2023年8月13日日曜日

滑って良いもの、悪いもの

 先週土曜Queensの途中からなんだかモヤモヤとカラダが怪しくなり、途中早退し帰宅、軽い熱中症かなと思いつつ、仕事のためにMacを立ち上げたままクーラーを浴びて寝入ってしまった。若い頃なら汗をかきまくった後シャワー一発でバッキバキに蘇生したのに、今やどーだろうこの体たらくは。軽い熱中症で終わるはずだったのが、この冷風浴びつつ1時間ほど熟睡しちゃったのが災いしたらしい。起きると身体がだるく若干寒気もするじゃないか。最初は急激に冷やした冷風のせいかと思いきや、その晩から発熱しブルブル悪寒はするは、関節痛で胸の肋骨がギシギシ鳴るはで、大変だったんである。翌日日曜も野球はパスし仕事することに。この頭痛と発熱と悪寒と関節痛がなんと3日間続いたんである。外は炎天下なのに筆者は長袖のスエットシャツを着てフラフラだった。一度は当然ながらコロナも視野に入れて疑ったけれど、諸症状から夏風邪と判断した。発熱は4日目から平熱に戻り全快となった。念の為4日間は朝のゴミ出し以外は外出せず、巣篭もりしながら効率の悪い仕事に専念した。集中力に欠ける仕事ほど嫌なものはない。バンジージャンプしながら針に糸を通そうとするようなものだ。4日間も外に出なかったことなんて、コロナ禍真っ盛り中でもなかったことだった。

歳をとると新陳代謝が鈍くなり、汗をかかなくなるのはここ数年体感している。昔若い頃「老人って汗かかないよな」って漠然と思っていたけれど、とうとう自分がその当事者になろうとは。汗をかくことは代謝にとって大事なことで、近年言われている部屋の中で熱中症になる高齢者は、まさに汗をかかなくなるから熱が体外へ発散されず、内側にこもってしまうんである。ついでに言うと、汗が蒸発する際に気化熱が発生し、汗が乾くと同時に体表の熱(体温)を奪うので、体温の上昇を防いでいるのである。汗をかくことは青春の1ページであることと同時に健康にも大事なことなんであった。よって給水のみならず塩分の摂取も肝要となる。かと思えば今回の筆者はその逆で、エアコンで体表から体温を奪いすぎちゃって、目覚めるとアイススケートリンクで裸で寝ていたよーな感じであった。スケートリンクは滑るためにあるのであって、寝るためにあるわけではないことは自明の理。ちなみに滑って良いのはスケートリンク、スベって困るのはお笑い芸人と受験生、と昔から言われている。(筆者が今思いついた格言である)

さーて前置きの長さは「晴耕雨読」的悪癖のなせる技。全快となった昨日はQueensへ、今日は第一公園での秋季ブロックリーグ戦、1試合のみであった。イーグルスVSメイツ戦は写真中心にて。筆者が第一へ到着するや否や、E打者のバットから快音が聞こえた。打球の行方を目で追うのと同時にカメラレンズキャップを外し、いつもの定位置へ駆け込んでファインダーを覗く。ウィニングランでホームへ帰還するところに間に合った。見事な滞空時間の長いレフトフェンスオーバーのホームランだった。

試合は見事に拮抗したゲーム。3回終了時4:4の同点である。しかし4表にMが再度加点し6:4とリードの展開。

下の写真は偶然撮れたもの。攻守交代時のボール回しで内野手(ショート?)からの返球が暴投し投手は渾身の力でジャンプ。最終回Eは好打順だったが点差を詰めきれずに6:4のままゲームセット。

いよいよ長かった総当たりブロックリーグ予選も大詰め、来週日曜からの秋季決勝トーナメント戦が迫ってきた。その間、宮前の強豪数チームは川崎や神奈川上部大会へ行き、軒並み準優勝や3位入賞など好成績を納めてきている。今日もレッパがノーブルホームカップ(5年以下)準優勝となった。一応列記しちゃうけれど、子ども会川崎市大会、岩井杯、ノーブルホームカップ、コントリビュートカップ、県会長杯、NPBガールズトーナメント、専修大カップ。これらでレッパ、花フラ、モンタ、Queens(2選手)が奮闘した結果である。これに加えてまだジャビット本大会のウルフは勝ち進み現在進行中だ。特筆は連合宮前クラブの岩井杯優勝である。遅ればせながらその写真を掲載しちゃう今日この頃なんである。今年は秋季川少連が単独チームでの出場が多いため、クラブの連合チームにもかなり影響が出そうだが、宮前プライドを胸に頑張ってほしいものだ。その頃には宮少連新ロゴマークによるキャップも新調しているはずなんである。

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2023年8月5日土曜日

頑張れ多賀少年野球クラブ

既に多くの方がご存じだろうか、TVやYouTube、新聞マスコミなどで取り上げられている滋賀県の多賀少年野球クラブ。全国大会出場多数、成績もトップクラスの結果を出し続けている、超有名な少年野球チームなんである。特筆は高円宮賜杯全国学童軟式野球大会の常連で、2018,2019年には2連覇まで果たしている。さぞかし日ごろ厳しい練習で...ではないところが素晴らしく、マスコミでも取り上げる最大の理由がそれであろう。「勝つために楽しく野球をやる」...楽しくやっていると自然と強くなる、が自論のTsuji監督。かつては御多分に洩れず厳しい野球の監督だったが、ある時を境に180度方針を変えた。ただ楽しくやるのではない。そこにはある法則があって指導しているそうである。そこが他者には簡単に真似ができないのだろう。筆者はHPと何本かの動画と朝日新聞記事を読んだ。「楽しい」の練習もする。「最初はグー、ジャンケンぽんっ」「イエーーーーい!!!」強い野球と楽しい野球の両立を具現化している数少ない稀有なチームだろうか。大人の怒号と罵声は厳禁、子どもに考えさせる野球である。

さて、前置きが長くなった。2023年今年も多賀さんは高円宮杯に出場。ではなぜこのブログに登場するのか?宿舎は溝口の某ホテル。近くのチームとの練習試合をSNSで希望したところ、宮少連事務局Fujisawaさんが反応し、今日の第一公園での試合実現となったんである。既に20チームくらいからオファーがあったそうだ。それだけでも凄い!まずは多賀少年野球クラブVS宮前クラブ。宮前はまだベストメンバーではないものの、主力選手が戻ってきた。ジャイアンツJr選出のSekiくんの大きな背中の10番が頼もしい。写真中心にて。

宮前攻撃の時に痛烈な三塁線ゴロ、明らかにファウルだったが多賀のサードくんは頭から横っ飛びで食らいつく。試合前に怪我したらどーすんの?って心配をよそに平然としている。またキャッチャーフライの守備範囲でも三塁手が猛ダッシュする。全てのプレーにワクワクしちゃう多賀ナインである。試合は初回裏宮前が1点先制のまま中盤へ。4回表には多賀も1点を返し1:1とする。事前のアナウンスもあって、宮前の多くの他チームも観戦に訪れていた。

以下は筆者と連盟関係者の複数人の感想。体格では宮前の方が大きいが、多賀の選手は芯がブレずにスイングし、打球の速さは天下一品。フェンス際まで運ぶフライもことごとくライナー性の打球。ベルトの高さに来たらまず持っていかれる打棒の鋭さ。守備では抜けると思った鋭い内野ゴロを全力プレーで捕球し打者走者を一塁でアウト。球際が強く上手すぎる。外野守備にもまず穴が見つからない、全体的にスピーディーで小気味よく観ていて楽しくなる野球...etc。何しろ全国レベルいや、全国トップクラスのレベルである。宮前も善戦するも、5回には多賀の猛攻で3失点、その裏1得点するが4:2で多賀の勝利。

こちらがTsuji監督。ご自身が二十歳の大学生時にこのチームを発足させ、以来代表と監督を兼任。多賀さんは昨日の深夜にバスで出発し車内で睡眠を取り、そのままここへ到着し練習試合なんだそう。恐ろしい強行スケジュール。本日15時から監督会議、16:30から神宮で開会式なんである。異常な暑さを考慮しての夕方開催なのだろう。2015年フレンズの時は神宮での開会式の後、すぐに移動して炎天下の大田スタジアムで一回戦になだれ込んだ。

さてこの後は多賀はほぼ全員メンバーを入れ替えて、控え選手(?)チームとウルフとの一戦となった。写真のみ掲載。

この後途中から第四公園のQueensへ。炎天下にはなるべく出ないようにしていたが、それでも熱気は身にまとわりつく。なんか嫌な予感。少し早めに退散し帰宅。途中で寄った町中華ではいつもの半分しか飯が喉を通らない。帰宅しシャワーを浴びて2,3時間ほど仕事をする。60MBの全図面PDFをクライアントへ送付。ますます体がヤな感じになる。プチ熱中症か?気を付けていても気がついたら熱中症になっちゃうところが始末に負えない奴である。まだ体調がすぐれないので、明日の巴戦は行けるかどうか、なんであった。

それにしても、これも何かのご縁、多賀少年野球クラブさんの健闘を期待したい。いや健闘だけではなく是非優勝目指して頑張ってほしい。宮前も応援してます。

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