2019年10月22日火曜日

ちょっとお休み

そんな大袈裟なものではないけれど、しばらく当ブログは休筆としたいのであった。
決してやめちゃうわけではない。このところ仕事量はそこそこながら、記念誌が遅々として進まず、ブログを書く時間の夜になるとゲンナリしちゃって思うに任せず。更にこの時期はフレンズの成績表作成などの大任が待ち受けており、どーにも暗鬱とする毎日なんである。このところ週末グランドへも足が遠のいている。毎週火曜日締め切りの仕事に追われて、勢い土日は仕事になっちゃうわけで。公私ともにアレもコレもやらなきゃいけない項目が、常に頭の中で混沌とした渦を巻いていて、それでいて何ひとつ完遂していないから困ったものである。

来年のフレンズ40th式典、記念誌発刊の暁には、ひとつのケジメとして、ある程度自分を解放することを心で企図してもいる。様々な要因も絡んで、それは今年の早い時期から考えていることであった。

宮前少年野球川崎大会や先日のラグビーW杯など書くネタはあれど、今はモチベーションがついて来ない毎日なんである。
更に昨日広島の身内に不幸があり、そんなこんなも手伝って、しばらく休筆とさせていただきたい。さほど長くない期間であろうけれど、トンネルの先に光明が見えてきたらまたの再開を。

それまでGood Luck!

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2019年10月12日土曜日

台風前夜

今は金曜夜なんである。関東台風上陸史上、最強と喧伝されている19号が明日の午後やって来るのだった。
このところ土日も仕事で記念誌データ作成が滞っており、スケジュール的な懸念に暗鬱とした日々を過ごしているところへ、今回の台風報道なんである。先の千葉に甚大な被害を及ぼした台風に匹敵あるいは上回ると言われている今回の報道に接し、ウチはマンションだから大丈夫と思う反面、ベランダの鉢植えや物干し竿が飛んで、他者に危害を加えてはならぬと、日中南北両サイドのベランダの置物をすっかり室内へしまい込み、ついでに掃除までしちゃったら、まことにベランダが綺麗になってしまった。各方面に影響を及ぼしている今回の台風だけれど、何よりもラグビー日本VSスコットランド開催の行方が気になる。台風一過日曜の横浜だから協会の判断は果たしていかに...。

台風といえば、今日気象庁が発表した談話の中の「狩野川台風」である。筆者が生まれた1958年に発生し死者行方不明1200名を出した台風。生まれた年だからこれを記憶してるわけがない。しかし筆者が小さい子供の頃、オヤジが玄関の扉に漫画のようなバッテン印の木を打ち付けて台風に備えていたことをオボロに記憶している。一家してまんじりともせず暴風の一夜を過ごした映像が今でも脳裏に鮮明にあるのだった。近年大人になってからあれは何だったのだろうかとググったら、1959年の伊勢湾台風か、1961年の室戸台風だったようだ。筆者はそれまで伊勢湾台風や室戸台風なんて、歴史上の遠い過去の有名な台風と思っていたが、幼児ながら体験していたことになる。何とも驚きであった。もちろん今回は狩野川台風に匹敵すると言っても、当時と今では防災の意識や建築的耐久性能が全く異なるので、一概には同じ土俵で語ることは出来ないけれど、用心するに越したことはない。千葉の人たちには本当に気の毒でならない。人として自分がその立場だったならばと、想像力を高めれば心が痛まないはずがない。今回用意周到にしてそれが杞憂に終わればそれでよしとすればいい。
ちなみに筆者の好きな小説の一冊に水上勉の「飢餓海峡」がある。これは1954年の洞爺丸台風に材を得て書き上げた名作であり映画化もされている。

さて、話は180度転換する。
先日仕事の合間を縫ってフレンズ帽子を新調した。グリーンスポーツで予約して購入。古いやつは褪色して汗染みが抜けなくなっていて、メッシュがヨレヨレでもう買い換えねばと思っていたのだった。畳と女房と帽子は新しい方が良い...などとSNSで発言すればこの時代、パワハラだのセクハラだのと糾弾されかねないが、それが何だっちゅうねん、世知辛い世の中、昔ながらの言葉も大事にしたいと切に希(ねが)うわけで。新旧二つのFキャップ。

さらにもう一つ買い換えの理由がある。40th記念誌の1ページにF帽子を使いたいと画策しているからである。筆者のオンボロ帽子では意にそぐわない訳で。後日横浜の近くのある公園へ行っていわゆるロケハンをしてきた。青々とした芝生に帽子を置いて写真を試し撮りしたかったんである。テスト的にその時かぶっていたHONDAのキャップを置いて撮ってみた。

ふむふむ、いい感じだ。ここの公園の芝生は記念誌作成当初から想定していた場所であった。ちなみに筆者の愛馬HONDAスーパーカブを購入の一年前にAmazonで買った帽子がこれ。

仕事部屋には帽子掛けポールがある。以前にもここで紹介したかもしれないけれど。連盟の白い帽子は、タバコ吸っていた頃は黄ばんでしまうことが最大の心配事であったが、今はアイコスに変えて、火は使わず煙が発生せず、タールがゼロなので全く黄変しないのである。一見して煙に見えるアレは実は水蒸気であり、壁のクロスもいまだに綺麗なままである。タバコ時代にはMacやTVをウェットティッシュで拭けば真っ黄色に汚れていたが、今は拍子抜けするほど黄ばみがないんである。

....。
さて最後にもう一つ。Queens広報から。
朗報、いや超朗報、素晴らしい快挙なんである。

本日Queens総監KoshimizuさんからQ連絡網に朗報が入った。
Qの3期生Rinaが今年何度かのプロテストを受けて、ついに合格、来年から晴れて女子プロ野球選手になる快挙との報に接したのである。
実に素敵なことである。
連盟事務局長SatohさんにもQ広報として連絡。すでに昨日本人親と電話で既知とのこと。連盟からもQからも何かお祝いを...。
3期生Rinaと言っても筆者は知らないのだが、宮前連盟大会開会式などでアナウンスを担当している副事務局のYanagiさんの娘さんと言えば他チームの方も得心するかも。
更にはQ第3期生と言えば、フレンズHarukaが在籍していた時代である。Harukaはまさに記録よりも記憶に残るQ姫の先駆者である。この時代にKoshimizuさんがQ監督を続投する決意をしたことでもQ歴史のエポックメイキングと言えようか。

宮前区から甲子園に行った選手は結構いるけれど、プロになった選手と言えば苦労を乗り越えて現ヤクルトで活躍している鷺沼ヤング出身の雄平が有名。フレンズ監督Itohくんや筆者の息子とも同期で、共に連合チームで戦った覚えがある。当時の連合監督はMatsuiさんであったか。Rinaは雄平以来の宮前からのプロ野球選手輩出ではないだろうか。女子プロ野球とは言えども、宮前から二人目のプロ野球選手誕生である。
Koshimizu総監の連絡網の最後には、「みんなで応援していきましょう」と締めてあった。
実にみんなで応援していきたい。少子化の波、少年少女野球人口の減少、様々な要因の中で実に晴れやかで素晴らしい快挙である。
頑張れ、Rina!
次回第一公園でオヤジYanagiさんに会った時、彼の巨体に、祝福のハグをしたいと思うのであった。
ちなみに筆者、明日も明後日も窓外の台風を横目に、図面仕事と記念誌制作に没頭する予定である。
※Queens10th記念誌でのRina3期生の写真を最後にどーぞ。
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2019年10月8日火曜日

昨日よりも明日へ

ネタは一週間以上経ってしまったけれど、世の中には3秒ルールというものがあるように、当ブログにも例外として一週間から1,2日経ってもすぐに拾い上げれば十分食せるものがあるのだった。それどころか、近年流行りの熟成肉というものがあるように、一週間以上寝かせることによって、より一層マイルドで味わい深いネタになったりする。
....か、どーかはかなり怪しいのであるが、なんとか29日の川少連初戦ブログなんである。諸事情により写真中心にて許されたし。

今年の川少連は30th記念大会、総勢1700名の選手が競い合う大会となって多くの球場に分かれたのだけれど、フレンズはAブロックにて(ラグビー風に言えばプールA、なんちゃって。にわかラグビーファンなんである)大師球場であった。川崎少年野球の聖地である。対戦は今年一度対戦した南河原リトルウィングス。

初回、2回と相手に点を取られて2:0。フレンズ慌てることはない、強豪ではあるけれどFが勝てる気がしてならなかったのだった。まだ十分時間はある。

ただ主砲Hideakiのバットからはこのところ快音が聞かれないのが気にかかる。火を噴くバットが彼の代名詞だが火を噴くどころか、梅雨時の風呂場のように湿りがちなバットなんである。杞憂に終われば良いのだが。2015年全国への切符を手にした時以来の、Yuiの目の覚めるようなホームランが脳裏によぎるわけで。

3裏Fは9番Haruyaがレフト線安打で出塁すると、トップバッターTsukasaのレフトオーバータイムリー二塁打で1点返し、さらにもう一点加点し2:2の同点と追いついた。

ところが喜びもつかの間、4回にはMLがすかさずまた一点勝ち越して3:2とされる展開に。いやはや接戦または僅差のゲームは想定していたが、3回に逆転まで行けなかったのが後々悔やまれるパターンか。
途中から雨がそぼ降る中Tsukasaが力投する。望遠で見ているとメガネが雨粒に覆われてかわいそうだった。ピッチャーライナーなどがきたら、視界が狭くて一瞬の判断が遅れて怪我しないだろうかと心配になる。他球場でも雨中戦となっているだろう。

安打数はML5本、Fは4本。1点ビハインドのまま迎えた最終回、Fは同点または逆転サヨナラの熱い思いを胸に攻撃するも安打が出ず。なんとか3塁まで走者を進めたが挟殺されて万事休す。

この結果が今のフレンズの実力かもしれない。「俺たちのチカラはこんなものじゃない。ここで立ち往生なんてしてる暇はない。もっと上を目指すんだ」と、筆者も思っていたのだったが。それはどこか自分を鼓舞するための方便であり、ジャビット優勝や宮前秋季準優勝の強いイメージが先行して、それはそれで誇りに思うけれど、反面、弱い部分に無意識に蓋をし、目を背けていたのかもしれないのだった。

と、思ってもあとの祭り。アフターフェスティバル。これで6年生は宮前公式戦は全て終了である。6年にもまだ若干の大会出場はあるけれど、公式にはこれからは新チームに移行することになるわけで。毎年のことであるが、この時期はどこも同じだけれど、チームの活動がバラバラになる。6年生は手持ち無沙汰になり、連合はもう一度召集され、5年以下は新人戦を控えて、オレンジも開催されている。
チームの過渡期。人心を掌握しひとつにまとめなければいけない、ある意味一番難しい時期なんである。長年少年野球をやっている筆者が言うのだから間違いない。ベテラン指導者なら誰でも理解できると思う。昨日の敗戦よりも明日の光。
....。
さて筆者的には常に頭を悩ませているのは、記念誌なんであった。おかげで頭髪は更に面白いように抜けて行き、帯状疱疹が再発し、喉にポリープが発見され、胃潰瘍で胃に穴があき、ギックリ腰と関節痛と捻挫と骨折が一度にやってきたかのようである。

ため息を吐きつつも自分を鼓舞し、明日になればなんとかなるさ的に、Macの電源を落とすのだった。
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2019年10月6日日曜日

98%+2%

今週は土曜も日曜も仕事である。今日土曜の昼食は一週間乗っていないカブにまたがり、気晴らしを兼ねてスシローへ行った。仕事の閉塞感を払拭する意味でも、シャバの空気を吸うのはリフレッシュ効果があるのは自明の理。筆者のカラダはラーメンとパスタとビールで出来ているけれど、一年に何回か鮨がどーしても食べたくなるんである。今日がその日だった。しかし行ったけれど超満員で諦めて、向かいのステーキガストへ。一年に何回かステーキもどーしても食べたくなるんである。明日も仕事でフレンズには行けないことは認識していたので、思い切りニンニク醤油ソースをたっぷり絡ませて肉を食したのであった。翌日妙齢の素敵な女性とチューをするかもしれない可能性がある場合は、ニンニクソースは当然ご法度なんであるが、その可能性は98%ないので安心して肉にかぶりついたのだった。はて、残りの2%はいったいどーしたものだろうか。現実的には100%ないのであるが、せめて2%の可能性を捨てずに生きるのがオトコの本懐というものだろう。いくら歳を重ねても2%が0%になったら、オトコを捨てる時である。

さて野球ブログネタは一週間過ぎたら鮮度を失うし、自身も書くモチベーションが低下しちゃうのである。ましてや明日も仕事でゲンナリする中、ややもすると「負けちゃったしいっそ書かなくてもいいか」という悪魔の囁きに負けそうになる。
いやいや、そうもいくまいて。やはり初戦敗退と言えどフレンズブログは書かねば。

しかーしなんである。夜W杯ラグビーを観ながら仕事していた。前半戦はテレビとMacと交互に対峙しながら出来ていたものの、後半戦では仕事を放棄してTVにかじりついたわけで。サッカーで熱狂する体質ゆえか、ラグビーも実に面白い。自分がこんなにラグビーに熱中するとは意外であった。筆者のカラダはサッカーと野球とF1で出来ているワケで。いやあ、今大会も実に興奮する試合ばかりである。日本戦以外もTV観戦し面白いと思うようになった。奇しくも同時にバレーボールとセカリクが同時開催だけれど、ラグビー熱に影が霞んでしまった感があると思うのは筆者だけだろうか。

試合終了後、フレンズブログのための写真選択しているうちに、もうこの時間、ほぼ01時。
明日も仕事、夜までにクライアントへ数十枚の図面を送付しなきゃである。
初志貫徹し、なんとかお蔵入りだけは避けたいと思いつつも、もう寝なきゃと筆を置く意気地なしなのだった。
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2019年10月4日金曜日

姫たちの黄昏

なんとかブログ、ただしどーにかブログ、しかしやっとこブログの、三重苦に喘ぎながらの「晴耕雨読」ゆえ、写真にてさっくりブログなんである。仕事で疲れているとはいえお蔵入りだけは免れたいわけで。日曜夜までの新宿百貨店改装仕事に追加図面依頼があり、さらに今日池袋音楽スタジオの別件が発生しちゃったんである。

Queens(連合宮前スマイリーズ)の試合は開会式後の第三試合目、午後14:30からである。それまでに何試合か活写してみる。片方のドームでは女子野球が、隣のスタジアムでは連合宮前クラブJrが戦っていた。

本部テントでは各区の事務方がそれぞれの役割分担を粛々と担っている。宮前メンバーに挨拶して回る。クラブJrは快勝であった。川崎30th記念誌で何度もメールのやり取りをしている川少連のSuetomiさんと、この日初めてご対面であった。川少連記念誌をボランティア価格で鋭意製作中である。

長ーーーい時間を経てやっとQueensの試合である。相手はなんと先日シスタージャビットで大敗を喫した中原ルーキーズ。監督主将会議でクジを引く監督あるいは主将は肩の荷が重い。Qの素晴らしい伝統の一つは、OG家族たちが実に多く応援に来てくれることである。一人二人なら他のチームでもよく見かける光景だが、Qは多くのOG家族が和気藹々参集してくれるわけで。

4回までに5失点の5:0とリードを許す。

ファルコンズじゃなかった、フォルコンズOBのOhtsukaさんもビデオ撮影に。OMピクチャーズはこの「晴耕雨読」左にもリンクを貼ってあるのでぜひご覧あれ。

その裏Qの閉塞感を一気に吹き飛ばす打撃があった。主砲Yumenoがレフトフェンスオーバーの文句なしのホームランを放ったのである。女子でこの多摩川球場のフェンスオーバー本塁打はかなりレアである。総監Koshimizuさんも代表Murataさんも今まで見たことないと、目尻を下げ口元を緩ませるのも当然であった。


今年はQにとってある意味転換期。少人数問題に連盟が協力してくれて、連合スマイリーズとして他チームから急遽参戦してくれた姫三人。その一人アリコMinoriは俊足巧打の逸材である。何度も抜けるかと思われた打球をショートストッパー面目躍如の堅守で、Qを救ってくれた。他にもTsugumiなどが参戦してくれて、実にありがたいわけで。

ちょっと休憩...結局文章書いちゃってるから、すでに0:30過ぎだわ。写真を検証しながら書き始めるとつい書いちゃう、やはり職業病と言っても過言ではない。
鳥たちがワラワラ飛んでいる。

これにつられて黒い鳥たちに、何を勘違いしたか白鷺も合流して編隊を組み始めたのは面白かった。

最後はお約束のV字編隊を形成に成功。黒白連合鳥チームのV字編隊飛行をじっと見つめて写真に収める。ふと思った。このQ連合も後半戦V字回復で逆転劇を見たいぞと。

試合は7回までもつれ込んだ。圧倒的な打力で加点する中原に対して、最終回のQはまたしてもこの姫がやってくれた。Yumenoが2打席連続となるランニングホームランを放ち、11:7と猛追する。その前のKarinが起死回生の見事な二塁打を放ち、得意げにガッツポーズ。こんな笑顔が男女問わずチームを救うこともあるのだ。

相手は今大会最強の呼び声高い中原軍団。ジャビットに比べればまだ一矢報いた内容だったろうか。しかし得点は11:7で初戦敗退であった。6年生の数名は号泣していた。

朝の開会式ではこんなに晴天。

しかし暮れなずむ夕刻のQの敗戦に、暗雲垂れ込む隙間から、しくしくと夕陽が胸に射し込むのだった。
「黄昏(たそがれ)」
うんと大昔20代の頃イギリスへ行った時の、JAL機内で観たジェーン・フォンダ父娘主演の「黄昏」という映画を想起した。

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