2014年7月21日月曜日

ワンヒットノーラン試合

秋季大会リーグ戦、またしても向丘サンダース戦なんであった。つい先日ノーヒットノーラン試合をやった....ではなくやられた相手なんである。
いつだったかブログで試合前のシートノックを見れば、おおよその実力差はわかるといったことを書いた。最近のフレンズはいろんな方からお誉めの言葉をいただいているくらいに、成長著しいのは筆者も実感しているところ。しかし今日のシートノックでは「ああ、こりゃ、いかん」と直感。隙のないシートノックを見せるサンダースに対し、フレンズはなんでもないゴロや捕球をぽろぽろ、ぽろり。「ぽろり」しても嬉しいのは昭和のオールスター水泳大会くらいであって、野球での「ぽろり」は時に命取りになるんである。

先発はSはエースやはりKibaくん、FもエースHiro。Hiroは鼻の穴もパワーも全開で左腕がうなるんであったが....。

いきなりではあるけれど、試合結果は9:0の超惨敗。
Sにとっての勝因は分厚い打線が期待通りに強打を連発、クリーンナップ以外でも安打製造できることで、打線が文字通り線になって繋がるんである。

Fにとっての敗因は投手陣が打ち込まれたこともさることながら、シートノックでのぽろりが試合でも出てしまったことである。9失点のうち4点はエラーがらみで投手の自責点は5。いくら強豪相手とはいえこれでは勝つどころか、善戦すら出来ない。このところ良い風が吹いてきていたのに残念である。秋季大会だけにもう秋風が吹き始めたのだろうか。
これからは気を引き締めてかかりたい。

だからFは罰として個々の打撃写真はナシなのだ。このブログでは自軍の反省はするけれど、批判は極力書かないことにしている。筆者もコーチの一人だし、ベンチスタッフでもある。それはとりもなおさず子どもたちに対して自分の責任でもある。
しかし、9:0のコールドゲームとは言え、またノーヒットノーランと思いきや、1安打だけ記録した。またここで野球クイズを出すわけではないけれど、ピンと来ますかこの理由。1安打なのに塁上には走者はなし.....。
2回先頭打者4番のHiro。初球ストライクをいきなり強振。ライナー性の当たりはライトフェンス直撃弾。あと50cm上ならあわやホームランかという当たりであった。フェンスオーバーの地面に直撃したらそのままブラジルまで突き抜けていったであろうと思う。そうなればフレンズの経費でホームランボールを探しにブラジルまで出張したいと思う筆者なんであった。半月前ならばもっと都合良かったが(^-^)

しかしなんである。第一公園でネット直撃ならば余裕で二塁打のはず。しかし、Hiroの脚は長打を製造するためにしっかり太くなってはいるが、俊足を飛ばすために太くなっているわけではないんであった。一塁を蹴って二塁へ走り込んだけれど、Sの中継プレーも見事なものの、二塁でタッチアウト。ノーヒットノーラン試合ならぬ、ワンヒットノーラン試合。Fの打撃写真はなしにしたが、これだけは掲載。Hiroのこのあわやホームランもどきバッティングの瞬間と、昨日の試合で活躍したと聞いた、フレンズきってのイケメンTakutoの走塁写真。

試合前に本部席でオヤジ談義やKSGの打合などをしていたら、「あのぉ、「晴耕雨読」のTさんですか。いつもブログ読ませてもらっています」と声を掛けて下さったのは宮崎モンスターズのWadaさんだった。こうして声をかけていただけるのは、普段一方通行でWeb上に文章を垂れ流している身のブロガーにとっては何よりも嬉しいものなんである。しかし、先週の秋季モンタ戦のブログネタはMacのネタ倉庫フォルダに保管したまま、このところの多忙により書いてないのでなんだか申し訳ない気持ちなんであった。冷凍保存したけれど「晴耕雨読」で解凍する日はいつになるか....。ごめんなさい。
そのWadaさんが三塁塁審をやったりした塁上の点景を集めてみた一枚。
単なる打席の写真よりも塁上のバトル写真のほうが物語性があって、想像をかき立てられるというか奥が深いのである。

試合中にベンチ前に鳩たちが数羽舞い降りてきた。
「ぷろっぽろぽっぽー、ぷろっぽろぽっぽー、ぷろっぽろぽっぽー」
筆者は毒づいた。「ここ来てもなんも旨いもんねえよ。ボールが飛んできたら怪我すんぞ、俺みたいに。とっとと、あっち行きなよ」
と思いつつ、カメラを向けてシャッターを切った。
ベンチ隣りにいたKyousukeが言った。
「Tコーチ、鳩来てるよ。写真撮ってブログに載せれば?」
「おお、もう撮ったよ。ほれっ」
それがこれである。
鳩のヤツ、レンズ越しに筆者を睨みながら「どこ見てんのよ、エッチ!」
.....と、言ってるような気がした。
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