2022年12月31日土曜日

サヨナラ2022

 大晦日である。ギリギリ今年最後のブログを書く時間ができた。今年を振り返って。

2022年の最大の衝撃はロシアのウクライナ侵攻である。当初は3日で首都キーウ(当時はまだキエフという表記が多かった)が陥落するとの見方がメディアの大勢を占めていたが、ところがウクライナの想定外の粘りと反撃に、ロシアもたじたじ、現在もまだ終結終戦に至ってない状況は万人の知るところである。初期の頃の国外への避難路を幼い男の子が泣きじゃくりながら歩く姿や、地下に閉じ込められた女の子がやはり涙を流しながら取材に応じる映像は、今見ても胸が締めつけられる思いだ。反してロシア、プーチンの自分だけの論理で殺戮を繰り返す精神構造は尋常ではない。こちらから見れば侵攻の理由は「理不尽と不条理」の塊だが、彼らにしてみればそれが正義であり何の罪もない人の命を奪う大義名分となる。だから余計に収拾がつかなくなり、己の思い込みで自分に都合の良い利益と権益だけ主張し、他者に耳を貸さなくなる。そんなふうに思うのは筆者だけだろうか。私がロシア人でこんなことを書いたら、当局に拘束され即死刑に違いない。いつの日か何がしかの終結をみたとしても、ウクライナには拭い難い怨念が全国民に奥深く根付くはずだ。そしてまた歴史は繰り返す...。この「戦争の負のループ」はこの戦争に限ったことではなく、遥か古(いにしえ)の昔から続く構造なんである。

もう一つの2022年は、まだ興奮冷めやらぬサッカーW杯カタール大会。日本サッカーに世界から驚嘆と賛辞がいまだに止まない訳で。ただこれは自分が日本人だから、日本に耳障りの良い情報だけを享受する環境にあるせいもあるだろう。筆者も今大会の森保ジャパンには感動と興奮をもらったが、広く見ればカタール大会は素晴らしい試合が多く、特に日本のみならずジャイキリ(ジャイアントキリング=大番狂わせ)がいくつも存在し、特にモロッコは大いに賞賛されるべきである。日本の誰かが(解説本田か主将吉田?)言っていたけれど、「サッカーはサッカーが上手いチームが勝つとは限らない。相手よりサッカーが上手くないチームには別の勝つ方法がある」と。多くのスポーツにおいて(特に相手と接触する競技)体格が大きい方が小さいよりは優位には違いないけれど、後者は決してそれで負けるわけではない。少年野球にも通ずるものがあると思う。何はともあれW杯は面白かった。19試合を観たけれど決勝が終わった時のW杯ロス、喪失感はあったものの、内心これで、夜中に起きて観て寝不足に陥る生活から解放されるある種の安堵感も胸に共存していたのだった。ちなみにこのブログ、理不尽な脅威からいろんなことを守るために、11月中旬から一ヶ月一時的に休止にしたけれど、失意と傷心と怒りのどん底だった。その間このW杯の熱狂と仕事に己を埋没させることが唯一の心の救いだったことを記しておきたい。

さて最後は映画である。今年は昨年に比べて本数はかなり減ったものの、合計約63本を観た。内訳はTSUTAYAディスカス(レンタルDVD、 Blu-ray映画)が36本、Amazon Prime(プライム会員なので無料)33本、AppleTV+(サブスク)8本なんである。特筆は唯一劇場ロードショウで観た「トップガン・マーベリック」。センター北を歩いていて突然「観るには今日しかない!」と自分に言い聞かせて衝動的に映画館へ飛び込んだ。シネコンのスクリーンが小さかったのが残念だが、あの迫力はTVやDVDでは味わえない、銀幕で観るべき映画である。60歳近いトムクルーズや素人の俳優が米海軍全面協力で猛特訓し、本物の戦闘機に乗って操縦し映像を撮る手法はそれだけで奇跡である。機内のカメラは9Gに耐えうるために特注されたSONYのカメラ。「追いトップガン」という言葉も生まれたほど、全国で繰り返し何度も劇場に通って観たファンも話題になった。筆者はロードショウの他はAmazon primeVideoで解禁後すぐ観て、TSUTAYAからも借りて観たので3回のみ。しかしこの年末にAmazonで Blu-rayディスクを購入し、正月にもう一度観賞予定。ロードショウは「ブレードランナー2049」以来だけど、やはり実に良い。CGではない実写の迫力がそこにはある。プロ野球ニュースで試合を観るのと、反して球場へ足を運んで観戦するのに似ている(気がする)。コロナ禍で劇場公開が何度も延期になったが、どうしてもトムは観客には劇場で観て欲しいとの思いから、コロナを経て2年越しで今年の公開になったことは大正解だったに違いない。

このほかにAppleTV+(プラス)というのがある。ネトフリと同じサブスクだけれど、筆者はMacユーザーなのでこのAppleTVなんである。もう一体全体どーしちゃったのよ?!と言うくらいに映画を凌駕するクオリティーの高さ。質的にもそーだけれど4K映像なので俄然美しすぎる。今年観たAppleオリジナル連続ドラマは「フォーオールマンカインド」と「SEE暗闇の世界」。前者はもしベトナム冷戦後アポロ月面着陸計画が米国の勝利ではなく、ソ連が先に月面へ行っていたなら?....と言う設定から始まる。当時の風俗、1970年代ファッションやアメ車がこれでもかと言うほど出てくる。さらに「もし?」がいくつも出てくる。ケネディーは暗殺されず、ジョンレノンも生きていてビートルズ活動が継続される。これがまたリアルで昔の実写と今のCGで見事に合体され映像化。宇宙開発にソ連に先をこされた米国が躍起となって宇宙へ向かう様々な人間模様。同性愛などジェンダー問題も取り入れて時流に乗った展開に。最後は火星着陸まで話は及び、やっと米国がロシアより先に火星着陸となるのだが、その過程でロシアとの友情や協力があっての成功だった。これは2021年に製作されたドラマであった。もし今年の2月だったならウクライナ情勢でストーリーは全然違った展開になったはずだ。

もう一つのAppleTV+、「SEE暗闇の世界」(ネタバレ御免)。未来の地球、核戦争を経て(だったかな?)視覚を失った人類、目が見えない人々が集落や部族を作り互いに共生しまた争いながら世界を彷徨う。その中にまれに目が見える人もいるのだが、その彼らとの共存や共闘、共生を描いた秀作。圧倒的存在感のジェイソン・モモア主演、筆者の好きな「ブレードランナー2049」にも出演した俳優二人も出ており、実に面白いドラマであった。「面白い」と言う言葉の中には映像美の存在も内包される。ブレラン2049の女王シルビア・フークスの鬼気迫る演技は圧巻であった。ラストは世界中の視覚を持つ者が集まり平和のための様々な研究を行う場所に行き着くのだが、最後の引きの映像はニューヨークマンハッタン....。まるで「猿の惑星」のラストシーンの逆バージョンであった。

映画って良いものですね。それではまた来年、サイナラ、サイナラ、サイナラ。淀川長治的「晴耕雨読」は2022年最後のブログ。

みなさま、この一年ご覧いただき誠にありがとうございました。11月はいっそ全てここで吐露したいくらいの激情と焦燥に駆られましたが、そこは大人の所作、滅私奉公、己を殺し我慢することで守られるものがある。周囲の何人もの真っ当なオトナな方々にも助けられた。それを信じて今年の「晴耕雨読」の筆を置きたいと思う、大晦日の今日この頃なんであった。

2022年、ありがとうございました。

2023年もよろしくお願い致します。

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2022年12月25日日曜日

Queensクリスマス会2022

 今日はメリークリスマス...なんである。若い頃に感じたクリスマスの特別なあの空気感や、荘厳な風情や賑やかな雰囲気はどこへやら、ましてや子どもが巣立ってからはクリスマスも365日のうちのフツーの1日に過ぎなくなったと感じて久しい。しかし、子どもの野球に携わっていれば自ずと忘れかけたそのクリスマスの楽しさが感じられることは良いことだ。

土曜は24日イブの日だった。Queensではほぼ全員が集まって特別な日となった。本来ならJAや神木会館などでやってきたけれど、今回は練習を早めに切り上げてグランドにてクリスマス会を開催。

フレンズから借用した体験会用のストラックアウト。みな普通の投球よりも力が入っちゃうんである。賞品が掛かっているせいもあるが、何とかして的を射抜こうとする行為は、人としての本能に由来するのではないだろうか(個人的感想です)。狩猟民族ではない農耕民族である日本人でも、それは身についた本能なんだろう。小さい子から6年生まで結構真剣に投じていた。

Qではよく姫たちが突然歌を歌ったり、ダンスしちゃったりすることがあるが、そんな光景は決して珍しくない。オジサンには意味不明のダンスで盛り上がるんである。話はそれるが小学生女子にもBTSが人気なのはちょっとカルチャーショック的衝撃だった。

賞品授与。部費でも用意したけれど、他にもMurata代表、Satoh監督、Ueshimaコーチからも賞品の差し入れあり。Mochidaコーチからは子どもと大人分の大量のファミチキやお菓子の差し入れ、また連盟Satoh事務局長や、OGYoshikawa夫妻からも美味しいお菓子の差し入れがあったりした。実にありがとうございます、なんである。監督とのジャンケンで勝った順位で賞品をもらう。賑やかでワイワイガヤガヤ、今年の暗い話題やニュースを忘れさせてくれるような笑顔が溢れるのだった。

Q新赤ユニフォームを制作した際に制作会社からサービスでプレゼントされた、ライオンのぬいぐるみもある。ちゃんとQユニのMIYAMAEミニチュアを着ているんである。

選手たちによるプレゼント交換会。円陣になってグルグル各自持ち寄った品を回すアレである。大昔Qに関わるようになった頃のクリスマス会では、筆者も家にあった娘が使っていたクマのプーさんの掛け時計を提供したことを想い出す。娘は嫁に行って使っていなかった時計だ。ピカピカに磨いて持っていったのは言うまでもない。音頭を取るのは6年生母たちだが、中でもSatsuki母はフレンズで長年こーゆーイベントには慣れているので、勝手知ったるものである。今年はフレンズ母マネで多忙を極め、Fでも大活躍だったに違いない。お疲れ様でした。

さて最後にQueensパーカー。4種類のデザインを考案し募集を募ったところ、強制ではないにもかかわらずほとんどの家庭が購入された。大人にも子どもたちにも評判は上々であった。印刷精度が心配だったが杞憂に終わり良かった。オンデマンドダイレクト転写(?)でグラデーションも綺麗に再現。Murataさんの発案でそれぞれ好きなデザインパターンを選べたのも良かったと思う。筆者のはこれ。腕のエンブレムが良いではないか。

さて2022年、今年もあとわずか1週間となった。

今年はまだ仕事が詰まっているのでもう野球ネタはないはず。27日からジャイアンツJrの全国大会の試合が等々力で開催されるが、行けるかどうかは微妙である。

大晦日までに日々雑感的ブログが1,2件書けるかどうかビミョーな今日この頃なんである。

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2022年12月22日木曜日

ブログ再開「三笘の5ミリ」?!

 みなさま、長らくご無沙汰しておりました。「晴耕雨読」BLOGを再開いたします。

前回ブログから約一ヶ月経ちました。当時は今年いっぱいは休止しようと思っていましたが、むしろ今年中に再開しないと来年へ忸怩たる思いを持ち越すことになり、非常に不本意なのでここに再開することにしました。

この一ヶ月宮前の多くの読者の方から「いったいどうしたのか?」と訊かれましたが、その理由については詳(つまび)らかにすることができず、これがまたストレスとなって一ヶ月を過ごしました。あえて言うならば「暴風」が吹き荒れたので、一時的にシェルターに避難した...とだけしか言えません。多くの人といくつかのチームを守るためにも明示できなかったのです。今後はブログ記述と写真掲載については「晴耕雨読」表現ポリシーに若干軌道修正を加えて書くことになります。更にF広報の任も放棄し辞することになりました。ただし公式戦だけはFの飽くまでOBコーチとして機会あれば書くつもりです。

......

さて、ここからは空気を一変したい。この一ヶ月宮前新人戦決勝やQueens北部大会決勝などのブログは写真撮影するも、スルーしてしまうことになった。その間筆者は何をしていたか。もちろんサッカーW杯カタール大会で、身も心もカタールへ飛んでいったのであった。「タンタカタンタン〜」のTVカタール公式メロディーが耳に残って仕方がない。言わば「タンタカタンタン〜ロス」で魂が抜けたような毎日。ヘビロテ読者なら知っているはず、筆者はサッカー大好き小僧なんである。前回大会では東京ドームのパブリックビューイングにも行ったくらいだ。今大会のW杯のTV観戦は日本戦4試合含めて19試合観た。深夜だろうが早朝未明の4時キックオフだろうが、観たい対戦カードはTVとAbemaでほぼ観戦できた。日中の仕事も忙しかったけれど、今大会は寝不足もぶっ飛ぶくらいに実に面白かった。

W杯について書けばまた夜を徹することになるので自粛しちゃうけれど、森保JAPANについてはみなさま周知の通り、とんでもない偉業を成し遂げたわけで。大会が終わってもまだW杯の話題を引きずっている。Yahoo!ニュースでW杯の記事があると今でも熱心に読んでしまう自分がいる。サッカーに興味がない人には「バッカじゃねーの」と思うだろうけれど、それはむしろサッカー小僧には褒め言葉なんである。

「ドーハの悲劇からドーハの歓喜」

「三笘の1ミリ」

「権田の18秒」

「権田防衛大臣」

「ブラボー!」

「鷺沼兄弟」....etc。

数々のフレーズが生まれたわけで。筆者的には地元のさぎぬまFCの宮前鷺沼出身の三苫と田中の鷺沼兄弟や、権田、板倉などに思い入れが強いわけで。

てゆーわけで本題なんである。「三笘の1ミリ」考察なんである。

全世界で何千万何億人が見たであろうこの写真。今でも物議を醸しているけれど、間違いなくラインを割っていなくセーフなのだった。本当に1ミリくらいのセーフである。むしろ0.5ミリくらいでも良いくらいの。

筆者はゴール直後も、リアルタイムの中継を観て素直に歓喜できなかった。なぜなら「ヤッベ、三苫ライン割ってるからVARでゴールは撤回されるな、こりゃ」と思っていたんである。これは田中碧もゴール直後に胸をよぎっていたらしい。

この写真はFIFAの公式画像ではない。ゴール直後にツイッターにアップされたAP通信記者のヨセク氏のワンカットである。TV番組で知っている方も多かろうと思うけれど、ヨセク氏の話を少し。国際的に活躍する彼は世界中の戦場や事件現場や国際スポーツ大会を撮ってきたベテラン記者である。初戦の日本VSドイツ戦を取材して一気に日本サッカーのファンになったそうだ。このスペイン戦では、多くのカメラマンはスペインのゴールシーンを撮ろうと反対側の権田のいるゴールラインに密集していたそうだが、日本ファンになったヨセク氏は日本のゴールを信じて一人だけスペインのゴールライン付近でカメラを構えていたのだった。場所は施設のメンテナンスなどに必要な高層にある「キャットウォーク」。命綱をつけて高いところからレンズを向けていたのだった。ちなみに「キャットウォーク」は建築用語で高所の狭い道を歩くニャンコになぞらえて命名された。ちなみにもう一丁、建築用語で建物の周りの細い路地を「犬走り」と言う。実に言い得て妙。

さてこの写真を見て筆者が考察したのは「三笘の1ミリ」を覆す「三笘の5ミリ」なんである。

筆者は「晴耕雨読」でスポーツカメラマンを何十年もやってきた経験値がある。いわばMJBL通信記者なんである。(MJBL=宮少連)これに加えて空間認知能力にはちょっぴり自信のある、空間図面設計を生業としているわけで、パースペクティブ(遠近法)をフツーの人よりは理解しているつもりだ。次の写真を見てほしい。実際ヨセクさんが撮った原本である。スポーツ連写で1秒間に15カット撮れるシャッターモードで、夢中になってシャッターを切ったそうだ。写真中央より僅かに右側に例のボールが配置されている。つまりヨセクさんはゴールラインの少し左側でカメラを構えていたわけで。ラインもゴールバーも僅かにパースペクティブ(遠近法)になって斜めに写っている。この位置で撮ったボールが世界中を驚愕させた「三笘の1ミリ」なんである。ヨセクさんにピューリッツアー賞を差し上げたいと思うサッカーファンは筆者だけではあるまい。

上のこの写真を見た瞬間筆者は「むむむ、おお〜、これは1ミリではなく5ミリくらいセーフだったはず」と確信しちゃったんである。世界中のいろんな報道を見ても誰もこの真実に言及していないので、筆者の分析を全世界に開示したい。もしカメラ位置がライン上ピッタリに位置して撮影していたならば、ボールと白線のカブリは1ミリどころか5ミリくらいあったのではなかろうか。その考察が下のラフスケッチなんである。視線を移動することで物事の様相は俄然変貌を遂げるのは、人生においてよくあることで。

しかしなんである。余裕の5ミリではなくギリの1ミリだったからこそ、この写真の真価があるのである。むしろ余裕の5ミリと解き明かすのは無粋と言うものだろう。W杯の垣根を超えてスポーツ写真記録の絶妙な真骨頂を垣間見た、感嘆と喝采と感動の一枚であった。
....

さて2022年、歳も押し迫った師走の今日この頃。筆者的にはこの年になって理不尽のどん底で忸怩たる思いを抱えて年末を迎えることになろうとは想像だにしなかった。でもこーしてブログ再開できたことは少なからず、暗いトンネルの向こうに微かな光明を見た気がしたのだった。

これからも「晴耕雨読」をよろしくお願い致します。

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2022年11月19日土曜日

無題

 突然ですが、弊ブログはしばらく休止させていただきます。

アクセスして下さった方には大変申し訳ありませんが、

どうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年11月15日火曜日

Qパーカー製作

昨日は日曜の新人戦を活写、今回は土曜に遡りQueens懇親会を。と言っても写真数枚でのブログ。夕方から来季スタッフなどについての父母会を神木会館にて開催。29番Mochidaさんが土日仕事で忙しくなりやむなく降板 。一時はチームで強烈な留意に努めたが、ご本人の意思を尊重することになった。新任は候補はあるものの、まだ決定に至っていない。Mochidaコーチの長きにわたる献身的な貢献に感謝である。また、OG父で理事のYoshikawaさんも退任する。TAや連合と兼任であった。新任理事はOG父のMiyauchiさん。今季で息子さんが花フラ卒業で来季からとなる。

その他にも種々の会計報告や話し合いがあってお開きとなった。おっといけねえ、そーだった。広報担当の筆者からパーカーの件を報告したのだった。Murata代表や母からパーカーを作ろうとの気運が盛り上がり、何度か試行を繰り返し、希望を聞き入れつつ最終的には数案のタイプで決まった。AからDタイプまで好きなパターンを選べるようにした。いろんなデザインがあっても良いじゃないか?という代表の発案からであった。ただしパーカー本体だけは赤で統一する。今回新たにデザインしたMマークも加えた全ロゴをブログ公開。発注制作はまだである。当初見積からいつの間にかパーカー本体が値上がりしていたのには驚いた。このご時世値上がりラッシュとはいえ、困ったもんだなんである。

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2022年11月14日月曜日

驚愕のフェンス直撃弾

 新人戦の準々決勝なんであった。2戦お届け。

●ヤングVSメイツ

嵐の幕開け?快晴なれども第一名物砂塵舞い上がる状況下、まずはヤングが先制1点。初回4番Sakiはチームを活気づけるレフトオーバーの快打を飛ばす。

しかーし、なんであった。対するメイツも負けじと奮闘。先頭いきなりの二塁打などで1点を返しすかさず同点へ。

その後2裏にもM軍が相手敵失に乗じて1得点し、逆転する展開に。その後互いに無得点が続くが、こー言ってはMに失礼だけれど、強豪Y相手に善戦を繰り広げていた。

5回Yは先頭打者Namiokaくんがクリーンヒットで出塁、Sakiがここで驚異の打撃を見せた。バットを一閃すると、爆裂音と共に白球は上空へさほど舞い上がらず、しかし高速で一直線に右中間方向へ。ボールが着弾した瞬間フェンス向こうの地面に突き刺さり....と見えたのだが、どーも様子がおかしい。白い球がくっきり見えすぎなんである。実は外野フェンスの網目にどハマりしちゃって宙に浮いたような形になったのだった。高く上がった打球なら絶対有り得ない現象。地面に対して入射角が鈍角ではなく鋭角でないと突き刺さらないわけで。強く低い弾道でしかなし得ないことである。私こんなの初めて見た。ダイレクトでフェンスにぶっ刺さったんである。この強烈なSakiの一撃で同点とし活気づいたYは本来の力を発揮し始める。

そのSakiがマウンドへスイッチ。幾度かピンチを迎えるも、冷静に切り抜けるメンタルも身につけつつあるようだ。

6回終了時ついにタイブレイクに突入。するとYは本領発揮し2,3,4番打者の長短打連発で一挙4得点、その裏Mは1点返すも万事休す。Sakiは4打数3安打2打点、安打3本は全て2塁打という快挙。しかもタイブレイクでの投球は四球で失点するも、3個のアウトは全て三振に切って取るという超おまけ付きの大活躍だった。

※試合詳報を書けたのはヤングさんからスコアシート提供を受けたおかげです。記憶だけではここまで書けないわけで。

●花フラVSレッパ

なんとなんと、今季宮前戦国絵巻の勢力図を二分した両雄、花フラとレッパ戦である。しかしレッパ軍、Tsukamoto監督はじめスタッフコーチこぞって「今季とは全く別チーム」と謙遜する。勝敗とかじゃなく完敗だけは免れたいと。こちらは記憶と写真だけ頼りなので詳報は書かない。

RにはQueensのMiyuとSatsuki(さっちゃん)もいる。Noguchiコーチと共にベンチから大声で声援を送る。緑のH軍まずは初回1点先制。

対する赤のR軍も良い攻撃を見せるも無得点。終始砂塵が舞い途中何度も中断する。

下の2枚の写真。赤のTsukamoto監督と緑のTadai監督、両者のコントラストを敢えて撮った。これを見て、古来日本には「狐と狸の化かし合い」という言葉があることを想起したからである。

2裏にはR奮起し1点を返し同点に。なかなかどーしてR軍、あれはやはり謙遜だったのか。ヤングメイツ戦に続き拮抗した展開。

Hがジワリ2点追加し3:1と差を広げたのは3表だった。いつもと違うカメラモードで撮ってみる。絵が若干暗くなるがコントラストが強調される絵になる。

4回にとうとうHの本領発揮。猛攻打線とR軍の些細なミスなどが重なり、Hのビッグイニングとなった。猛攻11得点となっちゃう。結果14:1Rコーチ陣の思いは杞憂とならず、的中してしまったんである。完敗ではあったが、かろうじて無得点ではなかったけれど。

さて次回はQueens懇親会の模様を。来季の新体制にも変動あり。仕事も若干忙しく、身も心も清浄にして憂いを払拭しサッカーW杯に臨みたいのだが、どーもギリギリまで焦燥感に駆られそうなんである。

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