2014年4月14日月曜日

負けても明日がある

小保方氏のSTAP細胞問題の件やら、または一気に収束したかに見える「佐村河内新垣的ゴーストライター」問題にも一家言を呈したいと思うわけであるけれど、日々の時の流れは少年時代のそれと比べて恐ろしく速く、勢い、一週間ごとの野球などにまつわる事象を中心にブログを展開せねばならぬと思っちゃう今日この頃、皆様におかれましてはいかがおすごしでしょうか。

さてQueensもこの春、2014年の最初の公式戦「ライオンズ杯」に臨んだのであった。
現Queensにとって昨年があまりに輝かしい戦績であったがために、相当なプレッシャーと気負いがあったに違いないことは想像に難くないわけで。子どもたちも親たちもそして指導陣においてもそうだ。Qのみならず昨季と今季の戦力の差というものは、プロと違い少年野球から大学野球に至るまで、「卒業」というものがある限り付いて回るものだ。でも今与えられたメンバーで、全力を尽くす使命を持っているこれらの野球だからこそ面白いとも言える。
昨年素晴らしい記録と記憶を残してくれたQの6年生8名はすでにいない。そのあとのQueensDNAを受け継ぐ少女戦士たちの奮起に期待したい。しかし性急な結果を求めては酷だろう。Koshimizu監督も言っていたが、長い目で今年を見据えていきたいんである。

試合前にYamamotoコーチから、私用で参加出来ない筆者に写真添付メールが入った。
皆真剣に監督の指示に聞き入っている。少し緊張しているような雰囲気を感じ取った。無理もない。Koshimizu監督の手には筆者渾身の力作スタメンマグネットボード。これを駆使しフォーメーションを説明指示していた。作者としては至上の喜びである。

午後は年に一度あるかないかの筆者の兄弟たちが集まる私的な会食へ。私は6人兄弟である。兄弟たちは東京・新潟・山形・マレーシア・パリ・神奈川に散在在住。これらの兄弟夫婦がパリの兄貴家族を除いて集まった。会食の手配はいつも筆者の役どころ。今回は赤坂TBS隣りの赤坂サカスのポルトガル料理の店をチョイス。時間に行ってみればTBSの真ん前が何やら工事中。大好きな「重機」クレーン車がいるではないか。鉄骨のH鋼の梁を黙々と吊り上げていた。当然、陶然と魅入ってしまうワタシ。クレーン車のこのデカくてぶっといタイヤ、左右に広げたアウトリガーが思わずハグしてキスしたくなるくらいカッコイイ。

先日のブログ「重機の世界」に続きこんなパロディー写真をサクサク作成。今回は野球ボールではなく、2014年サッカーワールドカップ間近に控えてサッカーボールをTBS屋上に設置してみた。サッカーボール本体制作費470万、設置工事費240万、消費税8%で合計7,668,000円をTBSに勝手に請求しちゃおうか(^-^)

会食中、Queensからは代表のKasaharaさんからメール速報。初戦は33:5の圧勝、コールドゲームとのこと。やったぜっ!(^-^)
しかしそのあとの試合では逆に10:0のコールド負け。やはり長い目で育てていこうじゃないのよ、秋までにはきっと。彼女たちには良くも悪しくもよい経験になったことだろう。
監督からメール。宮前平の専用部室で「チクショー会」をやるので集合されたしとのこと。筆者最初からこの日の夜はJAでの祝勝会予定のためにカラダを空けていたので、速攻宮前平へ急行する。会長始めQのオトコ面々が参集。Kasahara代表は健康上の理由で、かつ奥様のダンナさんの健康管理上の理由で参加は断念とのこと。祝勝会だったら美人の奥様の厳しい目を盗んで自宅を脱走し、這いつくばってでも来たに違いない。
ほぼ時計の短針がもうすぐ翌日になる頃まで呑んだ。野球を通じたこのオヤジ野郎どもとの飲み会がまたいいのだ。負けたとはいえこれがあるから明日もある。

飲み会途中、監督がこんなものを見せてくれたんである。
3月のお別れ会に6年生が発表した一人ひとりのコメント原稿なんである。統一して原稿用紙に書いてもらったもの。筆者もリアルタイムでその場にいたがあれは感動ものだった。そのコピーを一冊にファイリングしたものである。6年生それぞれの個性が滲み出ていて思わず見入ってしまった。主将Himariの文章、内容、漢字の使い方などはとても小学生とは思えず、将来の夢は通訳もいいけれど女流作家もいいんじゃないかいと筆者など思ってしまった。
監督が言っていた。これは「一生の記念」になると。おそらく来年からもQの6年生の恒例ルーティンワークになるであろうに違いない。

チクショー会お開きのあとは、のん兵衛の定番、酒のあとの魅惑の「夜ラーメンすすり隊」と別れ、翌朝4時起き予定のモッチー父と一緒に深夜タクシーの車中の人となったんであった。
※日曜あじさいリーグのブログはまたいずれ(^-^)
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2014年4月11日金曜日

STAP賛否両論

日々雑感的短編小説集的オムニバス映画的断片的支離滅裂的、ブログになっちゃうんである。時事問題について意見するのはあまり本意ではないけれど。

昨日仕事しながらTVで13:00から小保方さんの記者会見をほぼ全部リアルタイムで見た。
彼女は真実を語っているのか。会見を見た人の立場や男女差によって賛否両論ではないだろうか。専門家の科学者たちによればかなり厳しい意見が大勢を占めているようだ。「論より証拠」確かに正論ではある。一方街頭インタビューなどでは男と女で見方が微妙に違っている模様。男にも厳しい意見はあるものの、大方彼女を擁護する気持ちが芽生えたようなところがあるみたいだった。
筆者はどうかって?
筆者は男であり、かつ科学者ではないからして、何をか言わんや。
嘘は言ってないと思う、直感的に。確固たる証拠を明示出来なかったから依然として彼女への疑義は残るというのがマスコミの報道の大半を占める。
僕、思うんだけど。彼女は科学者とはいえ、一人の社会人としてはまだやっと大人になったばかりの30歳の女性だ。科学は専門かもしれないが疑惑に対する弁明の専門家ではない。こういう結果を想定して弁護士が裏で、原稿を精査し質疑応答にもアドバイスしているはずなんである。にもかかわらず、まだ世論的には厳しい見方が存在する。それを払拭してあげるのが弁護士の役目ではないだろうか。腕利きの弁護士らしいがどうしたものだろう。更には理研は極秘裏に保身に汲々としているのではないか。飽くまで邪推類推ではあるけれど。インディペンデントでも成功してるとか、実験ノートも2冊のほかにも4,5冊あるとか、200の成功例があるとか(=これはちょっと慎重に検証が必要か)、とかとか....。
しかし、自分的には全く清廉潔白だと揺るぎない自信があっても、犯したミスによって「不正」と断罪されてもそれは仕方のないことなんである。それが世論であり、科学的根拠というものなんであろう。
彼女が「冤罪」にならぬよう今後の展開に目が離せないんであった。

筆者のマーゴが白血病になったこともあり、STAP細胞の存在が将来の医療に貢献してほしいということもあっての、希(ねが)いなんである。

他にも日々の由無し事について書くつもりであったけれど、例によって中折れ的に挫折しちゃうんであった。例えば、こんなことをも書こうと思った。

南アルプス天然水のCM。最近TVで放映されているもので、誰しも一度は見たことあるはずだ。
アニメのCMで、いきなり渓流を流れる柑橘系果物。それを川向こうでハアハア言いながら一匹の犬がぎゅんぎゅん追いかける。一度遅れをとるものの再度ハアハア追いついて...そこで真っすぐ走っていたワンコが横を向いて果物を視界に捉える、その所作がもの凄く可愛くて圧倒的に愛おしい気分にさせてくれるのである。CM最後には陸地が終わり、犬はこれ以上追えなくなってしまい、残念そうに果物を見送ることに...。
動物大好きで現に家にワンコがいる筆者にとっては、今一番お気に入りのCMである。CMディレクターのセンスに脱帽しちゃう。他にも故天野祐吉さん的にCM論評させていただけるならば、なんぼでもやっちゃう気概はある。

....なんてネタならいくらでもあるけれど、なかなかどーして、深夜にブログ書くにはただならぬエネルギー消費を余儀なくされるわけで、思うようにはいかない今日この頃なんである。(^-^)
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2014年4月6日日曜日

雨の桜の散り際に

この時季桜を見ると、日本人はどうしてこうも楽しく嬉しい高揚した気分になるのだろうか。筆者もその日本人の一人ではある。しかし逆に、桜は春の陽気の中に潜む妖気を身にまとった時、あたかも催眠術にかかったかのように人の心を惑わせることもある。心にちいさな闇を持った時、桜の妖気はそこに忍び込んでくるのである。人々が春の陽気に浮かれている姿を見ると、逆に心が沈んでしまうことだってある。
...なんて話はこの季節のこのブログには似つかわしくないか。

さて恒例お花見大会なんである。
午前中は有馬ドーム、いやスタジアムで練習。校舎をバックに校庭の桜は満開、むしろ少し散りかけているくらいか。

歩いて5分ほどの横浜都筑区に大きな公園があり、ここ近年は毎年ここで花見をやるのが恒例だ。しかし筆者の記憶が正しければまず一度も晴天に恵まれた記憶がない。雨または極寒の中での花見大会なんである。一週早ければ或いは遅ければ、という思いは毎年花見をする様々な団体の忸怩たる共通認識に違いない。運が良ければ5分咲きでも晴天、悪ければほぼ散った状態でしかも雨に祟られることに。
野球は審判と天候には勝てないと言われるけれど、花見もそうだ。それでも野外でメシを食い酒を呑むのは大人も子どももこの上なく心躍ることである。
写真は束の間に日が射した時を狙って撮ったので、そこそこの天気だと思ってはいけない。午後は曇りかなり雨、たまに晴れの天候だったんである。「おっ、少し晴れたぞ、よしメシ食っちゃえ〜」とわらわらブルーシートに座り弁当を食い酒を呑み笑う。

1時間もしないうちにまたぽとぽと雨。一斉に木陰に避難。また止んだ隙をついて今度はYanagisawa代表が大縄飛びを始めた。興に乗る子どもたち。もっとも子らは雨が降ろうが槍が降ろうが関係なく、あちこち跳ね回って飛び回って転げ回っていたんである。雨の中木陰で雨宿りする子はほとんどいなかったように思う。
その元気、少し筆者にも分けてほしいものだ(^-^)


この公園では毎年横浜市の警察関係のイベントがある。たまたま今年はその日にあたっていて「犯罪撲滅キャンペーン」みたいなイベントをやっていた。離れたステージではナントカ戦隊ショーや市民参加のダンスショーみたいなことをやっていたようだ。
ショーがお開きになり近くでその一団が警察関係者と記念撮影。低学年の子らが駈けて見にいく。たまたま居合わせたフレンズのオトナ男たちは、戦隊よりも美人双子のタレントしか目に入らぬようだったが(^-^)

帰りは濡れ鼠になり歩いて帰るかと覚悟を決めていたら、Ohmori母の車で何人か相乗りで自宅まで送ってもらった。今年から初めての母マネとして悩み戸惑いながらも八面六臂の活躍する彼女。こんなイベントは彼女の大好物である。いろいろ準備や手配など大変だったろうと思う。どのチームでも裏を支える母たちは気苦労が耐えないことは知っているつもりだ。
いつもならハジけたキャラの彼女。ところが今日はまるで自分が悪かったかのように何度も「こんな雨になってごめんね」と。更に代表やKanedaコーチや小さい子たちの帰路を心配しつつ、雨のアスファルトを疾走したのだった。
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2014年4月5日土曜日

春風満帆

昨晩は3人目のマーゴ誕生かと思いつつ、TSUTAYAで借りた「さよなら渓谷」を観賞し、就寝前に産院で徹夜で付き添っている息子へメールしたのがAM2:30だった。真木よう子の演技は予想どおり凄かった、そして...も想像どおり凄かった、いろんな意味で(^-^)さすがは日アカで主演助演女優賞のW受賞なんである。大森南朋の渋い存在感も光った。

AM5時ころ息子からの電話で目が覚める。今やっと分娩室に入ったとのこと。ここ1,2時間が勝負か。やおら起き上がりコーヒーを一杯飲み、いざバイクで駅前の産院へ出撃。と、思いきや以外に早く産まれたんであった。バイクのアクセルがいつもより全開ぎみになったのは言うまでもない。この産院は娘の第一子Minamiもお世話になったところだった。勝手知ったる勝手口から入り、2階へ急ぐ...。

「我が輩は3022gである。名前はまだない。この世に生を受けてまだ小1時間だというのに、変なヒゲオヤジが我が輩を抱いてニンマリして覗き込んでいる。これが俗に言うジージ、いやJという存在であろうか?」

と、思ったかどうかは知らない。小さなちいさな命を持った男の子なんであった(^-^)

さて嫁さんの家族と早朝のコーヒーとサンドイッチで朝食を済ませ、駅前の駐車場広場でふと足が止まった。見た覚えのあるユニフォーム姿が何人も集合してるではないか。中でもすぐに目立ったのはクロスカントリー選手、いやKurosu監督なんであった。
恒例の春のさくら祭で、子供会として鷺沼ヤングホークスの大人の面々が、出来たて餅つきを販売していたのであった。ちょいと挨拶に...。

こんな早朝に筆者がここにいるわけを話すと、監督もニンマリしちゃって「うちも孫3人だよ〜」と言った。Takahashi、Sashiki、Kurashigeさんらと談笑。以下、彼らとのほんの2,3の会話をもとに筆者が裾野を広げ、少しアレンジメントしちゃっての餅つき大会記事なんである。

Sashiki監督が言った。
「この餅つきはいくら先発完投型投手といえども、相当厳しい試合が予想されます」
この難関試合、先発はどうやらTakahashi投手らしい。行ってくるか、と言い残しマウンドへ向かったT選手。放った第一投目は見事152kmストレートのド真ん中であった。
隣りのブルペンでは、二番手中継ぎとして控えているKurashige投手が不安そうにTのピッチングを見つめていた。

鷺沼駅前ドームをしばし離れて、隣接する餅製造工場へ潜入取材。
「ああ、野麦峠」の女職工みたいなフォーメーションだが、そこはそれ、さすがのセレブでヤングのヤングな母たちが和気藹々美味しそうな餅を製造していたんであった。

筆者がドームへ戻ってみると、なんと先発のTakahashi投手はわずか数十球で肩に異変を感じ、自ら申告し降板していたのだった。
満を持しての中継ぎリリーフはKurashige投手。先日息子が4打数4安打4二塁打プラス超美技の非凡な才能を披露したがゆえに、息子には負けられないのであった。往年の村田のようなマサカリ投法での初球は、ドンピシャのストライク。画面左ではSashiki監督がいざとなったら中日谷繁のように、選手兼任監督として俺の出番があるかもといった渋い表情でマウンドを見つめる。
K投手の重い球は固いミットに収まったまま粘りつき、なかなか離れない。
一時ゲームが中断し水を掛けて仕切直し。これがホントの文字通り「水入り」なんであった。

目に青葉、風薫る....季節にはまだひと月ほど早いが、陽光を浴びた桜の花びらたちが目に眩しく、風も優しい季節になった。産院へバイクを取りに戻る途中の駅前通りでは、満開の桜のトンネルを、花の薫りを含んだ春の風がゆるやかに通り抜けていった。
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「重機の世界」

筆者は無類の「重機」好きなんである、....と言いたいところだが、実際は機械が好きでその現場を見るのが好きなただのオヤジにすぎなくて、深い知識はほとんど何も持ち合わせがない。マニアックで専門的なファンには遠く及ばないのであるが、それでも職業柄も手伝って建築現場に居合わせると、うっとりと時間の経つのも忘れて眺めてしまうんであった。それが高じて先日Amazonで以前から欲しかったこの本をゲット。
※高石賢一著「重機の世界」東京書籍


今日所用があり「センター南」という横浜港北区へバスで行ってきた。昨年あたりから駅の横にまた新しいビル建設が始まっていたのは知っていたが、今日現場に隣接したデッキから眺めてみると、大好きなクレーン重機連中が天を突くような高さで汗を流していた。手元の図鑑によれば「ラフテレーンクレーン」「クローラクレーン」「オールテレーンクレーン」の四重奏なんである。
巨大な鉄骨の梁をわずか数センチの精度で鉄骨軸組の隙間へ吊り上げ吊り落す。
時間を忘れてしばらく見入ってしまったのは言うまでもない。


用事を終えて帰路再びこの現場を通過。やはり黙って見過ごすわけにはいかない。またうっとりと20分ほど見入って魅入られた。「虜(とりこ)になる」というのは決してイイ女に夢中になることだけを言うのではない。建築現場の重機と職人たちのコンビネーションも見逃せない。人間を遥かに凌駕する圧倒的な鉄の塊と、生身の人間との絶妙かつ美しいハーモニー。こういうシチュエーションで建築現場を上から全貌を見られることは稀なので、しばし時を忘れてしまった....。

昔読んだ椎名誠の小説で、多種多様な重機同士が深夜の空き地で戦闘を繰り広げるというものがあったが、それをちょっと思いだした。
ごんごん、ぎゅるぎゅる3台のクレーン重機がiPhoneのカメラアングルに偶然こんな感じに重なったんである。

これを見て皆さんはナニを連想しちゃっただろうか?
筆者は少年野球ブロガーである。私は瞬時にアレを連想したのだった。アレとはコレなんである。

筆者、基本子どもっぽい男子中学生的なところがあるので、むんむん、むらむら例によってイタズラ心が胸に湧き起こるわけで。
こんな写真を作ってみた(^-^)/

+++++++++++++++++++++++++++
話は超個人的に急展開するんである。
深夜このブログ執筆中に、息子から連絡があった。
4月1日が予定日だったお嫁さんがいよいよ産気づいて、産婦人科に入院となったらしい。
まだまだ時間がかかりそうだとのことで、状況次第では筆者、いつでも産院へ出撃準備万端なんである。今晩の出産はほぼなさそうとのことで、明日土曜はおめでたい日になりそうな気配。内孫なんである。3人目のマーゴなんである。
しかし筆者は....。オヤジやオッサンの冠言葉は甘んじて受容するけれど、決して「おじいちゃん」ではないと自認する。Minamiにも「じいじ」と呼ばせずに「J」と呼ばせる洗脳教育は成功している。そこんとこよろしくなんである(^-^)/
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2014年4月2日水曜日

WはW優勝

宮前区少年野球の春が開幕し、そして先日閉幕となった。
毎年シーズン前に各球団チームでは、今年はどこが強いのか?という話題に花が咲くはずだ。昨年の新人戦や直近の練習試合、その他の情報などを織り交ぜて予想するんである。
高校生風の会話に仕立てるとこんな感じであろうか。

「今年はやっぱ有馬フレンズだべ」
「マジかっ。んなこたあ聞いたことねえぞ。やっぱサンダースじゃね?」
「ウッソお〜。アリコだっつーの」
「ブルアロも本気モードでヤバイっつーし」
「それ言うなら花フラだし」
「つーか、やっぱウルフじゃねっ?」
このウルフというチーム名が出たとたんに、皆軽く同意の色を顔に浮かべて押し黙るのであった。泣く子も黙る富士見台ウルフ少年野球クラブ。ウルフ、サンダースと言えば、近年の常勝軍団の呼称を欲しいままにしている。なにしろ「狼」と「稲妻」なんだから、恐いのは当たり前なのだ。翻って有馬の「友達」はいかにも暢気(のんき)なネーミングではある。筆者はこのチーム名大好きだけれどね(^-^)

さて春季大会の結果なんである。なんとなんと、常勝に輪をかけて本大会の部(6年生以下いわゆるAチーム)とジュニアの部(いわゆるBチーム)の両部門でW優勝を達成したのは、やはりウルフなんであった。WolfだけにW優勝、なんちゃって。おまけに最優秀行進賞も獲っている。ウルフの大御所、名将Ogasawara監督の成せるワザであろう。

トーナメント表での特筆は3位に食い込んだ宮崎台バーズ。おそらくスタッフたちは天国のTakahashiさんと共に旨い酒を酌み交わしたに違いない。是非川崎市大会に行っても健闘を祈る。有馬子供会の準優勝も噂どおりの強さを示したけれど、決勝でウルフに大差の完封負けにはプチびっくり。なぜならウルフはギリギリの僅差で勝ち抜くのが常で、1,2回戦ならともかく決勝でこれだけの圧勝をするのは珍しいのではなかろうか。昨年は1点差勝ちの試合が何度もあったと聞くし、フレンズが強かった頃の筆者の記憶でも同じ印象を持っている。点差をつけて優位にゲームを進めたけれど終わってみれば終盤に逆転負けという苦い想いがいくつもあった。ウルフのような接戦で僅差を制するチームというのは根っこの部分から本当に強いチームなのだろうと思うのである。
下は連盟HPに掲載のNishimura副事務局の力作ページである。
筆者連盟からネーム入りのキャップを拝受してるゆえ、連盟HPからの転載は勝手にやって良いと勝手に判断しちゃっているんであるからして、Nishimura氏の承諾なしに勝手に掲載するんである。もっともNishimuraさんにしても大いに載せちゃって下さいと笑顔で言うのが分っているからでもある。

さて、もうひとつ。
春季大会結果は朝日こども新聞に掲載されるんであった。ウチは朝日であるがさすがにこども新聞は購読していない。
朝オトナ新聞を読んで、日中仕事して、夜ブログ書くだけでいっぱいいっぱいなんである。

今日ある母からスマホで撮影した新聞の掲載写真が送られてきた。わざわざパノラマモードでの写真である。新聞掲載の記事や写真を無断でブログやHPに転載すると、本来著作権、所有権などに抵触するんであるが、首を洗って載せてしまうんである。
ちょっと話はそれるが、数年前に朝日の「中秋の名月」を巡る写真を大絶賛しこのブログに載せたのち、朝日新聞本社に掲載許可をメールで問い合わせた経緯がある。一介の個人が大新聞社と渡り合うのは痛快であったけれど、数度のメール応酬の末、結果はNGであった。載せる場合は写真を購入して下さい、とのことだった。
「月とスッポリ」2010年9月(クリックで当該ページへリンク)
朝読む新聞購読料を払い、日中の仕事は費用対効果の効率すこぶる悪し、夜は明日の米を買うのにどうしようと悩んでしまう筆者には、新聞社から写真を購入するような余裕はないんである。

高解像度で送ってもらったので、たぶん文字も判読できるはず。
興味のある関係者、父母たちはクリックすると拡大するので良かったらどーぞ、なんである(^-^)
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「恋するフォーチュンクッキー」

昔、筆者の息子の代だったか娘のそれだったかは定かではないが、小学校の卒業式のあとの謝恩会を近くのカラオケBOXでやったことがある。当時西城秀樹の豪邸のすぐ近くで、フレンズのお別れ会の二次会などにもよく使ったものだった。今はそのカラオケBOXもなくなり、ヒデキも病気療養のため引っ越してしまったけれど。

そんな謝恩会を彷彿とさせるようなカラオケ大会が、Queens会長Sohmaさんの発案で実現。有馬からほど近い港北ニュータウンのコート・ダジュール。かつてはここも有馬フレンズの夜の社交場だったこともある。子どもたちは春休み、もうすぐ中学生ゆえ皆で一堂に会する機会もこれからはそう多くはあるまい。
※余談ではある。かつて何度かカラオケBOXの設計をやったことがある。遮音性能を確保するために大変な工事費がかかるんである。壁のボードは通常の倍以上の複層貼り、中空構造を埋めるために中には遮音断熱材のグラスウールを充填し、コンクリートスラブまで壁を立ち上げる。天井内の給排気ダクトやちょっとした開口部にも細心の注意が必要なんである。音は空気を振動させることで伝導するので、この空気を遮断させることが肝要なんである。 カラオケBOXは遮音の世界なんであった。「謝恩会」だけに....。

前回記事のように、筆者は途中から遅れて参戦したんである。
自分は根っからのオンチと自認している。でもカラオケで気心の知れた連中とわいわい騒ぐのは大好きなんである。扉を開けて乱入するとわんわん、きゃぴきゃぴ、6年仲良し3人組が歌っていた。おお、いいぞいいぞ。

野球の道を選んだHinataは練習のため欠席、またYumiは筆者とほぼ入れ替わりに用事があって退席。総勢6人の6年生であった。

わざわざ筆者が来たというので、改めて全員で乾杯。そのあとKoshimizu監督とKasahara代表からマジメな話が....。
すでにオフレコではなくなったらしいので、一気に書いてしまっても良いのだが、この話はいずれもっと具現化してからのほうが良いだろうと思い、ここでは控えたい。
夢のあるとても素敵な計画なんである。川崎市の女子中学生による公式な(国がらみのNPO主導という意味で)女子軟式野球チームを起ち上げる計画なんである。いずれ話が進めばこの「晴耕雨読」でもバックアップ支援したい。

閑話休題。
仲良し3人組は相変わらずマイクを離さない。反してIchika、Ayano、Noeriはニコニコするだけで歌わないんである。大人の誰かが言った。
「おまえたち、ほら、ソロで歌えよ〜!スマホいじり禁止だぞー」
それでもステージに立つのはHiamri、Akari、Misakiの「かしまし娘」なんであった。

「Tさん、歌ってよー」
うーむ、ついに来たか。前述したように人前で歌を歌えるほどの器量は持ち合わせていない私なんである。でもやはり興が乗ればいっちゃうのは嫌いではない。
しかし、分ってはいたけれど、「好きな歌と、歌える歌は、必ずしも一致しない」。これは筆者が大昔に発見した永久不滅の定理なんである。
午前中はMacで仕事しながらiTunesで筆者独自チョイスによる「邦楽ベストソング」を聴いていた。おーし、Qのカラオケではプリプリの「M」にしよっと。筆者の旧姓はMakabe(真壁)なんである。そんな歌詞の内容が自分の青春時代の記憶と相まって、好きな歌のひとつなんである。鼻歌で歌えば中畑キヨシ的に絶好調なのだ。

「オンチだけど歌っちゃおっ!」
タラリラリラリン......♪いつも一緒にい〜たかあっ〜た♪となりで笑〜あってたかあった.....。
(あれっ?なんか違うぞ。プリプリじゃなく「つるの剛士」バージョンにしたのが間違いだったか?おかしいぞ、なんで歌えないんだ!ぎゅんぎゅん、どんどん音程が外れる一方だ。どーしよー、ヤベッ)冷や汗タラリ。久々にやっちまったか。
心の中で必死で修復を試みるも、最後まで元の軌道に戻るのは果たせなかった。
その瞬間、事件は起きた。
堅牢に造ったはずの壁にはミシミシひびが入り、軽量鉄骨造の天井は崩落し、コンクリートスラブ下地の床は大きく隆起し、あんぐりと地獄の口をぱっくり開けてしまったんである。パンドラの箱を開けてしまったと気がついた時はすでに遅し。Queensの面々は逃げ惑い、阿鼻叫喚の地獄絵図なんであった。
これでも本当は「M」ではなく、卒業記念にEXILEの「道」とか、好きな「ただ逢いたくて...」とかサザンの「希望の轍」とか達郎の「さよなら夏の日」とかいきものがかりの「ありがとう」とかとかを歌うつもりだったんである。もし身の程知らずにこれらを選曲していたら超弩級の核爆弾級の破壊力を発揮していたであろう。
そこそこ歌える「恋人たちも濡れる街角」とか無難に「氷雨」とか「居酒屋」で美人妻とデュエットしたりしてお茶を濁す算段にすべきだった。
もう一度言う。オンチにとっては、
「好きな歌と、歌える歌は、必ずしも一致しない」のだった。

それにしてもQueensのカラオケレベルは高い。筆者のレベルの低さを抜きにしても、皆本当にうまいんである。Kitamatsu父も若い頃はブイブイ言わせたであろう、歌がめちゃ上手いと聞き及んでいる。

特筆はMisaki母なんである。元プロ歌手なんであった。男ならじゅんじゅわーっと来るくらいの聞き惚れちゃう圧倒的な声量と歌唱力。天は二物を与えたもうたとはこのこと。噂には聞いていたが確かにこれは「ヤバイ」んである。
それとMisakiである。母のボーカルに合わせてダンスを披露。ダンスを習っているだけあって、楽しくて素晴らしいパフォーマンスのオンステージなんである。
因に下の写真。会長が右手に持っているのはマッチ棒ではない。
更にMurataコーチはデュエット魔なんであった(^-^)

最後のお開きにわらわらと子どもたち全員がステージに上がって来た。目が点になった。ナニナニどーしちゃったの?....スピーカーからは「ハッピバースデー、トゥーユー、.....ハッピバースデー、ディアKasaharaさん〜♪」なんであった。クラッカーがぱんぱん弾けた。筆者の事後取材網によって事の真相が判明。子どもたちが部屋を出て、たまたま通りかかった受付にクラッカーがあり、子どもらが自分のお小遣いでお金を出し合い購入、K代表の誕生日を祝おうと発案したんであった。極秘裏にこれを聞いたHimari母がそれならカラオケで「ハッピバースデー」の曲をかけたらど〜おと、助言。
素敵なサプライズであった。おそらくKasaharaさんはこのブログを読んでまたうるうる来ちゃってるに違いない(^-^)
主催の会長もご満悦の春の一日なんであった。


※後日談。
彼女たちは「恋するフォーチュンクッキー」を歌っていた。筆者AKBとかHKTとかTBSとかNTVとかWHOとかNATOとか北大西洋条約機構とかには全く興味がない。なぜならアイドルは子どもにしかみえないからだ。私はオトナの女性でないと.....。おっといけねえ、道を踏み外してしまうではないか。
しかし、その後TVCMなどで「♪恋〜いするフォーチューンクううキーい〜♪ヘイヘイヘ〜イ」を聴いてるうちに、アイドルには興味はないものの、なぜか頭の中でヘビロテになってしまっている自分がいた。
「ヤバイ」....あれはちょっとクセになるメロディーラインなんである。
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