2014年8月27日水曜日

それでも懲りない男たち

しかし甲子園が終わったとたんに、この寒さはいったいどうしたものだろう。
まだまだ残暑はこれからが本番だし、たまたまこの時季に雨が重なり低気圧が停滞してるだけに過ぎないのは分っているけれど、あまりに甲子園の終演とこの寒さが偶然重なったために、どこか「脱力感」「やり終えた感」「達成感のあとの虚無感」「祭のあとの寂寞(せきばく)感」みたいなものが、身にまとわりついて離れないと思うのは筆者だけではあるまい。
このまま夏が終わってしまうんではたまったものではない。約束が違うではないかと、日本の四季の神様に抗議しちゃうのである。

それでも今年も甲子園は終わったのは事実。しかし、野球を愛する野郎どもは健在だ。小中高大、社会人に至るまで。思うに筆者のようなサッカー小僧だった野郎が、オトナになってからも草サッカーやフットサルに興じるのは少数派であろうと思う。他のスポーツにおいてもオトナになってからも若い頃やっていたスポーツを継続している人は少ないと思う。

しかし、例外がある。
ひとつは女性のバレーボール。いわゆるママさんバレーだ。パパさんバレーチームなんて聞いたことないわけで。うちのフレンズにもバレー熱が感染し、今では5人がバレーをやっている。年齢に応じたプレーが出来ることと、のっけから家庭婦人バレーボール連盟、通称「家婦連」がしっかりと歴史を支えているから今があるのだろう。なにしろ「家庭婦人」なんてネーミング、いかにも昭和の匂いが濃いのである。それだけ歴史があるのだろうと思う。

もうひとつは、言わずもがなみなさんの大好きな野球である。オトナの草野球がこれだけ盛んな国はないであろうと思う。
うちのYanagisawa代表を始め、チームには何人かいるわけで。今ではBのTomioka監督はこの世から野球とチョコレートがなくなれば3秒で窒息死してしまう大バカ野郎なんである。「野球馬鹿」と書くと「野球しかしてこなかったがために、勉強がおろそかになったお馬鹿な人」ということになってしまうのだが、「野球バカ」と書くととたんに「野球を愛するがゆえに一生涯野球とつき合っているオトナの野郎ども」という解釈になるんである。

もう一人の「野球バカ」がいる。
フレンズ前監督のSatohくんだ。彼は筆者の息子の2個上で、フレンズOB選手。ずーっと野球を続けてきた真性野球バカである。高校野球部時代に肘を壊し、また社会人になりたての一時期にまた肘をやって、当時勤めていた職場が腕を使う仕事だったため、やむなく離職し、その後肘の手術をし見事に社会復帰したんであった。ほどなくしてフレンズコーチとなり監督まで務めたのである。彼のノックはYanagisawa代表の芸術的ノックに追随するほどの腕前なんである。ヤツのノックの凄さは技術的な精度の高さもさることながら、子どもたちのモチベーションをマックスまで高めて上げられることなのだ。これが出来る少年野球野球コーチはそうはいまい。但し試合中に怒鳴る口の悪さには批判があったものだが。しかしまあ、今は昔なんである(^-^)。

彼は今、病院務めなんである。その彼から先日LINEで写真が送られてきた。
「神奈川県病院協会二部野球大会」
横浜労災VS川崎幸で見事彼の率いる横浜労災が優勝しちゃったんである。
先日は準決勝が行われVS藤沢市民病院戦で11:7で勝ち上がってきての、この優勝なんであった。
野球バカは他のチームにも全国にもはびこっているんであった。
オトナになっても懲りずに、これだけの魅力を擁しているのが、野球というスポーツなんであった。

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2014年8月25日月曜日

チームを支える人々

そーなのだ。月曜はアクセス数が飛躍的にアップするんである。しかし日曜夜はブログする気力もなく更新不可であった。せっかくのアクセスなのにスンマセンなんである月曜アクセス読者諸氏には。だからして今日は一念発起2試合分書いちゃうのだ。

ドジャース杯、花の台フラワーズ戦は土曜の第一公園なんであった。昼前にばしゃばしゃ降り始めた雨、中止か開催か微妙なラインをわずかに超えたあたりで、小雨になり決行となった。血行も良くなり結構なことである。時にはどろんこになりながらやるのも野球の面白さ。

グランドに着くと花の台フラワーズ監督Tadaiさんがにっこにこで待っていた。しばらく談笑してると雨も止んできたんであった。
先発マウンドはFはHiro、Hは長身痩躯、伸びのある速球が魅力のKinoshitaくん。
この二人のピッチングが、或いは互いの打線がこのあと妙な試合展開を見せることになる。

1回裏Hの攻撃。一死後Yoshimitsuくんの打球はファーストゴロ、簡単に打ち取ったかに見えたが後逸、こともあろうにそのあとのライトもエラー。球は延々と無人の外野を転々.....。結果そのままYくんは本塁を踏んで1点先制。


2回表Fは2死無走者でRui。打った打球は大きなレフトフライ。左翼手は一度前進したのち、慌ててバックするも差し出したグラブには届かず、レフトオーバーでこれまた外野を転々....。これで不思議な事にまた1点。これは本来ならばエラーであろうと思う。また厳密なグランドルールを適用すればボールデッドだったのであろう。けれどグラブに触れてないことをいいことに筆者はRuiにランニングホームランをつけてやった。因に試合後Tadaiさんと話したらHではエラーにしたそうだ。筆者が逆の立場なら同じだったろう。
これで互いに1:1の同点。

投手戦というべきか貧打戦というべきか。互いに走者はひょこっと出すものの、本塁がまあ、遠いこと遠いこと。6回にHが四球2,3盗塁後、やはりFのエラーでやっと1点。このまま試合は終了、Hはなんと無安打で勝利、FはRuiの本塁打1本の安打のみ。
どーにも不可思議な試合なんである。Tadaiさんは自軍Hのお寒い打線を嘆きながらも「勝ちは勝ち」と笑っていた。
Fの打線の不甲斐なさもさることながら、負けた気がしない消化不良の試合なんであった。
こういう時は機会があればもう一度フラワーズさんと練習試合でもやりたいものである。

++++++++++++++++
翌日曜はあじさいリーグ秋季大会なんである。VS馬場エース。
F先発はHajimeを抜擢、馬場エースのエースは馬場くんではなくNakamuraくん。

高校野球を観ていてふと思うことがある。「コイツ、どこそこの誰々に似てるじゃん」
今大会では3,4人ほど心当たりがあった。昔フレンズにいた子に激似だったり、近所のおばさんに似ていたり、仕事関係の人にそっくりだったり....。決勝で大阪桐蔭に破れた三重のエースピッチャーはうちのYuutaにクリソツなんであった。マウンドで吠えることで有名になったあの子である。Yuutaにも吠えるくらいの気概を期待したい。

ゼロ行進のまま3回裏Bの攻撃では1得点後、四球失策で歩いたランナーで塁は全て埋まった。6番センターのSuzukiくんが低めのボールをすくいあげるように強振するとボールは高々と舞い上がり、レフトオーバー体育倉庫屋根を直撃の満塁弾。5:0。

4回FはYuiのツーベース出塁からPH・Takutoの犠牲フライでタッチアップ、やっと一点を返す。
5回にはまたBに連打を浴びて2失点。合計7:1で完敗であった。
試合中のスナップを数点。
代表はオレンジに向けての小さい子らを指導。打てない捕れない投げれないに加えてまずルールが分らない。ある意味、Aチームを指導するよりも疲れるんである。
Kaneda顧問はシーソーで用事もなくて幼児と遊ぶ。たいへん貴重な光景なんである。チームを支えている、支えてきた先達を忘れてはいけない。今の父母たちだけでこのチームが存在しているわけではない。これはどこのチームにおいても同じことが言えるはずだ。

筆者の指名により、今日はいよいよ正式スコアラーデビューを果たしたTomioka母。(写真右下)
疲れたら交代しても良いよという条件だったが、わざと「可愛い子には旅」的「親ライオンが子ライオンを崖から落とす」的に、最後までやってもらった。スレンダー美人スコアラーの誕生であった。産まれたての子鹿が自分の四肢でしっかりと立ち上がった瞬間のように。Ohmoriスコアラー指導教官やSone母教官が見守る中、立派にデビューしちゃったんである。こんだけ多くスコアラーの選択肢が増えると....むふふふ。筆者が楽チンで、ブロガーとしてカメラマンに専任出来る機会が増えるのである。またこの伝統芸能を後世に伝えるという責務も果たせるというもの。ナイショだが筆者の一番の目的は、真面目な話、父母たちがチームを支えている、またはチームの力になっている、という感覚を父母に持ってもらえることなのだった。筆者がOBコーチになった時にどうしたらチームに貢献できるか、チームを支えることが出来るかを考えた末に、同じ理由でたどり着いた答がスコアラーだったんである。

こういう画は筆者の大好物なんである。(写真左)
Tagami、Sone、Takenakaオヤジが並んで応援していた。瞬時に勝手にカメラのシャッターを切っていた。筆者の中にある「毒」のココロが疼いたんであった。
現役少年バスケコーチもしている体育会系男、元ラガーメンで自衛隊の入隊経験者、某国陸軍で戦車にも乗っていた猛者。その彼らの腹は「現役」と「元」で見事に明暗クッキリなんであった。今度これらオヤジにOhshiroオヤジとOhmoriオヤジを加えて撮ってみたいものだ。更に起伏に富んだ素敵な写真になるに違いない。
実は元サッカー小憎の筆者も人のことは言えないのであるが(^-^)/
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2014年8月20日水曜日

真夏の朝の星空散歩

先日の日曜の試合でこんな写真を撮っていたのに忘れてしまっていたのだった。
夏の炎天下でのグランドでは時折スプリンクラーで盛大に散水しちゃうことがある。盛大に川崎市民の税金を使うことでもあるが、将来の日本の宝、子どもの育成活動に使用するのだから許されるだろう。少なくとも公園の水道で自家用車の洗車をする輩(やから)よりは遥かに健全で、ベンツに乗ってるくせに給食費を払わない親よりは良心的だし、ましてや「号泣県議」のように異常なまでの切手を購入したり、気が狂ったように温泉地への日帰り出張を繰り返したように見せかけ、政務活動費と言う名の血税を使い込んだりするよりは、遥かに人類のためである。

そのスプリンクラーの水がベンチのテントの屋根に少量だが溜まる。テントの裾部分を引っ張るとしずくが垂れてくるんであった。そのしずくを目に入れるべくYuusukeがTomokiの目ん玉を開いて遊んでる。Tomokiもまんざらではない。iPhoneを構えたら子らが「あっTコーチのブログに乗るぞ〜」とはやし立てる。
「二階から目薬」はなかなか思うようにいかない様を言うが、奴らはいとも簡単にテントから目薬を差していた(^-^)/

そーなんである。
LINEでてっちゃんことTetsuoがやたら自撮り写真を送ってくるもんだから、先日は悪夢にうなされて夜明け前の4:30に目をさましてしまった。目を開けると暗闇で何やら二つの光る目玉が俺をじっと見てる気がした。がばりと跳ね起き、そいつの正体を確認しようと窓の外を見たら.......。
そこには........。ひゅ〜どろどろろろ〜。

日の出前の東の低い空にキラリ輝くふたつの星。
毎日早朝に起きる仕事の人には見慣れた光景なのかもしれないが、筆者のような宵っ張りにはとんとお目にかかれない見事な朝焼けなんであった。
漆黒から群青、群青から碧、碧から乳白、そして橙へのグラデーション。間断なく縫い目なくシームレスな色の変幻。しばらく見とれてしまった。

ぬおぉお〜!こうしてはおれぬ。カメラを引っ張りだし遠景やアップ、撮影モードもいろいろ変えて撮ってみた。こんな時も一眼レフならもっと素敵な画が撮れるのだろうな。時間と共に時々刻々の色変化。朝焼けと日中の雲と夕焼けはどんな素人でも良い写真が撮れるというのが筆者の持論。子どもか動物をテーマにした夏休み映画は必ず儲かる、という映画界の不文律と似ている。それにしても美しかった。

そーなんである。
iPhoneにはだいぶ前にDLしたアプリ「StarWalk」があったのだった。早速起動。これは一時AppleのCMでも使われていたアプリで、空にコレをかざしただけで、地球を中心に360度今そこにある星たちをリアルタイムで表示できるものだ。子ども騙しなオモチャじゃない。相当小さな名もなき星から、太陽系惑星、イトカワなどの天体、無数の恒星、地球を回る人工衛星から、ギリシャ神話の星座まで、ありとあらゆる天体が表示されるのだ。他にもいろんな機能が装備されているスグレもの。これでLINEキャラと同じ200円なんだから驚きである。
写真左がiPhoneで撮った実写版。右が同じ方向にかざした「StarWalk」の画像。

これにはもうひとつ凄い機能があって、この現実の風景にStarWalkの画像を重ねることが出来るんである。背景は実写の風景で手前にStarWalkがかぶさって見える。
多少GPSの加減で位置が狂うことがあるけれど、ほぼ正確。しっかり太陽は地平線の下に潜んでいるし、例のふたつの星も低空に見えている。明るさマイナス等級の星ふたつ。
双子座のカストゥルとポルックスか?
小犬座のプロキオンか?
正解は(たぶん)、太陽の惑星、地球の兄弟、黄道を巡る金星と木星なんであった。

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2014年8月18日月曜日

8月なのに紫陽花

さて「あじさいリーグ秋季大会」予選リーグであった。
片平イーグルス戦。フレンズの先発は6年Takuto。例によって試合前の円陣を組んだ中に、潜入取材のためにもぐり込んでカメラを地上10cmから虫観で撮ってみる。
(※因に虫観とは蟻観とも言い、グランドレベルから上を見上げること。逆は鳥瞰、俯瞰とも言う。設計業界では当たり前に使う用語。鳥瞰俯瞰は一般にもよく使うけれど、虫観蟻観はまれであろうか。いらない豆知識でした)

大誤算であった。初回死球をきっかけに3本の長短打でなんと5失点。初回に5失点というのは普通なら半分戦意喪失するには十分な数字である。

三者三様てか、四者四様のオヤジたち。一塁審判は久々登場のTakenakaオヤジ。三塁はNakamuraオヤジ。イケメンTakutoのToyodaオヤジはフレンズ旗の前で無意識にキメのポーズ。
ベンチでは最近筆者と同じくLINEにハマりだしたTomiokaオヤジ。スコアラーはなんとかBのスコアラーに育てるべくTomioka母を引っ張りだして実地訓練。すでに路上教習は終わり、すでに仮免取得している。教官はSone母。

Fは初回裏に1点を返し、3回にはTakuto、Yuiの長短打で4得点で5:5のタイに持ち込んだ。

更に5回には四死球を足がかりに主砲Hiroの、出ました痛烈なセンターオーバータイムリーツーベースが決勝点になり2得点の逆転に成功。7:5での辛勝なんであった。
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ピキキッ!

今日あじさいリーグがあって久々少年野球を書くかとおもいきや、家に帰り酒をのんでメシを食えば、意識は朦朧酩酊、肉体はずぶ濡れの布団をまとって寝たように重く、LINE着信のきんころかん♪の連打を子守唄に、超爆睡の日曜夜なんであった。

今週末にはオトナ野球がある。川崎等々力球場のナイターでフォルコンズとの対戦だ。
昔ヤングホークスとオトナ野球をやって楽しかった記憶があるので、気持ちは行きたかったのだけれど....。
待てよ。俺、ボールを投げれるんか?小指が曲がって固まったためにボールがまともに握れない。グランドで独り壁に黙々と試験投球してみた。すると小指だけはボールを握らなくとも投げられることが判明。コントロールも狙ったところにヒットするではないか。あとの4本は不可欠の指。おし、いいぞー。壁との距離を徐々に離していく。10mを過ぎたころ。

ピキキッ!電撃が走る。
遠くへ投げるためにはボールに力が入り、無意識のうちに小指も動員してしまっていたんであった。今でも日常生活で少しの衝撃が小指に伝達すると、ピキキッ!なんである。

俺は悲しいぞ。猛烈に悲しいぞ。とーちゃん。
もう野球は出来ないのだろうか。フレンズに入ったころは打って走って守ってグランドを所狭しと駆け回っていたのに。入部3年目の合宿のオトナノックではダイビングキャッチまで鮮やかに出来たのに....。

フォルコンズさんへ。
もしフレンズオトナ野郎軍団が惜敗したならば、敗因は筆者が不参加だったからと思っていただきたい。
な〜んてな。
昔のヤングとの試合では筆者は2打数無安打、全くいいところ無しであった。
でもナイターでオトナ野球をやる楽しさは格別なんであった。
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2014年8月16日土曜日

正しいニッポンの夏4

この「正しいニッポンの夏」シリーズは前回のVol.3で完結のつもりだったんである。
ところが簡潔に完結するつもりが間欠泉のように間髪入れず、侃々諤々LINEに写真がアップされてきて、今日はだらだら酒を呑み安眠を貪って寝るかと思っていたのにだった。
というのは言い訳なんであるけれど、今日は仲良しフレンズ4家族が海へ行ったらしい。早く写真を送れと筆者から催促したんである。そしたら芋づる式につるつるLINE上にアップ。

「日本の夏。キンチョウの夏」は蚊取り線香。
「日本の夏。緊張の夏」は甲子園。
「ニッポンの夏。海へ行く夏」は正しいニッポンの夏の過ごし方の王道なんであった。
その前に秋田と高知に帰省しているWakamiya、Nishinaka母からの写真。
「悪い子はいねがあぁ〜」「野球練習サボってる子はいねがあぁ〜」
地方色豊かに、なまはげに肩を抱かれて緊張ぎみのKyousuke。
高知に棲息する犬は必ずしも土佐犬とは限らない。東京のそば屋にもうどんのメニューはあるし、沖縄の人は毎日スパムとゴーヤチャンプルーだけ食ってるわけではない。
でもTakeruが仲良しになった近所の犬が土佐犬だったりしたら、地方色がクッキリ、エッジの利いた画になったのだが。更に秋田のなまはげの代わりにKyousukeが秋田犬と一緒だったりしたら好対照で....。そりゃ、ないわな(^-^)
将来のフレンズを牽引する二人の元気そうな顔を見れて安心。

朝から音楽を聴きながら仕事をしてると、Inoueオヤジからきんころりん、LINEが来た。
ヤツら飲んだ勢いで今度は海へ行ってるらしい。昔から仲良しの4家族なんである。
千葉の岩井海水浴場。海水浴場といえば海の家。あのCMを思いだす。
女「やきそば下さい〜」やきそば屋男ニヤつきながら缶コーヒーを指し「それ、おまけであげるよ」....胸の谷間を強調しつつ女「暑くないですか〜」....女振り返り「これくれるって」その彼氏「ラッキー!」やきそば男ココロの中で「おめえにじゃねえよ」
今年の夏は全国的にこれをやるカップルが激増している.......かどうかは知らない。

写真にLINEキャラを貼り込んでみることに。おそらく著作権侵害も甚だしいわけで。全世界でせいぜい数千万人しか見てない少年野球「晴耕雨読」ブログだから、LINE側もうるさいことは言わないだろう。先日の新聞に世界でユーザー5億人を突破したのはフェイスブックの半分の年月で達成したとか。日本の技術とアイディア恐るべし(註:韓国企業に買収されてるから正確にはLINEは韓国の企業なんである)

フレンズOBの中学生の子たち、現役フレンズの子、その兄や妹弟...。
Takumiも立派な中学生、筋肉質に引き締まった体になった。これは部活の中学野球だけじゃなく、彼の毎日の努力の賜物だ。オトナになったなあと感心した。

悪いけれどハッキリ言わせてもらおう。
キョウビの海水浴場における、ご婦人方の日焼け防止策の一環(?)と思われるこの極彩色のお召し物はいったいどうしたことだろう。初めて見た。びっくりするくらい奇妙に思ったのは筆者だけだろうか。怪しげな中近東の衣裳に昭和30年代のセンスを混在させたような空気感を孕んでいる。こんな批評を書いたら(批評であって批判ではないぞ)明日フレンズ母たちから、総攻撃をくらうことは覚悟のうえだ。あるいはこれを使用してる全国の女性からの集中砲火を覚悟しての執筆なんである。世の男性諸君、どーよ?
浮き袋のイルカくんが今にも窒息しそうだぞ(^-^)......さーせんm(_ _)m

一転して海辺でのジャンプの写真。撮るタイミングが全てなんだなあ、こういうのは。
でもみんな楽しそうだ。今日のベストショットは中学生になったOBのOtoパイセンとTakumiパイセンの一枚だ。青春が躍動してる感じがあって良い。(パイセンとは先輩と同義語)

それにしても良い夏の過ごし方である。
海に行けない夏は、まるで一昨日のぬるいビールを騙されて飲んだような気分だ、と思っていた若い頃を想いだす。日本人のみならず世界の人は夏になると海へ行く。単に行楽やナンパや涼を求めてだけではない、夏の海には人をして海へ向かわせるナニかがあるのだろう。
海を見るといつも畏怖(いふ)の念とともに妙にアドレナリンが出て気分が高鳴る気がする。これらの写真たちは筆者にそんな気分を想い起こさせてくれた。
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2014年8月14日木曜日

正しいニッポンの夏3

やっと正しいニッポンの夏の過ごし方を写真でお伝えすることが出来るんであった。
今日を含めてこの3日間の盆休み、フレンズファミリーたちは、西へ東へ、北へ南へ、田舎を持っている家族は雲散霧消、じゃない、願いが叶ったドラゴンボールが四方八方へ飛び散るように、全国へ帰省したんであった。

LINEグループに寄せられた写真を承諾後編集。場所、時系列は多少異なるけれど大方こんなものだろうか。編集して分ったことは夏の写真はやはりカラフルで光の輝きが冬とは明らかに違うということだった。
ではひと言コメントだけで一気呵成に行きたい。人名などはあえて省略。

和歌山から。台風一過で天気は良いものの波が高く遊泳禁止で泳げない海で。
その憂さを晴らすかのように。ジャンプ!

秋田へ向かう新幹線の車窓から。ここも台風の余波がまだあるようで青空と緑の田んぼの間には大きな雲が横たわっていた。
大阪からは自宅近くの公園だろうか、3人の子どもたちが「パンイチ」で水遊び。嫁入り前の双子の乙女の将来を勘案し、せめて胸にはボカシを入れておいた。

滋賀から。さっそくプールへ一家で遊びに行ったようだ。筆者もフレンズに入る前は子らと今は亡き通称「サギプー」鷺沼プールへ行ったことを想いだす。懐かしいなあ。

地元神奈川。そうこうしてるとLINEにオヤジたちが仕事に行ってる日中、Ohmori家とKamiya家がプールへ行ったようだ。早速LINEを見てるオヤジたちからチャチャが入る。「浮き袋が沈没しそうだぞ」とかとか。「どこのプール?」「大磯ロングビーチだよ」とかとか。「大磯ロングビーチ」ではない「大嘘ロングビーチ」に違いない。

福島から。一方、帰省ではないが、家族でのんびり田舎を満喫しようと喜多方、会津若松方面へ行ったInoueファミリー。ハーレーで福島には何度も足を運んでいるライダーがどうしても家族に喜多方ラーメンを食べさせたかったに違いない。

愛知から。岡崎城をバックに。「うしろに写っているのは自宅ですか?」との横槍に「いえ、別荘です」なんて。

「食べログ」かよっ、て言うくらいラーメン戦争勃発。近年和歌山ラーメンも全国区になったが、喜多方ラーメンは昔からつとに有名だ。筆者も昔会津で食べた。今では米国にも進出を図り巨大チェーン展開している「坂内」(ばんない)のあのスープの味は、クセになるんである。う、う、う、喰いてえ〜。

夏休みでも海辺でストレッチ。
「しのちゃんとのツーショットを送って〜」とのリクエストに応えて、ラブラブ(?)な写真が速攻届く。かつて敏腕母マネージャーとしてフレンズに君臨したShinoちゃんと。先日はNatsuki母とともに誕生日を迎えたそうだ。誕生日が全く同じ母がいるチームってあるんだろうか。
「Shinoちゃん誕生日おめでとう」

ここで一服。
盆休みといえど、日本は休んでいない。旅行客を運ぶ交通機関、食事を提供する飲食店、お土産を売る売店、はたまた実に様々な職業の仕事人が日本を動かしていることを忘れてはならない。筆者も明日から世間並みにちょっとのんびりすっかなと思ったら、(恵比寿へラーメンを食いに行く)今日、月曜までの仕事が入り断念。新宿の高級ホテルのBARの図面が佳境に入ったのであった。
因に筆者のお盆の贅沢は、サングラスとパンイチでベランダに出て寝そべり、ギラギラ太陽を浴びつつ冷たいビールを飲みながら読書をすること。ここ数年続けていたが、今年はムリかな。

LINEでやたら自撮り写真を送ってくるオヤジがいる。てっちゃんことテツオなんであった。歴代フレンズで3人の優秀な子を輩出しているオヤジだ。イジラレキャラの彼も炎天下建築現場でヘルメをかぶり汗を流し一生懸命働いているのである。LINEで夏休みを満喫する写真を尻目に、思わず愚痴のひとつも言いたくなるのは分るわけで。
缶コーヒーのCM「世界は誰かの仕事で出来ている」は秀逸なCMで大好きだ。テツオの写真を見てそれを思いだした。
がんばれテツオ!
泣くなテツオ!
日本はおまえの仕事で出来ているぞ!
セブンへ煙草を買いに行った途中、交番に張られたポスターがあった。これ。
仕事も早いが逃げ足も速いテツオなんである。

鹿児島から。というか、Natsuki母のおばあちゃんの田舎らしい。従兄弟に携帯で写真を撮ってもらい送ってもらったそうだ。息をのむような圧倒的に素晴らしい一枚である。ウミガメの子が孵化したとの写真も。TDLやUSJもいいけれど、こんなところに行ってみるのが本当は最高だろうな。

今日も各地から写真が届いた。つい先ほど沖縄からもらったものはこれを書いてる途中で編集。花火大会、たこ焼き、バースデーケーキ、兄貴に生まれたばかりの赤ちゃん、田んぼをバックに野球少年、沖縄へ向かう羽田でのスナップ、秋田の迎え火の炎.....。


365日出勤、不定休、盆暮れ正月なし、残業代なし、退職金なし、明日の保障なし、律儀に国民年金は払っているものの将来は破綻の可能性大、....が筆者のような自営業フリーランスデザイナーなのさ。
お先真っ暗だけれど、それでもひと夏の彼らの笑顔の写真を見れば、逆に元気をもらえるのだった(^-^)/
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