2018年11月10日土曜日

有終の美

今「ぐでたま」のようにぐでんぐでんなんである。祝勝会の飲み会から帰宅。

どーしても欲しかった今年の冠大会の優勝を成し遂げた。高津ドジャース杯の決勝、3年ぶりにやっと優勝旗を奪還。6年生最後の大会ということも相まって、感きわまるフレンズ父母たち。本日の朗報は他にもあった。モンスターズが若獅子杯での優勝の報に接するに、スケールや土俵は違えども、宮前ベスト4の意地にかけてでも、今日はFも冠を掲げたかったんである。

午前のG-Jrと宮前クラブとの練習試合も含めて、この顛末ブログは筆者は今「ぐでんぐでん」なのでまた後日なんである。Macのキーボードが二重に霞んで見える状態であった。
数枚の写真だけアップ。
帽子投げ...これが見たかった。
6年生は文字通り「有終の美」を飾ったのだった。
明日はいよいよ新人戦なんであった。

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2018年11月9日金曜日

苦悩のアングル

筆者は写真やカメラは全くのアマチュアである。しかし写真は絵画やデザインに通底する「創造」的なところがあって大好きだ。思えば小学生の頃、町内会のキャンプへ行った時、友だちから借りたカメラで白黒の写真を撮ったり、中学の時はオヤジのカメラを持って屋根に上がり、沈みゆく真っ赤な夕陽を撮った時などの感動が忘れられない。20代桜新町に住んでいた頃は、真夜中に天体望遠鏡を持ってタクシーで駒沢公園へ行き、夜通しでハレー彗星を追っていた。写真も撮ったのだが上手く写らなかった。その代わり夜中にハレー見物に来た近所の高校生数人に望遠鏡を覗かせてやったり、水筒のコーヒーを分けてやったりした覚えがある。その時生まれて初めてブラックコーヒーを飲んだと言う男子高生が言った言葉。
「コーヒーってこんなに美味いもんだとは知らなかったス」
夜の底が白み始めて、明け方になり、彼らは「ありがとうございました」と言って個々の家へ帰って行った。
なんだか、こっちの方が嬉しくなっちゃったのだった。

写真には苦い想い出もある。30歳の頃当時勤めていた会社のインテリアデザイン研修でニューヨークへ行った。会社経費でポジフィルムを何本も買い込み、NYをバシバシ撮って来たんである。ティファニーや全身金づくめのトランプタワーの五番街や、エンパイヤステートビルから見下ろした幻想的な夜景も、今はなきワールドトレードセンターも。帰国後分厚いアルバムにして会社に全部保管していたんである。約10年後筆者は独立し恵比寿に設計事務所を構えた。ところが独立して一年後にその会社は倒産。あのNYの写真は全て紛失し、記憶の中にしか存在しないのだった。あの時アルバムも持ってくれば良かったと思っても、アフターフェスティバル、あとの祭りなんであった。

おっと、もとい。
写真のアングルについてなんである。少年野球の写真を何年も撮っていると、素人ながら場面場面で自己流ではあるが独自の技を習得するようになる。写真撮ってる人なら理解できるはず。例えば打撃のボールを打つ瞬間をモノにしたい場合は、打者が打つ瞬間シャッターを切ったのでは全然間に合わない。テイクバックに入って「今まさに振り降ろさんとす」あたりの動作を読み取り、すかさずシャッターを押すのだ。そーすると実際には打つ瞬間あたりが撮れるわけで。しかしこれが意外と難しい。打つと思いきや見逃したり、空振りだったりもする。でも長年やっていると「見逃すのか?打ちに行くか?」の瞬間が判断できるようになる。それは投球を見つめる表情と目ヂカラと、上半身の微妙なチカラの入り具合を総合的に瞬時に判断すると分かるんである。それでも頭が横になって表情が写ってないこともあり、ボツにする写真は山のようにあるのだった。まるで前方後円墳の古墳の小山くらいに。

前回新人戦の行進を掲載。もう何年も主だった宮前の大会の行進をアップしている。ホームとバックネットの微妙な場所に位置どりして撮るんである。これも簡単なようでいて結構厳しい制約があるのだった。カメラマンは目立ってはいけないという自意識からなるべく望遠で中心部に近づかないように撮る。連盟役員の列の後方にて、なおかつ筆者の後方にいる司会の視界を遮ってはならぬ。「広報は後方で、司会の視界」なんちゃって、高尚なダジャレの連発である。因みに開会式司会はこの道ウン十年のベテラン、連盟事務局Yanagiさんである。娘さんはかつてQueens姫であった。余談ではあるがついでにネットで「日本の名司会者」と検索すると児玉清、久米宏、玉置宏、関口宏などとある。おお、なんと偶然「宏」の多いことか。現代の上位にはタケシやタモリ、さんま、中居正広、ダウンタウン浜田なんかがランクインするが、これは「名司会者」ではなく「人気司会者」だろうと思う。ただし上田晋也は名司会者の仲間入りをしても良いかもしれない。上田宏と改名してくれたら「晴耕雨読」的にはもっと良いのだが。

おっと、もとい。
開会式の行進風景アングルであった。前述の「カメラの位置どり」を仕事用のスケッチブックにサラサラ図式化してみた。平面図を描くのは筆者の本業である。
パターン:Aのアングルは広角。選手の顔が平均的に撮れるけれど、全体的に散漫になりがち。
パターン:Bのアングルは鋭角。先頭の主将がアップで撮れるが後方の選手は顔が隠れがちになる。
毎回その都度、連盟役員と司会者の隙間の位置どりをして撮るのである。
今年の新人戦入場行進はパターン:Bであった。

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2018年11月4日日曜日

新人戦開幕

気がつけば新人戦開幕なんであった。一年経つのが実に早い。昨年の新人戦がつい昨日のことのように脳裏に蘇るわけで。あの時も「来年は果たしてどうなることやら」と疑心暗鬼、戦々恐々、暗中模索、の思いであった。
さて例によって入場行進である。一気に。


百戦錬磨の6年生がいなくなり、実にフレッシュな面々が続々と。



粛々と行進を撮っていると、マーキュリーズの番で最後尾にふと光る可愛らしい宝石を見つけた。スペシャルでもう一枚。


オオトリはもちろんQueens。こちらもスペシャルで数枚掲載。
今日は各チームへ部員募集の渾身のチラシを配布していたQ母。どうか、宮前女子のみなさん、Queensはいつでも体験入部大歓迎、女子も野球大好き、ぜひ我がQueensへ。女子チームならではの楽しさと活躍の場があります。

ここからは駆け足で。開会式であった。

選手宣誓は昔はQueensの弟分、今やバーズを背負って立つ主将となったKai。野球小僧を絵に描いたような野球小僧である。スペシャル枚数を掲載しちゃう。

これも恒例丘の上のギャラリー。左から順々に。

........
さて一気に開幕2試合のダイジェスト写真を。
リトルグリーンズVS松風スラッガーズ。始球式はスポンサーの東栄タクシー社長真田さん。

グリーンズ投手くんは来年宮前を代表する選手の一人になるだろうとは、ネット裏の事務局評。いい球を投げ込んでいた。6:3からの8:4...ダブルスコアの連続。


スペシャルおまけ。実に可愛らしく健気であった。ライナーゲッツー、フォースアウトの意味が分からず塁間に右往左往する姿は、むしろ健気さに拍車をかけて微笑ましかった。

二戦目は昨年の覇者、ウルフVSライナーズ。マスクをかぶるのはUeshimaさん。


おやおや?こんな若くてミニスカートの美人お母さんていただろうか。ミニスカートが似合わないのは第一公園とバンジージャンプと昔から相場が決まっている。筆者、目が悪い。仕事では遠近両用グラスをかけている。いったい誰だろうとレンズを向けてみると...QのOB、Reonaであった。かつて東京新聞広告のモデルにもなったOBのエースQ姫である。

思わぬ霧雨となった。ゲリラ豪雨に比べたら、ふざけんな、ちょこざいな、貴様なんぞ雨の数のうちに入らぬわい、片腹痛いわ....的な柔らかい雨であったが、いかんせん寒かったんである。その雨粒を記録するために、カメラモードを暗めにしシャッタースピードを上げてみた。かなり暗いけれどドラマチックな絵になる。

.....
今日の新人戦は明と暗がくっきり。勝者は全て2ケタ得点し、敗者は全て1ケタの稀に見る得点差で初日を終えた。この時期にしてすでに頭ひとつ、ふたつ、いや、みっつくらい抜けているチームもあった。宮前の研鑚努力、切磋琢磨のためにも 熾烈な群雄割拠を期待したいものである。
....
iQosで一服していたら、スペシャルおまけ。
まさか第一公園にシマリスが棲息しているわけではあるまい。まるで冬ごもりのために、樹のくぼみにドングリを溜め込んだリスを真似て、近所の子どもたちがイタズラしたのだろうか。
なんだかホッコリ気持ちの底が和らいだのだった。
秋は半ば、冬は近いのだった。

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