2020年6月25日木曜日

苦味ばしったイイ男

コロナや野球とは関係ないけれど、例によって日々雑感的ブログ。
コロナが本格的に蔓延し始めて世界中が騒然となった3月頃、筆者は密かに思ったのだった。経済が停滞し体力のない個人事業主や零細、中小企業が倒産し、一部の人たちは収入が減り、職を失い、多くの「絶望」を生むだろうと。しかしその反面、多忙を極めて休みなく働かざるを得ない業種や人たちもいるに違いない。医療従事者はその最たるものだし、小売業は停滞するもスーパーなどは連日満員、自粛でネット通販が大賑わい、従ってその影響で物流界も大忙しetc...。明暗を分けるとはこのことか。「明」の業種や企業を見極めて、株などで大儲けした人も多くいたに違いないんである。
筆者は株などはやらない。パチンコや競馬などのギャンブルもやらない。...てか、やりたくても元手がないから出来ないんである。せいぜい、年に数回のジャンボ宝くじか、キャリーオーバーのロト6をチマチマやって毎回がっかりため息をつく程度なわけで。

さてここ数ヶ月で美味いモノを発見した話である。
ホームセンターコーナンへ行ったり、散歩しに牛久保公園へ行く際に通り過ぎていた小さなラーメン屋があった。ある日昼どきだったのでブラリと立ち寄ってみたら、これが旨いのなんのったらありゃしない。醤油塩味噌全部シンプルで深く旨い。一口目のスープをすすった時の甘い味が衝撃的だった。またサイドメニューのネギ飯が絶品。週末になると食べに行きたくなっちゃうくらいやみつきである。灯台下暗しであった。ちなみに店名は「ラーメン魂」である。

更に続く。先日「日本で売れたヒット商品上半期」が発表されたそうだが、確か(自信ないけど)ヒット大賞だったはずだ。湖池屋の「プライドポテト」である。フライドポテトに引っ掛けた小洒落たネーミングも手伝ってか、爆売れしたみたいだ。そんなことはつゆ知らず、セブンでたまたま買って食したところ、こりゃまた旨いのだった。大きさ、硬さ、味共に申し分ない。何種類かある中でこの写真の「神のり塩」もいいが「衝撃のコンソメ」が絶品である。ポテチ界の老舗、湖池屋がカルビーを抑えて捲土重来(けんどちょうらい)の偉業を達成したのだった。

最後に。
筆者は店で飲むときはビール党で飽きるまで飲んだあと、腹がパンパンになってきたのち、味変で仕方なくサワー系を頼むクチである。「お姉さ〜ん注文いいかな?レモンサワーか緑茶ハイかウーロンハイ。焼酎濃いめ、炭酸強めでね〜!なんて」。だいぶ前に飲んだコカコーラが発売したアルコール「檸檬堂」の鬼レモンと塩レモン。これも素晴らしく気に入った。男は強炭酸で味が濃いのがだいたい好きな生き物なんである。男は「白くて小さくてヒラヒラするものが大好き」と言ったのは誰だっけか?けだし名言である。気が抜けた炭酸ほど不味いものはない。誰かが使った後の、濡れたバスタオルで体を拭いたときみたいに不快な気分になるんである。阿部寛がCMで「料理するみたいに作りました」ってモソモソ喋ってヒットし、一時期生産が間に合わず販売停止となったほどだ。筆者はAmazonでケース買いしている。味の最大のポイントは「皮ごとすりおろし」である。


最後の最後に。
これはつい最近のマイブームってゆーか、またチューハイである。筆者はコーヒーはブラック、できればエスプレッソのダブル(アイスコーヒーは甘くてもOK)、ウィスキーはオンザロック、ビールはエビスかクラシックラガー、マティーニはエキストラドライマティーニ...なんである。要は私の嗜好は味が濃くてドライなものが好きみたいである。濡れたバスタオルは嫌いなんである。最後に紹介したいのは上記と同じ缶チューハイ系であるが、アサヒの「レモンザクラフト」。これはあとで知ったことだがセブン限定販売なんだそうだ。だからAmazonで検索しても出てこない。おそらく企業としての販売戦略に違いない。限定販売で人気を煽ってから様子を見て一般開放しちゃうか、みたいな。
これがまた実に旨い。カリッと封を切って鼻で香りを感じた時の衝撃。おお、そう来たか。実に素敵であった。これもグリーンレモンの皮のピールエキスが入っているからか、酸味に加えて素敵な苦味が加味されており、この苦味がいい。ビールもクラシックラガーのホップの苦味が好きなわけで。
先日またこれを買おうとセブンに行ったら、並み居る他のチューハイはギッシリ並んでいたのに、この「レモンザクラフト」グリーンレモンだけは残り1本だけだった。果たしてこれから世間の評価はいかに。

...
最後の最後の最後に。筆を置こうとして最後にまた、思い出しちゃった。
大昔約20年ほど前になろうか、フレンズに筆者の娘がいた頃、真冬の正月に6年生オヤジ5人で鷺沼駅前で飲んだことがあった。中には今では連盟副会長となったNishiharaオヤジもいたはずだ。二次会へ流れて夜も遅くなり、さてこれからどーすっか?となってMatsudaオヤジが酔った勢いで「うち来て飲もう」となり、寒さにブルブル震えながらMさんの自宅へ。夜半過ぎにも関わらず奥さんが「あらまあ!」と柔和な菩薩様のような笑顔で出迎えてくれて、酒宴となった。皆自宅の庭にある椅子に腰掛けて間もなく出て来たのが、グラスに入った氷と焼酎、これにミカンがどっさり一袋。各自ミカンを鷲掴みにして皮ごとぶちぶちに握りつぶして、その果汁をグラスへ投入し乾杯なんであった。あれは旨かった。今でもそのワイルドな飲み方と皮の苦味が記憶にあり、野郎どもたちの素敵な交流と共にいい思い出となっている。
夜中の近隣に配慮して、小声で話し込みながら楽しく飲み、寒い中確か深夜2時か3時まで飲んでいたように思う。この代のオヤジたちとは今でも年に一回フレンズOBオヤジ飲み会を継続している仲間である。
それぞれの子供たちはすでに30代になり、我々は孫を持つジーサンズとなったのだった。
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2020年6月21日日曜日

それぞれの再始動

コンピューターウィルスにかかれば、どうにか処置して最後はPCを「再起動」すればなんとかなるものだろう。しかし新型コロナウィルスに翻弄された少年野球界が「再始動」するまでには、実に長い時間を要したのだった。2週間前に活動再開となったけれど、施設開放はまだ様子見、練習場がなく遠方まで行くものの、この時季の雨に祟られやむなく中止を余儀なくされる。せっかく解禁となったのに、思うに任せず情に棹ささなくてもとかくこの世は住みにくい。先週も雨で全滅だった。

しかしなんである。今日土曜はやっと梅雨の合間の晴天、第一公園はAMQueens、PMメイツ、フレンズの割り振りでやっと活動の陽の目を見ることができたんである。
まずはQueens。
いやはやなんとも懐かしい、子らもオトナも素敵な面々とのご対面であった。フレンズもそうだがQも独自のコロナ明けの活動指針を作成している。フレンズでは自宅での検温が必須だが、Qでは思い切って部費で非接触型瞬間検温器?、正式にはなんてゆーのだろうか、TVでよく見る、ピピッと額に当ててピピッと検温しピピッと表示が出るアレを購入導入したのである。体温をチェックリストに記入して晴れて活動可能。またQ名物アイスもぐもぐタイムには、アルコール消毒スプレーを手にしたのちアイスを頂いちゃうのであった。母会長Watanabeさんはじめ、母たちには大変ご苦労かけます、ありがとうなんである。

素振りでは全員が円形体勢でやるわけだが、これはコロナでなくともソーシャルディスタンスの完成形である。密になってバットを振り回したのでは、コロナ以上に危険なことになっちゃうわけで。

QはOGやOG家族が気軽に足を運んでくれることがチームの美点であると自負する。今日も中学高校の部活がまだ活動できないせいもあり、たくさんのOG、家族がやってきた。実に素敵なことである。OGたちはほんのちょっと見ないうちに、なんか子どもから少しレディーに成長しているように思えた。


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Q会長Sohmaさんと久々に昼食をとって、午後14:30からはフレンズである。フレンズは1,2回すでに練習再開しているが、筆者的には今日が再開の再会日である。Kanedaさんとも再会し元気そうな顔を見てホッとしたのだった。それはフレンズメンバー、特に母たちも同様だったようで、皆笑顔で挨拶を交わしていたのだった。

いつも言われるように「子どもらは指導したことを1週間経つとすっかり忘れちゃう」生きものなんであるが、数ヶ月も練習から離れていたわけで、もっとボロボロかと案じ筆者が懸念していたそれは杞憂に過ぎず、思いのほか外野へかっ飛ばす本数が多く、実に頼もしく感じたのである。

QやFを見ていて思ったのは、ソーシャルディスタンスのあり方だった。なかなか蜜を避けることは容易ではない。どこに基準を置くかが難しいと思う。縛りをきつくしても野球にならないし、ゆる過ぎても看過できないし。まだしばらくは我慢の時期が続くだろう。
練習最後には先日Kaneda顧問の誕生日ということで、母マネホッシーはじめ母たちからお祝いのプレゼント。ネーム入りの素敵な贈り物であった。定年退職後フレンズひと筋20数年、御歳80ウン歳のレジェンドである。
子どもたちはコロナ太りだろうか、何人かは明らかに体重が増えたように見えたが、以外にも母たちの何人かは逆にスリムビューティーになっちゃって、ますますフレンズ美女軍団の面目躍如なんであった。

まだ正式発表ではないので、ここで詳(つまび)らかにはできないけれど、最後に連盟広報から。
コロナで中止になった大会の救済措置的代替え案、これからの大会予定、宮前試合時の行動指針etcなど、連盟も今時間のない中で情報収集、検討打合、データ作成に向けて必死に動いている。第二波の波が想定外に大きなうねりを見せれば話は違うが、このまま進めば近い将来には施設開放も緩和され、第一第四に各チームの笑顔が戻ってくることはもうすぐであろう。
※これを書いたあと、再確認したところ施設開放に関しては「学校の運営状況を見据えた上で判断する」(6/16更新川崎市教育委員会HP)とし、まだ当分は解禁は先のようである。また未確認情報であるが、7月早々には再開との話もあれば、逆に7月いっぱいは無理との情報もあり、現況は混沌としている。(6/22追記)

がんばれ川崎、がんばれ宮前少年野球。
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2020年6月16日火曜日

言の葉の庭

夜22:30時であった。今日は興味を引きそうなTV番組はない。いつもなら就寝までAmazonプライムで無料映画を観るところであるが、ストックしてある見たい映画リストはどいつもこいつも2時間越えの長編。うーむ。だいぶ前に「観たいリスト」に保存してあった新海誠監督の「言の葉の庭」が45分の小編であった。アニメはあまり観ないけれど、新海誠氏ではあるし、上映時間は短いし、寝るまでにちょうどいいか。「君の名は。」や「天気の子」はすでに観てその素晴らしい世界観や作画の精密さに圧倒されていたから、ちょっと食指が動き観たのであった。制作年は2013年だから、この2作の原型とも言えようか。

いやはや個人的にはお勧めである。今の梅雨の時季には特に。
画像を観て一瞬で舞台が新宿御苑であることがわかった。雨に煙る背景にそびえるNTTドコモの巨大なビルは、かつて筆者が毎日のように見上げていた建造物である。残業で遅くなり0時頃会社を後にして、終電を気にしながらコートの襟を立てて代々木駅へ向かう。田園都市線の渋谷発最終は当時0:40頃だったか。新宿御苑の沿道から見上げるドコモのビルは時に華やかで、時に冷厳で、また時に巨大な都市の墓石のようにも感じられた。

映画はちょうど梅雨時の今と同じ6,7月の設定、ほぼ全編で雨が降る。男子高校生とある大人の女性の心の交流、と言ってしまえば乱暴な要約か。新海誠監督の作品は「君の名は。」や「天気の子」が有名で大ヒットしたけれど、この45分の小品「言の葉の庭」が筆者は好きだ。前出の2作はファンタジーがベースにあるが、これはリアリティーに徹したストーリー。作画精度も相変わらずの息を呑むような圧倒的リアリティー。むしろ実写を超える情感を映像が身にまとっているようだ。

当時何度か会社を抜け出し、頭を冷やすため御苑の入り口ベンチでボーッとしていたけれど、中に入ったことはない。御苑を探索していないとは公園マニアとしては失格であるが、当時は中を散策する精神的時間的余裕などなく、今にして思えば実に残念である。いつか機会があれば再度訪れてみたい。

この映画とほんの10年ほど前の記憶がリンクして、深夜にも関わらず思わず筆を執ってしまった次第である。
※勝手に画像をアップするのは違法か。一応クレジットを記載。
脚本監督新海誠作「言の葉の庭」2013年より。


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2020年6月13日土曜日

新しい日常

今日は待ちに待ったQueensの「コロナ明け」初の練習日...と思ったのだけれど、朝起床すれば案の定の雨の気配。前日の天気アプリで充分予想していたものの、iPhoneをチェックすれば、当然の練習中止の連絡網がQueensもフレンズも入っていたのだった。

宮前前会長Sohmaさんからは自粛期間中何度か「またTさんや皆と飲みたいよ〜」と、暗い井戸の底から、遥か上空の小さな青い空に向けて叫ぶようなLINEが来ていた。Q練習再開が決まってすぐにSohmaさんに「久々に一杯やりましょうか」とLINE。しかし雨には勝てないのであった。「野球は審判と天候には勝てない」というのは昔から言われている格言である。

フレンズではSatoh総監を中心に、コロナ自粛解禁に際しての練習指針を作成しメンバーにLINE配付している。検温の義務や行き帰りのマスク着用や、練習中の手洗いうがいの励行などである。校庭開放がまだのため先週はなんとか遠くの球場を確保し練習再開となったのだが、途中急な雨で解散となったようだ。今週末も遠方の球場巡りだったのだが、この雨で今日は中止となった。雨は止む無く降り続き、練習はやむなく中止となる。

連盟ではSatoh事務局長と、技術部Yoshikawaさんらの尽力で、第一第四公園の各チームが使用できるように、使用ローテーション組みを作成している。今季の宮前少年野球のスケジュールは混迷を極めている。川崎上部大会などの予定も絡むため一概に独自予定が組めない状況にある。さらに連盟30th記念式典も来年へ延期となった。夏の甲子園が中止になり各都道府県にてその救済措置的独自大会が計画されているのは周知の通り。神奈川でも御多分に洩れず8月に計画されている。チーム間の遠距離移動を避ける措置や、万一の際には決勝もないことも視野に入れての大会である。宮前でも極力6年生が活躍できる機会を多く取ろうと熟慮中。また今年は特別に、年末年始の試合禁止期間の解消を上部組織へ近日上申する予定である。

緊急事態宣言が明けた途端に東京アラート発動。真っ赤な東京アラートが明けた矢先に、今度は梅雨入り宣言発動。いくらなんでも梅雨明けには多少の「ウィズコロナ」「新しい日常」を身に纏いつつも、青空の下で思い切り子どもたちに野球をやらせてあげたいし、我々オトナも夜の部室で思い切りビールジョッキで乾杯したいものである。

さて最後に季節の便りを。
ちょうど一年前ここでも掲載した紫陽花。筆者の近隣には有馬川が、宮本輝小説のドナウ川のように浪々と流れている...いやちょろちょろと流れているのだが、そのたもとにかかる橋の一つの名前が「有馬あじさい橋」なんであった。
先のブログのハイビスカスと言い、神明社の老木の新緑の芽生えと言い、この時季になると連綿(れんめん)と毎年咲き誇る紫陽花と言い、コロナに辟易としているニンゲンと違って、実にたくましく生きている生の営みの一端を垣間見た思いであった。同じ地球上に生を受けたニンゲンと植物ではあるけれど、植物のその生命力はニンゲンが誕生する遥か以前の太古の昔から、逞しく生きていることを鑑(かんが)みれば、我々ニンゲンは実に儚(はかな)い命である。

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2020年6月10日水曜日

老兵は死なず

コロナ解禁からだいぶ時が流れた。昨日神奈川県での感染者は3月以来やっと0人を達成したものの、神奈川は東京と一蓮托生、筆者的には神奈川よりも東京の数字しか眼中にない。筆者もかつては仕事で1日の大半を東京渋谷区で過ごしたクチである。神奈川の自宅にはほとんど寝に帰るだけの生活をしていた時期もあった。少年野球的には宮前の第一第四公園は開放されたものの、各小学校の施設開放はいまだに様子見で不透明。筆者はほぼ毎日川崎市教育委員会のHPをチェックしているが、5月下旬から更新されていない。遠くない将来には解禁がなされるだろう。ただ第二波の波が押し寄せてきたら、それもヌカ喜びとなってしまう可能性もなきにしもあらずではあるが、希望的観測ではそろそろかなと思う今日この頃ではある。解禁後の第一第四公園使用にあたり、使用チームとそれ以外のチームとの不公平感を緩和するために、連盟はこのところ調整に奔走していることを一言添えておきたい。近い将来各チームがグランドで笑顔で会える日を渇望しているのは、連盟のみならず各チーム関係者、保護者、とりわけ一番は野球大好き小僧、野球少年少女たちの希いであろう。

さて筆者のコロナ禍の最近のブログでは、仕事の合間や休日の公園巡りの記述が多く、また映画などの話も多々アップしてきた。先日は以前から行きたかった「ワークマンプラス」に行ってきた。周知のようにワークマンの商品がバカ売れしているのである。中でも超撥水ジーンズなんかが代表格である。筆者の近くにあるワークマンプラスは横浜茅ヶ崎方面である。おっと、潮の香りがするサザン的茅ヶ崎ではなく、センター南方面の森林の香りのする茅ヶ崎だ。お目当ての商品を購入後カブで帰宅しようと再度iPhoneのGoogleMapで帰路を検索すると、すぐ近くに茅ヶ崎公園があった。公園大好き筆者は迷うことなくハンドルをその公園へ向けアクセルをふかした。

横浜都筑区の公園は実に素晴らしい。GoogleMapで検索すると宮前第一公園の何倍もの大きな自然公園が、小川の流れる細い緑道というか遊歩道で連結されているのが実に多い。先日も書いたけれど、山崎公園=牛久保西公園=牛久保公園=徳生公園。先日来の鴨母子のブログを参照。そこから遊歩道が伸びて更には神無公園、山田富士公園、横浜国際プールまで繋がっているのは最近知った。横浜の公園行政と都市計画に感服である。想像してみて欲しい。宮前で例えるなら、第一公園から第四公園までクルマの通らない小川の流れる緑の遊歩道で繋がっているようなもの。

この茅ヶ崎公園も実に魅力的な公園だった。自然を活かしつつ市民がゆったりと遊歩道を歩き、子どもたちが広場で遊び、父と息子が川や池で熱心に虫取りをし...。小さな池が二つあり市民プールも設置されている。

「生きている」という実感をカラダ中に吸い込むことができるのが公園散策の最大の愉しみである。
「生きている」と言えば...。
このハイビスカスの鉢植えは今はなきスーパー丸正で購入してもう十年くらいになるだろうか。冬の間はこれでもかと言わんばかりに枯れてしまってカランカランに干からびるのに、夏になると別人のような姿に変貌を遂げ、ベランダのハイビスカスが今年も咲いた。人間界がコロナで右往左往している間に、植物にとってはコロナウィルスなんてどこ吹く風、圧倒的な赤を誇示するように咲いてくれたのだった。

「生きている」と言えば...。
ほぼ毎日のように近所の神明神社を通る。大きな樹の下でストレッチをして階段をダッシュで駆け登り近くの公園までランニングしちゃうのが最近のルーティンワーク。ここの欅(ケヤキ)の大木が伐採されたことは以前書いた。その樹齢何百年の欅の切り株に鬱蒼とした新緑の枝葉がギュンギュン伸びていた。「敗戦の将多くを語らず」でありなおかつそれでも「老兵は死なず」。筆者のようなちっぽけな人間よりも何百年もこの地で有馬の風景をじっと見つめてきた老木である。それがどうだろう、胴体をバッサリ切られてもなおこの生命力と蘇生力。この樹々の姿を見ているとなんだか老境を迎えた自分もチカラを与えられたような気がするのであった。

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