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2026年7月26日日曜日

北海道出張紀行

 ここ最近は少年野球から遠ざかっている。かの宮前少年野球界隈では各所にて秋季大会のブロックリーグ戦、子ども会市大会での等々力球場の熱戦、etcが熱を帯びている最中ではある。しかしながら筆者は仕事関係や雨で参戦できず今日に至っている。今週北海道出張があり、一部インスタに上げておしまいにしようと思いつつも、ここ「晴耕雨読」にもアップしちゃう。野球から少し離れてブログ更新も滞りつつあるので、せめて備忘録として。秋季大会の動向などは各チームのインスタや、連盟ALL-LINEで一応掌握はしている。

今の沖縄案件の次は別クライアントから北海道案件がきた。以前から付き合いのあるお客さんで、沖縄と酷似した内容の仕事。新築ホテル案件ではあるが、守秘義務で場所などは開示できない。ただし一ヶ月程度の設計業務参加で、その後はまた別件の大阪の案件が待っている。顧客の心象を悪くしないように腐心する今日この頃。オファーの電話を3回断ると、もう二度とかかってこなくなるのが、この業界の常。

サッカーW杯三決決勝で寝不足なまま、連休明けからまた早起きし札幌へ。W杯準決から出張期間まで、約一週間毎日早起きの連続だった。飛行機は離着陸と雲から上に出る瞬間と、眼下の雲の肌あいを眺めるのが好きだ。雲というのは刻一刻姿を変化させ、二度と同じ姿には戻らない、有機的かつ流動的自然現象の一つ。大袈裟に言えばその一瞬一瞬の姿は世界に一つだけの光景となるわけで。一路新千歳空港へ、さらに札幌へ。

かなり遅めの昼食は「すみれ」の味噌ラーメン。インスタに書いたのはこれ。「公園マニア垂涎の札幌大通公園」と「味噌ラーメンマニア垂涎の店は札幌すみれ」この超有名店の味はスーパーで売っている2食入り生ラーメンで検分済みだった。しかしここで食べた現場の味噌ラーメンは想像の100倍濃くて味わい深く旨かったんである。宮前になくて良かった。なぜならこれが近所にあったなら毎日通って激太りしちゃうわけで。写真は本店ではないけれど、超満員だった。

建築的興味とミーハー的興味で観光名所時計台へ。正面よりもハスに構えた下からのアングルが筆者の好みである。

ブラブラ大通公園へ。この日は東京や地元神奈川とかでは殺人的酷暑日。札幌もかなり暑かったが吹き込む風が冷感があり、関東の暑さを経験している身にとっては爽やかな暑さと言っても過言ではない。至福のひと時をサッポロビールにて。電子タバコをコインロッカーに置いてきてしまい、久々に紙タバコで。喫煙所はガラス張りのブースが完備されている。

この後夕刻ススキノで設計チームと合流し飲み会へ突入。ニッカの交差点はあまりに有名。札幌の呑んべいはニッカに集うのが日課。仲間と飲めば笑顔でニッカニカなんである。23時に解散。

翌日は終日早朝から車で2時間の現場へ。山中のリゾートホテル案件。詳細は書けないので悪しからず。

3日目の午前中はやはり仕事柄建築を見に北海道庁旧本舎へ。中に入りたかったが時間的に断念。文明開化、明治時代の洋風建築の代表的建造物。ドシリと構えた風貌に赤煉瓦の色合いが実に素敵だ。

帰路はクライアントと設計仲間と一路千歳空港へ。しかし途中どうしても一見の価値ありとのことで、日ハム本拠地のエスコンフィールドへ立ち寄る。筆者さほど全国のプロ球場に詳しいわけではないけれど、ここは建築的にも凄い球場だった。およそ野球場とは思えない外観、その巨大な建造物には圧倒された。ましてや巨大な屋根が開閉するなんて信じ難いのであった。試合がないのに観光客が大勢見学に来ていた。大谷翔平とダルビッシュ有の壁画にも圧倒される。観客席の傾斜が急勾配ではなく絶妙で、グランドが間近に見える臨場感がある。

帰りがけにこのエスコンフィールドを設計建築した過去資料ブースを発見。我々は黙々と見学したのは言うまでもない。これも至福の時間であった。

一路羽田へ。雲の表情を眼下に眺めるのは筆者の楽しみだ。出張慣れしている人には到着後は早く降りたいし窓外の景色なんて見慣れちゃっているから、通路側の席を指定するだろう。筆者はそうではない。自分がこの地球に生まれてその球体と宇宙の間で宙に浮いている感覚を楽しみたい。飛行機の旅はそこが醍醐味なんである。山形上空を通過した時に、山形中学同級生LINEに画像アップ。茶畑の段々畑のような光景も面白い。羽田近くでは窓外に夕景が広がる。

いろんな意味で有意義な出張であった。筆者は仕事上滅多に出張がない立場だが、今年は沖縄、山形、北海道と、忙しい年になった。W杯と重なり実に寝不足な今日この頃なんであった。最近は朝起きるとエレファントマンのように顔が浮腫(むく)んで仕方ない。この後はVIVANT新シーズン11話を楽しみに筆を置く。

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2026年7月9日木曜日

悲喜交々の7月

 この時間にブログを書くなんて、いったいどうしちゃったんだろう。今日夕方沖縄案件の追い込みでMacに目を向けながらも、耳はTVのニュースの音声に集中していた。毎日W杯特集コーナーがあるからだった。すると、アナウンサーが、

「えー、ここで速報です。サッカーの三苫薫選手が、自動車を運転中、全身事故を起こした模様です...事故の女性は...」

...「えっ!?!?!?」

一瞬で頭の中に暴風雨が吹き荒れた。W杯に出場できなかったから?責任を感じて悲観して?まさかイングランド南部のアルビオンの崖から転落?...人間って一瞬のうちにいろんなことを考える動物、しかもバッドニュースには悲観的な憶測を。

すぐに仕事を放り出して、TVニュースを見つつネット検索する。決して良くはないけれどちょっと安堵。単に信号の見誤りで自転車の女性に軽傷を負わせたそう。場所は板橋区だった。「全身事故」は「人身事故」の聞き間違いだった。

もし最初の勝手な想像が現実だったら、W杯で決勝Tで日本が負けたことの1億倍のショックを受けていたに違いない。何よりも被害者が大事に至らなくてよかったけれど、三苫のメンタルが心配でならない。でも彼のメンタルの強さを俺は信じている。きっとこれも「何か意味のあること」と、前向きに思いたい。頑張れ三苫薫。

さて、決勝Tともなると強豪国がひしめき合って、シノギを削る展開が目白押し。劇的で感動的な試合が多い。さらには世界中から批判を浴びている某国大統領とFIFAの癒着案件。スポーツに政治介入なんてあり得ない。絶対に唾棄すべき話だ。金満体質となったFIFAの幹部はそろそろ己を見つめ直したほうが良いと思う。サッカーのみならず世界のスポーツの健全な歩みを促進するために...なんて、綺麗事を言っても無理だろーな。

それはともかく、なんである。朝仕事前にDAZNで主だった試合のショートハイライトをチェックし、夜仕事が終わってから更に見逃したロングハイライトを観る毎日。劇的な試合が本当に多い今大会。メッシ、ロナウド、ハーランド、エムバッペ、ケーン、サラー、モドリッチ、全く精彩を欠いたネイマール...etc。進む者、去る者悲喜交々の2026W杯なんである。

明日も沖縄案件の最後の追い込み。7/21からは今度は北海道のホテル案件が待っている。週末は少年野球、公私共に全く忙しい7月なんであった。

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2026年6月7日日曜日

2026「高円宮杯マクドナルド学童野球神奈川県大会」開幕

 

「高円宮杯マクドナルド学童野球神奈川県大会」開幕であった。実はこれかなりの略称である。正式名称は「高円宮賜盃第四十六回全日本学童軟式野球大会マクドナルドトーナメント神奈川県予選大会」と息が切れそうなほどの長い名称なんである。これには筆者に一家言(いっかげん)あり。昔の話だがフレンズの現総監督Satohくんが6年生の時、この大会の前身である「マクドナルドカップ学童軟式...」大会で神奈川県で優勝した経緯がある。ところが当時はその先の全国大会がなく全国的に各県大会止まりであった。しかし翌年か翌々年にマクドナルドが規模を全国大会にまで拡大し、更に皇室から杯を賜ることになり、高円宮賜盃(しはい=盃を賜る)となった。Satohくんの代の翌々年、筆者の息子の代になってもこの県大会決勝まで進んだのだが、惜しくも準優勝、全国への切符を逃したんである。

さらに言っちゃう。2015年にフレンズが神奈川を制し全国へ行った際に、開会式神宮球場のスタンドで、偶然マクドナルドの広報部長の女性と話をする機会があった。当時は筆者もフレンズ広報で広報界隈の端くれである。(ただし当時は一眼レフすら持っていなくコンパクトカメラだった)マック担当者曰く「当時それまではマクドナルドの名称がトップに冠されていたが、皇室からの賜盃となって、マクドナルド名称をトップにするには不遜に当たりおこがましく、それで最後尾に配置した」のだそうである。ナルホドなのだった。広報記載する際はこの順番を守ってくださいねと言われた。ちなみに翌年2016年にもウルフが全国へ進出し3位にまで上り詰めたことは大快挙であった。宮前から2年連続高円宮賜盃全国大会へ出場したことは、我が宮少連にとっての最大の誇りとなっている。

さて前置きが長いのは「晴耕雨読」の常。その開会式の様子から。球場の選手監督コーチを見てナニカ違和感を感じた。あれれ、全員赤白横縞のソックスを履いているではないか。全チームでこれを購入し開会式に臨む算段とのことだった。ただし売り上げはチャリティーで然るべき団体へ寄付されるそう。この赤白のストライプが一番似合っていたのは、もちろんレッパであった。元々赤白ユニのレッパゆえ全く違和感がない。

優勝杯+盾の返還。筆者もフレンズ時代に持ったことがあるがこの盾が実にズシリと重い。腰が砕け腕が抜けるくらいに。

毎回マクドナルドのキャラくん=ドナルド・マクドナルドが登場するけれど、複数人いて全国の地方予選開会式に飛び回っているのだろうか。おそらくタレント事務所のイベントのプロが扮しているに違いない。なぜなら会場を盛り上げる手腕やマイク慣れした所作は見事だった。あのミッキーマウスだってガチャピンムックだって、ミャクミャクだってその中には...。うわあ、いけね。夢を壊してはいけないのがオトナの責務であった。良い子のみんなはこの話は忘れてくれ。

会場全員を盛り上げる「お〜!」の掛け声を彼の絶妙なトークでやった。これは動画にて。最初は監督コーチの野郎どもの野太い声、次に会場の観衆全員で、温まった所で最後に選手たち。実にプロフェッショナルであった。

...
さて開幕戦初戦はウルフであった。ハードルを上げるわけではないが、10年前の2016年、甲子園に忘れてきたものを取りに行ってほしい。甲子園じゃないけど。でもこの大会は「小学生学童野球の甲子園」と呼称されるのはみなさんご存知の通り。対する相手は伊勢原市代表のスカイファイターズ、スコアボードでは略して「スカイF」だった。Fって何?筆者は一瞬「007スカイフォール」ダニエル・クレイグの映画を想起しちゃった。
初回Wは投手の球が浮き足だって見えたのは筆者の気のせいだろうか。ジワリピンチを迎えるとすかさずW監督トメさんがタイムを要求。後日談だが試合後監督の談話では、投本間距離は学童規定通りだが、バッターBOXの大きさは大人野球のサイズとのこと。打者の立ち位置と捕手の構え位置の相関関係が普段と違うのだった。更に投手の地面にはシートが敷かれており、足元の違和感が否めないらしい。しかし事なきを得て無失点に抑えたW。

その裏のW攻撃では主砲の打撃で得点圏に走者を置くも無得点。
2裏Wは待望の先制点をもぎ取る。このような大きな大会では先制点の喜びは格別である。5万の大観衆で埋め尽くされた三塁側スタンドでは、欣喜雀躍大歓声が巻き起こる。
撮影で陣取った筆者の隣の他のチームの子らが言っていた。「スクイズ失敗の後ヒットを打ったりするとカッケえよなあ」なんて。0:1でウルフリード。
Wの観客席には佐藤会長、前会長の松井さん、事務局藤沢さん、辻さん、ウルフの2016年当時の元監督Ogasawaraさん、その昔「歩くピッチングマシン」の異名を持つ重鎮レジェンドGotohさんらが参集観戦。ちなみにレッパは御幸球場第3試合、連盟メンバーは市学童協力のため御幸へすでに向かっていた。もう一発ちなみに。実は前日土曜、Wは偶然この等々力が8時から10時まで空いていたらしく、WのT部長のポケットマネーで速攻場所を抑えて練習ができたのだそう。用意周到、準備万端、シルビー・バルタンであった。2裏Wの打棒が爆発。更に3得点し0:4とする。いつもの宮前で見せる狼軍の姿で、戦況に安定感が増したと感じたのだった。このままイケるのではと個人的に感じたのだった。
捕手が打者にバットを手渡すシーン。このクダリについては昨日のブログに書いているので参照されたし。出来ればバットのヘッドを向けるのではなく、相手に対してグリップを向けて渡すともっとカッコ良いし素晴らしい。ただ現場ではそんな余裕もないのかもしれない。相手選手もコクリと会釈する。スポーツマンシップ、相手へのリスペクトを感じる日本人の美徳である。
4裏にもWの猛攻は止まらずボードに更に3点を叩き込む。偉大なるお姉ちゃんNanakoのDNAを継承する弟くん。もう姉のDNAだなんて言わせない、俺の実力だと証明するかのようにここぞの場面で大活躍。近年Wには見た目がドカベンタイプの強打者=スラッガーが目白押しである。下のトリミング写真は今日イチのクロスプレーのカット。
「もしかしてだけれど、もしかしてだけれど、アナウンスはプロのお姉さんじゃないの〜♪」。場内アナウンスは通常両軍母たちがウグイス嬢を務めるのが慣例だ。しかし今大会はヤケに素人離れしたツヤのある声音(こわね)が等々力に轟(とどろ)き渡っている。(ここダジャレで笑うところですからね)おそらくこれもプロのフリーアナウンサーだったろうと想像する。タイミングも滑舌も素晴らしかった。ちなみに県大会だが、等々力のこの主管は川崎野球協会と市学童である。0:7と大量リード。
4回Wは三塁に走者を置き、打者走者が一塁へ。一塁走者が大きくリードを取った瞬間、牽制球が飛んできた。「ヤッベ、挟殺されるな」とファインダーを通じて案じたのだが、走者の表情と行動にはどこか切迫した表情はなく余裕が感じられた。ははん、この故意の挟殺プレーの間に三塁走者が隙を見て本塁突入の作戦か。右目でファインダーを覗き、同時に左目裸眼で三塁を見た瞬間、走者がダッシュをかけ本塁へ向かうのが垣間見えた。練習の賜物であろう。トメさんの策士ぶりに脱帽であった。それを実践できる選手たちはもっと素晴らしい。
終わってみれば王者の貫禄、0:10のノーヒットノーラン無失点のゼロ封コールドの試合となった。相手のスカイFさんも悲壮感ありつつ選手は逆境の中よく奮闘していた。
こーして開幕戦が終わった。のちの連盟LINEでは御幸のレッパも4:3で接戦を制したとのこと。宮前勢まずは無難な船出となったわけで。
試合後等々力名物の天ぷらそばを摂取して赤いフェラーリ(50cc赤カブ)で帰路に着く。ここの立ち食いそばで締めるのは定番である。飲んだ後の締めのラーメンみたいに。ただし値段は立ち食いそばの範疇を超えている。ちなみに筆者は会社員時代にいろんな立ち食いそばを食してきたが、イチオシは小田急線沿線の「名代箱根そば」が絶品と思う。朝新宿で打合があった後の昼食は決まって「名代箱根そば」なんであった。その後喫茶店(もはや死語か)でレアチーズケーキとブラックコーヒーで黙々と小説を読み耽るのが最大の楽しみだった。帰社後「遅かったね」と上司に言われたら「いやいやお客さんが駄々をこねて打合が長引いちゃって」と言い訳するのももはや日常であった。
さて、こーして神奈川頂点への挑戦が始まったばかり。ジジイで腰痛の筆者はどこまで広報できるかわからないけれど、ひたすら宮前勢の健闘を祈るばかりだ。球場の周囲も再開発が進んでいるようだった。
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