2012年3月28日水曜日

広島の車窓から2

久々の一日二回のブログ更新なんである。
前回投稿末尾での《富士山》は、暗雲垂れ込む空模様で、叶わないかもしれず、叶うかもしれない、コウノトリだけが知っているのだ。

男一人新幹線に乗るたび思う。隣の座席が空いている場合に、次の停車駅から乗り込んできた乗客がゾロゾロ通路をやって来る場面がある。「空いてますか?」と問いかけられ「はい、どうぞ」と応えるアレである。
男はあわよくば若い女性に座って欲しいと思うのが常である。筆者も若い頃はそうであった。でも今は「とても若い女性」よりは「さほど若くない女性」のほうが良い。この「さほど」のさじ加減が難しいのだけれど。
反して、隣り合わせたくない乗客ベストワンは、押し出しが強そうでアブラギッシュな営業マンタイプで、世界は自分中心に回っていると思い込んでいるフシがあり、そのくせ常識的な社会規範は何も知らず、周囲の迷惑かえりみず大声で話し、車内販売のお姉さんを「おネエちゃん!」と呼び、揚句の果てに携帯電話をデッキに出ずに座席で話し始めるような男である。これにオプションで、歯槽膿漏ならば文句のつけようがない。《キングオブ嫌な奴》の称号を差し上げたい。

今、静岡を通過。
左側の車窓には富士山はちゃんとそこにいてくれた。ミーハーだけれど、日本人はなぜ富士山を見ると心の底がほっくりするのだろうか。
でも筆者の右側座席には妙齢の女性が座っており、心の周辺が落ち着かないのであった。

広島の車窓から

♪タランタンタン、タ〜ララ〜♪
《世界の車窓から》
今日は広島から東へと向かう列車の車窓からお届けします。
「東へと向かう列車♪」といえど、華やいだ街でキミへの贈り物を探すつもりはないのである。携帯電話からブログを投稿出来る設定にしたら、こんな旅の途中でも日中ブログアップが可能に。前回は夜行バスからの投稿。《電話を切るボタン》を勢いで二度押して、一時間かけて書いた文章が、一瞬にして海のモズク、じゃない、海の藻屑と消えたのには悄然としたけれど。

昨日午後は酒都西条からローカルバスで45分揺られて配偶者の実家へ行き、用事を済ませて帰りもバス。路線は何十もの停留所があるのだけれど、ほとんど通過のスルーパス。乗り込んだのは筆者も含め4人だけの、愛すべき田舎のバス道中なんである。

写真1は、いかにもという感じの素朴な車内。これに室内全面に毛皮を張り込んで、田畑を疾走すれば《トトロ》に出てくる猫バスに変身できるのにな。
写真2は降車ボタン。
降りるためにはかなりの危険を覚悟しなければならないようだ(^O^)《危険…バスが止まるまで席を立つな…の下の部分が欠落したようだ…》

その晩は西条へ戻り、ホテル近くのファミレスで晩飯を摂取。ほどなく部活の団体とおぼしき高校生が25人ほど群れをなしてやって来た。お揃いのジャンパーには《県立広島》の刺繍。女子も数名ほどいたから、男女混合の部活といえば陸上部であるのは昔から相場が決まっている。春休みなので遠征か合宿だろうか。最初は女子だけ固まって座っていたのだが、女子マネージャーの電光石火の指示で席を分散させた。将来合コンの時は優秀な幹事になれるだろう。先輩後輩男女入り混じり、和気藹々と食事をする高校生を見るのはなかなか良いものだ。
それにしても驚いたのは、キョウビの若者は方言をほとんど話さなくなったことだ。筆者は地方へ行くとその土地の訛りを聞くのが愉しみなんであるが、全くと言っていいほど願いは叶わず。これは全国的な時代の趨勢かも。
彼等がオッサンオバサンに成長した頃は、1億3000万総標準語化した日本になっているかもしれない。ただし、大阪弁だけはしぶとく生き残るに違いないけれどね(^^ゞ

写真3は岡山あたりの車窓から。
これから別役実を読み、静岡あたりで居眠りこいてなければ、かつ天気が良ければ富士山の写真ものちほどアップしようかな(^O^)/

2012年3月26日月曜日

広島へその2

またまた広島である。夜行バスから携帯電話からの投稿。
実は一時間かけて書いた文章が、変な揺れで、先程全部消失。
改めて書き直すも、これが限界である。もうじき消灯だし。
とりあえず車内で読んでいる本のワンカットを掲載す。
では朝までサヨウナラ。
ああ〜、あの文章を返してくれ〜(T_T)

2012年3月24日土曜日

雨とスコアブック

毎年参加している関団連大会シリーズの開幕。藤沢方面への遠征が多いのが玉にきずなんであるけれど、区内のトーナメント試合では早々に敗退を喫するチームには、年間通じて子どもらにより多くの試合経験をしてもらうには良い機会であるに違いない。

朝Macを起ち上げメールチェック。外はビミョーな雨模様。二日前の天気予報では今日は終日傘マーク。一日前の予報は曇り。今朝はといえば午後からガッツリ晴れとのこと。少年野球を15,6年もやっていると、天気予報を妄信すると痛い目にあうのは経験済みなんである。「明日は雨だから今晩遅くまで飲んでもOK、どーせ中止だろうて....」これで何度失敗したことか。
昨晩からずっと雨、今も小雨。どうにも午後から晴れる兆候はないのだけれど....と思っていたら監督からの一斉メール。「午後の試合は決行します」

雨空を見て家を出る時ふと思いついて、半ば衝動的にA3サイズのクリアファイルを持って出た。これがのちに松下幸之助的電球のパッと閃くアイディアだったことの照明、じゃない、証明になるんである。
目指すは一路藤沢方面。会社のでかいワンボックスを操るのはOhshiroさん。高速を爆走し1時間で到着。藤沢天神小学校スタジアムである。まだ天気ははっきりしない。降るのか晴れるのか。その優柔不断さと言ったら、初めて女の子にコクられた男子中学生のモジモジ感に似ていなくもない。

試合は初回に一挙4失点。2回は三者凡退に抑えたけれど、この頃からポツポツ雨が降り始めた。これだから天気予報はアテにならんちゅうに。
ところで、スコアラーで雨の試合を経験した方でないと理解できないかもしれないが、スコアブックに小雨が降り掛かると、シャーペンで記入しようにもどうにも書けないのである。また傘をさしても風向きでどうしても濡れるのだ。水に濡れた紙に鉛筆でモノが書けない状態を想像していただきたい。無理に力を入れて書こうとすると紙面が破れそうになる。つるつるしてシャーペンの芯が滑る。切れない包丁で白髪ネギを作ろうとするような感覚。
ここで発作的に持ってきたあのA3クリアファイルが大活躍なんである。
クリアファイルの中にスコアブックをずっぽり入れてしまい、ワンプレーごとに中を覗き込み記入するんである。一見面倒なようだけれど切れない包丁よりは数万倍素敵な空間がそこにはあるのだった。冷たい深海に潜った潜水艦の中で日光浴をするような気分なのだ。未だかつてやったことはないけれど(^^)
これをご覧のスコアラーの方はA3クリアファイルは雨の日の常備品である。お試しあれ。

後ろから誰かに傘をさしてもらいつつスコアをつけたことも何度もあったけれど、アレはその人がかなり濡れてしまうので申し訳ないのだ。
雨中、何も言わないで黙々と付けていたら、Inoue母マネが傘を持ってきてくれた。その気遣いはさすがである。
3回からはかなり降ってきた。この回終われば主審の判断で中止だろうと思っていたら、案の定、宍戸錠、あしたのジョー、5:1のまま命拾いのノーゲームとなった。後日再試合である。
クモの子を散らすように車に分乗し退散。しかして、ほどなく高速に乗るころにはガツンと太陽が顔を見せる。天気予報は当たっていたのか、ハズレだったのかよく分らない一日。本拠地有馬小学校スタジアムに帰れば、水たまりに反射する春の日射しが眩しかった。

2012年3月19日月曜日

春季開幕!

いよいよ春季大会の開幕である。残念ながら空は曇天。昨日食べたのは天丼。まだ雨が降らないだけマシと思えば、気持ちがどんだけ救われるかわからない。何しろシーズン開幕だから嬉しくないわけがない。昨日が雨だったので、事務局や早朝の設営の各チームのメンバーの方々総動員で、おつかれさまです。ヤングKurosu監督のニンマリ顔はいつ見ても楽しい。こっちもニンマリしちゃう。

開会式中はバックネット裏の本部席にずっといた。一介のチームのコーチである筆者には聖域である本部席....なんちゃって。実は先日、記念誌で大奮闘されたNishimura編集長からメールあり。「ウルフのマグネットボード作って下さい」と。氏の出身チームである「富士見台ウルフ少年野球クラブ」のOgasawara監督とチームに、個人としてこのボードを贈りたいと。どんなボードかって、概略は先日のこの小ブログを↓↓↓
野球マグネットボード

これのウルフ版を制作。Nishimuraさんに手渡し談笑す。有馬子ども会のOhtakeさんもやってきて「お〜っ」興味津々。更に....。全く予想だにしなかった展開になっちゃった。連盟事務局の要Honmaさんはこれを見るなり「各チーム集めて制作希望を募ろうよ」ムムム、の早業。副会長のKasaharaさんに負けない電光石火の英断である。
開会式終了後、Kasaharaさんがニコニコ「やあ、テッシー元気〜!?」やら、ヤングホークスのKurosu監督がニコニコ「Tさん、コレコレ、例のDVD持って来たよ」と言って、ヤングの卒団式で上映する記念DVDを貸してくれたり。慌ただしくふと振り返ると、バックネット裏ではNishimuraさんが熱心に各チームに熱弁をふるっていた。Queens代表でもあるKasaharaさんからは電光石火の速攻オーダーをいただいた(^^)/Amazonもびっくりなんである。
このへんの詳細はまた近日、号外・別冊・特別編・ディレクターズカットのブログにしたい。
ムフフ...。この写真。今気づいた。競馬の予想屋に群がる競馬ファンみたい。或いは築地のセリ市場での光景か(^^)
さて試合である。
初戦は長沢ドングリーズ。白幡台ドームへ移動しマグネットボードを見ながら先発メンバー表に書き込む。ほどなくドングリーズの母スコアラーがご挨拶にいらした。「Hと申します。Queensではお世話になり....」
QのIzumiちゃんのお母さんであった。Queensの皆さんは顔と名前がまだほとんど分らないので、こんな出会いは大歓迎である。もらったメンバー表のなんと達筆なことか。おお、しかもIzumiちゃんは.....おっといけねえ、Qの広報部長であるからして、選手の名前にちゃん付けはイカンわな。自分の会社の社員を他社に紹介するのに、さん付けで言うようなものだから。...そのIzumiが先発投手なんである。7番を打っていて、8番は弟さんのKeisukeくん。
それにしても白幡台小学校の近くにそびえる塔に、巨大なC球が乗っていたのは何故だ?

ドングリーズとうちはドングリの背比べ。小さな子も多くこんな可愛い女子たちが控えで応援。左の主審は連盟審判副部長のHayashiさん。
小さい選手ならうちも負けちゃあいない。デッドボールを回避してしゃがみ込んだYuusukeはますますちっちゃくなった。

うちの先発はエースTakumi。打線はMamoruが体調不良で欠場したこともあるけど、とんでもないお寒い結果であった。
初回裏に5点の大量得点を挙げたはいいものの、2,3,4回にはドングリーズに追撃され最終回には時間制限ギリで同点とされる。お互い目の覚めるようなクリーンヒットはなかったし、増してうちはヒット2本のみ。最終回裏のフレンズ攻撃で2死走者無し。特別ルールの延長を覚悟していたら、四球と相手失策でなんとか1点を入れ...いや、1点をもらいサヨナラゲーム。
勝ったものの、総体的に全然勝った気がしない内容だった。↘↘↘

QのIzumi、いや、ドングリーズのIzumiちゃんは初打席で左前安打で走者を返し1打点の活躍。先日の花フラのQの子もそうだったけれど、男子にまじり女子が真剣に健気に頑張っている姿というのはいいものだった。

このあと「流浪(るろう)の民」となり横浜のチーム茅ヶ崎ドリームスと練習試合を決行。冷たい小雨そぼ降る中のゲームは、更に一層お寒い内容だったのでここでは割愛しちゃうのだった。
てゆーか、もう眠いのである。明日も終日夜まで仕事であるし。
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2012年3月16日金曜日

人も動物も生き物

ちょっと前の話ではあるけれど、3月3日はひな祭りの女子のイベント大会。
この日は花フラさんとの試合終了後、一服しながら談笑していたら配偶者から電話あり。「今日のひな祭り、覚えているよね?」

焦った。失念していたんである。娘の娘、Minamiのひな祭りの日で、パーティーに呼ばれていたことを。速攻50ccのハーレーをかっ飛ばし帰宅、神木本町にある彼女の家へ。ほどなく娘夫の両親もやって来て、例によって宴会の始まり。娘も娘夫のKazumaもあまり酒は飲まないのだけれど、その我々両親たちは大の酒好きなんである。困った親たちなんである。
ピーチク、パーチク大きな口をあんぐり....。

お開きのあとは我々と、Kazumaの兄と両親の5人で、久地へタクシーを飛ばし地元の居酒屋「勘太」へ。我々にとってはアウェイの地での酒盛りであったが、ここに居酒屋のご夫婦が飼っているワンコがふたり。白と黒のポメラニアン。7ヶ月だそうだ。抱っこすると、ほわんほわんの毛並みにつぶらな瞳。なんちゅー可愛らしさ!酒の肴もすごく旨かったけれど、もっぱらこのポメふたりをオカズにして酒がすすむ。
奥の座敷から白と黒がかわりばんこにこちらをうかがう、文字通りのワンカットの写真。

全部可愛いけれど、写真を見てから気づいた。
足の先っちょが最高なんである。なんとも言えないちいさな足。

ふと気づいた。
1時間前にいた娘の家のMinamiの足元と似ていることに。
こちらはすでに1歳と3ヶ月のニンゲンではあるけれど。
人も動物も同じ、素敵に可愛い生き物なんだなあ。
ホッ。
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2012年3月15日木曜日

早春の陽気

以前もお台場の小話を書いたけれど、今回もそれ。
台場には筆者のクライアントの会社があり、久しぶりに打合で行ってきたんである。ポカポカ陽気の早春とも言えるほどの天気。やっと「早春」というコトバを使っても許されるようになったと思うわけで、メデタシメデタシなのだ。

担当者と13:00からむっつり...、じゃなかった、みっちり2時間、図面を皿を舐めるように検証しつつ打合。その間尻のポケットの携帯が5度ブルブル咆哮する。客との打合中なので携帯が鳴っていることはオクビにも出さず、打合に没頭するのだけれど、電話なのかメールの着信なのかくらいは気になるところ。最近はケツのブルブル具合でそれを見分ける、というか、感じ分けられるようになったスキルを身につけた。(嘘)

打合から解放されて表に出てフジテレビ本社方向へブラブラ。携帯を抜き着歴を確認。案の定全部メールであった。5個のメールのうち2個は例によって「迷惑メール」ここ1,2週間また連日いらっしゃっている。どう考えてもこんなメールに引っかかるヤツはいねえだろう、というような内容だ。初めて携帯を買ってもらった中学生ならいざ知らず、こちとら「携帯持ってる暦15年」なんだかんな、ナメンナヨってなわけで。曰く「あなた様に2億円の入金準備が整いましたのでお知らせいたします。つきましては下記URLから至急ご連絡下さい」って、笑っちゃうしかないアホメール。速攻削除。もう一つは新監督Otsuboさんから、日曜のスコアラー帯同可否に関するもの。あとの二つは...内緒(^^)....てゆーか、午前にこちらから打ったメールへの返信であった。

フジテレビ通用口には例によって芸能人の「デマチ」をするオッカケの女の子が数名、以外に陰気な雰囲気を身にまとい路上にタムロしていた。
携帯カメラでフジテレビ本社屋のお馴染み、あの球体を直下から見上げて撮ってみた。

すぐ近くでは何の番組か知らないけれど、TVカメラと音声さんとインタビュアーの3人ひと組で街頭アンケートを実施中。フリップに貼付けた人の写真を見せて感想を訊いていたみたいだ。通りすがりと思しき女子が応えていた。(この手のインタビュー映像は、本当に通りすがりの素人かどうかはヤラセの場合もあるからご用心なんである)
「エ〜っ、こっちはあり得な〜い!」
「こっちはマジ、ヤバイっすよねえ〜」
みたいな...。
早春の陽気の気分の高揚も手伝い、ニッポンは平和だなと感じた次第ではあるけれど、ふと震災の被災者のことが頭をよぎりどうにも複雑な気分に...。

もしこの番組がオンエアされた時は筆者が映っているやもしれず。たぶん筆者の後ろ姿が画面の背景の端にいるかもしれない。その時は頭頂部の光が反射して失明の恐れあるゆえ、みなさんには是非サングラスをかけて観ることを推奨したい。
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2012年3月14日水曜日

野球マグネットボード完成

このブログのヘビーユーザー、またはフレンズ関係者ならご存知、野球のスタメンを考える際のマグネットボードが完成しちゃった。2012年版。今年でいくつめを作ったのだろうか。
「デザイナーが大工を兼任」または「フェラーリ」或いは「AppleMacintosh」
と自任する。
共通項はナンデカッテ?
設計者自ら金槌をふるい、家を建てる。
エンジン供給とボディー製作が一体となったF1チーム。
オペレーションシステムMacOSとハードが一体化したコンピュータ。
頭で考えたデザインを実際に自分で作ることなんである。「シナプスの入り江」と「指先に走る電気信号」が一体化する瞬間を味わうことが出来る。(....なんちって)

まずはMacで去年と今年のメンバーの総入れ替え作業。
写真・名前・英文スペル・背番号・学年....間違いがないか何度も校正し、イラレで制作。画像はAdobeIllustratorで作ったデスクトップ写真。

打順を決めるエリアの選手個々のマグネットプレート製作。
一個のプレートは5層の材料で構成されている。つまり5種類の材料を貼り込んでいるんである。これは繊細な集中力と同時に腕が軽い筋肉痛になる力技の両方を必要とするんである。これマジッす。

次に守備位置を決めるエリアのマグネット。
ステッカー用紙に印刷したものに透明の紫外線カット耐水フィルムを貼り込む。そのシートを一個一個サークルカッターで丸くカット。この時だけはローガンキョーを必要とす。ロナルド・レーガン、レオナルド・ローガン?中心点を0.5mm狂っただけで失敗作になっちゃうからだ。これを更に20mmφのマグネットに貼り込む。

3年前から使用している、ベースになるマグネットボードに並べてみた。
左守備、右打順のボード。思わず自チームの打順と守備位置を真剣になってあれやこれや....かなり楽しい半面、どっぷり悩むことたましば。白紙のメンバー表を見ただけではこうはいかない。ウィスキーロック片手にチェスを楽しむがごとく楽しめるんでる。
監督は右のボードで先に打順を決める。とりあえず守備のことは考えずに。
そのあと左のボードで個々の守備位置を考えていく。
これらをビジュアルに立体的にシームレスに思考できちゃうのだ。ここがこのボードの最大の価値だと思う。
監督もさることながら、これをもらったスコアラーもラクチン。
メンバー表にはこれを見ながらサクサク書き込んでいけるんである。
試合前に主審が「キャプテ〜ン!ジャンケン!」のコールにも慌てずメンバー表を渡せる。
この使い勝手の良さは使った人でないとわからないかもしれないけれど。
また、「座学」にも活用出来る。
今の打球に対する守備位置のとり方や、フォーメーションの回り方、ランナーとアウトカウントの相関関係での守備選手の動き方など、子どもにわかりやすく説明出来ること間違いない。
子どもはこれ、いじるのが大好きなんである。

野球のExcelスコア集計ソフトは全国のみなさんに数年前から無償で差し上げているけれど、さすがにこれは頭と時間と労力を酷使するので止む無く有償。監督やコーチ・スコアラー個人のオヤジの財布からボランティアではキツイので、年間通じて使用することを思えばチームの部費からなら十分まかなえるかも。
なんせ、世界に一個しかない写真入りオリジナルだしね(^^)
来週あたりには、いちおう、このマグネットボードの第2弾をブログアップ予定なんである。(^^)/
(※ご購入、ご興味のある方は右、ワンコの「自己紹介」クリックからメールでどうぞ)
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2012年3月11日日曜日

Don't forget 3.11

忘れたくとも忘れてはいけない日がある。
忘れようとも忘れられない日がある。

無念の思いを抱いて瓦礫の暗闇で人生の目を閉じたひと。
襲いくる津波に家族を念ずる間もなく息することを止められたひと。
大きな花を咲かせる前に、ちいさな芽のまま奪われた子どもたちのいのち。

忘れない。忘れてはいけない。
時を経て記憶の風化の入り口に立ち止まり逡巡したとき、
自ら振り返り命の重さを手のひらにのせてみよう。

生きていることへの感謝のきもち。
生かされていることへのありがとう。
僕たち大人は、そんな心を持てる子どもを育もう。
僕たち大人は、大きな花を咲かせるよう彼らの背中をそっと押してあげよう。

......................................................................................................................

3.11 14:46
練習を中断し全員で黙祷。
追悼。
被災された方々のご冥福をお祈り申し上げます。


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2012年3月10日土曜日

謙虚な気持ち

極寒の3月4日、日曜日。
昨日のGカップ花フラ戦に続いて、この日は練習試合が組まれた。場所は西有馬スタジアム。筆者少し遅れて5万の大観衆の待つ会場へと急行。終盤までスコアラはKanedaコーチに任せて球場カメラマンとして奔走。最後はベレー帽とチョッキ(死語!)を脱ぎ捨てスコアラーに変身す。


花フラさんの土曜の対メイツ戦、激戦の印象があったのだけれど、結果は7:3で花フラ勝利。僅差とは言えないけれど大差での圧勝とも言えないスコア。しかも花フラ単打2本、うちは単打1本・二塁打1本。まあ、お互い褒められた打線ではない。ええい、この際、極寒の気候だったので極貧の打線だったということにしちゃおう。
前回ブログどおりQueensの女子二人もがんばっていた。Noeriは四球から盗塁を決め、Suzukaは精彩を欠いた1,2打席を払拭するかのように、最終打席で二遊間を抜ける単打で打点1、得点1。

フレンズベストプレイヤーはこの日先発、若干四球が多かったものの、打撃ではタイムリー2ベースを放ち打点2を挙げたMamoruに決定。

午後は有馬ドームに移動し近隣の横浜のチームとこれまた練習試合。
今季から28番に就いたNishikawaコーチの努力によって、変則A,Bチームの試合が実現。DH制で小さい子も出場させるスタイル。高校野球や昔のプロ選手の話をさせればこの人の右に出るヤツはいない。筆者なんぞ全く聞いたこともない選手の出身校や、どこの球団に入ったかなどのデータがiPhoneのハードディスクみたいにギッシリ詰まっているんである。「クイズミリオネア」に出て、野球のそんな問題が出たら、テレフォンに頼らずみのもんたの「ファイナルアンサー?」の前に正解を言っちゃうであろうことは火を見るよりも明らかなんである。

相手は茅ヶ崎エンデバーズ。スペースシャトルみたい。第一試合では4年生以下のメンバーで対戦。これは純粋Bチームとはいえないのでスコアブックはつけないことにした。スコアを付けなくて良くて、じっくり試合観戦出来るなんて年間通じて何試合もない。お互い小さい子ならではの珍プレー続出。
二試合めはうちは6年生以下、エンデバーズはオール5年生。そういう意味では不均等ではあるけれど、スコアをつけた。こちらは6年もいるけど2年もいるんで。うちはほぼまんべんなくヒットが出て結果7:1の快勝。
しかし、勝因は打線ではないと思っている。
エースの主将Takumiの力投だと思う。なぜなら昨年までうちは制球難で落した試合が山ほどあるけれど、開幕間もない試合でTakumiは四死球2個のみ。
試合後、ヤツの肩をたたき声をかけた。
「おうTakumi、ナイスピッチングだったぞっ」
彼の返事は、
「いえ、最後の回にフォアボールを出しちゃったので、自分としてはあまり....」
その謙虚な「キモチ」が嬉しいじゃないか。
ベストプレイヤーはTakumiである。

余談。
エンデバーズさんの誰かが、バックネット裏でビデオカメラを三脚に据えて撮っていた。クリック拡大してよーーーく見て欲しい。現実の絵とカメラのファインダーに記録されている絵を。

「現実」での打者のバットの角度と、ファインダーの中のそれ。0.00何秒の差だろうけれど、現実にビデオが追いついていないのである。ほんの少しの現実の過去をデジタルが0コンマ数秒遅れて記録していたのであった。
いっこくどうの国際生中継をやるネタを思い出した(^^)
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2012年3月8日木曜日

Gカップがオープン!?

このタイトルを読んで健全なる男性諸氏はきっと「おお〜ッ!?」と思ったに違いない。「Gカップがオープンっていったい...?」と文字通り期待にムネとコ○ンを膨らませた方には申し訳なし。コトバを紛らわしく略してはイカンのである。大変遺憾である。でも如何ともしがたいのである。

グリーンカップがやっとオープンした。
鷺沼駅前のグリーンスポーツ主催の大会で、宮前区にとっては今年の各チームのレベルをある程度予測できる、いわばプロでいうオープン戦のようなもの。しかも今年は2月いっぱいまで対外試合禁止だったので、この日が待ち遠しかった向きもあろうと思う。

フレンズは初戦馬絹メイツとの対戦。勝者は2戦目花の台フラワーズと当たる。この3チームは偶然にも連盟記念誌のプロジェクトチームでもあった。大リーグのサブウェイシリーズみたいだ。...ちょっと違うか(^^)
さてここからはこのブログ、有馬フレンズ自称広報部長として記録。
先攻フレンズは初回失策・四球・失策がらみであっけなく1点を先取。
その裏メイツは安打・盗塁・四球ののち、4番主砲のN君の適時打でこれまたあっけなく同点とされる。同じ1点でもウチとは内容が違う。

結果は4:1のスミ1で完敗。
が、しかし...。
正直もっと差がつくかと思った。確かに無安打でお寒い内容ではあったけれど、一応「やきゅう」にはなっていたもんね。これをもっとレベルアップして「野球」が出来るようになりたい。
だってフレンズ先発メンバーでは2年生(新3年)のOhshiroがサード、Tagamiがレフトを守っているのだから。昨年までほとんど試合経験のない2年生がレギュラーを張っているんである。その健気(けなげ)さには涙を禁じ得ないほどのものがある。
アッパレである。ベストプレイヤーはこの2年生二人にあげたい。
そしてもう一人。
野球経験のない人で昨年まで29番、今年から監督就任のOtsuboさん。
人生初の監督デビューである。温厚で真面目な人柄。
他チームの方、今年はうちのOtsuboをよろしくなんである(^^)/

さてここからは自称宮前連盟広報副部長の仕事である。因に広報部長は事務局のNishimuraさんである。
勝ち抜いたメイツは花の台フラワーズ戦とのダブルヘッダー。
略して花フラ。ここには名物代表兼スナックマコト店主のSaitohさんがいる。記念誌ではNakaoさんにもお世話になった。
そして今年から監督を務めるTadaiさん。
試合前の談笑では記念誌打ち上げ新年会の話題しきり。Tさん、またスナックマコトへ来て下さいと言われた。シブイ二枚目で筆者にとってはあのふっさふっさの髪の毛が羨ましい限りである。笑うと少年のような笑み。

激戦であった。
初回裏メイツが大量4点をもぎとるも、2,3回には花フラが5点を入れ逆転。
更に3回裏メイツも2点の逆転でまた1点リード。
そして最終回は花フラがまたしても2点奪取して6:7で再々逆転。
ところがその裏メイツはまたまた逆転で8:7のサヨナラゲーム。
年間通じてこんな試合はめったにない。
宮前の今年はウルフが頭ひとつ抜きん出ているとの下馬評。
でも面白いぞ。開幕からこんな試合が出来るなんて素晴らしい!

さてここからは公認Queens広報部長の仕事なんである。
(今日も長くなった。なでしこ観ながらのブログ執筆だもの...)
花フラさんにはQueensのメンバーの女の子がいるのだ。
SuzukaとNoeriだ。(このブログ今年から女子といえど「ちゃんづけ」は廃止。)
守備では声もよく出ていたぞ。
二人のちょっといい写真が撮れたのでアップ。

やっぱり女子は可愛いし見ていて健気である。
しかも時折男子以上の活躍を見せることもある。Suzukaは今年Qの主将である。
Noeriはスクイズバントを決めたり、Suzukaは左翼線ヒットを打ったり3盗を決めたりの大活躍。
試合前と試合後、ニコヤカにご両親とも談笑する。携帯の待ち受けなどの話題で盛り上がって。
今年のQueensにも是非注目していきたい。

※それにしてもなでしこJAPAN、ドイツ相手になんちゅう試合展開!
ミスも多かったけれど、なでしこ女子は本物だぜっ!!
試合終了と同時にブログアップす。
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