2015年7月20日月曜日

夏、スプリンクラー

筆者も好きな、故宮崎台バーズ高橋さんも好きだった達郎の「スプリンクラー」
私はTubeの世代ではないので、夏と言えば吉田拓郎の「夏休み」「旅の宿」や前記達郎の「さよなら夏の日」などが想起されるんである。いずれも哀愁に満ちた歌詞とメロディーで聴くたびにココロが何モノかにきゅっと掴まれる。

毎週の壮行会実行委員会での微に入り細にわたる打合、アリーノ懸垂幕、のぼりデザイン制作、全国大会出場記念ポスターデザイン、その縮小版の制作配付、先日は宮前Queens10周年記念事業の打合に参加。その間仕事のクライアントと小杉で呑んだり、友人と台風時に呑んだり、etc...。よって夜中ブログを書いてる暇はないんであるからしてご容赦願いたい。

当然Macのデスクトップフォルダは、本業の仕事よりも野球関連のほうが圧倒的多数を占めることになる。連盟事務局Nishimura2460さんも毎週同じ思いをかかえているのだそうだ。会社仕事のメールよりも野球関連のメールが遥かに凌駕していると。連盟事務局Nishihara2480さんは今回のフレンズ壮行会には並々ならぬ意欲を発揮し、イニシャチブを取りつつおかげでなんとか壮行会の全容が具現化されつつある。昨年まで新しい親たちには「誰、あの眼鏡のおじさん?」的に思われていただろう彼は、もはや今はなくてはならぬ存在なんである。かつてはフレンズ運営の中枢を支えていた。経験値というものは若くしては獲得出来ないもののひとつである。
それもこれも「全国大会出場」という偉業を成し遂げたフレンズの選手たちが、我々オトナを突き動かせている原動力だ。指導者も含めて父母ともに子どもに感謝しなければいけない。

閑話休題。

「しゅんしゅんしゅんしゅんしゅんしゅんしゅんしゅんしゅんしゅん......」
「しゅるしゅるしゅるしゅるしゅるしゅるしゅるしゅるしゅるしゅる....」
モグラが地表に顔を出して遠くを眺めるように、スプリンクラーがぱっかり現れ小気味よいリズムで熱いグランドを冷ましにかかる。
「しゅんしゅん、しゅるしゅる.....」
今日とうとう梅雨が明け暑い夏がやってきた。
今年の夏は暑い以上に熱い夏になる。
毎年スプリンクラーの放水を見ると少年のような気持ちになるのが不思議だ。
花火や焚き火を見ると、少年の夏の遠い記憶がよぎるのに似ているのかもしれない。


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2015年7月16日木曜日

熱いプレーに拍手を

略称宮子連、通称子ども会大会、前回に続き決勝戦なんである。対するは向丘サンダース。宮前でも連合監督をも歴任してきたMatsuiさんは、誰もが認める名将の一人である。
さて決勝戦恒例の選手全員の挨拶。おっとその前に両チームともにネット裏にはウグイス嬢(?)がマイクを手にアナウンスするわけで。準決勝後丘の上で6年母たちがやたら大盛り上がりでジャンケンしていたのだが、ウグイス嬢を決めるためのものであった。最後に負けて選出されたのはOhshiro母。息子は試合前のジャンケンで負けて欲しくないものだ。

黙々と練習をしたり、真剣に試合に臨んでプレーしている姿は野球少年そのものだが、時に街で私服姿を見かけたりすると「やっぱり小学生なんだなあ」と改めて感じたりすることがあるけれど、こうしてにこにこ低学年の子が大きな声で声を出している姿も、どこか子どもらしいことを実感させられる筆者なんであった。これはどのチームの子でも言える。



初回は両軍ともに無得点、2回裏Fの攻撃では7番ショートKyohの2点タイムリーで先制した。先発はSはTodorokiくん、FはRui。
筆者は夏の日差し眩しい第一公園スタジアムを、満員の観客で埋め尽くされた外野席をかき分けて順々に徘徊することにした。審判と選手のプレーとの対比がなかなか面白い。いつもは子ども中心にしたいため審判はトリミングしちゃうのだが、今回は敢えて入れた。以下さっくりと写真で。


3回裏。その時はやってきた。またしても。先頭Ruiが出塁しShohgoが送りYuiの打席。
2投目を強振するとボールは矢を放たれたような勢いで、あっという間にライトスタンドへ消えた。ツーランホームランである。

途中大変な事故があった。軽々しくは書けないので詳細は控えたい。責任感が強く真面目なサンダースの内野手の子がファウルボールを追ってベンチに....。一刻も早い快復をお祈りしたい。その熱いプレーには惜しみない拍手を送ると同時に、再発防止のために我々大人たちは今後の安全策を考慮すべきではないかと思う。

申し訳ないけれどいつもの調子に戻りたい。
強豪サンダース軍にはもうひとつ強力戦場カメラマン部隊がある。筆者が約20年前にこの世界に入った時には、すでにごついCanonのカメラを片手に活躍していた先輩戦場カメラマン、Takahashiさんである。撮り放題のデジカメの時代ではない。フィルムであったあの頃、試合後フレンズ選手の写真をプリントアウトし惜しみなく持ってきてくれた人なんである。他チームの方も頷いてるであろうか。
筆者のカメラはハイエンドのコンデジで一眼レフではない。品質では一眼レフには太刀打ち出来ないのでタイミングやアングルや表情や光線の加減や、そんな心意気で撮っているんである。ああ、もっと仕事を一眼となって頑張れば一眼が手に入るだろうか。一概には言えないけれど(^-^)

試合は終盤に打線が繋がり5得点、子ども会決勝戦は5回10点差コールドのみのルールによって、9:0で最終回へ。6回裏に1点を挙げて10:0としゲームセット。
今季、防犯・村山・宮子連の3連覇達成であった。この勢いを全国大会へ持続させたい。
またAM1時近いではないか。
このまま寝ようと思ったが、やはり撮った写真は自軍の選手のみならず、宮前戦士を讃えるためにも、もう一踏ん張りしちゃうオッサンなんである。だから腹は鯨のように膨れて、頭は江頭2:50のようになっちゃうのだった。
閉会式の一部始終を写真にて。




集合写真。だからもう一度言っておくが、下の写真両サイドのオヤジIhara&Sone二人は東京湾で日がな一日釣り糸を垂れているのではないし、ましてや、四万十の清流に差したウキを終日じっと見つめる孤高の釣り人では決してない(^-^)
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2015年7月13日月曜日

雪辱

夏だと言うのに「雪」。そりゃないだろうと思うけれど、これは「雪」と書いて「そそぐ」または「すすぐ」と読むんである。「雪辱を果たす」気持ちを一新、洗い清めた話ではある。

昨年宮前では正に王者の名に相応しく、富士見台ウルフがあらゆる冠を手にした。更に新人戦決勝で有馬フレンズは苦汁を飲んだことは記憶に新しい。以来今年の春季大会決勝、更にその上部大会である川崎大会での決勝でも相まみえ、宮前対決の死闘の末涙を飲んだ。つまり昨年から決勝戦で3度ウルフの、越えそうで越えられない大きな壁が立ちはだかったのである。

宮前公式戦を優勝し今年は全国まで来た。いや気がついたらいつの間にか来てしまったという感が強い。あんな弱小チームだったフレンズが。しかし心のどこかでは何か吹っ切れないものがあった。いくら優勝を重ねてもウルフには勝っていないからだった。雪辱を果たすとは、ココロの空白を埋めることも意味するのであろうか。

子ども会大会準決勝なんである。VSウルフ戦。
詳細は省きたい。筆者はこの試合はエラーをしたほうが負けるという見方をしていた。おそらくF打線はそうそう打たせてもらえないはずだから、ちょっとした失策がチームに伝染し次の思わぬ失策を呼ぶ。僅差の展開を予想していたんである。僅差の展開は予想通りだったものの、内容は違った。さすがのウルフは失策ゼロ、安打数5、フレンズは失策1、安打数2である。しかし結果は...。
2:1のフレンズの辛勝であった。

いろいろな条件はあろうかと思うけれど、雪辱を果たしたことには違いない。
特筆は主将でエースのRuiや、Yui・Hajimeを始めとした強力打線のことが喧伝されるけれど、あの野球巧者のウルフを僅か1失点で抑えた、7番Kyouhの丁寧にコースを突いた先発投球が大きいと思うのである。6回を90球、最後はRuiに繋いで締めた。もはや2枚看板と言っても良いだろうか。
「上を経験する」ということが、彼らをチームを、また我々大人たちをも確実に成長させているのだと思う。
以下写真を。
このあとの決勝はまた。




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2015年7月12日日曜日

4冠!

眠い、けれど今日はこれだけをアップして寝よう。
土曜21時アリーノで壮行会実行委員会の打合を終え、いやまだ決めなければいけないこと山積ゆえに、それから近くのラーメン屋に議場を移し、片手にビール、片手に割り箸、で白熱の論議。帰宅は0:00頃だった。

帰ってからマンション理事会へ無念の明日の欠席のメールを打ち、この時間。
寝る前にこれだけはアップしちゃう。
2015宮前子ども会大会、優勝!....今季公式戦3連覇達成。区内の大会で言えば4冠。
内容はまたいつかブログアップ予定。
因に準決勝ウルフ戦2:1、決勝サンダース戦10:0。

下の写真は恒例試合後の集合写真。もちろんカメラマンの筆者は写っていない。
因にPART2。
両サイドのオヤジ二人は、別に、東京湾防波堤に日がな一日釣り糸を垂れている者ではないことを明記しておきたい(^-^)/
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2015年7月10日金曜日

調子に乗って波に乗って

正確に言うと「同音異義語」の話ではない。同じ言葉・日本語なのにシチュエーションやイントネーションや文脈によって、全く反対の意味を持つ言葉の話。二律背反的命題と言ったらちょっと違うけれど。

A.例えば「ヤバい」
昔はヤバいと言えば窮地に陥った状況を意味した。
例1:「ヤッベ!寝坊した、大事なプレゼンに遅刻しそうだ」筆者も若い頃は何度かある。
反して同じ「ヤバい」でも近年は反対の良い意味に使われることも多い。
例2:「ヤバいっスねえ〜、このレモンサワー」EXILEのMakidaiあたりが言いそうだ。

B.例えば「すみません」
普通は謝罪の気持ちを素直に表すもっともシンプルな言葉である。
例1:「あっ!すみません」満員電車で他人の足を踏んでしまった時。
反して同じ「すみません」でも感謝の意を示す意味に使われることもある。
例2:「えっ?!いいんですか。ありがとうございます、すみません」笠原さんの差し金で美人母数名から高価なQueensジャンパーをもらった時に使うのが、正しい日本語の用法なんである。

C.例えば「調子に乗る」
ひとつには悪い意味での使い方。
例1:「あの野郎、最近調子に乗ってやがんな」昔の体育会系部活の、優秀な後輩に優秀ではない先輩が言ったりする場合だ。
反して同じ「調子に乗る」でも好調を維持しこのまま波に乗ることを指すこともある。
例2:「この調子に乗って行くとこまで行こうぜ!」

上の例2は今の有馬フレンズがそうだ。
全国大会出場が決まって以来、慌ただしい毎日。いろんなことに自ら周囲を巻込み、周囲から巻込まれ、混沌としたカオスの中にいる筆者。取締役統括事業本部長的に大局的見地に立ってチームを俯瞰しつつ、はたまた制作実務レベルをこなす新米主任のように、滅私奉公、八面六臂、七転八倒の日々。(すみません、エラそうに)

全国大会+壮行会に向けてそのファクターのほんのひとつがこれ。
母たちの要望で選手個々の幟(のぼり)を作ることになった。今日ネットで発注済み。ついでに遊びでこんなサンプルを作ってみたんである。(下の写真)
これ以外にも一転今日からは鷺沼駅構内に掲示するポスターのデザイン。7月下旬にはお披露目予定なんである。
素敵な女性と可愛い動物には滅法弱い、控えめな筆者には、ド派手に「おいおい、そこまでやるか?」といった気持ちもあったが、今は違う。一生に一度あるかないかの全国なんであるからして、この際「調子に乗って波に乗って」行こうではないか。暗にこうすることでチームの士気を高める筆者なりの目的もある。人によってはやり過ぎの感に眉をひそめて白眼視する向きもあろうかと思うが許されたし。m(_ _)m
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