2018年3月11日日曜日

3.11記憶の風化

明日は春季二回戦、VS王者ウルフ戦なんである。今日午前QueensでフォルコンズのTanaka監督が言った。
「フレンズさん、明日は互いに全力で頑張りましょう!」
武者震いをしながら互いに心に誓ったのであった。
「ウルフを倒せば全国制覇も夢じゃない」

明日はトーナメントのヤマの左端にいるので、勝ち続ければ常に朝早い試合となる。
筆者の目覚まし時計はダブル態勢で臨んでいる。ひとつはフツーのデジタル時計。もうひとつは大昔の不要になったガラケー。昔のガラケーを目覚ましに使っている人って、結構いるんじゃないだろうか。

その昔フレンズステッカーを作ってこれに貼ったものである。室内でしか使わないので今でもビビッドに色褪せない。

Queensのも作って当時のメンバーに配付し好評であった。
ふと見つめると宮前少年野球連盟で作ったステッカーも貼ってある。東北大震災3.11、連盟で応援しようと当時の副会長Kasaharaさんが中心になって、様々な支援企画を講じた一環で作ったステッカーである。義援金を募って宮城のとある少年野球チームへ新品の野球用品を贈ったり、古いグローブを各チームから集めたり、震災にあった東北の子どもたちへ思いを寄せながら粛々と企画を遂行したものだった。このステッカーは、宮前の各チームへ配付しヘルメに貼ったものである。
赤い太陽は「それでも日はまた昇る」の希望を意味し、同時に日本がひとつになって応援しようという意図で筆者がデザインし連盟が制作した。

ガラケーのQueensのステッカーの横に貼った「がんばれ東北、心のチカラ」
ふと今日見てみるとこんなにも色褪せていたのだった。赤い太陽は経年劣化で褪色し、まるで終末を迎えた地球の姿みたいにも思える。

被災者は異口同音にして言う。「あの震災が年とともに風化することが怖い」と。広島の原爆体験者も同じ思いだ。被爆者も語り部もすでに高齢で近い将来いなくなってしまう。
その風化とこのステッカーの経年劣化の姿がだぶって見えてしまった。
明日は「3.11」
改めて合掌....。
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