2013年6月29日土曜日

胸襟を開いて

♪〜目ぇをつぶればぁ〜、キィ〜ミィ〜がいる〜♪

「目をつぶれば君がいる
 友達と恋人の 境を決めた以上
 もう泣くのも平気 よろしく哀愁」

...は、ご存知郷ひろみの名曲「よろしく哀愁」である。
カラオケのレパートリーの極端に少ない筆者の、困った時の最後の砦でもある。
でもって今日の筆者は...

「目をつぶれば眠くなる
 仕事のスケジュールの 境が見えた以上
 もう寝るのも平気 よろしく来週」

なんであった。
大阪から帰り疲労感と徒労感と焦燥感と睡眠不足の混沌の中で図面を描いてはいるが、眠いのなんのって、瞼に3Gの重力がかかったようだ。トムとジェリーのトムみたいに、瞼にマッチ棒でつっかえ棒をしてみるも、3Gの圧力には勝てずパキンと無惨にも断ち折れてしまうのである。

若い頃には2徹くらいなら平気であったけれど、今はいかんせん、認めたくはないが...やっぱり認めたくないわけで。「歳」という単語は使いたくない。ちなみに「孫」「ジイジ」という単語もこのブログや実生活でもほとんど使わない。Minamiにも絶対「ジイジ」とは呼ばせないように今から英才教育している。
じゃ、なんて呼ばせているかって?
「J」(ジェイ)である。JijiiのJであり川平慈英(カビラ・ジェイ)的なJ、畏れ多くもサッカー日本代表のJなんである。
なぜこだわるのか。「ジイジ」とか「おじいちゃん」なんて一言でも呼ばれたら、一気に浦島太郎よろしく老け込んでしまうのが怖いからなんである。俺はオッサンではあるけれどまだジジイじゃないぞと、自分で自分の襟を正しているわけで。
ああ、胸襟(きょうきん)を開いてスッキリしちゃった。

少しはトンネルの先が見えてきたものの、依然台風の勢力は衰えず、予断を許さない現況なんである。日曜にフレンズ遠征へ帯同出来るか否か、ビミョーな今日このごろ、なう。
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2013年6月26日水曜日

右か左か

エスカレーターに乗ろうとした。疲れてはいたが若干急いでいたので本能的に右へ寄り、歩いて登ろうとした。
ん?
前の人が微動だにせず、一向に進もうとしない。先をよく見れば、鈴なりに皆が大人しく固まっている。
ん、ん?
左側を見たらスッカスカのガランガランである。
ん、ん、ん?
おお〜ここは大阪であった。エスカレーターのマナーは東京とは反対だということを思い出した。郷に入れば郷に従えである。

最悪の出張であった。
夕方の6時にホテルにチェックイン、8時に仲間の設計屋さんと打ち合わせを兼ねて晩飯、9時にクライアントと合流打ち合わせ、10時に総勢8名で現場入り、サハラ砂漠のような広大な店内をくまなく調査(詳しいことは書けない)、終ったのは朝の5時。その間休憩で座ったのは10分のみ。ほぼ徹夜で8時間ずっと立ちっぱなし歩きっぱなしであった。
外は雨。傘はない。
ホテルに戻り2時間死んだように眠る。今は新幹線で東京方面へ戻る途中に車中でブログ。戻ればすぐに図面化せねば…。

新横浜まで少し眠ろう。
起きれるかな?東京まで寝過ごして、折り返し運転に気づかず、やっと目を覚ましたら、また大阪だったりして(; ̄ェ ̄)

2013年6月24日月曜日

慢性点欠病

何を隠そう、筆者には深刻な持病がある。恥ずかしい病気なのであまり大声では言えないのだが、人には内緒にしておいてほしい。
病名は....「慢性金欠病」である。

翻(ひるがえ)ってうちのチームは「慢性点欠病」
なにしろ点が取れない。病気の原因はもちろん打てないからだ。相手投手が超小学生級の豪腕ピッチャーならともかく、普段のバッティング練習と同じかまたはそれより遅い球のボールでも、試合になると打てないことが多々ある。「練習で出来ないことは試合ではもっと出来ない」弥生時代から連錦として言われ続けている格言だ。試合前の相手投手の投球練習を観察して「ん、このピッチャーなら今日はイケるかも」なんて甘い夢を子らはなかなか叶えてくれない。期待を裏切るスキルは高く、抜群の才能を発揮しちゃうんである。

22日土曜はこのところ頻繁に試合を組んでいる宮崎台バーズ戦。前回は終盤やっと盛り返したものの6:3のダブルスコアでの負け。まあまあそれなりではあったけれど。
試合開始後遠くの空に妙な雲が立ち上がっていた。夜中に気がついてみたらタイタニックの目の前に現れた巨大な氷山のような。

Bは3回まで毎回得点の計4点。まだまだ諦める点差じゃない。がしかし、Fはいまだ無安打。1,2本でもヒットがあれば4回以降に望みを繋げられるのだったが。

12:0のコールド。なんで?ヒットはわずかにBenのツーベースとMamoruの内野安打の2本のみ。普段の練習では結構鋭い打球を飛ばしたりもするのだが、その確率が低いのだろう。強豪ともなれば練習のフリーバッティングではいい当たりを連発するものだ。うちの選手と我々指導陣のアタマに塗れば、たちまちヒット連発するような薬が発明されたら、臨時に部費を増額してでも購入したい。
話は前後しちゃう。試合前にQueensにも新しく入部したバーズのYumiちゃんに会うのが楽しみだったのだが、足のケガで来れず残念だった。学校に行くにも大変な思いをして通ってるらしい。監督のOgawaさんもYumi母も「せっかくQueensに入れてもらったのに、とたんにケガして全くQにも行けず、本当にQに申し訳なくて...」と、異口同音に言っていた。母にはQの待ち受け画面のための写真を送ってほしいと頼んだ。

AのあとはBの試合。うちはAでレギュラーを張っている低学年の子が何人もいる。将来を見据えれば未来への大変な財産である。昨年のオレンジボール宮前大会の覇者でもある。結果は6:4の勝ち。4失点も味方失策やPBや内野安打の間の失点などが主だ。権謀術数を駆使して圧倒的な打力で失った4点ではない。
Bの試合はOgawa監督自らに「真ん中の面(メン)」をかぶっていただいた。

試合途中から雨がぎゃんぎゃん激しく降り出して、おいおいおい、マジかよ?ってなったけれど、試合中断までには至らず。最後には虹も出ちゃったりして。
Bの試合中はメンバーから外れた子たちが、雲梯(うんてい)に連なってピーチクパーチク賑やかな光景。Birdsだけに、「止まり木に止まった小鳥たち」のようだった(^-^)/
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2013年6月22日土曜日

Queens感謝のしるし

先日仕事が忙しいと書いた。あのときは福岡の物件と東京雪谷の物件とA社の物件とが錯綜していたからであった。ところが前の二つの仕事はフェードアウトしつつあり、収束に向かっていて、かつ、A社のスケジュールが変更につぐ変更で伸び伸びになっているんである。ぽこんっと、時間が空いてしまった。道を歩いていたらフタがないマンホールに気づかず、すとっと下に落下しちゃったように。

ブログに仕事の話はあまり書かない。吹けば飛ぶようなちっぽけな個人事業主とはいえ、コンプライアンスやらガバナンスやら守秘義務やらの遵守、その他いろいろあるからだ。A社の仕事もしかり。しかし、このA社は筆者にとっては特別なんである。東京のN社経由の依頼ではあるが、このA社とは、米国の企業資産価値がつい最近まで世界No.1のあのA社である。その日本でのショップの設計の仕事である。先日は横浜の物件をちょこっとだけやったばかりだ。今回はスケジュールが少し空いたものの、来週大阪への現場出張の運びにもなった。A社に心酔している筆者には最高の巡り合わせとも言えるわけで。貧乏平民男が、美しく若き王女に恋をして花束を持参で王宮に赴くようなものだ。

さて、そんなわけで激務を覚悟していたにもかかわらず時間が空いちゃったんである。
こんな時、自営業者は幸せだ。サラリーマンなら時間が空いてヒマになっても仕事をするフリをして会社で終日過ごさねばならない。日中少しの時間を獲得した筆者はナニをするか?...普段からやらねばと思っていた頭の中に山積している「仕事」をひとつずつ潰しにかかるのである。例えば...宮前Queensの携帯待ち受け画面の制作のミッションだった。

今年のQの待ち受けはどうしようか?ふと見るとA社のiPhoneが手元におとなしく鎮座していた。ホーム画面にはアプリのアイコンがぷるぷる浮かんでいる。以前にサッカーW杯本戦出場を祈願して付けたadidasのストラップもQのカラー赤色に輝いていた。その横では同じくQと同じブルーがザックジャパンの「サムライブルー」と重なって....。
おお〜、デザインの神が降臨。これに決めた。仕事用のノートに1分くらいでアイディアスケッチを描いてみる。名付けて「iPhone風ホーム画面のパロディー的Queens待ち受け画面」なのだ。
それからは怒濤の勢いで、アドビPhotoShopを使って一気呵成にMacを操る。キーボードをカタカタ、マウスをシュルシュル、頭の中ではTV番組ガリレオの福山のエレキギターのリズムが響いていた。♪♪♪
ある程度先が見えたところで、いきなり休止しちゃう。「お楽しみはこれからだ」
また時間が出来た時に制作再開するとする。これを配信された時のQの子たちや父母、指導者の輝く笑顔が見てみたい。

今回個人にまつわる幸不幸の由無し事がいろいろあったことで、Qのみんなには激励や祝福の言葉をもらい、心から感謝しているわけで。せめてもの感謝のしるしとして筆者に出来ることでお返しが出来ればいいなと思った。
サワリだけ公開しちゃう。
ちょっとだけよ〜(^-^)/
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2013年6月20日木曜日

女の勘

「女の勘は鋭い」
...と太古の大昔から言われているのは、男性読者諸氏ならば、少なからず肯定してしまう格言であろう。特に女がその生まれ持った類い稀なる才能を発揮するのは、ダンナなりカレシなりが、微かに石鹸の匂いを身にまとい朝帰りした時などだ。または洗濯の際、Yシャツの胸元にうっすらとファンデーションの跡が残っていたりした時に。更に言えば、普段男が自分では買わないセンスのネクタイを洋服ダンスの中に発見した時だ。ここで断っておきたいのだが、これらの例は筆者の実体験に基づく話ではない。小説家が想像でストーリーを構築するように、体験せずともこの程度の類例を列挙するのは筆者にとっては朝メシ前なんである。....いやホント、マジ。....あっいや、そりゃあ多少は脚色というか、事実を歪曲しての演出というか、事実と妄想の境界線ギリギリの表現というか、そのへんのことは想像にお任せしたいんである。身に覚えのある男性諸氏ならばご理解頂けるであろう。反して、この記述で一気に100万の女性ファンを失った感は否めない筆者なんである。

こんなふうにバカを書かなければやってられない昨日であった。
愛犬りん。
横浜の動物専門医療センターで麻酔、CTスキャン、検査検証、その結果電話あり。手術をするかどうか。獣医師としては当然手術を勧める。おそらく儲け主義的商業的見地からの思惑ではなく、純粋に動物医療の見地からであろうと思う。全て配偶者が対応。配偶者はすでに決めていた、可哀想すぎて手術はさせたくないと。自宅治療の道を選択した。私は違う。本当にりんのためを思えば心を鬼にして手術に臨むべきだ。確かに手術を選択しても全快の確証はないけれど、最高重度の症状レベル5においては、確率と可能性を論理的に検証すれば圧倒的に選択の余地はないのだ。

女の勘。それは太陽神を崇める古代ギリシャローマ時代のごとく、筆者も敬意を表するし逆立ちしても彼女らには敵わない時がある。しかし時に、女はともすると感情に流されやすく視野を自ら狭くして判断を大きく誤ることがあるのも事実だ。結果良ければ「女の勘」は賞賛され、結果が悪ければそれは「やはり女は感情に流され易い動物」となる。

更にこの記述で一気に1000万の女性ファンを失った感は否めない筆者なんであるが。

今日は仕事の合間をみてはキュンキュン鳴くりんと添い寝をする。腰と後ろ脚が麻痺し自力では立ち上がれない、きついコルセットを巻いた彼女が、なんと儚(はかな)げで愛おしいことだろう。瞳の奥をのぞくと何かを訴えているように思えてならない。CTスキャンは体を透視することは出来るが、瞳の奥で語りかけるものを解析は出来まい。

どうか、どうか、俺のほうが間違っていたと、女の勘が勝(まさ)っていたと、思いたい。

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2013年6月19日水曜日

やはり急転直下

こんなに嬉しいことが続いて良いものだろうか?幸福の反動、リバウンドでこのあと何か怖いことが待っているのでは?と実は本当に思っていたのだった。この1,2ヶ月の嬉しいことはブログに書いてきたけれど、半面個人的な辛いことは書いてない。書けないことだってあるわけで。

筆者も配偶者も動物が大好きだ。結婚して以来、シマリス、亀、スッポン、猫が2匹、犬と生活を共にしてきた。今は愛犬「りん」と一緒だ。筆者はアリクイでもアルパカでもダンゴ虫でもミドリムシでも蛇でも好きだ。ただしお笑い芸人よろしく蛇を首に巻き付けてピースサインをしてみろと言われれば、少なからず躊躇(ちゅうちょ)するに違いないが、でも愛らしいと思う。マンションの5階でも年に2,3回は蜘蛛が部屋に出没する。家蜘蛛ではあるけれど。仕事中にヤツが壁をしゅらしゅら徘徊していたら、いつもこう言う。
「おっす!また来たなあ。良かったら今晩ウチへ泊まってけば?」と。
但し例外はあるものだ。唯一おぞましくて生理的に受け付けないのは、「ブリゴキ」である。なぜゴキブリと書かずにブリゴキなのかって?「ゴキブリ」と書いた瞬間からうしろから冷や水を浴びせられたようにぞっとするからだ。それを少しでも緩和させるために「ブリゴキ」と表記するんである。

動物やペットに興味ない方、または動物嫌いな人には理解できないだろう。よく言われるフレーズだけれど、一緒に生活している彼ら彼女らは、自分の子どもと同等の家族なんである。誤解を恐れず言えばある意味においてはそれ以上の存在だ。

幸せな時間の余韻に浸っている間もなく、昨日りんの様子がおかしくなった。
詳細は省きたいけれど、ミニチュアダックスの宿命「ヘルニア」の再発である。
もともと純血種以外の、ニンゲンの勝手な思惑で近代に作られた犬は、大体多くの犬の命の犠牲の上に生まれている。いろんな掛け合わせでいろんな種を勝手にニンゲンが商業的思惑で作ってきたものだ。よく耳にする人気の犬種のほとんだがそうだろう。チワワなどを始めダックスフンドもミニチュアダックスもそのご多分に漏れない。無理な掛け合わせで作った犬(猫)はすぐに死んでしまうのだそうだ。近代欧米の暴挙的種の変容、DNAの操作に他ならない。

とは言え、可愛いものは仕方がない。昨日今日と近所の動物病院で検査した。
突然のヘルニア再発で明日大きな動物専門病院でCTスキャン検査、その結果次第では即、手術...。
いたたまれずに、普段懇意にしている連盟副会長のKasaharaさんにメール。同じミニチュアダックスのShindyちゃんがいて、去年ヘルニアで手術をしているのだった。その後の経過もある程度知ってはいたが、今日何度かメールと電話で情報交換。術後絶望の淵から奇跡的にShindyちゃんを救ったのは、夫妻の彼女への愛情とリハビリ復帰へのたゆまぬ尽力のおかげであった。経験者ならではの貴重なアドバイスをもらった。

「一生寝たきり」などの悪い結果もおおいにあるのだけれど、今は希望を持って明日の検査結果を待ちたい。仕事で筆者は行けないのだが、それが歯がゆい...。

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2013年6月16日日曜日

幸福のリバウンド?

6月16日は息子の誕生日である。三軒茶屋方面に住む彼には例年おめでとうのメールを入れるのが常だ。楽天グリーティングからバースデイカードを送信クリック、よしっと...。
とたんに「ピンポ〜ン」。わんこの「りん」が人が違ったようにオンオン吠えまくる。ピンポンが鳴ると気違いのように吠えるのだ。宅配便であった。

送り主は息子夫婦。こういうことの苦手な息子に代わって、しっかり者で可愛い新婚の嫁さんから父の日のプレゼントだった。伝票には彼女の手書きで名前が書いてある。T.Mami。名字が旧姓のMからTなんである。こんな何気ない字面を見て妙に感動してしまう。改めていきなり娘が一人増えた感慨にふけるわけで。
中身は以前から今年も一着買おうと思っていた短パンであった。しかもポール・スミス!
俺にはもったいなさすぎぞ(^-^)超〜嬉しい。

このところバカのようにブログが家族ネタになってしまい、全くもって恥じ入るばかりだ。息子の結婚、Minamiの退院、娘が次女を出産、おめでたい話ばかりでかなり食傷ぎみの読者が多いに違いない。申し訳なしm(_ _)m

娘の次女出産のブログを書いたら、早速QueensKasaharaさん始め、Qの母たちからもコメントやメールをいただいた。お気遣いありがとう。申し訳なくていっそ朝露のごとく消え入りたい気持ちでいっぱい。
こんなにおめでたいこと続きだと、逆にその反動があるんではと、なんだか恐ろしくもある今日この頃なんである。

仕事はまだ当分忙しいのでブログアップ更新は予断を許さない状況ではあるけれど、自分を騙しだまし、スキあらば書いていこうと思うのであった(^-^)/
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ちいさな妹、おおきな生

6月12日(水)AM。
娘がMinamiを連れて出産準備のため実家であるうちへ来て、2,3日が過ぎた。今日はだいぶお腹を重そうにして、立ち上がるのも億劫な感じ。Minamiはといえば朝の起き抜けから、いきなりアンパンマンDVDを観たいとわがまま放題。いつものように一日が始まった。筆者は仕事でほとんど部屋にこもりきり。

6月12日(水)PM。
筆者は仕事でほとんど部屋にこもりきり。トイレに立った時、配偶者がベランダでMinamiとシャボン玉をふくらませているのを発見。すかさずNikonP100で激写。まるで「ちびまるこちゃん」のたまちゃんのパパみたいに。

6月12日(水)夜。
筆者は仕事でほとんど部屋にこもりきり。A3の図面資料をばすんばすんと机に叩き付け整えて、今日はおしまい。すでにオンナ3人は部屋を暗くして寝ている。少し余力があったのと、NPBの記者会見TVニュースに激高しアドレナリンが沸騰しちゃって、思わずブログを殴り書き。書き終わったあと、ふと思った。
娘はもう二人目の出産だから、ちゃんといざという時の入院用グッズを用意してるんだろうな?アレって子どもが生まれる予感というのは、オンナには確実にわかるものなんだろうか?....おし、明日訊いてみようっと。

6月12日(水)深夜。
ブログアップのあと何杯めかのオンザロックの氷を取りに仕事部屋を抜け出し、暗い中をオンナたちを起こさぬよう忍び足で冷蔵庫にたどり着く。
ズッポ〜、ガラガラガラ、グラスに氷を5,6個カリンコリン....。

ん?何やら暗い部屋で娘のiPhoneの光が揺らめいている。誰かと会話しているようだ。ダンナかな?

産気づいて病院へ電話していたらしい。今から行きますと。それからは速攻であった。すぐにタクシー会社へ電話し(こんな時ペーパードライバーの筆者は情けないわけで)、わずか15分くらいで家を出る。配偶者が付き添いで、筆者はMinamiの面倒があるので居残る。小さな子というのはいったん寝たらテコでも目を覚まさないから楽だ。
一応娘のダンナに電話を入れておく。今、病院へ向かったよと。

Minamiと添い寝した。自分の人指しゆびをMinamiの手のひらに載せてみる。
小さな子というのは、どうしてこんなに手が小さいのだろう。
小さな子というのは、どうしてこんなにほっぺたが柔らかいのだろう。
小さな子というのは、どうしてこんなに寝顔が素敵なのだろう。
今頃娘はどうしているのだろう....。

6月13日(木)AM2:00
うとうとしかけた頃、配偶者からの電話で筆者のiPhoneの着信音が暗闇に響いた。

母子ともに元気。小さなMinamiにもっとちいさな妹ができた瞬間だった。

ご報告までに。
土日も仕事でこんな時間。今日土曜は秋季大会パンフ広告を手渡すために外へ出た以外はずっと部屋にこもりきり。高津ドジャース杯にも行けなかった。明日も強豪との対戦だが雨で中止だろう。今、外は雨だ。

冷蔵庫に忍び寄ってもう一杯のオンザロックを作るために、このブログの筆を置く筆者である。
※大袈裟でおこがましいけれど、この記事はこのブログを読んでいる偉大なる全ての「母」に捧げたい。
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2013年6月12日水曜日

傲慢傲岸厚顔無恥

野球における投手というポジションは他の野手に比べて格段に過酷であると思う。頭の中のコンピューターとフィジカルのポテンシャルが完全合致した時に、最高のパフォーマンスを発揮するものだと思う。

相手打者の成績とクセ、アウトカウントとボールカウント、走者の有無と何塁に何人いるか、更には回は今何回で点差はいくつか....これらの情報を瞬時に頭で判断し、次に投げる1球を決める。捕手もその代役となることも多いだろう。これくらいは野球経験のない筆者でもワカル。その際に、もし去年と違うやたら飛ぶボールを使用していると理解していれば、配給が全然違ってくるわけだ。ここは長打だけは絶対打たれてはならない場面、ましてやホームランなんか論外とか。これくらいはたかが少年野球コーチの筆者でもワカル。

何をか言わんや。もうお分かりですね?
今日のニュースで世間を揺るがせている、プロ野球で使用しているいわゆる「統一球」の硬球が、選手に何も告知されずに「秘密裏」のうちに「飛ぶボール」に変えられていたという驚愕の報道。さんざんTV新聞で言われているので、繰り返しの記事は書かない。筆者的目線から記事を書くならば...。

記者から「進退問題」を問われたNPBのKコミッショナーの記者会見。やや憤然とした表情でこう言った「遺憾だとは思うが私は悪いことをした認識はない、不祥事を起こしたわけではない」と。どんだけ分ってない人なんだろうか。更に今回初めて知ったことであるが、あのボールにKコミッショナーの直筆サインが入っているのには単純に驚いた。公認球であることの証として入れたものだろうが、それにしてもどんだけ自己顕示欲の塊なのか、何の意味があるのだろう。もし周囲の取り巻きが担ぎ上げた結果容認したのだとしても、もし筆者なら絶対認めない。あるネットニュースによれば、ボールを握るたびにあの直筆サインを見ると気分が悪くなる選手すらいるのだそうだ。
選手とファンをないがしろにし、「ファンを裏切った」との報道にはNPBサイドは予想外であろうが、その「予想外」をどうして「想定内」に出来ず、リスクマネジメント出来なかったのか。これくらいはたかがちっぽけな個人事業主の筆者でもワカル。

翻って筆者。N社とT社の仕事は結局N社だけの仕事になった。明日夕方からお台場で打合、来週半ばまで缶詰的仕事になりそうだ。どんだけ缶詰的かと言えば、人気作家が出版社が用意した神楽坂の旅館に連日泊まり込みで、締め切りまで小説原稿を書くくらい缶詰的なんである。あっ、金曜は新橋の現場にも行かねばネバダなんであった。
だから、今日くらいは風呂に入ったら久々に映画DVDを観ちゃおうと楽しみにしていたんであったが、このニュースに憤懣(ふんまん)やるかたなし、義憤にかられた勢いでブログってしまった。

おかげでDVDをTSUTYAへ返却するのは、まだ先になりそう。
TSUTAYAさん、俺のせいじゃないからね、文句があるならNPBへ抗議してくれ。
んんん?
なんのことはない、筆者も責任転嫁しちゃってるではないか(^-^)/
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2013年6月11日火曜日

個々の成長、チームの成長

クライアントから昨日今日電話あり。N社とT社から引き合いがあり、入札が決まればタイトスケジュールで同時進行の仕事になるかもと。それでなくても今は新橋居酒屋と福岡ブライダルの物件を遂行中だというのに。これは久々ブログを書いてる場合ではないかもしれない。数年前の2ヶ月間、平均睡眠時間が3,4時間という悪夢の記憶が蘇る。ああ、嫌だ嫌だ。
更にさらに....。昨日から娘が二人目の臨月で、実家であるうちへ移住しているんである。いざとなればタクシーを呼んで産院へ移送せなばならぬ。もちろん「完治」ではないが「治癒」したばかりのMinamiも一緒だ。ぎゃんぎゃん遊ぶときは遊ぶ。しかし仕事中は部屋に鍵をかけMinamiが入れないようにする。でないと一日中相手にしてたら時間がずんずん過ぎちゃうから。
ドアをばんばん叩き、ドアノブをがしゃがしゃして大声で叫ぶ。
「はんにゃら〜ほんにゃら〜!♥♧※♫〒☀*/¥&$△▼〜!」
心を鬼にしてドアは開けない。開けたら一巻の終わりなんである。開けてしまえば怒濤のごとく入って来て、抱っこをせがみ、パソコンいじるわ、椅子をぐるぐる廻すわ、デスクのカラーペンのキャップを全部とって、全部閉めて...の繰り返し。
ああ〜楽し(^-^)!!でも仕事優先であるからして、これは容易に容認できない小さなちいさな暴挙なのだ。彼女の主張を断固拒否し泣く泣く閉め出す。ゴメンね。
頭髪はまだほぼ坊主頭、点滴や薬の投与のために開けた胸の穴の傷口は、ようやく小さい薄いグレーに変化しつつある。
みなさん、こんなに元気になりました。ありがとう。ささやかなご報告まで。

であるからして、今のうちにブログを書いてしまいたいのが、先日の宮崎台バーズ第2戦の話なんである。
2試合目だからしてフレンズは小さい子も全員試合に出そうというスタンス。対してバーズはBチームが別途遠征中で不在だったため、1試合めとほぼ同じAチームの構成で対戦。

結果は火を見るよりも明らかであった。それでもうちはAとBの境目が曖昧なチーム。もう少しどうにかなっても良かろうと思ったかれど、惨敗完敗の憂き目を見た。5回13:0である。試合後、Suekiコーチの激が飛ぶ。Suekiオヤジのみならず、この閉塞感はいかんともしがたいものだ。子らは個々においては少しずつ成長はしてるのに打てない守れない....。
筆者はゲームの結果よりは、スコアラーを放棄してOhmori父とSone母に一任し、宮前広報として写真を激写することに専念。13:0では二人ともパニくっていたのは言うまでもない。両チームの守備の姿を特集してみた。


Fは2安打、対するBは13安打。13安打で13点なら2安打のFも2点くらい取ってもよかろうに。しかし、野球はそうはいかないものだ。Aチーム対低学年中心のAでは、この結果は仕方ないか。
バーズさん、また4649お願いしますなんである。

2試合目開始直前に、主将のTakahashiくんがFのベンチへメンバー表を持ってやってきた。
「お願いします!」
筆者、「おお〜、Takahashiくん、1試合めの2塁打ナイスバッティング!」とケツを叩く。
うちの代表、「いいスイングしてたなあ、頑張れよ〜」

少しオマケ。
ゲームの間隙を縫って隣りの有馬中学へ行ってみた。何やら野球的匂いがぷんぷん漂ってきたんである。やはり中学野球部が練習試合をやっていた。うちのOBは出てるかな?
ブルペンで捕手を務めていたヤツがいる。Sameshima母もいた。
「Oto、あいつどこにいる?」
「いやあ、試合には出てないみたいよ」
....その時あの捕手が振り向いた。OBのOtoであった。カメラ目線でピースを送ってきた。

入部当初からもともとオヤジに似て、スラリとした脚の長い子であった。それが中学生になってまた体がしゅっとなってきたようだ。そろそろカノジョも出来たころだろうか。
彼のプロテクターを見て、お台場のガンダムの脚を連想してしまった。
ねっ、似てるよね(^-^)/
瞼がとろとろで寝ようと思ったが、今からW杯最終予選対イラク、サッカー中継なんである。
寝れるわけがないんである(^-^)/
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キャプテンシー

さて開会式のあとは西有馬ドームで練習試合、対宮崎台バーズ戦なんである。バーズと言えばバーズマンション。昔、子ども会大会での連盟会合の席上、宮崎台バーズを救済するために、鷺沼ヤングホークスの名物監督KurosuさんがJAで熱弁をふるっていたことを思い出す。また筆者の息子や娘の時代には、当時監督をやっていた現代表Kobayashiさんの、立ってゆらゆらダンスを踊るように、リズミカルにサインを出す姿も想い起こす。現監督のOgawaさんの形容詞は「老獪」な監督。この方も連盟ではかなり古い重鎮である。

このバカブログをたまたま見て、筆者には身に余る光栄すぎる賛辞を送っていただいた方がいる。バーズのマネージャーTakahashiさんであった。会社から何度も長文メールをいただき、ここ1,2ヶ月親交があるわけで(^-^)
そんな宮崎台バーズ戦なんである。

試合前、筆者のオリジナル野球マグネットボードを見た方が、「ちょっと借りて、チームに見せてきていいですか!」とバーズベンチへ。翌日Takahashiさんからメールがあったけれど、めっちゃ評判が良かったらしい。嬉しいことだ。Queensにも入部した女子Yumiちゃんのプレーも楽しみにしていたんであるが、体調を崩したそうで欠場、残念。
さて...プレイボール。

先発はFはMamoru、BはサウスポーのOhwakiくんだ。彼はなんともまあ、カープの往年の大投手、津田恒美にクリソツなんである。綺麗な軌道を描く速球派の投手である。

試合は3回表にBに1点先制されるやいなや、いつの間に最終回、6:0の惨敗間近。マジかっ!?
主将でキャッチャーのTakahashiくん。見事なキャプテンシーを発揮していた。一球一球ごとにナインへ声をかける。向かえる打者によっては外野の守備位置を前へ後ろへ指示を飛ばす。打ってはセンターオーバー特大の2塁打を含め4の2の1打点。うちの代表が彼の打席のバットの構えを絶賛していた。
最終回7回裏、Fの攻撃。敗戦ムード漂う中、筆者はひとりごちる...「おまえら、いい加減、点とってくれよ〜!」同じ負けるにも無得点の完封負けより、1点でもいいから点を挙げて終わりたい。
一死走者無し。
相手エラーと四球から一気に走者2人を返したのは4番のBen。滞空時間の長いレフトオーバーの2塁打だった。「ん、もしやホームランでは?」との期待がFベンチとギャラリーに漂う。物言いがついた。審判団の協議。向こう正面の神風さんも羽織袴で参集。体育倉庫の屋根よりもわずかに低く判定は覆らず2塁打であった。「あのマンションの向こうまで〜♪」には及ばず。しかし起死回生の一発である。
終わってみれば3点を返しての6:3。
ベストプレイヤーはBen、積極果敢、安定した守備の4年生Rui、自責点2ながら力投、1打点のMamoruの3人。いやいやついでと言っては失礼だが、バーズのTakahashiくんにもあげちゃおう。過去に他チーム選手に対してBPをあげたのは昔、上作延ノンキーズの女の子投手にあげて以来である。

今回もスコラーは3人体制。筆者とOhmori父、Sone母である。
Sone母は以前のブログに載せたノートメモを見て、相当恥ずかしかったとのことで、全部新しく書き換えてきちゃったんである。全然いいのに、恐れ入る。きっちり書き込まれたSoneメモ。素晴らしい(^-^)

この試合後、もう1試合やったんである。いわゆるダブルヘッダー。
1試合めはかろうじてダブルスコアの6:3であったが、2試合めは.....。
阿鼻叫喚の地獄絵図、スコアラー泣かせの選手交代の嵐....。

今週は公私ともに忙しいのでどーなるか予測不能だけれど、機会があればまた2試合めのブログに挑戦するとすっか(^-^)/
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2013年6月10日月曜日

縁の下のチカラ

公園デビューを果たした。ベビーカーの赤ちゃんとともに、公園のママ友の仲間になったわけではない。宮前少年野球連盟の広報マンとしてキャップを拝受したからには、年間通じ数少ない大会開会式の模様を全世界に発信すべく、初めてTeshimaのネーム入りの帽子を被って第一公園ドームを徘徊したんであった。今までは心に少し曇りを抱えつつフレンズ帽子を被っての写真撮影であったが、今日は正々堂々ごんごんグランドへ入り込み、きゃしきゃしシャッターを切ることが出来た。この帽子があれば水戸黄門的印籠の効果抜群である。すれ違う事務局のオヤジ連中に「おっ、Tさん帽子似合いますねえ」と声をかけられる。半分お世辞とは分っているけれど(^-^)

連盟主催ではなく川崎市宮前区主催の「子ども会」の大会である。「宮前区長杯争奪」でもある。我が連盟はそれをバックアップする立場だ。入場行進はない。そのかわり外野センターから選手たちが一斉にプラカードを抱えつつ、Pマウンドまで行進。

おお〜!徐々に砂塵が上がりつつ子どもたちが霞むほどに。
まるで西洋の近代鉄砲隊に、槍・鎌を手に怒濤の攻撃で立ち向かう大和魂の日本兵みたいじゃないか。
あるいは今TVで放映している日清カップヌードルのCMみたいに。「ぱーどぅん?」


子ども会大会では役員と父母たちが大会運営を担う。美魔女とイケメンオヤジ(?)の参列。母のウグイス嬢(?)も健在だ(^-^)
宮前区長ももちろん参列、大会委員長の挨拶も時代を反映したものだった。


連盟Sohma会長、縁の下のチカラ持ち連盟事務局の面々。Nishumura、Ohtake、Satoh、Nishiharaのオヤジたちの面々。皆自分の子どもはとっくの昔に卒業してるのに、自チームを離れても尚、宮前少年野球のために尽力しているわけで。QのYamaguchiさんもしかり、他にも大勢のオヤジたちが組織を支えている。

いつもの写真では面白くないから違ったアングルから撮ってみた。各チームの指導者を後ろから撮った。なかなかの壮観。30,29,28の頼もしきオヤジ、野球と子どもが大好きの男どもである。


今大会の選手宣誓は有馬子ども会の主将くん。フレンズとグランドを共有する仲でもある。面と向かった大会委員長も思わず拍手するくらいの、体は小さくとも堂々たる宣誓であった。

今年もまたひとつの大会の開幕なんであった。
今年もまたひとつ、自分が歳をとることを認識することでもあるわけで。

フレンズはこのあと西有馬ドームに移動し、宮崎台バーズと練習試合。
今日は130枚ほどの写真を撮ったのだけれど、自宅に帰りデジカメからMacへ転送中に....。
事故だ。何故かかなりの枚数が消失しているではないか。ちゃんと撮ったのに。
茫然自失、唖然呆然、背中に冷たい汗が流れる。

そのへんの件(クダリ)は次回のブログなのだ(^-^)/

※ここからは翌朝書いている。
よーく調べたら事故ではなかった。写真はちゃんとフォルダの仲に保存されていた。
どうやら事故が起きたのは、筆者の寝不足の頭の中だったようだ。
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2013年6月8日土曜日

DJポリス「12番目のイレブン」

このタイトルを読んでピンときた読者諸氏も多かろうと思う。サッカーW杯出場決定の火曜の晩、渋谷のスクランブルで警備に当たった機動隊員の20代の彼のことだ。

奇しくも4日火曜のブログで筆者は「12番目のイレブン」になったと書いた。そのあと、マジで渋谷まで行き交通規制厳しいあのスクランブルで、誰彼かまわずハイタッチしたいと本気で思ったものであった。あの晩筆者は大変危険な男になりつつあったんである。なぜなら男を見ればばしばしハイタッチ、女を見ればぎゅんぎゅんハグしたくてたまらないほど、テンション最高潮だったのだから。

翌朝のTVはサッカー報道もさることながら、渋谷の状況はどうだったのか、これも興味津々であった。その中で数秒間TVに写ったマイク片手に柔らかく群衆に呼びかける若い警官に目をみはった。(※写真はYahoo!ニュースから)

「こわい顔したお巡りさんも、みなさんと同じ日本代表のW杯出場を喜んでいます。気持ちはみなさんと同じなんです」
「こんな佳き日に、お巡りさんだって怒りたくないんです」

なんてイイ奴なんだと思った。同時に彼がもし本当のサッカー好きだったら、この日は任務でTV観戦出来なかったんだろうとの思いがよぎり、頭の下がる思いだった。
筆者だったら絶対仮病を使っていたに違いない。

「みなさんは12番目の選手です。サッカー日本代表は世界でもフェアプレーの国として賞賛されてます。どうぞみなさんもフェアプレーで交差点を渡って下さい」

なんて気転の利いたイイ奴なんだと思った。ますます気に入った。そして彼もやはりサッカーファンなのだろうという確信に至ったわけで。こりゃ〜SNSなんかで絶対話題になるんだろうなと予感。

案の定である。ツイッターで「DJポリス」と名付けられ、ネットでも新聞でもTVでもその後の彼に対する賞賛はみなさん、ご存知のとおり。今朝の朝日新聞には彼の記事が載っていた。それによると、雑踏警備のプロで広報係という役職なんだそうだ。群衆にマイクで呼びかける係。その機動隊内部の競技会では今年の優勝者だ。群衆を制圧する官憲の叫び声の印象は、上から目線で怒号を発し威圧的なものを誰もが想像するであろう。そのギャップもあって好印象になったと思う。今年の正月の明治神宮初詣ではこんなアナウンスを....

「みなさあ〜ん、急がなくても神様は逃げません。急いでもご利益は変わりません」

なんてウィットとユーモアに富んだイイ奴なんだろうと思った。
筆者のブログはこんな彼のような、言葉の「オモシロさ」を表現することに粉骨砕身する毎日でもある。息子と同じような年代の彼であるが、リスペクトしちゃうんである。ふと思った「コイツ、ブログ書かせたら面白いだろうな」と。

さきほどはますます過熱するこの続報がYahoo!ニュースに載っていた。
警視庁が彼の功績を認めてなんと「警視総監賞」を授ける検討に入ったんだと。
ちょっとちょっとお〜、キャリア官僚たちが警察機構の裏で彼の人気に便乗してるんとちゃうの?
と、一瞬思ったけれど...まっ、いっか(^-^)/

2013年6月6日木曜日

「20秒の勇気」

誰にも言ってほしくない秘密であるが、筆者は多くの読者を欺(あざむ)くかのごとく、ブログを書いてない晩は、秘密裏にTSUTAYA Discasで借りたDVD映画を観ているんである。
ブログアップ出来ない理由はほぼ99%次の7項目のいずれかに該当する。

1=深夜まで、ずるんずるん映画を観ている。
2=深夜まで、ごんごん仕事をしている。
3=深夜まで、でろんでろん酒を飲んでいる。
4=深夜まで、むひむひアメトークを観ている。
5=深夜になっても、ブログネタが思いつかないでいる。
6=深夜を過ぎても、いつのまにかMacの前で居眠りブッこいている。
7=深夜を過ぎてもなお、今までの己の人生の来(こ)し方に答を見いだせないで悶々としている。

昨晩はマット・デイモン主演、スカーレット・ヨハンソン共演のヒューマンドラマ「幸せへのキセキ」を観た。
愛妻を病気で失った男が、問題を抱えた二人の子どもと共に、仕事を捨てて新天地で家族の絆の再生を目指す....という、映画の世界ではいかにも使い古されたありふれたストーリー....と思いきやなんである。
その実、あろうことか郊外に購入を決めたボロ家は、2年前に閉園された動物園が動物と飼育員スタッフまるごとついてきたんであった....。すでにこの映画を観た読者もおられよう。このタイトル画像で不満なのは息子の姿が入ってないことだ。筆者がデザイナーならスカヨハを削除してでも絶対彼を入れていたに違いない。

この映画は昨年あたりだったか、日曜のバラエティー番組の映画紹介コーナーでたまたま垣間見た時から観たいと思っていたんである。すかさず手元のケイタイにメモした覚えがある。当時はスカヨハの存在すら知らなかった。興味を持った理由は実は...「実話」体験に基づいたベンジャミン・ミーの小説が原作だったからだ。事実は小説よりも奇なり、なんである。今でもこの動物園は現存し営業していると、ラストのテロップに書いてあった。
1年に数回しかヒューマンドラマは観ないほうであるが、久々観るとやはりいいものだ。

良い映画や小説には、観賞後または読了したのちに、印象に残るセリフなり文章なりが脳裏に去来するものだ。「幸せへのキセキ」でのそれは「20秒の勇気」であった。
マット・デイモンの父が引きこもりで反抗期の息子に言う。
「いいか。男が女に愛を告白する時は、20秒間我慢しろ。20秒の間に思いのたけをぶつけるんだ。恥ずかしくても苦しくてもたった20秒の勇気を持つんだ。その結果恋が実ろうがフラれようが知ったこっちゃない。男なら冒険してみろ!」
(※実際の映画でのセリフの詳細は忘れた。映画のセリフはこの1/3くらいである。かなり筆者の思いのたけを込めて文章を加筆水増ししている)

歳を重ねてもなお、少年のココロは失いたくないと思う今日この頃なんである。

さて、もうひとつコトバの話。
この「幸せへのキセキ」のカタカナの「キセキ」はいったいどうしたものだろう。
一般的常識的普通的ヒトは「キセキ」はおそらく「奇跡」を想起するに違いない。実際劇中でも「奇跡」というセリフがあった。
しかしそれをなぜ敢えてカタカナの「キセキ」としたのか?それは「奇跡」と同時に家族の再生の「軌跡」をも感じ取って欲しいと思ったからではないのだろうか。
更にコトバを解析するならばだ。「幸せへのキセキ」が「幸せのキセキ」だったらどうだったか?「幸せのキセキ」なら100%「奇跡」だったはずだ。しかし邦題は違う。「幸せへのキセキ」と「へ」が入っているではないか。だから「軌跡」説もあながち間違っているとは言い難いはずだ。
筆者の穿(うが)った見方だろうか。

この映画は親子である親と子、そして親に愛情をもって育ててもらっている全世界の子どもたちにも観てほしい映画だ。
このブログは現役の野球少年少女の小学生も読んでいるらしいと風の便りに聞く。(※ゴメンネ、難しい漢字や言い回しが多くて(^-^)/)

キミたちは、親や保護者の大人の愛情で今そこに存在していることを忘れないでほしい。
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2013年6月4日火曜日

W杯Japanの奇跡!

!!!!!!!!!祝!ニッポン代表・ザックJapan、W杯出場決定!!!!!!!!

こんな展開を誰が予想しただろうか。
「ジョホーバルの歓喜」以来の興奮。
1:0で瀕死のJapan、後半アディショナルタイムでのPK、本田の左足が一閃、ゴールネットど真ん中を突き刺す矢のようなゴール!!!!!!!!!!

こんな奇跡ってあるんだろうか!!!!!!

サッカーは結果が全て。いわゆる「勝負に勝ったが試合には負けた」という言葉はサッカーには通用しない。PKだろうが何だろうがゴールはゴール。

川島の超超超スーパーセーブ。
本田のFKが決まる瞬間を見たかった。
「Oのジンクス」を決める岡崎の泥臭いゴールが見たかった。
そして何より、振りむきざまのワントラップからの0.47秒からの香川の鋭いゴールが見たかった。

そんなこと全然見れなくてもOKさ。
だって結果を出してくれたんだから。

野球好きでサッカー嫌いな読者には申しわけないけれど、
筆者も野球大好きだが、その一兆倍くらいサッカーが好きなんである。

TVの前で声が枯れた。TVのボリュームを普段の3倍で観戦。
日本代表のユニフォームとタオルで12番目のイレブンになった。

勢い余って今から渋谷スクランブルへ行っちゃおうかと、一瞬思ったくらいだ。

おめでとうJapan!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(^-^)//////////