2014年12月11日木曜日

邂逅と別離

「えーっと、....ほらっ。この子この子」

今日所用がありバスで港北区のセンター南へ行ったんである。筆者バスが好きなんである。時にバスの中で思わぬドラマを目にしたり、微笑ましい場面に出会えたりと、なかなかに面白い。クルマと違い法令遵守のバスの車速ならではの、ゆるやかな窓外の風景も楽しかったりするわけで。

帰りのバスに乗り込んできた中年女性ふたり。筆者の席の少し後ろに陣取ったようだった。顔は見えないが、その会話だけは聞こえてきた。席に座ったとたんに話し始めたのが冒頭の会話なんであった。どうやらスマホの写真を見ながらの話のようだ。すかさずAさんが言う。
「この子は生まれて間もなく死んじゃって....」
筆者、どきりとして、とたんに耳がダンボになっちゃうわけで。
Bさん「あらあ、可哀想に....」
筆者(普通、バスの中で大声でそんな会話するか?)
Aさん「それからこの子は17歳で亡くなってねえ....」
Bさん「あらま、可愛いのに...」
筆者(マジか。どんな不幸を背負ってる家庭なんだ!?)
Aさん「それとほら、この子たちは三つ子で生まれたんだけど、右の子は里子にもらわれて....」
Bさん「へえ〜可愛い」
筆者(えらい多産系の家族だな....奥さん腰大丈夫か?......あいや?....もしや?....そーゆーことか!)

筆者振り返りその主婦に事の真相を問い質したわけではないが、これは明らかに犬の写真を見ての会話なんであった。どうやらAさんは愛犬家で犬が生まれてはあちこちに里子にあげてるみたいだった。今は他界していないがうちの黒猫の「ぴあの」も里子でもらってきたクチなんであった。
ゆるりとした苦笑を胸に、枯れ葉舞い散る冬のバスに揺られながら帰宅したんである。

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前置きが長いのは少年野球「晴耕雨読」の常である。許されたしm(_ _)m

そーなんであった。これをお蔵入りにするわけにはいかぬ。宮前少年野球最強連合、川崎市長杯優勝「宮前クラブ」の祝勝会である。会場はQueensMurataコーチの関係で鷺沼JAを確保。関係各界からお祝いに5千人ほどが詰めかけた....わけないか。筆者はフレンズ関係者兼連盟広報として出席。連盟Sohma会長、Kasahara副会長の挨拶で乾杯。

フレンズからは今年の新人戦から再び監督に就任したSatohも出席。かつて歴代宮前連合監督やコーチから可愛がってもらった経緯もあり、他チームの名物監督などとは旧知の仲なんである。フレンズのひとつの特異な自慢はチームOBの選手だった子が、今大人になり母体チームの監督を務めていることだ。OBがコーチ陣に名を連ねているチームは多くあると思うけれど。筆者の息子と同級だったItohも今年からコーチに毎週熱心に来てくれて貢献している。とてもありがたいことだ。

乾杯のあとは各テーブルで大いに盛り上がるのは、こういう酒宴の常である。子どもたちは食べることに夢中で、むしろ大人のほうが盛り上がっちゃうのもこんな場ではどのチームでも見慣れた光景だ。

恒例の親子でのスピーチ。見て聞いているのは楽しいものだ。
怒濤の宮前戦士20名と親たちの写真4連発なんである。例によって1組につき4,5枚撮っている。その中でベストチョイスの基準は、奥方様が目をつぶっていたりしたものは速攻排除。なるべく女性がイイ表情をしているものを選択している。なぜならあとが怖いから。それとやはり女性や子どもが良い表情をしている写真は全世界共通で、結果明るく綺麗な写真になるんである。こういう時の写真の筆者なりの極意は、女性または子どもが笑った瞬間を狙ってシャッターを切ることだ。笑顔は世界を救うのである。




宴も高輪、プリンスホテル....おっと違った、宴もタケナワなんである。
ここでサプライズプレゼンテーションがあった。有名人、または公人と判断した時は実名でここに載せることをお許し願いたい。(※前田さんご本人には承諾を得ていないがお許し頂けるだろう)
チームにはJohjiくんの父、前田政二さんがいるんである。実は吉本興行の芸人さんである。てゆーか、来歴は吉本総合芸能学院、通称NSCの第一期生であり、「30年にひとつの逸材」のダウンタウンと同期で今でも親交も篤く、現在はNSCで教鞭をとるかたわら、M-1グランプリなどお笑い番組の放送作家としても活躍している人物なんであった。ウィキペディアにも載っている。
以前から気にはなっている人であった。だってこの風貌、これだけでお笑い芸人としては最高の資質を持っているではないか。一見ちょっと怖そうだけれど、その表情の中や目尻のシワには人なつこいお笑いの源泉があるように思える。(偉そうに書いてすんまへん)

その前田さんがマイクを取った。さすがは人前でマイクを持つことに場慣れしたプロ。軽妙な話術で会場を盛り上げる。
事務所にあるものや広い交友関係からいろんなサプライズなモノを持って来て、大判ブルマー...じゃない、大盤振る舞いしちゃったんである。
母マネージャーとして活躍してくれたTanaka母、「チームを大いに盛り上げてくれたで賞」のTaisei母、同じくモリモリ母ことNatsukiが選ばれた。欣喜雀躍、ふたりは腕を組んで踊りだす始末(^-^)

交友関係からプロ野球関連のレアなグッズをMatsui監督、Sohma会長、Kasahara副会長へ贈呈。こちらも大いに盛り上がった。プロ選手のサインボールは子どもらでジャンケン大会。TanakaさんのDaikiがゲット。いやはや「持ってる」ねえ、この子。

最後は監督とベンチスタッフの挨拶。Murataさん始め関係各者もマイクを持つ。神妙にかつ笑いもありーの、聞き入る会場。こんな時はチームの垣根を越えていろんな大人たちが少年野球を支えていることを、ファインダーを通じて実感するシーンでもある。

締めである。これで2014年の子どもと大人の絆はとりあえずはお別れだ。ジャイアンツJrに選抜された選手3名は年末に大一番が待っているけれど。
連合で出会えた人との輪はひとつの邂逅(かいこう)と言えるだろう。子どもも大人もこれからの一生の想い出になるに違いない。
Tanaka母が締めに指名されて。女性がこれをやるのも一興である。
ズームアップしたレンズの向こうの彼女の目に、微かに光るものを発見したのはおそらく筆者だけに違いない。

帰り際田園都市線鷺沼JA4階の窓から睥睨した駅前の冬の一枚の絵。iPhoneで撮影したのだが、窓は結露して中央部をキコキコ拭いてかろうじて撮った。そのために偶然周囲が結露でいい具合にボケてくれて、中央のクリスマスイルミネーションが際立った絵になった。

もうすぐクリスマスですね(^-^)

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