2023年2月26日日曜日

公園のお話 3題

野球ネタがないとき、日々雑感的に日常感じたことをたまに書く「晴耕雨読」なんである。ユーザーさんの中には「野球ネタじゃないと興味ないや」 とそっぽを向いちゃう方もおられようか。どーぞ、どーぞ遠慮なくなんである。そーでない方には日々雑感的ブログも好評頂いていると巷間(こうかん)耳にすることもあるわけで。宮崎台バーズ監督Sekiさんもそのお一人である。そこでいつもの公園にまつわる話、3題なんであった。

Part1=都筑区公園。

先日たまに行くここではお馴染み横浜都筑区の公園を、エコノミー症候群防止の名目でウォーキング・散策。徳生公園では冬鳥の数は激減していたが、いるいる、カワセミハンターのアマチュア写真家たちが。何度も似たようなことを書いているが、ここではたまにカワセミが飛来するためマニアの写真家たちがカメラの砲列を成して、飛び立つ瞬間を息を殺して狙っているんである。枝に留まる姿は幾らでも活写できるが、カワセミの飛び立つ瞬間、鮮やかな色の羽を広げた瞬間のカットは写真家の真骨頂なのだ。多いときは10名ほどのカメラマンがいたりするがこの日はわずか数名だった。三脚の砲台に据えた大砲はどれも数十万するCanonかNikon高級カメラ。筆者も以前ここで掲載したことがあったが、この日はiPhoneで撮影。最大アップにしても何が何だかワケワカラン写真になったけれど、ちゃんと中央にいるんである。青とオレンジの色鮮やかなカワセミちゃんが。

この徳生公園からバイクを停めてある牛久保公園まで戻る。iPhoneにあるアプリ「フィットネス」を確認するとまだ全然歩く歩数が少ない。これも何度も紹介してるけれど、ここから小高い山へ登ることに。筆者的愛称は「ノルウェイの森」だ。夏になると背丈ほどの雑草が生い茂る中央の広場は、今の時期は丸ボーズなんである。そこに設置された注意書きの日本語が実に妙であった。下の写真「迷惑行為の迷」....一瞬「迷惑行為の謎」?と読み違えたわけで。

近寄ってみると謎は簡単に解けた。一枚一枚のビラビラが右端だけ反転していたのだった。良心的ないち市民である私はちゃんと直してあげたのは言うまでもない。広場の端にある東家(あずまや)の屋根を真下から撮った写真も。シンメトリーと放射線、雪の結晶のようで実に美しいわけで。

バイクが待つ急坂を下りると成長途上の竹が倒れていた。善良ないち市民としては助け起こしてあげたのは言うまでもない。見るとひと節ごとに色が変わっている。若竹がまさに破竹の勢いでひと皮剥けて成長する様(さま)を見た気がした。

Part2=Queens第四公園。

昨日土曜はQueens第四公園へ。第四名物の花壇は百花繚乱まではまだ程遠いが、可愛い花々が春の訪れを匂わせていた。Queens関係者はバイク出勤者が実に多い。多種多様なバイクが並ぶが普段はこの倍くらいのバイクが並ぶんである。ちなみに手前のクラシカルなビンテージバイクはYuno父の愛車。先日の通達では今週末3/4土曜の第一公園は子文の卒会イベントがあり、自転車バイク含めて一塁側に5,6台しか停められない。近隣の有料バイク駐輪場を検索したものの、いったいどーしよーか...。

ゴジラの背中。これを見てゴジラの背中を連想・想像できる人はエライ!クリエイターか小説家の素質あり。

第四でいつもと違う存在に気がついた。あの歴史を感じる第四のスコアボード、得点板である。見よ、このリフォームされて生まれ変わった姿を。

そーなんである。従来の緑の黒板からこんな風にベージュの塗装に変わったんである。筆者疑問が湧く。これでは白いチョークで点数を書いたら全く目立たず、いわゆる「昼行灯」ではないか。そーこーしているうちに連盟TAのYoshikawaさんがやってきた。Queens前理事でもあり、宮前少年野球辛口評論家でもある。ちなみに筆者は甘辛口評論家であるが。実はYoshikawaさんがこれをリニュアルしたそーだ。ベージュ部分は鉄分を含む塗装、業界的には「黒板塗装」というが、ちゃんとマグネットが貼り付くようになっているんである。ネガとポジを反転したマスキングで塗装。つまり第一公園同様点数板は今年はマグネットシートになる予定なんである。点数のシートは今頃連盟事務局のFujisawaさんの奥様が夜なべして作っているに違いない。この点数板表記デザイン、連盟広報、記念誌制作委員、宣伝デザイン、CI策定委員会担当(?)の筆者に言ってもらえたら、もっと...と思ったけれど、これはこれで手作り感があって温もりもあり、実に素敵なリノベーションとなったんである。上の回数欄の漢数字なんて、実に味わい深い素朴な空気を纏(まと)っている。東京青山の本田技研工業に勝るとも劣らぬ、宮前に本社を置くYoshikawa技研の力作である。みんなで大事に使いましょう!

Part3=宮少連第一・第四公園。

さて最後は宮少連からのお知らせ的な広報でもある。多くの方はご理解して頂いていると思うけれど、宮前少年野球のメッカ、第一、第四公園の利用には一定の決まりがある。駐車駐輪にまつわる注意事項である。ご理解いただきたいのは、これは連盟からの一方的な強権発動的な通達ではなく、あくまで近隣住民とのトラブルを避けるための、大局的見地に基づいた、ひいては子供たちが安心して野球をしてもらうための決まり事なんである。連盟は近隣住民との軋轢を避けて、極力安心して子どもたちが野球ができるように長年にわたって苦労してきたんである。筆者が少年野球に携わった大昔はおおらかな時代だったが、今の時代の趨勢はそーではない。この「お約束」を守ることは、取りも直さず、すなわち、各チームが円滑に安全に子どもに野球をさせてあげられることに通底するわけである。ただ、筆者個人的には、第一の自転車バイク駐輪については若干の改良の余地はあると思う。規則は守るためにあるが、物理的に守れないこともある。もしルールが守れないのならば、その原因を究めて抜本的な解決が必要だ。遵法精神はあれども現実的に無理がある場合は、改訂改良を思案しなければならないと思うんである。例えて言うなら、第一の四畳半のアパートに10人が寝泊まりすると、最後の数人は廊下に寝なきゃいけなくなるわけで、需要と供給のアンバランスがあって、危険と軋轢が満載って感じだろうか。これは数年前から連盟事務局長Satohさんとの懸案事項なんであった。

ほとんどのチームはこの公園使用ルールを遵守して頂いているけれど、如何せんこの時期は年度変わりで、これから新しく入団する家庭も多いことかも知れず、車の乗降駐車など注意事項が全体まで行き渡っていないことが稀にある。ぜひ、チーム全体に行き渡るように周知徹底していただきたいものである。万一近隣からクレームが付いた場合、警察当局から注意勧告叱責を受けるのは宮少連本部なんである。その度に平身低頭し謝罪しなければならないわけで。野球にルールがあるように、公的施設を利用するにも一定の大人のルールがあるわけで。

さて事務局メールですでに周知されているけれど、その決まり事を連盟Fujisawaさんが、誰にでも分かりやすく渾身の力作を作成してくれた。文章で注意喚起してもなかなか伝わらないこともある。これをFujisawa画伯が見事にビジュアライズした画像を転載する。担当者止まりにせず是非チーム内で展開して欲しいわけで。左下には「コピーライト2023宮少連」=つまり著作権あり、不許複製ではあるが、連盟広報ブログの「晴耕雨読」では、連携して早速掲載するのである。※出典 宮前区少年野球連盟2023

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2023年2月24日金曜日

選手名鑑+マグネット盤制作

宮前Queens選手名鑑Ver.2023 なんである。QもFも昔からこのブログで何度も公開してきた。これはマグネット(マグネットの詳細説明は省くけれど)を制作する前に、パソコン上で作る原稿なんである。かつてフレンズでも何年間もこれを作ってきて、年末の超豪華版成績表にも掲載していた。近年筆者はFスコアラーを辞して成績表も作らなくなったけれど、後継に道を委(ゆだ)ねたのだが今ではどーしているのだろうか。マグネットのみならずこの名鑑の最大の利点は、スタッフLINEや父母LINEに展開して、各自スマホに画像保存してもらうことで、顔と名前と読みが一致し、新人が入団すれば追加してチーム全体への周知にもなる。

画像は時代の趨勢を鑑みて、ブログ表記同様フルネームでの公開だけは避けている。しかしタウンニュースなどに載ればバッチリ個人情報など表記されるのだけれど、SNSでの個人情報は昨今の流れを思えば、半ば公器である活字媒体とSNSでの扱いでは差があり、自ずと気を遣わざるを得ないのが現実なんである。なので一覧表の写真はガラスブロック越しに見えるように設計CADアプリでボカシ加工、苗字部分はグレーツブシにて。一覧表以外ではこの限りではないとし、苗字のみグレーにした。「晴耕雨読」的ギリギリの自主規制ラインである。これ以上隠せとなると、写真はおろか、ブログ自体の存続も危ぶまれる危険性があるわけで。※ブログでは下の名前だけをアルファベット表記にしていることは皆さん周知の通り。

ちなみに番号は背番号ではない。便宜上あるいは全体のデザイン上の通し番号である。Qではユニフォームはチーム予算で製作し「貸与」という形で選手に配付(配布ではない)している。シーズン途中で5,6年の上級生が入団した場合、通常のチームなら番号が若くない大きい数字になって、翌シーズンで初めて若い番号になるのが常だと思う。外野の喧騒を払拭するため、ヤングのように学年入部順に関係なく、公平に五十音順にするチームもあるのだが。Qではシーズン途中での試合登録で、背番号の変更が出た場合を想定し、試合ごとに背番号をシャッフルして更新する場合がある。ユニフォームの数に限りがあるからでもある。ちなみにこの画像の番号フォントは、昨年作った新生赤ユニフォームデザインに準じた。このフォントは大谷翔平のエンゼルスと同じフォント。筆者のMacにはもちろんインストールされてないので、必死でネットで探した。すると米国の英語のサイトでMLB全チームのフォントが無料配布(配付ではない)されていたんである。すんごいラッキーだった。ちなみに有料フォントは一書体を購入すると2〜3万円するのがグラフィックデザイン業界の常識である。

顔写真は5名だけ筆者が先日第一公園で撮った。これ以外は各家庭で撮ってもらった写真をSuzukiマネージャーに回収してもらい、LINEで送付してもらった。この5名の撮影ではiPhoneを構えるとはにかんだような表情を見せたりして、時間がかかるけれど楽しいものである。撮ろうとすると「ああちょっと待って!」とスタイリストHiori母が出てきて、襟元のシャツを直したり髪の毛の流れをミリ単位で調整したりと忙しい。次の子になるとまたHiori母がまた「ああちょっと待って!」と...。そこで筆者「ハイ、ヘアメイク入りまーす。10分間休憩入りまーす」と、カメラマン兼アシスタント役になり、モデル撮影会は平和な笑いのうちに終えたのだった。何はともあれ、女子のニッコリ顔は実に可愛いものである。Kotoneに至ってはピースバージョンとニャンコバージョンと、口を閉じたバージョンと、乳歯が抜けたバージョンの4種類を撮ったんである。本人はともかく、乳歯がないカットが素晴らしい。なぜならこれは一生に一度しか撮れない幼い頃の素敵な記録となるからだ。大人になったらこんな絵は撮れない...。ただし例外はある。歯が抜け落ちて半分以上義歯をはめている筆者のようなオッサンなら可能である。

さてここからは怒涛のスピードでマグネット制作編に突入。ここでフレンズ、Queens何度も書いているので詳細は割愛。上記の名鑑をもとに試合前のスタメンを決めるための最強便利アイテム、それがこれマグネットボードなんである。こちらも苗字はグレーツブシ加工にて。

番号部分は正式に背番号が決まったら上からシールで貼り、変更可能なようにした。この打順プレートの背番号は、メンバー表を書くときにスコアラーにとって大変重要なんである。背番号表記がないと、いちいち別の名簿などと照合せねばならず手間が膨大に増え、誤記もやっちゃう危険性が増すからだ。選手の背番号を暗記していれば良いのだが、それでも万一間違う可能性があり、試合中発覚すると大衆の面前でスコアラーが大変恥をかくことになるんである。筆者フレンズ時代に1,2度やらかしたことがある。穴があったら入りたいくらいだが、しかし大抵グランドに穴は掘ってないので、恥辱の嵐が過ぎるのをただひたすら待つしかないのである。打順プレートは昔は5層構造、今は簡易化して3層構造にした。マグネットシート+発泡塩ビボード+耐水性印刷フィルム。耐水性と言っても雨などに濡れたら致命的である。昔の5層に比べると耐光性も劣るので留意されたし。

守備用の丸いマグネット。サークルカッターで直径18mmにカット。磁石が直径20mmなのでシートを18mmにすると上下左右1mmずつのクリアランスが出来る。もし20mmに対して20mmをピッタリ貼ろうとすると、0コンマ1mm単位の神業を連発しなきゃいけないからである。

クリぬきが完了。次はマグネット貼り込み。....。その前にIQOSで一服なんである。

どーにかこーにか、なんとか完成。ちなみに直線をカットするための定規はガラス製。普通のプラスチック製は絶対ダメである。カッターナイフが定規を削ってしまう場合があり、軽いのでずれることもあり危険なんである。一級建築士ではないが一級カッター士である筆者、この辺がプロの手技と道具である。小袋に入れて全てミッションは完遂となったのだった。

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2023年2月18日土曜日

心豊かな大人に

 本日土曜は風もなくなんとも快適な好天に恵まれ、春の陽気に誘われて地中の虫たちがウゴウゴ、ニョロニョロと顔を出し始める、いわゆる3月の啓蟄(けいちつ)までにはまだ日があるものの、この日和(ひより)では虫たちもそろそろ目を覚まし始めるに違いないと思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。「晴耕雨読」BLOGをご覧の宮前少年少女諸君、「啓蟄」はおそらく将来試験には出ないかと思われるけれど、こーゆー言葉を知っておくと心が豊かになるはずなので、是非覚えておくと良い。中学以降試験に出る言葉を暗記することは必要だけれど、季節を感じ、言葉を知り、その意味に触れることは、きっと心の豊かな大人になるに違いない。...と、筆者は思う。

先週に続き毎年恒例、宮前少年少女野球のメッカ、第一第四公園のグランド整備である。筆者も手伝いたいのは山々なんであるが、如何せん腰椎狭窄症再発の不安を抱える身としては、イタズラに腰を酷使する作業に従事することは、即自殺行為に匹敵するわけで。従ってせめてブログで父たちの奮闘をここで広める広報活動に埋没する訳である。誰のためでもない、子どもたちのためにお父さんは頑張っているのだ。

ホーム周りはダートサークル内を堀り起こし地固めとした。そこへ宮前村の消防団...いや審判団のAokiさんやYamaderaさんらがせっせと苗を植えている。緩くなった土に緑の苗を釘とともに植え付けているんである。メジャーで計測しハンマーで苗を植えるのは日本広しといえど宮前村だけであろうか。今年も秋の収穫期になれば、少年少女の力もアップし、稲がたわわに実ることだろう。

最後に事務局長Satohさんの機転でせっかくなのでQueensを紹介してもらった。今日は解禁日とあって各母体チームでの練習試合などが組まれ、Q姫たちの出席率は低かったけれど、今季は現在20名が在籍している。ぜひ来(きた)れ!我らがQueensへ。

続いて午後はコロナ禍で中止となっていたグリーンカップ開会式である。筆者はいろんな方と懇談談笑し、ようやく宮前も本格始動したなと実感したのだった。まず挨拶は連盟ご意見番、ヤング代表のKurosuさん。続いて前回優勝ヤングから優勝旗返還。変換ではなく返還である。文章変換で返還を変換としてはいけないわけで。「配付と配布」も間違いやすい。これは将来試験に出るので宮前少年少女諸君は心して覚えるように。

グリーンスポーツ社長さんから挨拶。ちなみに知らない方のために。グリーンカップはあくまで私的ローカル大会である。宮少連は全く関係せず参加チームのみで運営される。筆者息子が27年前にフレンズへ入部した時にはすでにあった大会。参加数は減ったが宮前ではプロで言うところの開幕前のオープン戦的な色合いが濃い。ともあれ試合数が多いのは良いことだ。

選手宣誓はこれまたヤング主将くん。これがまた周囲の大人をも黙らせ、聞き入るほどの圧巻のスピーチだった。さすがはヤング、「聡明な少年」の代表のような素晴らしい宣誓であった。その後各チームへグリーンスポーツさんから参加賞(ボール)授与。フレンズは6年生がいないので宮前公式戦はジュニア大会のみだが、このグリーンカップには参戦する。今季F主将の重責を担うのはこれも「聡明な少年」であるRyohjiroh。思い切り戦ってほしい。

さて今回は以上。3/5が春季開幕戦。筆者はこの日は午後大変重要な予定が入っており、午前しか参加できない。そこまで重要な件とは何か。筆者の愛する映画「ブレードランナー」が蘇る日なんである。この件は機会があればまたいずれ。

更に今日土曜24時にはまたブライトン三苫がABEMAプレミア放送なんである。ワクドキが止まらないのだった。

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