2017年5月31日水曜日

「新しい仲間がふえました」

よもやの3夜連続のブログアップ。こんな知的重労働は久しぶりなんである。その昔イギリスの囚人たちが船底に閉じ込められて、遥か遠くの新大陸オーストラリアまで船をこぎ続かされたような重労働である。佳境に入って来た小説「月に雨降る」は、連綿と水面下であのあとの構想を練っている。メモで走り書き程度だけれど、書いているうちにあらかじめ用意された頭の中のストーリーから勝手に違う方向に枝分かれして行き、するすると細部が造形されていく感覚は気持ちのいいものだ。頭の中で考えていることが1,2秒後には紙面に文字となって形成されてゆく。文字を書きながらその1.2秒後には頭が次のストーリーの言葉を放流している。それをまたペンが勝手にすくい取り紙面に文字を綴ってゆく。この繰り返しが長く続けば続くほど快感となって心地よい疲労感が残る...。
なんてね。そんなことは滅多にあるものではない。このブログもキーボードを叩く時間よりも思考する時間のほうがどれだけ長いことか。
前置きが長くなってしまうのが「晴耕雨読」の真骨頂とはいえ、そろそろ本題へ。

先週の土曜はQueensの練習試合、VS宮崎台バーズBであった。



以前のブログにも書いたけれど、この日は前の週に続き宮前各地で運動会があり、Queensでも何人かが不参加であった。
主審は連盟審判部でもあるTohko父のUeshimaさん。

バーズB主将くんの打撃フォームはすでにAクラスのスラッガー級であった。
以下写真にて粛々と掲載。

バッテリーはSachikoとHinata。Hinataのアンダーアーマーのスパイクがカッコいい。スパイク裏のヤマの減り具合から判断しておニューだろうか。(※おニュー=今となっては死語)

バーズB監督はKawataさん。コント赤信号のラサール石井に似ていると言えば本人は怒るだろうか。攻守交代の試合途中で監督と談笑する。


バーズショートは投手から途中交代で守備についたHinata弟のKaiくん。面構えがオヤジそっくりで、野球小僧を絵に描いたような子なんである。ちなみにそのオヤジは野球小僧がそのままオトナになったようなYoshikawaさん。

投手リレーでHinataにスイッチ。Qのスコアラーはバーズ母体のHinata母。Qの正スコアラーKuu母はじめ、各チームの女性スコアラーはみな美人さんが多い。「女性スコアラー、美人率高い説」で、かのダウンタウンのTV番組に企画を持ち込みたいくらいだ。


試合は5回表終了時で7:0のバーズ圧勝ペース。しかしその裏QもSachikoの二塁打を突破口に3点を挙げる。じわり肉迫なんである。


しばし水筒で喉を潤す。ぐびぐび...「ぷは〜っ、うんめえ〜」

6回裏にはQがまたしてもSachikoの長距離砲の連打などで2点を追加し猛追。

Sohma会長は途中から観戦。先週のQの公式戦敗退に厳しい評論を下す。筆者にもQueens愛ゆえの持論を展開。Kuriharaさんは帽子とポロシャツがともにadidasブランド。筆者心の中で「コーディネートはこうでねえと」とつぶやいてみる。

試合はなんと最終回表に8:5でバーズ優勢だったが、裏のQの攻撃では相手失策やMikkuの安打などで4点奪取し逆転サヨナラなんであった。

試合後バーズ女性スコアラーとQのYoshikawaスコアラーが互いに答えあわせ。バーズもやはり素敵な美人さんスコアラーなんであった。

お昼なんであった。次に第四を使用するバーズAがやってきた。Bのランチテーブルにちゃっかり座ってHinataや男子と一緒に弁当を頬張るAkane。実に微笑ましくも逞しい女子である。

更に朗報。Qに新しい仲間が続々入部の知らせ。新しい仲間が増えることは宮前少年野球連盟にとってもとても喜ばしいことである。Qやフレンズの連絡網で「新しい仲間がふえました」とiPhoneが鳴るたびに嬉しく思ってしまう筆者。Qでは来週アリコからまた二人の女子が体験にくるとのこと。
フレンズでも最近ハーフの子が入部した。QueensではSachikoやHasumiがいる。
10年前でもハーフの子は多少いたけれど、今の時代それは珍しくなくなった。各チームにも数の大小はともかく在籍していることだろう。
筆者的にはとても喜ばしいことで、素敵な傾向であると思う今日この頃なんであった。
.............

歯を磨いてさあ寝るぞという時にふと思い出した。
いやはや今日5月30日は筆者の誕生日であった。
年齢を重ねるにつれ、己の誕生日など失念してしまうんである。人によって個人差はあるものの、ほとんどなんの感慨もない。
うーむ、俺もとうとう39歳になってしまったか。来年は40ではないか。
なんつって....。サバを読むにも休み休み言えってもんだ。
年齢詐称と虚偽申告罪にて当局から逮捕されることは、火を見るよりも明らかである(^-^)

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2017年5月30日火曜日

勝者の証

この土日の野球ネタは星の数ほどあれど、果たしていったい何から書けばよいのか迷っちゃうんであった。当然土曜の時系列から書くのがセオリーではあるけれど、昨日日曜日の防犯決勝戦は興奮冷めやらぬうちに書かねばという思いも強いわけで。昔から言うではないか。「鉄は熱いうちに打て、ネタは熱いうちに書け」と。
というわけで時系列を無視して防犯を書くけれども、一気に決勝のあとの閉会式までアクセルを踏み込んで行きたいので写真枚数が半端ない。60枚近くになるはず。覚悟されたしなんである。

昨年からRawlingsさん協賛による防犯大会、花の台フラワーズVS向丘サンダースの決勝戦。「集合!」のコールとともに両軍メンバーが本塁へ駆け出す。審判は宮前のKosaka部長はじめ重厚な宮前審判団。大ベテランUchimuraさんは神奈川県連の人でもある。



スタメンについては予備知識のない筆者が誤記すれば結果良いことはひとつもないので類推でしかないが、向丘Sの先発はエースYamadaくんではなかった。おそらく準決勝でイニング数を消費してしまったからに違いない。前の試合で何イニング投げたかによっては、後半で登板もあり得るわけであったが、果たして...。

花の台Fには連盟記念誌でともに戦った戦場カメラマン、Nemotoさんが健在である。
またSには20年以上前からS及び宮前の野球少年を追いかけているTakahashiさんがいる。
ともに筆者には手が出せない高級レンズ群を所有する強者なんであった。

試合は2回裏Sが1点を先制すると3回には3点を追加し優位に展開することに。

S監督はTakeshimaさん、F監督はSatohさん。

Fが守備の時、S打者の高く舞い上がったショート後方のフライを遊撃手と左翼手が交錯し激突。二人とも転倒したんである。一瞬会場が静まり返ったが遊撃手がグラブを差し出し捕球をアピール。アウトであった。その瞬間を捉えた写真がこれ。遊撃手が捕球したグラブを真下から左翼手がグラブごと「捕球」しているではないか。本来ならば「声を出せ!」と怒られるところだが怪我がなかったゆえ、この二人の気迫に拍手を送りたい。
※ピンボケなのは筆者の未熟さゆえ悔やまれる。

回は中盤、4回裏にも1点を追加し5:0となったS。観衆の慣習としてこのままSの圧勝かと思ったのだったが、5回表にはFの集中打が炸裂したのであった。その迫力は猛爆と言っても過言ではないだろう。連打の嵐だった(...と記憶する。スコアブックがないので正確性に欠けるけれどもあながち間違いではないと思う)。
なんと一気呵成に5:5の同点に追いついたF軍団であった。一気に試合がヒートアップする。

その後またゼロ行進の膠着状態が続く。

両チームのプレーの一挙手一投足に評価を加えながら観戦するMatsuiさんとOgasawaraさん。この二人は今季連合宮前クラブの監督コーチとなる。28番はTadaiさん。いやはや重厚な布陣なんである。

同点のまま迎えた最終7回裏のSの攻撃。誰しも「もしや特別延長か?」の可能性が頭をよぎるわけで。しかしここでSの底力が発揮されることになった。全ての塁上を走者が埋めた。望遠で外野の掲示板を確認してみる。打者のカウントは二死満塁フルカウント。サヨナラか延長か...。

投手の最後の腕を振り絞った次の一球。

歓喜するサンダースベンチと応援席。
それにしても両軍ともに「決勝戦」の名に恥じない、実に素晴らしい伯仲した熱戦であった。両チームの選手たちとベンチに惜しみない拍手を送りたい。

ノーサイド。両軍の闘将が喫煙可能の「丘の上特別観覧席」で談笑する。レンズを向けたら開会式閉会式でその美声を聴かせるリトグリ出身のYanagiさんが「おお〜二人のツーショットですか!」と満面の笑み。

............
さてその閉会式なんであった。もう、とうに23時を過ぎたのでここからは写真中心に行かせていただくわけで。
Rawlingsさん協賛の豪華賞品にはあの「ゴールドグラブ賞」のミニチュア版があった。オトナでも欲しくなっちゃうのである。
観客席は五万五千の大観衆が埋め尽くす。

では申し訳ないけれど写真中心にて。

協賛社であるところのRawlingsマーケティング本部ディレクター、Handaさんから豪華賞品の授与。東京新聞Teshigawaraさんからも。筆者と同じテッシーなんであるが、この人の仕事に対する真摯な姿勢にはいつも頭が下がる思いだ。東奔西走、極寒、酷暑を問わずカメラを構え、立ったままメモを取る姿には記者魂を感じる。一昨年のフレンズ快進撃の際に懇意にさせていただいた人である。その節、神宮球場やベイスターズJrの件ではたいへんお世話になった。

ではせっかく撮った写真なので文章なしで各チームの姿を循循と粛々とアップ。ジュニアの部も含めて。連盟広報の責務を全うせねばなんである。
連盟と言えば10円募金の呼びかけは長年Ohtakeさんであったが、過日の大けがにより戦線離脱を余儀なくされた氏に代わって新たに任命されたのは、同じアリコの長身痩躯Uekiさん。Ohtakeさんは無事最前線へ戻ってきた。
(※今日筆者が外出していると、軽やかにチャリを駆るOhtakeさんと偶然遭遇した)









夕まぐれの陽光に照らされた野球少年少女。
まだ5月というのにすでに真っ黒に日焼けした子どもたち。
その褐色の腕の色の濃さが、勝者の証(あかし)でもある。
他の各チームの選手たちも一様に真っ黒であった。

逞しくあれ、宮前野球少年少女たち。


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