2013年4月30日火曜日

強いにはワケがある

この小ブログ、毎年春になると西有馬小ドームの花壇に咲く花々たちを掲載するのが恒例となった。やっと今日見ることが出来た可憐なチューリップたちは、百花繚乱とは言わぬまでも、それぞれの個性を咲き誇っていた。片やグランドではカラーコーンが、外野のライン沿いに花を咲かせていた。....自画自賛、我ながら「うまいっ!」

筆者、「向丘サンダースって何人いるか知ってる?」
「えっ、知らない」
「36人もいるんだぜ」
「へ〜、すごい」
「サンダースだけに3ダース!」...じゃんじゃん(^^)
これもこのブログでは何度も使ったダジャレで、すでに手垢のついた言い回しとなってしまったわけで。
今日の相手はなんと、昨年宮前大会全制覇を成し遂げた圧倒的な強さを誇る、強豪サンダースなんである。Queens繋がりのスコアラーTsudaさんも律儀にスコアラー席に納まり、粛々と子どもたちの成績を記録していた。

戦々恐々。あの恐るべきサンダースである。しかし戦況はあにはからんや、なんであった。4回終了時までは2:1で僅差サンダースのリード。えっ、マジ?3回でコールドでもおかしくない相手なのに。筆者分析するに、ひとつには先発Mamoruの制球が安定していたことと、豪球を打ち慣れている強豪打者ほど、時に緩い球にはタイミングが合わず凡打してしまうことがままあるのであろうと思う。それと、昨年のサンダースならば1,2点獲るやいなや情け容赦なく連打の嵐だったのが、追加点のここぞという時に次の一発が出ないのが原因と思う。いみじくも試合後のスコアラーインタビューでTsudaさんも同じ談話を発表していたから間違いない。「強豪」の名を欲しいままにしていたサンダースにしてはちょっと拍子抜けするくらいであった。Tsuda(=ちゅだ)さんのブログはこちら。

わんさいど・さんだーす2ndシーズン

しかし、守備力は流石である。サスガ、りゅうせき、流れ石なんである。敵ながら思わず惚れ惚れしてしまうプレーの連続。しかし、それも宮前上位チームならばフツーの当たり前のプレーなんであるけれど。5年捕手Yamadaくんの肩、主将遊撃手Fujiwaraくんのジャンピングスローでのファーストアウト、サードSawaiくんの正確無比の捕球と送球。あっぱれであった。

そうそう、サンダースにはQueensのIchikaがいるんである。8番レフトで出場、ライト線への鋭い打球を放ち先取点の打点を挙げる活躍。これをQにも生かして頑張ってほしい。
連盟審判部の強面(こわもて)重鎮、審判部長のKatsugeさんも3塁審判として参戦。他にも連盟審判を務めるメンバーで審判陣は超豪華メンバーとなった。

試合は6:1の黄金週間シリーズ3連敗。最終回にSにソロホームランが飛び出したが、本来のローカルルールではアレはツーベースであったけれど、試合前の申し合わせがうまく機能しなかったのか、HRとの判定、致し方ない。でも長短打、犠打で活躍したYamadaくんを褒めてあげよう。
我が軍のベストプレイヤーは球が走っていて四球は1個のみの強豪相手に快投を見せたMamoru。途中交代での打席でクリーンヒットを放ち、Yanagisawa代表も絶賛していたYuuta。最近引っ張ることよりも球威に逆らわずうまくレフト線に流すことを覚えた(?)Hiro。でも、おまえの魅力はガンガン引っ張ってライトオーバーの飛球が見たいと思う筆者ではある。更に兄弟そろってツーベースを放ったSone兄弟二人にもあげちゃおう。写真に捉えると、全く同じ打撃フォームだからDNAとは面白いものである。写真左下、ホラ、こんなに、笑ってしまうほど同じ。

強いチームにはそれなりの理由がある。弱いチームにも同じ論理が適合する。
試合後代表も言っていたが、強いチームと戦うと勉強になることは山ほどある。子どもだけではない。大人コーチにも同じことだ。
筆者の目線から言えば、例えばこんなこと。
試合後の一礼のシーン。主将の号令とともに一斉に頭を下げる。サンダースの右端の子などは、あたかも戦没者の慰霊に頭(こうべ)を垂れるがごとくだ。反してFはいつもこうだ、バランバラン。たまたまシャッターを切った瞬間がそうなったわけではない。試合前後の一礼の写真を何百枚も撮ってきた筆者は近年ずっと思っていたことである。小さい子が多いFだから仕方ないけれど、その部分を差し置いても、やはりこうなってしまうのにはワケがありそうだ。こういうことは教えて出来ることではない。普段の練習態度や規範を遵守する気持ちが自然とこういう結果に現れるものだと思うんである。あまり小ブログで自チームの恥部を晒すのは本意ではないが。

試合後は滅多に顔を見せないOBのHatakeyamaオヤジやFujiyaオヤジが偶然顔を見せたり、かつて9年間に渡りフレンズを支えてきたYanagisaki夫妻がQ繋がりで各方面と旧交を温めたり、まるで一国の首相の葬儀後の弔問外交のごとく西有馬ドームは賑わっていた。勝負は勝負として真剣勝負。試合が終われば大人同士笑顔で交流できる、そんな宮前連盟の少年野球が好きだ。
さて、午後はランナーの帰塁、着塁や紅白試合形式での練習。
ほどなくして緩い空気感とともに、母たちも参戦。たまたま夕方まで居残った4人の母が打席に立って打撃に挑む。フルカウントになれば見よう見まねで「広く、広く〜!」なんて黄色い嬌声が飛んだりしちゃって。
GWの前半はこんなふうにして一旦幕を引くのであった(^-^)/
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2013年4月28日日曜日

ドラゴンが天に昇る

今日の練習試合、相手は野川台フォルコンズ。今年からKomatsu前監督からフォルコンズ魂を受け継いだ青年(?)監督Fukumotoさんが指揮を執る。煙草談笑で聞くところによると、新人でキューバの子が入ってきて大いに期待しちゃってるとか、前々監督の息子さんがフォルコンズを卒業し社会人となってチームにコーチとして帰ってきたとかとか。うちのフレンズの前監督も、フレンズ黄金期のメンバーだったSatohくんが数年間チームを牽引していた。各チーム30〜40年の歴史を持つようになり、そういったOB指導者が増えてくることは喜ばしいことだ。筆者が作家ならこれを題材に小説を1本書いてみたい気がするくらいである。しかし無理だ。なぜなら映画「サンドストームゲーム」の脚本の手が止まったままだからである。デュカプリオとスカーレット・ヨハンソンをこれ以上待たせるわけにはいくまいて。

全くもって4月下旬の爽やかな春の青空を絵に描いたような日。気がつけばキーボードを打つ腕が真っ赤に日焼けしちゃってるではないか。

試合はフレンズ5安打に対しフォルコンズ12安打の差がそのまま結果に反映し、9:4での敗戦。Suekiコーチのコンピュータによると連休の最初の2戦は連勝で29日を迎える予定だったのだけれど。
ベストプレイヤーは昨日に続き9番ながら2安打1打点のYuusuke、主将の一発2打点のTakuto、兄貴を差し置いて正捕手の座を脅かす働きのTakutoの弟4年Kohki。


午後は有馬ドームへ帰還し練習。
春の小鳥の鳴き声ほど人のココロを和ませるものもない。声が聞こえるたびに電線に停まる鳥をズームイン。声はすれども姿見えずのウグイスの「ホーホケキョ」も捉えることが出来た。

さて、グランドに踵を返すと何やら騒がしいぞい。
昨今の異常な気象現象をマスコミがこぞって取り上げているのは周知のとおりだ。先日の黄砂モドキの「煙霧」は記憶に新しい。更にニューストピックなどで、小学校の校庭で竜巻が起こりテントが吹き飛ばされたなんて映像もよく目にするわけで。
小さなプチ竜巻はたまに見るけれど、今日のこれは凄かった。砂煙、砂嵐を越えて立派な竜巻に成長した。サンドストームではなくトルネードである。

カメラを持った手が勝手にシャッターを切っていた。更にすかさずNikonP100の撮影モードを動画に切り替えて撮影。最後の竜巻が消える直前の撮影に成功した。結構デカイ柱が屹立(きつりつ)していた。
いやはやこんな大きなものは初めて見た。子どもも大人も口をあんぐり、「スゲ〜!」の連発。ちょっと感動しちゃった。自然の脅威を見るのが大好き筆者ではある。事故に発展しなかったのは不幸中の幸い。小さな子など巻込まれて天に召されるやも知れず。
YouTubeにアップするほどではないけれど、是非再生ボタンをクリックされたし(^-^)/
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2013年4月27日土曜日

我が輩はワシである

我が輩はワシである。ワシは鷲なんである。名前はまだない。いあ、あった。白幡台イーグルス、という。
昔の映画のタイトルじゃないけれど、「鷲は舞い降りた」んである。

今日は白幡台小ドームでイーグルスとの練習試合。巨大な塔の上に鷲が舞い降りたんである。子どもらはどうしてこれに気づかず、ノホホンとしているのだろう。
去年ここで試合をやった時のブログでは、この塔に巨大なC球を載せたような記憶がある。今年はどうするかなあと思っていたら、勝手に鷲がやってきちゃったわけだ。

先発はToyoda.Taku。フレンズきってのイケメン兄弟の兄で、大人になったら西岡徳馬のようになるかと思われる。しかし高々2,3試合投手として投げただけで、ちゃんとピッチングを教えてないのだからかなり無理がある。これは100%大人の責任だ。いきなり四球を4連発、即、4年にしてすでに百戦錬磨のRuiにスイッチしたものの、初回で5失点であった。これが後に響くことになる。
対してフレンズも四死球がらみに乗じてBenのタイムリー2ベースなどで4得点と肉薄。
今日もまた互いにピッチャーがころころ替わる。

代打の切り札Shohgoの華麗なスライディング。背が小さいので2塁の上に乗り更に自分の足にまた足を乗せて背伸びをしてサインを見る。まてよ、これで背が高くなるわけじゃないのだが。
いつも終盤守備交代で出場のKyousukeは珍しく打席が廻ってきた。打った瞬間を撮った写真。このあとのこの打球はベンチの筆者の熱いコーヒーカップを直撃。カメラレンズでなくてホットした。ホットコーヒーだけに...(^-^)

特筆はイーグルスの3番Morokumaくん。3打席目の打撃は14球。そのうちファウルボールが9本である。しかもほとんどがレフト線への大飛球。スコアブックの左横の欄は溢れんばかりのファウル記号であった。

試合は恥ずかしながら8:8のドロー。
ベストプレイヤーは火消し役で登場の3番手、4連続KのHiro。
5回に逆転タイムリーを放ったYuusukeの二人に。

試合後は両チーム共お説教のお時間。校長と学年主任が学校生活はいかにあるべきかを、ワルガキ生徒に説いているように見えなくもない。
いや、失敬。言い過ぎかな?(^-^)/

黄金週間が始まった。
今年は仕事やりつつスキあらばフレンズに行く毎日になりそうだ。ここ数年GWはほとんど仕事で忸怩たる思いを抱えつつ仕事であったことを思うと、まだましな年になりそうだ。
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2013年4月23日火曜日

「晴耕雨読」について


村上春樹が新刊を出した。...違うか。新刊を出したのは文春か。作家の場合は上梓した、というのだろう。「1Q84」同様発売の前の晩から徹夜で並んだりするのは、筆者の得意とするところではないし、スタンスでもないし、むしろちょっと小馬鹿にしてしまう行為。これが、並ばないと今後一切、未来永劫、万劫末代、子々孫々に至るまで絶対手に入らないというのであれば、話は俄然違ってくるけれど。

先日さりげなく書店で買った。村上春樹著「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
村上春樹的には「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」以来の長いタイトルではあるまいか。外見はさりげなく装ったものの、内心は目がハートになって乙女のような気分で本屋をあとにしたわけで。

しかし、読書時間は昔の一兆分の1に減ったのに伴い、読書量も一京分の1にまで激減した。更にOhmoriさんからもらった奥田英朗3冊がある。うち「サウスバウンド」上巻の1冊はもうすぐ読了だけれど、次の下巻が餌を求めるひな鳥のごとく、筆者の手に取られるのを待っているんである。更にあろうことか、昨日衝動的に奥田英朗の「最悪」を購入してしまった。最悪である。いや、最悪ではなく、読みたいのに読めない本が溜まっていくのを眺めるだけで、ウィスキーのロックをWで3杯はいけるのだ。帝国ホテルのバーならばこれで6,000円は取られるだろう。ドライヴェルモットの瓶を眺めながらジンロックを舐める、究極のドライマティーニ「チャーチルズ・マティーニ」みたいに、至福の時を過ごせるのだ。
う〜む。続きを読むか、村上春樹に浮気するか、迷ってしまう。普段なら何をさておいても即村上春樹に走るのだけれど、「サウスバウンド」下巻の主人公の少年が俺を手招きしてもいるのだった。

文芸評論家の北上次郎こと、本の雑誌社長、目黒考二は、一週間に10冊の本を購入する。読むスピードが追いつかず、溜まりに溜まる本の山。この本たちを収蔵するためのみに、家を購入しちゃうほどだ。まさに「活字中毒者の味噌蔵」(椎名誠著)なんである。そんな本たちに囲まれて、「晴耕雨読」になれたらどんなに素敵だろうなと夢想するも、筆者の現実は甘くない。雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ、晴れても降っても田畑に出てゆかねばならぬ。顔の皺がウミガメの首のようになるまで。退職金を拝領できるサラリーマン諸氏。若い頃ならいざ知らず、努々(ゆめゆめ)勝算なしに起業することはしないほうが良い。

このブログのタイトル、少年野球「晴耕雨読」はそうなりたいと思い、つけたものである。
晴れた日は額に汗し畑を耕し、雨の日は心を平らかに読書に勤しむ。「晴耕雨読」
素敵だと思いませんか。
煩悩のまだ抜けきらない筆者には、きっといくら年をとっても無理なんだろうな。
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Google翻訳こんにゃく

中学時代は英語が好きだった。青年老い易く学なり難し、オトナになって英語をすっかり忘れてしまった経験を持つのは私だけではあるまい。なんてことを随分以前にブログに書いたような気もするけれど、気にしないでいこう。

Google翻訳サービス。これも以前書いたはずだが、気にしないでいこう。
英語翻訳に興味を持ったきっかけはスパムメールである。ブログのコメント欄に海外の通販サイトから英語のコメントがわんさか届く。それで無料のGoogle翻訳サービスに日本語に翻訳させてみるんである。メチャクチャである。メチャクチャなりになんとか意味が分かるようなわからんような。だいたいにおいて美辞麗句が散りばめられてある。最後に「私のブログも見てね」と書いてあるのでクリックすると、ヴィトンだのレイバンサングラスだのの海外通販サイトに飛ばされるわけだ。幸いこのブログにはスパム防止機能があるため、いきなり公開されないシステムになっている。大昔に書いたブログコメント欄に一時期は1日に100個くらいのスパム野郎が溜まっていたこともあった。全く実害はないのだが、削除する手間を考えると腹立たしいわけで。

いちいち英語をコピペして翻訳するのではなく、サイトをまるごと訳してくれる機能はないものか。あるんである。同じGoogleの機能で、Macの場合Safari、WinならIEの機能拡張で出来る。和文のサイトを英語に、英語のサイトを日本語に瞬時に翻訳してくれちゃう。(英語のみならず外国語ほとんどOK)

たとえばどこかで見たことあるこのブログ。

これを左上のボタンをクリックするとあっと言うまに、ホレ、こんな感じに。

ただし、悲しいかなこの翻訳がどれだけ正確なのかを知る術はないんである。ざっくり読んだ感じではだいぶ正確に訳されているようだ。その是非はともかく、なんだかワールドワイドで高級なブログになったようで面白い。

因に4/2に書いたエイプリルフールの「アリクイクイ」の文章がこれだ。
赤い楕円に注目。

これを一瞬でページ翻訳してみた。

驚いたのはイギリスの実在した人物を単に「ヒラリー卿」と書いただけなのに、翻訳ではちゃんと「Sir Edmund Hillary」(エドムンド・ヒラリー卿)とフルネームになっていたんである。また、「雪男」は単にSnowmanではなく、ヒマラヤという語句に関連させて、「雪男」を「イエティー」と、ちゃんと固有名詞に変換してくれているではないか。素晴らしい。
ただし、訳せない日本固有の和文はそのまんま英文になるのは当たり前だ。JudoやKimonoやSushiなどは今や立派な英語である。
「晴耕雨読」は「Seikouudoku」、ブログの最後に書いた「ぐふふ、...」は「Guhuhu,...」になっていて、「てゆーか...」はしっかり「Teyuka....」になっていた。


なんでも訳しちゃうから、世界はネットで狭くなった感しきりである。
例えばの話、憧れの韓流スターのブログやフェイスブックなんかも、リアルタイムで読めてしまうから、その筋が好きな人にはたまらないだろう。良かったらお試しあれ。


先日の電脳将棋戦でコンピュータが人間のプロ棋士を団体戦で敗ったというニュースは記憶に新しい。そのうち、「ぐふふ」も「てゆーか」もひょっとして、「つーか、オメエ、それ違くね?」なんて口語体の日本語が正確な英文に訳される日もそう遠い将来ではないのかもしれない(^-^)/
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2013年4月22日月曜日

宮前Queens 2連覇達成!

土曜日曜は仕事であった。土曜の都合がつけばQueensのライオンズ杯に行くつもりだったけれど、あにはからんや、如何ともし難し。
我がQueensは昨年このライオンズ杯で初優勝を果たしている。今年は追う立場から追われる立場になった。本当のチームの真価と進化が問われる大会だ。

夕刻Kasahara代表からメールあり。
「2連覇達成!準決勝7:0、決勝9:0、両試合ともコールドゲーム。JAで今から祝勝会ですが、来ませんか?」(+アゲアゲマークの絵文字入り)
筆者速攻返信。
「ワーオ!凄い、圧勝ですね!おめでとうございます。....(中略)....スマホで写真撮った人いるなら送って下さい。速報でブログに載せますんで」(+笑いマーク+感嘆符+etc)

きっとKさんのことだから、また酔っぱらって忘却の彼方なのであったろう。待てど暮らせど写真の返信はなかった。あるいはみんなそれどころじゃないくらい、盛り上がっていたのだろう。

Queen=女王のことである。これで名実共に本当の女王になったわけだ。
王と言えば百獣の王ライオンである。(武井壮は除く)しかもライオンズ杯なのだ....て、ことは。
はたと、閃いたわけで。速攻ネットでハリウッドのMGM映画会社のアレの画像をゲット。
例の映画が始まる前に輪っかの中でガオガオ〜と叫ぶライオンのアレ。

むむ、驚いた。首をかしげた角度でそうなってるのだと思うが、映像では雄ライオンの記憶があるのだが、画像ではたてがみの印象が弱くなり雌ライオンに見えるではないか。正に百獣の王、いや女王、KingではなくQueenなのだった。
すぐに記念の帽子を制作。ツバ部分にライオンの刺繍をして、LionsCupのロゴを入れて完成。アメリカのキャップメーカー「ニューエラ」とコラボして全世界で売り出したら....5個くらいは売れるかもしれない。

何はともあれ最高の滑り出し、今年の2013Queens、こんぐらっちゅれーしょん、なんである(^-^)/
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2013年4月19日金曜日

NYと高所恐怖症

30代の頃、勤めていた会社の研修旅行でニューヨークへ行った。
言うまでもないことであるが入浴へ行ったわけではない。あの米国のNYなんである。当時はまだ世界の中心は米国だと、傲岸な態度を見せても諸外国は物申せない、自他ともに認める超大国であった頃のこと。
日本からデザインツアーに参加したメンバーは、設計事務所、建築会社、内装施工会社、家具メーカーと、個人から大企業までの赤の他人の集まり。筆者は現地で意気投合した3人の男と終日行動を共にする。本物の「HardRockCafe」へ行ったり、ニューヨーク近代美術館へ行って本物のアンディー・ウォーホルの「キャンベルの缶詰」を鑑賞し感激したり、タイムズスクェアの怪しげな路地裏に潜入したりと、誠にもって濃密な時間を過ごした。

夜になってツアーメンバーみんなで、エンパイアステートビルへ繰り出した。
当時の日本の超高層建築は足元にも及ばないくらいの、超超超高層ビルなんである。あのキングコングが頂上まで登って飛行機を握り潰したことでも有名だ。ニューヨークは海底の堅牢な岩盤の上に出来た都市であるから、地震がきてもびくともしない。それを抜きにしてもいやはや、とんでもなく古いのにとんでもなく威厳に満ちた建築であった。

屋上へ行った。
投身自殺防止のための金網ごしに下を覗くと、股間がブルった。(オトコならワカリマスネ。ふと思った。さてオンナはどうなんだろう?今度誰かに訊いてみよっと)
思わずめまいがするほど素敵な夜景だった。眼下のアスファルトに吸い込まれそうになる。ヒッチコックの「めまい」を彷彿とする思い。あちこちのマンホールから白い湯気があがり、その上をイエローキャブが疾走する。ハリウッド映画でしか見たことのない光景を目の当たりにし、恍惚となってしまった。途中までワイガヤやっていたメンバーはやがて全員言葉を失ってしまう。

さてここでミクロの世界へいきなりワープしちゃうんである。まるで「グーグルアース」のように。NYからびよ〜んとニッポン、川崎、宮前、有馬、歩いて数分の地元にある神明神社。

犬は高所が苦手なんである。ペットトリミングでどんな暴れ犬でも、おとなしく神妙になすがままになるのは、高い台に乗せられちゃうからに他ならない。犬は元来高所恐怖症なんである。
神明神社には狛犬がいる。いわゆる「あ・うんの呼吸」のアレだ。
うちの愛犬「りん」を乗せてみた。
狛犬と困った犬のツーショット。やはり妙に緊張してる面持ちだ。
iPhoneで写真撮影のあとりんに両手を伸ばしたとたん、いきなり筆者の胸にダイブしてきた。....どすんっと。
よほど怖かったのだろうか。....想像以上に可哀想なことをしてしまったようだ、こんな可憐な娘(コ)に対して。

でも今後悪いコトしちゃったら、罰としてこれはいいなと一人ほくそ笑んでしまう筆者でもある。
俺ってS?  (^-^)/
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2013年4月18日木曜日

文章について

3物件の同時進行の仕事。「仕事は重なる時は重なる」のは昔からよく言われることだけれど。でもってAM2:30急な対応の仕事を終え、就寝前にブログ書こうかと思いきや、浅田次郎でもない筆者は、書き出してからはたと気がついた。
「テーマはなんなの?」
テーマを何も決めずに書き出すことほど、無謀なことはない。石川達三の「見る前に跳べ」という小説のタイトルが好きだけれど、もはや青年工員でもない筆者には、プロットが大体頭に入ってないと、冒険は出来ないお年頃になっちゃったわけで。

このブログの文章のお手本は、神である村上春樹、師匠である浅田次郎、「昭和軽薄体」の椎名誠、.....などなどを咀嚼して渾然一体の文体となっていると思う。

枚挙にいとまがないが、あえてもうひとつ挙げれば朝日新聞の「天声人語」であった。
毎朝愛読しているが、先の3月末に執筆者が定年退職(?)した模様で、4月からはどうやら新任が書いているように思う。思う、というのは、飽くまで推測だからだ。なぜなら、文体や言い回しが前任者と微妙に違うんである。前任者が60歳前後と想像するならば、後任は50歳半ばあたりか。朝日の「天声人語」を書く人物ならば社内でも文章を書くのに秀でたのみならず、人生経験豊かな人格者の、相当優秀な方に違いないのであろうが、筆者は前任者のそれが好きだった。今の文章はちょっと若さが垣間見えてしまうんである。前任が起伏に富んだ読者を飽きさせない文章を書くに対し、現在は平坦な道を歩んでいるような印象。

もっとも、かく言う筆者。
そのお手本となる「天声人語」の、数億分の1にも及ばないのであるからして、偉そうなことを宣(のたまわ)ってはいけないんである。人間、謙虚になることが大事だ。
謙虚の先には進歩があるけれど、
傲慢、慢心の先には「裸の王様」的、四方行き止まりの壁に囲まれたような、四面楚歌しか待っていないからだ。
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2013年4月15日月曜日

スコアラータイム制度導入

ヤバイヤバイ、仕事なんである。首を絞めると分っていても午前中だけ練習試合VS宮崎台バーズ戦のスコアラーに行っちゃった。そのかわり午後は仕事に戻り、ブルアロ戦はパスなんである。

前大会強豪サンダースを破って3位のバーズとの試合なんである。
以外にも2,3回我がF軍は4点を先制し、「えっ、マジ?」みたいな展開に。これで結果が良ければ、子らにも自信がつくはずだし、今晩のオヤジ飲み会も盛り上がるはずだ。いいぞフレンズ。

....と、思ったのはここまで。4回のB軍の攻撃では悪夢が待っていた。ここまで好投していたMamoruであったが、なんとサードエラーからレフトエラー、そのあとショートエラーの連続技を露呈し、あろうことか次はセカンドエラーからのライトエラーのWエラーのオンパレード。更にセカンドエラー、本塁への送球フィルダースチョイスが連鎖して、バーズ安打4本のみで9失点。最終7回裏Fの攻撃では一死から1-6-3のダブルプレーでゲームセット。予想外にバーズ打線にさほど脅威は感じなかったのに、自滅を絵に描いたような敗北。エラーの連鎖さえなければ....。B5安打に対しFは6安打。しかし、これも実力のうちか。スポーツの世界で「タラレバ」を言っているうちは己の進歩がない。しっかり自省して次へ臨むしかないのであった。



ところで、スコアラー教習所も佳境を迎えて、サブのOhmori父も路上運転教習は合格なんである。ここ数週間前から本番の試験に挑戦するよう教官の筆者は進言しているのであるが、なかなか彼の腰は重い。気持ちは分る。可愛い子には旅をさせよと言うではないか。実戦でスコアをつけてこそどんどん上達するのは会社の仕事でも同じ。失敗しても死ぬわけではない。古代ローマの奴隷や現代北朝鮮の平民ならいざしらずなんである。
だから今日は、前半筆者がつけて後半Ohmori父につけてもらう約束であった。しかし、9失点の場面でそれもブッ飛んでしまったんである。すっかり忘れていた、というよりこれを初心者に付けろというのは無理な内容。

しかし、午後の練習試合はOhmoriさんにバトンタッチ。Kaneda教官の指導のもと見事実地試験合格となり、スコアラーデビューを果たしたのだろうか?筆者も駆け出しの頃は、パニクリの連続で「俺にはムリ」なんて思った時期もあったけれど、やっていくうちに覚えることって確かにあるものだ。ぐしゃぐしゃで訳の分らないスコアブックを家に持ち帰り、深夜必至で本やネットで調べて覚えたものである。今でもパニクることもあるし。

毎回筆者とOさんと更にSone母も加わり、スコアラー教習所は盛況である。
9失点でブックがぐしゃぐしゃの内容になった時、こんな会話があった。Sone母。
「監督以外にもスコアラーがタイムをかけて、今のプレーをもう一度再現して、ゆっくり正確に記録出来るようになればいいのにねえ〜」
これを「スコアラーもタイムをかけていいよね制度」と名付けよう。但し、1試合で2回までとしたい。1回につき3分だ。しかもスコアラー1年目の若葉マーク所持者のみの限定で。昨日のQueens新スコアラーKitamatsu母もメンバー交代の時にパニくっていたし。
今度宮前連盟審判局とNishimura副事務局に進言してみようかなあ。

きっと、殺されるに違いない(^-^)

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2013年4月14日日曜日

頑張れQueens2013


仕事が忙しくなってきた。一旦受けてしまうと期日までにどうしてもやらねばならぬ。絶対この日までに、という依頼もあれば、いわゆる「なる早」(=なるべく早く)で、という場合もある。それで土日が余裕で休めることもあれば、逆に連日徹夜になっちゃうこともたましば。数週間前の青山店舗の修正と、祐天寺の住宅と、福岡のホテルの物件とが、同時多発テロのようにやってきた。
がしかし、今日のうららかな春の空気を吸ってしまった以上、外に出かけたくなるのはいち動物の本能だ。2013年版マグネットが完成したのでそれを届けに、娘のバイクを駆ってQueensが練習試合をしている第四公園へ。

実に気持ちのいい日差しの中、おお〜やってるやってる。
Queens美女軍団VS松風スラッガーズ。
マグネットとステッカーをYamaguchiマネージャーに手渡す。一応責務は果たしたものの、広報担当カメラマンとしての血が騒ぐわけで、ガッツリ撮ってしまうんである。

今日はMマーク(=宮前)のQueens帽子の正に公園デビューの日でもある。
数人の母たちに「Tさん、こんにちは。Queensの帽子がお似合いですね」と言われてしまって、中学生レベルのバカオトコは、お世辞半分と分っていつつも、つい嬉しくなってしまうのだった。これが我がフレンズ母ならばおそらくこう言うだろう。
「テッシー、帽子似合ってんじゃん、マジ」
こちらの表現も大好きなんである(^-^)


スコアラーはKitamatsu母が頑張っていた。1年生Kurenaがぶかぶかのユニフォームでデビューしていた。この子がまたまあ、可愛いんである。今のところ5年後には主将候補なのだ。

結果を求める試合ではないけれど、男子相手とはいえ後半は大差がつき負けてしまった。来週はいよいよライオンズ杯の大会を控えている。ただ、女子野球が抱える特有のリスクで、今日は主力メンバー数人を欠いていたんである。宮前公式戦が優先されるためだった。来週は是非頑張ってほしい。またみんなと旨い勝利の美酒を飲みたいものだ。

新しいマグネットは来週の大会デビューとなるだろう。古いマグネットは子どもらに分配、わらわらと女子たちが集まりポケットに納める。1年前の我が子と今年の写真を比べて「えっ、太った!?」なんて言う母もいたりして。

「医者の不養生、先生の不勉強、大工の掘建て」という言葉をご存知か?
その道のプロはとかく自分のこととなると、無頓着になるものだ、という故事。
新人の子に新しいステッカーを作っておきながら、筆者のバイクヘルメのQueensステッカーはじゅるじゅる滲んで見るに耐えないものなんである。
まあ、これもまた良しとすっか(^-^)/


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