2021年9月27日月曜日

申告敬遠は深刻敬遠

 それにしても大谷翔平なんである。同じ日本人として、野球を愛するいちファンとして、MLBで活躍した日本人選手は数多くあれど、これほどまでに熱く誇りに思うことはかつてあっただろうか。(なぜ日本人の大谷だけ敬遠されるかには、米国に根付く白人至上主義・人種差別問題が深淵に潜むという指摘もあるのだが)...しかしなんである。ここ数試合で話題になっている「四球攻め」フォアボールで歩かせることで勝ちを狙うとは、なんたることか。そもそも「申告敬遠」なるルールは冗長な間延びしたゲームを短縮して、引き締まった試合でファンを魅了するために生まれたはずだ。ところがどーだろうか。これほどまでの申告敬遠の嵐ではむしろ、野球をつまらなくしているではないだろうか。数年前に筆者がここで提言したことがあるけれど、100歩譲って「申告敬遠」を是認するとしても、1試合につき2回までとか、1選手につき1回までとか、5回以降に代打で出た選手には適用出来ないとか、....とか、とか、東京特許とか局なんである。更にこれを無視した監督には厳罰を与えるのも一計である。罰として球場の周りをうさぎ跳びで10周させるとか、ベンチで水の入ったバケツを両手に持たせて立ってろ!と言ってサインを出せなくするとか、とか、とか。そーなればむしろ、監督の采配や眼力や先見の明が問われて、俄然面白くなるではないかっつうの。早晩このルール改正を期待しつつ。

それにしても大谷がもしMLBの今季「MVP」を取れなかったならば、全米と全日本で暴動が勃発するに違いないことは、火を見るよりも明らかなんである。

さてそんな今日この頃、今日日曜は一歩も外に出ず、ふくらはぎに深々と降り積もる老廃物の重さを感じつつ、終日MacのiTunesをWi-Fiで繋いだ外部スピーカーの大音量で聴きながら、ここ数週間没入している連盟記念誌の「全国大会特設ページ」を全集中で仕上げた。「水の呼吸」ならぬ鉛筆による「鉛の呼吸」弎の型にて。SuperFlyは3回繰り返し聴いて自分を鼓舞しつつ。

デザイン会社へ依頼するためのラフスケッチを開陳。全面公開は出来ないのでグレーで塗り潰すも、森友問題の文書を「のり弁」状態で真っ黒に隠蔽したことに比べれば、まだ可愛いものである。

「おいおい、寸止めの後の放置プレイかよ」ってか。まあまあ、そう言わずに年末刊行予定の記念誌に乞うご期待なんである。連盟記念誌制作委員会メンバー全員の力作は、ボチボチ佳境にさしかかる今日この頃だった。



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2021年9月20日月曜日

63歳、夏の終わりの大冒険

 ふう〜。昨日台風の合間の夕方から、30th連盟記念誌委員会、11回目の会議を終えて少しホッとしちゃってる筆者なんであった。30th記念誌は筆者が各ページのデザインを考案し、相当細かな指示書きを入れたラフスケッチを描き、それに基づき所属21チーム、寄稿者、広告社など各方面から情報を要請し、上がってきた膨大なデータを記念誌メンバーの精鋭が精査校正し筆者へ、これを外注デザイン会社へ依頼し実際のデータを作成、そのデータPDFを更にメンバーで校正し、また筆者の元へ、これに筆者のフィルターを通したのちコメントを加えて再度デザイン会社へチェックバック修正依頼、その修正されたPDFをメンバーで最終確認しやっと校了というシステムなんである。これに加えて筆者が直接デザインデータ作成するページも何ページかあるわけで。今現在校了したのは4ページのみ。あとは記念誌メールMLとグループLINEの応酬で、かなりのページまで進んできた。しかし校了までは程遠い現実が目の前に横たわり、悪夢にうなされて深夜に目を覚ますことしばし。Queensやフレンズ記念誌の時も同じ思いをしたが、今回は連盟の委員会がシステマチックにしっかり機能してることと、デザイン会社にデータ作成を依頼出来てることが大きな心の拠り所。更に言えばレッパHiranoさん紹介のデザイン会社が優秀で「早い、うまい、安い、ステキ」な会社だったことである。

23日には全チームにヘルメットと帽子を持参要請。この日はSohma顧問と役員と事務局のそれぞれの集合写真を午前子文で撮影し、息つく間もなく昼からグランドでヘルメットと帽子の撮影。記念誌のある1ページのためのショットなんである。

すでに各チーム事務局には情報が連携されているので、ここで開陳しちゃっても良いと思う。ダートサークルの内側にヘルメットを置いて上から撮影なんである。アイディアが閃いたのは春頃だった。当時ロケハンを重ねてこんな感じに。ホームベースを起点にダートサークルの円弧の内輪にヘルメを並べる図面も描いた。当日あたふたしないよーに。各チームご協力よろしくお願い致します。

.........

さて、連盟公式戦は少しおやすみ。とは言え川少連大会には宮前から5チームが参戦。10/2から開催予定。更に宮前新人戦とオレンジボールも控えている。この間隙を縫ってチョー久しぶりに自分を開放しようと横浜の公園へ。台風一過の晴天だった。小川沿いにゼイゼイランニングとのんびりウォーキングを交互に織り交ぜて牛久保公園、徳生公園、山﨑公園とハシゴし、至福の時間が過ぎる。「13歳、真夏の大冒険」ならぬ「63歳、夏の終わりの大冒険」なのだ。ひとつ間違えるとコロナ、または熱中症...。最後は牛久保の丘の上の広場に登り一服する。筆者は密かに「横浜のノルウェーの森」と名付けている。人には言ってないけれど東奔西走、縦横無尽、八面六臂で記念誌をやってきたので、ここらで少し自分にご褒美をとの思いだった。台風一過の快晴も背中を押したことは言うまでもない。

昨年も山形39LINEに送って反応が良かった動画がある。天気が良かったので今年も撮ってみた。山﨑公園の清流の段差、小さな滝壺にiPhoneを沈ませて川の中を撮影したものである。昨年は水中のザリガニが餌を食ってる様子を捉えたが、今はザリガニも、アブラゼミも、消えた....麦わら帽子は、もう消えた〜♪(吉田拓郎)

その動画がアップできるかどーか、一応チャレンジ。このブログサイトは昨年から容量制限が厳しくなった。サーバー負荷軽減のためだろう。オリジナルを小さくサイズダウン加工しアップしてみる。iPhoneの防水性能を信じてザブリと川へ突っ込むのは楽しいものだ。

小川の全景。
水中に没する直前の動画を止めてそれを撮影。
直後水中にiPhoneを沈めた画像。上半分が水面、下が水中である。山形39LINEでは「まるで水族館みたい」と。
ほんの数秒水中でiPhoneをくるりと回して撮影したカット。フリスク100粒に匹敵する「一服の清涼剤」だった。
明日3連休最終日はQueens+ヤングへ。フレンズはスタッフや父たちの努力で小学校のグランドが使えない中、遠征グランドを必死で見つけて練習。もう数年この習慣が定着している。ベンチスタッフや最終学年となった事務局Ohmoriさんたちに感謝である。小学校グランドが使えずにあるチームは一旦活動休止となっているところもある。23日はフォルコンズと合同、その後も合同練習や練習試合が予定されている。小学校が使えないと言うのは、少年野球にとっては手足をもがれたカブトムシ同様なんである。
コロナが去っても「ウィズコロナ」、でも、早く子どもたちがグランドが使えるようになって、大人たちも笑顔で酒が飲める世界になってほしいと思う今日この頃なんであった。
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2021年9月12日日曜日

素晴らしき女子野球

 9月なんである。記念誌制作も佳境に入りつつある時期ではあるけれど、筆者の編集長兼クリエイティブディレクターの責務はまだ暗いトンネルの半ば、デザイナーからのデータ校正が記念誌委員会メンバーから怒涛のメール。若干パニクってしまう今日この頃であった。救いは宮前秋季が終幕し、少し連盟スケジュールから離れて仕事が出来ることくらいか。土日全集中水の呼吸で記念誌仕事、と、思いきや本来の設計仕事が土日に入り、これまた難儀しちゃう今日この頃なんである。

さて、それはさておきの女子野球特集の土曜日であった。まずは金曜タウンニュースに掲載されたフレンズOG、Rikoの記事を。中学野球部主将を務め、更に神奈川女子野球チーム「やまゆり」の主将にも抜擢されて全国大会に挑む。小学何年生だったか、フレンズ体験入部当時のダイヤモンドを疾走する姿が脳裏に浮かんだ。周囲のオトナたちからドヨメキと期待の賞賛の言葉が上がった。入部後宮前公式戦では、絶対捕れないだろうと思ったファウルフライをダッシュしてダイビングキャッチ...。そんな記憶が走馬灯のように巡り、気がつけば中学3年生、野球大好き女子野球選手としてビッグになった彼女の姿が実に感慨深いのだった。中学になっても笑顔だけはあの時のままだった。

現役女子選手の励みになればと思い、掲載しちゃう。

※出典:タウンニュース宮前版9/10から

.....

さて今日はQueens北部大会VSメイツ戦。写真にて粛々と。例によって250枚ほど撮った中からほんの数十枚のみ。

主将Tohkoがヤマユリ練習で不在、代わりに4年ながら主砲の一角を担うSakiが特大のホームランを放った。北部大会の狭い範囲を遥かに超えて、宮前公式戦でもあと50cmで公式本塁打とも言える飛距離であった。その時の打撃の瞬間。ファインダー越しにも「行った!」と思った当たりだった。

写真を撮っていると何かしらオーラを感じる子がたまにいるものである。今日のメイツにも発見。チームイチ小さい子だったが、どこかカメラマンの琴線に触れる子だった。すかさずピントを合わせる。

ちびっ子選手、走者に出て二塁から三塁へ。なんか良い写真である。

試合の合間にQのHP担当Watanabeさんが、新人Q姫にイジられる場面もあった。コールドスプレーを腹に噴射されて笑いながら対応に苦慮するWatanabeさんであった。

試合終了。敢闘賞はQのSaki、MVPは先に紹介したちびっ子くんだった。賞品をもらい欣喜雀躍、満面の笑みで応援席へアピールする彼。メイツ父母からも温かい拍手。きっと大物になるに違いない。

さてここ数ヶ月で正式入部したQ姫たちを集めてiPhoneで活写。こんなに多くの子らが入部してくれたことに今更ながら感謝だった。この日また一人メイツから女子が参加となった。ブツブツ言いながらダラダラ集まりやっと撮れるのはQの伝統とも言える。最後に素敵な笑顔が撮れればそれで良し。カメラマンは忍耐力も必要なんである。

ホームラン賞ボールで四苦八苦するMurata代表と、記念ボールを手に笑みを浮かべるSaki。

この後Qは、特別にMatsui会長の配慮でサンダース練習場を借りて、川少連に向けての練習に向かった。

明日、日曜は午前は設計の仕事をし、午後は記念誌を全集中、水の呼吸、静脈動脈全ての毛細血管も総動員してやり遂げねばの日曜なんである。

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