今日同時にふたつの訃報があった。
ひとつは東野圭吾氏。今でこそ読書とは距離が開いてしまったが、30,40代の頃は隙を見ては小説を読み耽っていた。そのうちの一人が氏の本だった。初期作品の本格推理小説から、徐々にミステリーに人間模様を加味して描いた作品に移行し、人気作家として大成功を収めた。近年の小説は読んでいないが、デビュー作からかなりの冊数を読破してきた。享年68歳。筆者と同じ歳。今までありがとうございました。謹んでお悔やみを申し上げます。
もうひとつは山形中学の同級生だったSさん。以前から重病に冒され入退院を繰り返していた。闘病5年、山形を出て娘さんの家で介護を受けて同居して4年。SNSや偶然の出会いで訃報を知った同級生から連絡を受けたのが今日。覚悟はしていたものの、LINEを見た時は頭が真っ白になった。筆者にとっては特別な存在で素敵な人だった。最後に一言ありがとうと伝えたかった。でもSさんはそれを拒否するに違いないこともわかっていた。人に気を遣わせることを何よりも嫌っていて、逆に誰よりも人に対して大きな優しさと気遣いを備えた人だった。Sさんとは4年前にSさんの希望で訳あって連絡を絶っていた。
享年68歳。筆者と同じ歳。今までありがとうございました。謹んでお悔やみを申し上げます。どうぞ安らかにおやすみ下さい。私もいつかそちらへ行きます。その時はあなたの大好きなビールで乾杯しようね...。

