2016年9月13日火曜日

全国のLINEユーザーさまへ

銀座6丁目の仕事で、金曜から月曜今日までこんこんと図面を描いていたんであった。フレンズのオレンジボールも歩いて3分の西有馬ドームでやっていたにもかかわらず、試合観戦にすら行けなかったんである。今日もやっとこさ終わったのはつい先ほどの23:30。日曜も23時くらいまでかかってしまった。

さて、その日曜の夕方頃の話なんである。
LINEのピコピコピンが鳴ったわけで。Macの図面を睨みながらiPhoneを手に取った。フレンズオヤジ飲み会のお誘いだろうか?最近やってないからなあ。
ん?宮前区内の他のチームの方からだった。その方を仮にAさんとする。その人とは数年前ある出来事があった時に連絡を取り合って番号を交換したんであった。その後お互いに番号登録しているので、自動的にLINEで「お友達」にもなった。たまに公式戦でお会いすると軽く談笑する仲ではある。とても誠実で控えめな方なんである。筆者のほうが年上ということもあり、タメで話すことなど絶対ないわけで。

ところが.....。LINEの文面にはこう書いてあった。
「番号教えて。ラインの確認メッセージを認証してもらえる?」

「むむむ?」

知らないヤツなら「ははあ、これヤバいヤツだな」と直感で分かり無視しちゃうのだが。
ところがAさんのプロフィール画像はちゃんとそのチームの子どもの写真になっていたし、Aさんの下の名前も、秋季連盟冊子を調べたらちゃんと符号していたんであった。だからAさん本人からかと、ちょっと半信半疑ながらLINEで返した。
「Aさん、こんばんは。Teshimaです。
番号は○○でーす。」と。

1分後にクイックレスポンス。
「四桁の認証番号が届いたら送ってね」

ますます混迷の度合いが深まるではないか。普通なら「○○のAです。こうこう、こういう理由でTeshimaさんの認証が必要なので、うんぬん...」と来るのが礼儀だろうて。
そしたら今度は「LINE」アカウントからメッセージが届いた。
「他人には絶対教えないで下さい。あなたの認証番号は○○です。」的な内容だった。これは本当のLINE本体からである。

もっと早くに気づくべきだった。そこで筆者Aさん(本当はAさんではない)に返した。
「ホントにAさんですか?」
この返事次第で真贋(しんがん)を見極めてやろうと。
返ってきた返信は下の画像を見てちょ。...こりゃ詐欺だと思った。

巧妙な新手のSMS犯罪だなと思い、筆者はルパン三世のスタンプを送ってやったんである。
下の写真では相手のニセAさんの画像が抜けているが、実際はちゃんと○○チームの子どもの写真画像と登録してある名前が書いてあるんである。これが来たら普通は信用しちゃうわけで。

その後ぱたりとLINEが来なくなった。
番号を教えてしまったが大丈夫なんだろうか。そんなことより、仕事に追われてすぐに忘れてしまった。

※下の画像は日曜日に、更に「LINE」から来たLINEのメッセージ。このブログをアップして、翌日思い出したので追加で入れておく。

翌日の今日月曜日。
気になってパソコンで「LINE、認証、詐欺」みたいな検索ワードでググってみたんである。
いやはや全く同じ文言が並んでいた。
昨年から新手の詐欺手段で、ある人のアカウントを乗っ取り、その人になりすまして発信する手口なんだそうだ。引っかかると個人情報がごっそり持っていかれちゃうらしい。
被害者であるAさん本人に知らせなきゃと思い、LINEではなくメールで教えてあげたら、Aさんも昨日気づいてすぐ自分のアカウントを削除したそうだ。大変恐縮していた。
Aさんにはとんだ災難でしたねと、返したが、明日は我が身、怖いものである。

筆者とLINEで繋がっている、ともだち、知り合い、友人、知人、ついでに恋人、愛人、痴人、奇人、変人のみなさまへ。
もし筆者の帽子をかぶったワンコの画像付きで私の名前でこのようなLINEが来たら、
進撃の巨人のような堅牢な壁を築いて防御していただき、
ドラゴンボールの瞬間移動のような電光石火で私に連絡をいただきたい。

全国のLINEユーザーさまへ。
同じ轍(てつ)を踏まぬようにと、老婆心ながら警告を発した次第でした。
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