2013年2月23日土曜日

少女野球宮前Queens完結編

やっとの思いで佳境を迎えるQueens卒団式の後編なんである。怠け病と煩悩と闘いながら、このブログシリーズもなんとかここまでたどり着いた。昨晩は仕事終わりのタイミングでフジの「最高の離婚」が始まり、更に「アメトーク」も続いたのでつい誘惑に負けてしまったのであった。それでも後編用の写真編集だけは完了。どんだけ苦労したかと言えば、「ああ無情」のジャンバル・ジャンが味わった艱難辛苦(かんなんしんく)と同じくらいのものである。後編は怒濤の写真を展開していくわけで。

卒業生5人Izumi、Arisa、Reona、Suzuka、SaraたちへのKoshimizu監督、Murata、Mochida両コーチから一人ひとりへ記念品の贈呈である。慣れない壇上へ上がり名前を呼ばれて大勢の前に立つのは、子どもでなくとも気恥ずかしいものである。皆照れ笑いを隠せない。

次は6年生からそれぞれの母たちへ「感謝」の花束を送る。
全体通して言えることだが、皆の表情や一挙一動を観察していると、案外子どもはサバサバしたものだが、むしろ親たちのほうが緊張しいの、感慨深い思いがあるようだ。当然といえば当然か。

このあと会場を見回すと、6年生がもらった色紙を見て人だかりがしている。みな口を「お」の形にしてため息を漏らしているではないか。早速突撃取材開始。
なるほど間近で観察すれば納得。手作り感満載の心のこもった色紙であった。フレンズの卒団色紙も毎年素晴らしいのであるが、フレンズのそれを見て参考にして作ったそうだ。こちらも素敵な逸品である。デジタルで仕事をしている筆者はいつも思うのだけれど、アナログのぬくもりのある作品には勝てないのである。5年以下の送る側の母たちへ改めて敬意を表したい。

会場の「1ベル」が鳴り、やがて「2ベル」が響き、客電が落ちる(専門用語で映画や芝居の劇場の照明が暗くなり、本編が始まる合図を指す)...。
こんな雰囲気なんである。

作文を書いてきた6年子どもたち。朗々と読み上げる。
筆者、正直女子小学生をみくびっていた。想像以上にみな素晴らしい、まともな文章力を発揮していた。中でも印象に残った一文は....。

「...私がクィーンズにいた時間は短かったけれど、想い出はたくさん残っています。...」

子に続き父母が挨拶。涙で声を詰まらせる母や、あえて気丈に振る舞う父。男子たるもの人前で涙を見せてはいけないという「大和魂」みたいなものは過去のもの。時と場面によっては絵になる「男泣き」もあっていいのだ。昨年のMeika父Mochidaさんや、数年前のフレンズHarukaの時のYanagisaki父を想い出す。
一挙怒濤の写真掲載しちゃう。





さて舞台は明転、ドギュンと明るくなり、新チームの紹介発表なんである。
新主将に白羽の矢が立ったのは、昨年度2011の主将Meikaの妹、Himariである。持って生まれた明るい性格。筆者、さほど多くの打席・守備機会を見たわけではないが、AKB48なんぞ足元にも及ばぬ女の子らしい可愛らしい明るさと、反して試合での真剣な眼差しのギャップにメロメロに参ったことがある。名門H高校で野球を続けている兄、中学生でも野球を頑張っている姉に負けず劣らず、素晴らしい野球センスを持っていると見た。是非頑張ってほしい。

更に新チーム選手、一人ひとり自己紹介。フレンズでは大抵一人二人くらいはアガってしまって何も言えずにシドロモドロになっちゃう子がいるものだが、Qの女子たちはみな立派にそれなりにマイクを持って話していた。「いよっ!頑張れ○○!」なんてオヤジたちから激励の声が飛び拍手喝采なんである。

会場の点景を活写してみた。
お孫さんを抱っこするおばあちゃんにインタビューするKasahara代表。
泣いたり笑ったりの6年母たち。
「美女と野獣ども」(?)の集合写真。
2011年の栄えある「Qのオヤジ・素敵な笑顔大賞」を見事受賞した笑顔も健在だった。
(過去ブログ「男の笑顔」)

K代表の息子さんである、Qコーチ、通称「だいちゃん」ことDaikiくん。
もう立派な社会人である。父親よりもむしろSohma会長に似ていると思えるほどの貫禄。
5年以下の選手自己紹介の最後に、彼が小さな女の子(Kitamatsuさんか?)を連れて来て、マイクを渡す。
「さっき言ってたの、なんだっけ?ほら、言ってごらん」と。すると彼女、
「わたしは〜、おおきくなったら〜、くぃーんずに、はいりたいです!」
満場の喝采。

とうとうお開き。午後2時から延々7,8時間はあっただろうか。時間に比してみればあっという間だったような気がする。
勝てるチームが必ずしも良いチームだとは限らないが、良いチームはきっと勝てるチームになるはずだ。
オトナたちの支持、協力、一枚岩の結束があってこその良いチームであろうという思いを強くした筆者であった。

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4 件のコメント:

  1. 名無しのごんべい☆2013年2月23日土曜日 22:27:00 JST

    Queens広報部長

    3部構成に渡り編集記事ありがとうございました!

    私はほとんど何も覚えてなかったので助かりました(^-^ゞ

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  2. 名無しのごんべいさん、コメントありがとうございます。

    なんとかQ広報として面目躍如といったところでしょうか。
    あの日、そんなに酔っていたふうには見えなかったですがねえ(^^)
    お開きのあとはどーしたかわかりませんが。

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  3. Queens広報部長さま
    卒部式にご出席いただき、ありがとうございました。
    写真もたくさんありがとうございます。先日のQueensでは、ブログの話でもちきりでした。「DVD上映の時のIzumi父の写真、よく撮ったね~」とか、「Qooちゃんの写真かわいかった~」とか、「代表はDVDぐらいから覚えてないらしい」とか(笑)
    今後ともQueensよろしくお願いいたしますm(__)m
    Suzuka母

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  4. Suzuka母さん、コメントありがとうございます。

    ブログはみなさんに読んでもらえたようで、書き手としてもQ広報としてもやっと、仕事を達成した感があり、嬉しい限りです。
    DVD制作同様、このブログ写真も選ぶだけで一苦労なので難儀しましたが、これぞ!という写真が撮れた時は嬉しくなっちゃうのです。ピンボケもかなりありますが、ご勘弁m(_ _)m。

    卒業ですね。
    Suzuちゃんも他の6年も中学行ってからも元気に頑張って下さい。お母さんは母マネとしてもお疲れさまでした。(^-^)/

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