2015年10月28日水曜日

全試合完封優勝の快挙

昨晩の仕事の影響で重い瞼にムチを入れながら、やっと川崎市学童軟式野球大会、決勝戦のブログなんである。
大師スタジアムではすでにジュニアシスターズの試合が始まっていた。ネット裏には所狭しと並んだ優勝旗、カップ、楯などが林立、まるでクフ王の宝物をピラミッドから盗掘してきた盗賊の親分のような気分。2012,2013年は宮前スマイリーズ(宮前Queens)が連覇を成し遂げたのだった。この優勝カップを並べて祝勝会をやったんであるからして、思い入れが強いわけで。勝利の美酒、赤ワインは最高にうまかった。(その理由はここでは絶対書けない)



いよいよ連合の部の決勝である。宮前クラブの先発マウンドはエースの座を不動のものとしたRui、捕手はもちろんYuiだ。クラブ投手陣は他にShohdai、Takashiなどが中継ぎ、クローザーをがっちり固めている。このバッテリー・投手陣が今大会を通じておそらく前人未到の快挙を成し遂げるのであった。その理由は末尾にて、なんである。

初回先攻は多摩区北部レインボーズ。1,2番に綺麗なクリーンヒットを連打されいきなりのピンチ。しかし、ここからがRuiの真骨頂なんである。今年も幾度かヤツのこんな姿を見てきたから分る。ピッチングを修正し後続を断つ術を習得しているかのようだ。もちろんそれでも失点することもある。しかし今大会、この決勝でも、3塁まで走者を進めても最後を三振に切ってとってチェンジ。
低めに決まる制球力も含めて、打たれてもこの「安定感」が何にも勝る彼の財産なんである。

1裏宮前、先頭打者は内野の要、遊撃手のRyohtaは遊飛。2番Ruiも投飛で凡退。多摩の先発Katsumataくんも素晴らしい速球を投げ込んでくるんであった。ちょっぴり圧倒される空気感が応援席や筆者の頭にも漂うくらいであった。これは僅差の勝負になるぞと。






このあと3番Yuiの登場であった。今年ヤツはここ大師で数本の本塁打を叩き込んでいる実績がある。しかし、初回にいきなり打つとは思わなんだなんである。粘りに粘った8球目、バットが一閃するやいなや白球はややウェスト気味にレフト方向の青空をキャンバスに白い弧を描き、左翼手が球を追うのを諦めたその一瞬後、フェンス向こうの芝に着弾したのだった。湧きに湧くベンチと応援父母たちの内野スタンド。
(※写真の周囲にぼんやり黒い靄がかかっているショットは、金網越しに撮ったものである。)



2回以降多摩の攻撃は単発での安打を放つも、攻撃が点から線に繋がらず3塁まで走者を進めたのはわずか2回の6番打者の1回のみ。Ruiの我慢の力投が続く。




ところがなんである。そういう宮前も2回以降3回にYuukiのバントヒットの1安打のみで、打ちあぐねて幾星霜、あっと言う間に終盤の5回を迎えたのだった。
しかし先頭またしてもYuukiが安打でレフトオーバー安打で出塁すると、相手失策四球がからみShohdaiなどが帰還しやっと2点を加点、これが気が遠くなるほど欲しかった追加点である。更にびきびきに引っ張った目の覚めるようなライト前安打のYuiのツーベース。この回一挙3点で4:0、宮前一気に優位に立つ。






宮前連盟からはSohma会長始め続々と応援及び運営にスタッフ集結。Ogasawara副会長、Honma、Ohtake、Nishimura、Nishihara副事務局他、それに松風のAbe連合艦隊司令長官も観戦。惜しくも決勝進出ならなかったが、宮前ヤンキース監督Satohくんも。大勢の父母とともに盛り上がる決勝戦なんであった。
最後の圧巻はRuiからボールを受け取り抑えに上がったマウンドに立つは主将Takashi。
目にも留まらぬ豪速球で圧倒する。本人は実に楽しそうだった。五郎丸のラグビーJAPANの快挙が数年前だったならば、Takashiはラガーマンになっていたかもしれないかもしれないんである。





最終回6回には代打EXILEの、いやアリコのTakahiroがライト前安打で出塁。これまた監督のMatsuiマジックであろうか。
6回の死闘の末に4:0の完封勝利で念願の優勝。
その瞬間ベンチの控え選手らがナインとともにマウンドに駆け寄る。このシーンにはちょっとじんわり来てしまった。



優勝の勝者だけに許されるエールのあとの帽子投げ。筆者は試合終了後速攻でグランドへ潜入しその瞬間を捉えた。試合が決まる少し前にはグランドへの出入口に待機して虎視眈々と審判のコールを待つのである。これはあらかじめ冷静に計算していないとタイミングを逃してしまうのである。歴戦の戦場カメラマンならではの経験値に基づく行動なのだ。

優勝おめでとう!
ここで特筆なんである。冒頭に触れたように、今大会宮前クラブは全ての試合を0封の完封勝利なんであった。全試合無失点で優勝した。とかく並みいる長距離砲の強打線が喧伝されがちだと思うけれど、この投手陣のチカラとそれを支えたチーム全員の守備力に筆者は称賛の言葉を惜しまない。筆者には過去の記録を調べる術は無いが、おそらく全試合完封勝ちというのは前代未聞の快挙ではないだろうか。
このあと帽子がベンチの屋根に乗っかってしまった。
スコアラーのポッチャンことOgawaオヤジがHajimeを肩車する。
断っておくがこの二人親子ではない。でもなんとも言えず空気感が似ているではないか(^-^)
※このあとの単独決勝、閉会式はまたのブログなんである。
上瞼と下瞼のあいだにマッチ棒を支柱として設置し、瞼が閉じないようにここまで書いてきたのだけれど、そろそろマッチ棒がポキリと折れそうだ。地中に打ち込んだ杭が岩盤に届いていなかったように、上瞼が数ミリ沈下し始めたんである。
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2015年10月26日月曜日

ノスタルジー

今日こそは宮前クラブ優勝ブログを執筆せんと意気込んでいたら、昼間にクライアントからメールがあった。今晩どーしても現場調査に付き合ってくれと。店舗設計に入る前に事前調査をする場合があるんである。筆者は参加しないとタカをくくっていたんであるが、断れない状況になっちまった。場所は吉祥寺。深夜の現調は数年前の大阪Apple関係以来だ。

早めに出て井の頭公園に行こうと思い立ったのだった。吉祥寺は学生時代何度も遊びに来たけれど、井の頭公園には足を伸ばさなくて一度も行ってなかったんである。
筆者が高校生の頃、夢中で観ていたテレビドラマが「俺たちの旅」。中村雅俊演じる吉祥寺や井の頭公園が出てくる青春ドラマの金字塔である。あれに憧れて東京に来たと言っても過言ではない。絶対井の頭公園で彼女とデートするんだ、と鼻の穴を膨らませて、ついでに股間も膨らませていたガキんちょの高校時代であった。

上京してもその夢は叶わなかったが、彼女が出来て初デートは酉の市の帰り、歌舞伎町の深夜喫茶であった。

そんなノスタルジーに想いを馳せながら、今日やっと井の頭公園には来れたのである。
iPhoneで池に浮かぶ橋を撮ってみた。
…さっぱりワカラン!
やはり可愛い彼女と昼間に来るべき所ではある。

もうすぐ現場入りの時間だ。これはiPhoneから喫茶店にてブログ投稿している。
ではでは(^-^)

愛すべきオヤジども

川崎市少年野球の秋が終わった。残すは来週からの川崎市長杯のみなんである。
10/24土曜日に川崎大師少年野球ドームにて女子野球ジュニアシスター、連合チーム、単独チームそれぞれの決勝戦が粛々と執り行われたんであった。
筆者は終日大師へ赴きその熱き闘いの一部始終を見届けた....。
けれど、一眼レフを手に入れたその喜びからか撮った写真の枚数は膨大で、千差万別、十人十色のそれを取捨選択するには一朝一夕には大願成就出来ず、沈思黙考の末に熟慮断行せしめんとしたのは例によって、本編に入る前にお茶を濁す姑息な常套手段、「サワリの部分」のみの情報開示によるブログなんである。
さてここまでいくつの四字熟語を使用しただろうか?
......おっと、最後の「四字熟語」の語句も四字熟語の範疇に入れなければいけないぞよ。
数葉の写真だけで今日のブログは一応の完結とさせたい。本編はまた今週中なんである。おまえはなぜこんなに無理してまでも日曜の深夜にペンを執るか?週始めの月曜のアクセス数がハンパないんである。そのユーザーのご期待に添えずに酒に溺れて日曜中にブログ更新出来ないと、翌朝月曜のケツの座りが悪いのであった。

よって今日のテーマは「滑稽洒脱」的ユルい文章なので笑止千万、片腹痛いわと蔑むことなく読んでいただきたく候らえば、今後の世界電子網的私的文章執筆の小欄の更新の弾みになろうと言うものだ、なんである。

川崎大師少年野球場には20年前の第一期フレンズ黄金時代には子のオヤジとして毎週のように通ったものだった。早起きが苦手な筆者でもあの時代は目覚まし時計が鳴ると、股間にアイロンを押し当てられたように瞬時に飛び起きたんである。全く苦にならなかったわけで。大師へ行くと毎回いわば大師の風物詩とも言える、川崎近隣の「少年野球好きオヤジ」が自転車でのっこりひょっこりやってきて観戦するんである。実に愛すべき人生の先達的オヤジたちなんである。チャリンコでやって来てはぶつぶつつぶやきながら、10数分するとどこかへふいっと移動する者、またはじっくり腰を据えて外野で観戦するオヤジたち、その態様は観察するに飽きない。
いよいよ宮前クラブ決勝が始まった。

筆者はいろんな角度からその瞬間を切り取ることを、広報担当兼いち戦場カメラマンとしてのプライドを以て旨としているために、球場の周囲を徘徊するんである。左打者を一塁側から撮れば顔が見えないから右左の打者打席によっては、DB悟空のように瞬間移動しつつ右往左往。或いは打席の子どもの表情を正面から撮ろうと思えば外野からのアングルの位置取りに腐心する。逆に投手の気迫こもる顔を正面からモノしようと思えば、勢いバックネットからカメラを構えねばならないが、グランドによっては暗黙のルールでそれは御法度になっている所もある。固定放置のビデオカメラならば看過出来るのであるけれど。幸いここ大師ドームはそれが可能なんである。金網越しになっちゃうけれど。

あちこち徘徊ののちセンター外野芝生席へ筆者はたどり着いた。
熱戦とは裏腹に、平和の象徴とされる鳩さんたちがのんびりと牧歌的に何やら懸命に地面をついばんでいた。ロンドンのトラファルガー広場じゃないので、ここに潤沢なポップコーンが散在しているとは到底思えないからして、おそらく地中の虫を探るための必死の探索を行っていたのだろうか。彼ら彼女らはあたかも少年野球の邪魔にならぬように、ほとんどボールの飛んで来ないであろうセンターの奥深くの芝の限られたゾーンでの生活の営みなんである。外野手にとっては若干プレーに影響しちゃう存在かもしれないが。思わず取っ捕まえて鳩とハグしたくなる。


本塁方向へカメラを構える。がしかし2,3メートル離れたところにいたのは例の「愛すべきオヤジども」。自然と彼らの会話が聞こえてくるのであった。
どうやら黄色ジャケットを着たオジサンと灰色ジャケットのオジサンは友人同士と見た。但しその距離感からして長年の盟友というには距離がありすぎ、かと言って昨日今日出会った他人同士にしては親密なんである。
左黄色「今のインハイじゃあ、あのバッターは打てねえわなあ」
右灰色「んが。」
黄色「つーーあうと、ランナー1塁で、今の打撃はねえだろうよなあ」
灰色「あん。」
どうにも楽しいんである。シャッターを切ることを忘れて会話にならない会話に聞き耳をそばだてる筆者。
黄色「ありゃりゃ。またあのキャッチャー、ワンパターンのリードだわなあ」
灰色「おあ。」
黄色「ありゃあベンチのサインかどうか知んねえけどよ、外角低めに構えてたんじゃ、あれじゃあ打たれるべ〜さ」
その時のバッテリーは宮前クラブの投手Rui、捕手Yuiの絶対的黄金コンビなんであった。
次の瞬間....「ブンッ!」バットは空を切った。三振に切ってとり見事に危機を脱した。

灰色「..............」

この二人のオヤジとワンカップ大関で酒を呑みたいと思い、思わずコンビに走ろうかと思った私であった。時に辛辣に時に面白いほど的確な批評をする、正に「外野」のオヤジ。

今週中に宮前クラブ連合、単独サンダース、その後の祝勝会の模様のブログアップを志したい。
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2015年10月22日木曜日

蜘蛛の糸

「ある朝目覚めてみると、ベッドの中の自分が巨大な虫になっているのに気がついた」
.....
と言うのはロシアの作家カフカの「変身」の有名な冒頭である。この小説の書き出しは川端康成の「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」くらいに、或いは漱石の「我が輩は猫である。名前はまだない」くらいに衝撃的で印象に残る最初の書き出しなんである。筆者は高校生の頃よく本を読んだ。主に古典から現代まで日本の作家だったけれど、頭のバランスを取るために洋の東西を問わず読まねばなるまいとう、妙な青臭い義務感があって読んだものである。ロシア文学もドストエフスキーから手を付けていったんであるが、何人か読んでいってすぐ挫折した。長くて難しくて暗いんである。いくつか読んだ中のひとつが先のカフカの「変身」なんであった。

のちにソルジェニーツィンの分厚い本を前にして、逡巡したあと伸ばした手を引っ込めた軟弱者である。代わりに高校3年だったか、それまで五木寛之に傾倒していたけれど、村上龍が処女作「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞を取ったとたんに飛びついて読んだものだった。ロシア文学系はそれ以来手にしていない。今となってはカフカのそれもストーリーなどは全く忘却の彼方なんである。

さてさて。このところ少年野球ネタが落ち着き、ブログの更新も滞りがちであったけれど、しかし、ブログを書けなかったのは夜な夜なQueens10周年記念誌の仕事や、フレンズの年間スコアブック集計の2015年版フォーマットを作ったりしていたからなんである。更に溜まっていたTSUTAYAのDVDを観たり、昨日は仕事の打合のあと築地で23時まで客と飲んだりと、それなりに忙しかったのだった。

そこで昔のブログネタ倉庫の錆び付いた鍵をこじ開けて、奥をのぞき埃のかぶった抽き出しを開ければ、あったあった。これはいつか掲載しようと思い保管してあった秘蔵写真なんである。jpgデータをクリックして調べると今年の5月に撮ったものだった....。

「ある晩そろそろ寝ようかと思ったら、窓の外の暗闇から何者かがこちらを見ているのに気がついた」
..........安物のホラー映画みたいに。

スマホでは二本指で写真を拡大しないと分からないかもしれない。一瞬どきりとしちゃったんである。窓外の暗い夜空にぼんやりと浮かぶそれと邂逅した瞬間は、背中に冷や水をかけられた気分であった。
すぐにカメラを持ってきて撮った。暗くてよくわからんぞ。
フラッシュを焚いて撮影。まるでレントゲンのような写真だわい。妙な星座に見えなくもないか。
もう一度ピントを手前にして撮った。
そーなんである。結構デカイ蜘蛛がベランダに蜘蛛の巣を張っていたのだった。うちはマンション5階建ての5階。どうやってここまでスタコラ登ってきたのか、或いは風に乗ってスパイダーマンよろしく、ひゅるひゅる飛んできたのか。こんな高所に巣を張ってもあまり旨そうな虫などは飛んで来ないし、いったいコイツ何を考えているのか。
しかし彼には罪はない。むしろその健気な営巣の運動と幾何学模様の美しい蜘蛛の巣に見惚れてしまったんである。自然界の制作物は全て、世界にたったひとつだけのオリジナルデザインなのだ。
小さいイエグモとかならいざ知らず、こんだけ大きいヤツがやってきたのは初めてでビックリなんであった。写真で見るとまるで、外からゴルゴ13が窓ガラスに銃弾を撃ち込んだあとのヒビのように、綺麗な放射状の模様が浮かんでいた。その時の筆者はバスローブを着てブランデーグラスを片手に葉巻を吸っている悪徳社長の金持ちの気分だった。

しかし、このままここに居候されてもかなわない。ちょっと可哀想だったが、このままではどうにも寝覚めが悪いので、彼には階下へつつーーっと強制的に降りていただき、残ったガラスの芸術品も撤去しちゃったんである。
彼の更なる健闘と奮起を期待して、ちょっとヤツの身の安全を憂慮しつつ、やっとベッドに横になったわけであった。
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2015年10月15日木曜日

片翼のブルー

tvk神奈川テレビでほんのちょっとだけ、川崎市学童野球大会開会式の模様が放映された。行進する富士見台ウルフの面々、連合宮前クラブのメンバーたちが、楽しげにブラウン管に映し出されたのだった。
ここで問題。上記文章の中に決定的な間違いがある。そーなんである。もはや「ブラウン管」という表現は死語だった。しかし「...メンバーたちが、楽しげに液晶画面に映し出されたのだった」ではブンガク的になんともケツの座りが悪いではないか。嫌煙や禁煙の時代の趨勢によって、そのうち「紫煙をくゆらす」なんてゆう素敵な文学的表現もなくなってしまうに違いない。それどころか、千代田区内で煙草を吸ったら罰金を取られるように、映倫ならぬ「煙草倫理委員会」などというものが合法化されて、ブログや小説や新聞に煙草を吸うシーンを書いただけで、逮捕されちゃう世の中になってしまうかもなんである。杞憂ではないぞ。あながちありえない事ではない。なぜならあの「安保法案」が合法化されちゃう政権だもの。
もしそうなったら当然「図書館戦争」勃発は免れまい。


さて10/12は連合、Queensと続き、今回の宮前ヤンキース戦なんである。
宮前からは連合2チームが参戦しいわば両翼の青の戦士たちが闘いに臨んだわけであった。「青の翼」なんてタイトルが脳を駆け巡り始めると、短編小説の1本でも書けそうな気になっちゃうけれど、筆者の実力では3ページ書くだけで3年かかりそうである。
(※筆者註:両チームとも同じようなユニフォーム。袖に白の1本線が宮前区で、2本線が川崎区である)







宮前ヤンキースの監督はフレンズから大抜擢のSatohに29番Inoue、28番Toyomaki、スコアラーYamashita、マネージャーMotegiの各氏。(敬称略)SatohはフレンズではYanagisawa代表に、昔の連合ベンチではMatsuiさんやOgasawaraさんに学んだのであったが、もはや一人の監督として立派に連合を率いるだけの経験も積んできた。ひとつの大きな要因は、今年のフレンズの快進撃と共に子どもと同じように彼も監督として大きく成長したのではないだろうか。

フレンズ繋がりで言うと応援団父母なんである。全国大会での応援の一部を取り入れて、この連合でも皆で一緒になり応援していた。他のチーム全部を見たわけではないが、間違いなくこのヤンキース連合の父母応援は川崎イチ、優勝に値するものであった。








さて、やっと試合なんであるが、手元にスコアブックがなければ詳報は書けない。また、おぼろな記憶を頼りにいい加減な記述をするのも筆者の本意ではない。なのでここはやはり写真にお任せなんである。
ただひとつ言えるのは大接戦なんであった。どちらが勝ってもおかしくない展開。ヤンキースはゲームをひっくり返しそうで追いつけないもどかしさを抱えたまま、最終回なんであった。ヤンキースナインは実によくがんばった。







対戦は川崎区のKDクラブ。結果は...3:4での惜敗であった。
夕暮れてくると写真の色も濃く深くなってくる。
写真の色調の深さは秋の夕まぐれの影の長さに比例するのであった。
岡の上のスタンドに一礼すれば秋の陽の光が後光のように射していた。応援団からは惜しみない拍手。





これで連合は宮前クラブのみ、単独では向丘サンダースのみで大詰めの週末を迎えることになった。
青の両翼から片方の翼が離脱し、片翼の宮前ブルーとなったのである。

さて最後にもうひとつオマケ。
本部席でレンズ交換をしていてふと気がついた。そばにあった誰かのジャンパーに目をやると....。
秋色の両翼をいっぱいに広げたちいさな戦闘機がそこにいた。

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