2012年7月30日月曜日

夏の日の記憶

日本列島連日猛暑の折り、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうかと訊くまでもなく、この暑さに辟易していらっしゃることは容易に想像出来る今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか?

まずは暑気払いを兼ねて一発この写真を。
真夏に担々麺を食って、その合間に飲んだ冷たい麦茶が喉を下っていくような気分だ。

今日は合宿最終日、筆者の経験から想像すると午前中グランドで練習し、一旦宿へ引き上げ風呂と昼メシ(たぶんカレーライスだ)。午後民宿のご主人へ一同挨拶しバスで一路川崎へ....。
朝からうだる暑さの中おもむろに冷蔵庫から保冷剤を取り出し、伊衛門手ぬぐいで包んで頭に巻き付け、今日もMacと対峙する。ほどなくして、来たきた今日も、Inoueコーチから写真が続々と。
まずは山中湖畔での朝の集合写真。ラジオ体操のあとだろうか。毎年撮っているがビミョーにみんな眠そうな表情ではある。

おっとこの写真は記憶にないぞ。どこか別のグランドへ行ったのだろうか。

これも恒例山中湖の民宿の前で撮影。ここはメシがうまいんである。大きい民宿なので朝飯時には全国から来た他のチームもいる。数年前はどこかの大学の男女テニス部の学生がいた。(一人メッチャ可愛いコがいた...というのは筆者の遠い記憶なんである)
この写真は年末の成績表に使おうっと。

帰路の途中では「風穴・氷穴」に立ち寄る。10数年前オヤジコーチの頃も一度行ったことがある。冒頭に掲げたこのヒンヤリ氷の写真は氷穴でのものだろう。結構狭い穴を進んで行く途中にあったと思う。少年の夏の日のささやかな記憶に残るだろうか。

数年前に参加した合宿の時、シニアから借りたマイクロバスで行ったことがある。運転手はガタイもデカけりゃココロも大きいYanagisakiコーチ。往復の道中ビールは飲めないし、何より多くの人命を預かるわけでその使命感には頭が下がる思いだった。
今年もマイクロバスを借りての合宿。ハーレーライダーInoueコーチの運転である。心からご苦労を労(ねぎら)いたい。お疲れさまでした。

井上陽水の「少年時代」、山下達郎の「さよなら夏の日」を口ずさむには、まだまだこの夏の太陽は元気すぎる。
夏は始まったばかり。
子どもたちには、少年の日の記憶をこれからいくつも刻んでいってほしい。
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LIVEサッカー・決勝T進出!

フレンズ合宿のブログアップしたあと、五輪のサッカー男子中継にのめり込んで今は2:42。永井のゴールで1:0で日本。決勝トーナメント進出は目の前....。
時間よ止まるな!
あと1分!
..........
ロスタイム突入、3分。
..........あっぶねえーーーー!!!
あと10秒!
..........
やった!勝ったあーーーーー!!!
やっと寝ます...。


有馬美女軍団!?

今日も先ほど仕事を終え....というより無理に終わらせちゃって、シャワーを浴びビール片手に耳はTVの五輪柔道、指はすたかたとMacのキーを打つ。判定のやり直しという前代未聞の愚挙に加えて、更にそれが覆り逆転勝訴!みたいな。柔道の判定は昔から難しいね。
日中は五輪ではなく高校野球神奈川県大会決勝を見ながらの仕事であった。効率が悪いことこの上なし。昔「光陰矢の如し」とブログに書いた記憶があるけれど、決勝は「桐光VS桐蔭」で桐光が優勝、晴れて甲子園への切符を手にした。つまり「光と陰」(蔭は草葉の陰を意味するが)、明と暗。神奈川の決勝に相応しい見応えのある内容。
ちらほら見ていて桐光の松井裕樹投手は、それにしても森山未來に激似なんであった。そう思ったのは筆者だけではあるまい。ほらね。

さてまたまたInoue夫妻から山中湖より合宿の写真が送られてきているんである。
選手たちの弟・妹たちがアイスを舐めている。真ん中で一人大きな女の子が変顔しているが載せちゃっていいのかな(^^)

炎天下での練習のあと宿へ帰り、子どもらが風呂に入っているあいだ、オトナたちは夕飯前のひととき、ビールにかぶりつくんである。この手持ち無沙汰でまったりとした時間がたまらないんである。但し母たちはこの時間帯がやたら忙しい。Kamiya家やInoue(み)家、Sameshima家からはフレンズOBも駆けつけてきたらしい。


恒例のBBQ大会である。鉄板奉行のAraganeコーチは日帰りで昨日帰ったらしく、Shouta、てっちゃんらがその任に当たっているみたいだ。

筆者合宿に行けなかったことは残念であるが、ひとつだけ良いことがあることに気づいた。もし行っていたら、写真数百枚撮るわけで、帰ってきてからブログ執筆に膨大なエネルギーを費やさねばならないんである。そうだった。数年前の合宿ブログを思い出した。あれはちょっとキツイ。なので今回はこうして多少気楽に書けているのは、もっけの幸いなんである。
最後に我がフレンズが誇る美女ママ軍団の写真が来た。
時に可愛く、時に恐ろしく、時に面白く、時に優しく、そして時に....。
の、母たちである。母軍団のチームワークも良好らしい。いい笑顔でアングルに納まっているではないか(^^)
明日は最終日、みな事故なく怪我なく、パンツや靴下を忘れても、笑顔は忘れずに帰って来てほしい。
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2012年7月29日日曜日

夏が来〜れば想い出す〜♪

筆者現役父コーチの頃の合宿も山中湖だった。
野球以外の合宿の想い出はといえば.....
食事がものすごくマズイ民宿だったり、(特にオシンコのたくあんが最悪だった)
近所の空き地を均してナイター設備も設けたグランドだったり、
グランドのすぐ横にスズメバチの巣があってパニックになったり、
外野ノックに挑戦した母がグラブをかすめて胸でボールを超バウンドさせちゃったり、
合宿帰りに清流に立寄り子どもたちが海パンで飛び込み遊んだり、
名所風穴氷穴で面白怖い体験をしたり、
山中湖の湖面を揺るがすほどの大花火大会に感動したり、
初日着いたとたんグランドが海になるくらいの超豪雨で、林の下で素振りばかりしたり、
オヤジたちは夜中まで飲んで、あるオヤジが寝ぼけて2階の窓から立ちショ○をしたり、
オヤジたちは夜中まで飲んで、あるオヤジのイビキが凄すぎて民宿が崩壊したり、
オヤジたちは夜中まで飲んで、あるオヤジの歯ぎしりが凄すぎて民宿が倒壊したり、
オヤジたちは夜中まで飲んで、翌朝隣室のヤクザ風労務者から怒鳴られたり、
オヤジたちは夜中まで飲んで、.....。

アクアライン経由で川崎から木更津へ行ったこともある。
市営の天然芝のグランドで思い切り野球をやったり、
外野フライを捕ろうとしてコーチ同士が空中で互いに頭をガチンコ、救急車を呼んだり、
地元チームからスイカの差し入れをもらって子どもたち和気藹々(あいあい)だったり、
オヤジたちは夜中まで飲んで、.....。

合宿の想い出を語れば枚挙にいとまがないんである。
今年も行けなかった、残念。
しか〜し、Inoueコーチに写真を送るよう頼んであったのだが、夕方来ちゃったんである。
ここ数年地元の昭和町少年野球クラブと親しく練習試合をさせてもらっている。
試合後の記念撮影である。ここの監督さんは中々出来た方で、子どもたちのコミュニケーションをうまく演出するのが上手だ。ちゃんと子どもらをシャッフルさせて並ばせている。これは数年前筆者が感銘を受けたことである。


うちのチームには愛称「ベン」という子がいる。
一言でどんな子かと言えば「野生児」か、または「ワイルドボーイ」か。彼の生い立ちは涙なくしては語れないのだが、本人は至って元気。打って走ってが大好きだ。但し中途半端な長髪が日頃なんとも気になっていたんである。いっそのこと、EXILEのAkiraみたいに短髪にしちゃえよと思っていた。しかしInoueコーチからの写真を見て驚いた。ワイルドすぎだろっ。EXILE Atsushiかよ。しかも後ろ髪をチョロリ残して時代遅れのバブル期の尾崎将司みたいに。でもなんだかこれがヤツには妙に似合っているんであった。今度グランドで会うのが楽しみだ。

今日のこのブログは仕事を22時くらいに終わってから書いていた。その途中で先ほどお約束の写真がInoueさんから届いた。N原さんの額がテカンテカンに光り輝き(筆者も人のことは言えないけれど)、いつものように鼻の下をビロンビロンに伸ばしていたんである。但し本人にはそのつもりはないのかも知れないけれどね。エ○オヤジの称号を欲しいままにしているN原ちゃんであった。奥様にこのブログが見つかったら、たぶん生きて帰れないはずだ。
写真に写ってるみんなにメールを返した。
「飲んでるか〜い!」(^^)
きっとこのあとも、
オヤジたちは夜中まで飲んで、.....。
に違いないんである。
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2012年7月28日土曜日

夏はたのしい合宿さっ!

五輪ピックが楽しみである。なんたって4年に一度の世界的大イベントだもの。
どんなスポーツであれ、ヒトが競い合って信じられないような競合をしたり、記録を出したり、感動を呼び起こしたりしている様を見るのが、楽しくないはずがないわけで。増してや世界中の人々が心がひとつになり、ひとつの事に集中するなんてことはオリンピックとサッカーW杯くらいなもんである。
それにしてもなでしこJAPANの快挙に続き、サッカーU-23代表のなんたる大快挙!外電によれば「五輪サッカー史上最大の大番狂わせ」なんだそうだ。無敵艦隊スペインを、相手ミスや偶然の産物で得た得点ではなく、圧倒的な攻撃力で勝った1:0なんである。本来ならもっと大差がついてもおかしくない内容であったが、日本の何本ものシュートミスがたたりの1:0。逆に言えば相変わらずの「決定力不足」ではあったけれど、サッカーは野球よりも結果をより強く求める世界。アッパレシールを100枚くらいあげてもいいくらいだ。張本がなんと言おうともだ。関口さんお願いします(^^)

世間的にはニッパチと言って、2月8月は世の中比較的忙しくない時季であるが、筆者の業界ではニッパチが忙しいのである。構造的にそうなっているのだ。明日から8月にかけてまた忙しくなってしまう。よって恒例の有馬フレンズ夏の合宿には今年も参加出来なかった。残念至極!数年前までは運良く行けていたんであるが、アレは楽しいものである。オトナも子どももね。地元チームと練習試合を組んだり、ノーサイドでスイカ割りをやったり、夜はBBQ大会や花火大会を催したり、オトナだけで2時3時まで酒宴をやったり、.....。
そのぶん苦い想い出もちょっぴりあるけれど、しかしそのほとんどは楽しく素晴らしい想い出として筆者の胸には深く残っている。

明日からフレンズは少年野球の合宿のメッカ、山中湖へ出発。午後には早速練習試合を組んでいる。行けないスコアラーの筆者は関係各位に、「行けなくてゴメンナサイ」のメールを送った。そのうちの一人Inoueコーチには、今年も携帯で写メを送ってくれ、即日ブログアップするからねと。一昨年だったかN原さんが酔っぱらって美女母に囲まれ、鼻の下をずるるんと伸ばしてる写メを掲載したら、ことのほか連盟事務局には評判が良く大ウケだった。今年もそれを期待したいが、個人情報保護法を遵守しなきゃいけない部分もあり、N原さんの名誉のためにも掲載は難しいかもしれぬ。但し、傑作写真が送られてきたならば個人情報保護....ではなく個人情報を反故(ほご)にするかもしれぬ。ゆめゆめ油断してはならないんである。

仕事が深夜までキツくなりそうなのでブログアップ率は今後低下するやもしれぬけれど、極力更新する所存ではありまする、なんて思う今日この頃では有馬する。...(^^)/
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2012年7月27日金曜日

註=ズボンとパンツの考察

昨日は酔っぱらって電車からケータイで投稿であった。
今日は続報というか詳報というか、Part2。

何度か仕事でプロジェクトを組み、チームT○○と呼ぶメンバーで暑気払いをやろうということになった。言い出しっぺは親分のTである。T君は若干33歳のバリバリのディレクター。これにW君とSさんOさんと筆者の計5名。「神宮外苑の森のビアガーデン」は大手外食企業が経営する都心部のビアガーデン。森林浴を兼ねながら夕刻から飲む冷たいビール、食べ放題のBBQは一度ならず二度行きたくなるのは必至。
毎年人気があるのは知っていたけれど、待ち合わせの6:30に来てみればすでに1,000人収容の客席は満杯、90分待ちなんである。仕方なく鼻孔を思い切り広げて、風に乗って漂ってくる肉の焦げるニオイを肴に、立ち飲みのビールを一杯だけぐびりとやって、代々木のT君の行きつけの店へ。

Docomo代々木ビル3階にある、鹿児島料理の居酒屋である。昔から何度も来ていて肴のその旨さは立証済み。そこのテラス席で乾杯。BBQメニューを選択し一同ワイガヤの酒宴に突入したわけである。スーパードライはあまり好きではないけれど、普段から発泡酒に慣れ切ったカラダと脳には、モノホンのビール飲み放題に感激してしまうのであった。脳の中にある「ビール神経中枢」をビリビリ刺激しちゃうんである。酒宴の話題は多岐に渡る。オトコであるご同輩なら頷けるであろう、1.仕事の話 2.昔の話 3.時事の話 4.そこにいない人の話 5.そしてオトコにとってのオンナに関する話....。

トイレから帰ってきたOさんが言った。
「トイレでゲ〜ゲ〜やってる若いサラリーマンがいた。それを介抱してる仲間の男の子がなんと....」えっ、何?
なんとゲ○の仕方が分らず、スマホ使ってウィキペディアで調べてるというのだ。「口に指を突っ込んで、ウンヌン....か」とのこと。
世も末である。

こちらではその話に大笑いしながら、ビールがすすむ。「ごはんがススムくん」というキムチがあるが、ビールがすすむのはBBQなんであった。ほどなく筆者もトイレタイム。惨状を目の当たりにしたら嫌だなあと思いつつトイレへ行ってみた。
小用をたしながら振り返るといたいた、例の若者が。洗面器を両手で抱えながら「うえ〜、おぇ〜」などと苦しげな声で咆哮していたんである。見れば気分が悪いものの、出すものが出てこなくて苦しんでいる様子。幸い惨状には至ってなかった。
歳の頃は20代前半だろうか?今流行(はやり)の白シャツに黒の細身のズボン(※下記)。靴は魔法使いの魔女が履くような先のとんがった黒い革靴。頭は茶髪、ムースでツンツンにしている、いかにも今風の若者サラリーマン的風貌である。流行の個性を演出しようとして逆に埋没しちゃってるヤツ。IT企業あたりにいがちなマニュアル坊やかなと思った。

(※筆者註=昭和オヤジである筆者はズボンのことをどうしてもズボンと言ってしまうんである。キョウビはズボンのことをパンツと表現するのであることは百も承知だが、例えばTVで司会者が、登場してきたゲストの女優を評して「今日の優香さんは白いパンツをはいてセクシーですねえ」などと言おうものなら、オトコとしては全然違う想像をしてしまうわけで。パンツと言えばあくまであのパンツを指すのであり、ズボンはどこまでいってもズボン以外のナニものでもないのだ、なんである)

さて手を洗ったあと筆者、そのぴちぴちズボンのリーマン君の細い肩をたたいて声を掛けたんである。
「大丈夫か?苦しいよな。出るなら出したほうが楽になるぞ。でもどうしても出ないなら一旦みんなのいる席に戻って、そこで30分くらい眠っちゃえばいいよ。起きたら気分もスッキリするかもしれないよ」
二十歳のころ銀座のバーでバイトをしていた筆者は、閉店間際20代の客がトイレで酩酊泥酔昏倒意識を失っているのを発見し、急性アルコール中毒と判断して119番に電話し救急車を呼んだ経験がある。一緒に来ていた仲間は知らんぷりで飲んでいた。ハタチのバイトくんは年上であり客でもあるその連中に向かって「てめえら、それでも仲間かっ!とっとと帰れっ!」と大声で罵倒した。店長からは何もおとがめなしだった。(結構ワイルドだろ〜?)
その後終電間際まで洗面ボウルにまき散らされた客のゲ○をすくい取り、スッポンスッポンして洗い流し(もっとワイルドだろ〜?)、疲れ果てて6畳のアパートへ帰ったんであった。

予想に反して返ってきた返事は以外としっかりしていた。
「あざ〜ス。すいあせぇ〜ん......ありやとうございあぁ〜すぅ〜....」
ちゃんと挨拶出来るじゃないか。
今日びの若者、世も末と思ったけれど、案外そうでもないかもしれない。
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2012年7月26日木曜日

90分待ち

4年ぶりに神宮外苑森のビアガーデンに行った。仕事仲間と待ち合わせたはいいが、すでに90分待ちとのこと。速攻代々木の別の店に移動し、この時間まで呑んだくれて…。
今は携帯で電車からブログアップなんである。
それにつけても、ビールが本格的にうまい季節にやっとなったと、感慨深い筆者なんである。
今年も仕事で合宿に行けないのが残念至極ではあるけれど。

2012年7月25日水曜日

電撃3要素


電撃...大辞林Net版より。
 強い電流をからだに受けたときに感じる衝撃 電光のように、すばやく攻撃すること。「作戦」 電光のように、前ぶれなしに衝撃を与えること。「的な結婚」

歳を重ねてくると少々のことでは驚かなくなり、感動や感激も滅多なことではお目にかからなくなってくるのかもしれない。そのくせ筆者、崖に取り残された子犬がレスキュー隊に救出された1分間のニュース映像をみただけで、涙腺がゆるんゆるんになってしまう今日この頃ではある。

藤原紀香のお笑いタレントとの結婚は電撃的結婚であった。
野球界にも電撃的移籍というのが存在する。
これほどの電撃がかつてあっただろうか。
朝寝起きのぼんやりした頭でTVをつけて驚いた。イチローの電撃的移籍。
なんの前触れもなしに、ましてや俺になんの断りもなく突然の発表であった。
これが冒頭大辞林の3衝撃を与える」

「えっ!ウソッ?」思わず口をついて声を上げてしまったほど。冬場に金属製のドアノブを触って脳に静電気が走った時のように、びりりのりんと来たんである。
これが冒頭大辞林の1感じる衝撃」

更に驚くべきことには、電撃発表から2時間後にはヤンキースのユニフォームを着てプレイしちゃってるではないか。しかも早速攻撃の場面でライナー性の安打を放ちスチールまで決めちゃってるではないか。なんちゅう電撃。
これが冒頭大辞林の2すばやく攻撃する」

というわけであっと驚くタメゴローならぬ、イチローなんであった。
年齢からして終(つい)の住処(すみか)となるであろう、名門ニューヨークヤンキース。
更なる活躍を期待したい、と思うのは野球ファンなら誰しも願っているに違いない。
※写真は時事ドットコムより

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2012年7月23日月曜日

「鳩と会話する」ということ

宮前少年野球のメッカ、第一公園ドームに平和のシンボル「鳩」が舞い降りた。秋季大会対強豪リトルグリーンズ戦試合直前の出来事。ナニゲにカメラを向けてみたら、ヤツは寂しげな瞳で筆者をじっと見つめ返して来た。なんとか会話を試みたんである。
「おまえ、どっから来たの?」「クルルゥ〜ポゥ〜....」
「俺は食べられるもん、なんも持ってないぜ」「クルルゥ〜ポゥ〜....」
「なんか白い鳩だけど黒い斑点があるじゃん」「クルルゥ〜ポゥ〜....」
「ひとりかい?」....「クルゥ〜ポゥ〜............うん、そうなんだ」
やっと口を開いてくれた。筆者実は動物と会話するスキルがあるのだ。その極意は根気よく自分もその動物になりきることなんである。やがてココロが通じて話が出来るようになる。この技を習得するには亀仙人の元で特訓を重ねねばならないんである。あれは辛かったなあ。ヤツの言い分によれば....。
「僕は生まれつき白い体だったんだけれど、いつの間にか黒い斑点があちこちに出来てきて。純白の時は最初はみんなにちやほやされたり、羨ましがられたりしたけど、そのうち....。気がついたら群れから離れて独りぼっちなのさ。でも僕は大丈夫」
そう彼は言って健気に2,3歩あるいてみせた。
「♪右足を出してぇ〜左足を出せばぁ〜.....歩けるっ!↑♪」「あたりまえ体操〜じゃんじゃん♪」
なんて歌いながら。どうやら鳩界でも流行っているらしい。

〜シートノック行くぞ!〜の声に、ヤツはどこかへぱたぱた飛び去っていった。
65,000人の大観衆の中にはQueensのMurataさんの姿も。Yamaguchi母もいる。ノックバットを操るのはYamamotoさん。Qつながりで親しくさせてもらっている人も多いので、若干やりにくいったらありゃしないわけで。しかもあのサンダースを窮地に追い込む、今年の2012宮前球史に残る名勝負を演じたリトルグリーンズなんである。

今日の先発のマウンドはエースのTakumiを封印して5年生のMamoruを投入。なぜかは(株)有馬フレンズの企業秘密なのでリーク出来ないが、とにかく先発はMamoruに急遽変更になった。試合前にヤツの胸を叩いて言った。
「Mamoru。今日は先発だぞ。心臓バクバクしてるか?」返ってきた返事は...。
「はい、してます」
そのあとでベンチのSuekiオヤジに訊いたら「オヤジも心臓バクバクですよ」と笑いながら言った。

下のような写真を載せれば、あたかもフレンズの猛攻があったように見えちゃうが、それは筆者の夢想である。試合前の有馬小ドームで、グリーンズを想定した打撃練習では、選手たちはかなりいい当たりを連発していたんである。守備練習もしかり。他チームのレベルからしてみればとても100点とは言えないけれど、うちにしてはかなりいい仕上がり具合なのだった。これが試合でも発揮出来れば文句なしなんだが....。

蓋を開ければグリーンズは徹頭徹尾バントヒッティングと走る野球であった。無死走者なし先頭打者は4番の場面でも初球セーフティーバントするくらい。1,2,3回でそれぞれ失点は1点ずつ。3:0。うちにしてみれば想定外の少ない失点である。スコアをつけながらカメラを3塁ランナーReonaに向けてみて「おや?」と思った。3塁コーチャーがランナーと全く同じ動作をしながら声を出していることに気づいた。同じように離塁し、同じように第二リードをとる。コーチの指導なのか彼の独創なのかは分からないけれど、とても面白いと思った。
鳩と会話したければ鳩になりきる。
ランナーに的確な指示を伝えるには自分もランナーと一心同体になってみる。
これは筆者の穿った見解だろうか...。

Mamoruのピッチングは四球1個のみで、しかも心臓バクバクのせいかどうか、打者の手前で軽くお辞儀するいわばチェンジアップみたいな効果があり、たが為に功を奏してグリーンズ打線は打ちあぐねているように見えた。
「悪くないね。今日はこのままMamoruで行こうか」
そう思ったのもつかの間、回は4回裏、グリーンズの攻撃。相変わらずラインぎりぎりのバントの連打。その度にサード3年のRuiが必死にダッシュする。2度バント失敗するやいなや、フルスィングの強打に切り替えるグリーンズ。長短打にエラーが絡み始め気がつけば6点を献上。
対ウルフ戦のあの悪夢が頭をよぎった。筆者、鳩と会話出来る能力に加えて危険察知能力、リスクマネジメントのスキルもあるんである。普段滅多なことでは監督に進言することはあえて控えているのだけれど、なす術なく呆然としている(ように見える)30,29,28に思わず言った。
「今日のMamoruは上出来だけど、グリーンズ打線が緩いボールを狙い撃ちし始めてるから、これ以上火だるまになる前にもうTakumiにスイッチしたほうがいいよ」
タイムがかけられ、エース登場である。
がしかし一人三振を取ったものの、1安打とタイムリーエラーで11:1。その瞬間審判のコール「集合ォ〜!」10点差でコールド負け。
有馬小ドームに帰還して代表のグリーンズ評は、とにかく緻密でうまい、子どもたちが野球をよく知っている、とのことだった。同感。

さて小ブログ少年野球「晴耕雨読」恒例のベストプレイヤー選出のコーナー。
6番打者で2打数2安打2盗塁2得点1打点の大活躍だった、Reona。
....アレっ、相手グリーンズじゃんか....てへっ(^^)
必死にひたむきにバント処理に奔走した3年Rui。
必死にひたむきに投げ続けた5年Mamoru。
必死にひたむきに捕手を務め、一矢報いる痛烈な中前安打を放ったKouta...の3人である。

最後は打ち込まれたけれど、四球2失策2だけだったフレンズ。
打たれての負けは仕方がない。勝負ごとだから負けを容認するわけにはいかないが、決して下を向く必要はないぞ。
がんばれベアーズ!....じゃない、がんばれフレンズ!
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2012年7月21日土曜日

(株)有馬フレンズ社員募集

以前仙台の「愛子スポーツ少年団」のHondaさんからメールいただき、野球マグネットボードのオーダーをいただき制作した話を書いた。
先日久々にHondaさんから連絡あり。今度は4年生チームのセットをご希望とのこと。野球マグネットボード=ベースボール・マグネット・ボード=BMB。またはベース・ボール・ボード=BBBなどと勝手に商品名まで命名しちゃってる筆者なんである。
前回の5,6年生のBMBは今も大活躍との嬉しいお便り。今回もパワポで選手の写真を送付された。東北の子たちはみんな元気でいい顔をしていた。
おととい完成し昨日ゆうパックで仙台へ郵送。本日無事受け取りましたとのメール。なんとちょうど明日から新人戦が始まるそうで早速....。
Hondaさんからのメールを転載。

T様
 作戦ボード届きました!
きれいな仕上がりで感謝しております。ちょうど明日から新人戦が始まりますので使わせて頂きます。
今後も引き続き宜しくお願い致します。
私のほうこそ感謝感謝なんである。


こちらと相前後して我がフレンズでも新人4人の追加マグネットをやっと制作。
更にQueens監督Koshimizuさんの親心からの依頼により、6年Saraのマグネットも。
さて子どもを正面から写真に撮る時の極意はナニカ?
とにかく「笑顔」なんである。
緊張ぎみの真面目な表情も子どもらしくてもちろんいいのだが、子どもの笑顔は世界を救うのだ。それを学んだのはフレンズで膨大な写真を撮りまくってきたからの結果なんである。普段あまり笑わないおとなしい子を笑わせて、笑顔の写真を撮れた時はカメラマン冥利につきる。普段の100倍輝いて見えるんである。下世話な話ではなく、女性にもいえること。合宿などでオトナ子ども全員の集合写真を撮った時、綺麗な奥さん、可愛いお母さん、お茶目なママ、みんな普段よりもっと輝いて写ってしまうからア〜ラ不思議なのだ。
ブスッとしてると本当のブ○になっちまうよ。男も一緒。変に格好つけてると分不相応の身の丈知らずが、見る人には分かってしまうものだ。

BMBの下の写真は秋季大会行進の直前に撮ったもの。
ちなみにうちにはTakutoという5年生の貫禄十分の選手がいる。ニックネームは「社長」。Nishikawaコーチの命名である。写真の下左と中央の屈託のない笑顔の子は兄弟ではない。ニックネームは「Hatori専務」と「Takenaka副社長」であった。いつもはシャイなTomiokaも高知のコーチをオヤジに持つNishinakaもいい笑顔でカメラに収まってくれた。
我が社の業務拡大につき更に人材を募集します。
株式会社有馬フレンズの明日を担う「常務」または「営業統括本部長」を(^^)/

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2012年7月17日火曜日

熱...つ...っ...つっつ!

梅雨が明けた。異常に暑い一日ではあったけれど、本当の夏の暑さはこんなもんじゃない。外に出たとたんに息するのも躊躇するほどの熱気が身にまとわりつくのが本当の夏なんである。暑い夏は好きだ。暑くなきゃ立派な夏とは言えないじゃないか。「暑くない夏」なんて、日が経ってしおれかけたクレソンのように残念でならない。
今日のブログは「暑い」ではなく「熱い」ほうの少年野球である。

前日の惨敗は一晩寝ればころりと忘れてしまう、勝負の世界に生きる者にとってはコーチの風上にも置けぬ癖がすっかり身に付いてしまった、イケナイ筆者なんである。うちの元監督Yanagisawaさん(現代表)は、監督をやっていた頃はチームが負けるとその晩は悔しくて眠れないことが常だった。しかし反面、毎週土曜朝に起床するとおもむろに神棚に手を合わせ、「今日も子どもたちが怪我なく無事に野球が出来ますように」と祈ってからグランドへ出かけるお人柄なんである。今の若い父母たちには知る由もないが、Yanagisawaさんあってのフレンズであった。

さて不埒でイケナイ筆者は16日は歩いて2分の西有馬小ドームへ行った。合宿へ行っている有馬子ども会からのグランド提供により、ホストチームとしてのグランド管理運営の責をも背負い込んでしまったからである。若干遅れて行けばもう試合は始まっていた。二塁塁審は事務局Suekiさん、球審はKumadaさんがその任に当たっていた。Kumadaさんは審判をリタイヤしてから十数年経った昨年、またフレンズに舞い戻って来た人なんである。息子さんは十数年前の主将であった。今の若い父母たちには知る由もないがPart2なんである。猛暑のチェンジの合間にバックネット裏から筆者声をかけた。
「Kumadaさん、大丈夫ですか?めちゃ暑いですけど」
「うん、大丈夫、大丈夫。」
その会話を聞いていたメイツの方がすかさず、
「冷たい飲み物お持ちしましょうか?」
なんかささやかなプチ感動しちゃった。

リトルグリーンズVS馬絹メイツの対戦である。
昨日惨敗を喫した相手がメイツ。対するはリトルグリーンズ。Queens監督Koshimizuさん、29Murataさん、連盟事務局長Sasakiさんも駆けつけていた。
宮前ではリトルグリーンズのことを略して「リトグリ」と呼ぶ。エブリーリトルスィングのことを「エブリト」と言うようにね。がしかし、リトルグリーンズの面々は自分たちのことを「グリーンズ」と称するんである。更に宮前で際立った特徴は21チーム中唯一「漢字」が入っていないチーム名ということ。ちなみに文字数がハンパなく長くて、漢字投入数も記録的に多いのは「富士見台ウルフ少年野球クラブ」なんであった。

グリーンズは今年、あの常勝サンダースをあと一歩で打ち負かすかと思われるほどの名勝負を演じたチームだ。特別延長戦は両軍ともに素晴らしい熱き戦いで65,000の観衆を魅了したものだ。筆者がフレンズ前監督Satohくんと話をしていた矢先、いきなり初回にQの主軸でもあるReonaが2点先制に次ぐタイムリーを放ち加点した。グリーンズ打線は絶好調のようだ。対するメイツも健闘してはいたが、点差は徐々にいかんともしがたいものになり...。

終盤グリーンズのキャッチャーが指を怪我し、負傷退場、母たちに手厚い(?)看護を受ける。ポジションを入れ替え、代わりにライトの守りについたのは確か「Shouiti」くんという名前だったか、チビッコを絵に描いたようなチビッコ選手であった。どんだけチビッコだったかと言うとカラーコーンよりもチビッコなんである。
ほらね(^^)/

本人の名誉のために言っておくと、これはもちろん悠久の古代ローマ時代に先達により発見された遠近法のなせる技なのであしからずなんである。
どのチームにもこういう子はいるものだ。試合慣れしてない小さい子が代打とかで打席に立ち、速い球でもバットがかすってファウルチップしただけでベンチや父母たちから大歓声があがるような。どのチームでもこんな時は親たちから歓声があがるんである。フレンズもしかり。彼も三球三振であったけれど、三球目はフルスィングの空振りにもかかわらず、愛のある笑いが起き上がったのは言うまでもない。ほぼ勝ちを確信した状況であったからの、勝者の余裕の笑みだったのだろうと言うのは簡単だけれど、アットホームな空気感をまといつつ笑みの絶えない試合運びを見せるリトグリいや、グリーンズ。チェンジになりベンチに帰ってきた子をコーチの一人が笑顔で肩をもむ光景。ナニカ少年野球の原点、グリーンズの強さの根源を垣間みたような気がした。
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ヒットの数だけエラーも量産!?

秋季大会1回戦は55,000の大観衆を呑み込んだ、西有馬ドーム球場に場所を移しての開催となった。対するは馬絹メイツ。蒸し暑い空のもと自軍選手スタッフ、対戦相手のメイツ軍団はもとより、審判団も続々登場。...あれれ、Queensのいや、リトルグリーンズのYamaguchiさんもいるではないか。話しかけたらセカンド塁審でやって来たとのこと。お疲れさまです。筆者も現役父のころは毎週のように設営・運営・審判であちこちかり出された頃をふと懐かしく想いだす。審判では痛快な想い出と苦汁を呑んだ記憶といろいろである。今にして思えば貴重な経験をさせてもらったと思う。

初回フレンズの攻撃。
四球失策がからみいきなりの長短打4本で4得点であった。うちにしてみればこれは大変珍しい展開である。メイツもうちに初回で4失点とはさすがに焦ったのだろう、なんと下位打線のところでであっさり投手交代に踏み切った。7,8,9番で簡単にスリーアウト。
その裏メイツの攻撃。これでぬか喜びなのかどうかの判断が出来るかも。満塁の危機をなんとか無失点で切り抜けたんである。えっ!?マジ?

2回以降は結果、総じてうちの打線は褒めてやりたい。痛烈な打球もあり、内外野へのライナー性の当たりがいくつもあり...。がしかし、不運にもことごとく正面を突いて出塁ならず。対してメイツ打線はやっと本領発揮。2回裏以降それなりの反撃にきた。「それなり」とはどういうことか?この試合フレンズの安打は7本に対して、メイツのそれは6本。しかしうちは四死球、失策の連発、メイツは四死球1失策1である。改めて少年野球における「四死球失策なければある程度勝てる」という筆者の昔からの持論を証明したような試合だった。10:4の負け。
それでもいい当たりの打撃が多かったのは収穫。ヒットを打った数だけエラーしちゃうから帳消しであったけれど、ベストプレイヤーは...。
キャッチャーフライを見事ダイビングキャッチしチェンジにしたKouta。
普段おとなしくてマジメで打撃でも中々結果が出なかったけれど、初打席で痛烈なセンターオーバーを打った3年生Yui。
6年ながら小柄な体でも最近はメキメキ打球のスピードが増して力のあるバッティングが出来るようになったShouya。
惜しかったのは2安打ながら四死球が多かったTakumiと、サードファウルフライをダイビングキャッチで捕球した3年生Ruiは選に漏れた。あげたいのはやまやまなんであるが。

午後は車で5分の6万人収容の有馬スタジアムへ移動。
Shougoの妹、Kamiyaママの第4子の赤ちゃんがベビーカーで登場。フレンズの弟妹たちの手荒な歓迎にあう。将来はうちの主力選手になるか、またはQueensで活躍するかを夢想してしまう筆者っていったい何なんであろう....。

今日も中学のOBたちがやってきた。子らの走塁の練習で守備陣に配置。嬉しいのはフレンズOBのみならず、ほかのチームのOBも一緒に来てくれていること。送球のスピードの速さには子どもたちは目を丸くしていた。怪我が心配であるがいい刺激になるであろう。

次回予告。
今日16日の秋季大会では自軍フレンズの練習は欠席し、グランド提供ホストチームとしてリトルグリーンズVS馬絹メイツの試合を取材した。
後半へ続く...なんである。
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