2016年12月31日土曜日

ありがとう2016

このブログ7,8年続いているけれど、12月31日の大晦日にはほとんど更新しているわけで。今年も今日この日を迎えてしまった。

ブログ掲載した写真の中で、今年1年を振り返ってのベストをチョイスするのも恒例であった。粛々と循循と滾滾(こんこん)と掲載しちゃう。

「いつまでもフレンズで、みんなと一緒に野球がしたかった」
との名言を残して大阪へ転勤となって行ってしまったTekeru。最後のお花見の時に皆で胴上げ。縦に上下する様を瞬時に判断して、カメラを縦位置に構えての一瞬。奇麗にTakeruの嬉しげな表情を捉えることが出来た。

今年年初に掲載した全世界驚愕のワンコ「ドッグ」くん。三重県の美容院を経営する家で飼われているワンコなのだった。見よ!このギネス級の巨大さ。

その後友人からまた写真が送られてきた。これはブログには掲載したのだろうか、自信はない。フレンズLINEにはアップしたのだけれど。湿疹が出来ちゃって体の毛をごっそり剃られてしまったドッグくん。心なしか恨めしげな哀しげな目がたまらない。
それにしてもなんということでしょう!匠が手がけた改築前と改築後のこの落差。

今年の数ある集合写真の中でも群を抜いて特筆すべきは、Queens10th記念式典の最後に撮ったこれ。全員素敵な表情で写真的にもくっきり鮮明に撮れた大集合写真。アフリカの一夫多妻家族のようだ。故笠原氏が言っていた「Queensは家族みたいなものだから」

これはつい最近のベストショット。といっても私の撮ったものではない。母からLINEにアップされたものだ。「美魔女の特急便」なのだった。この他にも何枚も傑作がアップ。こんな楽しいセンスを持っている彼女たちが俺は大好きだ。思わずハグしてチューまでしたくなるほどの傑作。

秋に第一公園で試合後に撮った一枚。ハーフトーンの影のグレーが秋を物語る。電線に止まった子スズメたち。

子スズメと言えばこの子。Ruiの妹サッキーことSakiがおニューの自転車に乗っている。車輪のスポークがキラリと光り、カメラレンズとSakiの目線が合った瞬間であった。

そして今年のベストワンのショットはたぶんこの一枚かな。
初夏の遠征に行った時のもの。緑萌えるグランドでシャボン玉を吹きながら親子が歩く姿。ココロがほっこりする一葉。
カメラマンはド素人の筆者ではあるけれど、写真には独自の持論がある。
素晴らしい写真とはカメラマンの腕やカメラの性能ではなく、被写体、素材がいかに素晴らしいかによって左右される、ということ。撮影者の善し悪しはその一瞬を感じとってシャッターを切れるかどうか。その一瞬を見逃さないことがカメラマンの矜持(きんじ)であると思う。シチュエーションの良さとモデルたちの良さもあって今年のベストはコレに決定なんである。

..............
今年もこの少年野球「晴耕雨読」BLOGを飽きもせずご覧くださってありがとう。
駄文的小説「月に雨降る」を辛抱強く読んで下さってありがとう。
今年一年ありがとうございました。

来年も少年野球「晴耕雨読」をどうぞよろしくお願いします。
2017年、みなさまにも良い年となりますように。
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2016年12月29日木曜日

ぽっくり、ほっこり

標準的には本日が「仕事納め」となった28日、みなさまにおかれましては、いかがお過ごしなんでありましょうか的な想像を働かせてしまう年の瀬の今日この頃、みなさまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか....。

毎年のことではあるけれど、この年末年始の時季はブログアクセスがガクンと減るんである。おそらく田舎に帰省したり、ブログなんぞ見る気分ではなかったり、また全国のブロガーもこの時季くらいはのんびりしたいと思い、ブログ更新をおやすみする向きもあるようだ。それでも筆者はネタがある限り書き続けてしまうんであった。

日曜はいわゆる「2016練習納め」であった。以前は親子野球をやったりもしたが、その年どしの事情によりやったりやらなかったり、今年はフレンズ恒例「カレー大会」と記録会だった。カレーは各家庭で分担してカレー班とご飯班に分かれてやるようだ。(昔はそうだった)甘口、中辛、辛口の三種類のカレー鍋。いつもながら母たちお疲れさま、ほんとにありがとう。冬の冷気にぽっくりと白い湯気が上がる、気持ちもほっこりと温かくなるのであった。


子どもたちを撮影。食べているタッパーなどを覗くとご飯とカレーを分けて食べる子と、ふたつをグチャ混ぜにしてどろんどろんにして食べる子に分かれる。筆者、大昔のブログにも書いたけれど、大阪以西の西のほうの人はこの「グチャ混ぜどろんどろん」方式にて食すのが多いというのが持論なんである。フレンズの子らで統計を取ってみた。約1/4くらいが「グチャ混ぜどろんどろん」方式なんであったけれど、そのほとんどが低学年の子だった。大人になってもちゃんと箸が持てないのは異論があるけれど、小さい頃にいろんな食べ方があっても良いと思う。美味しく食べられたらそれで良いではないか。「グチャ混ぜどろんどろん」方式が「汚らしいからダメよ」というなら、あの「グチャ混ぜどろんどろん」方式の王者、もんじゃ焼きの立場はどうなる?
因に筆者の食べ方は「グチャ混ぜどろんどろん」方式はさすがに嫌だしやらない。違う食べ物になっちゃうではないか。口の中でご飯粒の弾力を楽しみながらカレーを食べるわけだが、「グチャ混ぜどろんどろん」は雑炊状態になってしまって、米の存在感が消えてしまう。普通は皿に半分ライスを盛ってしかるのち、あとの半分の領域にカレーを投入するのがセオリーなのだろう。見た目が奇麗だしね。でも筆者的方式は皿全体にライスを盛りつけて、その上の全体にカレーをぶちまけてライスが見えなくなるくらいにかけちゃうのだ。それを雪国の屋根の雪下ろしよろしく、スコップですくうみたいにスプーンで取って口に運ぶんである。

オトナたちもカレー大会に参加す。
母たちはいつのまにか立ったままカレーを食すんであった。恵比寿の立ち飲みバーで女子会をやってるみたいに。


さてさてこのあとは記録会開催。全員の写真を撮ったのだけれど全部掲載は無理ゆえのごっそり割愛、ご理解いただきたし。
まずは遠投記録。やはり高学年はフォームが安定しているわけで。



次は50m走とベーランのタイム。


人は人が走るのを見ると、本能的に自分も走りたくなるのだということを改めて知った。

模範演技でOBの昨年主将Ruiが激走する。見事である。脚が地球にぴたりと張り付きながらほとんど雑音を発しないで、「ひたひたキュンキュン」とダイヤモンドを駆ける。走る時の音は下手な走者ほど「べたべたバタバタ」と雑音を出すものだ。うまい走者は足裏に機能が相反する吸盤とバネが見事に共存しているかのように走るんである。小学生とは全く次元の違うフォームの走りを披露。

シャボン玉なんである。シャボン玉の光景はカメラマンにとって格好の素材だ。大好物である。スレンダー美人妻のYasuda母がぽろんぽろんシャボン玉を量産すると、Ruiがおちゃらけてパクリと口で食べる仕草。

さてグランドの脇では。
冬の暖かい日射しを浴びてRuiの妹Sakiが、自転車をこいでいた。

さてグランドの隅では。
冬の暖かい日射しを浴びてアラガネーゼAraganeオヤジが、舟を漕いでいた。

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2016年12月26日月曜日

ココロのネジが緩む瞬間(とき)

泣いても笑っても2016年の終末はすぐそこまで迫ってきているのだった。そんな折り全国の少年野球チームでは納会やら卒部式やら忘年会やらが花盛りであるに違いない。更に少年野球界ではこの時季グランドでの「練習納め」というのがセオリーなんである。
一昨日土曜日、宮前QueensとBチームの聖地「第四公園ドーム」へ行って来た。今年はあまり試合に随行出来なく、そのほんの少しの罪滅ぼしの気持ちもあって、またQ美人妻軍団の一人であり来年の母会長Kurashige母とのお別れ会の打合もあったりして...。

OB、特にQ繋がりのお兄ちゃん宮前OBがわんさと来て、練習のバッティングピッチャーをやったりしていたのだった。Q黄金期のエースHinataもおばあちゃんと一緒に来ていた。
更に3人の息子娘とともに気が遠くなるほどの野球人生を送ってきたMochidaコーチも顔を見せていた。末娘「ひーちゃん」ことHimariは来年高校受験。悩んだ末に高校では野球をやめて勉学の方向へ進むという情報は伝わってきていたんである。将来本当に通訳になって、世界を舞台に活躍する姿が現実になっちゃったらどうしようか。いちHimariファンのオッサンとしては今から楽しみでドキドキなんであった。


Qに行くといつも独特の空気感を体感する。会長Sohmaさん始め、Murata代表やKoshimizu監督、YamaguchiマネージャーやSatohコーチ、その他のOBコーチ、父コーチたちの持っている「緩(ゆる)やかな」空気感。それに加えてQueensを支える母たちが身にまとっている「穏(おだ)やかな」「優しげな」空気感。小学生女子チームが持つ特有のものなのだろうか。Qに顔を出すたびになんか「癒される」のであった。思えば数年前、故笠原代表にいつの間に足を引っ張られるように引きずり込まれたこの女子野球の世界。今更ながら氏に感謝なんであった。

午前でグランドをウルフに引き渡し、Qは母たちが企画したささやかな年末の乾杯。Mochidaさんから大量の「ファミチキ」の差し入れ。熱々ホクホクでうましっ。
Sachiko母、Jeffの奥さんとも初めて談笑する。

第四公園ドームには、ポケモンGOのジムがある。筆者はバトルはやったことがないけれど、とにかくあるんである。ほれこの通り、「カビゴン」がどでんと鉄塔の上に居座っていた。

Imanishi母の声がけで今年最後の集合写真を撮影。セルフタイマーの設定で四苦八苦していると、ウルフの人が撮影を買って出てくれて無事筆者もアングルの左端に納まることに。
ココロのネジがゆるんとする瞬間なんである、Queensという存在は。
遊びでやってる野球ではないから時に厳しい練習や指導もあって当然だ。むしろそうあって欲しい。でも全体に流れる空気は男子チームにはない柔らかなものなんである。
小学生の女の子の諸君及び親御さん、ぜひQueensに来て一緒に野球を楽しもうではありませんか。

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