの電車の友に選んだのは「海辺のカフカ」の文庫本。
「ノルウェイの森」にしようかと思ったけど、単行本だから満員電車ではほぼ自殺行為だからね(^^)
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2011年2月6日日曜日

慟哭

昼過ぎに横浜からペット専門葬儀社がやってきた。昨晩老衰で亡くなったぴあのの火葬のために紙製の棺を持って。それまでバスタオルにくるんでいたぴあのを玄関先でその棺に移し替え、「最後のお別れ」。葬儀社の60過ぎの女性が玄関から立ち去ったあとドアが静かに「かちゃり」と音をたてた。私の手には冷たいバスタオルだけが残された。はからずもひとり静かに号泣。慟哭。

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気分を変えて。
午後は練習試合。気分がナーバスで仕事もあるのでほんのちょっとだけ顔を出し、1イニングだけスコアをつけてあとはサブにお任せ。InoueコーチのHDと私の原チャリの対比をカメラに収めてみる。私のバイクは嫁に行った娘が残していったもの。
5時にはぴあのが小さな骨壺に納まり帰ってきた。
ふたを開けてちいさな頭骨をなでていたら再び慟哭。
人間とは比べようもないけど、愛する動物の死を受け入れることはつらく悲しいものだ。
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ぴあの3

覚悟はしていたけれど、その時はとうとうやってきた。
家族のひとり黒猫の「ぴあの」
15年間生きての大往生。本日20:15に永眠。
どんなものごとよりも、いつも私に柔らかな気持ちを与えてくれた。
ありがとう。さようなら...。

2011年2月3日木曜日

活字中毒者のなれの果て

活字中毒者のなれの果て...と言ってしまってはおこがましい。
真の活字中毒者はほとんどビョーキだからだ。小生はそう断言出来るほど自分に自信がない。しかしながら活字を見るとウットリ涎を垂らしながらつい読んでしまいたくなる。
活字中毒者というより小説中毒者といったほうが正解なのかも。

「1Q84」の村上春樹のことは去年書いた。
ハルキニストの末席に加えてもらえれば本望である。とにかく村上春樹が好きだ。村上春樹については小生なんぞには迂闊に書けないくらい奥深い。
本が溜まりすぎてBOOKOFFに持ち込んだことは何度かあるけど、村上春樹だけは手放せないで持っている。読む本に困窮すると昔買った本を再読するのだけれど、決まって読むのは村上春樹の「国境の南、太陽の西」。再再読読もう何度目だろうか。電車の行き帰り今も読んでいる。「1Q84」の「天吾と青豆」は、とりもなおさず「国境の南、太陽の西」の「僕と島本さん」の延長線にあったのだ。小学校の時に手をつないだ男女の気持ちのゆらぎを、シチュエーションとテーマを変えて筆を執ったもの。
小生も今と昔の自分にオーバーラップして行間に想いを走らせる。
たまらんですね。絶対こんな主人公にはなれないと思えば思うほど、その反動でこんな男になりたいという想いがつのる。
「全てを失ってもいいから今のキミといっしょにいたいと僕は思う」
....。

結婚以来、夫婦の誕生日にはお互いに自分で考えたプレゼントを買って贈るのが恒例だった。(ここ最近はないけどね^^)
以前ある年に配偶者が訊いてきた。「どうせなら欲しいものを言ってよ」
小生は本のブックカバーを所望した。安ものでいいけれど、出来れば布やビニルじゃなく革製品のやつをと。2,000円もあればいい。
配偶者が買ってきたのはブランド物の6,000円の黒革のブックカバー。
今となっては爪のあとが無数にくっきり刻まれた。爪痕の数だけ本を読んだことになる。
前回ブログの「現行ヘルメット」じゃないけど、新品や新しいものだけがいいとは限らない。新しいものには逆立ちしてもかなわないものがひとつある。歴史の重みというものだ。刻まれたひとつひとつのキズの深さに、それぞれの想いがあるに違いない。

すんません、今日は勢いで「本」のことを脈絡もなく書いてしまった(^^)/~