2013年9月4日水曜日

NPB CUP女子学童野球対茨城戦

女子チームの行進というのは、どうしてこうも楽しげなのだろうか。こぼれる白い歯の輝きが、厳しい残暑の澱んだ空気に爽やかな風を送り込んでくれる。
NPBCUP男子学童野球と女子の交流大会の開会式には、現役女子プロ野球で活躍する2人の選手も挨拶に駆けつけ、注目の的であった。会場は大宮公園野球場。かつては長嶋選手もプレーしたのだそうだ。横浜DeNAベイスターズガールズ(以下横浜ベイガー)軍団は各々の自チームのヘルメを持参。しかしこのピンクのユニフォームは賛否両論あれど、ベイスターズからの支給品で、しかも背中には個人のネーム入りなんである。一生の記念になるに違いない。

先に書いたように「川崎の広報」として筆者は潜入取材に成功し、カメラ片手にベンチの内外をうろちょろ、銀座の地下を徘徊するドブネズミのようにどん欲にシャッターを切った。
先発メンバー表を覗き込んでいたら、妙齢のスコアラー女史が親切に筆者に見せてくれた。ありがたい。Queensの面々は先発のマウンドをHinata、セカンドで2番打者がHimari、ベンチでボールガールを務めるのは、すでにプロの大舞台で経験済みのNoeri。

1回表、1番2番とさい先良くクリーンヒットで走者1,2塁、相手投手の動揺を誘い、連続四球を選んで満塁からの安打...一気に2得点。2回にも先頭打者のHinataは痛烈な中前安打を放った。とりあえず宮前Queensはヒットを打ったかんねと、筆者胸をなでおろす。

試合後Koshimizu監督(横浜ベイガー29番)が言っていたが、QのHimariがこの試合のラッキーガールであった。5打数4安打4打点の大活躍。圧巻は1点負けている場面での6回、走者を置いて起死回生のレフトオーバーのタイムリーツーベースの同点打。これでのちに特別延長に持ち込むことになる。2塁に達した時に「Himari、ガッツポーズしてくれよ!」と念じてカメラを構えていたら、見事、片手を挙げて笑顔を見せてくれた。(次の次の次の写真)

ところでカメラマン席というのがある。一般客はなかなか入れないであろう。筆者は「川崎の.........広報」なので、自由に出入りした。プロカメラマンが熱心にファインダーを覗いて仕事をしていた。白い望遠レンズだから一発でCanonと分る。ノートパソコンにつないで画像を熱心にチェックしていたので、声を掛けそびれた。打席のワンシーンをかしゃかしゃ約10連写して撮るごとに、次はレンズを電光掲示板の打順やアウトカウントをワンカットだけ撮り、また打席へレンズを向けてシャッターを切る。これのひたすら繰り返し。こうやって時系列の整理をしているのだろうと分った。この選手の名前は何で、何回の打席でボールカウントがいくつからこんな打撃をした...というのがあとから一発で分る仕組みだった。
なるほどプロは凄い。声をかけてお友達になりたかったが、真剣な表情に気圧されて二の足を踏んだ。もっとも向こうもサングラスをかけた変なシロウトのオッサンとは話はしたくなかっただろうが。

無失点で押さえていたHinataを見て、ちょっと休憩、Q応援団のいるスタンドへ帰還した。
「良い展開ですね」と途中Hinata父に声をかけたら、浮かない表情、顔面蒼白で「いやあ〜」....。ん?
スコアボードを見ると筆者がベンチからスタンドへの移動中にいつの間に失点していたんである。球にスピードは乗っているものの制球が定まらないのであった。途中交代となってしまった。
スタンドに戻ると冷たいビールをMochidaコーチに手渡され、灼熱のゴビ砂漠で奇跡のオアシスを発見したような気分であった。
Kasaharaさん曰くあんなに調子の悪いHinataは初めて見たとのこと。10万人の大観衆の空気に呑まれたのだろうか。(しかし試合後の彼女はケロッとしていたが)

3塁側の横浜ベイガーベンチに寄り添いカメラをグランドに向けていたが、これだと右打者の表情が撮れないし、ベンチスタッフの表情も撮れないんであった。グランドに出れないので斜め後ろからのショットばかりになる。益してやファウルグランドにいるQのNoeriの写真が撮れない。仕方なく後ろからのショット数枚。(2戦目は1塁3塁両方のカメラマン席から撮ったので、それは次回)

結果は特別延長戦に我が軍が持ち込み、Himariの安打も含めて2得点、8回裏にはリリーフピッチャーが無死満塁を無失点に抑えて7:5の辛勝、逆転勝ちであった。
ベンチでその瞬間を見届けた筆者は真っ先に監督、29Koshimizuさん、28コーチに握手を求めた。みんな笑顔で応えてくれた。名も知らぬオッサン同士が笑顔で固い握手をする。いい気分であった。
明日以降、時間があればまた2回戦の山梨戦を振り返りたい(^-^)
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