2021年3月28日日曜日

初戦、桜散る

 宮前春季フレンズVSサンダース戦は雨模様の中、空の曇天が波乱含みの様相を暗示していた。

...なんちゃってなんである。サンダースIida監督、フレンズShohta監督のシートノック。いよいよ公式戦が出来る喜びに胸が高鳴るわけで。

話はそれるが昨日写真を撮っていたら70代くらいの一般客が筆者のところへ来て「あそこの空いてるベンチ(一塁側)に座って観戦はダメなのかい?」と尋ねてきた。連盟で立ち入り禁止としているベンチである。頭ごなしの強制力はないけれど、にこやかにどーぞどーぞとも言えない。迷った末に言った「すみません、あそこはコロナ感染防止対策で密にならないように、応援団父母も入れないように規制してるんです」と。男性はコロナと聞いて、ナルホドああそーかと素直に得心したようだった。「観戦は良いが感染もあるよ」と。連盟は行政から公園使用に関して運営管理を委託されているわけで、ある程度一般住民にも強制力はないけれど、要請する必要があるわけなんである。

閑話休題。第一公園名物「砂嵐」。砂塵渦巻くライト方面では小さい子などは地表からフワリと5cmくらい浮いていたに違いない。しかしこの砂塵をのちに黙らせる天の強敵が現ることは想定内ではあった。

試合はSが優勢で5点先取。

SにはQueensのRana、三塁コーチャーズBOXでちょっと寒そうないつもの独特の雰囲気で立っていた。砂塵が舞うわ舞うわ。フレンズは10名ギリギリの登録ゆえ、28番Maedaコーチがボールボーイ、いやボールオールドボーイを兼任す。

Fのマウンドは主将Haruにスイッチ。主将成りたての頃はチームを牽引するような声は小さかったように思うが、今日は副将Shuntoと共によく声を出していた。Fの主軸のあとは世界に誇る低学年チビッコ最強打線である。昨日今日野球を始めたばかりの子も含まれる。誤解を恐れず極端に言えばAチームとオレンジが合体したような現状である。それでも頑張れチビッコ最強打線なんである。右も左も分からずも、彼らは彼らなりに一生懸命なのだった。

暗雲垂れ込めるムードの中、Fは走者二人を塁に置き、打者はHaruto。バットを一閃すれば二塁打にて2点を返す。一矢報いる展開となった。スコアボードは7:2。

時系列は前後するけれど5:0の2回裏Sの攻撃中、雨がパラパラ状態から一気に降って来た。土砂降りとまではいかぬまでも一旦試合は中断す。試合のみならず猛々しい砂塵を黙らせるには十分な威力、天の強敵現るなんである。予想よりだいぶ早い降雨のお出ましとなった。今回は雨が降ろうと槍が降ろうと、この試合だけは完遂せねば今後の予定が致命的に狂っちゃうので、じっくりと待つことになった。関係各者何度もスマホで雨雲予想を検証し、ここぞのタイミングまで待つ。雨脚の強弱を眺めながら予想通り待つこと40〜50分。

試合再開後前述の展開となり、一時はF応援団も盛り上がったものの、実力差にてSの勝利。

撤収後筆者は赤カブで帰宅。しかしちょっと桜が気になり圧巻の桜で有名な小台公園へ向かった。今日あたりは満開なはず。好天ならばブルーシートと人混みで桜に負けないくらいの人が満開なのであるが、今日は好天ではなく荒天。天気は好転するはずもなく人はまばらに違いないと踏んだのだった。

行ってみれば正解だった。曇天ながらしっとりとした空気感の中、桜は満開、人はほとんどいない。iPhone12で数カット撮ってみる。フレンズの春季は初戦で散ってしまったが、こちらの桜はまだ多少散りかけの見事な満開だった。晴天だったならピンクとブルーのコントラストのもっと美しい写真が撮れたはずだが、これもまた趣があると思うことにする。

「晴耕雨読」毎年恒例パノラマモードで。340°くらいのパノラマ写真。

iPhoneに限らずスマホ写真で手軽に出来るプロっぽいゲージツ的写真は、ローアングルでの撮影。桜のピンクがもし白だったら、雪原のように見えるはず。これをやる人はほとんどいない。ただし駅の階段でやったら速攻捕まること間違いない。

最後に動画を撮ってみた。ハラハラと舞い散る花びらと、コロコロと転がる花びらのコンビネーション。


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春が満開

 春が満開なんであった。満を持してのこの日を迎えることができた。連盟はここまで来るのに、どれほどの紆余曲折を経て、天変地異を乗り越え、粉骨砕身したことだろう。コロナに翻弄されてもなんとかこの日を迎えることができた。そーなんである。いよいよ春季開幕であった。今回は桜が満を持して満開となったゆえ、桜がらみで写真を展開。

春季の開会式は中止となり、連盟30周年記念大会の開会式を執り行った。コロナ関係にて実に簡素化された開会式となった。このうちの何枚かは連盟30th記念誌に載る予定。

審判Uchimuraさんのアイディアで筆者脚立に乗って全員を撮影。一眼レフの望遠では全景が収まらず、筆者の伝家の宝刀iPhone12Proで撮影。開会式は各チーム主将のみと、初戦の対戦2チーム。これに連盟役員をバックに控えての一枚。主将らはマスク着用しソーシャルディスタンスの構えにて。

さて、試合は春季第一回戦である。この日をどれだけ待ち望んでいたことか。春爛漫、桜満開のこの日に迎えた待望の初戦はメイツVSドングリーズ戦。以下、写真中心にてお許しあれ。

春の柔らかな日差しの加減が写真撮影にはすこぶる良い。いつもよりシャッタースピードを早めに設定しボールも静止した感じに撮ってみる。

ドングリーズにもメイツにもQueens候補の女子がいる。遠近のボケ感を駆使して桜と対比して撮った。桜越しのQ姫候補。実に素敵であった。QのMurata代表も来ていたが、両選手共にかなりの高評価、実によく見ていた。ぜひ我が宮前Queensへ。

試合は大差でメイツの勝利。この日は何試合も対戦があったが、接戦ではなく大差のコールドゲームが多かった。

続いてヤングVSワイルダース。おやおやワイルダースはユニフォームを新調一新したようである。バリバリの新しいユニフォームが眼に眩しい。まるで桜の開花に合わせたかのようで、新鮮であった。

ヤングベンチは30Ishikura、29Sako両氏、28にはTakahashiさんがカムバック。後ろにドスンと構えるはご存知大将Kurosuさん。ヤングのみならず宮前連盟の御意見番の重鎮である。

以下、よく撮れた写真にてブログ展開。

ヤングが結構仕上がっていた。謙虚な指導陣に言わせれば「そんなことはない」と言われそうだが。主軸にバントをさせても成功する策を披露。

それにしても桜満開の陽気。日本人は桜に対して単なる花の開花以上に、季節の変わり目を認識すると共に、これからの将来に期待に胸を膨らます国民性がある。この時期になると毎年桜をテーマにブログを書いているが、今年は筆者もそれがひとしお、万感の思いである。近隣の親子三人が桜をバックに自撮りしていた。筆者は他人の幸福が大好物である。実にいい光景だった。試合取材しながら撮らせていただく。

桜越しの審判Uchimuraさん。

桜越しのホーム。

Uchimuraさん越しのホームイン。

そして桜越しの宮前少年野球連盟。

緊急事態宣言解除後のコロナ状況には予断を許さないけれど、何はともあれ春は来た。桜も満開。なんとかこの世界の少年野球が平穏のうちに継続できますように。

試合はこれもヤングの圧勝。筆者は午後所用があって第三試合を待たずに帰還。

※ちなみに筆者はヤボ用で木曜広島へ行き、金曜に帰った来た。マツダスタジアムの開幕戦も観たかったが空席ゼロ。数ヶ月先までチケットはないとのこと。その模様はいつか余力があればブログに。とりあえず明日日曜はフレンズなど他の試合が控えている。

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