2013年1月30日水曜日

アートは電気羊の夢をみるか

仕事の話で恐縮至極なんである。
ただしデザインや設計の職業柄、企業のコンプライアンス、守秘義務が常につきまとうので、ブログなんかでつまびらかには出来ないから、具体的名称や固有名詞なんぞはボカさなきゃなんである。更に筆者が棲息するこの業界、最後の最後で大ドンデン返しや、仕事の話そのものが消滅することも珍しくはない。この業界のみならず、オトコの仕事には大なり小なりこれは付きものなのだろう。

それで今回のブログである。
今日この仕事が突然ポシャッてしまったので書けるわけで。継続していたら完成するまでこのブログには書けない。
先日恵比寿時代の懐かしい人から電話があり、とあるお菓子メーカーの包装紙のデザイン、イラストの仕事が舞い込んだ。筆者今では店舗設計業界でうごめいているのだけれど、学生の頃、進路はインテリア設計かグラフィックデザインかで迷ったこともある。だからいまだにイラストやグラフィックの仕事は大好きなんである。
オーダー内容のファクターは「スカイツリー」「浅草寺五重の塔」「桜」である。
この組合せでのイラスト制作。日曜にネットで資料収集。それを元に手描きのイラストを描いて組み合わせてスキャンし、MacのAdobe「PhotoShop」というソフトで着彩という段取りであった。

先日iPhoneの写真アプリでスケッチ風に撮れるものを紹介したけど、プロが使うソフト「PhotoShop」ではなく、素人でもパソコンで編集加工できるソフトを発見したんである。ガッツリ写真資料を収集したあと、このソフトで加工した画像を紹介してみたい。
アメリカの「無料ソフト」というより「無料サイト」である。
自分の対象画像をこのサイトにアップして、数十種類の画風から好きなものを選べば瞬時に加工してくれるのだ。デスクトップに保存も可能。

まずはスカツリ。
左がオリジナルで右はアウトラインだけを抽出したもの。

次が浅草寺五重の塔。これを元に手描きのペンでトレースする予定だった。

桜。スケッチ風と水彩画風に変換してみる。

最後は背景になる青空バック。これはゴッホ...いや、...じゃないな、ゴーギャン風に変身しちゃった。「アルルのはね橋」にしては明るすぎるもんね。タヒチっぽい色合いだもの。
なんかこれ1枚だけでもいい絵だなあと感心してしまう(^-^)

なんともコンピュータ様さまである。素人でもなんでも出来ちゃうから怖い。プロの領域と素人のそれとの分水嶺は、もはや曖昧模糊とし誰でも「なんちゃってアーティスト」になれちゃう時代。フィルムからデジカメに移行したひと昔前はその最たるものだ。誰でも失敗なく綺麗な写真が撮れてしまう。そこでプロが生き伸びる手だては....「感性」=「センス」しかないわけで。

それはさておき、このサイト、無料だしなかなか面白いので興味のある方は是非どうぞ。
英文づくしなので最初は腰が引けてしまうけれど、適当にイジっているとスイスイいけちゃう。子どもの写真や、家族やペット、憧れのタレントの写真など一風変わった画風に変えてみるも良し。

※HPトップの「Start Having Fun」をクリックして、あとは自己責任で路頭に迷っているうち自然とオモシロ写真が出来ちゃうはず。下をクリックでどーぞ。
befunky.com

※今日のブログタイトルは知る人ぞ知るのパロディーなんである。
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2013年1月29日火曜日

極私的映画評

「こんばんは、荻ぃ〜....、昌弘です」

斜(はす)に構えた氏が「荻」と「昌弘」の間に若干のひと呼吸があってのちに始まる、このひとのTV映画解説を聞くと、ココロの底がわくわくしたのを覚えている。確か筆者小学生の頃であったか。その後小森のおばちゃま、水野晴朗、高島忠夫、.....今ではリリコなどTVの映画評論者は数え上げればキリが....あるってもんだ。但し、上記T・Tさんは映画評論者ではなくTVタレントが映画評論者の真似をしていただけだったけれど。ほとんどカンペを読んでいたのは火を見るよりも明らかだった。

昨年11月からこの1月までTSUTAYAディスカスで借りた映画の「極私的映画評」なんである。全く持って「極私的」なわけだから、全くもって参考にしないでいただきたい。仕事や少年野球のノルマを終えたのち、夜中の12時あたりから2時くらいまで鑑賞したのがほとんど。大抵その日はこのブログは書いてないわけで。忙しくとも映画を観ない手はない。なぜなら、人生短いのだから今のうち観ておかないと、あとで後悔したくないんである。しかし自分がサラリーマンだったらこうはいかないだろう。会社勤めの悲哀も理解してるつもりである。翌朝のことが脳裏をよぎると夜更かしは出来ないもんね。

ほぼ時系列的に列挙しちゃう。飽くまで「極私的映画評」寸評である。
画像はTSUTAYAディスカスのHPから掲載。


「はやぶさ」遥かなる帰還

近年よく言われるニッポンの世界に誇れる技術力。下町工場の職人の技が世界を唸らせる。これに加えて筆者の天文好きが高じて思わず借りたもの。探査機ボイジャーもそうだったけれど、無機質な機械を有機的にアナログに人間と同等に解釈して表現すれば、これは感動で泣ける映画であった。

「まほろ駅前多田便利軒」

役者として大好きな瑛太と松田龍平のW主演。好きな原作を読んだあと映画化されたら観るしかないではないか。テレ東で毎週金曜TVドラマシリーズもスタート。まだTVは観てないが。往年の名作筆者大好き「傷だらけの天使」に通ずる空気感が良い。舞台が近隣の「町田」なのもいいぞ。都会と郊外の狭間の半端な位置関係のシチュエーションも良い。

「告白」

主演松たか子には全く興味がないが、ストーリーに魅かれて観た。同じ子を持つ親としても。更に普段子どもと接する機会の多い身として。....「正解」が見つからないお話であろうか。観る者それぞれの「解」があるやもしれず。しかし松たか子、演技はうまし。

「ノルウェイの森」

最大に愛する作家村上春樹である。しかもあの「ノルウェイの森」でもあるわけで、観ないわけがない。更に主演は好きな俳優松山ケンイチだ。だががっかりなことに、助演女優は菊地凛子。キャスティング違うだろって。全体的に映像はキレイだが、原作にはほど遠い出来。がっかり×2。「ノルウェイの森」を映像化しようという試みそのものが間違いだったかも。残念。

「MIB3」

言わずと知れたあの大ヒット作の続編。トミー・リー・ジョーンズの渋さが好きだ。若い頃彼主演の戦争映画を観てからのファン。最近は缶コーヒーを片手に妙な宇宙人になってしまったが、それもまた良し。ウィル・スミスも相変わらず明るく破天荒でいいヤツだ。

「インセプション」

ディカプリオと渡辺謙の共演。近未来SF大好きだけれど、ちょっと細部のストーリー展開が早すぎてついていけない部分あり。映画としては決して悪くはない。ディカプリオはしばらく俳優業を休止し、地球環境保護活動に専念するんだそうな。筆者も何百億円の金持ちならば真似してみたいものだ。

「ダークナイトライジング」

これまた大ヒット作「バットマン」シリーズ。「バットマン」は硬派な作りがいい。筆者、小さい頃「バットマン」や「スパイダーマン」「スーパーマン」などのアメコミを雑誌で同時代的に読んだことがある。何十年後にCGを使ったこんなリアルな映画になるとは誰が想像しただろう。男の子ならば誰でも憧れる「スーパーヒーロー」への変身願望。筆者はガキの頃、「パーマン1号」になりたくて紙でヘルメを作り、風呂敷でマントを羽織ったものだ。以来、「ウルトラマン」「仮面ライダー」、今時の男子だって「なんとかレンジャー」なんて似たようなものにはまっているではないか。オトコが嫌いなはずはないんである、この手の映画。それを凌駕して余りある深みのある映画作りがいい。

「プロメテウス」

ヤバイっすよ、これは。「ブレードランナー」は筆者にとっての映画大好き筆頭作品なわけで、これを楽しみにしていた。同じリドリー・スコット監督だもの。「エイリアン」のエピソードワン的な作品みたいだけれど、十分面白かった。機会があればもう一度じっくり観てみたい。ただし「ブレードランナー」には遠く及ばずなんである。

「ヘルタースケルター」

いやはや何とも、すっとこどっこいの、前評判倒れの典型のような映画。
マスコミでずいぶん騒がれたので借りたわけで...。なんちゃって本当は沢尻エリカの「ハ○カ」はいかがなものかというオトコ本意の興味からであった。たぶん世のほとんどのオトコの動機はこれかと。半面期待していたのは彼女のその役作りや映画のストーリーそのものだった。がしかし、この映画は商業的興行的に仕組まれたニオイが鼻をつき、映画としての内容は面白くなかった。彼女はクランクアップのあと、放心状態・心身症的状態に陥りしばらくマスコミを避けていたようだが、どーだかなあ。この程度の映画で心身症になるならば、古今の名作の役者たちは皆死んじゃっているはずだ。例えば「ダンサー・インザ・ダーク」のビョークはどうしたらいいのだ。S○Xシーンもリアリティーに欠けるぞ。しかし、ただひたすら沢尻エリカの「ハ○カ」が見たいとご所望の貴兄にはいいかもしんない。確かにめちゃくちゃキレイではある。そのシーン以外はDVDを早送りしちゃうかも。

「アベンジャーズ」

もの凄いCGも見飽きた感は否めない今日この頃。そんじょそこらのCGでは驚かなくなった。それでもこれは娯楽大作のワン・オブ・ゼムとして面白かった。映像もストーリーも単に面白い。
昔、フレンズの母との会話。
「俺、洋画は絶対字幕でないとダメなんだ。吹き替えで日本語だと、絶対違和感があってさ。役者は外人なのに喋ってる言葉が流暢な日本語っておかしいじゃんか。だからTVの映画放映はつまらなくて観ない。CMが入るのも嫌だし」
「え〜!?だって吹き替えのほうが映像が楽に観れるじゃん!」
最近やっと分った。
字幕に集中していると確かに映像を観るのがおろそかになるんである。速いテンポの展開になると、字幕ばかり追いかけて映像が頭に入ってこない。年齢のせいかな。昔はしっかり字幕と映像同時にインプットされてたのになあ。
この映画に出演している女優のスカーレット・ヨハンソン。う〜む、彼女が出ている別の映画を探して観たくなっちゃうほどのイイ女である。QueensのSさんに激似ではないか?(←他意はありませんのであしからず)

「苦役列車」

きっかけは作家の西村賢太に興味があったこと。面白い人である。芥川賞受賞の原作を読んでみようと思っているうちに映画化されちまった。いかにも芥川賞らしい小説のタイトルではある。主演は森山未來。荻原浩原作「ぼくらの戦争」を観て以来の好きな俳優だ。世の全女性から反発を喰らうに違いないほどの、もの凄く最低な悪くつまらん男を演じている。おそらくは西村賢太の実体験であろうから、主人公は彼である。にもかかわらず、西村賢太はTVなどでは飄々としているところが面白い。その最低男を演じきった森山未來。彼にとっては新境地を開いた役どころだったかも。少し昔の日本の底辺で働く若者の閉塞感を演出、映像もわざと粗く撮っていい感じに仕上がっている。悪くない映画であった。

以上、ごんごん、まとめて列挙。
しつこいようだけれど、「極私的映画批評」なので参考にされないことを望むんである。
明日TSUTAYAに行って、これを参考にされても困っちゃうのだ。
映画や小説は人それぞれの好みがあって、自分の趣向を強要すべきではない。
感性が同じ方なら共感得られるかもだが(^-^)/
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2013年1月26日土曜日

渋谷今昔物語

18歳の4月。東京デザイナー学院インテリアデザイン科の学生だった僕。
山形の田舎から出てきた僕は、東京の人の多さにまず驚いた。新宿の国鉄と小田急と京王のパズルのような駅の改札に何度も迷ったり。新橋ガード下の券売機で切符を買ってる時、上を通過した電車の轟音で真剣に地震だと思ったり。彼女に連れられて行った原宿の古着屋で、どうしてこんなボロジーンズがこんなに高いんだろうと不思議に感じたり。

上野の森美術館での卒業制作展で賞までもらったけれど、学生を終えた僕は就職することなど眼中になく、単身アメリカへデザインの留学生になるため、渡航費用と学費を稼ぐべく、朝から晩までアルバイトに明け暮れる毎日。「日刊アルバイトニュース」を見て応募した何個目かのバイト先は下北沢の居酒屋だった。屋号は「雷や」

社長はもの凄く精力的な人だったが声が出せない病気で、いつも機械を通して会話をしていた。大酒を飲んでも深夜に車で平気で帰って行くような人物だった。店長はもの凄く紳士的な人で相手の心を読み、相手の立場に立って思考することが上手な人物。僕たちバイト仲間からは兄貴的存在の尊敬できる人だった。そのS店長が中指にはめていたゴールドのシンプルな指輪。僕は真似をして下北の質屋で同じものを買った。これは今でも自分の中指に収まっている。

バイト仲間は全員個性的な連中ばかり。大らかで包容力のあるベテラン料理人、前職は屠殺場で働いていた人、長髪の日大の学生でバンドをやっていたやつ、普通すぎるくらい普通の学生バイトくん....。そんなバイト連中を引き連れてSさんがメシを驕ってくれた。0時に店が暖簾を降ろしたあと、「よしっ、みんなでメシ食いに渋谷行こう」

その頃の僕は新宿界隈を中心にうろうろしていたしていたので、渋谷にはあまり馴染みがない。交差点から少し入っただけの深夜の渋谷は人通りも少なく、今では想像もできないほど淋しい街だった。台湾料理屋で酩酊した僕はどうやってアパートに帰ったかいまだに謎だ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

光陰矢の如し。青年老い易く学なり難し。
一人称の「僕」も「僕」から現在の「筆者」へ戻る。
時は流れて2013年現在のシブヤ。24時間眠らぬ街となり、日本でも有数の大都市に変貌を遂げた。そのシブヤに今日また新たな都市計画が東急電鉄から発表されたんである。2018年開業を目指す壮大なプロジェクトなんである。駅ビルの東急東横百貨店自体が建て替えられ、周辺をいくつかの街区に分けての大規模都市再開発だ。そう言えば今年の3月には東急東横線と副都心線が相互乗り入れ開始するし。とどまることを知らぬシブヤである。

このニュースは日経新聞系のメルマガ「ケンプラッツ」を読んで知った。
画像はケンプラッツと東急不動産のHPから。
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2013年1月23日水曜日

言葉が繋ぐ見えない糸

以前、何度かこのブログで「スコアブック集計Excel」にまつわるメール文を掲載した。2012年後半にも用賀(世田谷)の少年野球監督さんとも何度かメールのやりとりをしたり、中学校の監督さんもいたし、もちろん何人かの母スコアラーとも。用賀の監督さんには集計終わりましたの報告までいただいたりした。(感謝!)
随分前には仙台の母スコアラーさんが東日本大震災で被災されて、安否を気遣ったメールを送ったことも。数ヶ月後パソコンが復旧し、暗澹たる気分の筆者に健在の朗報が届いたりもした。その一連の件(くだり)も掲載したことがある。

この小欄をWeb上でヒットする検索ワードのトップが「少年野球スコア集計」
言葉が繋ぐ見えない糸に結ばれてのメール。相手の顔は見えないけれど、文面に滲み出る人柄というものがあるものだ。
そのうちのひとり、昨年末にG県の母スコアラーさんとのメールのやりとりを公開したい。
もちろん、ご本人の掲載の承諾はいただいている。
註!
※長文をご覚悟のほどを。電車通勤中の貴兄には酷かも。
会社PCでご覧の方もまたしかり。「おめえ、いつまでネット見てんだよ。早く営業に行って来い!」なんて上司にボヤかれても、筆者は責任は負えない。
※ほぼ原文のまま。一部割愛、及び多少の編集あり。
※文責、筆者T。

2012年11月29日 Kさんより

少年野球「晴耕雨読」
テッシーさま
突然のメールで申し訳ありません。

G県の少年野球チームで
スコアラーになったばかりのKと申します。

息子は野球暦1年半の小学生(スランプ中)で、
母もまだ少年野球母ひよっこで、やっとスコアがつけられるようになった所なのですが、
急に納会までに年間打率表を作るよう頼まれてあせっています。

よろしければ、スコア集計のEXCELを頂けないでしょうか。

11月29日 筆者T
※速攻、筆者からExcelデータをメール送信。

12月2日 Kさんより
少年野球「晴耕雨読」
Tさま

おはようございます。
早々の返信とたくさんの資料、本当にありがとうございます。
自宅PCのExcelバージョンが古く、職場でデータを開きました。
返信が遅くてご心配をお掛けしたかと思いますが、
無事開くことが出来ています。

息子のチームですが、スコアラーが親に役が回って来ている事からお察しになられるかと思いますが、5年生以下の十数人の弱小チームです。
ですので、息子は下手でも低学年でもAチームレギュラーです。
ダブルエラー、トリプルエラー当たり前、チンプレー続出の試合運びで、スコアラーは大変です。
上級生のお母さん方があまりPCに詳しくないとのことで、昨年の部員募集のポスターも私が作成したのですが、その時も「晴耕雨読」HPに随分と助けていただきました。

子供のグラウンド周辺だけにいると「どうして私が…」と思いがちなのですが、Webをみると日本中に少年野球に燃えている大人がたくさんいることが分かって安心しますし、さて、がんばろう!と思えます。
あとは息子のやる気が出てくれれば….。

 TさんのExcelで、一体何をやればいいのか…と全く先が見えなかったものが、道が見えた気がします。23日の納会に向けて、がんばります。
練習試合がまだあるから、平日の夜かな。

この度は本当にありがとうございました。
家には来年1年生の息子がいますので、
この先6年も続くであろうスコアラー生活がんばります!
最後になりますが、有馬フレンズと宮前QueensとTコーチのご健闘をお祈りしています。

12月3日 筆者T
Kさま
こんばんは。

Excelが開けて安心しました。
ご返信ありがとうございます。

チーム構成はうちと良く似ていますね。
フレンズも川崎市宮前区では下位チームの部類に入ります。
うちも人数が少なく3年生でレギュラーが何人かいますよ。
弱くても負けた時の悔しさや勝った時の喜びを子どもたちに味わってもらえれば、結果は二の次....とまでは言いませんが(飽くまで勝負ごとなので)、たとえ負けても数字には表れないナニカを心に蓄えてくれるはず、と思ってます。
弱小でも普段の実際の練習は結構厳しくやってるほうです。

スコアラーはやった人でないと苦労と快感はわからないでしょうね。向き不向きもあるでしょうし。
集計はかなり苦労されると思いますが、大丈夫でしょうか(^^)
ポスターなども参考にしていただいたようで、ありがとうございます。

過去に何度か、Excelを差し上げた方とのメールをブログで紹介したことがあります。
もし宜しければKさんのメール文を紹介させていただけたら、全国のママスコアラーの励みになるのでは、と思います。
今までもそうしていますが、もちろん個人名・チーム名などは伏せておきます。
但し多忙でいつ書けるかはわかりませんが。
いかがでしょうか?
もちろんNGであっても全く構いません。その場合は掲載はしませんので。

本当に寒くなってきましたね。
どうぞ風邪など召さぬように、ご自愛下さい。
この度は心のこもったご返信ありがとうございました。
集計頑張って下さいね。私も今週は地獄になりそうです。

※偶然ですが昨日、スコアラーをネタにしたブログを書きました。
良かったらどうぞ(^-^)/

12月22日 Kさんより
Tさま
こんにちは。
返信が大変遅くなりました。ゴメンナサイ。

只今、明日の納会に配る成績表の印刷が終了しました。
あとはホッチキスで止めて監督に渡すだけです。
お礼のメールを送ろうと思ってTさんのメールを検索すると、お返事を頂いていることにさっき気付きました。
本当にスミマセン。

何日も夜なべしてやっと完成した成績表、すぐに捨てられると悲しいので、表紙もつけて製本テープで止めることにしました。来年の人に嫌がられるかな?と思いながらも、あ、来年の人も自分か!と思い直した次第です。

 ブログ掲載の件ですが、私の駄文で良ければどうぞ載せて下さい。あと、「チンプレー」は「珍プレー」でしたね。女の子プレーヤーがいないので間違ってはいないのですが。

また、相談に乗っていただくこともあるかと思いますが、
その時はよろしくお願いします。
無事、出来たよ!の報告でした。(それにしても疲れた)
た…)

ありがとうございました。

12月22日 筆者T
Kさま

やっと完成!おめでとうございます。
やはりだいぶ夜なべされたんですね。ご苦労のほど良くわかります。
うちは先週日曜に無事、納会というか6年を送る会でコーチ・子どもらに配りおえました。
Kさんも書かれてるように、やはり一度見てそれでおしまいじゃあ、悔しいし悲しいので、数年前から年間成績発表と賞品授与式というのをやってます。
先日のブログにその模様を掲載しました。

ブログ掲載の件、ありがとうございます。

「チンプレー」には笑えますね。そのセンス好きです(^-^)
また何かありましたらいつでもご遠慮なくご連絡下さい。

ありがとうございました。
そして、本当にお疲れさまでしたっ!

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2013年1月20日日曜日

ヒビザッカン

日々雑感。
また忙しくなってきちゃったので、仕事の合間にサクッと書いてしまうブログなんである。土日とも野球は中止になったけれど、こちらは仕事であった。飲み会をやろうね、という約束も反故にしたままもう1月も半ばを過ぎ。2013年も残すところあとわずか345日となってしまった今日このごろ、いかがおすごしでしょうか。

ところで。
昨年6月ころにこのMacのハードディスクが飛んでしまった。外付けHDにほとんどデータを保存してあったものの、いくつか大事な仕事のデータは救出ならず、海のモズク、ではない、藻くずと化してしまった。昨日こともあろうに、そのデータを送ってくれという電話。昨年6月に友人の会社のホームページの仕事をしたのだが、イラストレーターで制作した400MBのデータをすぐ欲しいと言うではないか。事情を話したが、悪いのはこっちだ。無償で復元しなきゃなんである。参った。今すぐは出来ないとお茶を濁してとりあえず電話を切る。去年のブログにも書いたけれど、みなさん、マジでパソコンのバックアップはこまめに取っておきましょう。まだ2,3個の消失で済んだから良かった。フレンズやQueensのいろんなデータがぶっ飛んでいたら、一から作り直すことは容易ではない。てゆーか、絶対もう作る気がしないであろうて。あっ、Qの待ち受け画面もないかもだった。

ところで。
iPhoneである。まだまだ有り余る機能を使いこなせていない。ぎゅんぎゅん速いリトルシングエブリーのLTEになったり、3Gになったり、どわんと遅くなったり。Wi-Fiの設定もうまくいかないし、ものすごく期待していたi-CloudはMacのOSバージョンがひとつ古いだけで使うことが出来ない。i-Cloudは例えば外出先でiPhoneに予定を書き込んだら、何もしないうちに自動で家のMacの予定表も同期、更新されちゃうのだ。MacでiTunesの曲をダウンロードしたら、自動的にiPhoneにもコピーされちゃうんである。う〜む、悔しいぞ。先日やっとケースと液晶画面保護フィルムを装着した。この「電話も出来る小さなパソコン」を落してしまい損壊したらおおごとである。写真ではオレンジに見えるけれど実際は真っ赤っかの深紅、ディープレッド。猿のお尻といい勝負だ。後ろのAppleロゴが見えるヤツがどうしても欲しかった。背面の小窓が...女子高生ふうに言えば...カワイイ、カワユイ、カワユス(^^)

ところで。
11月12月のフレンズのスコア集計や仕事の激務が終われば、年明けの次に待っているのは確定申告である。昨年の収支は全く記帳してない。ゼロからやらなきゃである。何もやることがなくて、確定申告の記帳をやるというシチュエーションよりはずっと良いけれど、それにしてもウンザリである。どんだけウンザリかと言えば真夏のフルマラソンのゴールを切ったあと、すぐにチョモランマ登頂に挑戦するくらいなものだ。

ところで。
明日もキツイのでそろそろ寝ようかなんて思ってる場合ではない。
これからTsutayaディスカスで借りたDVD、森山未來の「苦役列車」を観るのだ。今日を逃すとまたいつ観れるかわかんないからね。もう一枚「アベンジャーズ」も控えているし(^-^)

ところで.....。
今日はこのへんで勘弁してやるか(^^)/
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2013年1月18日金曜日

五十にして天命知らず

「恋はするものじゃなく、落ちるもの」
大好きな俳優のひとり、瑛太が戻ってきた。
ラッキーセブンが終わってココロにちいさな穴があいた気がしたのも束の間、フジのTVドラマにまた主演である。今度は180度違うキャラで。ロケの舞台はたぶん渋谷にほど近い目黒川あたりか。目黒川沿いの街並には独特の空気感があるからわかる。この近くの会社に通って会社員をやっていた。20代から30代の頃の話ではある....。

所用があって新宿へ行った。去年連日徹夜がらみの仕事をした伊○丹の一階某売場の店舗へ。図面を描いている時と完成現場を見た時の落差。高名な設計事務所2社コラボのデザインであったが、これだけ金をかけた空間がこれかよ....。費用対効果はどうすんの。がっかりであった。この業界よくある話ではあるけれど、竣工間近でクライアントの鶴の一声というヤツでドンデン返しを喰らったに違いないと想像す。1ミリ単位の精度の設計が台無しである。

新宿西口へ足を向ける。学生だった頃、2年間夜のバイトをしていたパブレストランの近くを通った。当時終電を気にしながら駅へ急いだ帰り道である。ふと見ると外資系銀行のCitiBankのウィンドウが目に入る。昔ここには何があったっけなあ。
ん、思わず左から右へウィンドウを凝視してしまう自分。

「28歳の野心」...俺は野心があっただろうか?
「33歳の決意」...俺の決意はもっとずっと後だった。
「40歳の意欲」...俺は意欲はあったが不安のほうが勝っていた。
「53歳の余裕」...俺には余裕どころか猶予なしの毎日。
「58歳の挑戦」...俺に余裕があればどんなことにも挑戦したいけれど。
「65歳の未来」...俺の未来っていったいどうなんだろうか....。
しばしウィンドウの前に立ち尽くし途方に暮れる。

このコピーを見て連想したものがある。

「子の曰く、吾れ
  十有五にして学に志す。
  三十にして立つ。
  四十にして惑わず。
  五十にして天命を知る。
  六十にして耳順がう。
  七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず」

一生かかっても天命を知ることはないかもしれない。

2013年1月16日水曜日

漫画カメラ+PowerSketch

昨日のブログ終盤で紹介したiPhoneでの面白カメラアプリ。
筆者は先日念願のiPhoneユーザーになったばかりなので、超初心者なんでる。iPhone含めてスマホユーザーにとってこの二つの面白カメラアプリは、すでに飽きるほど使い込んでいる貴兄も多いことだろう。しかしながら筆者は初心者ゆえにこのアプリにはまっているんである。

「漫画カメラ」は前回ブログで掲載したけれど、もうひとつ作ってみた。
写真左はパソコンにQueens優勝の写真を表示させて、それをiPhoneカメラでノーマル撮影したもの。右はパソコン上のQの写真を漫画カメラで撮ったもの。
おっ!今閃いた!
ひとつの試合の数百枚の実写真を全てこの漫画カメラに撮り直して、それに吹き出しをつけて編集すれば、「Queens優勝への軌跡」な〜んてタイトルで、一冊の劇画本を作れるんじゃないか!?それを印刷して製本し、一冊100万円くらいで売ったら.....。
筆者宝くじが当たって不労所得者になり、毎日有り余る時間を手にしたら、その時は作ってみたいと思うのであった。(^-^)
※AppStoreで「漫画カメラ」で検索すればヒットするはず。無料アプリ。

さてもうひとつなんである。
「漫画カメラ」繋がりで偶然手に入れた「PowerSketch」というカメラアプリ。
まずは手元にあったauのパンフレット表紙の剛力彩芽ちゃんのiPhoneノーマル写真。

このパンフを「PowerSketch」アプリで撮影すると、こんな感じに。

スケッチといってもいろいろある。鉛筆画風、木炭画風、パステル風、リトグラフ風....。かなりいろんな画風が選べるんである。ゴーリキちゃんの左の鉛筆スケッチ風の画像は、なんだか「ローマの休日」のヘップバーンを彷彿とさせるではないかっつうの!

筆者このブログでは自身の写真はまず載せない。タレントブログならいざしらず、一般的なブロガーは自分の写真を載せることはほとんどない。筆者もそれに倣っているんである。集合写真にはたまに写っているけれど、集合写真を撮る時は筆者がカメラマンゆえ、当然筆者はほとんど写ってないんである。
しかしながら、今回は例外。自分撮りしてみちゃった。「俺、本邦初公開」
※註=頭頂部が、心無しか白く光り輝いているのは気のせいであると心得よ。

昨日の首都圏には爆弾低気圧が投下された。敵機にジュウタン爆撃を喰らってしまった。TVラジオでは空襲警報が終日鳴り止まなかった。大粒の牡丹雪、一面の雪景色。

この一面白黒の世界は「PowerSketch」には打ってつけなんである。
撮ってみた。カラーの実写よりも、一段と寒々しく、雪に閉ざされた街の風情が強調されてるではないかっつうの!素晴らしい効果である。素敵!

白黒だけではない。カラーでもスケッチ風に出来ちゃう。スケッチ風どころか、何やらハイテク風、デジタル風、サイケデリック風にも撮れちゃうのだ。うちのわんこ娘、「りん」が、筆者の仕事部屋の椅子で寝ている姿を撮ってみる。
※AppStoreで「PowerSketch」と検索すればヒットするはず。但し¥85の有料アプリ。

おっと、わんこと言えば昔、結婚当初から飼っていた「桃子」というにゃんこがいた。
それも撮ってみちゃう。これ。

お気づきだろうか。ムフフ。
これは猫の写真を「PowerSketch」で撮ったものではない。
本物のスケッチを「PowerSketch」で撮ったものなんである。
このスケッチの下に80-81年とあるから、今から33年前に筆者が鉛筆で描いた猫のスケッチなのだった。カビカビになっているけれど今でも額縁に納めて玄関先の壁に掛けてある。今にして思えば「画竜点睛(がりょうてんせい)を欠く」の感がないでもないが。
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2013年1月14日月曜日

新年会壮行会次はどうするかい?

いやはや、今日の雪はなんともスゴイことになった。雪国生まれの筆者は雪を見てもなんとも思わないが、関東で終日これだけの雪が降ると、さすがに驚きちょいとワクワクしちゃう。雪が降れば犬は喜び庭駆け巡ると昔から相場が決まっているが、晴れ着姿の新成人にとってこの雪は恨めしくさぞかし閉口したことであろう。

きのう日曜日は午前中練習、午後は父母会、夕方からは新年会兼壮行会であった。
スライディングの練習をやった。打撃や守備走塁までは大人のコーチが実践して見本を示せるものであるが、スライディングに至っては中々出来る大人はいない。筆者はサッカー小憎だったので芝生でさえあれば出来るのだが、さすがに堅い土のグランドではひるんでしまう。中学のころはよく土のグランドでスライディングしていたものだけれど。

新年会である。大人も子どもも和気藹々(あいあい)。インフルエンザで数家族欠席であったのが残念。子どたちが今年の抱負を一名ずつ発表。昔の子はひとりや二人、緊張して大勢の前ではフリーズしてしまう子がいたものだが、皆屈託なく言い切ることが出来たようだ...。ようだ、と言うのには理由があり、カメラマンをやっていると正直言って、子ども大人限らず言っていることは断片的にしか記憶にないんである。どうしてもカメラアングルやシャッターチャンスなどに頭を使ってしまうからであった。

当然の二次会へ突入。いつもの居酒屋である。この店に年間通じてフレンズ関係者が落すお金はいったいいくらになるんであろうかっていうくらい、店の売上への貢献度は計り知れない。わんわん、ぎゃんぎゃん宴は盛り上がる。こっちでは世間話、あっちでは真剣な野球の話、そっちでは超個人的な話、どっちもこっちも、にっちもさっちもブルドッグなんである。

さて筆者ケイタイをiPhoneに変えたんであった。
以前からTVでやっていたのを見て、iPhoneに変えたら絶対欲しいと思っていたアプリがある。「漫画カメラ」である。もの凄いダウンロード数を記録したアプリだから、すでに持っている方もいるだろう。普通にカメラを起動し数十種類の背景を選びシャッターを押すだけ。劇画タッチの漫画風に一瞬で早変わり。これでまた酒宴が大いに盛り上がった。隣りに座った監督Otsuboさんもその場でアプリをDLし、撮りまくっていた。たぶん店に行って女の子に自慢するに違いないと、容易に想像出来ちゃう。
そうだ!今度フレンズの子どもたちを撮ってやろう。ヤツら絶対受けるに違いないぞ、ムフフ。

二次会の最後に撮った集合写真2点。
左が普通のiPhoneの「カメラ」で撮ったもの。
同じアングルで、「漫画カメラ」を起動して撮ったのが右。明暗の強弱がはっきりしすぎて、これはちょいと失敗であった。
その他にも何点か撮ったものを集めてみた。
この他にも「PowerSketch」という大変優秀なアプリがある。この二つのカメラアプリについては、次回のブログで別記載にしようっと(^-^)/
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2013年1月12日土曜日

17年前のグローブ

長く住んでいると不要品が知らぬまに山積し、いつか捨ててやろうと思いつつ、また時が過ぎて忘れ去られるモノたちがある。以外にも一戸建てよりもマンション住まいのほうがそれが多いような気がする。戸建てなら大きなモノもすぐ路上へ引っ張り出して行けるけれど、マンションそれもエレベーターのない住居は、大きなモノを階段で下まで運ぶことを考えただけで気持ちが萎えてしまうものだ。

小さな不要品、または通常の粗大ゴミなら安く自治体に持っていってもらえる。
うちには大きな不要品があった。2人掛けのソファー2台。元々のソファーはすでに古くなり昔に処分済み。今あるのは恵比寿に設計事務所を持っていた頃使っていたものだ。以前飼っていたピアノという猫が爪研ぎ用にお気に入りで、角の部分などは無惨にもズタボロになり下地の木組みが露出していた。更に今飼っている犬のりん。子犬の頃から家人が帰宅すると狂喜乱舞して、3LDKの部屋の端から端まで全力で走りまくり、ソファーやベッドに思い切りジャンプし飛び乗り、飛び降り、また駆け巡るのである。尻尾をちぎれんばかりに振りまわして。

昨年のある日何もしてないのに抱っこしただけで突然「キャイ〜ン」と言うようになったんである。獣医に連れて行ったところ、小型犬、特にミニチュアダックスのような胴長短足には持病とも言える腰のヘルニアであった。獣医に言わすとソファーにジャンプしたりなどはもってのほかなのだそうだ。それ以来ボロのソファーは、飛び乗ることが出来ないようにひっくり返してあるんである。当然人間も座れないわけで。リビングにひっくり返したソファーが2台ある光景は中々に奇妙である。おかげで「りん」は今はすでに全快しひたすら部屋を走るだけ。尻尾をこんなに振り回してちぎれちゃったらどうしようと心配するだけで済んでいる。

一念発起。長年の不要品をこのソファーも含めて一気に捨てることにした。ネットで検索して数社選び藤沢の回収業者に決めた。ソファーの他にもこれまた恵比寿で使っていた業務用コピー複合機。カタログ定価は130万円ほどのキャノン製。もちろんリースなので月々2,3万で契約していたものだ。当初自宅でも使っていたがこれもドラムが寿命でお釈迦様になって久しい。今では単なるモノを置く「台」に成り下がってしまっていた。仕事ではもはやパソコンメールが99%なのでFAXもほとんど使わないし、配偶者が私用でFAXを使う時は家庭用の電話/FAX機で十分である。他にも歴代使ってきたプリンター、A4サイズ1台とA3サイズが2台とか。接触不良のBOSEのスピーカーだとか、割れた御影石の板だとか、意味不明の木材木片だとか、学生の頃の卒業制作展の作品と言うのも恥ずかしいくらいの作品だとか....。

さてここでやっとタイトルの「17年前の...」になる。「晴耕雨読」のヘビーユーザーなら、前置きが長いのは「晴耕雨読」の悪癖と周知のはず。

あれもこれもと、不要品を選んでいたら結構な量にふくらんだ。
そうだ!いっそあそこの「開かずの間」のガラクタもいっちゃうか。
ベランダに猫の額ほどの物置がある。70cm四方で高さ2メーター強くらいか。開けてみた。ほとんど配偶者がつっこんでそのままになっているモノたちばかりだ。ごっそり手づかみにしてベランダに投げ出してみる。ガラガラドッシャンッ!

「ぬお〜!」なんじゃこりゃ。17,8年前に子どもたちが使っていたグローブがごろごろ出てきた。最初に息子が使ったおもちゃのような青いグローブはすっかりグレーに変色、娘が使っていたMizunoはガチゴチに固まっていた。他にもプラスチックのカラーバットをヘッドのところでカットし砂を詰めてガムテで塞いだ息子手作りの「素振り特訓」用バット。入部してすぐにフレンズからお下がりでもらった金属バット.....。ちなみに娘が最後に使っていた金属バットは、賊が侵入してきた時の護身用に今でも下駄箱に傘と一緒に紛れている。幸いヤツの出番は未だかつて一度もない。

17年前の筆者は、17年後にベランダでこんな古いグローブを発見することになるとは想像もできなかった。
それにしても普段、野球道具を大切にしろとチームの子らに説いているコーチの立場から言えば、俺はコーチの風上にも置けぬ大バカ野郎なんであった。こんなに長年グローブを放っておいたのだから。フレンズに寄付すべきだったと今にして後悔なんである。
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