2011年7月31日日曜日

少年野球「巴戦」


巴戦とは大相撲で行われる3者による優勝決定戦である。相撲ファンならずとも知っている人は知っているが、知らない人はたぶん知らないであろう。バス旅行の途中で点呼を取る時に「ハイ、いない人は手を挙げて〜」という古典的ギャグに似ている。...全然似てないか(^^)
数学と綺麗な女性にはめっぽう弱いけど、ブンガクとオヤジギャグにはやたら強い筆者なので、巴戦の語源を調べてみた...といっても昔と違い広辞苑を引くまでもなく、ましてや国会図書館へ出向くわけでもなくNetでサクサク。勢力の拮抗する三者の優劣を決めるのが一般総称としての巴戦。その巴とは日本、中国、韓国などに広く見られる家紋に由来。「三つ巴」とは三つの「巴」の紋様が絶妙のバランスでレイアウトされたものである。誰しもどこかで見た記憶があるはずですよね。

川崎市宮前区秋季大会。数ブロックに分かれてリーグ戦を行い、その後決勝トーナメントを行い上部大会への切符を争うものだ。今日はDブロックのリーグ戦最終日。ここまでうちを含めて3チームが3勝1敗の戦績。今日もしその3チーム全部が勝った場合、4勝1敗の同率になるためこの「巴戦」の可能性が出て来たわけなんである。
今季冠を一つ勝ち取っている大強豪花の台フラワーズはすでに本日勝って4勝目。次の試合のマーキュリーズ。対戦相手のドングリーズに敗退したため3勝2敗となり、その時点で巴戦はなくなり、同時に実は我がフレンズの二位通過が決定となった。(同率対戦相手との勝ち負け結果を優先させるため)
巴戦に突入するともしかするとの一位優勝を狙える反面、あにはからんやの三位転落の可能性も秘めているわけで、ホッと胸をなでおろしたわけである。猛獣の追跡から逃げ切った小動物のような気分のハンペンなんである。

さて肝心の有馬フレンズ対富士見台ウルフ少年野球クラブA2。名門ウルフとはいえ、A2である。結果は15:5の快勝。ブロックリーグ6チーム中堂々の2位となった。ベストプレイヤー賞は今までのうっぷん晴らしも含めて全員に贈っちゃおう。
暗く長いトンネルをやっと抜け出したエースOtoの復活が、今大会最大の勝因。なのでOtoには特別増量キャンペーン期間中につき、星二つ贈呈しよう。
それにKohta。8番バッターで普段目立たない子だが今日の活躍は特筆に値する。
特別増量バーゲン期間中につき、これも「いただきましたっ。星ふたっ...つデス」
ええいっ、もう一丁。Hiromi。憎めないキャラの彼も普段の振り遅れ打撃がだいぶ強い打球を打てるようになったぞ。今日の数字は立派にチームに貢献してるから星ふたつ。
以下にナインの打撃成績を。
★1番Teru=5打数2安打2打点1得点。副将の面目躍如だ。
★2番Takumi=3打数1安打3得点。
★3番Nabe=3打数1安打2打点1得点。
★4番Naohiro=5打数1安打1得点。
★★5番Oto=4打数4安打3打点3得点!!
★6番Katsu=ノーヒット。普段なら5打席もあれば1発くらい強烈な長打を期待さ せる子だが、今日は珍しくお父さんが仕事の途中で観に来てくれ緊張したのに 違いない。特別セール期間中につき1個大盤振る舞いなのだ。
★★7番Hiromi=3打数2安打2打点3得点!!お母さんは仕事で試合には来れなかっ たけれど、お母さんのガタイの大きさ....じゃない、度量の深さと面白キャラに 免じて2個大盤振る舞いなのだ。
★★8番Kohta=3打数3安打4打点2得点!!
★9番Shouya=2打数1得点。でも犠打をきっちり決めてくれた。

明日は午後から練習。夜は祝勝会なんである。「常勝フレンズ」の称号を失って久しいけれど、こんなささやかな戦績でも今のチームには大きな活力源となってくれるはずだ。
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2011年7月30日土曜日

ニッポンの正しい夏の過ごし方

そう言えば最近、プロ野球のピッチャーのグラブのヒモの長さが気にならなくなった。一時期グラブのヒモをだらら〜んと長くわざと余らせて、マウンドに立っている投手がいたけれど、アレって一体なんだったの?ゲン担ぎか、カッコつけなのか、はたまた打者を幻惑する秘密兵器だったのか未だにナゾである。まるで大昔流行った腕にはめるなんとかリング。金属のリング状のもので直径1センチくらいの球が2個付いており、その間が少し隙間が空いているヤツ。20年くらい前に流行したのだろうか。「磁気の力で健康に...」みたいなうたい文句に踊らされ、猫も杓子もみな装着していたような記憶あり。それで健康になってるならば、現在も売れているはずだけど、とっくの昔に消滅。グラブのヒモのだらら〜んスタイルも一過性のものでしたね。まあ、そんな商品や流行のスタイルは今までゴマンとあって、これからもゴマンと出てくるんだろう。合計ジュウマン。いつの時代にも排他的烏合の衆が充満するわけだ。

それはともかく高校野球なんである。
「さほど高校野球ファンと自称するほど熱烈な高校野球ファンではない」と自認する筆者でも、夏は枝豆とビールと高校野球(EBK)があれば、どっぷりとシアワセな気分に首まで浸かれるわけで。出来得る事ならばそばにキンチョー蚊取り線香があれば完璧なシチュエーションの、ニッポンの正しい夏の過ごし方である。
今日の神奈川大会決勝戦を観た方はとてもシアワセだったに違いない。このブログの読者の方は全国からいらっしゃるから、神奈川よりも地元の代表校のことで一杯いっぱいに違いないけれども、高校野球ファンなら是非観て欲しかった試合であった。筆者は仕事しながらTV観戦。途中から仕事どころではなくなった。
「横浜VS桐光学園」決勝戦。
両投手の気迫のピッチング。1:1の同点、拮抗する緊迫の締まった内容。9回裏ツーアウト満塁、一打逆転サヨナラの場面....などなど。これだけ羅列しただけでもワクワクするではないか。結果は横浜高校が延長10回裏2アウトから二塁打を放った主将の乙坂君がサヨナラの本塁を踏み優勝。

この死闘を演じた最高の試合をうちのInoueコーチが子どもを連れて観戦しに行った。携帯から送ってくれた画像がコレ。超満員で外野の立ち見席だったらしいけれど、子どもたちは大喜びだったそうな。

ついでに蛇足。
毎年高校野球ではTV中継にイケメン君が登場して、女性のハートをワシ掴みにしちゃったりするけれど、近年本当の意味でのハンサムボーイが多いような気がするのは私だけだろうか。ひとり凄いイケメンを発見した。彼は野球をやらなくても将来、いや今からすぐにでも俳優やモデルでも十分やっていけるに違いないと思わせるほどのイイ男。流行りの軽いイケメンという枠を超えて、内面から出て来るオーラがある。神奈川某高校のショートM君。惜しくも途中敗退したけれどもね。これ以上は内緒(^^)
今日の横浜の主将、乙坂君はやっぱりハーフだったですね。スタンドのお父さんが外国の人だった。ダルビッシュを彷彿とさせる容貌と顔立ち。筆者がすぐに連想したのはあだち充の野球漫画「H2」に登場する、国見ヒロのライバル橘英雄の顔だった。顔立ちは似てると思うのだけれど。
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2011年7月29日金曜日

青春の光と影(蔭)

昨日のブログ最後の写真クイズは、みなさんおわかりでしょうか?
この「写真クイズシリーズ」観測史上初めてのドンピシャの解答が寄せられた。
小ブログのヘビーローテーション読者のKa社長である。Ni編集長と全世界からの1万通の解答を期待していたけれど。前回コメント欄の解答がコレ。
簡単!簡単!(^^)レフトのポール。
キズはホームランボールが当たった時にできたキズ。
余裕の余裕。ハナクソじゃい!」
何を以てして「ハナクソ」なのかよくわからないのだけれども、解答としては完璧であった。どんだけ完璧かと言うと、蛇のウロコとその蠕動運動との相関関係くらいに完璧である。ピンと来た方も以外とたくさんいらしたかとは思うのだけどね。
下が証拠写真。(クリックで拡大)

アップの写真を解析すると、キズが付いた角度がほぼ23.54度の鋭角であることから、大きく上がったフライではなく、ライナー性のホームランだったであろうことが容易に想像できる。たかがプロ野球、されど「プロの野球」。ここまでの距離をポール直撃の低い弾道のライナーを打つなんてやはりスゴイ。
ん、今気がついた。プロとは限らないのか。社会人かもしれないし、大学野球かもしれないしね。でもプロの打った打球だと思いたい。まっいっか(^^)
(クリックで拡大。23.54°の角度はほぼマジです)
(あと数ミリ逸れていればただのファウルボール!)

さて今度はコトバのクイズ。「ヨコヨコキリキリ」ハテ、何でしょうか?
「気だるい夏の午後、ヨコになって寝ていたらヨコ腹がキリキリと痛み出した」
という解答を考えたアナタには、年末の栄えある「2011輝く!日本ダジャレ大賞」を差し上げたい。
高校野球、神奈川の今日のベスト4準決勝の組合せなんである。
「ハナクソ」のように簡単に分った方も多かろう、ですね(^^)
「横浜VS横浜創学館」
「桐蔭学園VS桐光学園」
...「横横」と「桐桐」(「ヨコヨコキリキリ」)の試合。しかも両試合とも「5:4」と「4:5」の接戦好ゲーム。互いにコトバの韻を踏んだ組合せ、数字の偶然の重なり...。こんなくだらない発見が筆者大好きだ。

ここでもう一つ、筆者は重大な発見をしちゃったんである。コトバの綾とでも言うべきであろうか。「桐蔭学園VS桐光学園」....ワカリマスカ?

「青春の光と影」...「光陰矢の如し」「少年老い易く学成りがたし」....。
桐光と桐蔭光と陰(蔭)
勝ったのは一瞬の光の輝きを見せた桐光。
桐蔭は桐の葉の蔭で今年の夏が一瞬にして終わってしまったのである。
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2011年7月28日木曜日

夏はビールと野球観戦


甲子園の本大会よりも、超激戦区神奈川の地方予選のほうが面白いと言われているけれども、いよいよ神奈川の天王山はもうすぐの、夏の高校野球シーズン、みなさまはいかがお過ごしでしょうか...。

時として高校野球よりもツマラナイ場合もあるプロ野球。されど、「プロの野球」。今は昔ほどではないけど、小生広島カープファンである。
結婚当初、配偶者が広島出身であったことと、市民球団という手作り感覚のファンとチームとの距離が近いことに起因する。プロ野球を昔ほど熱心に観なくなって久しいけれども、今でもビール片手にナイター観戦というのは最高である。
昨日の夜AM2:00に図面をアップしメール送信。今日午前中に千駄ヶ谷で打合をして、自宅に戻ったのが14:00。配偶者に神宮の外野席のチケットが2枚突然手に入ったと告げられる。仕事が一段落したので悩んだ末、夕方また都心へ逆戻り。
レフトポール際の外野席で、ビールをグビリ、NikonP100でシャッターをカシャリ。普通に撮るとこんな画になる。野球観戦には最悪の位置だけどね。タダ券だもん、文句は言えない。

ここからズームしてマウンドや本塁付近を撮ったのがこれ。

「王シフト」という守備陣形を最初に考案したのがカープなんである。球団と東洋工業マツダのコンピュータが開発したらしい。また、今では阪神の7回裏の名物「風船飛ばし」も、実は市民球場のカープファンが最初にやり始めたのだそうだ。カープファンは熱い。といっても、どの球団のファンも「いやウチが一番だ」と同じことを言うだろうけどね。今日もワンアウト走者一塁の場面で、先発前田健が打者をショートゴロに打ち取り、6--4--3のWプレー完成、スリーアウトチェンジになった時はスタンドの赤いファンたちが一斉に立ち上がり大歓声。隣りで観戦していた見知らぬオヤジと目が合い、いきなり握手を求められた。空席の目立つライトスタンドのスワローズファンよりもレフトスタンドの隙のない赤い波のほうが圧倒的に統制のとれた応援をするし。
がしかし、試合結果は3:2で負け。若い頃はうなだれて重い足取りで帰路についたものだけれど、今は結果よりもビール片手の野球観戦が出来ただけでもシアワセなんである。...でもやっぱ、悔しいなあ。
最後に久々写真クイズ。
この黄色い塗料が剥げた部分はいったい何でしょう?
ヒントはこのブログの文中にありますぞ。
解答は次回ブログで...(^^)/
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2011年7月26日火曜日

お母さんつながりで3題

夏合宿も3日目の最終日。山中湖からの帰り、Inoueコーチから今日もメールがあった。富士山の牧場に立ち寄りバター作りに挑戦。かつても洞穴探検(?記憶曖昧だけど)やらアスレチックやら川遊びやらレクを兼ねて立ち寄りをしたものだ。子どもたちの夏のいい想い出になったに違いない。夕方Otsuboコーチから連絡網着信。無事、怪我や事故もなく有馬へ帰ったようだ。仕事が暇ならば小生も行ってみるかと思ったけれども、ヒマがなかった。
バスを運転してくれたマジシャンInoueコーチはじめ、各監督コーチ、そして毎年陰になり日向になりいろんな分担仕事を担ってくれたお母さんたち...お疲れさまでした(^^)

お母さんといえば...。
だいぶ前に女子野球チーム宮前「Queens」のロゴを母さんでもないのに夜なべを〜して〜♪苦労して作った。その応援Tシャツが完成。Kasahara代表とメールのやりとりを昨日からさんざんやった。ナンデ?KaさんからTシャツの写真を送ってもらうのだが、すぐこちら側のメールBOXが満杯になって送れないとのこと。むむむ、うちのBOXは契約上20MBまでOKだから仕事で同じ現象はたまにあるものの、普通はサクッと送れるはずだがなあ。
あとで分った。写真の容量が一枚5,6MBもあり、それを一気に何枚もどど〜んと送ったからである。100万回送って断念したらしい。今日になって再挑戦。やっと数葉の写真をもらった。早速いろいろ加工してと...。
美人ママたちの写真をメインにしようと思い、Kaさんに打診したところ、待ったがかかった。「この写真は写りがイマイチ。うちのQueensのママたちの美貌はこんなもんじゃない。よし、私が今度じかに撮って送るから、今回だけは小さく載せといてね。」「お茶濁しにHonmaちゃんの写真でも使ってえ〜」...僕には十分すぎるくらい美女軍団だと思うのだが、まあ今回はそーゆーことで小っちゃく載せることにしたんである。背景から察するに多摩川河川敷グランドのようだ。
またKaさん曰く、ママたちに言われたんだそうである。「写真をブログに載せるなら、綺麗に見えるようTさんに写真加工をしてもらって下さい」と。
任しといてくれいっ。
但し、うちのフレンズママたちには、写真を載せる場合は希望によりシワを消去するのにシワ1本につき10円を徴収するかんね、と言ってある。しかしQueensママはセレブらしいので、シワ1本につき100円を頂くことにしようっと(^^)人の足元を見て商売する悪どいヤツであった(?)(^^)
ロゴ制作者としてはいつのまに白いラインが消えてるのが気になって仕方ないのであるけれど...。いずれQueensの特集を書いてみたい。もっと取材しなきゃね。

先日のQueens体験会では、日本の全女性6,000万人が押し寄せてくるかと思ったけれど、あにはからんや、それでも5人ほど来てくれたそうだ。また、先日あるマンション自治会主催のお祭りがあり、そこでQueensメンバーが「ロックソーラン」なる踊り(?)ダンス(?)をやったら大ウケで大盛り上がり大会だったそうな。

お母さんつながりで軽く3発目。
うちの娘が昨年結婚、子どもを出産し、お母さんになったのはすでに書いた。
コレ。→「娘女妻母」
その娘夫がこれがなかなかのイイ男なんである。素直な青年で男にも女にも優しくバイタリティーがあり、EXILEのマキダイに似ていると昔は言われたらしい。ふ〜む、俺といい勝負だな。
会社を興すことになりそのロゴを作ったり、相談に乗ったりで、むしろ娘よりもしょっちゅう電話やメールをしている。彼はサッカーをやっていた。その彼の以前のチームメイトが今をときめく「なでしこJAPAN」の宇津木瑠美選手。Queensも「なでしこ」のように頑張ってほしい。
ついでにビックリ。
彼の川崎北高校時代にマブダチだったのが、EXILE弟分の三代目J Soul Brothersの今市君なんである。3万人のオーディションから選ばれたあのボーカルの彼だ。よくカラオケに行っては今市君の歌のうまさに感激したらしい。高校当時から、男から見てもイイ男だったそうだ。
ふ〜む、俺といい勝負だな....(^^)/
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2011年7月24日日曜日

ダジャレを言ったのは誰じゃ!?

フレンズは夏合宿2日目に突入。Inoueコーチから日本全国ラジオ体操の時間に写メがきた。その時間遥か有馬地方の私は超爆睡中であったけれど。しかし、毎年子どもの私服姿を見るたびに思う。野球少年である以前にみんな全くもってどっからどう見ても「こども」なんだなあと。

毎年行くたびに練習試合をやって下さる山中湖地元の「並木レッパ」さんも健在。恒例のノーサイドでの集合写真撮影。今年もありがとうございました。

これも恒例になったスイカ割り大会。野球よりもこっちのほうが楽しそうだったりして。特に低学年坊主はきっとそうに違いない(^^)

さて今日のブログはこのままでは終わらないんである。コレ昨日も書いたセリフだけれど。
このブログ右の「過去のブログカテゴリー」という欄がある。
「少年野球」143個からTD.Works9個まで、過去455個のブログ投稿を内容別に区分けしたもの。クリックすればその内容に特化した投稿だけがズラリ。ひとつの投稿で2つ3つ重複するものもある。今年に入っていろいろ変化があり、今日やっと一週間かけて3つのカテゴリーを追加、過去全部のブログを検証しカテゴリー分類作業を終了。新しいものはこれ。

「スコアラとスコアブック集計」...スコアラ目線とスコア集計の話。
「宮前区少年野球連盟仕事」....今年はこの仕事が激増。いい仲間が増えいい意味 で超多忙に。
「がんばれ東北 心のチカラ」...3.11以降はこればかりだった。今でもこれからも 忘れてはならない。連盟とリンクしながら成し得たこといっぱい。

さて今日のブログはこのままでは終わらないんであるのPART2なんである。
この455個のブログを遡るうちに気づいた。ブログタイトルになんと多くのオヤジギャグ、ダジャレを多用していることか。しかし、このダジャレタイトルがカチャリと決まった時は体調がいい証拠なんである。以下にクダラナイタイトルを抜粋抽出どど〜んと列記しちゃう。

●驚きアリーナ 
●最初はGoo!邪険にポン
●エクセルにアクセル 
●晴れの日は晴ーれーライダー 
●記念誌完成!ひとりで歓声
●メモリとメモリー 
●駄文の復活...たぶん。 
●サクラは満開!成績は不満かい
●完敗・惨敗・疲労困憊 
●内定も笑っても、もう3 
●貧打戦か貧打線か
●勝ち敗けよりも一笑一杯 
●雪...首都圏は徒手空拳 
●言い訳するのはいいわけないが... 
2010 年画像をお届け 
●陰降る縁座 (いんふるえんざ)
●素振り(すぶり)をした素振り(そぶり
●夜間の悪寒はいやな予感 
●ハゲ防止、ハゲにも帽子 
●右脳左脳が右往左往


次回のブログは「Queens美人妻軍団」がテーマか「フレンズ合宿最終日」になるのか、誰にもわからない。
神の味噌汁なんである...じゃない、神のみぞ知る、なんであった。

勝つは長く負けるは一瞬の夏

今日から我がフレンズは夏合宿である。少年野球合宿のメッカ山中湖だ。筆者の息子が入部した時も山中湖で、民宿前でバーベキューしながら夜の湖畔の「山中湖花火大会」を眺めつつ、みんなで呑むビールは最高であった。その後もずっと山中湖が続き、途中アクアラインで木更津などになったりもしたけど、3年前からまたこの山中湖合宿になった。3年前と2年前もこの同じ民宿にお世話になった。
今筆者はこの民宿にノートパソコンを持ち込み、大人たちが呑めや歌えやくんずほぐれつの大騒ぎの宴会のさなか、耳栓をしながらこのブログを書いている.......。
......んなワケない。
もし行っていれば「くんずほぐれつの大騒ぎ」の渦中に自ら身を投じているに違いない。いいなあ〜。行きたかったなあ。去年も今年も仕事その他の諸般の事情により参加出来なかった。残念至極。
日中は図面仕事。カウンターの位置を135度方向へ237ミリ移動させ、既存パイプを回避するため腰壁を950ミリクランクさせ....と、やっていたら山中湖のInoueコーチから携帯で写メを受信。筆者の心はかの地へとんでゆき、しばらく仕事中断し写真を見ながら懐かしい時を過ごす。
夜。仕事も一段落。今日はこんくらいで勘弁してやるかと、図面設計ソフト(CAD)を終了しシャワーののち、ブログへ突入。ブログネタに今頃みんなナニしてんだろうと山中湖の母たち数人へ一斉メールしてみる。返信来たきた、Inoue母から写メ付きで。(^^)合宿の夜はこんなもんである。何人かはもう寝たらしいが楽しそうだなあ。

さて今日のブログはここで終わらないんである。
60年代の秀逸なヨーロッパ映画のように、ラストで話が転換するんである。
記念誌プロジェクトチームのNi村編集長から記念誌連絡網に一斉メールが飛び込んできた。氏は筆者と同じ根っからの文系で、かつかなりの文章家でもある。記念誌メンバーの一人の息子さんが活躍したのを見て、大会観戦後いてもたってもいられず、筆を執ったらしい。
以下に文責Ni村編集長にて、最終責任者はKa原発行人におっかぶせて、一応連絡網で転載掲載をアナウンスし勝手にコピペ。
(※文中、しれっとして、ナニゲに「晴耕雨読」のパクリ的表現が出てくるのはたぶん、おそらく、私の気のせいに違いない)

記念誌仕事とは全く関係ないですが、良い試合を見させてもらったので、つい一筆書きたくなりました。
本日の松風スラッガーズ対宮崎台バーズ戦。
誰もが(失礼ながら)バーズの勝利と思っていたはずである。
その予想通り初回・2回とバーズは小刻みに得点を重ね、スラッガーズ0-3で迎えた2回の裏。
スラッガーズ打線が爆発。
肥後之守のご嫡男(5年生)のライト右をライナーで深々と破るタイムリー3ベース、日本語で言う適時打。
それらのタイムリーを含めこの回、一気に合計6点をスコアボードに叩き込む。
当初、サードを守っていたご嫡男がどのイニングからかは忘れてしまったが、満を持してピンチの場面でマウンドへ上がる。
幼名ポークビッツくん。外国人の名前のようだが、事実なので仕方ないんである。肥後之守もその令夫人もそう呼ぶから仕方ないんである。
彼がマウンドに上がってから、試合が締まってきた。
勢いのある球をミットに投げ込む。
S局長とO委員長に「あの選手、5年生ですよ」と知ったかぶりをしたところ、「え、そうなの。いい球投げるね。5年連合には選ばれてるの?」とのこと。
当たり前である。選ばれていることを知らないとは困ったもんだである。
だが今シーズンの開幕当初、優勝候補にも挙げられていた先発メンバー全員6年生のバーズもこのまま負けてはいられない。
何せ、勝ったらブロック2位が確定する大事な一戦なのだ。
スラッガーズ、いつのまにか持ち前のエラー連発で、ついに同点に追いつかれる。
しかしなんである。肥後之守令夫人曰くの「合宿では岩に登ったり、オタマジャクシを捕っていた」のはBチームのこと。
この日のスラッガーズAは違っていた。
同点に追いつかれて、勢いは明らかにバーズ側にあったのだが、その逆境を跳ね返す力がこの日のスラッガーズにはあった。
合宿の効果か、ご嫡男ポークビッツくんのレフト前への痛烈なヒットを含め、バーズを突き放す2点を奪取。
そして最終回もしっかり抑えゲームセット。
これにより、本日の県大会リスト杯で1回戦・2回戦を突破した、名門鷺沼ヤングホークスのブロックリーグ3位以下が確定。7月30日にスラッガーズがヤングホークスに勝てば、2位通過となる。
バーズの面々は、その結果を待つしかないこととなった。
リーグ戦ならではのドキドキ感、秋季大会はどの大会より理数系の脳のできを考えさせられる苦手な大会だ。
肥後之守のご嫡男の元服の日も近いだろう。
その折りには、幼名「ポークビッツ」から「幸太」と命名したらいかがだろうか。
※文責はすべて筆者(←Ni村さん←註Tessey)にあり。但し、一部の文章を「晴耕雨読」からほぼそのまま引用。いずれ、事後とはなりますが承認申請の予定です…。

それにしてもフジTVの27時間テレビ。「ホンマでっかTV」に出演の筆者の憧れの加藤アナ。それにマツコ・デラックス。
二人が並んだ時の顔の大きさの対比。まるで100メートル先の可愛い子リスと1メートル先のデブの大魔神の顔を同時に見てるようだった(^^)

それにしてもPART2。
ココロで応援していた高校野球、宮城のT高校と神奈川のT大S高校。
期待値が高かっただけにとても残念である。
3年生の彼らにとっては、長くて、かつ一瞬の夏が終わった。
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2011年7月21日木曜日

3.11「心のチカラ」

2011年3月11日は日本人にとって忘れられない、忘れてはいけない日になった。
今さら言うまでもないことだけれど。
なんとかして非力な自分にも出来ることはないのか。
当時そんな気持ちで焦燥感に近い感覚を覚えた人も多いのではないだろうか。
小ブログでその言葉にならない悄然とした思いを書き連ねた。
「東北で震災にあった野球を愛する少年少女たちへ、野球用具を送りたい。」
これを宮前区少年野球連盟副会長、兼20周年記念誌プロジェクトリーダーのK原氏が読み、速攻会長へ直訴、承認、即日震災復興支援計画が成立。小生がコンセプトワークとステッカーなどのビジュアルデザインを担当、連盟副事務局長兼記念誌ディレクター通称「編集長」N村氏が綿密な実務と全体ディレクションを統括、計画は推進された。
募金をつのり全21チームから約70万円が集まる。
ヘルメットに復興支援のステッカーを貼り、公式戦を開催。この子らが大人になってもきっと想い出してくれるに違いない。

先日の第一公園に新品の野球用具が届いた。
K原副会長からの報告を以下に列記しておきたい。

ボール(軟式C号球)    47ダース
グローブ          56個
ミット           12個
バット           27本
アンダーストッキング   300足
バットケース付リュック    1個
シューズケース       20個

宮城福島両県の少年野球7市7団体に打診し、結果宮城県名取市の名取市少年野球育成会さんに寄付させていただくことに決定。こちらではまだ震災で使えないグランドも多く、他市に比べ用具も満足には揃っていないとの理由から。
かの被災地の子どもたちがこれらを受け取った時の、目の輝きと笑顔を想像しただけで勝手にちょっぴりウルッときてしまう。
20周年記念誌に載せるため早朝に写真撮影。担当は花の台フラワーズさんのN本さん。記念誌プロジェクトメンバーの一人で通称「師匠」。プロ並みのカメラの腕前はさすがのクオリティーである。記念誌掲載予定の数々の写真でもこのクオリティーが大きなウェイトを占めるはずだ。今回のブログ写真は全て師匠の撮影によるもの。いつもより解像度高めの写真を掲載。N本師匠ありがとうございます。

この他連盟各メンバーの人のいろんな努力により名取市への発送まで完了。連盟の支援計画は完了したとはいえ、復興が終わったわけではない。むしろまだ始まったばかりだ。これからも同じ日本人として被災地の方たちの心を思いやり、私たちは「心のチカラ」で声援を送っていきたいと思う。

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2011年7月20日水曜日

こんなフツーの野球がしたかった

こんな、フツーの、当たり前の、王道の....野球がしたかった。
いや、して欲しかった、子どもたちに。
それが秋季大会昨日の長沢ドングリーズ戦。二日連続の理想的な勝ち。

1回表Fの攻撃。先頭打者Teruが四球で出塁、2番手Inoueが手堅く送り、3番主将Nabeが左中間を深々と破るタイムリー2ベース、日本語で言う適時打。あっけなく先制点をスコアボードに叩き込む。
4回またしてもF。5番Taguchiが四球で歩き、次打者Katsuがナイスバッティングの二塁打で追加点。
ところがその裏。簡単に二死を取ったあと、Dの「エースで主将で4番」のN君がセンターオーバーの二塁打を放つと内野安打、失策、また内野安打がからみいつの間に3:2に逆転さる。いつもならここで意気消沈...。
しかしここ数試合のFは下を向かない。
6回表Fの攻撃。Inoue相手エラーで出塁、Nabeの今日2本目の二塁打で走者2,3塁。4番Otoが初球を叩いた打球はライト前ヒット...と思いきや打球が強すぎていわゆる「ライト前ゴロ」。少年野球ではよくあるプレー。しかしその間に二人の走者が本塁に帰還、2点を入れて歓喜の逆転4:3。
7回まで戦いそのまま主審の「ゲーム!」のコール。
ふとベンチ後ろを振り返れば母たちが抱き合って歓喜。その輪に筆者も加わりたかったけれど、スコアブックを天にかざしぐっと我慢。

トピックスをひとつ。「Oto劇場」の一人舞台。
4:3の僅差で迎えた6回裏二死。投手OtoがDBで出したランナーが3塁。
打者はボテボテのファーストゴロ、一塁手Onoが捕球、カバーに走ったOtoへトス。スリーアウトチェンジと思った瞬間、Otoが落球し、バッターランナーはセーフ。本塁へ突進してきた3塁走者が帰還すれば同点だ....。
Otoは落球後、すかさずキャッチャーへ矢のようなドンピシャ送球、本塁タッチアウト。チェンジ。以前なら暴投で一点か、または本塁へ送球することすらイメージ出来ずに戸惑っていたはずのチームだ。

こんな野球らしい野球を望んでいた。こんな当たり前の野球がうちは今迄出来なかったから。
日曜は粘って辛くも逃げ切り、5:3。
昨日は諦めずに逆転勝利、4:3。共に接戦を制した価値ある2勝だと思う。
夜は久々指導陣で野球を肴に野球論議。Yanagisawa代表は最近のNabeのリードや主将としてのリーダーシップを認めざるを得ないことを吐露。更に監督不在が続く中、監督代行29番Otsuboさんの采配も評価するなどして座は盛り上がる。
ベストプレイヤーは4打数3安打2本のツーベース、主将として声も出てたNabe。更に投球が安定しリズム良くチームの勝利に貢献したOto。オマケと言っては可哀想だが、最近強い打球、力の乗った球を引っ張って打てるようになったOno。憎めないヤツだ。

このブログで何度も力説してきた筆者の持論。少年野球はまず「四死球と失策」さえなければ一定以上のレベルの試合が出来る。これ絶対の基本。これをこの数試合実践して見せてくれたフレンズではある

「...フレンズではある」。なぜ「フレンズである」じゃないのか?
この一文字にに筆者の微妙なニュアンスを感じ取れる人はいまい。北極のペンギンだって頭に「?」マークを浮かべるに違いない。ブログでも幾度か書いてるけれど、野球以前の人としての基本がまだまだだからだ。挨拶。声を出すこと。コーチの話をちゃんと聞くこと。下級生を思いやること。仲間を大事にすること.....。
今の上昇機運に乗ってもっと上に行くには、この基本が生成されてなければ行けないと思う。これは我々指導者が強制的にやって成り立つものではない。仮に強制的になし得たとしても、砂上の楼閣・砂浜で作った砂人形にすぎないはずだ。子どもはもちろん、親の家庭教育の資質も問われるものだと思う。野球指導者だけでは限界があるとおもうのだけれど。
いみじくも最後グランドで代表が同じことを子らに言っていた。
弱小フレンズが宮前の台風の目、ダークホースとなるためにも。
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2011年7月19日火曜日

自動うちわ仰ぎ機

3連休ともなるとネタが満載なんである。
ミルフィーユの断層のように細かく幾層にも折り重なり、ストックが増えて。
※連盟の震災復興支援プロジェクトが一応の完了をみた。その写真をぜひともアップしたい。花フラさんN本師匠のプロの手技による数カット。
※今日の秋季大会、対長沢ドングリーズ戦の話。勝った内容が良かった。
※女子野球「Queens」のTシャツ完成。
※Excelスコアブック集計の、全国の方からのメールでの交流。
.....。

そんなこんなをキチリと書くにはある程度の心構えを要するわけで。
疲れて呑んで帰ってから、深夜に書くにはちょっとヘビー。
ということで、今日はちょっと気張らずにユル〜イブログを。
今日は指導陣たちで祝勝会。
オヤジ飲み会になれば普段ならいつの間にか話の方向性が変わり、下ネタありいの、仕事の話ありいの、アカデミックトークからバカ話満載で夜は更けるのであるけれど、本日は終始一貫野球の話で焼酎一升瓶をカラにする。
酔ってうちのマンションにたどり着いたら、集合郵便受けの上に何やらモシャモシャの犬のぬいぐるみが。誰かの落とし物があり、この上に置いたものらしい。
「一人で夜中に淋しくないか?」
(ちょっと淋しい)
「オジサンちに来てもいいけど、キミの持ち主がキミを探して心配してるだろうからね。明日女の子がここへ探しに来てキミを見つけられなかったら、その子はもっと淋しいだろうから」
(うん...)
「持ち主の女の子が探しに来るまで、ここでしばらく我慢して待てるかい?」
(うん...)
「うっし、わかった。じゃあな、おやすみ」
(ハイ、おやすみ)
.....という会話を経て帰宅。

先日TV番組である芸能人が、自宅のお掃除ロボット「ルンバ」の話をしていた。
留守中にスイッチを入れて外出すると、勝手にあちこち掃除をする例のヒット商品のアレである。そのタレントはルンバの上にパンダのぬいぐるみを乗せて走り回らせるらしい。それをイメージした瞬間笑いがこみあげた。
ならばと筆者も考案。仕事部屋の扇風機に団扇をセット。自動うちわ仰ぎ機の完成。団扇が勝手に左右に動き、風を送ってくれる。更にディズニーキャラのトラのぬいぐるみを乗せてみる。かなりの働き者だ。文句もいわずにひたすら微風を送ってよこす。
今頃、階下の犬のぬいぐるみは、外の暑い空気の中でもう寝ているだろうか...。
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2011年7月18日月曜日

おまえの笑顔が見たいから

夏。太陽。木漏れ日。土の匂いと球音。

3連戦初戦の昨日の試合は対花の台フラワーズ。今年は防犯大会で準優勝の強豪チーム。Bチームは春季大会で優勝も果たしている層の厚いチームである。筆者は所用で行けなかったが、夜オヤジの飲み会がありたっぷりと試合経過を聞かされた。帰宅は午前3:00。スコアは13:5で負けはしたものの、5回までは5:3で強豪相手に相当善戦だったそうだ。連盟N村編集長からもメールをもらった。今日Kanedaスコアラーのスコアブックを検証。最終6回に投手をスイッチしたあと、四球、死球、失策のあとの3連打、四球をはさんで更に安打。点数は「惨敗」だけれど内容は「惜敗」。

一夜明けて今日は神木マーキュリーズ戦。6月に北部リーグで対戦した時は、8:1のコールド負けだ。安打数では凌駕したものの、やはり四死球・失策が要因で敗退。長身のピッチャーが大きなオーバースローで振り下ろす球は威力十分。
夏をテーマに写真で点描。

2回=先頭打者Taguchiが鮮やかな二塁打で出塁、7番のKoutaが三遊間を抜くタイムリーでフレンズ先制点。
3回=内野安打で塁に出たTeruをクリーンナップのNabe、Otoが連続3塁打を放ち2点追加点。Otoはランニングホームランなるかという果敢な走塁を見せたが惜しくも本塁死。
5回表=マーキュリーズが初安打。安打、捕手の送球エラーとWPがからんで2点を返され3:2。接戦となる。
5回裏=猛打爆発!4安打、Taguchiの2点タイムリーで再び5:2と突き放つ。
6回表=問題の最終回。簡単に一死を取るものの、次打者が内野安打、ワイルドピッチ、エラー.....。筆者は観戦していないが、昨日の悪夢が胸のうちにわらわら広がる。スクイズで1失点。5:3と追い上げられる。でもとうとう2アウトだ。悪い予感と楽観視が相互にせめぎあう。でも今日のOtoは違った。最終打者をサードゴロに打ち取りゲームセット!!

先頭打者が塁に出て、
2番打者が粘りを見せ、
3,4,5番が長打で5打点を挙げ、
下位打線は安打と送りバントを決めて....「野球」をやって勝った。

今日も全員にベストプレイヤーをあげたいけれど、敢えて選出するならば、Oto。
スピードはそこそこ、でも元々制球力のない投手。ムードメーカーなのにシーズン途中からは精神的にも落ち込むことが多く、余計に負担がかかったと思う。どうしてもストライクが入らない。少し前からオーバースローからややサイドぎみに投げるようになった。スピードは落ちたけれど、嘘のようにストライクが入るようになった。サイドになって今日はまだ日が浅いのに、スピードがほぼ元の球速に戻った。緩急をつけることも出来るように。
今日は投げては2被安打、2四死球、5奪三振、打っては4番の重責も果たし、ヤツの顔に笑顔が戻った。
季節はとうに夏だけれど、おまえたちの夏は今始まったばかりだ。
今年のベストゲームの一つになることは間違いない。
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2011年7月16日土曜日

天下の大新聞なればこそ

先週の土曜に読売新聞とタウンニュース社が取材に来た話は書いた。

んんっ?日本語って難しい。この場合の「土曜に」のコトバは「来た」にかかるのか、または「書いた」にかかるのか?「土曜に---書いた」のではなく、「土曜に---来た」が正解。書いたのは日曜日。
う〜む、冒頭から話が逸れてしまった。オープニングラップの第一コーナーを膨らみすぎて、ステアリング操作を誤りいきなりコースアウトしちゃったF1カーみたいに。う〜む、これではもっと話が逸れちゃいそう。

閑話休題。
その読売新聞神奈川県版、翌、日曜朝刊に早速掲載されていた。記事タイトルは「被災地の仲間へ 届け希望」。さすがプロのコトバは洗練されていて贅肉がない。限られた字数の中で事実に基づいた言葉を書き連ねる技は素晴らしいといつも思う。記事というのは事実だけを正確に伝えることが第一義。でも時に自分の感情や意見なども、記事の中に折り込んでみたいと思う欲求も時としてあるのではないだろうか?新聞でそれが出来るのが、社説を書く主幹や論説委員、コラムなどの担当者、記者の個人名入りで書くレポート記事などだ。それでもやはり字数との勝負。最初から贅肉を落とした文章の書き方というのを心得ているのであろう。
比してこの小生のブログなどは、メタボリックな修飾語と、中性脂肪で出来た比喩的表現で肥満児のレッテルを貼られそうだ。ブログタイトルに至っては過去の「右脳左脳が右往左往」だとか最近では「ロゴがゴロゴロ」などと、これでもかと言わんばかりのダジャレのオンパレード。小生、少しは反省....する...どころか、ますます増長してこの調子で書いちゃうのだけれど。

以前のタウンニュース社さん(←今、舌を噛みそうになりましたね)のように、記事紙面をそのままブログなどに掲載する場合は事前の承諾がいるのだそうだけれど、連絡をしてみたら心広く寛大なお許しが出た。地域密着型の良いところ。
しかし大新聞読売ともなるとそうも行くまいて。
実は私には前科があり、昨年9月23日のブログに朝日新聞の記事を同じ手法でここで載せたことがある。一面トップで満月が東京スカイツリーに架かる見事な写真の記事。思わず感動して速攻ブログに掲載。↓↓↓
「月とスッポリ」
後日朝日新聞社にメールで問い合わせた。当ブログは営利目的ではないことや、貴社を誹謗中傷するものではないことや、逆に朝日を讃える内容であることも伝えて。
ところが返ってきた返事は...個人ブログといえどもこれが広く一般に流布され、多くの人の目にするものとなる以上はウンヌン...。クレジットを入れなさい、写真を掲載するならこのURLからウンヌンカンヌン....。そのURLを辿って行ったら新聞写真の有料ダウンロードサイトへ導かれて...。あ〜面倒くさい。どれだけ面倒くさいかって、雨の日に深夜残業を終え、帰宅後風呂入って酒呑んで寝る直前になって、裏山へ山菜を採りに出かけるようなものだ。(すんごくワカリニクイですね)

朝日新聞の擁護をすれば、この朝日にしても実際にはわかってても黙認するものだろうと思う。こちらが申請しちゃったがために、受けた担当者は社の規定に従って仕方なくこうして欲しい、ああして欲しいと私に伝えざるを得なかったというのが本音だろう。現代のネット社会でいちいちこんなケースをあげつらっていたんでは、仕事にならないからね。
逆の場合があった。今日連盟の嵐のメールをやりとりして判明。小生の作った震災復興支援ステッカーが宮前連盟のHPに載ってるのだけど、これを静岡県富士市の少年野球ブロガーが取り上げており、しっかりデザイン画をコピペして載せている。うちの連盟副会長が偶然発見。私は素直に手放しで嬉しい。このデザインの主旨のひとつは、広く伝えることであり、被災地の気持ちを忘れないことが最も重要なことだから。
負けずにこちらもリンクを貼っちゃうよ。なかなか良いブログです。是非どうぞ。
がんばれ!富士の学童野球(被災地の野球少年少女への支援)

天下の大新聞だから、個人のちっぽけなブログになど関わっておれないのか。
天下の大新聞だからこそ、個人と言えども見過ごすわけにはいかないのか。
天下の大新聞なればこそ、個人の主旨を鑑み寛容なる裁定を下せないものか。

この読売新聞。さてどれだろう...。
ええい、確信犯で載せちゃおう。後日メールしてみよう....かな?
巨人(大きな人という意味。別に他意はありませぬ(^^))が、あくせく働く蟻を踏みつぶすことのないよう祈る次第。
(※クレジットはこの写真を拡大で表記。川崎版は誤りで神奈川県版が正です)
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2011年7月15日金曜日

兄と妹のバイク


HONDA Steed。400CC。息子のバイクである。
大学時代にバイト代で買った中古バイク。その後息子は独立、二子新地から駒沢大学駅前のマンションへ。そのたびにこのバイクも随伴してきた。
先週3件目の引っ越しを敢行。今は世田谷線の若林というところへ。
なんでバイクだけがうちの実家の駐輪場にあるのか?...聞いて下され。

駒沢大学駅前のマンションは、駅から徒歩30秒の超高層高級賃貸マンション。25階だったかな、変な間取りの部屋である。家賃も高いけどイニシャルコストがゼロ。その分家賃に反映されてるのだろう。息子は平凡なIT企業社員で給料は世間並み、FXとかなんて無縁。それでも男子27歳「将来を見据えたある理由」があって、高い家賃でもやっていけると計算しここへ転居した。このHONDA Steedと共に。

ところが「将来を見据えたある理由」が「予期せぬ想定外の理由」で途中で破綻。高い家賃がひとりの肩に重くのしかかる。
毎週末次の安い住居を探した。川崎溝口と世田谷上野毛にふたつ物件を絞る。すでに駒沢のマンションの退去日は決まっている。仲介不動産屋が自信を持って進言。「私に任せて下さい。上野毛の物件は審査が厳しいですが、当社にはコネクションがあるので、絶対入居出来ます」.....と。
溝口を断り、上野毛一本に絞る。退去期日はすぐ目の前。
結果....。3人の申し込みがあって息子は落選。
普段怒らない息子は私オヤジへの電話で不動産屋への怒りをあらわにしていた。どうやら不動産屋の手違いで、息子が申し込んだ時点ですでに入居者は決まっていたらしい。退去日の諸事情も知っているその若い不動産屋は反省の色もなくヘラヘラしていたらしい。
「....。ということで一週間後には駒沢を退去せねばならず、緊急避難的にそっちへ(実家=ウチ)引っ越すからヨロシク。当分家財はレンタル倉庫へ預けるから」
息子が戻って来ると聞いて事情に詳しくない配偶者は単純に欣喜雀躍。
ところが駒沢退去日の一週間前の土日に、新しい不動産屋で駒沢近くの若林に別物件を発見。速攻見に行き即決。私も速攻連帯保証人書類に判をつき木曜日ヤツの住居へ届ける。退去日ギリの土曜に契約完了し、その日のうちに引っ越し。気持ちのいい朝、パン屋の角を曲がったらいきなり台風に襲われたような一週間であった。
新居のマンションのバイクの駐輪場使用料がバカ高いうえ、空きがない。
結局バイクだけが緊急避難的に実家のうちへやって来たわけである。
コトの顛末は以上。みなさんもいい加減な不動産屋には気をつけましょう。
うちのケースは実家が近いからいいけど、地方から出て来て独り暮らしの子だったらどうしただろう。友人宅を転々とするにしても、そんな友人もいないような人ならば....。

この主のいない息子のバイクと嫁に行った娘のバイクをちょっと洗ってやって、震災復興支援ステッカーをヤツらに無断で貼ってやった。二人とも少年野球をやっていたから文句は言わせねえ。息子はこの相当ボロくなったバイクを二束三文でも売りたいと言っていたが、このステッカーを貼ったおかげで5万円が500万円くらいで売れるかもしれない。
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2011年7月14日木曜日

山形の錯乱暴?

このブログではあまり筆者の私的生活については触れない。決して意図的に隠蔽工作を企図してるわけじゃない。たまに息子や娘の話は書くけれど、配偶者の話はあまり書かない。なぜならネタが尽きなくて書き始めたらキリがなくなるから。更に揶揄した描写をしたらあとがコワイからだ。....たぶん。おそらく。パハップスメイビーなわけで。

たまに郷里山形の話も出てくる。この時季山形と言えば「サクランボ」。
山形には姉がいるので毎年これを送ってきてくれる。

食べ物は高価だからウマイというのは、全くのデタラメというのが筆者の持論。高いからきっとうまいはずだという先入観に脳が支配されて、見栄もありうまいもんだと思ってしまう場合があるのだ。自分の舌を信じなくちゃならない。希少価値だから高くなるのであって、高いからウマイとは限らないのだ。世界三大珍味のフォアグラ・キャビア・トリュフよりも漁港で食す鯵の開きのほうがうまかったりする。(確かに三大珍味はうまいけど...)(^^)
しかし、このサクランボは両方兼ね備えている。高いしうまいし、うまいけど高い。わずかな数量で3千円、5千円が当たり前田のクラッカーなんである。
去年も愛犬「りん」とサクランボの写真を載せた。
若い娘は〜♪(去年のブログ)
「うましっ!」今年も思わず掲載。りんは「錯乱状態」+「乱暴者」で=「錯乱暴」=サクランボ。早く食べたくて気が気じゃないワンコ。くぃーんくぃーんとうるさいとこがまた可愛い。
皿の絵柄をよくよく見れば偶然サクランボのイラストあり。キティーちゃんの耳飾りもサクランボ。レディー・ガガも気に入ってくれるに違いない。

2011年7月13日水曜日

がんばれ東京タワー

恵比寿ガーデンプレイス38F1店舗、東京オペラシティー53Fと4Fに2店舗、横浜クィーンズスクエア2店舗、晴海トリトン1店舗、六本木ヒルズ5Fに1店舗=合計7店舗....かつてこれら超高層ビルに小生がデザイン設計した飲食店舗の数。巨大ビルプロジェクトの中で店舗を造るのは制約も多く困難を極めるけれども、そのぶん面白い経験もたくさん出来るし、達成感もひとしおなんである。
東京オペラシティー53Fに個室付きの高級鮨店を造ったとき。
バスを降りて現場へ向かう道中は雨。エレベーターに乗り込み53階の工事現場へ到着。窓際に行ってみると......雨雲ははるか下、視界には全く雨がなく快晴。雨の日に飛行機に乗ったみたいな感覚。....なんていろいろ楽しいわけで。
六本木ヒルズがオープンした時も飲食店を設計した。今は昔、オープン当初のバカ騒ぎはどこへやら、かなりのテナントの入れ替えが多いと聞く。小生がやった店もすでに3,4回テナントが変わってしまい、すでにない。
文脈を無視して唐突にここで写真クイズ。
「入」という字がいっぱい光ってる!ナニコレ?キアヌ・リーブスの「マトリックス」の1シーンみたいでもある。
(解答はこのブログ最後で)

先日の日曜兄弟夫婦6人で会食があり、この六本木ヒルズへ久々出向く。かつては十数回現場へ行ったけれど本当に久しぶりだ。店は5階の「ロイズ東京グリル&バー」ここを選んだのは東京タワーの夜景が目当て。6時ころのタワーのドアップ写真。このところスカイツリーの陰に隠れているけれど、昭和オヤジとしてはやはりこっちが好きだ。田舎から上京してきた当時のウブな少年にとっては、東京のシンボルといえばこの東京タワーと西新宿の高層ビル街だった。

震災の影響で東京タワーの先端部分の電波塔がひん曲がっちゃったのをご存知だろうか。修復したはずだけどこの写真で見るとナンカまだ曲がってるよ。大丈夫かなあ。昭和33年の333メートルだけに小生とも縁があるわけで、「がんばれ東北」「がんばれ東京タワー」なんである。

この修復作業を遠くからデジカメ動画で撮った映像を見つけた。まるでアブラゼミがじーじー鳴きながらじわじわ樹の表面を移動してるみたい。ホントに危険な仕事お疲れっス(^^)/
※YouTubeの映像


夕間暮(ゆうまぐれ)の一時、イルミネーションが灯った。バーのグラス越しにワンショット。バーはワンショットバーじゃないけれど。お馴染みの赤い光の宝石箱。

食事のあと上層階の有料展望台へ。日曜夜のシチュエーションもあり、またリーマンショックや震災自粛と節電の影響もあってか心無しかちょっと元気のない夜景。本来のトーキョーの夜景はこんなもんじゃない。本当はドキドキするくらい光の洪水で、嬉しくて飛び跳ねたいくらいの楽しさがあるはず。どんだけ嬉しいかといえば、夜中に北極星を見ながら逆立ちして遊ぶ白クマくらい楽しいはずだ。
理由はわからないけれど、たぶん震災に配慮しての色使いなのだろうか?タワーのイルミの色がシンプルな青一色に変わっていた。
冒頭の解答編も含めて最後の写真。
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