横浜川崎女子野球交流戦なんである。横浜市から2チームベイガールズ+スターガールズの2区と、川崎市7区(俗に言うこれが川崎セブンなんである)を3区と4区の2チームに分けて、宮前、中原、多摩で構成するアザレア、その他でカメリアと称する。川崎セブンはこの時期6年生だけが参集しての、楽しい交流大会なんであった。会場は川崎少年少女野球のメッカとなった等々力球場。
いやはや11月も末日なのに、なんとも暖かい...いや暑いくらいの好天であった。第一試合はアザレアVS横浜、第二試合はカメリアVS横浜、午後からは川崎同士の交流というよりは親善試合である。筆者はAMマンションの防災訓練のため午後の試合のみ参戦。ちなみに第一試合では午後のシスタージャビットに参戦するキャプテンらは、試合後ジャイアンツ球場へ転戦する慌ただしさ。しかしこれもまた一興、こんなに終日忙しく野球できるのも最後になるはずで良い思い出になるに違いない。第三試合前の点景スナップ。放送席では宮少連Fujisawa、Nishimura、Kohamaさん3名の顔ぶれ。午前の2試合と違ってグランドへ出て撮影開放モード発動なんである。こんなチャンスは滅多にない。公式戦でこれをやったら「背中ムチ打ちの刑」か「市中引き回しの刑」か、はたまた「正座の脚の上に漬物石積み上げの刑」に処されるはずだ。グランドレベルでのカットはやはり臨場感があって良いものである。ちなみに主審はQueens29番Ueshimaコーチがマスクを被る。
さて肝心の試合であった。ただしいつものような掲載ではなく、全くもって写真中心にて。
宮前はアザレア軍。初回カメリアがいきなり5点先制、アザレアは無得点の幕開け。このスコアボードはPCや専用機器を操作して表示なのだが、ネット裏で担っているのは先の宮少連の面々である。この試合は名前は入力しない。写真は宮前Queens選手を中心に。他区の選手ゴメンなさい。しかしいずれ全写真約200枚は要請があって他区にも共有予定。
両軍ともに川崎ゆえ同じオレンジで、攻守どうにも渾然一体化しちゃってワケがわからないカオス状態に。筆者は三塁側アザレアベンチの端に腰掛けて活写する。たまに一塁側スタンドからも。
三塁側から撮ったので右打者はほとんど背中ばかりのカットに。やはり一塁側上のスタンドから撮るべきだったが、画一的なアングルになっちゃうし、グランドに足を踏み入れて撮る快感は何にも変え難いのである。
試合はカメリアの勝利だったが、勝敗以上に野球で楽しんでもらったら良いわけで。
さて最後に話はそれる。野球ブログにサッカーを織り交ぜるのは「晴耕雨読」の悪い癖。試合前に時間があったので周囲を散策パトロール。少年サッカーの試合を短時間観戦したが、想像を遥かに超えるハイレベルなんであった。筆者の子供の頃はただひたすら前へボールを蹴り出し、ガチャガチャなサッカーをやっていたものだ。今は少年といえどもちゃんとシステムを構築しパスワークも正確なのは驚いた。将来の日本サッカー界は明るいぞ。
更に隣の等々力スタジアムへ。言わずもがな三苫薫の出身フロンターレの本拠地だ。ぐるっと奥へ行ってみたら...。
おお〜なんじゃこりゃ。ひっそりと壁に掲示されていたのはJ1フロンターレ歴代の成績とメンバーの名をレーザーで刻んだ分厚いステンレスプレート。
近年のプレートに...あったあった。三苫薫、田中碧の鷺沼兄弟の名が。近年では守田や板倉、谷口、旗手などの代表メンバーの名も。いずれも欧州リーグで活躍している。先に田中が入団し、三苫は筑波大から後から入団した。数年後にはイングランドへ渡英、ベルギーへレンタル移籍後今のブライトンへ戻ったんである。今年から田中碧もプレミアの2部リーグ、リーズに移籍し、今もの凄い高評価を得て、あっという間にすっかり中心選手になった。川崎鷺沼兄弟が世界最高峰のリーグで大活躍なんである。他にもプレミアには遠藤航はじめ、スペインラ・リーガ久保建英、フランスリーグ・アン伊藤純也など、何人もの日本人選手が在籍している。ちょっと昔だったら考えられない、夢のような時代だ。ブライトンは三苫をフロンターレから数億円で連れてきて、今は移籍金を96億円に設定している(らしい)。コスパ良すぎじゃん。
実は筆者、今日はAM4:30から三苫のブライトン戦をサブスクで観戦してからここへ来たわけで。三苫の2戦連続の強烈芸術的ダイビングヘッドでゴールを決めて、実に気持ちいいのであった。
試合後赤カブを駆ってギュンギュン、パコパコ帰路についた。途中連盟の買い物で中原のダイソーへ寄ったが、目当ての品がなく空振りだったが、今日は三苫のゴール+晴天+Queens川崎セブンなどで気持ちのいい一日であった。帰宅後ビールを飲みながら気がつくと超爆睡しちゃったのは言うまでもない。
にほんブログ村
少年野球ランキング