2020年7月28日火曜日

クイズ天才秀才凡才

これはいったいなんじゃろかいな?

写真クイズなんである。クイズバラエティー番組的な。
まずは下の写真。ここで一発で解(わか)ったら天才。
iPhoneで接写して撮ったら、一眼レフ顔負けの遠近感たっぷりのボカシ効果。
金属的な平面に水滴がたくさんあるような...。

では次の写真。ここで解(わか)ったら秀才。
一見してキッチンの水槽の底の拡大写真のような。

金属面はステンレスヘアライン。筆者の業界的にはSUS.HLと表記する。ヘアラインは髪の毛のように細かい線が密集している仕上という意味から。ステンレススチールとは、ホコリや汚れやサビ(ステイン)が付かない(レス)鉄(スチール)なんである。
この上に点在する水滴をよく見ると、まん丸な水滴は少なく、画像上から下に向かって楕円形に縦方向に変形しちゃっているのにお気づきだろうか。更には分かりやすく、つつーっと一条の線になって流れ落ちているのも数本散見される。

てゆーことは、この金属は水平面ではないことになる。上から下へ流れ落ちようとしている様子が見て取れるからである。
更に検証推理すると、水平ではないことは類推できたが、もしこれが垂直面だと仮定したら、これだけの水滴は一瞬でも止まらずすぐに流れ落ちてしまうはずだ。

てゆーことは...。水平でも垂直でもなければ、このステンレス面はある程度の傾斜を有するのではないだろうか。30度〜45度くらいの。
以上のヒントから正解した方は秀才である。

ではこれまでのヒントを要約。
1.水滴で錆びないようにステンレスを使用。
2.このステンレスはどうやら傾斜面になっている。

最後のヒント。
3.大人よりも子どもたちに馴染み深い。
最後のヒント2。
4.中学生からはほとんど縁がない。だいたい小学生以下の年齢に人気がある。
最後のヒント3。
5.この梅雨の時季、街中でたまに見かけることがあるモノ。
最後のヒント4。
6.子どもには好かれても、受験生とお笑い芸人には嫌われるかも。●●●台。
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お分かりだろうか?
この最後の写真で氷解するはず。
この写真で正解できなかったら凡才以下かもしれない。

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2020年7月26日日曜日

宮前ジャビット激闘と死闘

気持ちを改めてジャビットカップ宮前大会決勝戦である。かなり長いブログとなる。長いにはそれなりの真っ当な理由があるのである。
※フレンズやQueensブログならスコアブックを写メに取り、それをPCの別画面に表示して交互に確認しながら正確を期して記述するんであるが、他はそうもいかないので、これも写真と記憶だけでの文章となる。事実と記述の間に多少の齟齬(そご)があるかもしれないことはご容赦願いたい。
ブラックマスクドアンパイヤ、主審は審判部長のKosakaさん、他精鋭が揃った宮前審判団。

先攻モンタ凡退に終わり、その裏ウルフの攻撃は、主将兼切込隊長の安打を皮切りに3点先取の幸先良いスタート。


2表M軍反撃を試みるも、いつもの猛攻打線が梅雨空のように湿って思うに任せず無得点。更に3回も振るわず。
おやおやもう何度もお世話になっている、タウンニュース宮前版の担当記者Yamada嬢が取材に来ているではないか。花フラQueensのJinushi先輩、もう少し望遠の効くNikonレンズを買ってあげて下さい。

3裏とうとう欲しかった追加点がW軍に。この辺りからスタジアムにはケサランパサランと微妙な雨が降り始める。この時季、想定内である。若干遠雷の響きが届くも試合は続行。
0:4でWがリードを広げる。画像白い点々は雪みたいだが雨粒である。

一度打線に火がついたら止まることを知らないのは、両軍とも同じチームカラー。とうとう4表覚醒したM軍の反撃にて待望の2得点。2:4のダブルスコアとなる。

Ogasawara代表率いる連合宮前クラブの面々が、丘の上からこの熱戦を観戦。観戦は感染に気をつけて。懐かしいメイツの元監督Kimuraさんが人懐こい笑顔で来ていた。アリコYakabeさんと談笑。高校生となった息子さんが手を離れてまたメイツのお手伝いを、ということになったらしい。
満員の外野席から。ソーシャルディスタンスの樹々が林立する中で、ミンミンゼミが長い梅雨明けが待ちきれず鳴いていた。レンズを向けた途端に鳴き止み、筆者とファインダーを通して目と目が合いシャッターを切った瞬間、「どこ見てんのよ!」と言わんばかりにどっかへ飛び立ってしまった。


2:4で迎えた4表Mの攻撃。やはり実力伯仲のモンタ。打線に火がつき更に2点追加しとうとう4:4の同点に追いつきゲームを振り出しに戻したのだった。さすがはM、底力が宮前他チームとは一線を画すものがあるわけで。

もう何年も前からここで書いているように、Wの戦いぶりは「点を取られたらすぐに取り返す。それもギリ同点とかまで。そしてどんなにビハインドでも最後は逆転または逃げ切りで、終わってみればWが勝っている」これがWの勝利の方程式であることは散々書いて来た。あくまでも筆者の長年の対戦及び観戦して来た個人的感想ではあるが、大きく間違ってはいまい。
今日もまさにこのパターンである。追いつかれた後の6裏Wは2得点し4:4から4:6と突き放す。まさに激闘の様相を呈して来たのだった。
筆者、ジャイアンツ野球振興部前任者のJohsukeさんの後の後任であるSuzukiさんに「まさに決勝にふさわしい試合」と言ったら激しく同意されていた。「ほんとほんと!」と興奮を隠しきれない様子。
しかしこの時点では予想もしないもっと凄い結末が待っていようとは、連盟の誰もが知る由もなかった。

激闘が死闘にまで昇華したと感じたのは、次の最終回7表Mの攻撃であった。何と事もあろうにMは必死の反撃でまたしても2点を返し再度6:6の同点としたのだった。土壇場の同点劇。決勝戦なので2時間あることも幸いしたか。これには筆者のみならず会場観戦者の誰もが素晴らしいと感じたに違いない。これだけでも一見の価値はある見応えのある少年野球試合であった。

最終回裏必死でサヨナラを目論むWナインの猛攻にも屈せずMが耐え忍び、とうとう6:6同点のまま特別延長戦に突入。

無死満塁ではなく無死走者1,2塁からの特別ルールとなる。両者3塁までは走者を進めるも決定打に欠けたり、両軍ともに外野手の好守に阻まれたりと、なかなか点が取れずに8回9回表までなんと無得点で時が流れてゆく。ふと筆者の息子(現フレンズ理事Itohと同期)の大昔の神奈川県大会決勝戦を思い出した。全国大会目前のあの時も全く同じような特別ルールでの9回敗戦で涙を飲んだのだった。

もう後がない9裏Wの攻撃。この男は「持っている」のだった。走者3塁まで進めたW軍、打順は4番のSubaru選手に回って来た。この場面で打順が回るだけでも「持っている」わけで。内野を抜ける単打でもサヨナラの場面であった。ところがこの男とんでもないことをやってのけたのだった。
ともすれば今までブンブン丸的な不名誉な形容詞を甘受して来たであろうそのスィングは、この瞬間だけは違った。持ち前のパワーと集中力で捉えた打球は、梅雨まだ晴れぬ曇天を切り裂き、あたかもコロナ禍の閉塞感を払拭するようにバットが一閃、筆者はファインダー越しに一瞬で「行った」と思った。打球は高々と舞い上がりレフトスタンドへ。見事なサヨナラスリーランホームランであった。これがその打席写真。捕手のミットの位置から判断してインコース低めの球だったようだ。

呆然とするオヤジFujisawaさん。湧き上がるWギャラリー。少しハニカミながら満面の笑みでホームベースに帰還するSubaru。
近年稀に見る劇的な幕切れであった。

....
閉会式はサックリと。
巨人軍Suzukiさんも「感動した」とのコメント。

モンタも素晴らしい試合をやってのけた。紙一重の実力、決して下を向くことはない、堂々と胸を張って欲しい。
勝ったウルフはマクドナルドを選択し、自動的にモンタがジャビット本大会に進出となった。昨年のジャビット本大会に出場し初戦で涙を飲んだフレンズの、いや宮前の雪辱を果たして欲しいものである。名誉挽回、汚名返上なんである。

W主将のコメントには小学生とは思えぬ時流を取り込みつつのしっかりとした内容だった。そーゆーところも流石のウルフである。

昨日ブログでも掲載したが最後に再度写真を掲載。
ベスト4以外の他の宮前チームにも、今年はコロナの影響で残り少ないシーズンとなったが、是非頑張って欲しい。

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