2017年7月24日月曜日

Q姫のプロ野球始球式(YBvsYG)

土日と図らずも仕事になったんであった。今日日曜は歯医者に行った他はずっと図面を描いていたんである。
さて土曜は2017年フレンズ夏合宿なんである。宮前のみならず全国的に夏休み最初の週末、少年少女スポーツ団体の合宿は花盛りであろう。フレンズは今年も山中湖へ行っている。フレンズのグループLINEにばんばん写真がアップされるのは例年どおり。時間をみてそれもここでアップしようと思う。
その前に、土曜はQueensなんであった。

横浜ベイスターズVS読売ジャイアンツ。この日の共催社がJAの関係で、JAの専務でもあり宮前Queensの代表でもあるMurataさんのコネクションで、なんとQ主将Ayakaが始球式をやることになったんである。50シート確保でQ関係者がどどんと押し寄せたんである。筆者はフレンズ合宿の代わりにこちらの観戦に行ったのだった。

広島カープ以外のプロ野球観戦はたぶん初めてである。しかし同じ神奈川だもの、横浜ベイにやはり肩入れしちゃうわけで。試合前のグランド整備からバシバシ写真を撮った。始球式で失敗しないように練習を兼ねて。ある種グランドというものは、野球人にとって神聖なものである。特にグランドキーパーの整備にかける思いはどの球場でも真摯で相当なものである。(多少ショー的な要因もあるだろうけれどそれでも良いものは良い)


中でも本塁とマウンドはキーパーにとっては気を遣うゾーンであるに違いない。何やらマウンドの傾斜角をミリ単位で調整し、土の湿度まで1度単位で補正しているかのごとく、熱心に整備していた。

さていよいよ始球式。
数時間前にはQの監督コーチたちが「Ayaka、投げる前にキャッチャーのサインに首を振れ」だの「一塁に牽制球を一発投げてみろ」とか、さんざん愛のある指導をしたらしい。
これを撮ったらとたんに筆者の今日の仕事は終わったように思った。ピンが甘いのが難だけれどなんとかベストポジションから撮ることができた。通路に立ってカメラを構えていると、ベイファンに見えないからどいてくれと言われたり(丁寧に)、係員からこちらで立たないようにお願いしますと何度も注意されたり(丁寧に)、それでもほんの1分間ほどだったけれど、どうにか仕事を完遂できた。
サウスポーの小学生女子が、プロのマウンドで数万人の大観衆の前で一球を投じることは、オトナが想像する以上に緊張するものであろう。
Ayakaの一球はシュート回転し僅かに外角に逸れたものの、しなやかなフォームから繰り出した球は見事に捕手のミットに納まった。観衆から「おお〜!」とのどよめき、続いて割れんばかりの拍手が涌き起こった。
連写にて。




シートに戻って来たAyaka。ネーム入りのユニフォームと投手用グラブ、始球式のボールをもらった。ボールには日付まで刻印されていた。
球場に来れなかったSohma会長から筆者にLINEが入った。
「Ayaka、tvkテレビで4秒間映りました」


試合は初回ベイのセカンドとライトがお見合いしてポテンヒットとしてしまったのを機に、Gが3得点。これが最後まで響く展開。G先発はエース菅野。

ベイの筒香はあの若さで独特のオーラを持っている。好きな選手の一人である。野武士のような風貌で結果を残す選手はなかなかカッコいいぞ。

観客席を活写。その間ビールを何杯飲んだだろうか。しかし球場のビールってどこもなんであんなに高いのだろうか。Ayakaの若くて上品なおばあちゃんから、皆に大量のハイボールをごちそうになったりして。ごちそうさま。



ラッキーセブンでの風船飛ばしは阪神のお家芸と思われがちだが、もともとはカープが発祥なんである。今や全国レベルになった。ここハマスタでも例外ではない。
使用前、ぱんぱん。誤解しないでいただきたい。

使用後、しょんぼり。誤解しないでいただきたい。

興味はないけれどなんとなくチアガールを撮ってみた。筆者目が悪いので遠くからでは顔がほとんど判別出来ないけれど、大勢の中で一番笑顔がはじけている子にピントを当ててみたら、めっちゃ可愛い子だった。視力は衰えてもオトコの第六感はいまだ健在か。それにしても本当に素敵な子だった。オトコなら街ですれ違ったら二度見するに違いない。

さて最終9回裏、ベイが3:0からなんとか1得点した時はこの日一番の大盛り上がりだったが、そのまま試合終了。どちらのファンでもなく純粋な野球ファンとしては、投手戦なのか貧打戦なのか、消化不良で決して面白いゲームではなかったけれど、メインはQのAyakaだったから達成感はあった。


このあと、監督Koshimizuさんのひと声で、地元川崎宮前のQ御用達夜の部室「宮前平藍屋」へ急行し、野郎どもで終電間際まで飲んだのであった。
........
今週はこのあとフレンズ合宿ブログなんである。
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2017年7月20日木曜日

小説「月に雨降る」43

金沢駅に着くといつのまに小雨に変わり、空は濃度の薄い明るいグレイになっていた。龍一は近くの花屋で花を買い求め、駅前からタクシーに乗りまっすぐ野田山へ向かった。探偵の黒坂から聞いていた希伊の両親の墓があるはずだった。手がかりといえばそれしかない。今更ながら無謀な金沢行だと言わざるをえなかった。車窓から見えるその墓地は黒坂から聞いていたイメージとはほど遠く、想像以上に広大な墓苑だった。管理事務所で「氷室」姓の墓を訊いて書類を書き、区画番号を頼りに迷いながら数十分も歩いてそこにたどり着いた。黒坂の話によれば希伊は、管理事務所のおばさんに裏ぶれてしまった両親の墓をちゃんと建てると約束したらしい。龍一の目の前にあるその墓は黒御影で出来た立派な墓石だった。花を添えて手を合わせた。右側面を見ると墓を建立(こんりゅう)した者を示す「建之」(これをたつ)の表記はなかったが、希伊に違いないと思った。更に裏に回ってみると没年の表記はあったものの、月日(つきひ)は刻印されていない。しかし伊三郎と希沙子、希伊の両親の名前が二行仲良く並んでいた。二人の縦書きに彫られた名前を横に読むと確かに「希伊」となった。龍一の心は静かに波打った。
帰り際にもう一度管理事務所に寄り、この墓のことで何か知っている人はいないかと訊ねてみる。意外にも事務の一人の若い青年が応対に出てくれた。
「昔私の母がここに勤務していたんですけど、母の話によるとこの氷室家のお墓には、毎年必ず小柄で可愛らしい娘さんがやって来て、たまに母とお茶を飲む仲だったらしいです」
龍一は驚いた。彼の母とは黒坂から聞いていたあの管理のおばさんに違いない。龍一ははやる心を抑えて訊いた。
「その女性は今どこにいるか知りませんか」
「詳しいことは知りませんが、今は兼六園の近くでカフェをやっているらしいですよ」
「そのカフェの店名は知りませんか」
「さあ、そこまでは。母はもう他界してますんで。お力になれずすみません」
青年は申し訳なさそうに頭をうなだれた。そのあと小首をかしげながらふと何かを思い出したように言った。
「ああ、確か赤い三角屋根の古い建物だと聞いたことはありますが」
龍一の頭の中で昔の記憶がフラッシュバックした。希伊と同棲していた若い頃、二人で金沢に遊びに来た時に寄った兼六園近くのカフェが赤い屋根だったはずだ。龍一はアイスコーヒーを飲む時のこだわりを希伊に話したことを思い出した。そのあと宿に戻って熱く長い夜を過ごしたことも。記憶の海のカオスは逆回転してくっきりと頭に蘇ってきた。赤い三角屋根のカフェなんて、そうそう何軒もあるものではない。
「貴重なお話ありがとうございました」
管理所を出てすぐにポケットからiPhoneを抜いてMapをタップすると、自分のいる野田山のエリアが映し出された。兼六園当たりに見当をつけて画像を移動させ、最後に鳥瞰で見られる航空写真に切り替えた。一見しただけではとても見つからない。今度はSiriを呼び出して「兼六園、赤い屋根、カフェ」と彼女に話しかけてみる。表示はされるが全く別の市の店舗だった。とにかく記憶を頼りに兼六園方面へ向かってみよう。
墓苑を出た龍一はタクシーをつかまえて、兼六園近くのほとんど忘れかけたそのカフェのおおまかな場所を運転手に伝えた。赤い三角屋根だと言うことも付け加えた。白髪まじりのかなり年配の運転手はその場所を聞くと「ああ、あこね。香林坊のあたり」と言って金沢駅方向へハンドルを切った。
「えっ、あそこねって、運転手さん知ってるんですか」
「入ったことはないけど、評判の店らしいですちゃ」
「店の名前は分かりますか」
「う~ん。何度もその店の前を通ってるんだけどねえ。確かカタカナで、シェン...やっとかっと言ったかねえ」
「シェン...なんとか、ですか」
野田山から20分近く走ると記憶の片隅にあった風景が徐々に現れた。ルービックキューブが終盤にさしかかったように、記憶の断片がカシャリカシャリと噛み合っていく。香林坊の大きな通りから一本奥へ入った路面にその店があった。車を降りた龍一は店の前に立ちつぶやいた。
「そうだ。ここだ。あの時の店だ」
見上げると赤い屋根の風合いはここ数年前に改装したような感じで、外壁も居抜きで手に入れた店を、何度も塗装し直したような痕跡が見られた。以前来た時も古い店だと感じたが、あれから更に17年以上経っている。相当古い建物だった。
店の入り口のドア横には、50センチ四方のオークの無垢材にドラゴンの彫刻が施されている看板があった。お世辞にも上手いとは言えないが味のある彫刻だった。おそらく素人が作ったであろうその看板の彫り込みの下には店名が描かれてあった。

『シェンロンの背中』Shenlong

シェンロン?漫画のドラゴンボールみたいだ。妙な店名だなと思いつつ、心臓の鼓動の高鳴りを抑えて龍一はドアの把手に手をかけた。
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2017年7月18日火曜日

記録に残らないエラー

今日火曜朝起きたら、やっぱり四谷のお岩さんに変貌を遂げていた筆者なんである。カフカの「変身」のように。右目はほとんど視界不良で歯科医に駆け込み応急処置。まだ腫れは引かず明日また歯医者に日参となってしまったんである。朝昼晩の食事後と寝る前とデートの前には必ず歯を磨いているのに、歯がボロボロなのはオヤジの遺伝と諦めるしかないか。オヤジは筆者が小学生の頃すでに総入れ歯だったし、ついでに言えば頭髪もバーコード状態であった。但し若い頃はイイ男でモテたらしい。今となってはなんの慰めにもならないが。

さて気を取り直し、秋季大会ブロックリーグ初戦VS馬絹メイツ戦なんである。
先発MはNemotoくん、FはエースShohma。

初回Mの猛攻を浴びたFは4失点。こんなはずじゃあ、と思うまもなくあっと言う間に連打を食らってしまったんである。
2回にも四球失策からんでタッチアップなどで更に3得点と勢いを増すM打線。Kimura監督の指示にも熱が入る。


メイツには成長著しいQのRinaがいる。この日はラストバッターながら3打数2安打の活躍。


それにしても良く打つメイツ打線なんであった。3回にも送りバントや主軸がそれを返しまたしても4点加点しついに11:0。筆者は狐につままれたように呆然とファインダー越しに戦況を傍観するしかなかった。想像以上のメイツの力強さとKimura監督の策が的中、奏功したんであった。よもやまさかのコールドかと思った3回裏、やっとKazuの安打を足がかりにShohmaのタイムリー二塁打、4番Takashiのタイムリー三塁打が飛び出しやっと3点を返す。Takashiの安定感のあるフルスィングは魅力的である。その時の点差や戦況にもよるけれど、やはりスラッガー(強打者)にはチマチマした振りよりも一発豪快なスィングを期待したいものだ。




4裏Fはこの日2本目のShohmaの安打で1点追加。


しかし5回表にはまたMが得点を重ねてだめ押し。
「記録に残らないエラー」というのがある(昔も書いたはず)。例えば二死走者三塁で外野への凡ファウルフライ、これを外野手が落球し記録はファウルのみ、そして次の投球でタイムリーを打たれて失点するパターンが典型的だ。一番可哀想なのは投手である。これは少年野球スコアではエラーとして記録されない。約20年前、筆者の息子が高円宮賜杯神奈川県大会決勝でこれをやったことがある。アウトカウントを勘違いしたらしく捕る寸前にグラブを引っ込めて故意にファウルにした。大馬鹿野郎であった。
また三本間での挟殺プレー。プロならばまず95%以上は走者をアウトにするだろうが、少年野球では時として悪送球または捕球ミスなどで走者が生きてしまうことが、たましば起こるわけで。走者が本塁を踏めばこれは得点理由として守備のエラーが記録されるが、三塁に生きてしまうと、エラーを記録しようがないのである。三本間で挟まれたことすら無かったことになる。この日のフレンズのスクイズバント後もそうだった。メイツ走者ユニフォームの使用前使用後の汚れ具合を見てちょんまげなんである。


今のフレンズ打線ならば猛追も出来たはずだったが、これは筆者あるいはチームの奢りであった。序盤に大差をつけられたのが大きく響いた。またメイツの素晴らしい猛攻打線に感服。完敗であった。
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今晩はこれで終わらない、お〜わらNightなんである。
二つ目の試合はレッパVSワイルダース。数十枚撮ったけれど誌面の都合上さっくり数枚の写真にて。

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三試合目はヤングVSキッズ戦。Queens広報としてはヤングの姫たちを撮らねば帰れないじゃないか。


それにしてもこの時季の第一公園名物と言っても過言ではない、「砂塵」なんである。急な突風や激しい豪雨にお気をつけ下さいなんである。こんな日帰宅してシャワーを浴びれば鼻と耳の穴から茶色いモノが大量に収穫されること間違いなし。(※今日の東京でのヒョウ、神奈川での暴風雨や雷は凄かったなあ)
Ayakaの背景がぼんやりしているのはこの砂煙、プチ竜巻なんであった。

健気(けなげ)にボールガールを務めるのはKuu。


Yurikoも頑張る。初回でYは一挙5点先制する。


キッズも点を返す展開。Ayakaは二打席連続安打で気を吐いた。


それにしてもこの砂煙。写真的にはスライディングなどで砂煙が上がるとドラマチックな絵になるので歓迎なんであるが、選手たちにとっては舞い上がる砂塵は時にプレーに大きく影響するので可哀想ではある。
この写真は芸術的な或いは、妖気漂うような雰囲気さえ醸している。

筆者は試合途中で本部席を離れ、有馬ドームへ向かったんであった。
右顔面パンパンに腫したままに。
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