2014年10月25日土曜日

大人への階段

とうとう宮前Queens(スマイリーズ)の川少連秋季大会2回戦を書かねばならないのであった。渾身のチカラを込めて書いたので、長いブログなんである。

昨晩は大好きな深夜番組「アメトーーーーーク」を観ながら写真編集に勤しむ。まずはこの爽やかかつ楽しげな写真数葉から。これは後日28番を背負っているOzawaさんから送られてきたものだった。氏の愛用するCanonの一眼レフを借りたQ姫のYumaとMiiが撮りまくったものらしい。コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の限界を知っている筆者は、デジイチ(デジタル一眼レフ)を絶対的神と崇めているのであるが、その綺麗さはもとより、筆者を感動させたのは、子どもが子ども目線で同じ仲間の子どもを撮ると、こうも素晴らしい写真になるのかということ。オッサンがカメラを向けて「はい、撮るよー笑ってー」なんて声をかけても、こうは素敵な笑顔を浮かべてはくれないかもしれない。子ども同士、仲間同士だからこそのこんな素直な笑顔なのではないだろうか。例えて言うなら、パソコンで描いたイラストと、クレヨンで描いたそれとの違いとでも言えば良いのだろうか。ちょっと違うか(^-^)

初回Qはスタートダッシュの先制3得点。いいぞー!

相手チームは中原ルーキーズ。初回のQの猛攻に早々と投手交代。一瞬えっ?と思ったが、これは早計な策ではなく、天下に名を轟かせたQを警戒しての早めの応急処置ではなかっただろうか。初回からの猛爆を懸念した相手監督の英断のように感じたんである。真相はわからないが。

中原Rは2回に1点返すもそのまた3回表のQの攻撃では2点を奪われる。この時点ではQ5:1Rで我がQueensの圧倒的優位とまでは言えないまでも、もうすぐ等々力スタジアムへの切符を手にすることが現実的になってきたんであった。
主将Fuukoの笑顔は昨年の主将Himariそっくり、スマイリーズのスマイリーズたる所以(ゆえん)だ。スクイズも決まる、サイン通りエンドランも決まり監督冥利に尽きる展開。


ちょっと箸休め。
ちょっとここで少年野球「晴耕雨読」的、他の少年野球ブログではおそらくないであろう的、写真のマジック的写真を掲載したい。
この日は前日Qの試合に断腸の思いで来れなかった連盟会長Sohmaさんや、副会長兼宮前クラブ監督のMatsuiさんも駆けつけてくれた。おや?Kasaharaさんは当然として更にはKurihara副会長と総務部長兼Web広報担当兼連盟HP管理人Nishimura副事務局も。どうにもこうにも豪華なメンバーのそろい踏みの絵面(えづら)なんであった。

懲りずにちょっと箸休めPart2。
この上の写真を編集しているうちに想像力ハンパなく豊かな筆者はこんな絵を連想しちゃったんである。筆者の大好きな映画ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」名優ケーリー・グラント、ジェイムズ・メイスンなんである。名画中の名画だ。たぶん中学生のころTBS月曜ロードショーあたりで観たのかな?最初から最後まで全く飽きさせない数少ないミステリー映画なんである。子どもだった筆者はラストシーンのラシュモア山でのアクションシーンでは、手に汗握る思いをした。実際は巨大なセットを作っての撮影だったことを知ったのは大人になってからだった(^-^)
さてこのラシュモア山は米国歴代大統領の顔を14年かけて彫刻したことで有名。ここまで書けば誰もが知っているアレか!と得心した読者諸兄も多いはず。筆者は前出の写真でこれを連想しちゃったんである。皆同じ方向を向いてない。ほらねっ!

なんでんかんでん、なんくるないさあ的な箸休めPart3。
Qの緊迫したゲームを重鎮たちが見守っていたんであった。

閑話休題。もとい、なんであった。
急転直下にわかにかき曇る空、暗雲たれ込める展開になったのは5回裏終盤、中原Rは一挙3得点の5:4にまで肉薄してきたのだった。うららかな陽光のもと田んぼのあぜ道を歩いていたら、突然青大将が足元に出現してきたように。
チームを鼓舞するFuukoの声が一段とトーンが高くなった。いつもの倍以上の悲痛な声を張り上げていた。

例によって外野からのアングルを撮るべく孤独な旅に出る筆者、火星探査機ボイジャーのように。

逼迫したゲーム展開をよそに、名前は知らねども「シュン」とした白黒の鳥がレフトのファウルライン上に毅然と立っていた。筆者話しかける。「おいおい、おまえは線審かっつーの!?」
白黒鳥さんと目が合ったとたん彼女は言った。「アンタ、どこ見てんのよー!」

こんな展開になるとは誰が想像しただろうか。最終回の6回裏Rは必至の攻撃で1点をもぎ取り5:5の同点に追いつき、Qは昨日と同じ特別延長に突入したんであった。二日連続の延長戦っていったい....。来年から試験的に高校野球の地方大会でもこの満塁から戦う「特別延長戦」が導入される見通しになった。回は12回か15回かららしい。昨日と同じなのは延長に入ったことだけれど、昨日と違うのは追いついての同点ではなく、追いつかれての同点であったことだ。追いついての同点と追いつかれての同点では精神衛生上真逆なんであった。

延長戦表Qは2得点。およそセーフティーリードとは言えない。その裏Rは3点奪取し.....。
7:8のQの逆転サヨナラ負けなんであった。
最後の挨拶ではFuukoはすでに号泣、嗚咽を漏らしろれつが回らず言葉にならなかった...。
涙の空気は同じ6年にも下級生にも伝搬していった。

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キミたちはかけがいのない経験をすることが出来た。
成功ばかりの人生なんてつまらないじゃないか。
笑顔と涙、
成功と挫折、
高揚と悔恨。
それを経験したことはキミたちが大人への階段を一歩上に登った証拠。
下を向くな。
昨日の悔しさは明日の栄養素。
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試合後Koshimizu監督は東京で仕事がありすぐに立ち去っていった。
子どもたちのうちひしがれた姿を見るに絶えない思いがあったからに違いない。
自分を責める気持ちにやりきれない思いがあったからに違いない。
言葉少なに足早に去って行ったその背中を見てそう思った筆者の見立ては、
おそらく間違っていないと思う。
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