2021年6月30日水曜日

球場と樹木、2題

 ただいま連盟創立30周年記念誌のラフデザインに邁進中である。外部デザイナーへ指示するためのデザインの下書きのようなもの。下書きと言っても筆者の性格上、かなり微に入り細に渡る。すでに各チームロゴ提出依頼や、チーム紹介ページ作成のためのデータ入力や 写真などの依頼、要請が事務局へ行っているわけで。ご協力よろしくお願い致しまするでござるである。

そんな日々、ふと思い立って写真を撮るわけで。先日は第四と第一の写真を撮ったのだが、ただでは面白くないので、iPhoneのパノラマモードで撮ってみた。

第四公園セカンドからホーム方向。

同じくセンター方向。

全くもって狭い第四がまるで広大なグランドのように見えるから不思議。そのまま第一へ行くと、ヤングVS花フラの練習試合であった。ヤングIshikuraさんと少し談笑した後セカンドからセンター方向を見る。

続いてホーム...ん、ちょっと待て。センターからホーム?ホームセンター?DIYとかのホームセンター。そっか、あの店にはホームからセンターまでのあらゆる商品が幅広く揃ってるから、だからホームセンターなのかと氷解...んなわけねえわな。(^-^)

第一もiPhoneのパノラマモードで撮れば、サハラ砂漠で野球をやってるような感覚に陥るのである...んなわけねえわな。(^-^)

これまでは周囲180度で撮ったのだが、更にバックネットからは約300度くらいで撮ってみた。左はバックネットの左端が入るようにして右端もネットまで入るようにして。

両サイドに緑の金網があるせいで、これはまるでゴルフの打ちっ放しではないか。ちょっと面白い写真が撮れたのだった。これらが記念誌に反映されるかどーかはまだ未定である。

.....

さてもう一丁、出前一丁、エースコックのワンタンメン。

有馬の中央公園のベンチにある大きな樹木たちが血も涙もなくバッサリ剪定されて、丸坊主になった話は以前書いた。のちに知ったことだが、健全な成長を促すための剪定らしい。むしろ血も涙もある「大岡裁き」なんであった。筆者と同じく丸坊主になった哀れな姿を見て、同情を禁じ得なかったのだった。写真は4/16撮影。

6月の初旬にほっほー、結構頭髪が伸びてきたな、と思って撮ったのが6/3。

更に6/22、つい最近である。わっさわっさ、モッサモッサの葉が生い茂ってきたのだった。当初同情したのに、今は我が身の頭髪を顧みて、くっそー同情して損しちゃったではないか、なんて嫉妬しちゃう今日この頃なんである。それにしても生命力の素晴らしさを今更ながら再認識したのだった。

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2021年6月27日日曜日

新緑に笑顔

 この時季、梅雨真っ盛りの中、こども会大会と低学年大会も真っ盛り、なんである。そんな間隙を縫って土曜の第四球場では、教育リーグ的北部大会が開催されていたのだった。QueensVSモンタ戦である。

いつもこの「晴耕雨読」では各選手の打撃の瞬間を捉えて、秀逸と思われるカットを掲載しているのだが、今回はそれを断腸の思いで封印し、打席に立つQ姫たちの打つ前の表情を集めてみた。昔フレンズブログでは、選手全員の監督のサインを見る顔だけに特化した回があったけれど、いつかもう一度アレもやってみたいものである。子どもってサインを見る表情や仕草も千差万別なんである。その仕草にはその子の性格が如実に表れることが多い。

主審は野川のルパン三世こと、Shimadaさん。

Kanaと、Kana&Emi父Kidaniさんが二塁塁審。娘とトーテムポール状態のカット。意図して狙った写真である。神奈川マンボーがどーなるか分からんけれど、7月下旬にはQメンバーと皆で飲もうぜ。

「メタケビ」をあげるのはMomoの真骨頂。後ろに重心を置き隙のない構えを見せるSakiは、長距離ヒッターの証。

試合は序盤Qが攻めて大差がつくも、終盤Mが逆転し拮抗した展開に。

うーむ、我ながら新しいアングルでのショット。以前も書いたがローアングルというのは時に素敵な絵を醸し出すんである。Tohoko母はやまゆり全国大会練習にて不在、代わりにスコアラーはWatanabeさんとAina母のダブルスコアラー体制にて。

最後にQが逆転し勝利。北部大会は勝ち負けよりもそのプロセスに重きを置く大会である。数年前に大幅な改革がなされたのだった。宮前少年少女野球の底上げに大いに寄与していると思う。

試合ごとに行われる表彰式。敢闘賞はモンタ選手くん、MVPはQのKanaだった。新緑のグリーンを背景に実にいい笑顔だった。

その後ふとスコアボードを見ると、日本のちっちゃいバンクシーたちがわらわらと群がって、思い思いの芸術作品を描いていた。宮前区が有形文化財に認定する日は、そう遠くないに違いない。

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2021年6月21日月曜日

接戦と大差戦

 ある雨の朝、窓外の電線に止まっているキジバトを発見した僕。かなり強めの雨足にも関わらず彼は平然と何かを考えているふうだった。孤高の虚無僧が沈思黙考するみたいに。フツーならばこんな雨の日、鳥たちは樹々の葉叢(はむら)でじっと雨宿りをするのが定石なのに。余計なお世話かと思いつつ窓を開けて僕は彼に話しかけてみた。彼の名前は「バチ」だ。羽の紋様がスズメバチの巣そっくりだから。「スズメ」にしようかと思ったのだけれど、鳩なのにスズメっていくらなんでも彼のプライドを傷つけそうで、頭のスズメを取って最後のバチにした。たぶん彼はこれも気に入らないのだろうけれど。

「バチ、雨の中何やってんの。そんな電線に止まってないで、良かったらウチで雨宿りしてきなよ。新しいタオルもあるよ」

バチはくるりと振り向くと少し迷惑そうな表情で言った。

「お気遣いかたじけなし。しかしそれには及びませぬ。拙者流浪(るろう)の者ゆえ」

と言うが否や、ばさりと羽を広げ鈍色(にびいろ)の空へ飛び去って行ったのだった。

....

はい。冒頭にキジバトの写真を載せようと思って文章を考えていたら、つるつると小説風の言葉が溢れ出てきちゃって、勢いで書いてしまったんである。村上春樹的な空気感で。拙著小説「月に雨降る」をこのブログで書いて、脱稿してから何年になるだろう。文壇デビューの機会を逸してしまった。(てへぺろ)(^-^)

さて、本題少年野球である。子ども会大会2日目の3試合。例によって写真中心にて。

花フラVSグリーンズ。

ご存知「緑VS緑」。Macで写真を選択しているうちに、どっちがどっちだか訳分からん状態になっちゃうわけで。ロゴも似ていることで昔から有名である。頭の中も混線したが、取って取られて点数の方も混戦を極めた。今年の花フラは実にこんな試合が多い。

結果は大混戦、大接戦の末にグリーンズの勝利。今晩のTadaiさんのアルコール消毒は苦かったに違いない。グランドを睥睨する有馬のツインタワーとSatsuki、そして28番Maedaコーチ。

次はアリコVSウルフ。真ん中でメンをかぶるのは1,2,3、アン・ドゥ・トロワ、アンドゥことAndohさん。子ども会の役員でもあり、主審としての貫禄風貌もピカイチである。

今季孤軍奮闘、色んな意味で苦労されてるEndohアリコ監督。なんとか強豪ウルフから1点をもぎ取らんと奮闘するアリコナイン。

ネット裏では同じく子ども会役員アリコの部長Kawakoshiさん。連盟記念誌に区長の寄稿文をもらうために暗躍、いや活躍していただいた。各チームから母たちも運営に参加。フレンズからも美人妻Konno母が参加。試合はウルフの勝利。

最後はフレンズVSマーキュリーズ。

Fトップバッターは卓越した野球センスと真面目で素直な性格のRyohjiroh。がんばれRyohjiroh!フレンズは全軍あげてキミを支援するぞ。

2番はご存知Shunto。写真編集時に突然高校生がしれっと紛れ込んだような錯覚を覚えた。

試合展開は自力に勝るM優位のまま流れていく。有馬のツインタワーShunto&Haruの打席では相手チームがShunHaruシフトで外野バックさせるも杞憂に終わり、彼らのバットが火を吹くことはなかった。雨上がりの第一公園球場同様、彼らのバットもヒアルロン酸を注入されたように保湿完璧、過度に湿っていたのだった。

ひと仕事終えてほっと一息、缶コーヒー片手に夕陽を仰ぐ職人のように1塁で空を見つめるKotaroh。

僕もひと息入れる。本当に缶コーヒー片手に。道路際の花でミツバチが盛んに花の蜜を集めていた。花粉を付着させるためか全身毛だらけ。まるで真夏にミンクのコートを着るようなものだ。暑くないのかな。せっせと仕事に勤しむ彼。彼の名前はバチ。ミツバチの語尾をとってバチ。僕はバチに語りかけた...「バチ?」どっかで聞いたような...おおっといけねえ、また小説チックになりそうだった。「世界は誰かの仕事でできている」...自然界の草花界の摂理もミツバチの仕事でできているのだった。

試合は圧倒的優位でMが加点する。途中DBで試合が中断したがここでは詳細は書かない。M主将、結果元気に立ち直ってくれて本当に良かった。

カメラマン席から時にこんな写真も撮ってみたくなる。もうここで何度もアップしてるけど、今回はiPhoneのドアップで撮ってみた。鉄筋杭の金属疲労が激しいことにも気がついた。輪っかが半分ブチギレていた。

試合はMのコールド勝ち。

ここ数週間は連盟30th記念誌デザインに集中している。クリエイティブディレクターではあるものの、半分以上はデザイナーの領域まで踏み込んでしまっている。連盟役員や事務局で組織する制作チームメンバーも、それぞれの役割で稼働中。各チームの皆さま、これから何かと面倒な要請が行きますが、どうぞよろしくお願い致します。※ちなみに既に提出要請しているチームロゴは、1MB以下でも数百KBでも鮮明なものであれば可とします。jpgまたはPDFにて。

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