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2025年6月28日土曜日

雲を掴む+遠い記憶

 明日の第一での会長杯+子ども会4試合を控えた今日土曜、梅雨は一体どしちゃったの的に、シカトして立ち去ったかのような晴天であった。第四にてQueensの練習参加。何枚かの写真にて。

頭上のポジと眼下のネガ。陽と陰、明と暗、メイとサツキはとなりのトトロ。まるでジブリ映画のワンシーンに出てきそうな木陰の陰影。夏の炎天下でガッツリ練習をした後、こんな木陰に入り込むのは無上の喜び。冷えたビールがあればなお良し。

第四の木陰を使って捕球の練習。Ueshima監督勇退の後を継いだ新体制のもと、各自和気藹々と取り組んでいた。打撃練習では下級生は相変わらずなようだが、上級生は以前のようなヘナチョコ打球は鳴りを潜めて、ゴロにしても外野フライにしても「強い意志を持った」打球をいくつも飛ばせるようになった、と思うのは筆者の贔屓目(ひいきめ)だろうか。ただ午後から試合が控えているため上級生はごっそり早退したけれど、母体チームでも遺憾無く頑張ってほしいものだ。

帰宅して先ほどインスタにも上げたけれど、今日の宮前の空には奇妙な雲たちが散見されたんである。巻雲(けんうん)と言って通称スジ雲が、あちこちの方角に出現したのだった。むくむくモコモコの雲を、天の神様が畑を耕す巨大なレーキ(ワカリマスカ)で引っ掻いたように、幾つもの筋を引いて現れたのだった。何箇所もである。しかもジェット機は通ってないはずなのにジェット雲のような一本の太い雲も大空を横切っているじゃないですか。

このスジ雲を見てあの時の光景が蘇った。今から15年前の2010年7月はフレンズの30周年行事があって、夏の西有馬体育館で記念式典を執り行ったのだった。式典を7月って今なら考えられない時期である。あの時も筆者は記念誌をデザインし発刊、記念誌はまだ予算的にモノクロが主流だった。当時の苦労が脳裏に浮かんでくる。式典では宮前全チーム招待は無理なので、南部リーグ所属のチーム選手+コーチ監督と、近隣のヤングとアリコ関係者、連盟相馬会長、議員さん数名などをご招待し、まだご存命だったプロ野球解説者の豊田泰光さんを招いて講演会を行ったんである。今では賛否あろうかと思うけれど、準備にほぼ半年をかけて、当時のフレンズとしてはかなり背伸びして最大限頑張った式典だった。

当時の式典ブログ。まだ文章は「晴耕雨読」的文体が黎明期で確立されておらず稚拙(ちせつ)の極み、写真は一眼でなくコンパクトカメラで解像度悪し。3編に分けて書いた。下のリンクは「30th式典編」

https://t-tessey9694.blogspot.com/2010/07/30th_15.html

そしてその式典の翌日有馬小での練習中に突然現れたのが「彩雲」という虹の輝きを放つ不思議な雲だった。ちょっとしたニュースにもなった記憶がある。

...閑話休題。そんな昔の彩雲の記憶から一転、現代の第四公園のスジ雲の乱舞だった。この雲をなんとかグラブで捕まえようとしたんである。

当然無理である。所詮「雲を掴むような話」ではあった。

最後にオマケ動画。明日は第一にて2試合程度取材予定。

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2025年6月22日日曜日

砂塵の悪霊、水の神龍

 悪の化身、砂塵魔現る。

砂嵐を鎮(しず)めるべく、水の神、神龍(シェンロン)の舞い。

うーむ。この2枚いつかインスタにあげてみようか。

そんなわけで今日は子ども会宮前大会、準々決勝なんである。後半2試合を取材活写。

●花フラVSヤング

初回Y軍無得点の裏Hは、早速主将Horieくんの見事な安打。2塁上で地上に舞い降りた緑の鶴のようだ。しかしながら無得点。

対するYも奮戦するも得点には至らず。Y主将エースくんは投球のたびに気合いの声を発声するほどの力投が続く。

本部裏では次試合のウルフ監督Tomeさんとフレンズ謎の中国人...じゃなかった監督Shohtaたちが攻守決めのジャンケン大会絶賛開催中。

それにしても第一公園名物、見慣れたとはいえ凄まじい砂塵の嵐。あまりに点が入らずスコアボードに動きがないので、いっそあのライトグランドへ行って砂嵐に身を委ねて、ライトから見て本塁方向がいかに見づらいかの検証すべく、筆者は米国のトルネードハンターみたいにライトへ向かったのだった。久しぶりのH前監督TadaiさんとQコーチJinushiさんに遭遇。Tadaiさんは野球を離れて日夜ゴルフ、麻雀、競馬を謳歌する日々を送っているんだろう...と、言ってやろうと思ったが言いそびれた。

筆者がライトフェンス後方へ到着すると、ああ、これが自然の神のなせる技か。あれほど暴れまくっていた砂嵐がパタリと止んでしまったんである。いくら待っても砂塵はやってこない。トルネードのど真ん中から本塁方向の写真を撮ってみたかったのに。或いは筆者が砂の悪魔を鎮める神だったのかもしれない。(んなわけないか)

そーこーしているうちにスコアボードが急展開、続々とHに点が入るのが遠目に認識できた。

結果途中まで拮抗した展開なるも、後半Hの猛攻でY奮闘虚しく7:0でHの勝利。

インターバル間にしばしご歓談を。冒頭の砂塵がひどすぎるため4試合目前にゴーストバスター稲井班が出動した。砂塵の悪霊を一掃すべく火炎放射器のごとくホースで水撒き放射。むしろ昨日マンション理事会でAED講習を受けた宮前消防署に通報すべきだったか。水の龍がうねるように舞う。神龍(シェンロン)が舞い降りた。

閑話休題。

●フレンズVSウルフ

最初からネタバラシになっちゃう。筆者長年フレンズのコーチをやってきて今は連盟とQueensの広報となったが、今でももちろんFを応援をしているわけで。これは連盟メンバーや審判団も同じで、やはり各自出身チームを心で応援しているのである。もちろん連盟の日々の業務においては贔屓目をなくし公平性を確保して臨んでいることは言うまでもない。そんな筆者はFの試合ブログではF寄りの内容になっちゃうことは、何度も書いた。しかし、今日はFにほとんどいいところがなく、「晴耕雨読」史上初、Fよりも相手チームの写真の方が多くなってしまったんである。悪しからず。

先発Wマウンドは名実ともにエースとなったNanako。筆者のみならずNanakoファンは実に多いのである。彼女のこの投球が最後までFを苦しめることになる。筆者の見立てでは豪速球を投げる投手は何人もいるが、Nanakoのそれは、速球なのに更に重さが加わり打ち負けてしまう球質なんである。(と思う)

F無得点、初回裏のWは早速本領発揮す。白い狼たちがFトモダチ軍団に牙を剥き襲いかかった。4得点し0:4の幕開け。

傷に塩を擦り込むようにF主将Kohdaiにまたしても砂塵の悪魔が襲いかかる。泣き面に蜂、実に可哀想で不憫である。

2回のF、中軸からの打線もNanakoの快投に歯が立たず。

WのNanako4連続写真。三塁手FのShohのアピール虚しくW軍に翻弄される。三塁塁審はQコーチでもあるOkamotoさん。奥様はQのインスタ担当である。

宮前ビッグスリー=レッパ、モンタ、ウルフの実力は嫌と言うほど熟知している。しかしながらFはもう少し点が取れるかと淡い期待があったのだが、Fナインの奮闘虚しくゼロ更新が続く。反してW軍は意気揚々とダイヤモンドを駆け巡ることになった。

Fから入手した筆者の手元にあるスコアシートはFは真っ黒で赤線が一本もなく、Wのそれは真っ赤に血塗られていた。紙面いっぱいに赤の線が縦横無尽に毛細血管のように這っていた。スコアラーならわかるはず。安打と得点だけは赤で表記するのが常識である。結果0:18でW勝利。Fは無安打の敗退。逆に言えばW投手陣の圧巻の投球と守備力。Fはこれを機に更に精進し頑張ってほしいとしか言いようがない。いちフレンズOBとしては。

...

実は筆者、試合を最後まで見ることなく第一を後にしたんであった。Fの試合で中座は初かもしれない。うちにはワンコ、ミニチュアダックスの「ここあ」がいて、家人がいないときは熱中症防止のため猛暑の夏場はエアコンをつけて外出する。(電気代もったいなっ!昔なら考えられないが)...しかし、今日は風が通ってそこまで用心する必要はないかと、エアコンなしで窓を全開で第一へ来たのだった。だがここまで遅くなるとは思わず、心配になってきた。筆者のスーパーカブ・スペシャルプレミアムアニバーサリーレッド号にまたがって、自宅へ爆進し帰宅。玄関を開けるとそこには、ハアハア言いながらもちょこねんとして筆者の帰りを待っていたワンコがいた。...ホッ。まずはキンキンに冷えたビールをプッシューグビリ、更にシャワーを浴びて晩飯を挟みブログ執筆、そして今ブログ脱稿となった。ブログを明日に持ち越すことはできない。月曜から仕事が詰まっているんであった。

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