2010年12月12日日曜日

やきゅうのおと


「やきゅうのおと」
みなさんのチームでも子どもたちに「野球ノート」を書かせているでしょうか?
これはうちのチームの最年少1年生Yuiの「やきゅうのおと」
子どもからノートをドサリと預かりこの表紙を見た瞬間、カメラのレンズキャップを外し速攻シャッターを切っていた。
「やきゅうのおと」
何かこの健気な字面を見ているだけで、ココロの底のどこかがほっこりしてしまう。ユルユルの帽子にブカブカのユニフォームにガバガバのスパイク。小さい子の「やきゅうだいすき」の気持ちを大事にしてあげなきゃと思う。
「やきゅうのおと」
となりの有馬中学校で開催されている、中学校の新人戦の音が聞こえてくる。
「やきゅうのおと」
「野球の音」
カキーン...ズバーン...。
「やきゅう」が好きになるとこんな「野球の音」にもワクワクするようになるよ。

朝は西有馬小の校庭清掃。移動前に中学生の試合を少し観戦させてみる。
有馬小へ移動後は紅白試合を敢行。Yanagisawa代表は5年ぶりに主審のマスクをかぶり、小生も久々に三塁塁審に立ちカウンターを左手に。
練習試合だったらこんなふざけたマネは御法度だけれど、紅白戦ならまあ許されるかと思い途中から懐にカメラを忍ばせながらジャッジ。(アンポンタンおやじの浅はかな愚行なので、良識あるオトナは絶対マネしないで下さい。万一子どもと交錯した場合事故のもとになりますので)
更なる暴挙。攻守交代の時に白線の実線を点線に変化させてみた。
野球の神様、ゴメンナサイ...。

試合後はベーランで締める。
背番号のない背中。いよいよ来週は6年生を送る会と同時に、新チームの背番号発表となる。
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Nikonは垂涎の的

NikonP100が大モテなんである。
グランドにはずっと持って行って、練習の合間に何かにつけ写真を撮ったりしている。その場でモニターで確認し、不要なカットは即カットできるというのはデジカメならでは。ひと昔前のフィルムカメラでは絶対出来ないですね。
これをいじっていると、当然皆が寄って来る。成り行きでプチ自慢をかましちゃう。するとカメラに興味ある大人はたいてい「いいなあ」となる。
Tan父「いやあ〜もう腹は決まりましたヨ。これしかないですよ。ウチもこれ買 いますから。ちょっと練習抜けて、今から買いに行って来ていいですか?」
Tan母「ほんと、これいいですよねえ〜」
Ohm母「ウチもこれ欲しいっス。サンクロースが持ってきてくんないかなあ〜」
そこへKanedaコーチが来て...「俺も欲しくなっちゃったよ〜」
みんなで買えば安くなるかも(^^)
メーカーはオープンプライスだけど、およそ4万8千円。家電量販店での価格はだいたい3万から3万2千円くらい。更に「価格.Com」での最安値がナント2万6千円ほどだ。このNikonとOlympusの同クラスの機種のふたつに絞り、家電量販店でいじり倒し、店員にいろいろ訊きまくり、最終的にNikonに決定。だけどここでは買わずに「価格.Com」のネットショップで買ったわけだ。量販店のポイント還元を考慮してもまだ安いもんね。

さて最後に写真といえば、こんな写真を携帯カメラで撮って送ってきてくれたIno母。読売ランドのイルミネーションだそうだ。この冬の時季、全国いろんなところでイルミネーション花盛り。理屈なしでいいもんですよね。
そう言えば表参道のイルミネーションはもう何年も見てないなあ。

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2010年12月10日金曜日

スコアブックExcel年間成績集計-2

年末のチームの仕事は盛りだくさん。自分にとってはスコアの年間集計が最大のミッションである。年間成績をもらってその子がいきなり野球がうまくなるわけではないけれど、ひとつにはその子の想い出と一年間の勲章として、もうひとつは来年へ向けての発奮材料、奮励努力のキッカケになればスコアラー冥利につきるというものだ。

以前から何度か書いてきたけれど、本当にマジ大変なんである。一試合終わるごとにコツコツ集計していけば、年末で焦ることはないと思うけれど、休日の朝早く起きて試合に臨み、終日クタクタになって帰宅し、夜になり、さあて一丁今日の試合の集計とExcelへの入力をやろうか?....やれません。ついつい秋くらいまでほったらかし。木枯らしが吹く頃にやっと手書きのスコアブックの右半分の集計を鉛筆舐めなめ、ウィスキーも舐めなめ書き込み作業。これが一番頭を使うので深夜まで疲労困憊。これが完成するといよいよExcelに入力。小生、仕事が暇なときでも日中はチームの仕事はしない主義。夜になり集計をやるのだけれど、さすがに切羽詰まると昼夜関係なくやらないと終わらない。

そんなこんなでやっと集計も無事終わった。この時期は全国的に、卒部・卒団式のシーズン。同じ焦りを抱えているスコアラーがたくさんいらっしゃるようだ。以前のブログに書いたこと。↓↓↓
スコアブックExcel集計(10月8日)
アクセス解析を見ると検索キーワード「スコア集計」「野球 集計」「野球 Excel 集計」などの言葉が年間通じてあるけれど、この時期になると俄然増えてくる。上記のブログへのアクセスも結構ある。この「スコアブックExcel集計」でExcel集計データをみなさんどんどん使ってほしい、みたいなことを書いたら数人の方からコメントやメールをいただいた。ソフトと呼べるほどのものじゃないけど早速このExcelデータを送って差し上げた。少年野球を通じて苦労をわかちあい、チームのため、子どもたちのためにほんの少しでも、砂漠の一粒の砂粒程度でもお役に立てれば嬉しい限り。先日も広島のスポーツ少年団のスコアラーの方からご連絡いただき早速お送りしたけれど、大変ですが頑張って下さい(^^)
以前も同じような写真を載せましたね。これは去年までのスコア年間成績表の冊子。9冊(9年間分)以上たまった。それとExcelの打撃成績ページのショット。

あとは「6年生を送る会」へ向けての仕事もまだまだ。
そのひとつ、去年も制作して好評だった写真立て。その子の一年間のベスト写真を選ぶわけだから、これもまた1月からの写真を見返すことになる。さんざん迷った挙げ句、結局最近の写真に落ち着いたけれどね。
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2010年12月9日木曜日

四隅と中心

先週友人と呑むことになった。場所は池尻大橋。渋谷から電車で一つ目で、小生が昔、設計施工の会社にいた頃よく呑みに行ったちいさな小料理屋だ。小生が図面を描き友人が現場をやった店なので、オープン後は何かにつけ友人と足繁く通ったものだった。
相当な年数行ってなかったけれど、久々暖簾をくぐったら相変わらず綺麗な仙台美人のママの笑顔が迎えてくれ、焼き場を仕切るヒゲのSさんも健在であった。
このSさん、本業はプロカメラマン。地方自治体の発行する様々な冊子類の写真を手がけていて、夜だけここへ来て焼き鳥を焼き塩をふるのだ。Sさんと写真の話題で盛り上がり、カメラを構えた時のアングルの話になった。
彼いわく、プロと素人の違いは、素人は中心(被写体)ばかりを気にするのに対して、プロは四隅を意識するのだという。小生はプロではないけど、いつも写真を撮る時はやはり同じことを意識する。集合写真などは左右の余白(背景)は均等に取るのが基本だけど、上下のバランスも均等で良い場合と、あえて床(地面)を小さく取り、その分上の空間、青空などを大きく写るようにする場合とがある。後者のほうがストーリー性があって、特に動きのある被写体の場合は余白は均等でないほうがドラマチックな絵になることがある。

「四隅を意識する=余白のとり方」と無理矢理解釈させてみた時に、フト浮かんだのが日本の国旗「日の丸」だ。全世界の国旗の中で最もシンプルで最も美しいデザインだと昔から思っていた。気になってWikipediaを覗いたら2:3の比率で構成されている。白ベースが縦:横=2:3で、中心の紅い丸の直径は縦ベースの3/5。つまり紅い丸が3に対して白部分が2。
(※以下の図柄はWikipedia日本の国旗で引用)

赤が大きくなりすぎても、小さすぎても日の丸とは呼べないような別物になっちゃうのだ。サクサクッとこんなの作ってみた。

ねっ、でしょ。
この日の丸のように余白の上下左右均等のバランスが美しいときと、敢えてそれを崩したほうがいい場合とがあって、どちらを取るかはケースバイケース。
バッターが構えている写真を正面から撮ったあとトリミングする時は、左バッターは右部分に多少大きめに余白を取り、左の余白つまり背中の背景は少し小さめにカットするようにしている。右打者はその逆だ。
いつかチャンスがあればこれもブログで作ってみよっと。
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2010年12月7日火曜日

朝、腰が重い...

翌日の朝、腰が重〜いという経験はオトコなら誰しもあるはず。
でもアッチ方面の話ではありません(^^)
先日の日曜日は毎年恒例校庭清掃の日。全国の公立学校で実施されているであろう、「施設開放」の恩恵にあずかる市民スポーツ団体合同での行事。清掃と言ってもほとんど校庭の周りの側溝に堆積した一年間のドロと落ち葉をさらうのがメインイベントだ。ほぼ毎年やって、ほぼ毎年腰を痛めて、ほぼ毎年後悔している。特に今年は夏あたりから腰を痛めているので要注意である。しかし、ノラリクラリやっていたんでは子どもや、他の団体への示しがつかないわけで...。そのへんの絶妙のバランスを保ちながらやったおかげかどうか、今年は例年ほどの腰の重みを感じないで翌日の朝を迎えられた。ホッ。
終了後は有馬小の中田校長先生にご挨拶を。小生と確かほぼ同じ歳なはず。しかも、中田さんが西有馬小に赴任しておられた頃、娘の担任で大変お世話になったんである。更に今年のフレンズ30周年記念誌に寄稿をお願いし、「歴史あるフレンズさんに寄稿とは光栄です」と快諾され素晴らしい文章を寄せて下さった。せめてグランドを使わせてもらっているコーチとして、娘の親として、記念誌制作責任者としてご挨拶せずにはおれなかった。オトナとして当然のことだけれど。 
さてその後「卒業生を送る会」の各方面母部隊とのモロモロの打合のあと、年末の父母会。午後からは下級生中心の練習に突入。
最近NikonP100を購入したことはブログに何度か書いたけれども、やはり古いポンコツのデジカメに慣れたカラダにはいちいちこのNikonが新鮮でたまらない。動きのあるターゲットをこんなに簡単に、ピタリと追尾しパシャリとブレずに、四角く切り取れるなんて素晴らしい。思わず頬ずりしたくなるし、寝る時も一緒に布団に入れてやりたくなっちゃう。小学生の頃、遠足の前日には枕元に500円分のお菓子とリュックサックを置いて寝たように。
先日旧知のプロカメラマンと数年ぶりに池尻大橋で会う機会があり、プロとアマの違いについて面白いことを言っていたけれど、これについては「明日のココロだ〜!」(ラジオ小沢昭一的心...懐かしい)
元巨人の桑田理論からすれば、多少外れる部分もあるとおぼしきコメントをつけてみた。桑田氏の理論は目からウロコで溜飲が下がり大絶賛することもあれば、基本が出来たあとの中学生くらいに適合する部分もあり、小学生には微妙なところではあると思う。でも旧態依然の日本の野球指導者たちには、新鮮で驚かされる話が多く彼の話は面白いですね。

2010年12月5日日曜日

豪雨暴風とイエローロード

先日の全国的な集中豪雨と暴風。このところのブログには銀杏の話を書いてきた。その銀杏たちはこの悪天候で果たしてどうなっちゃったの?
まずはInoueコーチが出勤途中で撮ったという川崎インター近くの豪雨の道路...いや水路の写真。隅田川の屋形船みたい。

台風銀座の地方都市などでのニュース映像ではよく目にするけれど、この辺や東京ではちょっと珍しいですね、こんなんなっちゃうのは。
さて銀杏のイエロー道路...じゃないイエローロード。
豪雨の前にもすでにドッカリ落葉し理想的な舗道に生まれ変わっていた。サクサク蹴散らかしながら携帯カメラでパシャリ。先日のブログで学校の見事な銀杏の樹を紹介したけれど、4日土曜には一気に葉は抜け落ちてしまっていた。
小学生の野球小僧が中学野球部に進み、一気にバリカンで坊主にされちゃったように。ちょっと違うか...。

2010年12月2日木曜日

イエローの舗道

このところ連日スコア集計のことばかり書いてきたけれど、やっと...やっと...
出来た!今日はかき集めた1年間の写真の中からベストなものを選択し、イラストレーター(グラフィックソフト)に取込み、調整加工。表紙を仕上げてUP。去年はいちから作ったけれども、今年はそれらをベースにバージョンアップしより良いものが出来たかな。選手たちの成績集だけれど、同時に一年間の想い出ミニアルバム風にしたつもり。写真だけのページを追加で作ったりして。あとは一式元原稿を印刷して製本係の母へ週末渡す予定だ。
えっ週末?まだ水曜じゃんって? このあとまだフレンズ系の仕事が3つもあるんである。色紙用写真の加工・写真立て額に入れるための写真の加工と制作・送る会の受賞式の準備などね。このスコア集計の労に比べればまだ気が楽だ。
世界中に散った7つのドラゴンボールを探す旅に出るのと、この時季街頭でイチョウの葉っぱを拾いに行くのとの差くらい大きい。
そんなこんなでブログの更新が出来なかった。まだ深夜の仕事は続くので予断はゆるさないけれども。
イチョウの葉。先週の土曜に撮ったもので、今日やっとブログへアップ。
グランドへ行く途中、近所の銀杏並木を撮ったものと、校庭の大きな銀杏の樹の下でトスバッティングする風景。舗道の銀杏はまだムラがありイエローとグリーンがせめぎ合っている感じだ。毎年舗道にどっさり積もったイチョウの落ち葉を、サクサク靴で蹴散らかして歩くのが大好き。(おまえは子どもかっ!)
先日ブログに書いたエルトン・ジョンの「グッバイイエローブリックロード」
もうじき、ここも「イエローイチョウロード」になるはず。
明日の夜は雨の予報だけれど、せっかくの黄金の落ち葉の舗道が、雨でグズグズになっちゃうのは興ざめですね。



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