2012年5月15日火曜日

男の笑顔


苦節6年、女子野球宮前Queensがついに初の冠を獲った。先日のライオンズ杯、強豪チームを撃破しての栄冠である。少年野球に比べればまだまだ裾野はちいさいけれど、一生懸命プレーした彼女たちの頑張りは、競技人口の底辺のφなどには関係なく、心から賞賛さるべきものである。
試合詳報は以下の過去ブログを...。
Queens初の栄冠Vol3
Queens初の栄冠Vol4
試合後、鷺沼のJAにて祝勝会を開催。子どもたち、保護者、監督コーチみんなで祝った。我がフレンズの祝勝会はいつのことだったろうか。祝勝会ならぬ「チクショウ」会ならしょっちゅう開催しているのだけれど。勝って笑えるというのはやはりいいものである。少年たちにはない、女の子ならではの温和な笑みにあふれた楽しい会であった。

楽しい笑いが嫌いな人はいまい。
オヤジだってもう一度楽しく笑いたいんである。これを切望していたオヤジがいた。Queens代表Kasaharaさんである。「もう一度、男だけで祝いたい!」
先日の土曜日監督コーチ、父親、チーム関係者、チーム無関係者入り乱れての大宴会と相成ったんである。もし店の通りすがりに猫が歩いていたらきっと「おまえもこっち来て呑むか!?」と声をかけていたに違いない。
部員数16名のチームでオトナの男だけでこれだけの人数が集まるのは驚異である。これは皆のQを愛するココロと、代表の求心力の成せる技であることは言うまでもない。
まずは酒池肉林の宴の写真から。肉林といっても野郎だけの集まりなので、奥方さまには誤解なきよう安心下されまし(^^)

Kasaharaさんや監督Koshimizuさんや29番Murataさんの笑い顔を見てるうちにブログ写真のテーマが閃いめいちゃったんである。
「男の笑顔」.....。
自己紹介のタイミングなどで片っ端から野郎ども全員の写真を撮っていった。全員の顔写真を載せてみようという、自分の首を自分で絞めるかくも遠大な計画が頭をもたげてしまったわけだ。こうなると勢いは止まらないわけで。
筆者、広報部長であるからしてカメラマン、全員といえども自分撮りするほどナルシストではない。仕方がないので筆者だけ30半ばの若い頃の写真を貼付けてある。ココロなしか頭髪フサフサの竹野内豊に似ていなくもないが、ホントは竹野内豊だろっ!、と断定してはいけない。寛容なココロを以てして容認するのがオトナの流儀というものだ。


実にいい顔をした男どもではないか。少女野球Queensを通じていろんな人との輪が広がる笑顔なんである(^^)/(万一撮影にもれた方には平身低頭!)

宴もたけなわ、Kasahara会長が何やらトートバッグから取り出した。
キラリと光る先の「ライオンズ杯」のメダルであった。「Qからの感謝の気持ち」という名目で一つ余ったメダルを授与するらしい。すかさずカメラを構えた。宮前最年長チーム40数年の歴史をもつレッパの長老格Yoshikawaさんである。貴重なQueensジャンパー保有者の一人でもある。全員からやんややんやの大喝采を浴びる。
Kさんが、もそもそとバッグからもう一個取り出した。
「Tさん!」........。
筆者普段はサプライズを仕掛けるほうが圧倒的に多いしかつ大好きである。仕掛けられることはまずない。ましてや栄誉ある記念碑的なメダルである。筆者よりももっと年数の経つ、かつ貢献度の大きい方は5万人を下らないはずだ。なのに日の浅い私に....。数年前当時の会社を辞めた時に女子社員からもらった花束以来の感激サプライズであった。
花フラ会長のSaitoh本部長が筆者のカメラを横取りし「どこ押せばいいんすか?!」バシャバシャ撮られてしまった以上は自分だけ「竹野内豊」でお茶を濁すという公平性を欠くわけにいかないから、不本意ながら恥ずかしくも公開せざるをえないわけで。

筆者のフレンズもさることながら、ヤングやグリーンズ、花フラ、etc、などいろんな出身チームの垣根を越えて、Kurosu監督代行もこなす29番TakahashiさんやTadai監督も途中参戦、Qの話題はもちろん、真剣勝負の野球の話から、今年の宮前の各チーム戦力分析、過去の経験談やエピソード、僭越ながら筆者のブログの話やくだけた話、オトコならではのエロいジョークなどで話は百花繚乱、夜も更けて野郎どもの宴もやがて終焉。
最後は連盟事務局長Sasakiさんが一本締め。
筆者NikonP100を上段に構え、「みんなこっち向いてぇ〜!」パシャリッ!

これで終わらないのが男の二次会なんである。
宮前区には世にも不思議な「閉店後に開店する」スナックがある。
知る人ぞ知る「スナックマコト」別名「花フラの部室」
Saitoh代表の経営する酒屋さんである。これはまるで浅田次郎の「砂高楼奇譚」のバーのような存在。青山ではなく宮前の違いはあるけれど。

このスナックは明瞭会計、ルールは簡単。入店後おもむろに一人1,000円札をカウンターに放り投げ、ツマミは近くのコンビニから持参する。あとは店内の酒、なんでも飲み放題という、この世にはあり得ない夜の社交場なのだ。しかしこれもKasaharaさんの人徳あってこその成せる技なのだろう。Kさんの傍若無人ぶりで久保田とかの1本数○○○○○円のボトルを開ける時は、Saitoh本部長まっ青になるけれどやがて楽しき笑顔に戻る。筆者も随分堪能させていただいた。Saitohさんの度量の深さ(?)に感謝感謝(^^)
みんな勝手知ったるなんとやらで、思い思いの席についてまた話が尽きない夜は続くよ〜、どーこまでもー、なんであった。

最後に....。
なぜにこんなにまで垣根を越えて野郎どもはひとつの輪=和を築けるのだろうか。
いみじくもこのブログを書く前に、一次会でQの来し方と自身のグリーンズからQへの転身を筆者に熱く語っていたQueens監督Koshimizuさん。もし筆者がハリウッドの映画プロデューサーならば、「ラストサムライ」に凄腕の剣術使いとして起用したであろうサムライ的風貌がぴったりのちょいワル系オヤジである。今日の昼にkoshimizuさんから筆者携帯にこんなメールをいただいた。返信メールで断りを入れたうえで引用する。(但しまだ現時点で承諾は得ていないけれど)
(一部割愛・編集、文責筆者)
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土曜日は、お忙しい中Queens祝勝会に参加いただき、有り難うございました。
K代表から『日頃からブログや写真にとQueensを楽しませていただいている広報部長のTさんに、メダルをプレゼントしたい』と言われ、もちろん大賛成でした。
Kさんに皆がついて行く理由は、こう言った心配りが出来るからだとつくづく思います。
苦節6年、Queens一丸となって勝ち取ったメダルです。喜んでもらえたら嬉しく思います。 
女子野球と言わず少年野球の魅力とは?愛情を持って接すれば、それ以上に応えてくれる、これがオヤジ連中が辞められなくなる理由じゃないでしょうか。
頑張った分だけ協力してくれる人達が増えてくる。本当に嬉しく思います。
宮前区は、半分以上大会が終わってしまいましたが、女子野球はこれからが本番になりますので、また何回も祝勝会が出来るように頑張りたいと思います。 
今度はフレンズと練習試合でも、お願いしたいと思います。
*6月9日(土)は恒例のBBQになりますので、彼女達の最高の笑顔を見にいらして下さい。
長々とすみませんでした。

宮前Queens  
 監督   K.I 
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思わずジンときてしまった。
「監督の器」を見る思いだった。
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2012年5月12日土曜日

「喰う・寝る・呑む・泄す」

今TVで「風の谷のナウシカ」....なう。
ちなみに筆者はツイッターなるものはやっていない。ネット上のヘンなものにハマッたら、ますますブログる時間が削られちゃうではないかってんだー、ラブミーテンダー。今度「巨神兵」の特撮短編映画が出来るらしい。先日のYahoo!ニュースで知った。CGではないところがいい。実物を美術館で展示もするらしい。「巨神兵」を見るたびにウルトラマンシリーズの怪獣ジャミラを想起するのは筆者だけだろうか。巨神兵もジャミラも大好きな哀しいキャラクターである。


前回ブログを書いたのはジュラ紀か白亜紀ほど昔じゃないのは確かだけれど、一週間以上くらい前の太古の大昔だったような気がする。しかし「1:100の正解」を書いたのはなんとつい火曜日の夜中なんであった。連休前あたりから忙しくなり、連休中はほとんど既定の予定以外は仕事、明けてからの今週も蟻地獄でもがくアリンコのようにどっぷりと仕事づけ。挙げ句の果てに昨日は朝8:30からMacに向かい、「喰う・呑む・泄(だ)す」以外は図面と格闘、そのままあっという間に深夜に突入、「あくび・背伸び」及び、コーヒーを入れるお湯を湧かすために席を立つ以外はiMacの画面と対峙するのみで、気がつけば朝日が眩しい午前6時。

久々の完徹である。7時から3時間だけ睡眠をとり今に至っているけれど、怖いのは完徹したあとのこれからの3,4日である。若い頃は一晩死んだように眠れば翌日は元気ハツラツオロナインH軟膏であったが、今は数日頭が眠くて仕方がないこと必至なんである。若い時分はベッドに倒れて雑巾のように眠れば翌朝新品のバスタオルのようだったけれども、今は雑巾が一晩寝て朝になっても廃棄寸前の足ふきマットになっていたりする。日中も快晴の景色をガラス越しに見るのではなく、間に一枚防虫ネットをはさんで見てるような感じで日常が過ぎてゆく。

さて「スコアラーのブログ1.2」以来のシリーズで、匿名さんの正解をコメント欄に置き去り、なおざり、おざなり、にしてしまっていた。ゴメンナサイなり。
改めて記載しようと思うんである。宿題と称して提示したのがこれ。
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では問題!
次はこんな記号がスコアシートにギッシリ並んでいたとする。↓↓↓
《8と9の間に●を記入し、その上に1/2の円弧上半分。+赤い菱形の右半分記入
+1●-3BH四角で囲む+中央にⅠ+前打者左上に(二)
+6●1/2の円弧下半分-3+Ⅱ
+5と6の間に●上に横棒+右下に赤い斜め線1本
+先頭打者欄赤で左下に4を丸で囲む(④)+中央に赤ベタの丸を記入
+4番打者欄に↑+右上欄に7-2を記入。》...(※ボールカウントは省略)

これに対して匿名さんからのコメントは大正解の創造豊かな試合展開である。
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匿名 さんが投稿「スコアラーのブログ2」にコメントを書き込みました。

'09年市N0.1を決める○○杯大会優勝チームスコアラーの○○です。
あの大会は、スコアラーのいう通りに監督が選手たちを動かし(準決勝までは…)、各選手がそれに応えて勝ち取った優勝でした...。
まぁ昔話は、おいといて…。
ふむふむ、ふむふむ…そういうことですか。
正に、あのシビれた大会の再現です。

ここまで0-0のお互い譲らぬ決勝戦にふさわしい展開。残り時間10分、(たぶん)最終回の表の攻撃。
打順良く1番バッターから。
期待に応え、右中間へのツーベースヒット。続く2番バッターが監督のサイン通りに送りバントを敢行。
相手ピッチャー、サード側に転がったボールを素手でとり、3塁への送球を試みようとするも、間に合わないと判断し、ファーストへ。左バッターでもある打者走者は俊足ながらも、間一髪の1アウト。但しきっちりランナーを3塁に進めた。
さぁここでどうするか。
スコアラーの「初球スクイズ」の進言を、監督はいう事聞かず、3番バッターに「打て」のサイン。結果、シュートゴロ。相手遊撃手、3塁ランナーを目で押さえ、ファーストへ送球、これで2アウト。
残り時間は、「10分」だった…。
0-0の均衡を破るかも知れないこの場面で、進言を聞かなかった監督とベンチで内輪もめ。そうこうしているうちに、サインを待ってられない4番打者M選手が三遊間をライナーで破る。相手左翼手、捕手へレーザービームで返球するも間に合わず、3塁ランナー、ホームイン!待望の先取点をもぎ取る。

最終回の相手チームの猛攻を、リリーフエースKを投入し、守りきり見事優勝!
ベンチ裏では歓喜の輪。選手たちもピッチャマウンド上で、帽子を高く舞い上げ、人差し指を天に突きだす(おいおい、少年野球ではそこまでやるな。相手チームにも失礼だろ。)
2年ぶりの頂点へ!

※但し、ベンチ内での内輪もめを見逃さなかった区協会の判断で、翌年以降、このベンチスタッフが再び召集されることは無かった…。

翌年、新スタッフで挑んだ同大会では、中原街道以北に、大会旗・カップを譲ったものの、'11年の大会では見事奪還!

今年も、同スタッフでの「連覇」が期待される。

※上記は全くの「フィクション」であり、文中に登場する人物は誰一人実在しません。
勝手な想像は、厳禁であります。

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改めてこんな文面でブログに正解を書こうと思っていたけれど、見事に筆者の代わりに書いていただいたわけである。仕事で書くに書けない筆者にとっては大変助かった。
またいつかこんな問題を作ってみてちょ、という匿名さんのリクエストに応えて
またいつかこんな問題を作ってみちゃおと思う今日この頃なんである。
感謝!(^^)

明日はQueensのオヤジオトナの祝勝会。
男同士で飲む会は楽しい。
女性も入り交じって飲む会はもっと楽しい(^^)
でも野郎だけの飲み会もしみじみと実にいいんである。
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2012年5月9日水曜日

「1:100」の正解

最近、TVの番宣に出まくっている、小栗旬。久々に邦画でこれは是非観てみたいと思える「宇宙兄弟」を楽しみにしている筆者であるけれど、さて、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

今日も仕事終わり、TVをつけて10チャンにリモコンを操作、更にMacで「晴耕雨読」を起ち上げチェック。なんと「匿名」さんから昨日のコメントに対する更なるコメントがあるではないか!
フムフム、フムフム、ムフムフ、ムフムフ、のフムムのム......。

これは筆者の設定に問題があったのかもしれない。
この最終7回を「裏の攻撃」と設定すれば良かった。
そうすれば「匿名かつてのスコアラーさん」の演出に添えば、0:0で迎えた裏、劇的サヨナラヒットになったんである。
ならば、最後の記述の4番打者の「レフトから本塁への送球の間にバッターランナーが2塁へ到達した記入」は、ナシで良いんである。

その場合の記入方法は....。
4番打者欄の右下近辺に、右から斜め左下方(ひだりかほう)の、マイナス135°方向に2本の黒斜線を書き、そののちおもむろに、右耳上部に挟んであった赤ペンを抜き取り....
「サヨナラ勝ち〜!!!!」
と紙面余白に大書きし、更に雲マークで「ぐにぐに」と囲むのが正解なんである。

スコアが読める方にはワカリマスよね!!(^^)
1の提議に対して100の解があるんである。
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2012年5月8日火曜日

98点、ほぼ正解

昨日の問題に早速匿名さんから回答が寄せられた。
かつては名門チームで百戦錬磨のスコアラーを経験したであろう御仁と推察。
更にブンガク的エキスもちゃんと加味したうえでの回答である。
詳しくは下のブログのコメント欄をクリックされたし。

大正解であった!.....けれど、「竜頭蛇尾」最後の記述を見逃しておったわい(^^)
がしかし野球の緊迫感と醍醐味を文章で創造豊かに表現していただいたので、匿名さんには点数は花丸98点と筆者のチューと賞品の100年物のロマネコンティを差し上げたい。是非奥方さまと味わっていただきたい。
筆者もこんな内容を解答としてブログアップしようと思っていたんである。

今仕事を終えて、ちょっとだけブログに投稿。
この件についてはまたいずれなんである(^^)/
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2012年5月7日月曜日

スコアラーのブログ2

GW最終日の今日、宮前区では「防犯大会」という大きな、重要な大会があった。筆者は仕事が終わらず終日自宅兼事務所にこもり、Macと格闘、いい加減右腕がじんじん・パンパンになってきた。毛細血管10万本くらいは切れてるに違いない。立つと右腕だけが「あしたのジョー」のノーガード戦法のようにダラリンとなってしまうくらいだ。

朝、起床後昨日の「晴耕雨読」の誤字脱字をチェック。ヤベッ、1個発見。早朝に「連盟の至宝2」のNishimuraさんからコメント欄に書き込みがあったようだ。コメントを返し、氏の携帯へメール。その後仕事中にも随時、Nishimuraさん(別称「編集長」)からメールにてフレンズの試合経過の衛星中継あり。ありがたし!
結果は大敗だったようだけれど....。

ところで「スコアラーのブログ2」なんである。
スコア経験者なら簡単な問題。以下スコアブックの記号である。↓↓↓
《8と9の間に●を記入し、その上に1/2の円弧上半分を書く》
もちろんこれは外野の右中間を抜ける安打なんだであるんだ。
円弧ではなく横棒を付けた場合はライナーを意味するわけで。

では問題!
次はこんな記号がスコアシートにギッシリ並んでいたとする。↓↓↓
《8と9の間に●を記入し、その上に1/2の円弧上半分。+赤い菱形の右半分記入
+1●-3BH四角で囲む+中央にⅠ+前打者左上に(二)
+6●1/2の円弧下半分-3+Ⅱ
+5と6の間に●上に横棒+右下に赤い斜め線1本
+先頭打者欄赤で左下に4を丸で囲む(④)+中央に赤ベタの丸を記入
+4番打者欄に↑+右上欄に7-2を記入。》...(※ボールカウントは省略)

どーですか?今勝手に試合展開を頭の中で創造し書いてみた。スコア経験者またはスコアが読める方なら大体お分かりと思う。
目で見たアナログなグランドの展開をデジタルな記号に変換してみるとこんな感じになるんである。
かなり味気ない。汗や土の匂いや熱気が伝わってこない。当たり前だけれど。

そこで次回のブログでは、この一旦デジタル化されたスコアブックをレンジでチンして解凍し、もう一度アナログな「文章」に変換することに挑戦してみたい。
それまでスコアが分るヒトにはGW明けの宿題なんであるからして、ちゃんとこの試合展開を文章で報告提出するように。
但し先生は今忙しいので、解凍後に解答編を書くのはいつになるかわからないから、提出期限はありませんのです(^^)/
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2012年5月6日日曜日

スコアラーのブログ

さて久々のブログなんである。前回書いたのがいつの頃だったか思い出せないくらいだ。確か...ジュラ紀か白亜紀の頃だったような気がしないでもない。「ジュラ紀か白亜紀の頃だったような気がしないでもない」ということは、「ジュラ紀か白亜紀の頃だったような気がする」ような気もするし「ジュラ紀か白亜紀の頃だったような気はしない」ような気もするわけだ。

世間は黄金週間、こんなに雨にたたられたGWの年も珍しいのではないだろうか。しかし今日は快晴で、Tシャツいちまいで明るく元気に太陽の下、.....じゃなく影の屋内で仕事であった。5月の輝く陽光のもと、外へ出て思い切り体を動かしたい欲求を押えながら、屋内で仕事をする気分は最低で精神的肉体的にも不健康そのものである。ところがフリーランサーにとってもっと不健康なのは、平日ヒマこいてるのに更にGWの休日になっても連日野球に出かけることなんである。顔には出さないが薄ら寒い恐怖すら感じるものなのだ。過去に何度かこの100万倍くらいハードな仕事を経験してるので、こんなのは鼻くそ程度だと思えば、どうってこたあねえや、って思えるからあ〜ら不思議。「過去の経験値」というのはこんな時にも威力を発揮するので己の財産。なので今年はまだ良しとすっかっ(^^)

さて×2。
先週日曜に宮前の上部大会である川崎市学童野球の大会があった。これには市内各区の連盟から連番で公式スコアラーを派遣し、大師球場でスコアをつけなければいけない。この日は4試合に宮前4チームからスコアラーを招集。筆者は第三試合の担当である。第二試合途中から球場入りしたのだけれど、折しも宮前代表の「向丘サンダース」が熱戦を繰り広げていた。宮前の至宝、連盟事務局長Sasakiさん自らが本部席で黙々と仕事をしていた。もう一人の副事務局Honmaさんは仕事よりもすっかり「サンダースモード」に入っている様子。本部への挨拶もそこそこに早速NikonP100を片手に筆者は「カメラマンモード」に突入。「こりゃサンダースの圧勝だな...」との予想どおりコールドゲームであった。
ファインダーを覗いていて初めて気づいたんである。球審が女性だったことに。しかも若い!てゆーか、若いから女性でも出来るということかな。筆者の息子が現役だったころ、鷺沼ヤングホークスの審判員Katsuさん(現宮前審判局員)の奥さんも夫婦で審判をやっていたのを想い出した。川崎の女性審判もなんだかアッパレなんである。すごく健気で見ていて嬉しくなっちゃうのである。独身だろうか、または既婚で子持ちだろうか?もし後者ならば我々オヤジどもなんか足元にも及ばないくらいに大変なことであるはずだ。

有馬/大師間を車で送迎してもらったフレンズのFukae母に昼の弁当を買ってきてもらった。途中から連盟のKasaharaさんと談笑しながら観戦。あれれ、サンダースベンチにはスコアラーとしてTsudaさんがいた。
Tsudaさんもサンダースのブログをやっているんである。
野球の話や仕事の話題もさることながら「嫁さん」(奥さん)とのやりとりが絶妙な面白い文章を書くヒトなんである。文章というものは書き手の性格を如実に表すものと思うけれど、これは正にソレ。真摯なのにユーモアに溢れていて。コレ。勝手に紹介しちゃう。(明日メールしよっと)
わんさいど・さんだーす2ndシーズン

氏はこのサングラスの透明バージョンをかけてボールを目で追いつつ、ペンを握りしめていた。(写真は「わんさいど」から勝手にコピペ。明日メールしよっと。スンマセン)


そうだ。今年やんなきゃと思っていたことのひとつを思い出した。この「晴耕雨読」に宮前各チームのHPのリンクを貼ることと、このTsudaさんブログともリンクすることである。そのうち落ち着いたらやろうっと。そう思いつつ1年があっというまに過ぎちゃうんだけどね(^^)

筆者担当の本番の第三試合は7回までやった。6,7回の攻防が微妙に影響し試合時間ナント2時間である。久々にボールひとつ一つの動きに集中しながらスコアをつけた。こんな緊迫したスコアを自チームでもつけたいと思うのは、スコアラーならば私だけの思いではあるまい。

さあて、明日は防犯大会、対マーキュリーズ戦。う〜しっゃあ!
....でも、やっぱり仕事なんである。シクシク。
とあるヨーロッパのアパレルブランドの店舗図面修正、50枚近くのmcdをPDFに変換しクライアントにメールすれば一件落着するけれど、そのあと別件の池袋の仕事に突入しなきゃなんである。
明日午後は雨っぽい予報だけれど、どーだかなあ...。
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2012年5月3日木曜日

小さな読者

連休直前に入ってきた仕事が思いのほか難航し、連日真夜中まで図面を描いている。一日のうち「喰う・寝る・出す」以外はほとんどMacと格闘なんである。とは言え、その間フレンズの練習試合のスコアラーで2時間だけスポット参戦したり、大師球場へ川崎市少年野球連盟の公式スコアラーで半日招集されたり、スコア集計Excelソフト(無償)を大分や札幌の方に送ってメールのやりとりをしたり、昼メシ後に愛犬「りん」とマッタリとねんごろになったり、向かいの7/11(←7月11日ではない。セブンイレブンと読む)にマウントレーニアのダブルエスプレッソと煙草を買いに行ったりで、仕事以外にも案外時間を消費している。

「先日煙草を買ってきたぜえ〜⤴
家に帰ったら急に肺ガンが怖くなって、中身を全部捨ててやったぜえ----⤴
どうだ、ワイルドだろう〜⤴」
....ワイルドなのか小心者なのか理解に苦しむぜぇ〜。

仕事の先が少し見えてきた今日、そういうわけで久々のブログ投稿。
野球ブログネタが2,3溜まっている。
先日Queensで公言してしまった「待ち受け画面個人バージョン制作」もまだ。
昔フレンズで公言してしまった「待ち受け画面制作」もまだまだ。
連盟から依頼のちょっとした制作物もまだまだだ。

そんなGWではあるけれど、先日の4月29日、大師球場から西有馬小学校ドームへShouya母の車で帰還。
今年中学へ進学したOBのOtoが有馬中学野球部の数人の仲間と一緒に遊びにやってきた。長髪のイケメンボーイだった彼も中学野球で坊主になり、それが恥ずかしいらしく、帽子をしっかり目深にかぶっていた。おまえがそうならば筆者に至っては帽子を頭皮に縫い付けなくちゃだよ。

遊んでいた中学仲間の一人の子が誰かにこう言った。

「フレンズのスコアラーの方ってどのヒト?!」

おっと、聞き捨てならぬその言葉、私なんであるからしてすかさず、
「おお、俺だよ。ナ〜ニ?」
彼曰く
「ブログ読んでます。メッチャ面白いっス!」

こんな嬉しいことってあるだろうか。
大人以外にも子どもも読んでるのは知っていたけれど、他のチームの子も読んでいたことは驚きである。
思わずハグしたくなっちゃったけれど、ぐっとこらえて、
「ありがとう!どこのチーム出身なの?」と訊く筆者。
「ヤングです」
さすが鷺沼ヤングホークスなんである。
筆者が気にしたのは彼の言った言葉、
「フレンズのスコアラーの方ってどのヒト?!」
の「....スコアラーの方(かた)....」の部分である。
中学生ともなるとちゃんと「スコアラーのかた」と敬語を使うんだなと、感心しきり。さすがは帰国子女受け入れ体制のセレブな鷺沼小学校だ。つい1ヶ月前まで小学生だったにもかかわらずである。
これがもし同じセレブな土橋小学校や富士見台小学校だったりしたら、
「有馬フレンズさんのスコアラーの方はどちら様でしょうか?!」
「貴殿のブログをすこぶる楽しく拝読させていただいております。」
なんて言うのだろうか。
....んなわけないか(^^)

何しろとても嬉しかったのでGW谷間の今日のブログ投稿となった。
明日は100%雨。フレンズ恒例昼食カレー大会だけれど無理っぽい。雨天の場合は近くの屋内施設でやるらしい。
昨年も行けなかった。今年も仕事で行けそうにないが、でも行きたいなあ〜(^^)
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