2013年3月17日日曜日

沈むオレンジの太陽

今晩のうちに書いておこうと思う、今日のオレンジボールブログ。明日からは宮前春季が始まっちゃうからだ。結果はiPhoneからアップしたように5:1の完敗であったけれどもね。

昔千葉マリン球場で関団連という大会で、人工芝のグランドを踏んだことがあったけれど、少年野球場でこいつに出くわすとは思わなんだ。ボールが弾まない上に、下地の問題か、イレギュラーバウンドが激しい。横道に逸れるけれど、WBCでは日本のプロは人工芝に慣れきってしまっているが、大リーグ球場はほとんどが天然芝らしい。このへんに明暗が分かれる可能性もあるという。(某スポーツ紙ネット版より。サムライなんだから天然芝や土の匂いは身にしみているはずだ。大丈夫さ!)
本塁からレフト線を眺めてみた。アレレ?
遠目には白線はラインカーで石灰が引いてあるのかと思いきや、白いラインのところだけは白い人工芝が張られていたんである。ナルホド....。(クリックでアップの写真に)


慣れない電車通勤のせいか、または慣れない人工芝のせいか、はたまたこれが実力なのか、シートノックではポロリの連発。対して葛飾アニマルズのショート君は凄かった。Aチームでも十分通用するスーパー3年生。バリバリの6年生をA3からA4サイズに71%に縮小コピーしたような子だった。


うちのエースRuiは良く投げきったと思う。2回、4回の下位打線6,7,8,9番には8打者に対して1個の味方エラーを除いて7個の奪三振。上位打線からも3個奪っている。しかし、相手投手も重そうな球を投げる豪腕投手で、1,2回は打者7人に対し1個の死球を挟み、6者全て連続空振り三振。相手投手を褒めるべきか、うちの打線の不甲斐なさを嘆くべきか。



うちは実力の半分も出せないまま、2安打のみの1点。(2安打とはいえ、筆者のサービス記録。プロ並みに厳しくつければ1個の内野安打だけであった)葛飾アニマルズは例のショートで主将のK君が3打数3安打3得点で大活躍、さんざんな目にあった。3番A君も2の2、スリーベース1、4番Y君は2打点...。序盤は抑えていたものの、中盤から打たれてしまったんである。
しかし、東京の強豪に対してフシギとボロ負けしたという感覚はない。
小さい子たちにはとても良い経験になったはずだ。
オトナの都合だが、宮前代表で出場している以上、宮前連盟には申し訳ない思いであるが。


試合後、春を感じる公園の植え込みでふと足が止まった。
何の樹だろうか?
上から見下ろしていたら、ムクムクとある連想が頭に浮かんだ。これって、北海道とかの並木のジオラマ、ミニチュアみたいだなあと。あと一週間もすればミニミニ桜が満開になったりしたら楽しいだろうな。


おお、そう言えば更に妄想が膨らむ。
確か「冬のソナタ」にもこんな並木道があったはずだ。ハワイのマカデミアナッツチョコのお土産くらい甘ったるい、ヨン様の笑顔が思い浮かぶ。冬ソナロードとか言う、これこれ。


速攻ローアングルで撮ってみた。
いたいた、例の二人が。まるで「不思議の国のアリス」のようだった(^-^)


電車を乗り継ぎ、ホームグランドへ帰還。
夕方まで明日からの春季大会に切り替えての練習。日が長くなったなあと実感。今日はバイクじゃないので帰り道は久々の徒歩でとぼとぼ帰る。地元を流れる「有馬川」を渡った時、ちょうど夕日が沈んだ頃合いの夕まぐれに出くわした。iPhoneで撮ってみる。


橋を通り過ぎようとしてふと、再度西を見てみる。我が目を疑った。
そこには鈍くオレンジボール色に沈むオレンジボール太陽があったんである。

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2013年3月16日土曜日

追伸。青山にて

試合終了後は泣いている子もいたが、駅ではホレ、この通り。ケロっとして元気で現金なやつらである。
(^o^)/

オレンジ完敗( ̄^ ̄)ゞ

かつてここで鮨屋を設計したことがある晴海トリトンを見上げながら、すぐ隣の
晴海臨海公園野球場へ。なんと人工芝グランドであった。東京と川崎の圧倒的な税収の差が、公園球場設備にも表れるということか?
子どもらには良い経験だ。
結果は…!(◎_◎;)
打てなかった>_<
スコアはオマケで2安打付けたが、実質ゼロに近い内容であった。
うちもエースの力投で、三者連続空振り三振を取ったりしたが、逆に取られたりもしたわけで。
5:1の完敗であった。でもボロ負けでは決してない。
また、いずれ書こうと思う。これは例によってiPhoneから帰りの電車にて送信*\(^o^)/*

オレンジ&ホワイト

筆者と同じブロガーで速記記者の「小野口純子」さんから、昨日の「晴耕雨読」の映画「サンドストームゲーム」にコメントをいただいた。
今日一日、トイレに行くたびに、この続きのストーリーをどうしようかと悩んでしまっている自分がいた。起承転結考えずに、後先もなく、見境い無しに、闇雲に書きなぐったものだから、収拾がつかないんである。なんで愛息ジョーイが日本で野球をしていて砂嵐にかき消えてしまったのか?筆者が訊きたいくらいなんである。
そのうち気が向けば、またいずれ....なんであった(^-^)

さて明日はこれこれ。

先週東京トップクラスのチームと闘い、死闘の末勝利した件は書いた。
明日は2回戦、今度は更にトップクラスの「葛飾アニマルズ」戦である。HPを見たらこれまたとんでもない強豪らしい。近年の輝かしい戦績もさることながら、昨年秋のオレンジ大会の優勝チームなんである。
俺たちも自信を持って、下を向かず、良い試合をしようではないの。勝っても負けても、小さい子たちにとっては、これからの野球に大きな経験となるはずだ。
「大海、井の中の蛙知らず」を払拭するにはとても良い経験になるはずだ。
高校野球では東京と神奈川は紙一重、ないし神奈川に若干の軍配が挙るか?神奈川を制する者、全国を制す、というではないか。
しかし、少年野球においては東京のほうが相当上のレベルにあると思うのは、筆者の穿(うが)った見方ではないだろう。大いに野球を楽しんで、泣いて笑って貴重な経験をして欲しいものだ。

さてあさってはこれ。

間髪入れず、日曜は宮前春季大会の開幕である。今度は本命の白球だ。
毎年のことであるが、いよいよシーズン到来の感有り。これが始まると1年がアッと言う間に過ぎてゆく。

TVニュースでさんざ流れているけれど、明日から東急東横線と東京メトロ副都心線が直通運転の開通。上京時学生の頃によく自由が丘や横浜へ遊びに行くのにこの線を利用した者としては、隔世の感あり。えっ!横浜と池袋・埼玉が一本に繋がるんだって?なんて。横浜と池袋がどうしてもイメージ的に結びつかない。人種のるつぼアメリカみたく、東京もヒトの流入往来がますます激しくなり、地域格差がなくなるのかも。筆者は良い意味で地域格差はあって欲しいとも思うのだが。

明日のオレンジは、晴海少年野球場まで神奈川から大江戸線で乱入しちゃう。
少年野球に関しては、地域格差が僅差になることを願って。
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2013年3月14日木曜日

映画「サンドストームゲーム」

近日ロードショー決定。パラマウント映画、レオナルド・デュカプリオ、スカーレット・ヨハンソン主演「サンドストームゲーム」

2029年近未来のニューヨーク。電磁浮遊自動車を運転するマイケル・ファーガソン(=レオナルド・デュカプリオ)はフィフスアベニューを左に折れセントラルパークに入った。鬱蒼とした森の奥で車を降りたマイケルは大きな樹の下に花束をそっと置いた。今日12月8日は3年前にここで暴漢に襲われて命を奪われた美貌の妻ジェニファー(=スカーレット・ヨハンソン)と息子ジョーイの命日だった。ふと奥に目をやると陽の射さない苔の中で光るものをみつける。手に取ってみればそれはかつて妻が指にはめていたリングだった。驚きながらもリングの裏を見てみるとそこには「 Frank Lloyd Wright」の刻印が。「フランク・ロイド・ライト?なぜ?」F・ロイド・ライトと言えばこの近くに彼の設計によるソロモン・R・グッゲンハイム美術館がある。マイケルは取り憑かれたように車に乗り、ダコタアパート前を抜けてやがて右折グッゲンハイムへ。

逡巡しながらも順路に従いエレベータで最上階へ。巨大な吹き抜けの螺旋状のスロープをゆっくり下りながら壁に掛かった絵画を見るともなく見ていたマイケルは、ひとつの絵に吸い寄せられた。その絵は高名な画家が描いたものだったが、茶色い砂嵐の中で女と子どもが佇んでいる構図であった。マイケルは我が目を疑った「ジェニファー!」そこに描かれていたのは3年前に死に別れた妻と息子に瓜ふたつの姿であった。しかもジェニファーの指にはマイケルの手の中にあるのと同じリングが光っている。それはただ光っているだけではない。絵画の中に本物が埋め込まれていたのだった。マイケルは絵の中のリングを抜き取った。

その時だった。
「マイケル!」はるか一階から自分の名を呼ぶ女の叫び声がした。螺旋状階段を振り返り吹き抜けの階下を見下ろすマイケル。そこには自分を見上げるジェニファーがいるではないか。
「ジェニー!?本当に君なのか!」唖然とするマイケル。
「マイケル、早く来て。今すぐ私と一緒に行くのよ。あの子、ジョーイを救いに行かなければならないの、今すぐ!」
彼の手の中の二つのリングが熱を帯び始めやがて赤銅(しゃくどう)色に輝きだす。同時にグッゲンハイムの螺旋スロープが反時計回りに回転し始めた。螺旋の中心に吸い込まれていくマイケル。ジェニファーの元へ落下していき記憶が混沌とする。

気がつくと見慣れない風景が目の前にあった。そこは砂嵐(サンドストーム)の世界だった。
砂粒が頬に痛いほどの強風の砂嵐が一年中吹き荒れる2013年の日本。どうして自分が日本にいるのか、思考が追いつかない。
「マイケル、こっちよ、早く!ジョーイのいる所へ」
いつの間にか、胸元が大きく開いた黒い革ジャンに革パンツ姿になっているジェニファーに手を取られて、マイケルは走り出した。

そこでマイケルが見たものは、日本の川崎という都市で砂嵐の中、ベースボールの試合をしている少年たちの姿だった。
目を凝らすと縦縞ユニフォームの日本人の子の中に、愛する懐かしい我が子の顔を確認したマイケルは叫んだ。
「ジョーイ!おまえなのか?パパを覚えているか。ジョーイ!」
駆け寄るマイケル。
しかし、ジョーイがボールを打った瞬間砂嵐にかき消されるように、愛息の姿が徐々に崩れていくのであった。
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レオナルド・デュカプリオ、スカーレット・ヨハンソン主演、19億ドルをつぎ込みCGを駆使した超大作「サンドストームゲーム」
この映画の序盤のストーリーをかいつまんで書き出してみた。この映画の続きを観てみたいと思いませんか?

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むふふふふ.....。(^-^)
見事に騙された人は今すぐ手を挙げて下さい。
そうです、そうなんです、ラファエル・フェルナンデス、アンデス山脈は危険ナンデス。

上記の映画「サンドストームゲーム」は全くこの世に存在しないわけで。
全て筆者の「思いつき」で構築したストーリーなのだ。俳優の人物名や場所建物の名前、ニューヨークの地理的配置のみが事実であって、内容は全くの筆者の創作なんである。デュカプリオはすでに地球環境保護活動に専念するため、俳優業を当分休業しちゃってるし。

自分で創作しておきながら、思わずこの映画観てみたいと思っちゃった。

なぜこんな超ロング・アホな前フリを書いてしまったか。
日曜の対フォルコンズ練習試合が、ご存知「煙霧」という砂嵐の中で行われた印象が強すぎて、その試合詳報を書く前にフト頭によぎったのがこのストーリー。「砂嵐」「SF」「ニューヨーク」と俳優の配役だけ決めて、書き始めたら筆が止まらなくなっちまった。つるつる次から次へ頭の中でお話が展開する。終盤のニューヨークから日本に舞い降りるシーンは、さすがにあまりに唐突すぎて、いただけないけれど。ここでネタバレした貴兄も多いだろう(^-^)

やっといつもの少年野球「晴耕雨読」ブログなんである。....試合詳報...?いつものように文章を書くつもりだったが....。
しかして、筆者の頭の中の充電池はすでに残量12%に激減。あわててUSBケーブルで頭とコンセントを繋いでみても、この深夜とあっては時すでに遅しの感あり。
であるからして、文章抜きで写真だけでブログアップするという、少年野球「晴耕雨読」史上初の愚挙を許されたし。

結果は7安打と3安打で5:3の僅差でフレンズの勝ち。
こちらがリアルな「サンドストームゲーム」なんであった。
では以下に写真のみ掲載(^-^)/////




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