2016年2月14日日曜日

経験は子を強くする

「♪雨がしとしと日曜日〜、ボクはひとりで〜、キミの帰りを待っている〜♪」
この文言だけ読んで大昔のGS(グループサウンズ)ソングだと瞬時に理解した人は、相当な年齢であろうか。筆者的には小学生低学年あたりの耳に残っているわけで。
今日、日曜日の午前中は小雨模様だったため、急遽フレンズは屋内で野球教室開催となったらしい。
「♪雨がしとしと日曜日〜、友(ふれんず)はみんなで〜、野球教室やっている〜♪」
しゃららら〜らら、ららら〜♪なんであった。
筆者はQueens関係の仕事やらなんやらで結局行けずじまいだった。

先週はフレンズ体験会の開催で、例年なら多くても4,5人、昔は1,2人なんて年もあったくらいであったが、今年はなな、なんと!!!.....19人が参加してくれたんであった。チームの副事務局Nakamura夫妻の寝食忘れるほどの努力で、学校にチラシを配りまわりにも声がけした成果とはいえ、驚くべき人数なんである。やはり昨年の全国大会まで登り詰めた評判がモノを言ったのだろうかと、周りでは分析しちゃうんであった。入部してもらえれば最高だけれど、たとえしなくても今日は野球を楽しんでもらうことが一番肝要である。とにかくフレンズ体験会史上最高記録を更新した数字に驚き、無性に嬉しく、そして逆にこれを受け入れる内部体制もしっかりしなきゃと思うのであった。(これはNakamuraオヤジ始め皆がそう思ったことである)
但し....その半数位は幼稚園児である。けれど、長い目で見ればとても貴重な存在なんである。無理に入部は勧めないけれど、子どもたちが少しでも野球が面白いと思ってくれたら、また是非遊びに来てねと、思うのであった(^-^)/

親子で準備運動をしてのち、現役選手と親子と入り乱れてのキャッチボール。つい去年入ったばかりの低学年の子が率先して幼稚園児と組んだり、親子で和やかにキャッチボールしたりとなかなかに良い眺めなんである。

自己紹介。小学校、学年、名前。言ったあとはガムテープに名前を書いてべりりとちぎって胸に貼付ける。良いアイディアだ。

ティーバッティングで球を打つ。これ新人くんは以外と出来ない子もいるのだが、みんな上手に打っていた。まず手本を見せたのはフレンズOBで大学2年生のKazu。右利きの子とサウスポーの子のバットの握り方から分かりやすくレクチャーしていた。



紅白戦までやっちゃう。但しティーで打ってダイヤモンドを走るルール。卒部した6年生の全面協力のもと和気あいあいとゲームは進行し、振興のために、親交を深めて、侵攻はせずに、粛々と時間は過ぎてゆくのだった。
打席で卒部の6年生が小さい子に手取り足取り教えてから、思いきりスィング。実にみな勘が良い。我が子の打席を見守る親御さんの目尻も下がるわけで。

筆者の息子の時は5年生の晩秋、ある日突然「オラ、野球やる!フレンズに入る」と宣言されて、それまでの当時の筆者は、日曜は遅めのブランチを食して家族で公園を散歩したりと、だらだらして過ごすのが正しいニッポンの30代後半オヤジのあるべき姿と信じていたクチなんであるが、この息子の宣言でのちの生活価値観が劇的に変わったのであった。あれから20年が経とうとしている。当時と今では隔世の感はあるものの、自分を変えてくれた少年野球の世界に感謝している。息子のあのひと言がなければ、この少年野球「晴耕雨読」BLOGも存在しない。

懐かしい顔があった。フレンズOBの年の離れた弟くん。OB卒業当時は弟はまだ乳幼児だった。その子が大きくなりまたフレンズの体験会に参加してくれたのであった。Ohsumi夫婦をみて懐かしさが先に立つ。兄のTeruは元気してるのか。そんなこんなで連錦とフレンズDNAが続いてくれれば楽しいことである。


入る入らないは別として野球、いや青空の下で思い切り体を動かすスポーツの楽しさを感じてもらえたらそれで良い....というのは真意でありながらも反面体裁、やはり何人かでも入部してもらえたら凄く嬉しい。

それぞれの各チーム事情というのがあろうけれど、おしなべてどこも選手不足に泣き、選手集めに腐心しているのではないだろうか。少年野球、おそらく時代の趨勢として全国的に。
休日は家族一緒にノンビリどこかで過ごしたいから、縛りの多い少年スポーツ団体には入りたくない、という話を最近よく聞く。他チームからも実によく聞くんである。

では家族ごとみんなでスポーツ団体に参加して、家族みんなで同じ感動を味わう子ども時代を過ごしてみてはどうだろうか。子も親も。
フレンズという小さい枠の話ではない。休日は親子で汗をかき共に感動出来る週末を共有出来たら、これに勝るものはないはずだ。
練習など辛い事もあるかもしれない。でもそんな経験も子どもを強くするひとつのファクターに成り得るに違いないのだから。終わってみれば辛いことの想い出は、達成感の感動が凌駕して余りあるはずだ。
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