2012年2月29日水曜日

銀座の夜


このブログではあまり家庭内の話は書かないのだけれど、昨年ヒルズでの兄弟の会食のことを書いちゃった。今日は「ザギン」...銀座である。ただし「チャンネー」はいない。

銀座と言えどピンからキリなので、安いところはいくらでもあるわけで。
数寄屋橋の交番から歩いて3分、飲食ビルの8階にある、とある飲み屋さん。
銀座のイメージからすればメチャクチャ安い。コース料理を頼めばプラス980円で飲み放題付き。HPで見れば悪い意味でエグい内装デザインの店なので、半ば予想はしていたけれど、残念ながら料理ツマミの味は並以下。でもロケーションと安さを天秤にかければ、それなりに納得してやるかといったところ。客席は全部個室対応なので、アラカルトで頼んでもリーズナブル、シャルル・アズナブール、サラリーマンにはお奨めである。

その店の謳い文句は「銀座、天空、夜景...」みたいなキャッチフレーズ。
エレベータホールにて携帯カメラで「チャキィーシッ」
ホール内の様子が窓鏡に写り込み、その向こうに有楽町マリオンのビルの灯りと首都高のヘッドライトの乱舞。

なんだかなあ。
二十歳の頃、青春時代を銀座の一角でバイトで過ごした筆者には、「光陰矢の如し」なんであった。

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2012年2月26日日曜日

開幕前夜

ここ何週間か仕事でグランドへ行けなかったけれど、今日の午後は久々時間が出来た。
でもやること一杯なんである。家庭内のやらなきゃリストは放ったらかし、確定申告のデータ入力やらフレンズの制作物も山積。いつも何かに追われてる指名手配犯みたいな毎日。
さて、午後は優先順位のどのヤロウから片付けちゃおうか.....。
と、頭で思いつつも、躯は勝手にジャージに着替えはじめている自分。
気がついたら小学校のグランドの冷たい土の匂いを胸いっぱい吸い込んでいた。
カラダが少年野球のシャワーを浴びたがっていたのであった。

来週はいよいよシーズン開幕。本番を前にして実戦練習に熱が入る。
シビアな見方だけれど、残念ながら小さい子の多い、うちの全体の戦力は昨年に比べ大幅ダウン。それでも楽しくも厳しく、強いチームになりたい。勝って子どもたちの笑顔が見たい。みんなでうまい酒も飲みたい。それに向けての開幕直前の練習であった。
今年からSatoh監督から新監督に就任したOtsuboさん、ノックにも熱が入る。午前中の連盟審判講習会から帰還した父たちは、早速紅白戦で審判につき実戦での復習を兼ねる。すごく良い感じだぞ。

ネット裏にデンと構えて腕組みし全体を見て的確な指示・指導をするのは、長年フレンズの歴史を支えてきた元監督、Yanagisawa代表。
「おいっ!ベン。ちょっとこい」
「はい」....すたすたすたっ....。
「あのなあ、おまえのバッティングはね.....」
Yanagisawa節健在。宮前でもノックの腕はいまだに高品位のトップクラスだ。

この一週間で制作できるかどうか。
スタメンを決めるための、作戦ボード。フレンズオリジナルのマグネット式ボードである。まだパソコン上でのデータ編集段階。
それにうちは17名の小さいチーム。この時期には求人募集、じゃなかった野球部員募集のポスター・チラシ制作が急務。ややもすると、あっという間に春休みになっちゃうわけで焦っているんである。去年のデータをいじり写真を入れ替えるだけなんだけれど、それがままならない。
来週もいっぱいいっぱいなんだよなあ。
それでもやっと、シーズン開幕前夜である。自分を鼓舞しなきゃなんである。

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2012年2月25日土曜日

ココロはひとつ.2

NBAとは米国のプロバスケットボール協会のことで、National Basketball Associationの略であることは万人の周知の及ぶところであり、
NMB48とは大阪難波を中心に活動する女子アイドルグループであることも、広く世間に知れ渡っている。
MLBとは米国大リーグ野球のことで、Major League Baseballの略であることは近所の池に棲息するタニシでも熟知しているけれど、「アッカンベエ」をする48歳の女性のことをAKB48と呼ぶことは以外に知られていない。


では「WBAJ」というのを聞いたことはあるだろうか?
「この「晴耕雨読」は野球のブログなんだからして、きっと野球に関するナンカの略称だろうて」と思った方はエライ。
「WBAJ」を「渡部と馬鹿の児島=アンジャッシュ」と発想した方はもっとエライ。


「WBAJ」とは「Women's Baseball Association Japan」
日本女子野球協会である。
日本女子野球協会HP
少女野球宮前Queensに関わるようになってから、アカデミックな興味半分で昨年ネットで検索したらこんな組織図がPDFで掲載されていたんである。

日本女子野球協会HPより


女子野球のみならず、日本を取り巻く野球のフィールドのパイの大きさに、今更ながら驚いた。こんなふうに組織立って構成されているとはつゆ知らず。組織が巨大になれば逆に弊害も多かろうと想像できるけれど、この系統図はなかなかのものである。


その女子野球である宮前Queensで、昨年筆者がBBQ大会にご招待されて、そのお礼にオリジナルステッカーを作った。因にBBQの略は「バッチリ・ビシッと・クィーンズ」ではない。その後調子こいて携帯の待ち受け画面の画像を制作した。
「愛(i)のあるチーム」という願いを込めて(^^)
2011年の記事
ココロはひとつ
大好評につき今年の2012年バージョンを昨晩仕事終了後着手し、深夜にやっと完成。6年生卒業後の新メンバーで構成。これを逆輸入して有馬フレンズバージョンも作ろうと思っている。
筆者器用貧乏のみならず、自分から無償の仕事を増やしていくタイプなんであった。




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2012年2月23日木曜日

ぞっこん♡

どんな男も女も「ひと目惚れ」をした体験はあると思う。
それが街をすれ違った他人に一瞬の想いを抱いたとしても。
あるいは、同じ職場で出会ったひとに対する瞬間的な感情であっても。
「ひと目惚れ」...宮城のお米ではない。あれはマジうまい。一口ほおばった瞬間にまさに「ひと目惚れ」しちゃうのである。山形の「つや姫」もメチャ×2うまい。お試しあれ。

偶然であるけれど、いい歳ぶっこいて今日そんな経験をしちゃった。
パスタ屋さんの仕事の打合で目黒へ。駅前でネギ玉牛丼を食したのち、コーヒーのカフェインと、タバコのニコチンと、小説のエキスを脳味噌に注入せんがために、やおら徘徊し近くのコーヒーショップへ。最近筆者お気に入りの「○ンマルク」があった。
カウンターで声をかけられた。
「こちらでお召し上がりですか?」
「はい」
「ご注文、お決まりでしたらどうぞ」
「え〜っと....」
顔をあげて相手の声の主へ目線を向ける。
一瞬にして(びびび....)と来たんである。歳のころは30代前半であろうか。独身か既婚かは微妙な空気をまとっている。雰囲気からして出来れば既婚者であってほしい。例えて言うなら、ブリジット・バルドーとソフィア・ローレンとクラウディア・カルディナーレをたして3で割り、その肉感的な贅肉を削除したのち、品性と聡明の炭酸水を加えて撹拌し、素敵な笑顔のレモンをひと絞りしたような女性であった。
コーヒー片手に本を読むも、気になってしまう。どんなお客にも素敵な笑顔で応対している。それもマニュアルに準じたものではなく、心から仕事を楽しんで笑顔を振りまいているふうが好ましい。
素敵な女性であった。帰り際には筆者の心の内を知ってか知らずか(当然知るわけないのであるが)、心臓にハートマークの矢を射るような笑顔を投げて「ありがとうございました!」

「いい歳して何を血迷っているのですか?」
そうではない。男も女も死ぬまで男と女なのであるから、この感性を失ったら男と女ではなくなるのだから、いつまでも男と女でいたいだけなんである。
同意される紳士淑女の方はワタクシに清き一票を(^^)

さて、なんとここからが本題なんである。
ヘビーユーザーならご存知、本題に入るまでが長いのがこのバカブログ。
前回予告どおり、「ぞっこん」である。
日曜の壮行会のあとの居酒屋その1での二次会。父・コーチ7名と母4名のイレブン。ワイワイガヤガヤ、カンパ〜イ、で、ほどなく近隣同士で分科会に。大勢の飲み会の常で話題は尽きない。筆者は遅れてやってきた永遠の青年オヤジ、YanagisakiさんとOB母Onoちんと楽しい酒を飲む。ほどなくして何やら向こう岸から声が耳に届く。
「結婚のなれ初め......わっはっは....」
筆者がこんな話に食いつかないわけがない。
結果、全員の結婚に至るまでの赤裸々な告白をするに至ったんである。
てか、無理矢理言わしめるように仕切ったのだ。皆それはそれでまんざらでもなさそうな表情。「他人の結婚式のビデオを見せられることほどの苦痛はない」という昔からの格言があるけれど、他人のデレデレした告白は見ていて面白く、微笑ましいものと、筆者は思う。ツッコミどころ満載だし。

「まあ、俺からそれなりに...ダメなら駆け落ちまで」と言いながら高校生・大学生で付き合い始めたと言ってニコニコ幸せそうに話しはじめるオヤジ。
「いや〜うちは面白くもなんともない社内結婚ですから」というオヤジ。
「中学の時に俺からアプローチしてその後遠距離恋愛して...」というオヤジ。
「実は合コンで知り合いまして、自分から番号を訊いて....」と訥々(とつとつ)と話すオヤジ。
「二十歳の頃に銀座のバイト先で知り合って....」というこのバカブログの主宰者。etc......
..............
「偶然の出逢いでこーしてあーしてその時なんと!......」という母。
「新宿のバイトの帰り、同僚である彼の電話番号を自分から訊いた」という母。
「社内で出逢ったのがそもそものきっかけ」という母。......etc
いやはや皆の話は面白かった。
下世話な話題ではなく人それぞれに、それぞれの人生があって面白いのだ。
みんなほぼ共通して言えるのは、自分から相手に
「ぞっこん」であったこと。
偶然であろうけれど、皆、自分から惚れた面々の告白であった。
ニコヤカな笑い話の中にも、実はのっぴきならぬ男女の経緯があったのだろうと想像するけれど、こうして今皆で笑って語りあえる仲間が素敵なのであった。
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2012年2月22日水曜日

父母会と壮行会

最近土日、野球に行けてないのである。
中学時代イケてない芸人ではない。仕事でグランドへ行けてないのだ。
でも日曜は父母会があり、その後恒例のシーズン突入直前の「壮行会」がある。

2時まで仕事をし、3時から父母会へ。
チーム事情によりここ何年も「父母会」なるものは、我々フリーの指導者のイニシャチブによって運営されてきた。長い目で見た時に本来「父母会」なのだから父母・保護者が中心となって開催すべきだと、筆者はここ数年チームに提唱してきたんである。どんどん父母たちがリードしてチームを盛り上げる空気感が望ましいと私は思う。とりもなおさず、そういう形態が息の長いチームになりうるし、我々はそれをサポートすれば良い。現実的には子どものいない指導者たちがチームや野球を引っ張っていくのが当然としても、これが強くなりすぎると思わぬトラブルを招くことの要因になる。

要はバランスである。
二人三脚という言葉があるけれど、子ども・指導者・保護者・の三角形が正三角形を形成するべきだ。二等辺三角形じゃだめだし、イビツな図形でもいけない。まるでPTA(Parent-Teacher Association)みたいだけど、ここに子どもを中心に据えていなきゃならない。言うなれば子ども=Children・指導者=Coach・保護者=Parentで、CCPが正三角形を構成すべきだと思う。
筆者の子どもがお世話になった時代は正にこのCCP。
親たちが中心になりチームを運営し、指導者には敬意を以て野球指導に専念してもらったという自負がある。
近年は子どもの数、協力してもらえる親の数が激減したので、止む無く指導者中心のチーム体勢であったけれど。筆者は昔のことを押し付けてるのでは決してない。温故知新。古きをたずね新しきを知ることも悪くないはず。歴史を理解したうえで今の時代に即して変えて行けば良い。
筆者の念願叶い、今年から母マネ=親中心での開催となった。がしかし、若干まだ指導者側が前面に立って会議をリードした感はあるものの、これはまだ致し方なし。ちょっとずつ変化していければいいと思う。


シーズン開幕は目前。
近くのファミレスにて「ココロをひとつ」にするための壮行会を開催。
まあ、たぶん子どもたちには楽しい食事会としか理解してないかもだけれど、それもまた良し。



一人ひとり、母たちもスピーチ


続いて父・コーチたちも参戦


我々指導陣も立ってお話....子どもらはゲームに夢中か!?時代の趨勢と言えばそれまでだけれど...。


新監督=Otsubo、29番=Inoue、28番=Nishikawa
全国のみなさん、全国大会で出会った時はよろしくお願い致します(^^)


さて、このあと2次会は居酒屋その1でワイガヤの大盛り上がり大会。
今年からすでにOBとなったOno母や途中から参戦のYaコーチも加わり、話はあらぬ方向へ舵を切ったのであった。舵をぐいんぐいん切ったのは筆者。オトナの飲み会だもん。
ムフフ...その顛末は次回なのだ。
しかし詳細は書けないけれど、タイトルだけは決まっている。
タイトルはナニカと言うと...「ぞっこん」なんである(^^)


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2012年2月21日火曜日

20th記念誌Vol.10未来の記憶ノート本編


  未来の記憶ノート      T.Teshima

あの日のことをぼくは忘れない
大事な試合 最後の守備 緊張の場面
うなりをあげて迫る白球 ボールはグローブを弾いた
ぼくのエラーでチームは敗けた
涙をこらえ自分の影を踏みつけながら駆け戻るベンチ
みんなの顔が見られない そんな時誰かがぼくの肩をたたいて言った
「ドンマイッ!つぎ、がんばろう!」
あのときの仲間をぼくは忘れない

あの日のことをおまえは憶えているか
初めて買ったグローブ 父さんとの初めてのキャッチボール
ワンバウンドが顔に当たり おおげさに泣き出した
「やきゅうなんて、やだっ」グローブを投げ出し家へかけもどる
その晩おまえの寝顔の横には 
大事そうに置かれたぴかぴかのちいさなグローブ
翌朝目を輝かせて言った「お父さん、キャッチボールやろう!」
あの時の瞳を父さんは忘れない

あの日のことをあなたは憶えているかしら
早起きして作ったお弁当は今日はちょっと特別
だってこの日は六年最後の試合と私の誕生日が重なって
玄関を出て行くあなたの背中は何か言いたそうだったね
青の空 樹々は緑 白球が伸びやかな弧を描く
私にとっても今日が最後の応援
チームは勝ったのに 打てなかったあなたはどこか淋しそう
「誕生日のお祝いにヒット1本プレゼントしたかったけど...ごめん」
母さんはホームラン100本分くらい嬉しかったよ 涙がでるほど
あのときの言葉を母さんは忘れない

やがて少年少女(キミ)は二十歳(オトナ)になるだろう

あの頃の太陽(ひ)の光と渡る風の匂い

星が語る言葉は 記憶の海の想い出ノート

仲間(ともだち)、家族、人とひと 人の光はキミの影を強くする

絆なんて言葉は似合わなくてもいい でも

ただ キミが人を信じられるひとになろう

ただ キミは人に信じられるひとになろう

ちょっとずつ記憶を重ねていこう

目の前に広がる 白紙の海の 未来ノート

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2012年2月19日日曜日

20th記念誌Vol.9「未来の記憶」予告編

荻原浩の小説に「明日の記憶」という傑作がある。
渡辺謙主演で映画化もされた。原作に劣らぬ出来映えの大好きな映画である。
「明日」と「記憶」という相反する言葉の意味合いを融合させることで、どこかしら奇妙な違和感を感じさせる。のどの奥に刺さった魚の小骨のような。

「記憶」という存在は常に「過去」に配置されるべきもので、「未来」というステージに「記憶」というポジションはあり得ない。
でも、だから良い。
子どもの未来は真っ白なノートのようなもの。
一人ひとりがその白紙のノートに、それぞれの「未来」を自ら書き込むことになるだろう。大人になった時、未来に書き連ねた言葉はやがて記憶となってキミの胸に納まるはずだ。

連盟記念誌制作ではページ数の調整が何度か行われ、途中段階でこの「詩歌」のページが生まれた。当初段階では全く予定になかったページ。Nishimura編集長の判断で小生にオファーがあり、例によって安請け合いをしてしまったものの、降臨するまでがなんと長かったことか。悶々とすること数ヶ月。どうゆうタイミングでアイディアが浮かんだのかは忘れたけれど、深夜に降臨したとたんすぐさま手元のノートに殴り書き。推敲2回。更にもう一度書いてみる。ほぼこれで完成。

子と父と母の「記憶」の物語。
数日寝かしておいて自作をまた読んでみる。.....何か足りない。
最後に第三者の目線で子どもへの「希(ねが)い」を書きたかったことに、今更ながら気づいた。そのことに気づいたとたんに、一気呵成に書き上げた。
バックには白紙のノートの写真を敷き込み、あえてモノトーンで構成。白球のボールの写真は光と影を計算してグランドで撮影し、ザラリ感をつけて挿入。

全てデータ完成したのち、最後にどうにも自信が持てず編集長へメール入稿することを逡巡(しゅんじゅん)。
信頼のおけるある人へメールで送り読んでもらった。
返信の感想はあっけなく、かつ素っ気ないものだった。ますます疑心暗鬼。
でも、かえってこれで気持ちが吹っ切れた。

次回「未来の記憶」本編にて公開。



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2012年2月15日水曜日

青年老い易く光陰矢の如し

タイトルのまま、なんである。
「青年老い易く、学成りが...」更に「光陰矢の如し」

今日はバレンタインデーでしたね。世の男性諸氏はたんまりと「義理チョコ」をもらったことと拝察申し上げます。
筆者中学生のころ、バレンタインにはちょっとはもらったものであった。
当時はもちろん義理チョコなどという慣習はあるはずもなく、女子がチョコレートをあげるイコール本命チョコであったんであるわけであるからして.....。
14歳の2月14日は風邪をひいていて、けほけほ咳をしていたら、チョコといっしょに風邪薬も同封してあったこともあったりしちゃったりなんかして....。
サッカーの部活が終わり帰宅する時には、4トントラックを3台頼んだほど。
(ちびまるこちゃんの花輪くんじゃないっつうの(^^)ベイベェ〜)

「俺も昔は結構モテたんだぞぉ」と吹聴するようになっては、すでにオトコとしてオシマイなんである。
とは言うものの、「青年老い易く...光陰矢の如し」
今は昔の今昔物語。
会社員を辞めてフリーランスでやるようになったら、義理チョコすら激減した。
ましてや娘が嫁いでいなくなった今は尚更である。
かろうじてフレンズ母からの義理チョコはたまにある。それでもやっぱりバレンタインデーが土日に重なった年くらい。あっ!昨年もらった母にホワイトデーに返してなかったことを突然思い出した。仕事でグランドへ行けなかったからではあるけれど...ヤベッ。

今日、配偶者から義理以外の何者でもないという空気感たっぷりの義理チョコをもらった。
まあ、まだ一個だけでもいただけるなら良しとすっか。
携帯写真で画像は汚いけれど、流石、りゅうせき、流れ石!やっぱGODIVAはうまい!


携帯の中の写真をいじっていたら、去年撮ったこんな写真を発見したのでついでにアップしちゃう。筆者の腕枕で寝ているあられもない姿を撮った。若いのに腰痛に悩まされている女子「りん」である。
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2012年2月12日日曜日

広島へPART2

今日、日曜も仕事であったけれど、練習は近くの西有馬小学校だったので途中からちょっと気分転換に顔をだした。どれだけ近くかというと、歩いて200m、走っても200m、車で行っても200m、ひょっとして犬が走っても、蟻が歩いても200mの近さなのだ。
行っていきなりバッティングピッチャーのキーパーをやった。Kanedaコーチ一人で老体にムチ打って二人のピッチャーに球を供給していたからだ。今日はいつにも増してオトナがたくさんいるのにな。最近肩にトラブルを抱えてスローイングが思うに任せず痛かったのだけれど、今日は調子がいいらしく、右手が半分マウス化してしまった筆者には適度な運動になったみたい。

さて、今回は「広島へPART2」
それにしても夜行バスに4名の客=約4万円の売上でやっていけちゃうのだろうか。バスの減価償却費+横浜から広島までの高速代+ガソリン代+二人の乗務員の深夜勤務の人件費+会社の利益.....。絶対赤字ですよね。そのかわり満員の時は過剰な利益が出るので相殺しちゃうのだろうと想像する。

東広島市に着いたのは朝の6:45。
関東の7時頃はもう明るいけれど、こちらは西日本、まだ薄暗いわけで。市役所が開くまでにはまだ2時間ある。あらかじめネットで調べておいた24時間営業のファミレスに直行、朝食とドリンクバーで粘る。コーヒー4杯。昔のマクドナルドやファミレスのコーヒーは「茶色いお湯」としか思えなかったけれど、近年のそれはなかなかどうして優秀である。スタバやタリーズの影響であろう。質が格段向上していると感じているのは筆者だけじゃないはず。

市役所で用事を済ませたが、昼メシまでにはまだ時間がある。
ここは西条というところ。著名な灘、伏見と並び酒の日本三大醸造地であることは、案外知られていない。賀茂鶴、白牡丹などの産地である。シンとした静かな冬の空気の中で、レンガの煙突があちこちに見え隠れする古い佇まいは、歩いていて実に気分の良いものである。


土蔵建築の代名詞でもある「なまこ壁」。店舗デザインに取り入れることもあるけれど、目地の割付方法はなかなか緻密で侮れないのである。
西条駅近くで見かけた看板。はて誰かの名前だったような気がするが(^^)

午後も徒歩で3件の用事をこなし、やっと投宿先のホテルへ向かう。
地方都市ではよく見かける子どもの姿。
自転車に乗る女子中学生はヘルメットにジャージ。若い頃の筆者の目には滑稽に見えたこのヘンテコリンな姿も、今となればとても素朴で健気(けなげ)に思えるんである。がんばれニッポンの中高生!...ついでに、がんばれニッポンの中高年!

一気に飛んで翌朝である。東広島グリーンホテルモーリス。
素泊まり1泊5,000円とは思えぬほどの快適で素晴らしいホテルであった。おそらく東京で同じグレードのビジネスホテルであれば9,000円から1万円はするかも。ロビーの調度の趣味も大変良し。
和と洋の朝食バイキング。
筆者の前にはトレーを片手にちんまりとしたオジサンがいた。私は、和洋バイキングは旅館では和食を、レストランでは洋食メニューを選択することが多いので、洋食を中心にチョイス。前のオジサン(といっても筆者よりは年下)は和食をしっかり選んでいた。
席について横目で観察すれば、茶色い靴にベージュのコッパン、ビミョーに白いシャツにベージュのジャケット。おまけに頭髪はこれまたビミョーに淡い色の茶髪に染めているんである。EXILEのライブに乱入した岡村隆オカザイルが、警備員の服を脱いでベージュの猿の着ぐるみを着たような感じ。
そのベージュオカザイル君、席につくとおもむろに納豆をクニクニし始めたんである。それはそれで、日本の正しい朝食のあるべき姿であるからして、なんら問題はないのだが、そのクニクニに要する所用時間がハンパないのであった。小皿にあけた納豆に箸を突っ込み、延々と箸を廻し続けクニクニしちゃうのである。筆者は黙々と食事を進めている間も、まだやっている。
腱鞘炎になるんではないかと心配したほどだ。
これ以上廻し続けたら、しまいには溶け出してバターになってしまうかと思ったほどだ。ちびくろサンボの虎になっちゃうぞっ。
筆者朝食を済ませコーヒーのおかわりをする頃になって、ベージュオカザイル君、やっとクニクニする箸の回転を止め、ご飯に手をのばしたんである。(ちょっと脚色しました)ご飯にかけた例の納豆はといえば、もちろんバターに化けていたんである。(更に脚色しました)

広島駅まで在来線で出て、今度は昼メシ。
広島といえばカキ。そしてお好み焼き。大阪のお好み焼きの10倍はうまし。ましてや月島のもんじゃ焼きの100倍はうまい、と個人的には思っている。
回らない鮨屋さんでは絶対箸を使わず、手でつまんで鮨を喰うのが筆者のこだわり。それと同じニュアンスだろうか、広島焼きはツウは箸ではなく、金属のヘラで食べるのだ。筆者も挑戦。終始一貫ヘラで切ってすくって食べた。

帰りはさすがに新幹線の車中の人となる。
残り10数ページの石田衣良をビール1缶で読了しちゃった。
そんなこともあろうかと、用意周到に横浜で買っておいた浅田次郎「草原からの使者」を読み始める。電車の中で読む本がないのは、パンツをはき忘れて学校へ登校しちゃうようなものだ。しかし飲むビールがない。車内販売は高いぞ。
仕方なく配偶者にお土産で買ったはずの「カープの酒うまいじゃろ」を開けてもええじゃろ。
新横浜に到着。更に「ほぼ地元」であるセンター北駅に着いた。
帰宅しメシ食ったあと夜からまた図面仕事をリスタートである。
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2012年2月11日土曜日

広島へPART1

「夜行バスで」...「広島へ」

ことの顛末を書いてみたい。昨年義父が亡くなり、以来法的・事務的な処理案件が山積し、筆者仕事との兼ね合いでなかなか思うに任せず、1月中旬に行く予定が延び延びになっていた。先日ぽつねんと突然現れた空洞のような、スケジュールの谷間が出来て一念発起、広島行となったんである。役所関係をハシゴして巡ることがメイン。
昨年、配偶者は郷里広島へは諸般の事情で7,8回帰省している。そのたびに新幹線を使っていたんでは財布に羽根がはえて財政破綻は必至。そこで目をつけたのが「夜行バス」なんであった。配偶者は夜行バスの回数券を買おうかというくらいのヘビーユーザーとなった。新幹線片道4時間約18,000円、夜行バス片道11時間約7,000円。今回筆者が行くにあたり、どちらが最良の選択肢か考えた。
「時は金なり」.....筆者は早く行って早く帰れる新幹線派。試しに一時間あたりの支出額を計算。新幹線は時間当たり4,500円の出費。対してバスは636円。それでも逡巡してしまう。
ものの考え方を変えてみた。
前の晩しっかり睡眠をとり、翌朝新幹線に乗り現地へ着き、仕事なり所用なりをこなすのはほぼ午後から、というのが一般的であるはず。対して「夜行バス」をひねった見方をすれば、前の晩しっかりと車中で睡眠をとり、起きてみたらあ〜ら不思議朝の7時にはもう仕事が出来る状態...なんである。
夜行バスを選んだ。時間も節約、羽根がはえて飛んでいきそうな財布にかろうじて紐をくくり付けた。まあ、本心を言えば一度体験してみたかったのもあるけれど(^^)

ネットで精査したバス会社に申し込んだ。ちょっと贅沢をして車内の座席は横3列の便。10,060円也。他人と席が隣り合わない1座席が完全独立しているタイプなんである。しかし、自宅でプリントアウトしたチケットを見て暗澹たる気分になる。座席番号はBの1。最前列のど真ん中か?。この席で11時間揺られるのは気分的にかなりしんどい。せめて窓際に変更がきかないものか。ディズニーランドが始発ゆえきっと窓際は全部埋まってしまい、不運にも筆者が真ん中の最前列になったに違いない。トホホ。
19:50発の横浜へ。停留所に白いクジラのような大型バスがのっそりやって来た。車内はカーテンを閉め切っており中の様子は分らない。
乗車前に係のオジサンにきいた。
「あの、出来れば、もし空いていればでいいんですけど、窓際の席に変更きかないでしょうかね?...あっいやいや、無理ならばいいんですが」
係のオジサンは座席表を見てニコヤカに言い放った。
「え〜と待って下さい....ああ、A2の席が空いてますからどーぞ」

やったぜ!ラッキー!幸運にもキャンセルが出たんだなと、ひとり得心す。
ココロも荷物も軽く感じながら、いざ車中へ。

「マジかよっ!」
車内はカラッポなんであった。結局横浜から乗った乗客が自分を含めて3名のみ。A2の席どころか選り取りみどり、どこ座ってもいいんじゃんか。あとのオバサンと青年の乗客二人はしっかり後方の窓際。だったらなんで俺だけ絞首刑台に登る犯罪人のような席だったのか。人のココロを弄ぶのもいい加減にしてほしい。

途中町田で一人乗り込み合計4名。クジラに飲み込まれたアマガエルのような気分で深夜の東名高速を疾走。A2の席から前方を見ると面白い光景が。
運転手がいないのに、白いクジラ号は爆走しているのだ。まるで「ナイトライダー」のように、無人で走る車みたい。
自分のいる客席はほぼ2階に相当し、運転手は1階部分の運転席にいるため隔壁で全く見えないからであった。
途中東名足柄に立ち寄り、あとは一路広島へノンストップ。
腰痛が心配だったが杞憂であった。存外にシートが優秀なんである。160度くらいまで思い切りリクライニングでき、ほぼベッドに寝るに等しいくらいの体勢を確保。思った以上に快適なアマガエルになった。なぜかピッタシ一時間おきに目が覚めるのには閉口したけれど、悪くない空間であった。

このブログ長くなりそう。今に始まったこっちゃないけれど。
明日からまた仕事で夜遅くなりそうなので、今晩帰ってきてブログを一気呵成、旭化成、ミラバケッソ的に書き上げてしまおうと思ったけれど、あにはからんや、ここで頓挫す。
続きは次回PART2に機会を譲りたい。
ただし、いつになるかは「神の味噌汁」.....いや、「神のみぞ知る」(^^)/
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2012年2月8日水曜日

夜行バスで

沢木耕太郎の紀行小説に「深夜特急」というのがある。筆者は活字大好き人間を標榜してるのに、いまだ読んでない。大馬鹿者である。
「深夜特急」という語感には何かしら魅かれるものがあるけれど、
「夜行バス」という言葉には何かしら寂寞(せきばく)としたものを感ずるのは私だけだろうか。

所用にてこれから「夜行バス」に乗り、高速を11時間かけて突っ走り、横浜から広島へ行ってまいります。
携帯からのブログ投稿の方法を知らぬため、また週末まで「晴耕雨読」は更新することが出来ませぬ。
ではでは。
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2012年2月6日月曜日

20th記念誌「打ち上げ」番外編

やっとこの日が来た。
宮前区少年野球連盟設立20周年記念誌制作委員会の(名称長っ!)新年会&打ち上げなんである。昨年12月に各チームへ配付以来、この日を向かえるまでは尻の座りが落ち着かなかった。
社長Kasaharaさん、大編集長Nishimuraさん、本部長花フラSaitohさん、Tadaiさん、Nakaoさん、スラッガーズHigoさん、メイツIshibashiさん、フレンズInoueさん、と筆者の9名。オヤジの野球チームが組める人数、鷺沼の居酒屋で盛り上がったわけである。メンバー全員が集合出来なくて残念ではあったけれども、楽しい会であった。記念誌の話やらQueensのこと、チームの子どもの話、チームOBで有名になった選手、今季の展望などなど。このブログ「晴耕雨読」も話題にのぼり、みなさん普段見てくれていることがわかり、感謝、感謝。
ナンダカンダ言っても「オヤジの飲み会」であるからして、終盤はそれなりに野球とは関係ない話に興じることも。特に席が隣りになったK社長と筆者はブログには書けない「オトコ同士の話」になったりして。(^^)
あっと言うまに3時間経過。
「ブログにも載せたいんで一発写真撮っちゃおっかな」
Inoueさんがすかさず店の女の子に携帯カメラを頼む。全員でカシャリ。
撮ったあと口々に、
「Tさん俺の腹、写真加工で削っておいてよ」
「俺は顔のシワ消しておいてね」
みんな部分的に削除したり消去したりをご所望のようだ。
しかし筆者だけは部分的に増加したり増量したいのであった。

店を出るとタクシーに分乗し、全員一路宮前平のマコト酒店へ。
ここは花の台フラワーズ代表Saitohさんの経営する酒店であるが、別名「花フラの部室」なんである。しょっちゅうチームや連盟関係の男どもが夜な夜なやってきては勝手に盛り上がる、オトナの社交場なのだった。KasaharaさんとSaitohさんに拉致されて初めて来た。来た、というより家宅侵入のように入った。
勝手にやってきて、レジ台に1,000円をぺたりと置き、勝手に好きな酒を飲み、勝手に話し込み、勝手に帰るというルールがあるらしい。世の中にこれ以上素敵なルールってあるだろうか。
筆者には酒や焼酎のブランドや値段などはあまり詳しくない。でも「森伊蔵」が製造所では2千数百円の定価に対して、ネットでは数万円になるくらいは知っている。Kasaharaさんが目を輝かせて勝手に出すわ出すわ、「久保田」の一番高いヤツとかプレミアムの酒たちを。こいつらがどど〜んと売られているんである。その中の一本を開けてオヤジどもはまた盛り上がっちゃうのであった。

花の台フラワーズ出身で上りつめたOB選手は誰かいるか、との話題に今季から監督に就任したTadaiさんが、選手というより有名人ならいるとのこと。Saitohさんがガサゴソ2階から持って来たのが花の台フラワーズの昔の周年記念誌である。俳優の織田裕二であった。思わず「事件は会議室で起きてるんじゃな〜いっ」って叫びそうになった。それに記録とかには残ってないらしいのだが、EXILEのマキダイも在籍していたのだそうだ。思わずEXILE TRIBE西武ドームで踊ってしまおうかと思った。

何しろ居心地の良い「スナックマコト」であった。みんな入り浸るのも妙に頷ける。Saitohさんがなかなか帰してくれずに、トイレに行った間隙を縫って一人、ふたりこっそり帰ることも珍しくないのだそうだ。逃げ遅れた残党は朝まで飲むことになる。Inoueさんと筆者は23時ころ帰った。「八海山」で作った梅酒を2本格安で購入して。

今日の昼に、Kasaharaさんからメールがあった。
残党約3名が今朝の7時まで飲んでたそうだ。それでもSaitohさんは8時の練習に顔を出したらしい。アッパレ日本のオヤジたちなんである(^^)
みなさん、お疲れさまでした!
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