2016年1月11日月曜日

Queens新年会またはブロガー冥利について

1/9は宮前Queensの恒例新年会なんであった。
午前中は記念誌の下打合で第四公園ドームへ50馬力の愛馬を駆って急行し、記念誌のために何枚かの風景を撮影、一旦帰宅後時間ギリまで記念誌原稿に手描きでチェックを入れて、その夕方からJA鷺沼にて新年会と相成ったわけなんである。

まずはQ代表Murataさん、監督Koshimizuさんから挨拶と乾杯。

これもQの慣例で新年会にはオヤジたちは酒を持参し、母たちは家庭で手作りの料理を持ち寄るのがセオリーなんである。食レポ風に言えば「家庭料理の万華鏡やあ〜!」的に実に色とりどりに素晴らしい。バイキング形式でわらわら群がるんであった。母たち、ありがとう。

これまた数年前からの恒例となった、故前代表笠原さんと親交の厚かった「鮨長」のOhsawaさんの出張握り鮨。通称「オヤジ」。かつては宮前少年野球に携わっており、某プロ野球名監督と言われ、歯に衣着せぬプロ野球解説者としても人気のあったOさんの直系の人でもある。中トロなんぞ口に入れたら天にも昇るような気分になっちゃうんである。ここの鮨を食べたらもう、回る系の鮨は蝋細工のサンプルを食べているように思えてくる。
密かにこれが楽しみでQ新年会に来る不届き者もいる。....筆者なんである。トロの握りを口に頬張った途端、「生きてて良かったあ」と感じてしまうのだった。
たぶん多かれ少なかれみんなそうに違いない。

どど、どーーーんと、各テーブルを点描、活写。

「Teshimaさあ〜ん、これ撮って〜」と、艶っぽいお声が...。
いつも感心しちゃうのであるが、いつの間にデザート軍団がテーブル上に進軍してきており、すっかり四角い戦場を占拠しておった。中でもこれを撮って欲しかったらしい。
う〜ん、素晴らしい。「Oueens」ではなく「Queens」の手作りクッキーであった。女王の周囲を固める小さな兵隊どもも実に可愛らしく美味しそうだった。

「Tesimaさ〜ん、ちょっと撮って〜」と、今度は野太い声が...。
会長Sohmaさんがお茶目モード全開、母たちの肩を抱き記念撮影。筆者もノリノリで順繰り母全員と撮るようにあおり立てる。
「Tさん、これブログに載せたらダメだぞー」とニコニコ顔で恫喝された。
ハイ...しかと心得ましたでござりまする。

上島竜兵が熱湯風呂を前にして「押すなよ、押すなよっ!」と言って押されることを暗に示唆するあのパターンと同義語と捉え、一気呵成に掲載しようと決断。これが会長の目に触れれば、一週間後東京湾に浮かんでいる他殺体はたぶん、筆者である。(実際はブログではなく、プリントアウトをご所望しておられただけなんである)
以前のカメラならばせっかくのQueens美人母軍団なのに、顔がブレたりピンボケだったりして、止む無く掲載を見送った写真多数あり。しかし、今や天下無敵のNikonD5500の一眼レフ。みなさん良い笑顔なので一挙掲載しちゃう。筆者を恨まないでほしい。憎むべきはNikonD5500、彼が忠実に美人母たちを撮ったのであるから。
一部OBのJuriオヤジが混じっているのはご愛嬌である。これも上島竜兵と出川哲朗との定番ギャグ「キス芸」に乗っかってあおり立てる。本当に会長にチューしちゃった。


いやはや、ビックリ、どーしたものだろうか、ブロガー冥利なんである。
ここまで「晴耕雨読」がそうだったとは、筆者のほうが驚いた。

最近Qに入部の見慣れないご夫婦がいたんである。簡単に言えばQに入る前から夫婦揃って小BLOGの熱烈なファンだったとのこと。筆者のことは顔を知らないからQueensに入ったらいつか会えるかもねと、夫婦で話していたのだそうで。それが他の母の取り持ちで筆者と初対面のご挨拶。
「ずっとお会いしたかったです」....「晴耕雨読は、もう架空の人物が書いているんではと思うくらいでした」...「ここでお会い出来るとは感激です」とご夫婦そろって満面の笑顔。握手までしてしばし談笑。正直美人妻からそうまで言われたら、筆者とて悪い気はしないのは言うまでもない。ダンナさんもチョイワル系のイケメン。筆者は逆に恐縮しちゃって戸惑いつつ「ブログって一方通行でどんな読者に読んでもらってるのかあまりわからないまま、半分は自己満足、もう半分は使命感みたいな気分でやってるもので。でもこうして現実に読んでもらってる人からお誉めの言葉をもらえたら、俄然それがブログを書く原動力になっちゃうんですよ」....みたいなことをシドロモドロに語ってしまったんであるが、これ、本当に「晴耕雨読」ブロガーの正直な気持ちなんであった。昨年末にフォルコンズ母にも同じようなことを言われてドキドキしちゃって、中原区の今井西町少年野球の若いコーチさんにも握手まで求められてとても嬉しかったことが思い出される。

逆に筆者のほうが感激してしまい、ああ、長年ブログを書いてきて良かったなと思える数少ない瞬間なんであった。「いやあ、逆に読んでもらって本当にありがとうございます」を100連発するしかないワタクシなんである。バーズ高橋さんの話にも及び、是非その人となりを読んでほしく「晴耕雨読」の2年前のことも話したのであった。
最後はダンナさんの目の前でハグまでされて、.....チョー嬉しかった。

これと前後しその新入部員夫妻の紹介があり、母体チーム宮崎台バーズの新5年生Hinataの夫妻Yoshikawaさんが挨拶、なんであった。他にも数名新入部員が入ってきているんである。実に楽しいではないか。Queensに限らず他の少年野球チームにとっても、新しく部員が増えるというのは、父母たち以上に我々コーチたちにとっては、少子化に伴う少年野球人口の減少を慮(おもんぱか)れば何にも代え難い嬉しさなんである。

Queens名物オヤジ、Tanakaさんが酒が入りいよいよエンジン全開、ニュートンの重力の法則に忠実に従い、彼のそのメガネは今まさに落下寸前なんであった。ここに名コンビのイジリ役、自称LINEネーム「Sexyユーリ」のKitamatsuオヤジがいなかったのが悔やまれる。

そのTanakaオヤジの音頭で会は締めに。実に楽しい夜であった。
JAの床をじゅるじゅるぺろんと舐めてもいいくらいに、またはここにハエが着地したら滑って転ぶんではないかと思えるくらいにビカンビカンに清掃後、やっと記念撮影。記念誌にも使えるかなと祈念しつつ。まずは筆者が撮影。

次に気を遣ってもらって連盟Satohさんがカメラを代わってくれて筆者も軍団に参入しパチリ。

ここにきて最後にあえてQの舞台に登場させたいのが松風スラッガーズ、今年から数年ぶりに監督に復帰するAbeさん、愛称Abeちゃんである。晴れて松風から初のQ姫戦士を輩出し、意気揚々正々堂々と新年会に参加したんである。会の途中から「Abeちゃん劇団」が各テーブルでその演技力を遺憾なく発揮し爆笑を誘発し、会を大いに盛り上げたんである。
何枚か撮った写真のひとつがこれなんであるが....。

これをあとで自宅Macで見て、また一瞬にして筆者のスケベ心の虫が、春の蠢動(しゅんどう)のごとく蠢(うごめ)くのだった。啓蟄(けいちつ)が待ち遠しい新年の夜。

「大和田あ〜っ!今こそ約束を果たしてもらおうかっ!倍返しだっ〜!」と、半沢直樹。
「うぐぐ...。くっそお〜」と、膝から崩れ落ちる大和田常務....。

Abeちゃん劇団演じるドラマ「半沢直樹」なんであった。さすがはマジリアル銀行員である。
因に体育会系的年長者を尊重するAbeさん、このあとちゃんとKuriharaさんをタクシーで自宅まで送り届け、のちに駅前の二次会居酒屋に意気軒昂に舞い戻ってきたのは言うまでもない(^-^)

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2016年1月8日金曜日

唯我独尊

簡単に点描でお茶を濁したい。
昼は仕事、夜は宮前Queens10周年記念誌の制作デザインに、筆者は首までどっぷり浸かりきって、ややもすると気がつかぬうちに水没してしまいそうなんであったが、ちょっと先に光が見えてきたのも事実なんである。

正月1/2に撮った写真をちょっと点描する。どおってことないBLOGではあるけれど。
昨年歩いて2,3分の所に、待望のスーパーマーケットが出来た。LIFEである。ここに寄るたびにちょっと高めの「ご当地カレー」レトルトパックを買うのが楽しみ。

このあと有馬神明社へ。毎年フレンズやヤングがグランド開きの前に参拝する、歴史ある
神社である。

驚いた。新築の倉庫が建造されており、いや寺社仏閣だから「建立(こんりゅう)」と言うべきか。そこに神輿が収まっていたんである。しかも筆者の目がまだ衰えていなければ、トップに勇躍する鳳凰の目にLEDが埋め込まれて、キランと光っていたのだった。たぶん何かの間違いだろうか...、いややはりあの光はLEDに違いないんである。


そのあと更に中央公園へ散策。
すっかり葉を脱ぎ捨てた冬木立の黒と、紺碧の空の碧(あお)とのコントラストの妙が、筆者の絵心をかき立てる。

最後の散策コースはペットショップ「ペットフォレスト」。
ワンコやニャンコたちは、ニンゲンが勝手に作った「時間」という概念の産物である、新年や西暦や正月などには一向に気にせず、ちょこねんと普通に存在しているんである。彼ら彼女らには盆暮れ正月なんて全く意味がないわけで。
そんな、ニンゲンの些事に惑わされない、時間や何かに追われているような「動物的唯我独尊的マイペース」で生きてみたいものである。

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2016年1月6日水曜日

小さいハート、大きなご褒美

正月が明けて1月4日になり、世の中はまたきゅるるとハンドルを切り返し、新しい道2016号線を走り始めたのだった。

今日5日、クライアントから新しい依頼がふたつ同時に舞い込んだ。ひとつは博多の物販店舗、もうひとつは名古屋の保険ショップ。昨年からの吉祥寺と川崎の懸案仕事も引きずっているし、年末年始のほとんどはGooglePlayで「スターウォーズ」エピソード4,5,6,1,2の観賞と、宮前Queensの記念誌制作に粉骨砕身、身を粉(こ)にして七転八倒したんである。
先日TVでやっていたのだけれど、女性に嫌われる男の話ベスト3に「仕事忙しい自慢」というのがあるのだそうだ。筆者は決して女性に白眼視されるために書いているんではない。事実をかなり控えめに書きしるしているだけなので、あしからずなんである。

そんな今日この頃、年が明けて昨年のネタを書くことは忍びない。正月になってから年末の買い出しのアメ横の光景をTVで中継するようなものだ。あまり時間がないのでやむ無くボツにせざるを得ないと覚悟を決め、心を鬼にしてしまおうと思っていた。

でもでもでーも、やはり忍びなく写真とコメントだけで掲載しちゃう。
フレンズ恒例年末のカレー昼食大会と親子野球大会なんである。
写真は全員の親の打席をひとりにつき3,4カット、守備の姿も撮影したのだったが、それを全部は載せられないわけで。かと言って数人だけ載せるのも選に漏れた人に悪いし...。なので野球の親たちの姿は心を鬼、いや、悪魔になって全部割愛しちゃうんである。

カレー大会は年に1,2度やる。ゴールデンウィークにやることもあるのだが、2015年はそれどころではなく、夏の合宿さえも断念したくらいであった。
母たちが数人に分かれて自宅でご自慢のカレーを作り鍋ごと持ち寄るのが毎年の慣例となっている。他にも総菜などもたくさんあり。甘口、中辛、辛口、チキンカレーetc。
筆者挽肉を使ったキーマカレーが好きなので今度リクエストしてみっか。

フレンズでは(或いはたぶん他のチームでも)選手以外の小さい子たちは、まるで皆の共有財産であるかのように、誰かれとなく面倒を見る。グランドに弟、妹が来れば必ず誰かが抱っこし頬ずりしたり、遊んだりしちゃう。グランドではその子は、その親よりも他の大人といる時間のほうが長いくらいだ。
OB母のNatsukiが自分の子ではないピーチクパーチク、ククとサチのひな鳥たちに餌付けする。逆の場面もたくさんある。持ちつ持たれつなんである。

以前のブログに何度も書いたけれど、これが実にいい。いろんな家庭の味が楽しめるからだ。だから筆者は全種類のカレーを少しずつ堪能しちゃうんである。今年もうまかった。母たち、ありがとう、ごちそうさま、お疲れさまでした。

さてこのあと親子野球であった。前述の理由でたった3枚だけ掲載。
Yanagisawa代表が打席に立つ。70過ぎとは思えないバッティング。本人は60歳あたりから年齢の衰えをしきりに嘆くのだけれど、どうしてどうして素晴らしいフォームなんである。写真で分るように手首の返しが現役プロと変わらない、野球の教科書のようだ。但し写真の中のボールの位置は深く詮索しないでいただきたい(^-^)

これはこれは、最強の防寒着を発見。UNIQLOのヒートテックも敵(かな)わないはずだ。

最後は親子そろって挨拶と握手。ハグしちゃう母もいる。
「ねえねえテッシー、写真撮って〜」
女性に頼まれ事をされて断る男はいまい。2014年母マネOBのNatsukiと2015年母マネKeiだった。お気に入りのジャンプのパフォーマンス。着地して数時間後にチリかペルーあたりに津波警報が出たかどうかちょっと心配になったのだが。

これだけでは申し訳ないのでスペシャルムービーを。
NikonD5500に搭載されているエフェクトモード「ミニチュア効果」で撮った写真はここで何度か載せたけれど、今回はそれの動画版。あっと言う間に数秒で終わるけれど、これでも滑り台の上から三脚固定で10分間くらい撮影したモノなんである。これに音楽をつけると俄然オモシロ映像になるのだが。

最後にこれも親子対決でベーランリレーをやった。オヤジは真剣に全力疾走。その気持ちすんげえ良く分かる。母たちもきゃんきゃん言いながらも「オンナ走り」で一所懸命ベースを一周。

全て終わったあとに2015年返還しなくて良い多くの「獲りきり」の優勝楯などを、6年生と6年以外で唯一レギュラーだった4年のShohmaたちで、恨みっこなしのジャンケン大会。ジャンケン前は、さながらアウトレットショップのブランド品を品定めするように、ズラリ並んだ商品ならぬ賞品を眺める。
「持ってる」なあ、コイツ。
一番価値のあるとおぼしき「高円宮賜杯神奈川県大会優勝」の重厚な楯をナニゲにゲットしたのは、イチ抜けの4年生のShohmaだった。親のToyoda夫婦は真っ青、「これは6年生にあげなきゃ」と皆の陰で右往左往。その気持ちがすごく嬉しかったけれど、筆者はそれを強く制した。「これでいいって。むしろShomaが獲って良かったじゃんか」

6年生に混じってひとり、不動の9番セカンド小さいハートと小さな体で、全国大会の大舞台で堂々と戦ったことは、その小さいハートの何倍もの大きな価値があるのだから。


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2016年1月1日金曜日

2016年賀像

明けましておめでとうございます
今年も少年野球「晴耕雨読」BLOGを、どうぞよろしくお願い申し上げます

元旦の窓から見えるこの画を、年賀状と画像をひっかけて「年賀像」として1月1日にアップするようになって何年目になるんだろう。
昨年はどうだったかと2015年元日のブログを見ると....そうだった。朝は曇りがちながら明るい空だったのが、にわかに風雲急を告げみるみるうちにゲリラ豪雨の凄まじい悪天候に豹変したんであった。
反して今年の関東の元日は終日晴天、しかも「雲一つない晴天」というのを絵に描いたような雲一つない晴天なんであった。窓から身を乗り出しエクソシストのように首を360度ぐるりんと回して見てみても、重箱の隅をつつくように空の隅々を仔細に点検してみても、どんなに目を細めても逆にどんなに目を見開いても、全天に雲の陰影はひとかけらも発見されないほどの世紀の大晴天なんであった。

そんな2016年の元日は、昼はお笑い番組を片目で眺めつつ夜はウルトラマンDASHの遠藤のキックを堪能し、日本酒を冷やでかっくらいながらQueensの記念誌ページ制作に埋没したんであった。昼からじっくり記念誌の仕事が出来るのはこの年末年始しかないんである。あらら、明日はマーゴたちが来るのでそれも無理か。

年の初めのこんな蒼い空のように、今年はすっきり気持ちのよい年になりたいと願う2016年の元日なんであった。
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