2015年3月8日日曜日

開幕2015の春

今日はあいにくの小雨まじりの空模様、この曇天が一気に晴れるような大曇天返し....いや、大どんでん返しは期待出来そうもない。例年のこの日は晴天に恵まれたんであったけれど、今年の春季大会の開会式はこんな肌寒い天候のもと開催されたのだった。

貫禄十分の連盟Sohma会長、眼鏡を新調したようだ。ツルの部分がなかなかのおしゃれさんである。昨年の驚異の全大会の覇者、驚異とともに脅威ももたらした富士見台ウルフから優勝旗・カップの返還。

来賓、連盟、監督指導者、そして主役の選手たち。いよいよ2015年の瞼(まぶた)は切って落され.....いや、火ぶたは切って落されたんである。これから長い少年野球シーズンの始まりだ。

時系列は逆行しちゃうけれど、数年前から「晴耕雨読」で恒例となった全チームの入場行進写真を一挙掲載。そぼ降る雨とカメラの調子が今ひとつで綺麗な写真とはほど遠い出来。この角度から撮ると行進のうまいチームはほぼ全員の顔をきれいに捉えることが出来るけれど、そうではないチームは直線に整列していないため、顔が欠けて見えなかったりしちゃう。行進は足並みと腕の振りを揃えることが一番重要かなと思っていたけれど、その次に顔は真っすぐ前を見る、歩く軌道も直線に....も大事だと知った次第である。
では本大会の部の一挙20チームである。これには宮前Queensも参加する。




















次は次世代を担うジュニアの部全8チームのチビッコ軍団。本来は全チームにジュニアチームを併設出来ればいいのだが、昨今の野球人口減少、少子化問題のあおりからか8チームとなった。こういうチームは恒常的に安定して強くなれるチームだと思う。羨ましい限りだ。








さてこれも恒例、外野から一塁内野スタンド方面を眺めたショット。コーチや父母たちを順々に撮って切り貼り。雨にもかかわらずなかなかのギャラリー、観客数である。日本野鳥の会を呼んでカチカチ人数をカウントしてもらったら、53,257名を記録したんである。
選手宣誓はAbe連合艦隊司令長官の母体チームである、松風スラッガーズのMorimotoくん。自ら志願しての選手宣誓だそうだ。実に見事なスピーチであった。会場からも拍手が湧き起こる。


今年はオマケのショットがある。例年同じ写真パターンなので、今年はむくつけき男どもの、監督コーチ陣のアップを特集しちゃう。顔が写っていなかったり、イカツイ表情だったりしていても筆者は責任とらない。もし筆者がここに写っていればおそらく誰よりも一番イカツイ、不細工な顔をしていたに違いない。母たちの写真掲載には人知れず結構気を遣うのであるが、まあ、男なら文句あるまいて。肖像権侵害、プライバシー侵害、個人情報保護法、秘密情報保護法、ストーカー規制法etcは一切無視しちゃう。
2015年、今年の宮前少年野球を牽引する野郎どもなんである。
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2015年3月6日金曜日

最後のゲーム

某月某日、南部リーグの6年生だけによるオールスター戦が開催されていたんであった。筆者のMacのブログ倉庫に眠っていたんである。つい先日のことなのにいつだったかは失念...なんである。ローカル大会とはいえ大変に歴史のある大会。場所は有馬小スタジアム。そーなんである、運営幹事チームは毎年持ち回りで今回は有馬フレンズの番であった。本来昨年中にこの最後の懇親試合と閉会式を終わらせなきゃであったけれど、年々試合数が多くなり相手チームとの調整も難航する中、12月の対外試合禁止期間に突入したための苦汁の判断により今回の開催となったんである。歳を越してからの解禁日以降に開催となってしまったことは、ひとえにフレンズ及び筆者の不徳の致すところ、この場をお借りして関係各球団にお詫び申し上げたい。

その調整役はフレンズ事務局Tagamiオヤジ。一人に任せきりであったことは否めない。次回はチーム全体でサポートすべきだと自省の念。監督やベンチスタッフに比べて、フレンズのみならず他チームや連盟でも、事務局は裏方仕事であまり日の目を見ることがない。しかし、この事務局のスタッフあってこそのチーム運営なんである。チームによっては事務局のスタンスや仕事内容に若干の差異はあるだろうけれど、およそ大変な業務であることに違いはないはずだ。微に入り細に渡り、時に一斉送信メールに何人も返信がなく、思うに任せない状況にストレスを溜めることも多かろう。ご苦労さま、お疲れさま、ありがとうございますm(_ _)m

そのTagamiさんの差配で遅ればせながらこの度のオールスター戦開催となった。
連合チームでの顔見知りもいれば、初対面での選手同士も少なくない。それでも分け隔てなく同じ野球仲間としてチームを組むことに意義がある。
参加チームは(敬称略、略称愛称にて)ヤング、ブルアロ、フレンズ、フォルコンズ、アリコ、レッパ、松風の7チーム。人数の関係から先の3チーム16人対あとの4チーム15人の混成となる。チーム名は筆者が考案した。
ヤング、ブルアロ、フレンズ=YBF16
フォルコンズ、アリコ、レッパ、松風=FARM15
AKB48に倣(なら)ったのだがFARM=ファームとしたことは確信犯的な珍名である。

卒業生を労うのが本来の大会趣旨なので、基本全員を試合に起用する。顔を覚えている子もいれば、ほっほう面白い子だなあ、という選手もいる。もういっそのことランダムに写真を撮ってうまく撮れた写真を組み合わせてアップしちゃおうじゃないのよ。

この日一番目立ったヒーローは筆者的にはアリコのある選手だった。三塁コーチャーズボックスであらん限りの大音量で走者に指示を出す。大柄な体格に高音のよく通る声質でしかも実に明瞭である。グランドの応援の母たちにも大人気であった。筆者何も知らないくせに言える立場にはないのだけれど、この子はきっととても素直で野球に対して真摯な気持ちで向き合っているのではと、勝手に想像しちゃったんである。将来好感の持てる青年になるに違いない。
この子に限らず6年生はこれが小学生最後の試合。
我々大人たちには最後であっても、君たちには次のステージへの第一歩でもある。

フレンズのHiroの打順である。昨年はシーズン中連合も併せて6,7本のホームランを放っているスラッガーだ。宮前少年野球の聖地、第一公園ドームでのライト観覧席へ突き刺さる、豪腕投手から放ったホームランは今でもありありと瞼に焼き付いている。
有馬小のライト方面では今季選手たちがサーキットトレーニングをしていたのだが、Hiroの打席になるとわらわらと集まり両手を挙げて、「Hiroせんぱ〜い!ここにホームラン打って〜!」とおねだりする光景。なんだか素敵な場面を目撃しちゃった。
期待に応えようと力んだHiroはポテンに終わってしまったけれど(^-^)

なかなかの接戦であった。勝ち負けは記憶にないし、それはどうでも良いことだ。
みな野球を楽しんでくれたかなと思う。幹事チームとしてはもっとナニかサプライズ的オモシロ企画を考案したかったけれど、時間がなく忙しくて気がまわらず、残念であった。

一応滞(とどこお)りなく試合は終了。閉会式の優勝旗授与などはYanagisawa代表やKaneda顧問に要請するもやんわり辞退され、結局Tagami事務局が代役を務めた。
優勝は昨年上部大会でも活躍したブルアロ、準優勝はレッパ、フレンズが3位であった(かな?)

+++++++++++++
同日の晩、南部リーグ懇親会である。チームの垣根を越えてオヤジどもの打ち上げだ。
「ただの飲み会だろ」とおっしゃる御仁。そーではない。南部リーグに限らずこれはとても大事なイベントである。子どもの野球を共通項として見知らぬ隣人と楽しいオトナの時間を共有することはとても意義あることと筆者は思う。筆者はあえてフレンズから離れたテーブルに陣取りレッパさんと談笑。闘将Yoshida監督と名将Kurosu監督が根っこが生えたようにどっかりと奥の陣で構える。
順々と各チームからのひと言挨拶。笑いありシビアな意見ありで夜は更けてゆく。
今季つまり今年の幹事チームはブルアロさん。きっと大会運営も闘将Yoshida監督のもと、うまく運んでいただけるに違いない(^-^)

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2015年3月3日火曜日

Queens2014卒部式:本編

宮前Queens卒部式の本編というか続きなんである。前編、本編と来たからには最後に後編が待っていると思ったら大間違いである。
今季のQueens戦士6年生は、Fuuko、Sunao、Nozomi、Juri、Yuma、Marinの6名。彼女らの入場から会は始まっちゃうんである。主将Fuukoが手にするは2014年生からの贈呈となる「団旗」。筆者もほんのちょっと加担して極秘裏のうちに原稿制作。実際のモノは仕事の関係上のルートでサンダースHonmaさんでの製作となる。これを現主将から来期主将へ手渡すのをやろうかと、監督Koshimizuさんが提案していた。

鷺沼JAで乾杯!全員ニッコニコで和気藹々の酒宴が始まった。姫たちの母体チームの監督さんらも参集。DVD上映は例年のごとくサンダースTsudaさん、連合チームのベテラン名スコアラーでもある。

序盤でいきなりのサプライズなんである。マイクを手にしたKasaharaさんが前へ躍り出ると話しだす。序盤でいきなりの「Kasahara劇場」の幕が上がったんである。
「えーーーーっ。みんな聞いて〜!」Kuriharaさんが喜寿で会長Sohmaさんはその週に74歳のハッピーバースデイなのだった。K氏の舌もなめらかに「二人ともどうせこの歳になると、だ〜れも祝ってくれないだろうから、ケーキを用意しました〜。これはここに集まった男たちからのプレゼントで〜す」と舌好調、Kasahara節が炸裂しちゃうんである。ユーモアを兼ね備えた粋なサプライズである。実は事前に我々参加の男たちへK氏から協力要請のメールがきていたんであった。Shigeruちゃん、Kazukiちゃんへ皆からバースデイソングの大合唱。

酒も適当にまわって来た勢いもあってかハプニング、いや予定調和的イベントというべきか。今季から28番を背負うことになったTanakaオヤジ。若いOBコーチやKitamatsuオヤジらにイジられてどうやら顔面パイ投げ的な標的にされちゃうんである。Tanakaさんもニヤニヤ渋々、まんざらでもない表情で眼鏡を取るやいなや、いきなり高校野球で鍛えたKitamatsu投手の豪腕がうなりを上げて、Tanaka顔面ミットにドストライク。すると今度はTanaka節が炸裂するんであった。「ふざけんなー!おまえらこっち来いっ!」「なんで俺がこんなん、なんなきゃいけねえんだよー!」と、顔を真っ赤にして....内心大喜び。
アレを思いだした。ダチョウ倶楽部の上島竜兵。今や日本の伝統芸とまで昇華した感のある、例の熱湯風呂のクダリに似ている。周りは大爆笑であった。

6年生への記念品贈呈である。Kasahara代表、Koshimizu監督、Murataヘッド、Ozawa28コーチから手渡しされる。監督はすでにこのあとのDVDに備えてタオルの準備を怠らない。

会場は暗転、上映会なんである。今季のプロデューサーは6年Fuuko父、Ozawaさんであった。例年素晴らしい感動のDVD上映なんであるが、今年は40分にも及ぶハリウッド顔負けの超大作なんである。それは昨期2013年最強チームへのリスペクトシーンから始まった。

終わってみれば監督や母たち、特に6年母Suna母などは号泣なんであった。監督も溢れる想いに思わず...。積年の想い出が走馬灯のように蘇るとはまさにこのことだ。6年生のみんな、父母たち、お疲れさま、そしてありがとう....。

6年生からの作文発表の時間。これがまた涙を誘うのだった。淡々粛々と読み上げているうちにみな子どもらはいつしか涙声に。嗚咽まじりになると脇に控えている母も目頭を抑えて、こみ上げて来る熱いものを抑えきれない。会場の母たちや大人もじんわり来てしまうのだった。



会場を遊撃した数ショットを公開。
全く女子は可愛いものである。小さな体でも甘いものは別腹というのは、女子に生まれ備わった特殊な臓器があるに違いない。これはオトナの女になるとその別腹臓器の特殊機能は更にパワーアップするのだが、時に体型もパワーアップしちゃうのだった。

OBのIchika母からこれまた素敵なサプライズプレゼント。
手作りのケーキには6年生5人の名前入り。大勢のスマホカメラマンがわらわらと集まって来た。

OB....ん、待てよOGか。伝説の主将Meika始めたくさんのOG女子たちが大集合。一人ひとり挨拶。相変わらず元気印娘のHimari。朴訥なしゃべりながらMisakiのスピーチには全員爆笑。他のみんなも中学で頑張っているようだ。「勉強もがんばれよ」
Sohma会長は例によってOGや美人妻たちとにこやかに画角に納まり、ご満悦なんである。会長、鼻の下は全然伸びていないから大丈夫。筆者は鼻の下のヒゲが伸びている。
新チームメンバーの紹介。今はまだ小粒ではあるけれど、徐々に大輪の花を咲かせてほしい。

Murataさん、Matsuiさんの挨拶でいよいよお開きだ。広報部長の筆者、カメラを構えて写真に集中していると、この時一本締めだったのか、三本締めだったのか全く覚えてないんである。一本だったような気がするのだが。まあ、一昨日の昼メシも思いだせないのだから無理もない。

最後に全員で記念撮影一枚撮って、更に気を遣っていただき今回から初参加の連盟事務局Satohさんがカメラを変わってシャッターを切る。なんだか「間違い探し」の絵みたいだ。
ありがとう2014。こんにちは2015。

最後にワタクシ宮前Queens広報Teshimaから、切なるお願いなんであります。
これをもし宮前または近隣の区の女の子を持つお父さんお母さんが見て下さっているならば、是非Queensで少女野球を始めませんか?女子でも野球というスポーツを楽しんで、かつ、強いチームを目指し周囲の大人たちも全力でサポートしています。女子同士の子どもたちはもちろん、大人同士のコミュニケーションも一生の想い出になります。
是非、ご一考下さい。ご連絡お待ちしてます。(^-^)/

おっといけない、これを忘れるところであった。
この日の朝にはQueens全員の美人妻たちからのバレンタインチョコをもらった。しかもさすがのGODIVAである。これで自惚(うぬぼ)れるほど筆者はウブではない。男たちみ〜んなにあげているものだ。しかし男って野郎は義理チョコと解っていても嬉しいものである。鼻の下のヒゲが一瞬にして3ミリほど伸びたのは言うまでもない。
更にこの卒部式では記念品をもらった。筆者中学2年生くらいからブラックコーヒーの愛飲者である。嬉しい贈り物、Queensロゴ入りマグカップだった。反対面には「感謝2014」の文字が。
ありがとう2014。お疲れさま2014。
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