2019年7月31日水曜日

第四の点景「開花」

先週久々のQueensであった。突然雨がぱらついたり、空を覆っていた明るい灰色の雲が一気に晴天になったりと、妙な天候のもと第四公園である。
第四の点景その1。


かつての台風で倒木となり、やむなく切断された大きな切り株。その大きな枯木に登って羽ばたいたであろう小さな命。
第四の点景その2。

顔を出すとみんな挨拶をかわしてくれるのがQの美点、筆者も行ったなら大抵は母たちにコンニチハをし、次にベンチにいるスタッフや、SohmaさんやMurataさんに挨拶するのが通例。休憩時間になるとグランドから引き上げて来たスタッフや父たちともコニャニャチハと笑顔の交換が常である。

そーこーしてるといきなり新入部員のお父さんがご挨拶に来てくれた。なんと1年生と3年生の姉妹二人なんである。一人入部だけでも天にも昇る心地なのに、ましてや二人同時では、「はやぶさ」が遥か宇宙の彼方のリュウグウにまで達したくらいの気分であった。ちなみにこの二人の子らは「はやぶさ」っていうか「フォルコンズ」(フォルコン=ファルコン=隼)繋がりで来てくれたんである。監督Satohさん曰く運動神経が良く将来有望選手とのこと。
部員数に困窮していないマンモスチームには理解できるかどーか、一句浮かんだ。
「新入部員、周囲のオトナ、みな笑顔」

レフトの守備についた1年生の妹ちゃんと一緒に筆者も久々グラブ片手にレフトへ。「ボールが飛んで行った方向に走って行くんだよ〜」などと教えつつも、この年代の子には安全第一、怪我だけは気をつけようと気配りしつついろいろ話しかけてみる。でもコクンコクンと頷くだけで返事はなく一生懸命、健気にバッターボックスを見つめる姿が可愛かった。後から気づいたのだが、筆者はサングラスをしてヒゲ面のオッサンである。大人として初対面の女の子を怯えさせてしまったのかもしれないと、今にして反省。
何しろ、いずれにしろ、Qにとっては朗報である。
どんだけ朗報かと言えば、裁判所から飛び出て来て満面の笑顔で記者団に「勝訴!」の達筆の習字を掲げて見せるくらい朗報なんである。
二人の姉妹入部は過日のKukoMiko以来の快挙であった。


第四の点景その3。
こんな風に女子野球たちの花が開花してくれることを切望しつつ。

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2019年7月29日月曜日

フレンズ合宿2019

今年もフレンズ合宿2019なんである。毎年フレンズLINEにアップされる写真を元に「晴耕雨読」を書くようになって久しい。筆者もその昔は散々合宿へ行ったもので、あの楽しさと充実感は格別なんであることはよーく分かる。なのでいつも現場の状況を、さも行ったかのように書くんであるが。
※写真はざっくり印象的なものを選んで40枚前後。実際は何人もの父母たちからアップされたLINEアルバム写真の100万分の1程度である。恒例なので著作権・肖像権・所有権、等々承諾なしに掲載しちゃう。むしろ「バンバン使ってください」という声を背中に聞こえつつ。
※更に若干の時系列の逆転はあるかもしれない。許されたし。
有馬小出発前。

週末の台風接近、雨天荒天を鑑みてSatoh総監が地元の体育館を急遽押さえたようだ。実に慧眼(けいがん)である。ピカピカの立派な体育館みたいだ。


雨上がりの虹はいつ見ても感動するものである。緩い弧を描く素敵な虹だ。各車両から実に良い写真が届く。この二枚の写真を左右に並べるとちょうどぴったり繋がっているみたい。
しかし雨上がりの虹は綺麗だが、雨上がりの決死隊は崩壊の危機に瀕している今日この頃ではある。「アメトーーーーク」大好きだったのに。

Akiのオヤジが作る餃子はめっちゃ美味いと評判で、昔からフレンズメンバーの舌を唸らせて来た。今年は合宿で披露となったらしい。通称「Yukimatsu餃子」。その昔の合宿では山道を横切る野生の鹿を発見すると、子どもらは感激して「可愛い!」と叫んだのに対して、Yukimatsuオヤジは「美味そう!」と叫んだのは、今や伝説である。





さてさて、総監Satoh、監督Itohのダブルバースデイお祝いである。29番Shohtaも含めてフレンズ選手0Bがベンチスタッフという、世界的に見ても類例を見ない少年野球チームなんである。

晴天の富士をバックに。Akiは得意のスクワットで富士山を持ち上げていた。どんだけ力持ちなんやねん、ちゅうの。


朝のラジオ体操後、山中湖畔にて。

いよいよ本番グランドでジャビットカップ強化合宿。
6年になって入部した遅咲きのRikuも、楽しい想い出になったに違いない。Kawaiオヤジから一眼レフと思われる良い写真がアップされた。

これは6年生と6年親のカットだろう。


恒例、出発前の山中湖の宿の前で。

筆者は土日、これらの合宿写真や動画を、来年の40th記念誌の構想スケッチ制作に暗中模索、四苦八苦、七転八倒しながら楽しんだ。スケッチは来年発刊まで公開できないがフォーマットの一枚だけアップ。

ここ数年フレンズとのビミョーな距離感を感じて来た私であるが、この記念誌は最後の大仕事と思っている。フレンズ広報部長としてのこの「晴耕雨読」は変わらずとも、来年からは他の仕事はスタンスを変えたいと思う今日この頃なんである。
その中の1ページに採用する写真を考えた末、ふっと天から降りて来たアイディアがある。
全員が一枚岩となれるような象徴的なワンカットってなんだろうかと思案して降りて来た。今年中に天気のいい日に撮ってみたい。
しかしそれには高性能ドローンか、ヘリコプターをチャーターせねばならないのが、悩みのタネなんであるが。

さて最後にKawaiオヤジがおそらく一眼レフで撮った写真であろう、今までのスマホ写真とは一線を画す素敵なこの写真で締めくくりたい。
この男のしなやかで精確無比で愛情のこもったノックはいまだに他の追随を許さない。
御歳ウン十ウン歳。代表Yanagisawaさんの素敵な写真である。
記念誌のワンカットに採用決定!

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