2016年1月6日水曜日

小さいハート、大きなご褒美

正月が明けて1月4日になり、世の中はまたきゅるるとハンドルを切り返し、新しい道2016号線を走り始めたのだった。

今日5日、クライアントから新しい依頼がふたつ同時に舞い込んだ。ひとつは博多の物販店舗、もうひとつは名古屋の保険ショップ。昨年からの吉祥寺と川崎の懸案仕事も引きずっているし、年末年始のほとんどはGooglePlayで「スターウォーズ」エピソード4,5,6,1,2の観賞と、宮前Queensの記念誌制作に粉骨砕身、身を粉(こ)にして七転八倒したんである。
先日TVでやっていたのだけれど、女性に嫌われる男の話ベスト3に「仕事忙しい自慢」というのがあるのだそうだ。筆者は決して女性に白眼視されるために書いているんではない。事実をかなり控えめに書きしるしているだけなので、あしからずなんである。

そんな今日この頃、年が明けて昨年のネタを書くことは忍びない。正月になってから年末の買い出しのアメ横の光景をTVで中継するようなものだ。あまり時間がないのでやむ無くボツにせざるを得ないと覚悟を決め、心を鬼にしてしまおうと思っていた。

でもでもでーも、やはり忍びなく写真とコメントだけで掲載しちゃう。
フレンズ恒例年末のカレー昼食大会と親子野球大会なんである。
写真は全員の親の打席をひとりにつき3,4カット、守備の姿も撮影したのだったが、それを全部は載せられないわけで。かと言って数人だけ載せるのも選に漏れた人に悪いし...。なので野球の親たちの姿は心を鬼、いや、悪魔になって全部割愛しちゃうんである。

カレー大会は年に1,2度やる。ゴールデンウィークにやることもあるのだが、2015年はそれどころではなく、夏の合宿さえも断念したくらいであった。
母たちが数人に分かれて自宅でご自慢のカレーを作り鍋ごと持ち寄るのが毎年の慣例となっている。他にも総菜などもたくさんあり。甘口、中辛、辛口、チキンカレーetc。
筆者挽肉を使ったキーマカレーが好きなので今度リクエストしてみっか。

フレンズでは(或いはたぶん他のチームでも)選手以外の小さい子たちは、まるで皆の共有財産であるかのように、誰かれとなく面倒を見る。グランドに弟、妹が来れば必ず誰かが抱っこし頬ずりしたり、遊んだりしちゃう。グランドではその子は、その親よりも他の大人といる時間のほうが長いくらいだ。
OB母のNatsukiが自分の子ではないピーチクパーチク、ククとサチのひな鳥たちに餌付けする。逆の場面もたくさんある。持ちつ持たれつなんである。

以前のブログに何度も書いたけれど、これが実にいい。いろんな家庭の味が楽しめるからだ。だから筆者は全種類のカレーを少しずつ堪能しちゃうんである。今年もうまかった。母たち、ありがとう、ごちそうさま、お疲れさまでした。

さてこのあと親子野球であった。前述の理由でたった3枚だけ掲載。
Yanagisawa代表が打席に立つ。70過ぎとは思えないバッティング。本人は60歳あたりから年齢の衰えをしきりに嘆くのだけれど、どうしてどうして素晴らしいフォームなんである。写真で分るように手首の返しが現役プロと変わらない、野球の教科書のようだ。但し写真の中のボールの位置は深く詮索しないでいただきたい(^-^)

これはこれは、最強の防寒着を発見。UNIQLOのヒートテックも敵(かな)わないはずだ。

最後は親子そろって挨拶と握手。ハグしちゃう母もいる。
「ねえねえテッシー、写真撮って〜」
女性に頼まれ事をされて断る男はいまい。2014年母マネOBのNatsukiと2015年母マネKeiだった。お気に入りのジャンプのパフォーマンス。着地して数時間後にチリかペルーあたりに津波警報が出たかどうかちょっと心配になったのだが。

これだけでは申し訳ないのでスペシャルムービーを。
NikonD5500に搭載されているエフェクトモード「ミニチュア効果」で撮った写真はここで何度か載せたけれど、今回はそれの動画版。あっと言う間に数秒で終わるけれど、これでも滑り台の上から三脚固定で10分間くらい撮影したモノなんである。これに音楽をつけると俄然オモシロ映像になるのだが。

最後にこれも親子対決でベーランリレーをやった。オヤジは真剣に全力疾走。その気持ちすんげえ良く分かる。母たちもきゃんきゃん言いながらも「オンナ走り」で一所懸命ベースを一周。

全て終わったあとに2015年返還しなくて良い多くの「獲りきり」の優勝楯などを、6年生と6年以外で唯一レギュラーだった4年のShohmaたちで、恨みっこなしのジャンケン大会。ジャンケン前は、さながらアウトレットショップのブランド品を品定めするように、ズラリ並んだ商品ならぬ賞品を眺める。
「持ってる」なあ、コイツ。
一番価値のあるとおぼしき「高円宮賜杯神奈川県大会優勝」の重厚な楯をナニゲにゲットしたのは、イチ抜けの4年生のShohmaだった。親のToyoda夫婦は真っ青、「これは6年生にあげなきゃ」と皆の陰で右往左往。その気持ちがすごく嬉しかったけれど、筆者はそれを強く制した。「これでいいって。むしろShomaが獲って良かったじゃんか」

6年生に混じってひとり、不動の9番セカンド小さいハートと小さな体で、全国大会の大舞台で堂々と戦ったことは、その小さいハートの何倍もの大きな価値があるのだから。


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