2023年1月27日金曜日

果たして「正しい」とは何か

 本当はイケナイんである。法的に訴えられたらグーの音も出ないほど敗色は濃厚。しかし法的にはNGでも人道的倫理的にはお許しくだされと、日本を代表する大新聞に対し、当方は名も無き市井(しせい)の善良な悪意なき個人ブロガーとの対比を鑑みて、清水(きよみず)から飛び降りる気持ちで画像を載せてしまう。

※出典 朝日新聞2023年1月25日朝刊

繰り返し「本当はイケナイんである。」大昔、当「晴耕雨読」に「スカイツリーと中秋の名月」を撮った朝日の記事画像を載せた後、朝日新聞本社に直接メールでその是非を問い合わせたことがある。誹謗中傷でないこと。私利私欲のためでないこと。営利目的でないこと。ひいては広く新聞文化の宣伝にも供与し得る内容であること...etc。返信があった。ダメとのことだった。載せる場合は出典を明記すること、事前に知らせること、新聞の写真は有償で頒布するから購入すべし、との素っ気ない内容だった。おそらく担当者も気持ちは看過し了承したかったと思うけれど、法令遵守の精神や社の方針や著作権などが絡むため苦渋の返答だったはずである。「質問されたら拒否せざるを得ない」ことって世の中には実に多い。転じて言えば「質問されなければ見て見ぬふりで看過」してもらえるわけで。罪のない駐車違反は見過ごすが、一旦通報されたら重い腰をあげて取り締まざるを得ないみたいな。そこに乗じて著作権や肖像権や所有権を侵(おか)してはならないことを肝に銘じて、あえて記事画像を掲載したんである。ちなみにこの「晴耕雨読」では頻繁に「宮前タウンニュース」の記事画像を載せている。これも何年も昔にタウンニュース社にメールで問い合わせたことがある。宮前支局からのその返答は...。快諾であった。出典さえ明記して頂けたら大いに結構、とのこと。地元に寄り添うタウン誌ならではの方針に感動すら覚えた記憶がある。地元宮前を盛り上げていこうと気概を新たにしたものだった。あれから数年経ってQueensの父Jinushiさんと邂逅(かいこう)したのは何かの巡り合わせであろうか。

さて本題。昨日朝コーヒーを啜りながらこの朝刊記事を目にして食い入るように読んだ。滋賀県にある「多賀少年野球クラブ」の記事だ。高円宮賜杯全日本学童の全国大会で2018、2019年に連覇したチームの監督さんの取材だった。我がフレンズが2015年にベスト16、翌年富士見台ウルフが3位となったその数年後の覇者である。全文は上の画像を拡大して読んでほしいけれど、筆者的に注視したのは下の画像の赤枠部分である。

「自分は正しい」と思っても存外そーでもないことってあるものだ。くだらない話をすれば目玉焼きは絶対醤油と思い、日本人なら全て醤油だろうと思ったら大間違い。地域によってはソース派も多くいるわけで。ちなみに筆者は絶対醤油派である。更に白身はしっかり焼き目がついていつつ黄身は半熟が望ましい。

かつては日本の少年野球指導(中学高校も)では当たり前となっていた、罵声と怒号と根性の常識。筆者も昭和のそれで育ったクチである。今では現代の風潮と時代の趨勢(すうせい)で、転換を余儀なくされていることは皆さん周知の通り。この監督さんも然り。指導方針について保護者に無記名アンケートを取ったところ....。それまで高円宮賜杯準優勝や県大会優勝の常連という成績もあって「方針は今のままで大丈夫です」と回答がくることを予想していたそうだ。ところが回答は予想外のもので「ボロッかすに言われた」のだった。この監督さんの偉いところは己の考えを転換しより良い方向へ自分を変えた点にあると思う。チームを変える前にまず自分を変えたところが素晴らしい。年を重ねたいっぱしの大人なら、妙なプライドが邪魔をして素直に聞き入れることには抵抗があるはずだ。年を取れば取るほどそれは硬化する。精神の動脈硬化。それを乗り越えて良いチーム、強いチームにするために奮闘した話が記事に載っている。「楽しい野球と勝つ野球」を両立させているのだった。

今の野球指導者は自身の信念を持って子どもの指導に当たっている人がほとんどだと思う。筆者はフレンズやQueens含めて宮前で何人もそんな人たちを知っている。しかし全国には漫然と仕方なくやっている人もいるかもしれない。それらの区別なく、「自分は正しい」との思いを今一度見つめ直し大きな心で指導に当たっていただきたいと思う。その結果「やはり自分は間違ってない」と判断できたなら大いに突き進むべきであろう。

「楽しい野球と勝つための厳しい野球」には二律背反的表裏一体の危うさが潜んでいる。筆者は何も「ひたすら楽しい野球」に無条件で賛同するわけではない。強いて言えば「厳しさの中に楽しさも混在する」または「楽しい中でも時に厳しく集中する」そのバランスが大事だと思う。ただし「厳しい」というのは決して「怒号罵声」とイコールではないことは大人ならとっくに理解して然るべきだ。罵声や怒号を浴びせて指導した気になっている指導者がいるとすれば、それは大人の自己満足の骨頂と言えよう。転じて誤解を恐れず言うならば、厳しい言葉が「罵声怒号」などではなく、愛情のある指導だと子供や保護者に理解されれば、それは素敵な関係であると思う。

こんなに長く書くつもりはなかった。「じゃあ、お前は何様か」との誹(そし)りは甘んじて受けたい。これは反面教師なんである。この朝日の記事を読んで「自分は正しい」と思っていることも今一度自分の胸に手を当て、心に照らして襟を正したいと思う、年を重ねたオッサンのブログなんである。そんな思いを新たにさせてくれた朝日新聞の少年野球に特化した記事と記者さんに感謝したい。QRコードでWeb版の記事が読めるのだが、深掘りしたいと思いアクセスすると、本文は途中から有料版になって断念したんである。断念と残念は表裏一体なんであった。

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2023年1月22日日曜日

三苫愛が止まらない 日々雑感6題

 少年野球ネタが枯渇しているこのオフシーズン、例によって「日々雑感」的「晴耕雨読」的徒然草ブログなんである。正月以降に撮った写真から6題。

●筆者は昨年末から患っている腰痛が今も完治せず、腰には安静が一番と知りつつも毎日のささやかな散歩は欠かせない。これをやめてしまうとまた別の不具合が顔を出してくることを知っているからである。エコノミー症候群ってやつなんである。だいぶ良くなったけれどQueensでは無理をしない程度に動くことを心がけている。1月初旬雨上がりの公園へいつものコースを辿って行った。数カ所あるベンチのいずれかに座り、ルーティンのストレッチをしたのち、熱い缶コーヒーを啜りながらスマホをいじり、最後は移りゆく四季の自然を観察し頭の中の塵(ちり)を新鮮な外気で吹き払い、空っぽにしてから仕事に戻るんである。とは言っても汚辱にまみれた怒りの記憶は拭い去りようがなく忸怩たる思いであることも事実だ。誰しも一生のうちひとつや二つ、そんな心の汚点があるに違いない。

この日は雑木林の中の黄色いベンチに向かったのだった。するとどーだろう、成型された黄色のベンチの上にこの上もなく真っ赤な椿の花が並べられていた。平日午後3時以降は小学生の遊び場になり、時折ここで女の子たちが集まって何やら女子会をやっているのは知っていたので、おそらく彼女たちの作品に違いないと得心するのであった。えげつないほどの黄色と赤の原色の組み合わせ。キャンベルスープやマリリンモンローをモチーフに一世風靡したアンディー・ウォーホル的な現代アート作品に見えなくもない。近くには雨に濡れて地面に落ちた椿の花があった。荒んだ心が少し和んだような気がしたのだった。

●近年「ネコ鍋」という写真が流行ったことがあった。こちらは「ワンコ鍋」的画像。生後三ヶ月の頃の幼犬の時に買ったワンコ用座布団。今や狭くなってしまったが「ここあ」本人はその狭さがお気に入りだ。(と、思う)頭手足胴体尻尾が一瞬どーなってるのか理解に苦しむ一枚。普段は家中を駆け回りお転婆娘だけれど、こんな姿にはほっこりさせてくれるのである。

●宮前少年少女野球各チームは始動して3週目だろうか。先日のQueensでは北部大会閉会式が執り行われ、バーズ優勝、Queens準優勝であった。Qは特別に6年生も含めた構成ではあるが、成績を総合すると大会を通じて5年生Sakiが三冠王を獲得したとのこと。実に喜ばしく素敵なニュースである。Sakiは今年Qでもヤングでも大活躍してくれるに違いない。寒風吹けど快晴の第一公園。

●今日日曜は赤カブに鞭を入れてここで何度も書いている牛久保公園方面へ。明日から大寒波がやってくるらしいので、鬼の居ぬ間に束の間の太陽を浴びに行ったわけである。ルーティンの散歩コースを辿りつつ大きな池のある徳生公園へ。今年は雨が少ないせいか小川や池の水位が極端に下がっている。小川は枯れてしまって水は皆無だ。いつもの渡り鳥鴨たちも例年に比べて圧倒的に少ない。きっとロシア当局から国外への渡航禁止令が出て、シベリアからの飛行も禁止されたに違いない。鴨たちへのビザも発給されてないのだろうか。鴨の数は例年の1/10程度だろうか、カルガモは二羽しかいなかった。そんな彼らをiPhoneのズームで撮ると、水面(みなも)の揺らめき波紋が、まるでエドワルド・ムンク「叫び」の背景の歪みのような様相を呈している。春先になるとカルガモ以外の彼らのほとんどはシベリアに帰る。どーかロシア当局から迫害と洗脳を受けませんよーにと、願うばかりだ。

●さて最後に。三苫が止まらないわけで。宮前の誇りであり、ましてや地元鷺沼出身ということもあり、とうとう筆者昨日はブライトンVSレスターの試合を0:00からAbemaTVでライブで観ちゃったんである。終了深夜2時。もう期待以上の素晴らしい活躍だった。左からのドリブルで相手をいなし、中央へカットイン、狙い澄ましてインにかけて放ったミドルシュートは芸術的なカーブを描きゴールトップ右へ突き刺さる驚愕のゴール。「スんゲー------!」日曜深夜に思わず叫んでしまったんである。「三苫の1ミリ」から今は「三苫ってる」とか「神苫(かみとま)」とまで言われている。5試合で4ゴール、1アシストは、世界最高峰リーグと称されるプレミアリーグでも、突出した成績である。数字よりもとにかく観ていて楽しいんである。近代サッカーはシステマチックになって、敢えて相手ディフェンダーに突破を挑んで失敗するリスクを背負うより、バックパスや細かいパス回しで様子を伺うのが主流だ。そこにこの三苫のドリブル突破を見事にやってのけるアグレッシブな三苫のサッカースタイルが、世界中の注目を集めている。

「世界中の注目」?...おっとここで一言。映画で昔からよく言われるのが「全米が感動した」「全米が泣いた」「全米が震撼した」などと喧伝されるキャッチフレーズ。筆者は昔からこれには懐疑的で、「全米ってどっからどこまでよ?」とか「全米って米国全国民みたいな言い方はいかがなものか?」と思っていたんである。それを知ってか知らずか最近では「興行成績6週間連続No.1」なんてフレーズに変貌を遂げた。日本のメーカーで言えば「お客さま満足度No.1」なんてね。アレもちょっと懐疑的なんである。.....サッカー三笘選手に戻る。「世界中の注目」はあながち嘘ではない。本国プレミアの英国はもちろん他国の多くのメディアからも大惨事...じゃなかった大賛辞が打電されている。プロのサッカー専門誌記者やレジェンドOB選手や相手チームファンなどからも賞賛の嵐なんである。「ミトマのプレーを観るためだけに入場料を払う価値がある」なんていかにも外国らしい表現も素敵だ。賞賛の嵐=この表現もちょっと言い過ぎか。いやそんな事はないのだ。何はともあれ筆者は嬉しくて仕方がない。仮に鷺沼出身でなくとも私は三苫ファンになったに違いないのである。かつて世界で活躍した中田や俊輔や本田にも興奮したけれど、この三苫選手には別格の何かを感じる今日この頃なんである。次のAbemaTVブライトン戦は2/4、Queensの卒団式の日でもある。この日は重役出勤ではいけないのだ。がっつりカレンダーには三苫ちゃんと、Queensの予定を書き込んでいるわけで。

※出典ロイター通信

※出典ゲッターイメージズ

●※最後の最後にもう一個、ブログの言葉の過ちを反省と謝罪。

前回ブログで三苫は「フロンターレの誘いを蹴って筑波大学へ進学」と書いた。これは時間に追われて知り得た情報をダイジェストに短く書こうと思ってつい、こーゆー表現にしちゃったんである。しかしこれでは三苫くんがにべもなく傲岸不遜(ごうがんふそん)になったよーに伝わるわけで。実際は違う。川崎ユース時代から頭角を表していた彼に、高校卒業時フロンターレは当然トップリーグでの誘いをかけたのは言うまでもない。しかし彼はまだプロでやる踏ん切りがつかずもっと自分を磨きたいとの思いから、筑波大進学を選択したのだった。その際に交わした「約束」は「大学卒業後は必ずフロンターレに戻らせていただきたいです」と。下部ユースから上がって来る選手に対しては、他サッカー球団はまずはフロンターレ本拠チームの意向を汲んで動向を鑑みたのちにスカウトの声をかけるのだそーだ。つまりまずはフロンターレが三苫を取るのであれば諦め、取らないのであればオファーが殺到するという図式。サッカー界では不文律の紳士協定なのだそうである。かくして三苫くんは長く育ててもらった川崎に恩義を感じ大卒後、引く手数多の他球団を尻目に一も二もなくしっかり約束通りフロンターレに入団したのだった。すでに田中碧くんは入団していた頃のお話である。

筆者時間がなかったとはいえ、正確な事実を知りながらも、うっかり誤った表現で書いてしまったことを三苫選手とフロンターレさんに深くお詫びしたい。頭(こうべ)を垂れながらもこれからも三笘選手の活躍に期待したいと思う今日この頃なのだった。

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2023年1月14日土曜日

MM問題勃発

 年が明けて早や今日で14日土曜、いまだに野球ネタはないし、昨年の一時閉鎖の怠け病が災いし(幸いか?)、それを良いことにブログも怠けてしまっているんである。元日から2週間以上経ってしまった。その間のどーってことない吉田兼好徒然草的な「晴耕雨読」的ブログなんである。駆け足にて。(標題の「MM問題」については最後に)

腰の痛みを堪えつつ正月の神明社へ出かけたのは5日になってからだった。毎年参拝客が増加しているが、大晦日の夜の行列は筆者のマンションからも見えるほど長い列を作っていた。もしかしたら月面からも確認できたかもしれないのである。

息子・娘の家族がマーゴ4人連れてやってきたのは8日日曜。この日は宮少連役員新年会があり楽しみにしていたのだったが、予定が変更になり家での酒宴となった。神明社や有馬中央公園への散歩は毎年のオプショナルツアーなんである。

遡ること1/5。この日は所用があって鷺沼駅前へ。アレ、所用って何だっけか?もう忘れちゃってる。一昨日の昼飯も思い出せないのだからまあいっかと、自分を納得させるのだが、あと5年後には自分の名前も忘れてしまうアルツハイマーになったらどうしようと、少し恐怖に苛まれる歳にもなったのだった。駅前に行ったついでに帰路は鷺沼公園へ寄ってみた。たくさんの親子連れや子供たちで賑わっていた。毎年ヤングの花見の公園でもある。昔フレンズも招かれて合同で花見をやったこともあった。鷺沼といえばW杯の「鷺沼兄弟」三苫薫くんも田中碧くんも、少年の頃はきっとここでサッカーで遊んでいたに違いない。三苫はフロンターレの誘いを蹴って筑波大学へ進学したことは知っていたが、今日のYahoo!ニュースで読んだ英国新聞記事の情報では、大学論文で「ドリブルで相手を突破するための研究」を大真面目に書いていたのだそーだ。それが今プレミアリーグのブライトンで花が咲き、W杯後も大活躍しているんである。移籍市場の大目玉になるに違いない。

さてここまでの写真でちょろっと出てきたCarpの服を着たワンコがいる。名前は「ここあ」と言う。ミニチュアダックスの女子、もうすぐ1歳、人間で言えば20歳になる。一昨年「りん」が老衰で亡くなって二代目ワンコが昨年4月にやってきたんである。筆者が仕事中は隣の椅子で肘掛けを枕にしてグースカ寝まくるのであった。

さて話はガラリと変わる。先週Queensの練習初めでWatanabeコーチが、Murataさんと筆者に面白い問題を出してくれた。氏曰くあるTV番組で「アルファベットの名前が、名と苗字が同じアルファベットで始まる外国の俳優を4人挙げろ」と言うのがあったのだそうだ。Axxxxx・Axxxxさんみたいに。Watanabeさんは咄嗟にマリリン・モンローを思いついたらしい。つまり(M)マリリン・(M)モンローでMMなんである。AAでもBBでもCCでも構わない。筆者もすぐに考え込んだのだが、これが実に難問なんである。咄嗟には出てこないではないか。映画好きを自認しているが「一昨日の昼飯思い出せないジジイ問題」もあるのでその場は引き下がった訳で。これを「晴耕雨読」的にここでは「MM問題」と称することにする。「みなとみらいMM21開発計画における現状の問題点と分析」なんてゆーお堅いものではない。

※下に解答が列記されるので、その前に映画好きな読者さんも試してみてはいかがでしょうかいな。外国の映画俳優の名前を思い起こすだけでも楽しい。

後日いつも行く都筑区の公園を散歩している時にこの「MM問題」をひたすら考えたんである。1時間でこれだけ出てきたのだった。浮かんではすぐスマホにメモをした。

KK=クリスクリストファーソンKris Kristofferson、=「スター誕生」の主演男優

BB=ブリジットバルドーBrigitte Bardot、=イタリアの大女優

CC=クラウディアカルディナーレClaudia Cardinale=ブリジットバルドーが「BB(べべ)」の愛称で呼ばれた頃、この女優は対照的に「CC」と言われたんであるからして、BBが判明したらすぐにこのCCを想起するのには時間がかからなかった。

JJ=ジムジャームッシュJim Jarmusch、=「ストレンジャー・ザン・パラダイス」の監督俳優。あえてモノクロで撮ったこの映画はマニアックで好きな映画の一つ。

RR=ロバートレッドフォードRobert Redford=かつての米国3大イケメン俳優の一人。

CC=シンディクロフォードCindy Crawford、=サスペンス映画の題名は忘れたがセクシーな美人女優である。


帰宅後も仕事の一服の間考えた。寝る時も考えた。布団に入ってAAから順繰りに考える。知ってる俳優の名前が浮かんでは消える。ふと閃いたのが何人かいたがスペルがあっているかどーか分からない。よし、明日起きたらググってみよう.....。

しかーし、次の朝起きたらその名前をすっかり忘れちゃってるではないか。「MM問題」と「一昨日の昼飯思い出せないジジイ問題」は表裏一体なんであった。10日は仕事のリミットが迫っていたけれど、トイレに行った時など折に触れて思い出した俳優がいた。


CC=チャック・コナーズChuck Connors,=大昔の米国ドラマ「ライフルマン」である。毎回やたらライフルを撃ちまくるんである。小学生の時の白黒ドラマだったと記憶する。

CC=サー・チャールズ・スペンサー・チャップリン(英: Sir Charles Spencer Chaplin,=チャールズ・チャプリン。言わずもがな喜劇王と称された名優。今観ても笑えるし泣ける映画史に残る名優であり監督だ。


以下はQueens Watanabeさんの正解の一部。


MM=マリリンモンローMarilyn Monroe=当時はセックスシンボルと呼称されたが、現代では絶対ダメな表現だろう。

GG=ジュリアーノジェンマGiuliano Gemma、=今日1/14Queensグランドにて聞かされた名前。この1週間Watanabeさんも必死に考えていたそうだ(^-^)このジュリアーノ・ジェンマは筆者が中学高校の頃流行ったイタリア製の西部劇、いわゆる「マカロニウエスタン」全盛期のスター俳優。あまりのイケメン人気ぶりで、日本ではヤマハかスズキあたりが「ジェンマ」と言うスクーターまで発売された記憶がある。


オマケなんである。言わば「残念賞」。MM問題に浮かんだものの、不正解だった名前。

MM=マイケルムーア(英語: Michael  Moore, =残念監督でした

OO=オジーオズボーンOzzy Osbourne、=残念ロック歌手でした

SK=シルビアクリステルSylvia Kristel、=残念SKでした

KC=ケビンコスナー(英: Kevin Costner=残念KCでした

今日浮かんだ「残念賞」

SS=スティーヴンスピルバーグSteven Spielberg, =残念言わずもがな、俳優ではなく監督でした。この人も全世界映画界のレジェンドであることは言うまでもない。

JJ=ジャスパージョーンズJasper Johns,=残念米国の画家でした

JJ=ジャニス・リン・ジョプリンJanis Lyn Joplin、=残念米国のロック歌手でした

MM=マイク・真木=残念、全くの論外でした


...............


さて夜も更けてきた。ブログ終盤Macのキーボードを叩きながらふと思い浮かんだ名前があった。戦慄にも似た鳥肌が立った。この人の名前を失念していたとは筆者はブロガー失格である。灯台下暗しとはこの事だ。


TT=テシマ・トオル( Teshima Tooru 1958〜SeikouudokuBlogger)=残念、途方もなく土俵の外の地球外の論外でした。

ジャンジャン...(^-^)

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2023年1月1日日曜日

2023 年画像

 2023謹賀新年 あけましておめでとうございます

今年も「晴耕雨読」BLOGをよろしくお願い致します。

毎年元旦恒例の「晴耕雨読」的年賀状ならぬ年画像を。

関東の元旦が快晴なのはもう毎年のこと。今日もめちゃめちゃ晴れていたのだった。穏やかな新年を迎えたと言いたいのだったが。昨年末29日頃に不用品ガラクタを集めて回収業者に出したんであるが、その際腰をやっちまったらしく、30日あたりから腰が固まり、大晦日の昨日は椅子から立ち上がるのに、悲鳴を上げながら30秒くらいかかってしまう状況となったんである。腰は1週間経ってカピカピになった白飯のように硬くなり、一歩歩くたびに激痛が走るわけで。大晦日と今日の元日は一歩も外に出てない、いや出られなかった。腰椎狭窄症は持病とは言え、何も年末年始のこの時期に来なくても良かろうにと、己の不甲斐なさを恨むのであった。それに加えてまた災難。毎年正月2日頃に息子娘孫家族がやってきて昼から酒宴となるんであるが、両家族ともに運悪く誰かしらがコロナになってしまい、これもまた延期となった。静かに箱根を観るか映画を堪能するかしかない今年の正月なんである。今も「ああ、腰が痛い」

毎年個人の年賀状と仕事上の年賀状は当然分けて制作している。「晴耕雨読」年画像も含めると3種類作っているわけで。しかしながら年賀状離れが声高に叫ばれて久しい昨今、クライアントへの仕事の年賀状は3年前からメール配信に切り替えた。無粋で失礼なことを詫びる文章を添えてjpg画像で送信しているんである。しかしそーゆー企業も増えているのも事実である。

せっかくなのでその仕事用の年賀状も掲載。W杯の「三苫の1mm」に材を得てこんなの作ってみた。ちょっとふざけた賀状ではあるけど、これも個人事業主ならではの緩〜い絵柄で許されたし。寛容、甘受いただきたく候。

改めまして今年も「晴耕雨読」BLOGをよろしくお願い致します。

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2022年12月31日土曜日

サヨナラ2022

 大晦日である。ギリギリ今年最後のブログを書く時間ができた。今年を振り返って。

2022年の最大の衝撃はロシアのウクライナ侵攻である。当初は3日で首都キーウ(当時はまだキエフという表記が多かった)が陥落するとの見方がメディアの大勢を占めていたが、ところがウクライナの想定外の粘りと反撃に、ロシアもたじたじ、現在もまだ終結終戦に至ってない状況は万人の知るところである。初期の頃の国外への避難路を幼い男の子が泣きじゃくりながら歩く姿や、地下に閉じ込められた女の子がやはり涙を流しながら取材に応じる映像は、今見ても胸が締めつけられる思いだ。反してロシア、プーチンの自分だけの論理で殺戮を繰り返す精神構造は尋常ではない。こちらから見れば侵攻の理由は「理不尽と不条理」の塊だが、彼らにしてみればそれが正義であり何の罪もない人の命を奪う大義名分となる。だから余計に収拾がつかなくなり、己の思い込みで自分に都合の良い利益と権益だけ主張し、他者に耳を貸さなくなる。そんなふうに思うのは筆者だけだろうか。私がロシア人でこんなことを書いたら、当局に拘束され即死刑に違いない。いつの日か何がしかの終結をみたとしても、ウクライナには拭い難い怨念が全国民に奥深く根付くはずだ。そしてまた歴史は繰り返す...。この「戦争の負のループ」はこの戦争に限ったことではなく、遥か古(いにしえ)の昔から続く構造なんである。

もう一つの2022年は、まだ興奮冷めやらぬサッカーW杯カタール大会。日本サッカーに世界から驚嘆と賛辞がいまだに止まない訳で。ただこれは自分が日本人だから、日本に耳障りの良い情報だけを享受する環境にあるせいもあるだろう。筆者も今大会の森保ジャパンには感動と興奮をもらったが、広く見ればカタール大会は素晴らしい試合が多く、特に日本のみならずジャイキリ(ジャイアントキリング=大番狂わせ)がいくつも存在し、特にモロッコは大いに賞賛されるべきである。日本の誰かが(解説本田か主将吉田?)言っていたけれど、「サッカーはサッカーが上手いチームが勝つとは限らない。相手よりサッカーが上手くないチームには別の勝つ方法がある」と。多くのスポーツにおいて(特に相手と接触する競技)体格が大きい方が小さいよりは優位には違いないけれど、後者は決してそれで負けるわけではない。少年野球にも通ずるものがあると思う。何はともあれW杯は面白かった。19試合を観たけれど決勝が終わった時のW杯ロス、喪失感はあったものの、内心これで、夜中に起きて観て寝不足に陥る生活から解放されるある種の安堵感も胸に共存していたのだった。ちなみにこのブログ、理不尽な脅威からいろんなことを守るために、11月中旬から一ヶ月一時的に休止にしたけれど、失意と傷心と怒りのどん底だった。その間このW杯の熱狂と仕事に己を埋没させることが唯一の心の救いだったことを記しておきたい。

さて最後は映画である。今年は昨年に比べて本数はかなり減ったものの、合計約63本を観た。内訳はTSUTAYAディスカス(レンタルDVD、 Blu-ray映画)が36本、Amazon Prime(プライム会員なので無料)33本、AppleTV+(サブスク)8本なんである。特筆は唯一劇場ロードショウで観た「トップガン・マーベリック」。センター北を歩いていて突然「観るには今日しかない!」と自分に言い聞かせて衝動的に映画館へ飛び込んだ。シネコンのスクリーンが小さかったのが残念だが、あの迫力はTVやDVDでは味わえない、銀幕で観るべき映画である。60歳近いトムクルーズや素人の俳優が米海軍全面協力で猛特訓し、本物の戦闘機に乗って操縦し映像を撮る手法はそれだけで奇跡である。機内のカメラは9Gに耐えうるために特注されたSONYのカメラ。「追いトップガン」という言葉も生まれたほど、全国で繰り返し何度も劇場に通って観たファンも話題になった。筆者はロードショウの他はAmazon primeVideoで解禁後すぐ観て、TSUTAYAからも借りて観たので3回のみ。しかしこの年末にAmazonで Blu-rayディスクを購入し、正月にもう一度観賞予定。ロードショウは「ブレードランナー2049」以来だけど、やはり実に良い。CGではない実写の迫力がそこにはある。プロ野球ニュースで試合を観るのと、反して球場へ足を運んで観戦するのに似ている(気がする)。コロナ禍で劇場公開が何度も延期になったが、どうしてもトムは観客には劇場で観て欲しいとの思いから、コロナを経て2年越しで今年の公開になったことは大正解だったに違いない。

このほかにAppleTV+(プラス)というのがある。ネトフリと同じサブスクだけれど、筆者はMacユーザーなのでこのAppleTVなんである。もう一体全体どーしちゃったのよ?!と言うくらいに映画を凌駕するクオリティーの高さ。質的にもそーだけれど4K映像なので俄然美しすぎる。今年観たAppleオリジナル連続ドラマは「フォーオールマンカインド」と「SEE暗闇の世界」。前者はもしベトナム冷戦後アポロ月面着陸計画が米国の勝利ではなく、ソ連が先に月面へ行っていたなら?....と言う設定から始まる。当時の風俗、1970年代ファッションやアメ車がこれでもかと言うほど出てくる。さらに「もし?」がいくつも出てくる。ケネディーは暗殺されず、ジョンレノンも生きていてビートルズ活動が継続される。これがまたリアルで昔の実写と今のCGで見事に合体され映像化。宇宙開発にソ連に先をこされた米国が躍起となって宇宙へ向かう様々な人間模様。同性愛などジェンダー問題も取り入れて時流に乗った展開に。最後は火星着陸まで話は及び、やっと米国がロシアより先に火星着陸となるのだが、その過程でロシアとの友情や協力があっての成功だった。これは2021年に製作されたドラマであった。もし今年の2月だったならウクライナ情勢でストーリーは全然違った展開になったはずだ。

もう一つのAppleTV+、「SEE暗闇の世界」(ネタバレ御免)。未来の地球、核戦争を経て(だったかな?)視覚を失った人類、目が見えない人々が集落や部族を作り互いに共生しまた争いながら世界を彷徨う。その中にまれに目が見える人もいるのだが、その彼らとの共存や共闘、共生を描いた秀作。圧倒的存在感のジェイソン・モモア主演、筆者の好きな「ブレードランナー2049」にも出演した俳優二人も出ており、実に面白いドラマであった。「面白い」と言う言葉の中には映像美の存在も内包される。ブレラン2049の女王シルビア・フークスの鬼気迫る演技は圧巻であった。ラストは世界中の視覚を持つ者が集まり平和のための様々な研究を行う場所に行き着くのだが、最後の引きの映像はニューヨークマンハッタン....。まるで「猿の惑星」のラストシーンの逆バージョンであった。

映画って良いものですね。それではまた来年、サイナラ、サイナラ、サイナラ。淀川長治的「晴耕雨読」は2022年最後のブログ。

みなさま、この一年ご覧いただき誠にありがとうございました。11月はいっそ全てここで吐露したいくらいの激情と焦燥に駆られましたが、そこは大人の所作、滅私奉公、己を殺し我慢することで守られるものがある。周囲の何人もの真っ当なオトナな方々にも助けられた。それを信じて今年の「晴耕雨読」の筆を置きたいと思う、大晦日の今日この頃なんであった。

2022年、ありがとうございました。

2023年もよろしくお願い致します。

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