2009年9月30日水曜日

ハゲ防止、ハゲにも帽子

小生にも青春真っ盛り、男子高校生時代というものがあったのである。
山形南高校、生粋の公立硬派・文武両道の男子校であった。
1年の頃サッカーに明け暮れていた部活は、その年県大会決勝まで行き惜しくも敗退、もし勝っていれば正月の高校サッカー選手権に出場、TVに出ていたかも、なのである。負けた瞬間仲間と肩を抱き合いながら号泣したことは一生の想い出。ライバル野球部は甲子園初(?)出場を果たし、初戦敗退、涙を呑んだのも確か同じ年だったかな。
そんな高校時代小生の髪は今で言う超ロンゲで、背中に廻した右手で髪の毛の先端を引っ張ることが出来た。ボールをドリブルしていると、風を孕んだ髪がまるでモンゴルの草原の海のようになびくのが心地よかったものである。またはアラン・ドロン「栗色のマッドレー」の駿馬のたてがみのように。
30歳前後、その兆候は音も無く不気味に忍び寄ってきたのである。最近ナンカ前線が後退してきたかなあと鏡を正面から眺めてのんびり思ったものである。
35歳前後、おお頂上も少し薄くなってきたぞ、俺もそんな歳になってきたのかなと、感慨にふけったものである。少々薄毛くらいのほうが貫禄があっていいわい、ガハハのハなんて。しかしこの時代育毛剤のTVCMがやたら気になって仕方なかった。
40歳前後。自分の危機管理能力のなさを恨みつつ、急激な頭上の環境の変化に戸惑い、焦り、落ち込んでいるうちに末期症状にて回復不可能となったことを自覚したものである。
そして現在は...今、高校時代のようにロンゲにしたら、きっとアルシンド状態になるだろうなアヒヒとか、もっとヒゲをうんと伸ばして頃合いを見はかって刈り取り、頭に植毛すれば顔面二毛作だぞ、特許でも申請すっかムフフとか、しょうもないことを考えてはニヤニヤ出来るほどハゲであることを楽しんでいる。野球や人生も時に開き直ることも大切なのだ。...(と無理矢理自分を納得させている)
ハゲにまつわる話は尽きないが、最後に娘が小学生の時の話。
娘がフレンズに入部したかしないかの頃。小生はフレンズにハマり親コーチの立場でどっぷりグランドの土に浸かりこんでいた。砂風呂で汗を流す姿みたいに。
ある朝、いつものようにフレンズ帽子をかぶり、玄関でシューズのひもを結んでいると...「キンコ〜ン♪」ドアを開けてみると遊びに来た娘の友達女子3人がポカンと口をあけて立っていた。小生「やあ、いらっしゃい、娘なら部屋にいるよ」と言い残しつつ階段を下りようとしたら、背中越しに聞こえてきた女の子の言葉。
「Kanaちゃんパパ、カッコイイ!」
急に背中に羽が生えたように颯爽と階段を駆け下りる小生が、ココロの中で小さくガッツポーズをしたのは言うまでもない。
夕方帰宅後、ちょっぴり自慢げにコトの顛末を家内に話したら、家内曰く...
「はは〜ん、帽子かぶってたからね」...ですと。
薄毛に悩む若い諸君、俺の轍を踏むな、ハゲ防止に全力を尽くしてくれ。健闘祈る。
人事を尽くして天命を待ったにもかかわらず、努力のかい虚しく心が折れかけている貴兄、
「馬子にも衣装」というではないか。「ハゲにも帽子」である。
※但し弊害もあり。帽子(キャップ)をとった時の落差(ギャップ)はハンパじゃないことを覚悟すべし。
※だんだんと帽子を脱ぐことに恐怖を感じるようになったら、いっそ、帽子を頭に縫い付けることをお薦めする。

2009年9月28日月曜日

月下美人ついに

今夜はしつこくあの月下美人です
昨晩ようやくひとつ咲き、今晩はあとの三人がそろい踏みです。以前のこのブログには「ひっそりと」や「儚い」や「白いドレスの美人」などと宣っておりましたが...実はちょっとエゲツナイくらいの濃いめの化粧をした美人ではあります。「サボテンの花」というとなにかしら可愛いイメージがあるのですが、これは夜、暗闇で見るとちょっとドキリとするくらいの艶姿なんです。
メキシコの原野で真夜中にコウモリたちの飛来を待ちわびながら、白い大きな花を咲かせている姿を想像すると、どうにも妙な気分に浸れます。
去年は月夜の晩に咲いたので余計に絶妙な絵になりましたが、今年は残念ながら空模様は曇天。いまからじゃあ、大ドンテン返しは望むべくもなし...。(^^)

2009年9月27日日曜日

南部リーグ 対フォルコンズ戦

今日は盛りだくさん!!
南部リーグ5年生以下の部トーナメント戦、この崖っぷちの状況を知ってか知らずか?とりあえず、西野川スタジアムにてプレイボール。
初回は両チームとも静かな滑り出し。変わって2回表フォルコンズ打線に下位打線ながら2塁打にて1点先取さる。更に3回に2点加点され3:0。その裏新人Otoからの打順で1アウト取られるも、Shouyaの四球で出塁、打席はMuroへ...。この日唯一の安打はMuroのバットから放たれた、ツーベースヒットにて1点返し、3:1。
結果は3:1で負け。Bチームだしまあ、しょうがないか。
今日のベストプレイヤー賞は...Muroの活躍と3盗塁でギャラリーを盛り上げたShouya。これは柳澤代表との密談で決定。ただ、ほかにもOsumiのサードの手堅い守備など頑張った選手はいっぱいいたぞ!この試合ひとつで来年の占いをするのは早計というものだがしかしながら、今日はたとえ負けても少年野球のシンプルなあるべき姿の例を観れた気がする。...それが次の合同練習のあとに最後にやったベーランリレー。写真の表情からもわかるように、子どもたちが「勝ちたい」という気持ちとチームの垣根を超えて「みんな友達」という相反するものがうまく融合して一体となった良い一日だったように思う。
フォルコンズさんはいつも好意的におつきあいして下さるので感謝感謝!!
また次回も4649!(古っ!)
写真を目一杯UPします。携帯でアクセスの方はパケ料要注意です(^^)
話転じて...うちのベランダにひとりめの月下美人が今晩ひっそりと舞い降りて来た。でも今日は子どもの野球の話が主題。次回美人の写真をUPするので是非ご覧あれ(^^)

2009年9月25日金曜日

映画の話「ワールド・オブ・ライズ」「ギルバート・グレイプ」

先日ディカプリオとラッセル・クロウの「ワールド・オブ・ライズ」を観た。
TSUTAYAでこれを手にした時借りようと思った動機は、単純に監督がリドリー・スコットだったから。もちろんディカプリオも好きな俳優だったことも手伝って。
久しぶりに硬派のいい映画だった。これを観て連想した映画はケヴィン・コスナーの「ダンス・ウィズ・ウルブス」白人が有色人種の世界で暮らすうちに、世界の頂点に立つ米国(白人)という存在価値に疑問を抱き、ついには現地人の女性と恋に落ちるという意味で共通するイメージがある。これにスパイものに付きもののスリル&サスペンス&バイオレンスが全編渦巻き、とても面白かった。
それともうひとつ。最後のシーンでCIA上司である鼻持ちならないラッセル・クロウが、辞職しようとする部下のディカプリオに言うセリフ。
「本当に辞めるのか?俺の元を去るということは、アメリカを捨てるということだぞ」...対してディカプリオがすかさず吐き捨てるセリフが、
「自分のことをアメリカなどと呼ぶのはよせ!」
これは筆者の曲解かもしれないが、かつてブッシュ政権下のアメリカが先の戦争における失敗を教訓として、「世界のリーダーであるアメリカ」という自負...というより勘違いにようやく気づき、「優等生なら何をやっても許される」という傲慢さを恥ずかしいことと考えるアメリカの人たちが増えてきたのではないか?
その現れが上のディカプリオのセリフに思えてならない。(考え過ぎかもだが)
ディカプリオつながりで最後にもう一発。
好きな映画のひとつに昔観た少年ディカプリオと青年ジョニー・デップの「ギルバート・グレイプ」がある。この二人がのちに指折りのハリウッドスターになるとはね。ディカプリオは知的障害者の役を演じたのだが、初めて彼を見た筆者はマジ、本当の知的障害のひとを抜擢して役を付けたのかと思ったほど素晴らしい演技。カッコイイ男は、とかくそのイケメンぶりに目が行きがちだが、実力を伴ってこそ本当にイイ男と称されるわけだ。
単に「イイ男」なら外見は必須条件であるが、「本当にイイ男」の条件には必ずしも「外見や容姿」は含まれない...というのが筆者の持論であるが、女子のみなさんはいかがでしょうか?

2009年9月23日水曜日

白いイクラたち?

シルバーウィーク最終日、今日もいろいろあったなあ。あんなことやこんなこと。それら全部ひっくるめて黙って写真だけのUPにしよう。今日はコメントなしで...。
1=見よ、打撃の瞬間、代表のノックの目線を。ちゃんと当たるまでその瞬間を見てるではないか。
2=ノックをしながらバッターランナーが走り出す瞬間。
3=白いイクラたち。この一個の白球を中心に野球は廻る。じっと見ているとひとつひとつの白いボールたちが、ひとりひとりの子どもたちとかぶって見えた。もう少し...あとほんのちょっとで脱皮する今の子と、イクラをかぶせて連想した筆者は思い込みが過ぎるだろうか?
4=おまえの笑顔には勝てないよHirot(^^)
5=フレンズ恒例練習後のリレー。ダイナミックな絵が撮れたのでUP。
今日は文章を書く気力ナシ。今回は写真でお茶を濁す筆者を許して下され。
みんな大人の思いはひとつ! なんだけどね...。

2009年9月22日火曜日

チビッコ選手三者三様

一昨日グランド撤収の際テントをたたむ時ちょいと腰をかがめたら...ピキッ!
久々来ましたねえ腰に。帰宅後はただひたすら保冷剤で患部を冷やし、パックがじゅるんじゅるんになるとまた冷蔵庫からカキンカキンの保冷剤。腰部だけが氷河期を迎えたようだった。
今日は今日で、上体を13度前に倒しいつもの3倍の時間をかけて、遠くの有馬小へてろんてろん歩いて行ってみれば、練習場所の間違いに気づきUターン。自宅からは目と鼻の先の西有馬小へついたのは約1時間後。携帯は忘れるし惨憺たる一日であった。
いつもなら子どもらに混じってグラブ片手に練習に参加するのだが、今日はそうもいかず、ならばブログ写真に徹しようと。おかげで普段と違う写真をUP出来そうだ。
6年連合組と一線をひいた練習のため(?)、5年以下やチビッコ選手を中心に編集。
久々個人Blogと公式と両方にUPしときます。
(いつものことながら写真はクリックすると拡大版を見れます)
(顔は小さいので掲載はオープンにしときましょう。不都合ある方はメール下さい)

2009年9月20日日曜日

コトバ...その8 目的と目標

コトバシリーズ第8弾。
この違いを即座に簡潔に言い表せるひとはエライ。大人でもうまく要領を得た回答が出来るひとは少ないのではないだろうか。
誰も覚えてないだろうけど、2,3年前のフレンズお別れ会にてコーチのひとことコーナーでワタクシはこの違いについて話したことがある(...ような気がする)

目的は...自分が最終的にどうしたいか?どうなりたいか?
目標は...その目的を達成するために自分が今なすべきこと。
と、テシマコーチは思う。
国語的に調べたわけではないけれど、表現の違いはあるだろうが大同小異、異口同音でほぼ合っていると思う。
「野球がもっとうまくなりたい」のが目的。
「そのためには一生懸命練習すること」が目標。
時に目標には数値を掲げると明確になりやすい。「自宅で一日300回の素振り」とか「ベーラン(ダイヤモンド一周)タイムを○○秒を切る」などなど。昔の薬のヒグチのCM「目標!1327店!」は目標であり、目的はその結果利潤を追求し黒字になり、経営と企業の成長または従業員の生活の安定を図ることであろう。
それら目標をひとつずつクリアして、新たに次の目標を立ててまたクリア。クリアするたびに「野球がもっとうまくなりたい」という目的に一歩ずつ近づいていくわけだ。
目標の延長線上に目的があると言ってもいいだろう。
興味があったので同じキーワードでGooooogleしてみたら、似たようなブログが多かった。中でもなるほどと思ったのは、
「試合に勝つことを目的にしてはいけない」ということ。試合とは勝ったり負けたりするもので、試合に勝つことだけを最終目的にしてしまうと、負けた時に自分の立ち位置を見失うことになりかねない。勝ち負けは目標として捉えるべき。(これには賛否両論あろうかと思うが)
日本シリーズで日本一になることや甲子園で優勝することは「目標」にして欲しい。目標達成後のビールかけや、仲間と喜びを分かち合うことを目的にしたっていいじゃないか。
(...ここからのカッコ内は良い子のみんなは読まぬように!...合コンで女の子の番号をゲットすることは目標であり、その後のことは野郎どもの考えてる目的はただひとつしかないのと同じ。...などと例えで言ったら非難囂々だろうね(^^)....)

試合に勝つ(目標)ことで、ますます野球が好きになり、もっとうまくなりたい(目的)という好循環を期待して。

※写真=本日練習終了後ボールカウントしたら2個紛失。1個につき全員で校庭5周。計10周である。大坪コーチに新ルール適用、宣告された子どもらは「エ〜っ!」ガックシ。すかさず同コーチ「走らされることを嘆く前に大事なボールを無くしてしまったことを悲しめよっ!」
...確かに!





2009年9月19日土曜日

その後の「月下美人」

その後の「月下美人」
以前のこのブログで紹介した「ひと夜限りの美女」
メキシコ原産のこのサボテンは、10数年前に恵比寿に設計事務所を開設した折、知り合いの方からお祝いにいただいたもの。当時は身長120センチほどだったものが、今では2メートルを超すスレンダーなボディに。しかも剪定を2度もしているのにである。剪定していなかったら今頃は...私はサボテンをよじ登り天までたどり着いていたかも...(ジャックと豆の木かいっ!)
ミツバチと花の関係。ミツバチは蜜を求めて花を探し、花はミツバチに花粉を運んでもらい種の保存を画策する。これはよくある話。ところがこの月下美人の花は、ある夜になるといきなり咲き始め、濃密な匂いを放ち一晩中咲き誇る。メキシコでの媒介はコウモリらしい。コウモリが空中でホバリングし蜜を吸い、身体に花粉をまとわりつかせて次の目的地へ。しかし、その後この月下美人は朝方になると根本から崩れ落ち、ぐったりと息絶えてしまう...。
たった一晩しか咲かない花、ということでミステリアスなイメージがつきまとい、月下美人という絶妙な命名になったそうである。
オヤジ的観察をすれば、美人というより13日の芽は小学生の男の子。18日あたりになると中学生くらいか(^^)あと1週間か10日くらいで成人式かも?写真には全部は写ってないが合計4人がすくすくと成長途中。
でもそのXデーの晩にはやはり花が咲いたとたん女になっちゃうんですね。
花=女性というイメージは世界共通なのだろう。「白百合のような可憐な男」とはいわないもんね。
ひと晩で燃え尽きてしまう、その儚さが好きです。

2009年9月16日水曜日

麗しのアウトリガー

子どものころから学校帰りなどに、大工さんの仕事ぶりや近所のおじさんがやっている溶接作業、「バクダン」と呼ばれる米菓子を作る様子などを、じっと飽きもせず眺めているのが大好きだった。勝手に長居を決め込みしゃがみこんで見ていると、必ずといっていいほど、寡黙な職人さんたちから少年に声をかけてくれる。それもなんだか照れくさくもあり嬉しくもあった。 小中高と美術・図工系と国語系はほとんど4か5。反動で数学系が大の苦手だったが、図形の授業だけは楽しかった。春を迎えた小川の氷が融けてさらさらと流れるように...ただし徐々に小難しくなり「サインコサインタンジェント」あたりの頃になると再び冬到来、みの虫少年はせっせと自分のカラに閉じこもるのであったけれど...。
閑話休題。
そんな少年がオトナになってやっている仕事が店舗のデザイン・設計。いわば美術と数学を足して2で割ったようなものか。職業柄一般のひとに比べて、建築現場を至近距離で目の当たりにする機会が多いけれど、中でも私は建設重機たちの働きぶりを見るのが大好き。冒頭の少年時代と全く変わってないことに気づかされた。変わったのは職人のおじさんが声をかけてくれるのではなく、今はおじさんとなった自分から寡黙な職人に話しかけるようになったこと(^^)クレーン車の小柄なおじさんのひと仕事終わったあとの笑顔が素敵だったし、カッコ良かった。(小柄な人がデカイ機械やクルマを操る姿はカッコイイ。フレンズにも約1名?(^^)...)
さて麗しのサブリナ...?ではなく、「麗しのアウトリガー」である。見ているだけでうっとり、目がハートマーク♡♡なのである。もともとはカヌーなどの小型の舟が転覆防止のために、左右に張り出させた細長い浮きのようなものをいう。クレーン車や高所作業車などの建設機械の場合は、作業時に自身の重心が極端に上に移動するため、下の接地部分を広げて安定させ、転倒防止を目的にするもの。写真のように車両の左右にウィ〜ンとアームが伸び、更にウィ〜ンと上方向へ作動し、スパイダーマンのような格好で自分自身を持ち上げてしまう(写真のバケット車30センチほど車体が浮いている)タイヤ接地が1:3と仮定するならばアウトリガーのそれは3:3みたいな感じ。この「アウトリガー」というコトバの響きがまたカッコイイ。
少年野球メインのブログなので、ここでムリクリバッティングフォームの話に展開してみよう。低学年の子、特にカラダの線が細い子が棒立ちで上体だけでバットを振っても球威に負けてしまい、極端な場合身体がヨロめくこともある。根本的にまだ身体が出来てないことが原因だが、少しでもこれを軽減するには...テッシーアウトリガー理論である。棒立ち状態の両足のピッチを仮に1として、左足をウィ〜ンと投手方向へ1伸ばし、右足も同様に捕手方向へウィ〜ン1。すると1だったものが合計3に変化。更に膝を十分に曲げると自然と重心が下方向に位置し安定感が増す。ウチのチームでいえば低学年の子たちと、高学年ではMuro。彼は腰の位置が高く(昭和のオジサンには羨ましいぞっ)、膝も硬いので是非実践するべし。
本日朝5:00まで徹夜し、ホテルで1時間寝たあと朝食、外を歩いている時にこれを発見!思わずパシャリ。懐かしい薬局の前のコーワ軟膏のケロちゃん。1978年に改良された二代目ケロちゃんらしいが、可哀想に満身創痍で穴だらけ。ビニールで応急処置を施してあったが、これではコーワ軟膏を塗っても治らんわなあ。外科に行かないとね。
※写真で判別出来るだろうか?左下の自転車のブレーキランプには一世風靡した「スマイル」シール。ケロちゃんとお互い笑顔で朝の挨拶を交わしているみたいで、砂漠で見つけたオアシスのように、徹夜明けですさんだココロの筆者も思わずほっくり、スマイルでした。

2009年9月13日日曜日

恵比寿にて...

恵比寿...
東京中で自分にとって一番しっくりとカラダとココロに馴染む街。
20代そこそこで結婚しアパートを借りて住んだ街。
10年間ほどデザイン事務所を構えて、一日のほとんどを過ごした街。
住んでるところは有馬で地元への愛着もあるけれど、今でも本籍地は恵比寿。
大好きな街です。
今日はフレンズの練習に参加出来ずに、仕事がらみで久々の恵比寿へ...
夕刻打合を終え、このまま帰るのが惜しくて過去2,3度行った呑み屋へひとり。
そこは少々高いがいつもキャパ満杯の店。料理はうまいから納得出来る...はずだった。
カウンターで呑んでいると、スタッフが厨房へオーダーを通す声。「...ゴーヤチャンプルーひとつぅ〜!....」程なくカウンター内で中華鍋を振るう音につられてナニゲに小生目を向けると、...卵を投入し味付けをした料理人がスプーンで自作の料理をすくいとって味見するところ。くすっと笑ってしまった。スプーンに山盛りをすくい取りモグモグしながらしたり顔。普通、味見はスプーン1/4くらいでやるのでは?
更に調味料を加えて鍋をカツンカツン煽り、佳境に入りフィニッシュ。ダメ押しにまたスプーン山盛りの味見をして、口をモグモグしながら皿に盛り付け完了。
今日は忙しくて賄いが食えなかったのか、またはメチャ空腹だったのか?
でも自分も19,20歳の頃、厨房でのコックバイト時代は似たような経験有り。
オシャレで最先端で人気の恵比寿ではあるけれど、小生こんな恵比寿も大好き。
ビールで最も好きな銘柄もサッポロエビス。JR恵比寿駅の「恵比寿」の名称の由来はサッポロの前身、エビスビール工場があったことから採用している。今でも山手線ホームに流れるチャイムはサッポロエビスのCMでお馴染み映画「第三の男」のテーマソング。「チャラランララン、ララララン〜♪」これは希有な例だけど。
オシャレでスマートなのにまだどこか土くさい匂いを残してる街。
やっぱり小生そんな恵比寿が大好きです。

5人の女に囲まれて暮らす男...?

最近は仕事の関係でフレンズに行けたり行けなかったり、ラジバンダリで、野球ブログネタよりもこちらの個人的ネタのほうが多いような気がする。先週新しいスコアブックシートを買い求め、白いキャンバスに思いきり書き込むのを楽しみにしていた矢先、今日の朝と晩の雨。明日は快晴とのことだが、午後は仕事関係で懐かし、大好きな恵比寿へ行くので午前中だけ顔を出せるかどうか...。
というわけで今回も個人的お話。
筆者は男である。太陽が東から昇って西へ沈むのと同じくらい歴然とした事実である。或いは地球が自転しながら太陽の周りを1年かけて公転するのと同じくらい厳然たる事実である。または地球の衛星はひとつで「月」と呼ばれているのと同じくらい....ん?「1Q84」村上春樹ワールドでは月がふたつ夜空に浮かぶけどね。
家族構成は?と訊かれて「ウチですか、え〜、息子がひとり娘がひとり、家内がひとりに...女房ひとり、カミさんと嫁さんがひとりづつ、配偶者も約一名!」などとジョークを言っていたのは30代の頃。今となっては息子が就職独立し、家を出て駒沢のマンションに住んでいるため、男は私ひとりと家内と娘との三人暮らし。野球でいえば2:1のダブルスコアで分が悪い。更に考えてみればウチには「ぴあの」と「りん」という雌猫と雌犬も同居しているのでメス4匹...失礼、女4人に囲まれて暮らしているわけだ。4:1と点差は開く一方である。しかし逆発想すればハーレム状態なわけで、男にとってこれ以上の贅沢があるだろうか。ということで写真は娘ふたりのセクシーショット。ちょっと毛深いけどね(^^)
更に運が良ければ5人目の女....?
夏の寝苦しい熱帯夜の晩、妙な気配を感じた私がベランダへ出てみると、そこには白いドレスをまとい艶やかな微笑をたたえた絶世の美女がいて、こう囁くのだ。「一晩でいいからあなたのところに泊めて下さい」...朝方起きてみると彼女はかりそめの恋に疲れたようにぐったりと死んでいた....。
何を血迷ったかこのオヤジ!或いは下手くそな怪談話か?...と思ったあなた、これは本当の事実なのだ。雨は天から降り注ぎ地に沈み込むのと同じくらいに。
「月下美人」
今年の5人目の美女は今ベランダでひっそりと小さく芽吹いている。運がよければこのブログで1,2週間後にはUP出来るかも。

2009年9月12日土曜日

秋がく〜れば想い出すぅ〜♫

今週はめまぐるしい一週間であった。夜中にブログしようと思いMacを起動したはいいが、デスクトップの壁紙が現われるまでの十数秒間で、まぶたはとろんとろん、脳の中のHDは早速スリープモードに突入し(早すぎだろっ!)...更新サボってしまった。
本格的な秋を迎えようとするこの時季、新人戦やら連合チーム結成やらでチーム内の動きにも変化が生じる時。6年生は連合中心にシフトし始め、チームからちょっぴり離脱する時季。逆に言えば5年生以下が徐々に主役になるんですね。
この季節になると毎年想うことがひとつ。十数年前に筆者の息子が6年生だったこの季節、監督コーチたちのもっぱらの話題は来季のチーム作りが中心。まだまだ俺たち6年頑張ってるのに!と思うと同時に、もうすぐお別れの時がくるんだなあと、寂しい気持ちになったものです。
このブログを読んで下さってる全世界の野球少年少女の不特定少数の保護者のみなさん、特に6年生のこどもをもつ親の方たち、いずれきっと筆者と想いを同じにする日がくることと思います。弟、妹が下にいてまだまだ来年からもという方でも、「卒業」というものは学校・チーム問わず、万感胸に迫ることには違いありません。
6年生の選手には近い将来の、その日を悔いなく迎えるためにも「今」を大事に有意義に、元気いっぱいプレーしてほしいと思う今日この頃です。
スコアラ兼コーチの独り言でした。

2009年9月8日火曜日

777と090909

昨日の日曜は仕事撤収がAM1:30。池袋で深夜のタクシーを拾い、岩手出身の東北人にしては珍しい饒舌な、しかしナマリの抜けない同年輩の運転手とタクシー業界と小説の話で40分会話しながらヘロヘロになって帰宅、缶ビールを喉に流し込み気がつけばベッドに潜り込んだのが3:00過ぎ。...今朝はふつうに出勤、めまぐるしい一日を終えて帰ってみれば今度は家の用事で写真加工作業でMacと格闘、終了したのはこの時間(AM1:40)しかも明日はまた朝から夜中まで徹夜の仕事。
本日帰宅後Macを起動、メールチェックのあと「晴耕雨読」をのぞいたら...
おお〜!偶然にもアクセスカウンタが「777」のスリーセブン!小生パチンコは高校生の時にさんざんやって卒業して以来全く興味はありませんが、(良い子のみんなマネしないでね)こういうゾロ目を見ると世界人類共通本能的に意味もなく嬉しくなってしまう。電話番号やクルマのナンバープレートやいろんなものにヒトはこういう数字に拘りたがるもんですよね。小生ゲンを担ぐタイプではないけれど、「777」はなんとなく楽しい気分にさせてくれるものです。これも日々あくせく、アクセスして頂いてるみなさんのおかげです。
更にあさっては(正確には明日)09年9月9日。いわば日付表記は090909。これまたオモシロイ。日々の生活に汲々とせず、体育館のワックスの効いたフローリングの床をバッシュー(懐かしい)でキュキュッとターンするように軽やかに過ごしたいものですね(^^)...ムリムリ。
※写真は我が相棒Macのデスクトップの「777」スナップショットです。

2009年9月5日土曜日

二度目のキセキはならず&コトバ...その7

本日秋季大会オープン戦、準決勝。
対するは『赤い暴走機関車※』野川レッドパワーズ。(※筆者命名)一度重量打線に火が付けば一路驀進、ダイヤモンドに敷かれた鉄路を鉄の塊が爆走。比して我がフレンズは?...三輪車をキコキコこぎながら、エラーという名の石炭をせっせとレッパに無償供給し、本塁に帰還したのは三輪車6号Kawaha、7号Otakeの2車両のみ。
結果は12:2の惨敗。過去に煮え湯を呑まされた感のあるレッパにしてみれば、やっと雪辱を果たしたというところか。キセキは2度ならず...。「柳澤の下にドジョウは2匹いなかった」
印象に残ったプレーをいくつか...
●後攻の1回の守備、立上がりに弱いフレンズは1本の安打だけなのに無死満塁で4失点。簡単に専門記号で書くとE+WP+FC+E+...。
●その裏の攻撃。Koutのライナー性の打球が左中間を鋭く切り裂く、大観衆で埋め尽くされたプールスタンドへのエンタイトルツーベースヒット!
●2回の守備。先頭打者四球とBKで二塁へ進み、次打者への初球をKenが暴投。すかさず三塁へスタートを切った走者を目の端にとらえた捕手Koutは、身を挺して捕球、振り向きざまに三塁Hiroへ...。間一髪タッチアウト!これと全く同じプレーが同じ走者で4回にもあった。ナイスプレーKout。
以上のように負けはしたものの、今回のベストプレイヤーはKout選手。
かなりマイレージが貯まったんじゃないかな?(^^)
ところで突然ですが書いてるうちに気づいたので、「コトバ...その7」
野球やその他のスポーツでの競技上の動作=Playのことをカタカナ表記すると「プレー」ですよね。これを「プレイ」と書くと何やらムフフ的オトナ的違った意味に見えてくる。(小生だけかも。分かる人には分かりますよね)浮気な遊び人は「プレーボーイ」とは書かず「プレイボーイ」と書くじゃないですか。しかしながら「プレーヤー」とは書かないで「プレイヤー」となる。他にも店舗の装飾などを「ディスプレー」とは書かず「ディスプレイ」...対して8×4やゴキジェットやAXEなどは「スプレイ」よりは「スプレー」がしっくりきます。
おっ、ちょっと待てよガサゴソ...。ほらね、AXE(アッ、クセエ〜じゃないよアックス)の缶の裏には「ボディスプレー」と書いてあった。(脱線するけど、この缶のバーコードデザインは秀逸!商品コンセプトと遊び心とビジュアルの三位一体の素晴らしいデザイン!)
どういう使い分けで「プレイ」と「プレー」に区別するのか不思議だが、感覚的に使い分けられちゃうニホンゴの奥深さ。主観が左右するだろうけど、やはりコトバって面白い。国語学者や英文学者に聞けばセオリーがあるんだろうけどね。
ところで突然ですが今日の日本対オランダは後半息切れ3:0の完敗....。
おっと、生ダラもいい加減このへんでやめとこう。ではまた!

2009年9月2日水曜日

映画ブレードランナー

最近観た映画から...
観たといってもTSUTAYAのレンタルですが。好きな映画のジャンルは多岐にわたり、洋の東西を問わず、白黒もカラーも...おっと、このへんのくだりは以前だいぶ前にブログに書いたような気がするのでこのへんで撤収。
好きなジャンルのひとつは「近未来SF」 その金字塔はリドリースコット監督+ハリソンフォード主演の「ブレードランナー」...毎年1,2回は繰り返しDVDを観るのでもう何回観た計算になるだろうか。世界の映画界をCGテクノロジーの嵐が席巻する前の、最後とも言える実写によるSF映画で、全ての意味において私にとってのBest1映画です。「ブレードランナー」について書きたいことはいっぱいあるものの、恐れ多くも私の拙い文章で文字にしてしまった瞬間、この映画の価値が下がってしまうのが怖くてなかなか書けないのです。
但し、マニアック映画に付きものの、好き嫌いのはっきりする映画なので万人向けではないかも。ショーンヤングが綺麗だったなあ。おお、ショーンヤングといえばケビンコスナー主演の「追いつめられて」も大好きな映画。ラストシーンの衝撃は鳥肌モノ。ラストシーンの驚愕といえば、古いけどチャールトンヘストン「猿の惑星」やアランドロン「太陽がいっぱい」それと、ブルースウィリスシックスセンス」...いやいやキリがないのでもうこのへんで(^^)
さて今回は「最近観た映画から...」と冒頭に書いたようにキアヌリーブスの地球が静止する日」の中のセリフをモチーフに地球環境問題へ展開しようと試みたのですが、ついつい「ブレードランナー」に想いを馳せてしまい脇道に逸れてしまった。
ここで急激にパワーダウン↘...なぜか?
今深夜番組を見ながら(見ると観るの違いに注目)書いてますが、たまたまハンリュウドラマの「冬のソナタ」のストーリーをダイジェストで紹介するコーナーを目撃してしまった。この有名なドラマに全く興味のなかった私はとうとう初めてその全貌を知ってしまいました。感想は?...爆笑大笑い。日本の山口百恵と三浦友和の「赤いシリーズ」+「101回目のプロポーズ」+数々の昼メロ+etc+アレもコレも...を寄せ鍋にブチ込んでドロドロに撹拌したのち、つけダレはポン酢ではなくソースにつけて食べたような味わい。制作者サイドにはクリエイターとしてのプライドというものがないのか?
ドリフの大爆笑に匹敵するお笑い番組の金字塔かも。ただ、創る側はとても楽しんで制作したであろうことを思うと羨ましい。自分もこんな楽しくてお気楽な脚本を書いてみたいなと。それに、日本のオバサンたちがド壷にハマる気持ちもわかるような気がする。
これですっかり目が毒されてしまいキアヌリーブスを書く気が失せてしまった。
機会があればまた!

2009年9月1日火曜日

コトバ...その6

このブログを書いてて、自分でいつも引っかかるのが文章上の自分の呼称。一人称単数。その時の気分と文脈と内容の色合いによってコロコロ変わる。今まで使った呼称を列挙すると「私」「小生」「筆者」「僕」「ワタクシ」たまに「俺」というところか。逆引き辞典的にいえば、その呼称の数だけ文章のスタイルもいろいろということなのでしょう。本当はビシッと一本化して統一された文章を書きたいのですが、書き進むうちにT字路にさしかかり右か左か逡巡したのち、右折してみたら目の前に塀が立ちはだかり袋小路だったりして、その度ごとに文章の色合いや自分の呼称が変わってしまう。しかも「ですます調」も「〜です。」だったり「〜だ。」だったり「〜である。」になったり...。 寛大な心をお持ちの方には「バラエティーに富んでいる」けれど、シビアな方(自分も含め)には「支離滅裂」以外のなにものでもない。ああ情けない(^^)
内容も時には「中坊」的思春期の拙い作文だったり、斜め下38度からの視線でみたシニカルを意識した文だったり、時に脱線しオヤジ目線のダラダラニヤニヤだったり...。
こんなしょうもないブログにつき合って下さる皆さんにはいつもながら感謝。
これからも「私」「小生」「筆者」「僕」「ワタクシ」たまに「俺」の多重人格的自分の中に棲むこいつらの誰かがこのブログを書いていくと思います。
今回のブログも支離滅裂+紆余曲折+竜頭蛇尾の尻つぼみでした。
では...