2014年4月5日土曜日

春風満帆

昨晩は3人目のマーゴ誕生かと思いつつ、TSUTAYAで借りた「さよなら渓谷」を観賞し、就寝前に産院で徹夜で付き添っている息子へメールしたのがAM2:30だった。真木よう子の演技は予想どおり凄かった、そして...も想像どおり凄かった、いろんな意味で(^-^)さすがは日アカで主演助演女優賞のW受賞なんである。大森南朋の渋い存在感も光った。

AM5時ころ息子からの電話で目が覚める。今やっと分娩室に入ったとのこと。ここ1,2時間が勝負か。やおら起き上がりコーヒーを一杯飲み、いざバイクで駅前の産院へ出撃。と、思いきや以外に早く産まれたんであった。バイクのアクセルがいつもより全開ぎみになったのは言うまでもない。この産院は娘の第一子Minamiもお世話になったところだった。勝手知ったる勝手口から入り、2階へ急ぐ...。

「我が輩は3022gである。名前はまだない。この世に生を受けてまだ小1時間だというのに、変なヒゲオヤジが我が輩を抱いてニンマリして覗き込んでいる。これが俗に言うジージ、いやJという存在であろうか?」

と、思ったかどうかは知らない。小さなちいさな命を持った男の子なんであった(^-^)

さて嫁さんの家族と早朝のコーヒーとサンドイッチで朝食を済ませ、駅前の駐車場広場でふと足が止まった。見た覚えのあるユニフォーム姿が何人も集合してるではないか。中でもすぐに目立ったのはクロスカントリー選手、いやKurosu監督なんであった。
恒例の春のさくら祭で、子供会として鷺沼ヤングホークスの大人の面々が、出来たて餅つきを販売していたのであった。ちょいと挨拶に...。

こんな早朝に筆者がここにいるわけを話すと、監督もニンマリしちゃって「うちも孫3人だよ〜」と言った。Takahashi、Sashiki、Kurashigeさんらと談笑。以下、彼らとのほんの2,3の会話をもとに筆者が裾野を広げ、少しアレンジメントしちゃっての餅つき大会記事なんである。

Sashiki監督が言った。
「この餅つきはいくら先発完投型投手といえども、相当厳しい試合が予想されます」
この難関試合、先発はどうやらTakahashi投手らしい。行ってくるか、と言い残しマウンドへ向かったT選手。放った第一投目は見事152kmストレートのド真ん中であった。
隣りのブルペンでは、二番手中継ぎとして控えているKurashige投手が不安そうにTのピッチングを見つめていた。

鷺沼駅前ドームをしばし離れて、隣接する餅製造工場へ潜入取材。
「ああ、野麦峠」の女職工みたいなフォーメーションだが、そこはそれ、さすがのセレブでヤングのヤングな母たちが和気藹々美味しそうな餅を製造していたんであった。

筆者がドームへ戻ってみると、なんと先発のTakahashi投手はわずか数十球で肩に異変を感じ、自ら申告し降板していたのだった。
満を持しての中継ぎリリーフはKurashige投手。先日息子が4打数4安打4二塁打プラス超美技の非凡な才能を披露したがゆえに、息子には負けられないのであった。往年の村田のようなマサカリ投法での初球は、ドンピシャのストライク。画面左ではSashiki監督がいざとなったら中日谷繁のように、選手兼任監督として俺の出番があるかもといった渋い表情でマウンドを見つめる。
K投手の重い球は固いミットに収まったまま粘りつき、なかなか離れない。
一時ゲームが中断し水を掛けて仕切直し。これがホントの文字通り「水入り」なんであった。

目に青葉、風薫る....季節にはまだひと月ほど早いが、陽光を浴びた桜の花びらたちが目に眩しく、風も優しい季節になった。産院へバイクを取りに戻る途中の駅前通りでは、満開の桜のトンネルを、花の薫りを含んだ春の風がゆるやかに通り抜けていった。
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2 件のコメント:

  1. Suzuka母です。
    お孫さん、ご誕生おめでとうございます♪

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  2. Suzu母さん、コメントどうもです。

    なにしろ無事に産まれてくれて、良かったです。
    母親は七転八倒したらしいですが(^-^)

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