2013年9月3日火曜日

NPB CUPブログ序章

ブログをやっていて心苦しくなることのひとつに、せっかくアクセスしていただいたのに、こちらは全く更新出来てなく、読者を手ぶらで帰してしまうことである。ご祝儀持参でやって来た結婚式の客に、「本日の式は諸般の事情により中止となりました」と言って帰してしまうようなものだ。昨日も仕事のスキを見てヤング南部リーグ戦の試合だけを観にいって、終われば速攻帰り仕事に戻るわけで、とてもブログを書くエネルギーが残っていないんである。

先日の「NPB CUP関東学童女子野球大会」の横浜DeNAベイスターズガールズの.....もうこのクダリを書くだけでへろへろなんである。
しかし、それでも今日のアクセスは久々の奇跡の80超え。これは何か行動を起こさねばというので、「NPB CUP関東学童女子野球大会」の横浜DeNAベイスターズガールズのプロローグ編なんである。

前日寝たのはいつもより超早くて0:30、翌朝は4:30起床、5:30には自宅前にモッチーことMochidaファミリーのクルマがお迎えに。お気遣いありがたいことである。Qの主将でもあるHimariがハニカミながら「おはようございます」と挨拶してくれた。宮崎台JA経由でQueensの面々が大集合、一路大宮へ首都高経由でクルマのエンジンが唸りを上げる。乗り換えたクルマの操縦桿を握るのはNoeri父、Nissanワンボックスのブラックボディーの巨体を揺すりながら空を飛ぶように疾駆する。オスプレイよりも速くオスプレイよりも安全快適な操縦であった。

車中「早く着き過ぎちゃったんじゃないの」てゆーくらい早く着き過ぎちゃったんであったが、あにはからんや、いざ大宮の会場に着いてみたら、サハラ砂漠ほどの広さのある駐車場はほぼ満車に近い。関東中から少年少女軍団が大集合なんである。「早く着き過ぎた」と思えるくらいでちょうど良い時間であった。

ここからのブログは次回からおいおい書いて行こうと思う筆者なんである。
プロローグとして写真を1,2枚。
プロカメラマンによる例の記念撮影。こういう時に一般父兄のカメラマンは遠慮して脇で撮ってはいけない。脇から撮ると皆こっちのレンズを向いてないので、とんちんかんな写真になりがちなのだ。こういう時は遠慮せずプロの真後ろに立ち、プロと同じタイミングでシャッターを切るのが極意である。筆者は川崎市の広報という触れ込みでグランドを徘徊することに。「川崎市の広報」には違いない。ただし「川崎市宮前区宮前Queensの広報担当」の「宮前区宮前Queensの」部分を省略したのであるが(^-^)これは押しの利くKasahara代表と実行犯のKoshimizu監督の成せるワザである。おかげでグランドレベルでの撮影とカメラマン席での撮影が可能になった。

この大宮球場の大きさを理解させるに足る写真を撮ってみた。
試合前にハマの姫たちがアップのためにセンター付近をランニング。巨大な電光掲示板の前の彼女らは、アリンコがピンクの米粒を運んでいるようだった。

時系列は飛んでしまうけれど、次の写真は2試合目も終盤のもの。
横浜の連盟から来た素敵な若い女性がスコアラーをやっていた。筆者などよりもよっぽどきちんと付けているようだ。「私はオリジナルなので」と言いつつも撮影を許してくれた。スコアをつけながらも細々と選手に気を遣っていた。
スコアボードはみての通り、「大宮なう」シリーズにも書いたが山梨戦は圧勝であった。

さて明日以降仕事のスキマを見て「横浜DeNAベイスターズガールズ」のQの姫たちのことを中心に書いていこうと思う。その前に250枚の写真セレクト、加工がある。これだけでも東京ドーム3個分くらいの労力を必要とするので、ブログをいつ書けるかは「神の味噌汁」(^-^)/
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2013年8月31日土曜日

大宮なう5

二回戦は強豪山梨選抜を我が横浜ベイスターズガールズは、ぬ、ぬ、ぬわんと、14:3で撃破!
ハマの姫たちは一喜一憂、欣喜雀躍の大活躍(^-^)/
来月は西武ドームで決勝戦なんである^_−☆
とりあえずご報告まで。

大宮なう4

暑いっス!(◎_◎;)
ベンチの隣りの会長は…ん?
隣りのトトロになっていた(^-^)/
サツキとメイが楽しげにぴょんぴょん飛び跳ねる絵が浮かぶ。

大宮なう3

みんな楽しそうに、お弁当タイム(^-^)/
なぜ楽しそうなのかって、決まっているではないか^_−☆
初戦、対茨城戦は特別延長にもつれ込みながらも、8回表に2点奪取、その裏をピシャリ無失点に抑え、7:5で横浜ベイスターズガールズの辛勝であつた(^-^)/
ラッキーガールはQのHimari。4安打4打点の大活躍!
午後の二回戦は東京と山梨の勝者とダブルヘッダーなんであった(^-^)/

大宮2

hinataは力投を見せるも途中交代。6回表5:4の1点ビハインドの場面でhimariの起死回生の同点タイムリーで同点!
まだ熱戦は続くんである( ̄^ ̄)ゞ

大宮なう

NPB女子野球関東大会!
いよいよ開幕なんである。横浜DeNAベイスターズ帯同記者カメラマンは大宮、なう(^-^)/

2013年8月30日金曜日

夏が過ぎ行くまえに

途中まで仕上がった図面をクライアントへ送信したのが午後2:00の昼下がり。団地妻が気だるい午後を過ごすのが、正しいニッポンの午後のあるべき姿ではある。クライアントからは今晩あたりにはすぐチェックバックが来るはずだ。てことは明日まで少しの時間ができたわけで。
迷った。今請けている奈良の社会人軟式野球チームからのオーダーの、野球スタメンボード制作に着手するか、いっそ「緑陰読書」に行ってしまうか....。
「そうだ、京都へ行こう」なんて昔のJRのCMみたいに「そうだ、緑陰読書へ行こう」と劇的に判断して、速攻近くの公園へ。
(※因に奈良の野球チームはA級クラスの「masuda」というクラブチーム。いずれここでもたっぷりと書いていこうと思う筆者なんである)

「緑陰読書」は夏がいい。もう8月も終わりだ。読書の秋と昔から言うけれどそれはそれ、これはこれで夏には夏の極上の時間が流れていくんである。夏が終わる前にやっとその時間を持てることになった。
さてどの公園へ出撃するか。歩いて10分圏内に4つの公園がある。一番近場の公園にした。通称梅公園という、西有馬小の子どもらがよく集まる小さな公園だ。本当はオトナが読書に勤しむには不向きなんである。子らの大きな騒ぎ声やサッカーボールが飛んできたりと、読書の敵が満載の危険な場所なのだった。

筆者は小説に没頭すると周りの光景や騒音がだんだん遠のき、作中の人物と一緒に行動を共にしてしまうタイプだ。電車で読んでて降りる駅を2,3個乗り過ごしたことは1回や2回ではない。本を読んでて電車で涙を流したこともある。もっとも、向かいの席にミニの妙齢の美女が座っていたりすると、読書どころではない、同じページを何度も行ったり来たりして気もそぞろになっちゃう。1ページ読むのに普段の10倍かかる。オトコなら誰しも経験済みだろう。ねっ、読者諸兄(^-^)

公園にたどり着き高みからあたりを睥睨(へいげい)する。
良かった。小さい子連れの奥さん連中はいない。いい歳ぶっこいて無精髭にいかついサングラスをかけ穴あきジーンズのオジサンが、真っ昼間に公園を徘徊する姿は、彼女らの眉をひそめさせるには十分すぎるからだ。「オレ、変なオジサンじゃないかんな!」と憮然とした表情でベンチに座れば、これがまた逆効果に違いない。じゃあ逆に、ニコニコしながら入っていけば益々怪しいオッサンではないか。
奥様連中はいなかったが、子どもは思いのほか大勢いた。

木陰が落ちるベンチを厳選し脚を組み奥田英朗のページを繰る。次第にずぶずぶと物語の中に墜ちてゆく自分....。

「ずとっ」
「ざすっ」
「ごろんっ」
ん、ん、何事だ?
顔を上げると湾岸戦争勃発当初の米軍の夜間空襲のごとく、空から何かが次々と攻撃してくるではないか。
見ると遠く離れたブランコに乗った少年たちが、自分のスニーカーをより遠くへ飛ばす競争をしていたんである。彼らの能力の限界点がちょうど筆者のベンチ付近なのだった。
「俺ならおまえたちの倍は飛ばせるぞっ!倍返しだっ!」と言いつつ筆者も参戦してやろうとブランコへ歩み寄ろうと思ったけれど、ココロで思っただけだった。また小説に戻る。

「ざとっ」
「ずすっ」
「ごろりんんっ」
子どもらが僅差の勝負の判定をせんと、筆者のベンチまでやって来た。
「どっちだ、どっちだ」と子らが真剣に覗き込む。
筆者おもむろに本を閉じて言った。
「お〜し、オジサンが判定してやろう」
2個のスニーカーがごろんと肩を並べて転がっている。しっかりと見据えた。

「そっちのほうがハナ差で勝ちっ!」
と言ってやったら、その靴の馬主である子が、
「やったあ!オジサンが俺の勝ちだってさ」
と言ってまたきゃっきゃとブランコへ駆け戻る子たち。

ミサイルが頭を直撃してはたまらんので、ほどなくして公園を退散したのは言うまでもない。

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