2011年11月27日日曜日

Rookies

先週行われた宮前区新人戦。今日決勝戦があり、富士見台ウルフ少年野球クラブが優勝とのこと。こちらフレンズは一週間経ってしまったけれども、色褪せないうちに書いてみたいと思う。琥珀の中に閉じ込められた恐竜のDNAほど古くはないはずだから、許してタモレなんである。

うちはこの一年、Bチームを作るかどうかのボーダーラインに揺れながらとうとう1年が経ってしまった。帯に短しタスキに長し。人数、協力父母、指導体制などを鑑みたとき、二の足を踏んだのは事実。来年はまた選手数が少なくなってしまう。B=新人チームはほとんど試合らしい試合はやってない。
その来年のチームの実力を占う新人戦。占いは飽くまで占いだから、当たらない場合もあるわけで。でもある程度各チームの「勢い」は分るというもの。
開会式でのショット。
Sohma会長、Ogasawara副会長、記念誌プロジェクト御大でもあるKasahara副会長の面々...。立派なトロフィーも用意されている。

連盟の裏方軍団。連盟事務局メンバーである。大会運営のみならず、日頃の宮前少年野球を底辺から支えている黒子のメンバーだ。
左からフレンズNishihara、アリコOhtake、リトグリ(Queens)Yamaguchi、そして記念誌プロジェクト編集長の元ウルフNishimuraの各氏。深く濃く感謝である。どれほど深く濃いかと言われれば、恐竜のDNAが閉じ込められた琥珀くらいに深く濃く感謝なんである。

場所を移動し初戦は対南菅生ワイルダース。先発I・Takumiでプレイボール。
初回4失点すればうちも4得点で同点。2回にはまたも4失点でその裏2得点の、8:6の激戦だ。3回にはついに7失点を喫す。裏になんとか2点を返すものの、気がつけばスコアは15:8の7点差をつけられた。最終回の裏....。少年野球、特にBチーム、セオリーのない若いチームにありがちな急展開。7点差をはね返しうちが8点をスコアボードに叩き込み、大逆転の15:16のサヨナラゲーム。

ダブルヘッダーの相手は宿敵・強敵でもあり、仲良し友軍の鷺沼ヤングホークス。試合前にヒマな6年生のOtoは「31アイスクリーム」のトリプルよろしく、ヘルメを3段かさねて移動のナイスキャラ。チームのムードメーカーたる所以。

先発はKohta。相手はすでにBと言えど百戦錬磨の、すでに出来上がっているAに近いBのようなもの。コテンパンにやられた。大差で負けることは予想していたものの、ケタが違った。悔しい。願わくば来年もヤングとは同じヤマで当たりたくないなあ(^^)...。野球の練習以外にも、主将にはジャンケンとくじ引きの特訓を課したほうが良いかもしれない。
それでも我が打線は気を吐いた...けれど無安打。1得点のみの貧打線。

打線は気を吐いたけれど、ひとり気を...じゃない、火を吐いたヤツがいる。
すでにフレンズ名物となりつつあるうちのS.Takutoである。
一球ずつ金切り声を叫び気合いを入れる。良いことだ。少なくとも声の出ない子よりは元気があってよっぽど良い。
但し喉を痛めないようにね(^^)
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2011年11月25日金曜日

新幹線の新感性

日曜の新人戦が終わりコーチ会議と称するチームの飲み会で盛り上がるさなか、尻のポケットがわずかに震えているのに気づく。携帯を抜きフリップを開けば配偶者からのコール。席を外し通話ボタンを押してから20秒後には膝が崩れそうになる自分があった。
配偶者の父の訃報であった。広島の片田舎で教頭昇進を断ってまでいち国語小学校教師として職を全うし、贅沢や華美を嫌い質素な生活を旨とし、また半面、反骨精神豊かで、ユニークとユーモアのセンスを誰よりも好む人であった。巨人を「虚人」、ヤクルトを「夜苦留人」などと勝手に名付け、生涯広島カープを愛した人。棺の中の胸元には赤いカープの帽子を添えた。

翌月曜には朝一でひとり帰郷した配偶者を追い、娘と11ヶ月になるMinamiと共に、横浜から西へと向かう新幹線の車中の人となった.....。

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と、ここまでは、ちょっぴり短編小説風に書いてみた。
そうでもしないと身内の話というのは書きにくく照れくさいものだから。
ここからはまた普通のいつもの少年野球「晴耕雨読」スタイルに戻るのである。
一連の儀式を終え帰ってきました。
また徒然なるままに駄文を書いていく所存であります。

日曜の新人戦はなかなかどうしてブログネタ満載ではあったけれども、時間が経ち旬の時機を逸した感あり。また近いうちに書きたいと思うわけで。なぜならこのブログ、自チームのフレンズ応援ブログでありながらも、宮前区少年野球全体の応援ブログをも標榜(ひょうぼう)しているのだから。

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往復の新幹線の中でのネタはいくつかあるけれど、久しぶりに乗った「のぞみ」の完成度には目をみはるものがあった。座席周りもそうだけれど、特筆は喫煙ルームである。羽田空港の喫煙室は結構広いのに時として煙が飽和状態になることもある。それに比してこの「のぞみ」のそれはなかなかの快適空間であった。ほとんどヤニ臭さがなく、満員でも煙がほとんど目視できないほどクリア。ヤニ臭さよりもオヤジどもの加齢臭のほうが鼻につくかもしれないほどだ。空間デザインもステンレス一辺倒の無機質さがなく、柔らかいテカリ感のあるメリックな粉体塗装。ナニカ近未来の宇宙船の快適なコクピットを彷彿とさせるほどだった。Gマーク=グッドデザイン賞をあげたいくらいのものだ。新しい感性ではある。
この写真のカウンターや駅の階段手摺まわりが斜めに傾斜しているのはナゼか知ってますか?小さなバッグなどを置くと滑り落ちてしまうように敢えて設計されているんである。つまりモノを置けないようにすることで、忘れ物防止と危険防止を兼ね備えているんである。

連結部のデッキに出てみる。
普段見ることのない様々な日本の田園風景を楽しめるのも、新幹線の旅のひとつの楽しみ。ぽつねんとした夜の人家の灯りを見るといつも思うのは、谷崎潤一郎著「陰翳礼讃」(いんえいらいさん)を想起する。「光と陰」日本建築デザインの根本を形成するものの考え方である。
窓外に流れゆく明るい風景を見ていたら、突然窓ガラスが真っ黒になり鏡に豹変。
そこでは変なオジサンが私の目をじっと見つめていた。
ぬぬっ、誰だコイツ!?
トンネルに入って「窓鏡」に映った車内の私の姿であった(^^)


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2011年11月21日月曜日

無題

今日聞かされた訃報。
享年86歳。
明日から家内の実家広島へ。
しばらくブログ更新お休みします。

2011年11月18日金曜日

11月なのに師走

野球のスコアブックをExcelで集計する地獄の季節の到来である。
しかし今年はExcel入力だけは強力で協力な助っ人が登場。我がチームのOhmori父である。データ入力をお願いしたところあっさり快諾、ここまでほとんどの試合をガッツリ入力済み。マジ助かってるわけである。
そのOさんから今日ここまでのExcelデータを送ってもらい検証。
Oさん曰く「数値入力してもMamoruの打率が算出されないんですけど...」
うむむ、なんで?
なんと!よく見たらMamoruの打席は7打席。で、全て四死球7。ゆえに打数がゼロなんである。打数がゼロなら打率もゼロ。低学年なので7打席しかバッターボックスに立ってないのだけれど、全て四死球って、スコアラーやってて気づかなかった。

そんなこんなでスコアの集計も佳境に入ってきた。OさんExcel完了後はまた筆者のまとめの作業がある。その他にも野球関連で12月の「卒業生を送る会」までにやること目一杯。大項目だけで6個あり。仕事が忙しくなると更にこれに拍車がかかり、毎年作業は深夜に及ぶことしきり。

宮前少年野球20周年記念誌プロジェクトチームの中で、メンバーそれぞれに愛称がつけられている。名付け親はNishimuraさんだ。そのNishimuraさんは「編集長」ボスのKasaharaさんは「社長」Nemotoさんは「師匠」Saitohさんは「本部長」とかとか...。でもって筆者は「先生」なんである。架空の出版社を想定したのものだ。

まさに師走を向かえる前の11月にして、すでに「師」が「走る」ほど忙しい今日この頃。ここで予定をフレンズノートに箇条書きにしてみた。
「デスノート」みたいに、書き込むだけでこれらのto do LISTが一瞬で消えてくれるのであれば、ドラゴンボール7個を集めてでもそのノートを手に入れたいものだ。全世界の読者の方、ドラゴンボールのありかを教えて下さいましm(_ _)m

ん、待てよ....。
この予定を消化する困難さより、ドラゴンボール7個を集めるほうがよっぽど困難を極めることに今、気づいたんである。本末転倒。
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2011年11月14日月曜日

快勝!6年最後の試合

南部リーグ最終戦。冠試合では最後の、そして6年生にとっても最後の公式戦となる。
南部リーグの発足理由は、6年生への「お疲れさま的想い出作り的親善試合的」要素が色濃い。野川レッドパワーズさんが発起人となって、宮前区をほぼ2分する246号線(厚木街道)の南部地区を中心としたチームで構成され、結構歴史も重ねてきた。
相手は同じ有馬地区で活動する有馬子ども会野球部。町内会下部組織の子ども会の野球部である。フレンズとも西有馬小校庭を共有してたりもする、お隣さんチームなのだ。率いるは有馬の顔Kawakoshi監督。対するうちの監督は久々の現場登場、Satoh監督である。第14期卒業生の宮前でも希有なOB監督なんである。

試合開始10:02。
1回裏F攻撃=先頭打者I.Takumiのいきなりのツーベースヒットで出塁すると、3番Otoの安打で3進、4番Nabeの一塁ゴロの間に本塁を踏み先取点。まずまずの滑り出し。
6年生の親たちも最後の試合とあって、続々登場。なかでもKatsumiの父さんが来たのは嬉しかった。彼は通信電気工事関係なので土日は仕事で滅多に顔をだせないのだ。いつも我々オヤジどもと会うのは、夜のとばりが下りてから、グラス越しの乾杯の時だけ。父子だけの家庭で子どもを育てるのは、我々バカオヤジどもには想像出来ないほどの苦労があるはずだ。やはり人の親。息子の最後の試合に仕事を抜け出し駆けつけたわけで....。
こっちも黙っちゃいない。Hiromiの母も登場。例によってベンチ後ろからOno母のトークが聞こえてくる。
「アリコのさあ、先発ピッチャーのあの子Kaname、可愛い〜のよ!うちの近所なんだけどね。昔うちのHiromiと一緒にフレンズに見学に来てさあ〜...」
久々に雀を見かけた話ではなかった。二人がフレンズに見学に来たけれど、K君はアリコに行っちゃって、息子Hiromiはフレンズに。そのK君は先日の宮前区のストラックアウトで優勝する投手に育った。それでもOno母はガハガハ笑いながら、相手チームのK君も応援していた。そんな逞しく度量の大きな母がフレンズにはいる。大きいのはそれだけじゃないけれど(^^)母子(ははこ)の家庭ではあるけれど、苦労のクの字は微塵も見せずに、いつも周りを元気にしてくれる。
筆者、こんな父や母が大好きだ。

3回裏F=3,4,5番のクリーンナップに連打が出て追加点、2点目。
先発Otoはサイドスローから再び元のオーバースローに転向。これが功を奏した。見違えるようにストライクが入り球も走り、自信と笑顔が戻った。6回までノーヒットノーランである。Satoh監督が捕手のNabeを呼び耳打ちする。聞こえなかったけれど、想像豊かな筆者の予想ではたぶんこんな感じ。
「おい、Nabe、おまえのリードでOtoのノーヒットノーランを達成してやれよ」

5回裏F=先頭打者Teruが5球目の低めインコースをなんとホームラン!
往年の西武田淵を彷彿とさせるような、滞空時間の長い体育倉庫屋根を直撃の一発である。悩める副将、冷静沈着、優等生のTeruの特大の一発であった。最後の試合で彼の心に何かが刻まれたはずに違いない。おめでとう!
これを皮切りに6年生の4連打で3点追加。

試合はノーヒットノーランは達成できなかったけれど、6:3の快勝。
間違いなく今年のベストゲームのひとつである。それが6年最後の試合でなし得たことが、筆者には嬉しかった。6年生全員の活躍が光ったのがいい。
怪我で参加出来なかったTaguchiがいないのが残念だ。いたらきっと彼も負けずに活躍してくれたに違いない。

ベストプレイヤー賞は6年全員。
投打が復活、大活躍のOto。
長短打4の3、4番主将Nabe。
本塁打と守備も光ったTeru。
左翼での好補と2安打のKatsu。
野手からの難しい送球を黙々とショーバンで拾い上げ、いくつものアウトを稼いでチームに貢献したHiromi。ついでにHiromi母にもあげちゃおう(^^)

ラグビーで言うところの「ノーサイド」
試合後は和気藹々、アリコの子らと一緒に写真撮影。
夜はみんなと酒を呑んで、家に帰って写真をMacで拡大してみると、チームの垣根を超えて何人かがお互い肩を組んでいたのを見て、それだけでなんだかウルッときてしまったオヤジの午前0:45。

ブログアップは仕事で月曜深夜1:30になっちまった、Tでした。
その夜のコーチ会議での顛末は時期を見てまたいずれ...。
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2011年11月11日金曜日

11.11.11.11.11.11

昨晩遅くに図面を描きあげたものを今朝、クライアントへメール。
ファイル名には日付を入れて。
「111111_2F-B5_PLAN.mcd」なんて。
もうお分かりですね。
つまり今日は2011年11月11日なんである。
だからどーしたって話ではある。
午後から阿佐ヶ谷の現場へ行かねばならず、それまで少し時間が空いたので、いつもは真夜中に書くブログなのに、とても珍しいことだけれども、こんな昼間にちょっとブログアップを。
Amazonで買った¥780の電波時計のアラームをわざとAM11時11分にセット。
ついにその時はやってきた。頼みもしないのに。
アラームの音がピピピッと鳴り出してから、10秒後にデジカメのシャッターを切る。それがコレ。
2011年11月11日11時11分11秒。
だからどーしたって話ではある。
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2011年11月9日水曜日

チームを超えて野球を超えて.2

一昨日の20周年記念イベント大会のPART2、午後の部なんである。
毎年やりたいよね、という声が全世界から届いているんである。

サッカーの世界では昔から「ナニナニJAPAN」が流通しており、例えば「加茂JAPAN」「トルシエJAPAN」「岡田JAPAN」などだ。野球でも「原JAPAN」などの呼称がマスコミで使われるようになった。最近では「なでしこJAPAN」が世界中を席巻したわけで。今年の流行語大賞にノミネートするんではないかと筆者密かに予想している。「あやまんJAPAN」なる意味不明のトリオもモグラ叩きのごとくあちこち出没。
我が宮前にも、「なでしこJAPAN」にひけをとらない...どころか少女時代やKARAにも勝る女子軍団がいるんである。

宮前の至宝、少女野球チーム「QueensJAPAN」じゃなかった、宮前Queensである。何度かここでも紹介したけれど、やはり女の子の野球は可愛い。(野球に限らないか)そのQueensがイベント大会午後の部のトップを切って「ロックソーラン」のダンスを特別披露。「ロックソーラン」とは、おそらくはソーラン節をロック調にアレンジしたものだ。アップテンポのソーラン節に合わせて女の子たちが踊る踊る。
記念誌写真班の筆者「なんかバックの舞台演出が寂しいなあ」...せっかくのお披露目なのだからと、私財を投げうって横断幕と看板を急遽看板業者に発注し、バックネットと丘の上に設置させたんである。発注から設置まで1時間の速攻早業。横断幕は特注サイズゆえの¥79,000、看板は巨大かつLED照明内蔵ゆえの¥9,800,000也。(税別)う〜む、半額だけでも連盟に請求しちゃおうかな。Sasaki事務局長お願いします。m(_ _)m

目を細めて孫娘を見つめるかのようなSouma連盟会長。
「Queens愛」と「ジャイアンツ愛」のKasahara連盟副会長兼Queens代表。
デンと構えてにっこり笑顔のSasakiさん。
主将Mちゃんの生みの親兼コーチ、モッチー父。
最後まで頑張れよと、心配そうに見つめるちょいワルオヤジ系Koshimizu監督。
Yamaguchiコーチは裏方仕事でバックネット裏。
その他、etc....。藤原紀香の結婚記者会見以来のカメラの放列なんであった。

最後はMちゃんがジャンケン選挙で(?)センターを務めキメのポーズ。


競技再開。
今大会イベントの華とも言える「ホームラン競争」である。
進行役のウルフToyodaさんのマイクアナウンスが軽妙洒脱の絶妙の技。子ども一人ひとりにマイクを向けインタビュー、会場をガンガン盛り上げる。
まずは模範演技、いや、模範打撃を披露したのはOgasawara連盟副会長兼富士見台ウルフ少年野球クラブ監督。
鷺沼ヤングホークスKurosu監督と同じくらいであれば、赤いチャンチャンコが似合う御歳(おんとし)である。それでも左中間外野の木立の中へ連発、綺麗な放物線を描いてまさに教科書のようなバッティング。脱帽である。筆者が脱帽するのは自殺行為に等しいから、滅多に脱帽しないのであるが。
各チームから選手が出場、予選を行い決勝に残ったのは7人。「七人の侍JAPAN」宮前の猛者(もさ)たちだ。普段の実力ならばもっとホームランを連発していたに違いないであろう面々。なにせ58,000人の大観衆だから上がっちゃうのも無理はない。けど、6球限定のトスで2,3本ホームランを打つことがいかに素晴らしいことか。大人顔負けである。


野球イベントの定番ストラックアウト。空のご機嫌は小雨がはらり、ぱらぱら。
午前の予選を通過した文字通り「腕」に自信のある各チームエースが登場。
「走攻守」というけれど、投手の場合どれに当てはまるのだろうか。一見どれにも該当しないようであるけれど、敢えて言えば「守」ではなく「攻」であろうか。ピッチャーは守備の場面で登場するけれど、実は打者に対して「攻」める人なんである。守備につきながらも同時に攻撃するのが投手独り。(我ながらいいこと言うなあ)

何が楽しいかって?
チームや野球の垣根を超えたひとと人の輪が素晴らしい。
子どもたちの笑顔がいい。
子どもながらの真剣な眼差しが素敵だ。
疲れた一日ながらその何倍ものエネルギーをもらった一日であった。
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2011年11月8日火曜日

M

今、仕事が終わったんであるんである。AM2:00前後。
朝からガッツリ図面を描いて夜には昨日のブログPART2を書く予定だった。
でも...。
娘が所用のためMを連れてきて4時間ほど預かることに。
筆者の配偶者は折悪しく、民生委員の研修旅行で福島へ一泊で不在。様子を見ながら仕事しようと思っていたが、これがあにはからんや、片時も目が離せないわけで。Mと言うのはプリプリ♪の「M」では勿論なく、Minami。「目に入れても痛くない」それである。10ヶ月である。目の中にぐりぐり思いっきり突っ込んでもちっとも痛くないわけで。放っとけばあらゆるモノを口に入れてしまう。安全第一だ。どんだけの安全基準かと言うと、遺伝子操作をしていない国産じゃがいも澱粉くらいなのだ。
仕事が出来ずに4時間をMと楽しく過ごしたあと、やっと仕事に取りかかればトラブル発生。で、こんな時間までかかってしまった。

そんなこんなで、昨日の二部構成「チームを超えて野球を超えてPART2」は明日夜に書きたいと思います。
ヤベッ。明日朝はゴミ出ししなきゃ...寝よっ。
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2011年11月7日月曜日

チームを超えて野球を超えて.1

宮前区少年野球連盟設立20周年記念イベント大会。

朝はどんより曇天の雨模様(※前回ブログでの正しいコトバの用法です)
曇天ではあるけれど、このあと大ドンテン返しの晴天は望めないはず。
てっきり中止かと思いきやの開催。日曜早朝のその瞬間、宮前区の少年少女野球に携わる民族の大移動が始まった。

20周年記念誌プロジェクトチームはこの日、記念誌に載せるための写真班を特別編成。花フラさんのNemotoさんのごっついCanon一眼レフをはじめ、各チームから担当持参のデジカメの大集合でもある。小生のNikonP100がオモチャのように見えてしまう。お台場に出現したガンダムとガンプラくらいの差があるわけで。

開会式から始まり、午前中はベーラン・遠投・ボール渡し・ドッジボール・大縄飛び・ストラックアウト・ニアバント競争・球速競争(スピードガン測定)など盛りだくさん。
大運動会の様相を呈して今にも泣き出しそうな空模様とは裏腹に、子どもたちのテンションは上がる。


大縄飛びでは運動神経もさることながら、普段のチームワークがものを言う。有馬子ども会野球部は上々の成績。応援合戦でもひときわ声が大きかった。
ドッジボールのブロックでは普段の学校での遊びとは違い、真剣にかつ楽しく勝負を競い合っている。球速スピードガンでの計測では100キロ超えの選手も出たようだ。これと遠投は筆者見ていないけれど。
昼ご飯のショットは、20数年前の幼稚園の運動会を想い出す。みんなおとなしく和気藹々弁当を開く。ヒッチコックの「鳥」のワンシーンを彷彿とさせる。

今日は疲れた。けれど普段野球以外で見せる子どもらの笑顔がそれを忘れさせてくれる。周年行事として全国的にこんな同じようなイベントを催す地区はあるのだろうけれど、ココ宮前はとても楽しかった。
印象に残ったのはチームの垣根を越えて、違う色のユニフォームの子どもたちが、笑顔で話し合いながら順番待ちをしている姿だった。中学や高校に行けば机を並べるかもしれない仲間だ。
チームを超えて野球を超えて。
我々大人同士の繋がりも嬉しい。試合では真剣勝負だけれど、ひとたび野球を離れれば子どもを中心点とする同心円の中に、我々大人も廻っているんだということを再認識した一日であった。
今日はこんくらいで勘弁しちゃおう。実は瞼(まぶた)に曙が乗っかったくらい眠いのだ。
2部構成で次回ブログは午後の部PART2なんである。
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2011年11月6日日曜日

コトバの魅力と魔力

ブログを書く以上は売文家的プロではないけれども、稚拙ながらもそれなりにコトバの使い方には気を遣ってるつもりだった。ほらね、「使う」ではなく「遣う」なんてネ。気を遣ってるでしょ。
今日も連盟Nishimura編集長からKasahara社長がらみの、ある文書の校正依頼のメール。僭越ながら「朱赤」をさらさらと書き入れる。筆者と編集長の何度かのメールのやりとりののち、返って来た社長の返信は「ゴメン。今泥酔中で何も考えられない」とのこと。ちゃんとメールを返せるということは決して「泥酔」状態ではないなと推察。泥酔は酩酊より重い状態。せいぜい「ほろ酔い」あたりか。筆者速攻返信「泥酔中は何も考えず、ひたすら泥酔するのが正しいニッポンの泥酔の仕方です!」

その文書校正をしながらフト思い出した。
9月頃の新聞を読んでいつかブログネタにと思い、切り抜きをとっておいたんである。漢字検定受けたことはないけれど、漢検2級は自信があった筆者の思い上がりに、いっそバンザイしたいくらいの完敗なんである。

文化庁国語課による「国語世論調査」
いっしょにどーですか(^^)
●どちらの意味でしょうか?
1「情けは人のためならず」
A:人に情けをかけると、巡り巡って自分のためになる
B:人に情けをかけると、その人のためにならない
※こんくらいは朝飯前、知っていた。Aが正解である。

2「雨模様」
A:雨が降りそうな様子
B:小雨が降ったりやんだりしている様子
※Bだと思ったら間違い。正解はAでした。情けなし。

3「すべからく」
A:当然、ぜひとも
B:全て、みな
※ヤバイ。やはりBだと理解していたけれど正解はA。「すべ」が「全て」の語感とリンクしちゃってるゆえの思い込みか。

4「姑息」(こそく)
A:一時しのぎ
B:卑怯な
※これこそ完敗である。絶対Bの「卑怯」だと思っていたんである。そうと知らずに何十年間ものうのうと生きて来た自分が恥ずかしい。正解はAだそうだ。
例「ヤツは姑息な手段を使って勝利をもぎ取った」=は「ヤツは卑怯な手を使って勝った」んではなく、「ヤツは一時しのぎの手段を用いて勝った」のだった。

まだまだあるけれどもこのへんで。
自分の赤坂見附...じゃない、浅はかさを見つけたものだ。
みなさんはドーデスカ?

さてもうひとつ。日本語のコトバの持つ魅力と魔力の話。
これも数日前の朝日の天声人語記載記事から引用。うる覚えだけれど。
あるアンケートをとったそうだ。こんな上司は良いか悪いか。コレ....。

「課長は仕事上無理難題を言ったりもするが、部下の面倒見もいい人だ」
こんな課長を良しとする人は確か約70%(?)くらい。
ところが別の人にこんな文面でアンケートをとった。
「課長は部下の面倒見もいい人だが、仕事上無理難題を言う人だ」
これを良しとする人は確か27%(?)くらいに激減なんである。全く同じ内容なのにね。これは小説などでも登場人物造形においては、大事な表現手法であろう。

日本語ってオモシロイ。
人の脳は「〜だが」と前半を否定形にして、更に「〜だ」と断定している後半の言葉がより印象に残ってしまうせいでこんな結果になるのだろうか。
そう言えば誰かに「良い知らせと悪い知らせ、どっちから先に聞きたい?」
と問われれば、つい「悪いほうから」と思ってしまうのは、気分の良くない思いをしたそのあとに「良い知らせ」を聞いて気分良く終わりたいからに違いない。

書き言葉にしろ、話し言葉にしろ、時に人を感動させ、時に人を傷つけ。
言葉の魅力と魔力。
日本語ってオモシロイ。
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2011年11月4日金曜日

未来の息吹

昨年娘が結婚し嫁に行ったのでマンションの駐輪場に残していった原チャリにムチを入れ、一路有馬ドームへ急行。間もなく5万の大観衆が待つグランドに到着せんとスという頃、道路の向こうに青い物体が浮かんでいるではないか。まるで風船のようだ。
....ハア、まさしく風船であった。なんで?

近くでお祭りがあったからそこでもらった風船を置き忘れたのだろうか?それにしてもこんな置き忘れ方ってあるんかいっ!これをヘルメに取り付け街中を走ってみたい衝動に駆られたが、試合が控えているので後ろ髪引かれる思いでサヨナラする。名もなき風船くん、「クルマに轢かれるなよ」

このところブログの内容はもっぱら南部リーグ。今日はその南部リーグで対戦を楽しみにしていた松風スラッガーズさん。試合前、Urabe監督と歓談。チーム内のみならず連盟や審判部のメンバーも歴任。Urabeさんは筆者の息子が野球を始めて私がこの世界に入った頃からすでにいる歴史のある人。しかし、あの頃とほとんど変わらない若々しさである。柔和な笑顔と温厚な人柄は今も変わってない。

連盟20周年記念誌プロジェクトチームの一員である松風のHigoさん。Higoさんのメールに登場するのが5年生のご子息、愛称「ポークビッツ」のKohtaくん。昨日も記念誌MLでHigoさんとやりとり。羨ましいことに女子大生のアルバイトに囲まれて仕事するご本人は、今日は仕事で来れないとのこと。
その息子Kohtaくんは5年生でありながら、エースナンバー1を付けて、4番で先発。その第一打席。1.1から4本のファウルで粘り7球目。ボコッ!脇腹にデッドボールをくらっちゃう。打席にうずくまり立てない。やっと立って2,3歩あるいたと思いきや、またひっくり返ってしまった。むむ、大丈夫か?!でも一塁ランナーになったとたん果敢なリードを取り何事もなかったよう。

このポークビッツ...いや、Kohtaくん。なかなかの選手であった。機敏なフォームから繰り出す速球は常に低めに集まり、失投がほとんどない。持って生まれた「体のバネ」を内蔵してる感じだ。コントロールも抜群。我がフレンズベンチでも評判が良い。
代表が言った言葉「この子のようにコントロールがいいピッチャーだと、こちらとしては打者にサインを出しやすい」これは相手投手に対する最大の賛辞ではないだろうか。他にも「おお、いいねえ。いい球投げるねえ」「5年でこれだけ投げられれば来年スゴイんじゃね?」「じゃあ、ウチ、来年ヤバイじゃん」みたいな会話がひとしきり。まだまだ伸びしろを感じさせるKohataくん。何より野球小僧的野球大好き的面構えが良い。とーさん似か、かーさん似か?かつてフレンズにいたウチのKazuとどこか似ている...かな。

試合は初回表裏に互いに1点ずつ取り合い、4,5回裏にはフレンズ2点を入れ逆転、3:1のリード。ところが6回スラッガーズ一死後、安打・失策・盗塁・補逸・安打がからみ3点奪取で3:4に逆転さる。
スラッガーズナインとベンチ。

ところがその裏フレンズの攻撃。ここから筆者はスコアラーをKaneda師匠に委ねカメラマンに変身。(ベレー帽とベストは忘れてしまった)3番からの攻撃。Yanagisawa代表が今日は監督代行でスタメンを決定したのだが、これが当たった。怪我と発熱でレギュラー二人を欠いたスタメンのクリーンナップ3,4,5番に連打が出て一挙5得点。更に逆転の8:4でゲームは俄然盛り上がる。
フレンズナイン。

結果は8:5のナイスゲームであった。
2回の松風Kohtaくんのピッチングは素晴らしかった。先頭二邪飛、次の打者二人には絶対手が出ないであろうインコース低めの見逃し三振に切って取った。
負け投手にはなったものの、成績は打者29打数27投球93被安打7犠打2四死球1三振5失点8のうち自責点3の好投。来年お互い頑張ろうぜ。

今日の我がベンチは監督、29、28が仕事で欠席全滅、替わりに代表が久々の監督代行、Kanedaコーチは6回からスコアラー、Yanagisakiコーチがベンチ入りし的確なアドバイス、Nishikawa父がユニフォームデビューと、滅多に見られないメンツであった。

おおっと、こんな時間。
途中大好きなTV番組「アメト〜ク」に見入ってしまったからでもあるけれど、毎回ちょっと長過ぎなこのブログ、なんとか簡潔に短時間で書けないものかと自己嫌悪の真夜中午前2:00なのであった(^^)/
はあ、明日も朝からガッツリ図面描かなきゃ...。
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