2020年9月25日金曜日

日々雑感、40代の遠い記憶

 日々雑感なんである。普段「これはいつか書こう」と思ったネタを温存しておき、少年野球の間隙を縫って機を見てアップするんであるが、そのほとんどは温存から冷凍保存に変わりお蔵入りとなるのが常。永久凍土に埋もれたマンモスの化石が、博物館に展示されぬまま朽ちていくように。今回はなんとか日の目を見たわけである。

毎度お世話になりますタウンニュース宮前版。JinushiさんYamadaマユユさん、お元気でしょうか。先週のタウンニュースを見て2点ばかり。野川地区は昔から野川●●●●番地●●的な住居表示であった。高津が宮前に分区されその際の名残もあって一部錯綜した地番表示もあり、郵便物が正確に届かないケースもあるという。徐々に整理されて、今は例えば西野川●丁目●番●号みたいなフツーの表記になってきたらしい。それがやっと今回全ての野川地区が改変されるのだそうだ。少年野球的には広域な野川地区はレッパ、フォルコンズ、ブルアロと、3チームもひしめく3密状態。野川、野川台、南野川。

※出典 9/18タウンニュース宮前版から。

先日も書いたけれど、いよいよ川崎等々力球場が完成しオープンを目前に控えている。思えば数年前の大会閉会式で「この球場はこの後解体され、2018年新球場に生まれ変わります」と主催者から挨拶があったのを覚えている。しかし森友問題ではないが廃棄物が含まれた土壌だったりして工期が大幅に遅れ、紆余曲折を経てやっと完成なんであった。ホームは旧球場のレフト側に位置し、観客席は2階建て外野は芝生席、グランドは少しひねりを加えたふかふかソフトな人工芝。グランドの規模は横浜スタジアムを上回る大きさで、神奈川県最大。実にワクワクしちゃうではないか。

※出典 9/18タウンニュース宮前版および9/21川崎市政だよりから。

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日々雑感、もう一丁いくか。

半沢直樹なんである。7年前と変わらぬ大人気で視聴率も記録的な数字を叩き出している。ネットではやたら「歌舞伎俳優の顔芸」やアドリブセリフの面白さで大盛り上がり。確かに面白いのだが反面それがために、小説世界のストーリー展開の面白さにブレーキをかけちゃっている気がしないでもないのが、ちょっぴり残念。2週間前の大和田が半沢に言ったアドリブセリフ。「よろしく、....うぐぐ、...くくく....おねしゃす!」これに対し半沢は「おねしゃすだと?2文字足りなあああい!」と。香川照之の素晴らしい笑えるアドリブ。あれをみて筆者ならこう返したはずである。「おねしゃすだと?大和田ああああ、貴様、中学生の部活かああああ!」と。

さて先々週だったか、半沢直樹をワクワクしながら観ていたら、井川遥の和食屋のシーンで「はて、面妖な。どこかで見たような店だな」デジャビュか。今までも散々ロケで使われて半沢のTV画面に出ている店なのに、この時は遠い記憶の井戸に一石を投じて水面に小さな波紋が広がるように、脳裏にさざ波が立ったんである。※出典TBS-HPから

先週も観終わってモヤモヤしちゃったのでネットで調べてみた。驚いたことにロケ店は恵比寿にある某割烹料理の店だった。しかも筆者の書いた小説「月に雨降る」の中に出てくる店のすぐ近くなんである。主人公神島龍一が仕事終わりに東口へ向かう途中の店(実在)の近くの高級割烹料理屋だった。※出典 店のHPから。

ここに行ったことがあるわけではない。でもこのカウンターと天井の木(もく)の上下の対比でやっと思い出したんである。かつて自分がデザイン設計した店と雰囲気が似てるからだった。40代の頃千葉県船橋の某商業施設のレストラン街に作った鮨店だった。床上げし天高が低くおまけに低予算で時間のない仕事であった。筆者は白紙からデザイン、クライアントにプレゼンしてパースも描いて、基本設計から実施設計まで全て描きまくった。完成まじかの建築現場の筆者の設計検査で、腰壁の単板練り付けベニヤの施工方法があまりにチープで雑だったため、現場監督に「どういう仕事してんの?職人のプライドないの?これ全部やり直し」と言った覚えがある。日本でも有数の施工会社の監督もそれは理解していたらしく、「すみません分かりました」と、突貫工事でイチから施工し直したのだった。恵比寿で設計事務所をやっていた40代の頃だから20年近く前の話である。あの仕事の甘さを容認し甘受していたら、設計者が舐められて、現場監督や職人のレベルが上がらないとの思いからもあった。

日々雑感、遠い記憶。
※出典 テシマデザイン事務所作品集から。

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2020年9月22日火曜日

2020シスタージャビットカップ

 宮前Queensシスタージャビットカップである。ジャビット本大会と並ぶ女子チームによる大きな大会で、東京と川崎から全30チーム参加の読売巨人軍主催によるものである。思えばQueens誕生には当時の巨人軍の要請が大きく関わっており、今日を迎えているわけで、実に縁のある大会でもある。ところは幸区の新川崎グランド、こんな専用球場が宮前にもあったらいいなあ、とこーゆー立派な野球場を目にするたびに思っちゃう。そーだそう言えば、いずれ書こうとは思っているけれど、川崎の新生等々力球場がいよいよ今月オープンし10月にはこけら落としの社会人試合が行われるんである。観客席を除くグランドスペースは横浜スタジアムを凌駕し、県内最大規模の球場となるのには正直驚いた。来季の子ども会大会が楽しみである。

Murata代表が29番を背負い、久々のシートノック。主審は宮前からKatsuさん、2塁塁審はHayashiさん。対戦は地元幸区の幸スターガールズ。少人数ではあるがほとんどが5,6年生。

初回表はQの攻撃。先頭Tohkoがいきなりレフトオーバーの三塁打を放ち、大いに盛り上がる場内。がしかしこの後のプレーで本塁死で惜しくも先制点ならず。この本塁死がこの後幾度もリプレーを見るように繰り返されるとは、この時誰も想像していなかった。

Katsuさんのアウトコールは三塁コーチャーのMomoの方向へ。キョトンとするMomo。更に打者振り逃げ絡みでMeiも併殺本塁死となっちゃう。

Qのマウンドはレッパでも大活躍の今季Qのエースで主将Karin。球が低めに走っていてなかなかの力投を見せる。

その裏幸Sの攻撃は簡単に二死を取ったのだがクリーンナップに3連打をくらい1点先取される。0:1。

3表Qはラストバッターの3年Sakiがなんとこの大舞台でセンターへの二塁打を放ち、主砲Karinの二打席連続安打などで2:1と逆転に成功。やるじゃんQueens、やっちゃえ宮前。

しかしすかさずその裏地力で勝る幸Sも1点を返しすぐに2:2とする展開に。

Q監督SatohさんやMochidaコーチは仕事で不在。監督30番を背負ったのはなんとこの日監督デビューとなるShimadaさん。29が久々のユニフォームのMurata代表、28は昨年までコーチしていたOG父Jinushiさんという、かなりイレギュラーな布陣。監督Shimadaさんの熱いゲキが飛ぶ。スコアラーはフォルコンズでお馴染みTohko母。

宮前の対巨人軍窓口はSatoh事務局長である。筆者とKurihara副会長はSatohさんのBMWの、ギュンギュンスーパージェッター号で会場入りしたのだった。

前々日の練習でもスクイズバントをガッツリやったのだが、なかなか追加点が取れないQ。対して幸Sは5回と6回にも3点ずつ加点し、気がつけば2:8と点差が広がる。

最終7回それでもQは一矢報いる追い上げを見せる。またまたTohkoの三塁打やKarinのタイムリーなどで2点を返し4:8のダブルスコア。起死回生となるか?

もともと実力差があったのは否めない戦いであった。追い上げ虚しく万事休す。このままゲームとなった。6年生はわずかな練習時間と少ない試合経験で、よく頑張った。重要かつ難しいポジションの捕手をひたむきに懸命に務めたMeiも素晴らしかった。双子姉妹のKuko、Mikoも頑張ってくれた。

コロナ禍で残された試合は10月に迫った川少連大会である。宮前から女子を募集し新メンバーも若干加入予定。光陰矢の如し、青年いや、青少年少女、学なりがたし。9月とは言えQのみならず最高学年にはもう残された試合は決して多くはない。

悔いのないよう頑張ってほしい。

(※悔いのないように頑張るって、それは取りも直さず、大人の我々でもそーなんだけれど。)

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